JP2007235621A - データ伝送システムおよびデータ伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運用系と待機系を用いてパケットを伝送する際の誤り情報を訂正するための回路規模を減少させることのできるデータ伝送システムおよびデータ伝送方法を得る。
【解決手段】情報処理部105の送信データバッファ106から送信される送信データ108は、送信パケット生成部109に入力され、ここでパケット単位に分割されて、3パケットずつの誤り訂正符号が計算される。計算結果は誤り情報訂正パケット113として組み立てられ、待機系データ送受信部102から待機系伝送路104に送出される。送信パケット生成部109で分割されたパケットは、送信パケット111として運用系データ送受信部101から運用系伝送路103に送出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、パケット通信でデータの伝送を行うデータ伝送システムおよびデータ伝送方法に係わり、特に運用系と待機系を使用して冗長化したデータ伝送を行うデータ伝送システムおよびデータ伝送方法に関する。
回線状態によっては、送信側から伝送されたパケットが受信側に正常に受信されない場合がある。このような場合、受信側では欠落したパケットの再送を要求し、送信側は要求のあったパケットを再送することが一般に行われている。ところが、このようなパケットの再送処理は、実際に該当するパケットの再送を開始するまでにさまざまな処理を必要としている。したがって、欠落したパケットの再送までに比較的長い時間が必要である。
回線品質が安定している状態では、パケットの再送を必要とする事態が発生することはあまりない。さまざまな要因によって、パケットの欠落が発生する状態に陥ると、ときとして連続してパケットの再送が必要な状況となる。このような状況では、通信に要する時間が一定しなくなり、たとえばインターネットを用いた電話サービスや動画配信サービスのようなリアルタイム性を要求するサービスに大きな障害となる。
ところで、伝送路を二重化して運用系(現用系)と待機系(予備系)に経路を分けた通信システムでも、この状況に変わりがない。その一方で、このような冗長構成の通信システムでは、運用系が正常に動作しているとき、待機系は原則として動作していない。待機系は、自身の正常稼動状態を外部に知らせるためのハートビート信号の送出といった限定された動作を行っているに過ぎないからである。
そこで、複数の現用(運用)回線に対して1つの予備(待機)回線を設けたデータ伝送システムで、各現用回線の信号をそれぞれ誤り訂正符号化して、誤り訂正符号の冗長ビットを予備回線を用いて伝送することが提案されている(たとえば特許文献1参照)。この提案によれば、運用系と待機系の双方が正常のときに、待機系の伝送路を用いて冗長ビットの伝送が行われる。この冗長ビットは、受信側で運用系の各伝送路に割り振られて、運用系ごとの誤り訂正動作が行われる。すなわち、各運用系では正常に受信されなかった欠落パケットの復元を行うことができる。
特開昭63−50220号公報(第4ページ左上欄第3行目〜第20行目 第1図)
ところが、この提案では、運用系の回線ごと、すなわちパケットごとに誤り訂正を行い、これによって得られたそれぞれの誤り訂正符号を多重化して1つの予備回線に送出している。このため、運用系の回線の数だけ誤り訂正符号化のための回路が必要とされる。このため、誤り訂正に必要とされる回路規模が大きくなるという問題がある。この結果、データ伝送システム全体の信頼性を低下させたり、コストダウンを図り難いという問題があった。
そこで本発明の目的は、運用系と待機系を用いてパケットを伝送する際の誤り情報を訂正するための回路規模を減少させることのできるデータ伝送システムおよびデータ伝送方法を得ることにある。
本発明では、(イ)連続する2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する誤り情報訂正パケット生成手段と、(ロ)前記した2以上の所定個数のパケットを運用系の伝送路に送出する運用系パケット送出手段と、(ハ)運用系が正常のとき、運用系パケット送出手段の送出した前記した2以上の所定個数のパケットに対応付けて、誤り情報訂正パケット生成手段の生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出する待機系パケット送出手段とをデータ伝送システムに具備させる。
すなわち本発明では、誤り情報訂正パケット生成手段を用いて、連続する2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する。そしてそれぞれのパケットを運用系の伝送路に送出すると共に、前記した2以上の所定個数のパケットに対応付けて、誤り情報訂正パケット生成手段の生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出するようにしている。したがって、誤り情報訂正パケット生成手段は、連続する2以上の所定個数のパケット当たり1つでよいことになり、システムが簡素化する。
また、本発明では、(イ)連続する2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する誤り情報訂正パケット生成手段と、(ロ)前記した2以上の所定個数のパケットを運用系の伝送路に送出する運用系パケット送出手段と、(ハ)運用系が正常のとき、運用系パケット送出手段の送出したパケットに対応付けて、誤り情報訂正パケット生成手段の生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出する待機系パケット送出手段と、(ニ)運用系パケット送出手段の送出したパケットを連続する前記した2以上の所定個数のパケットを受信するたびに、これに対応して待機系の伝送路から受信した誤り情報訂正パケットを基にしてこれらのパケットのうちの1個に誤りが存在するときこれを訂正するパケット誤り情報訂正手段とをデータ伝送システムに具備させる。
すなわち本発明では、誤り情報訂正パケット生成手段を用いて、連続する2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する。そしてそれぞれのパケットを運用系の伝送路に送出すると共に、前記した2以上の所定個数のパケットに対応付けて、誤り情報訂正パケット生成手段の生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出するようにしている。連続する2以上の所定個数のパケットの2以上に誤りが存在した場合には、訂正を行うことができない。そこで、該当するパケットの再送を要求することになる。このデータ伝送システムでも、誤り情報訂正パケット生成手段は、連続する2以上の所定個数のパケット当たり1つでよいことになり、システムが簡素化する。
また、本発明では、(イ)連続するデータを2以上の所定個数のパケットに分割するパケット分割ステップと、(ロ)このパケット分割ステップで分割した前記した2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する誤り情報訂正パケット生成ステップと、(ハ)前記した2以上の所定個数のパケットを運用系の伝送路に送出する運用系パケット送出ステップと、(ニ)運用系が正常のとき、運用系パケット送出ステップで送出したパケットに対応付けて、誤り情報訂正パケット生成ステップで生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出する待機系パケット送出ステップとをデータ伝送方法に具備させる。
すなわち本発明では、パケット分割ステップで連続するデータを2以上の所定個数のパケットに分割し、誤り情報訂正パケット生成ステップで、連続する前記した2以上の所定個数のパケットを基にして、このうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する。そしてそれぞれのパケットを運用系の伝送路に送出すると共に、前記した2以上の所定個数のパケットに対応付けて、誤り情報訂正パケット生成ステップで生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出するようにしている。したがって、誤り情報訂正パケットの生成は、連続する2以上の所定個数のパケット当たり1回でよいことになり、処理が簡素化する。
以上説明したように、本発明では運用系が正常のときに連続する複数のパケットに対して1つの誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路で伝送することにしたので、誤り情報の訂正のための回路または処理がすべての系で1つだけで足りる。したがって、システムの規模を最小限としてその構築のためのコストを軽減することができるだけでなく、システムが単純化するので、信頼性も向上する。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例におけるデータ伝送システムの要部を表わしたものである。このデータ伝送システム100は、運用系データ送受信部101と、待機系データ送受信部102を備えている。運用系データ送受信部101は、運用系伝送路103を介して図示しない通信相手としての情報処理装置と接続されている。待機系データ送受信部102は、待機系伝送路104を介して前記した情報処理装置と接続されている。運用系データ送受信部101および待機系データ送受信部102は、前記した情報処理装置とデータの交換を行う情報処理部105を備えている。
情報処理部105は、前記した情報処理装置に送信するデータを格納する送信データバッファ106と、この情報処理装置から送られてきたデータを処理対象のデータとして格納する受信データバッファ107を備えている。送信データバッファ106に格納された連続したデータとしての送信データ108は、情報処理部105内の送信パケット生成部109に送られて、ここで送信パケット111が生成されるようになっている。生成された送信パケット111は、運用系データ送受信部101の送信パケットバッファ112に送られる。送信パケット生成部109は、パケットの誤りを訂正するための誤り情報訂正パケット113も生成するようになっている。この誤り情報訂正パケット113は待機系データ送受信部102の送信パケットバッファ114に送られる。
ところで、運用系データ送受信部101は、受信した送信パケット111を格納する送信パケットバッファ112と、これから読み出した送信パケット115を送信パケット116として運用系伝送路103に送り出す送信部117と、運用系伝送路103から受信パケット118を受信する受信部119と、受信部119から出力される受信パケット121を格納する受信パケットバッファ122を備えている。受信パケットバッファ122から読み出された受信パケット123は、情報処理部105の受信パケット検証部124に入力され、待機系データ送受信部102の受信パケットバッファ126から読み出された誤り情報訂正パケット127を用いて検証されるようになっている。検証され合成された受信データ128は受信データバッファ107に格納される。また、検証結果からパケットの再送が必要とされるときには、受信パケット検証部124から再送要求パケット129が運用系データ送受信部101の送信パケットバッファ112に送出されるようになっている。
待機系データ送受信部102では、送信パケットバッファ114がバッファリングした誤り情報訂正パケット131を送信部132が読み出して、誤り情報訂正パケット133として待機系伝送路104に送出するようになっている。また、待機系データ送受信部102は、前記した情報処理装置から待機系伝送路104を送られてきた誤り情報訂正パケット134を受信する受信部135を備えている。この受信部135の出力する誤り情報訂正パケット136が受信パケットバッファ126に格納され、誤り情報訂正パケット127として受信パケット検証部124に送られることになる。なお、運用系データ送受信部101に障害が発生したとき、待機系データ送受信部102は運用系として動作する。このため、待機系データ送受信部102の各部は、運用系データ送受信部101の各部と同一の回路機能を備えていることは当然である。
図2は、本実施例の送信パケット生成部とその周辺回路を表わしたものである。送信パケット生成部109は、図1に示した情報処理部105内の送信データバッファ106から送られてきた送信データ108をパケット単位に分割するパケット分割部141と、このパケット分割部141で分割したパケットの所定個数ずつについて、1個のパケットが伝送先で誤りを検出されたときにこれを訂正する誤り情報訂正符号を計算するパリティ計算部142を備えている。本実施例では、この所定個数が3個であるとする。送信データバッファ106から送られてきた送信データ108は、パケット分割部141でパケット単位に分割される。そして、分割によって3個のパケットが得られるたびに、パリティ計算部142はこれら3個のパケットに対する誤り情報訂正符号を計算する。この誤り情報訂正符号は、パケット分割部141に返されて誤り情報訂正パケット113として組み立てられ、待機系の送信パケットバッファ114に送られることになる。
パケット分割部141は、送信データ108を1個ずつのパケットに分割して、これらを順次、送信パケット111として送信パケットバッファ112へ送出する。そして、これらに対応するように、1個の誤り情報訂正パケット113を待機系の送信パケットバッファ114に送出する。
このような構成の送信パケット生成部109は、後に説明する受信パケット検証部124と共に、図示しないCPU(Central Processing Unit)が同じく図示しないROM(Read Only Memory)等の記憶媒体に格納された制御プログラムに従って、予め定めた制御を実行するようになっている。
図3は、送信パケット生成部の処理の流れを表わしたものである。図2と共に説明する。まず、パケット分割部141は送信データバッファ106から送信データ108を読み出して(ステップS201)、パケット単位に分割していく(ステップS202)。3個のパケットに分割した時点で送信データ108の読み出しを停止して(ステップS203:Y)、これら3個のパケットをパリティ計算部142に送って、このうちの1個に誤りがあった場合にこれを訂正できる誤り情報訂正符号を作成するための計算を行わせる(ステップS204)。この計算が行われている間、パケット分割部141は連続して送信データ108を分割した3個のパケットを順次、運用系の送信パケットバッファ112へ送出する(ステップS205)。そして、パリティ計算部142の計算による誤り情報訂正符号を組み込んだ誤り情報訂正パケット113を組み立てて(ステップS206)、これを待機系の送信パケットバッファ114に送出する(ステップS207)。
この後、パケット分割部141は送信データバッファ106に残りの送信データ108が存在するかをチェックして(ステップS208)、存在する場合には(Y)、ステップ201に戻って処理を続行する。存在しなくなった場合には(ステップS208:N)、処理を終了する(エンド)。
図4は、本実施例の受信パケット検証部とその周辺回路を表わしたものである。受信パケット検証部124は、運用系の受信パケットバッファ122から読み出された3個分の受信パケット123と待機系の受信パケットバッファ126から読み出された1個分の誤り情報訂正パケット127を入力するパケット合成部151を備えている。パケット合成部151は3個の受信パケット123と誤り情報訂正パケット127をパリティ計算部152でチェックさせると共に、3個の受信パケット123が正常なときにはこれらを元の連続したデータに合成するようになっている。
パリティ計算部152は、3個の受信パケット123の1つにエラーがある場合に、これを訂正する。3つの受信パケット123の2つ以上にエラーがある場合、パリティ計算部152はこれを訂正することができない。この場合にはパケット合成部151が再送要求153を再送要求パケット生成部154に送って再送要求パケット129を運用系の送信パケットバッファ112に送出することになる。これ以外の場合、3つの受信パケット123が合成され受信データ128として受信データバッファ107に送られる。
図5は、このような受信パケット検証部の処理の流れを表わしたものである。図4と共に説明する。受信パケット検証部124は、運用系の受信パケットバッファ122から3個の受信パケット123を順に読み出し(ステップS221)、続いてこれらの受信パケット123に対応する誤り情報訂正パケット127を待機系の受信パケットバッファ126から読み出す(ステップS222)。そして、パリティ計算部152でエラーのチェックと、エラーがあった場合の誤り訂正を実行する(ステップS223)。
この結果、3個の受信パケット123がいずれも正常であった場合、あるいはこのうちの1個のみにエラーがあり、その訂正が行われた場合には(ステップS224:Y)、正常な、あるいは訂正後の3個のパケットの合成された受信データ128を順に受信データバッファ107に送出する(ステップS225)。これに対して、3個の受信パケット123のうちの2個あるいは3個に誤りがあって誤り情報訂正パケット127を構成する誤り情報訂正符号によってこれらの訂正が不可能とされた場合には(ステップS224:N)、該当するパケットの再送が必要である。そこで、パケット合成部151は再送要求パケット生成部154に再送要求153を送って再送要求パケットを生成させる(ステップS226)。生成された再送要求パケット129は運用系の送信パケットバッファ112に送出される(ステップS227)。
これにより、再送要求パケット129は、送信パケット116として運用系伝送路103(図1)に送り出されることになる。前記した通信相手としての情報処理装置は、図1に示した運用系伝送路103を介してこの送信パケット116を受け取ると、その内容から再送が要求されていることを知る。そして、再送の対象とされたパケットを運用系データ送受信部101に送出すると共に、これらに対応する誤り情報訂正パケット113を待機系データ送受信部102に送出する。これにより、受信パケット検証部124は前記したと同様に、再送されてきた受信パケット123の検証を行うことになる。
図6は、情報処理部の送出する送信データと、この情報処理装置から送られてくる受信データの流れを図解したものである。図1と共に説明する。情報処理部105の送信データ108を基にして、3個の送信パケット1111〜1113が作成され、順次、運用系データ送受信部101に送られ、ここから前記した通信相手としての情報処理装置に送信される。3個の送信パケット1111〜1113の後に誤り情報訂正パケット113が待機系データ送受信部102に送られ、これも前記した情報処理装置に送信される。そこで、この情報処理装置は3個の送信パケット1111〜1113および1個の誤り情報訂正パケット113を基にして受信パケットの検証を行うことができる。
一方、運用系データ送受信部101から情報処理部105には、受信パケット1231〜1233が順次送られてくる。これらの受信パケット1231〜1233が送られてきた後、待機系データ送受信部102から対応する誤り情報訂正パケット127が情報処理部105に送られてくる。これらは、たとえば前記した情報処理装置を送信源としている。情報処理部105はこれらのパケット1231〜1233、127を用いて検証を行うことになる。検証の結果、必要に応じて再送処理が行われる。
以上、運用系が正常な場合における待機系を含めたパケットの送受信の処理について説明した。運用系に障害が発生した場合には待機系がパケットの送受信を代わって行うことになる。この場合は、1つの系のみを使用した従来のパケットの送受信と同じなので、その説明を省略する。
以上説明した実施例では、3個の送信パケット1111〜1113ごとに1個の誤り情報訂正パケット113を生成することにしたが、一般にはm個の送信パケットごとに1個の誤り情報訂正パケットを生成して送信することになる。ここで数値mは2以上の整数であればよい。
また、連続データを分割した2以上の所定個数の送信パケットは、1つの運用系の伝送路で連続して送信してもよいことはもちろんであるが、誤り情報訂正パケットを生成した後に、予め定めた順序で複数の運用系の伝送路に分配して伝送してもよい。この場合にも、本来は運用系の複数の伝送路に対応して複数の誤り情報訂正パケット生成手段を備えていたものが1つの誤り情報訂正パケット生成手段を備えるだけで足りることになり、誤り情報の訂正に必要とするシステムの規模を更に小型化することが可能になる。
本発明の一実施例におけるデータ伝送システムの要部を表わしたシステム構成図である。 本実施例の送信パケット生成部とその周辺回路を表わしたブロック図である。 本実施例の送信パケット生成部の処理を表わした流れ図である。 本実施例の受信パケット検証部とその周辺回路を表わしたブロック図である。 本実施例の受信パケット検証部の処理の流れを表わした流れ図である。 本実施例の情報処理部の送出する送信データと、この情報処理装置から送られてくる受信データの流れを表わした説明図である。
符号の説明
100 データ伝送システム
101 運用系データ送受信部
102 待機系データ送受信部
103 運用系伝送路
104 待機系伝送路
106 送信データバッファ
107 受信データバッファ
108 送信データ
109 送信パケット生成部
111 送信パケット
113、127 誤り情報訂正パケット
123 受信パケット
141 パケット分割部
142、152 パリティ計算部
151 パケット合成部
154 再送要求パケット生成部

Claims (6)

  1. 連続する2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する誤り情報訂正パケット生成手段と、
    前記2以上の所定個数のパケットを運用系の伝送路に送出する運用系パケット送出手段と、
    運用系が正常のとき、前記運用系パケット送出手段の送出した前記2以上の所定個数のパケットに対応付けて、前記誤り情報訂正パケット生成手段の生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出する待機系パケット送出手段
    とを具備することを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 連続する2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する誤り情報訂正パケット生成手段と、
    前記2以上の所定個数のパケットを運用系の伝送路に送出する運用系パケット送出手段と、
    運用系が正常のとき、前記運用系パケット送出手段の送出した前記2以上の所定個数のパケットに対応付けて、前記誤り情報訂正パケット生成手段の生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出する待機系パケット送出手段と、
    前記運用系パケット送出手段の送出したパケットを連続する前記2以上の所定個数のパケットを受信するたびに、これに対応して待機系の伝送路から受信した誤り情報訂正パケットを基にしてこれらのパケットのうちの1個に誤りが存在するときこれを訂正するパケット誤り情報訂正手段
    とを具備することを特徴とするデータ伝送システム。
  3. 前記パケット誤り情報訂正手段がパケットの誤りを訂正できないとき、該当するパケットの再送を要求する再送要求手段を具備することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送システム。
  4. 前記運用系パケット送出手段の送出する運用系の伝送路は待機系の伝送路と同数であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ伝送システム。
  5. 前記運用系パケット送出手段の送出する運用系の伝送路は待機系の伝送路の複数倍であり、前記2以上の所定個数のパケットは、1つずつ別々の運用系の伝送路に送出されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ伝送システム。
  6. 連続するデータを2以上の所定個数のパケットに分割するパケット分割ステップと、
    このパケット分割ステップで分割した前記2以上の所定個数のパケットを基にしてこのうちの1個のパケットの誤りを訂正する誤り情報訂正パケットを生成する誤り情報訂正パケット生成ステップと、
    前記2以上の所定個数のパケットを運用系の伝送路に送出する運用系パケット送出ステップと、
    運用系が正常のとき、前記運用系パケット送出ステップで送出したパケットに対応付けて、前記誤り情報訂正パケット生成ステップで生成した誤り情報訂正パケットを待機系の伝送路に送出する待機系パケット送出ステップ
    とを具備することを特徴とするデータ伝送方法。
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