JP4563834B2 - データ通信システム - Google Patents

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Description

本発明はデータ通信システムに関するものであり、より詳細にはエラー訂正機能を備えたデータ通信システムに関する。
データ通信は、正確にデータを送受信することが要求される。そのため、エラーのないデータを送信することが最も大切だが、エラーが発生した場合、エラーを検出し訂正する技術も必要となってくる。エラーの原因がノイズである場合の対策として、各コードデータをノイズの多い期間と少ない期間との比に合わせて分けてデータを並び替えて送受信するという方法が提案されている(例えば、特許文献1など)。しかしながら、このような方法を行うには複雑な回路構成が必要となる。
データ通信におけるエラーの検出や訂正はデータ通信システム自身ではなく、データ通信システムを利用するアプリケーション側で行う場合が多い。このようにすることにより、アプリケーションの変更によりエラー検出及びエラー訂正の方法の変更に柔軟に対応することができるからである。
しかしながら、このようなアプリケーションによる対応では、アプリケーション側のエラーが発生する危険もある。
一方、RAM(Random Access Memory)には、パリティビットやECC(Error Correcting Code)等のエラー検出、訂正機能を回路自身に備えているものがある。例えばパリティビット付きRAMの場合、データ用とは別にパリティビットと言われる1ビットのデータを通常の読み書き用のビットデータ以外に読み書きを行うことにより、データの整合性を確認する。
更には、ECC回路を備えたRAMも存在する。これはデータをメモリに書き込む際に書き込みを行うデータに応じてECC生成回路がECCを生成し、RAMにデータと関連付けたECCを格納する。そして、読み出し時に、データとECCを読み出し、読み出したECCによって読み出したデータが正しいかどうかを確認する。更には、ECCによりデータの誤りを訂正することも可能となる。
しかしながら、RAMにECC回路を備えたデータ通信システムはあったものの、このECC回路をデータ通信にも利用することはなかった。以下に、従来技術におけるデータ通信システムについて説明する。
図9は、従来技術におけるデータ通信システムの例を示す図である。データ通信システム3は、CPU30、書き込み先選択回路31、ECC生成回路32、RAM33、ECC訂正回路34、読み出し元選択回路35、シリアル通信回路36を備える。
CPU30は、データ通信システム3における各種制御を実行する。書き込み先選択回路31は、CPU30から入力する選択信号に基づいてRAM33とシリアル通信回路36のいずれかにデータを書き込む回路である。ECC生成回路32は、入力データに基づいてECCを生成し、RAM33に生成したECCを書き込む回路である。
RAM33は、データ及びECCを格納する記憶手段である。RAM33は、データ部330とECC部331を備える。データ部330はデータを格納し、ECC部331はECCを格納する。
ECC訂正回路34は、読み出しを行ったデータ及びECCに基づいて読み出したデータのエラーの有無を判定し、エラーが存在した場合にはデータの訂正を行う回路である。読み出し元選択回路35は、CPU30から入力する選択信号に基づいてRAM33とシリアル通信回路36のいずれかからデータの読み出しを行う回路である。
従来技術における、RAM33にデータの書き込みを行う場合の処理の流れについて説明する。まず、CPU30が、書き込み先選択回路31に書き込み先をRAM33にする旨の選択信号を出力する。そしてCPU30は、送信を行うデータを書き込み先選択回路31及びECC生成回路32に出力する。
書き込み先選択回路31は、CPU30から選択信号及び書き込みデータを入力すると、入力した選択信号により書き込み先をRAM33と判定し、RAM33のデータ部330に入力した書き込みデータの書き込みを行う。
ECC生成回路32は、CPU30から書き込みデータを入力すると、入力した書き込みデータに基づいてECCの生成を行う。ECC生成回路32は、ECCを生成すると、RAM33のECC部331に生成したECCの書き込みを行う。
次にデータ通信システム3が、RAM33からデータの読み出しを行う場合の処理の流れについて説明する。CPU30が、読み出し元選択回路35に読み出し元がRAM33である旨の選択信号を出力する。
読み出し元選択回路35は、CPU30から選択信号を入力すると、入力した選択信号によりRAM33から読み出しデータ及びECCを入力する。読み出し元選択回路35は読み出しデータ及びECCを入力すると、入力した読み出しデータ及びECCをECC訂正回路34に出力する。
ECC訂正回路34は、読み出し元選択回路35から読み出しデータ及びECCを入力すると、入力したECCに基づいて入力した読み出しデータが正しいデータであるか否かの判定を行う。正しいデータであると判定した場合、ECC訂正回路34は、入力した読み出しデータをCPU30に対して出力する。正しいデータでないと判定した場合、ECC訂正回路34は、入力したECCに基づいて入力した読み出しデータの訂正を行う。訂正が完了するとECC訂正回路34は、訂正した読み出しデータをCPU30に対して出力する。
次に、データ通信システム3におけるデータの送信方法について説明する。まず、CPU30が書き込み先選択回路31にデータの書き込み先がシリアル通信回路36である旨の選択信号及び書き込みデータを出力する。書き込み先選択回路31は、CPU30から選択信号及び書き込みデータを入力すると、選択信号に基づいてシリアル通信回路36に入力した書き込みデータの書き込みを行う。
シリアル通信回路36は、書き込み先選択回路31により書き込みデータが書き込まれると、書き込まれた書き込みデータを通信プロトコルに準じた形式で接続された送信端子より送信する。
続いて、従来技術におけるデータ受信時の処理の流れについて説明する。まず、シリアル通信回路36が、読み出しデータを受信する。シリアル通信回路36は、受信した読み出しデータを受信データ記憶部361に格納する。次にCPU30が、読み出し元選択回路35に読み出し元がシリアル通信回路36である旨の選択信号を出力する。
読み出し元選択回路35は、CPU30から選択信号を入力すると、入力した選択信号によりシリアル通信回路36から読み出しデータを入力する。読み出し元選択回路35は読み出しデータを入力すると、入力した読み出しデータをCPU30に対して出力する。
データ通信システム3がこのような構成の場合、RAMへのデータの読み書きはECCを利用することによりエラーの訂正が行われるため、データの信頼性が増す。しかしながら、データ通信時にはエラーの検出及び訂正を行う機能が備えられておらず、送受信したデータの信頼性を高めるためにはデータ通信システムを利用するアプリケーション側で対応しなければならなかった。
特開2001−86007号公報
このように、従来技術におけるデータ通信システムは、データ通信時におけるエラー検出及び訂正の機能を備えておらず、送受信したデータにエラーが含まれていた場合、アプリケーション側で対応しなければならないという問題点があった。
本発明におけるデータ通信システムは、エラー訂正機能を有するメモリを備えたデータ通信システムであって、前記メモリの有するエラー訂正機能のうちエラー訂正コード生成機能及び/又はエラー訂正機能を外部とのデータの送信及び/又は受信に利用したデータ通信システムである。このような構成によりメモリが使用しているエラー訂正コード生成機能及び/又はエラー訂正機能をデータの送受信にそのまま利用することができるため、複雑な回路を追加することなくエラー訂正を行うことが可能となる。
本発明におけるデータ通信システムは、データに基づいてエラー訂正コードを生成するエラー訂正コード生成手段と、前記エラー訂正コード生成手段により生成されたエラー訂正コードと、当該エラー訂正コードに対応するデータとを互いに関連付けて格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードに対応するデータの訂正を行うエラー訂正手段と、前記エラー訂正コード生成手段によって生成されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを外部に送信するデータ送信手段と、外部より送信されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを受信するデータ受信手段とを備え、前記エラー訂正手段は、前記データ受信手段により受信されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードと対応するデータの訂正を行うデータ通信システムである。このような構成により記憶手段が使用しているエラー訂正コード生成手段及びエラー訂正手段をデータの送受信にそのまま利用することができるため、複雑な回路を追加することなくエラー訂正を行うことが可能となる。
本発明におけるデータ通信システムは、データに基づいてエラー訂正コードを生成するエラー訂正コード生成手段と、前記エラー訂正コード生成手段により生成されたエラー訂正コードと、当該エラー訂正コードに対応するデータとを互いに関連付けて格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードに対応するデータの訂正を行うエラー訂正手段と、前記エラー訂正コード生成手段によって生成されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを外部に送信するデータ送信手段とを備えたデータ通信システムである。このような構成により記憶手段が使用しているエラー訂正コード生成手段をデータの送受信にそのまま利用することができるため、複雑な回路を追加することなくエラー訂正を行うことが可能となる。
本発明におけるデータ通信システムは、データに基づいてエラー訂正コードを生成するエラー訂正コード生成手段と、前記エラー訂正コード生成手段により生成されたエラー訂正コードと、当該エラー訂正コードに対応するデータとを互いに関連付けて格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードに対応するデータの訂正を行うエラー訂正手段と、外部より送信されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを受信するデータ受信手段とを備え、前記エラー訂正手段は、前記データ受信手段により受信されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードと対応するデータの訂正を行うデータ通信システムである。このような構成により記憶手段が使用しているエラー訂正手段をデータの送受信にそのまま利用することができるため、複雑な回路を追加することなくエラー訂正を行うことが可能となる。
本発明によれば複雑な回路を追加することなくエラー訂正を行うことが可能なデータ通信システムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるデータ通信システムの構成を示すブロック図である。データ通信システム1は、RAM及びシリアル通信回路を備えたマイクロコンピュータである。データ通信システム1は、CPU10、書き込み先選択回路11、ECC生成回路12、RAM13、読み出し元選択回路14、ECC訂正回路15、シリアル通信回路16を備える。
CPU10は、データ通信システム1における各種制御を実行する制御手段である。書き込み先選択回路11は、CPU10から入力する選択信号に基づいてRAM13とシリアル通信回路16のいずれかにデータを書き込む回路である。ECC生成回路12はエラー訂正コード生成手段であって、入力データに基づいてECCを生成し、CPU10から入力する選択信号に基づいてRAM13とシリアル通信回路16のいずれかに生成したECCを書き込む回路である。ECCは通常、8ビットのデータに対して5ビット、16ビットのデータに対して6ビット生成されるが、ECCのビット数、データ形式については特に限定されない。
RAM13は、データ及びECCを格納する記憶手段である。RAM13は、データ部130とECC部131を備える。データ部130はデータを格納し、ECC部131はECCを格納する。
読み出し元選択回路14は、CPU10から入力する選択信号に基づいてRAM13とシリアル通信回路16のいずれかからデータ及びECCの読み出しを行う回路である。ECC訂正回路15はエラー訂正手段であって、読み出しを行ったデータ及びECCに基づいて読み出したデータのエラーの有無を判定し、エラーがあった場合にはデータの訂正を行う回路である。
シリアル通信回路16はデータ送信及び受信手段であって、バッファに書き込まれたデータの送信及び受信を行うための回路である。シリアル通信回路16は、送信データ記憶部160、送信ECC記憶部161、受信データ記憶部162、受信ECC記憶部163を備える。送信データ記憶部160、送信ECC記憶部161、受信データ記憶部162、受信ECC記憶部163は、それぞれ送信データ、送信ECC、受信データ、受信ECCを格納するバッファである。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、本発明の実施の形態1におけるデータ送信時の処理の流れについて説明する。まず、CPU10が、書き込み先選択回路11及びECC生成回路12に書き込み先をシリアル通信回路16にする旨の選択信号を出力する(S11)。選択信号は書き込み先が2箇所に限定される場合は1ビットのビットデータでよいが、複数ビットのビットデータで構成されていてもよい。そしてCPU10は、送信を行うデータを書き込み先選択回路11及びECC生成回路12に出力する(S12)。
書き込み先選択回路11は、CPU10から選択信号及び送信データを入力すると、入力した選択信号により書き込み先をシリアル通信回路16と判定し、シリアル通信回路16の送信データ記憶部160に入力した送信データの書き込みを行う(S13)。
ECC生成回路12は、CPU10から選択信号及び送信データを入力すると、まず、入力した送信データに基づいてECCの生成を行う(S14)。ECC生成回路12は、ECCを生成すると入力した選択信号により書き込み先をシリアル通信回路16と判定し、シリアル通信回路16の送信ECC記憶部161に生成したECCの書き込みを行う(S15)。
シリアル通信回路16は、送信データ記憶部160及び送信ECC記憶部161に送信データ及びECCが書き込まれると、書き込まれた送信データ及びECCを互いに関連付けて通信プロトコルに準じた形式でシリアル通信回路16に接続された送信端子より送信する(S16)。このときの通信プロトコルは特に限定されない。
続いて、図3に示すフローチャートを用いて、本発明の実施の形態1におけるデータ受信時の処理の流れについて説明する。まず、シリアル通信回路16が、シリアル通信回路16に接続された受信端子より、互いに関連付けられた受信データ及びECCを受信する(S21)。シリアル通信回路16は、受信した受信データを受信データ記憶部162に、受信したECCを受信ECC記憶部163にそれぞれ格納する。次にCPU10が、読み出し元選択回路14に読み出し元がシリアル通信回路16である旨の選択信号を出力する(S22)。
読み出し元選択回路14は、CPU10から選択信号を入力すると、入力した選択信号によりシリアル通信回路16から受信データ及びECCを入力する(S23)。読み出し元選択回路14は受信データ及びECCを入力すると、入力した受信データ及びECCをECC訂正回路15に出力する。
ECC訂正回路15は、読み出し元選択回路14から受信データ及びECCを入力すると入力したECCに基づいて入力した受信データが正しいデータであるか否かの判定を行う(S24)。正しいデータであると判定した場合(S25)、ECC訂正回路15は、入力した受信データをCPU10に対して出力する(S27)。正しいデータでないと判定した場合、ECC訂正回路15は、入力したECCに基づいて入力した受信データの訂正を行う(S26)。訂正が完了するとECC訂正回路15は、訂正した受信データをCPU10に対して出力する(S27)。
次に、図4に示すフローチャートを用いて、データ通信システム1が、RAM13にデータの書き込みを行う場合の処理の流れについて説明する。まず、CPU10が、書き込み先選択回路11及びECC生成回路12に書き込み先をRAM13にする旨の選択信号を出力する(S31)。そしてCPU10は、書き込みを行うデータを書き込み先選択回路11及びECC生成回路12に出力する(S32)。
書き込み先選択回路11は、CPU10から選択信号及び書き込みデータを入力すると、入力した選択信号により書き込み先をRAM13と判定し、RAM13のデータ部130に入力した書き込みデータの書き込みを行う(S33)。
ECC生成回路12は、CPU10から選択信号及び書き込みデータを入力すると、まず、入力した書き込みデータに基づいてECCの生成を行う(S34)。ECC生成回路12は、ECCを生成すると入力した選択信号により書き込み先をRAM13と判定し、RAM13のECC部131に生成したECCの書き込みを行う(S35)。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、データ通信システム1が、RAM13からデータの読み出しを行う場合の処理の流れについて説明する。CPU10が、読み出し元選択回路14に読み出し元がRAM13である旨の選択信号を出力する(S41)。
読み出し元選択回路14は、CPU10から選択信号を入力すると、入力した選択信号によりRAM13から読み出しデータ及びECCを入力する(S42)。読み出し元選択回路14は読み出しデータ及びECCを入力すると、入力した読み出しデータ及びECCをECC訂正回路15に出力する。
ECC訂正回路15は、読み出し元選択回路14から読み出しデータ及びECCを入力すると入力したECCに基づいて入力した読み出しデータが正しいデータであるか否かの判定を行う(S43)。正しいデータであると判定した場合(S44)、ECC訂正回路15は、入力した読み出しデータをCPU10に対して出力する(S45)。正しいデータでないと判定した場合、ECC訂正回路15は、入力したECCに基づいて入力した読み出しデータの訂正を行う(S46)。訂正が完了するとECC訂正回路15は、訂正した読み出しデータをCPU10に対して出力する(S45)。
このようにしてデータ通信時にECCを利用することにより、データ通信時のエラー訂正を行うことが可能となる。また、RAMの備えているECC回路を利用することができるため、複雑な回路追加を行わずにデータ通信時のエラー訂正を行うことによりデータ通信時の信頼性を高めることができる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1の構成をDMA(Direct Memory Access)機能付きデータ通信システムに応用した例である。
図6は、本発明の実施の形態2におけるデータ通信システムの構成を示すブロック図である。データ通信システム2は、RAM及びシリアル通信回路を備えたマイクロコンピュータである。データ通信システム2は、CPU20、ECC生成回路21、RAM22、DMA制御回路23、シリアル通信回路24、ECC訂正回路25を備える。
CPU20は、データ通信システム2における各種制御を行う。ECC生成回路21はエラー訂正コード生成手段であって、CPU20から書き込みデータを入力し、入力した書き込みデータに基づいてECCを生成する。ECCは通常、8ビットのデータに対して5ビット、16ビットのデータに対して6ビット生成されるが、ECCのビット数、データ形式については特に限定されない。ECC生成回路21は、生成したECCをRAM22の備えるECC部221に書き込みを行う。
RAM22は、データ及びECCを格納する記憶手段である。RAM22は、データ部220、ECC部221、データ部222、ECC部223を備える。データ部220、222はデータを格納し、ECC部221、223はECCを格納する。データ部220と222、ECC部221と223は、図6では区別しているが、RAM22内の同一のエリアを利用してもよい。
DMA制御回路23はDMA制御手段であって、RAM22がCPU20などの制御手段を介さずに直接シリアル通信回路24にアクセスするための制御を行う回路である。DMA制御回路23は、RAM22に格納された書き込みデータ及びECCを読み出し、シリアル通信回路24に書き込みを行う。またシリアル通信回路24に書き込まれた読み出しデータ及びECCを読み出し、RAM22に書き込みを行う。
シリアル通信回路24はデータ送信及び受信手段であって、バッファに書き込まれたデータの送信及び受信を行うための回路である。シリアル通信回路24は、送信データ記憶部240、送信ECC記憶部241、受信データ記憶部242、受信ECC記憶部243を備える。送信データ記憶部240、送信ECC記憶部241、受信データ記憶部242、受信ECC記憶部243は、それぞれ送信データ、送信ECC、受信データ、受信ECCを格納する。
ECC訂正回路25は、RAM22から読み出しデータ及びECCを入力すると入力したECCに基づいて入力した読み出しデータが正しいデータであるか否かの判定を行う。正しいデータであると判定した場合、ECC訂正回路25は、入力した読み出しデータをCPU20に対して出力する。正しいデータでないと判定した場合、ECC訂正回路25はエラー訂正手段であって、入力したECCに基づいて入力した読み出しデータの訂正を行う。訂正が完了するとECC訂正回路25は、訂正した読み出しデータをCPU20に対して出力する。
続いて、図7に示すフローチャートを用いて、本発明の実施の形態2におけるデータ送信時の処理の流れについて説明する。まずCPU20が、送信を行う送信データをECC生成回路21とRAM22に対して出力する(S51)。
ECC生成回路21は、CPU20から入力した送信データに基づいてECCを生成する(S52)。ECCの生成が完了するとECC生成回路21は、生成したECCをRAM22に対して出力する(S53)。
RAM22は、CPU20から送信データを入力しデータ部220に格納する。また、ECC生成回路21からECC入力しECC部221に格納する。
DMA制御回路23は、RAM22に送信データ及びECCが格納されるとRAM22から格納された送信データ及びECCを読み出し(S54)、読み出した送信データ及びECCをシリアル通信回路24の送信データ記憶部240及び送信ECC記憶部241にそれぞれ書き込む(S55)。
シリアル通信回路24は、送信データ記憶部及び送信ECC記憶部書き込みデータ及びECCが書き込まれると、書き込まれた書き込みデータ及びECCを通信プロトコルに準じた形式でシリアル通信回路24に接続された送信端子より送信する(S56)。このときの通信プロトコルは特に限定されない。
続いて、図8に示すフローチャートを用いて、本発明の実施の形態2におけるデータ受信時の処理の流れについて説明する。まず、シリアル通信回路24が、シリアル通信回路24に接続された受信端子より、受信データ及びECCを受信する(S61)。シリアル通信回路24は、受信した受信データを受信データ記憶部242に、受信したECCを受信ECC記憶部243にそれぞれ格納する。
DMA制御回路23は、シリアル通信回路24の送信データ記憶部及び送信ECC記憶部に受信データ及びECCが格納されるとシリアル通信回路24から格納された読み出しデータ及びECCを読み出し、RAM22に読み出した受信データ及びECCを書き込む(S62)。このとき、DMA制御回路23は、RAM22内のデータ部223に受信データを、ECC部224にECCをそれぞれ書き込む。
RAM22は、受信データ及びECCを格納すると、ECC訂正回路25は、RAM22から格納した受信データ及びECCを入力する(S63)。ECC訂正回路25は、RAM22から受信データ及びECCを入力すると入力したECCに基づいて入力した読み出しデータが正しいデータであるか否かの判定を行う(S64)。受信データが正しいデータであると判定した場合(S65)、ECC訂正回路25は、入力した受信データをCPU20に対して出力する(S66)。正しいデータでないと判定した場合、ECC訂正回路25は、入力したECCに基づいて入力した受信データの訂正を行う(S67)。訂正が完了するとECC訂正回路25は、訂正した受信データをCPU20に対して出力する(S66)。
このように本発明におけるデータ通信システムは、DMA機能付きの構成にすることも可能となる。このようにすることにより、CPUを介さずにRAMとシリアル通信回路間でデータのアクセスが可能になるため、処理を高速化することが可能となる。
その他の発明の実施の形態.
上述の例では、データ送信時にエラー訂正コード生成手段がエラー訂正コードを生成し、データ受信時にエラー訂正手段がエラーの訂正を行ったが、これをいずれか一方だけ行う構成にしてもよい。
本発明におけるデータ通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明におけるデータ通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明におけるデータ通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明におけるデータ通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明におけるデータ通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明におけるデータ通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明におけるデータ通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明におけるデータ通信システムの処理の流れを示すフローチャートである。 従来技術におけるデータ通信システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 データ通信システム
10 CPU
11 書き込み先選択回路
12 ECC生成回路
13 RAM
130 データ部
131 ECC部
14 読み出し元選択回路
15 ECC訂正回路
16 シリアル通信回路
160 送信データ記憶部
161 送信ECC記憶部
162 受信データ記憶部
163 受信ECC記憶部
2 データ通信システム
20 CPU
21 ECC生成回路
22 RAM
220 データ部
221 ECC部
222 データ部
223 ECC部
23 制御回路
24 シリアル通信回路
240 送信データ記憶部
241 送信ECC記憶部
242 受信データ記憶部
243 受信ECC記憶部
25 ECC訂正回路
3 データ通信システム
30 CPU
31 書き込み先選択回路
32 ECC生成回路
33 RAM
34 ECC訂正回路
35 読み出し元選択回路
36 シリアル通信回路
330 データ部
331 ECC部
360 受信データ記憶部
361 送信データ記憶部

Claims (8)

  1. データに基づいてエラー訂正コードを生成するエラー訂正コード生成手段と、
    前記エラー訂正コード生成手段により生成されたエラー訂正コードと、当該エラー訂正コードに対応するデータとを互いに関連付けて格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードに対応するデータの訂正を行うエラー訂正手段と、
    前記エラー訂正コード生成手段によって生成されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを外部に送信するデータ送信手段と、
    外部より送信されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを受信するデータ受信手段と
    書き込み先を前記記憶手段と前記データ送信手段から選択し、選択した書き込み先に前記エラー訂正コード生成手段により生成されたエラー訂正コードと、当該エラー訂正コードに対応するデータとを互いに関連付けて書き込む書き込み先選択手段とを備え、
    前記エラー訂正手段は、前記データ受信手段により受信されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードと対応するデータの訂正を行うデータ通信システム。
  2. 前記書き込み先選択手段は、入力した選択信号に基づいて書き込み先を決定することを特徴とする請求項記載のデータ通信システム。
  3. 前記データ通信システムは、更に、
    読み出し元を前記記憶手段と前記受信手段から選択し、選択した読み出し元からエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを入力し、前記エラー訂正手段に出力する読み出し元選択手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載のデータ通信システム。
  4. 前記読み出し元選択手段は、入力した選択信号に基づいて読み出し元を決定することを特徴とする請求項記載のデータ通信システム。
  5. 前記データ送信手段及びデータ受信手段は、シリアル通信によるデータ送信及びデータ受信を行うことを特徴とする請求項1乃至いずれかに記載のデータ通信システム。
  6. データに基づいてエラー訂正コードを生成するエラー訂正コード生成手段と、
    前記エラー訂正コード生成手段により生成されたエラー訂正コードと、当該エラー訂正コードに対応するデータとを互いに関連付けて格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードに対応するデータの訂正を行うエラー訂正手段と、
    前記エラー訂正コード生成手段によって生成されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを外部に送信するデータ送信手段と、
    外部より送信されたエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを受信するデータ受信手段と
    読み出し元を前記記憶手段と前記受信手段から選択し、選択した読み出し元からエラー訂正コードと当該エラー訂正コードと対応するデータを入力し、前記エラー訂正手段に出力する読み出し元選択手段とを備え、
    前記エラー訂正手段は、前記データ受信手段により受信されたエラー訂正コードに基づいて当該エラー訂正コードと対応するデータの訂正を行うデータ通信システム。
  7. 前記読み出し元選択手段は、入力した選択信号に基づいて読み出し元を決定することを特徴とする請求項6記載のデータ通信システム。
  8. 前記データ送信手段及びデータ受信手段は、シリアル通信によるデータ送信及びデータ受信を行うことを特徴とする請求項6または7記載のデータ通信システム。
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