JP2772266B2 - データ通信方法とその装置 - Google Patents

データ通信方法とその装置

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JP2772266B2
JP2772266B2 JP7235100A JP23510095A JP2772266B2 JP 2772266 B2 JP2772266 B2 JP 2772266B2 JP 7235100 A JP7235100 A JP 7235100A JP 23510095 A JP23510095 A JP 23510095A JP 2772266 B2 JP2772266 B2 JP 2772266B2
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英樹 小林
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Chubu Nippon Denki Sofutoea Kk
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信方法とそ
の装置に関し、特にデータの送信の途中で誤りを検出し
誤りを生じたデータを再送させ受信側で誤りのないデー
タを受信させるデータ通信方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のデータ通信装置において
は、1つの伝送単位のデータを複数のデータに分割し、
分割したデータのそれぞれに誤り訂正用符号付加したも
のを生成しておき、1つの通信回線を介して一括送信す
る。受信側では、送信されたデータに付加されている誤
り訂正符号により分割されて送信されて来たデータのそ
れぞれについて誤りの検出を行い、誤りが検出された分
割されたデータについて、再送要求を送信側に行い、送
信側から、該当する分割されたデータのみを再送させ
て、誤りのないデータの受信を行っている。
【0003】図5は、特開平2−41050号公報に記
載されているこの種のデータ通信装置の一例を示す系統
図である。
【0004】図において、送受信機30は、端末機器3
2からのデータをモデム31に供給する。
【0005】モデム31は、端末機器32からのデータ
を変調して回線50の帯域に合ったスペクトル信号に変
換し、回線50に供給する。
【0006】モデム31は、マイクロコンピュータ(C
PU)33で制御される。
【0007】CPU33は通常のROM34およびRA
M35などの記憶手段を有し、端末機器32からのデー
タは、モデム31からCPU33を介して複数のデータ
(パケット)に分割され、それぞれの分割されたパケッ
トには所定の誤り訂正用符号CRC1 ,CRC2 ,…を
付加したものがRAM35に格納される。
【0008】これらの分割され、誤り訂正用符号を付加
されRAM35に格納されたパケットは、CPU33に
より先頭にデータの始まりを示すターンオンシーケンス
を付けられ、モデム31より回線50を介して送受信機
40が備えているモデム41に送られる。
【0009】さらに、これらデータの最後にデータの終
りを示すターンオフシーケンスが付けられ、モデム31
により回線50を介してモテム41に送られる。
【0010】モデム41は、このような信号を受信する
と、CPU43を介して上述の誤り訂正符号の付加され
た各パケットをRAM45内に出力し記憶させる。
【0011】これらの各パケットは順次CPU43によ
り読み出され、付加されている誤り訂正符号に基づいて
各パケットごとに誤り検出が行われる。
【0012】ここで誤りが検出されると、誤りが検出さ
れたパケットについてだけ再送要求が受信側のモデム4
1から回線50を介して送信側のモデム31に送られ
る。
【0013】送信側モデム31は、再送要求を受けたパ
ケットについてのみ、再送信を行っている。
【0014】すべてのパケットに誤りがないとき、RA
M45に格納されていたパケットがCPU43により読
み出され、元の1つの伝送単位のデータに復元されてモ
デム41から端末機器42に出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
通信装置では、1つの伝送単位のデータは、1つの回線
により分割されたデータとして順次送られ、一旦、上述
の1つの伝送単位のデータをすべて受信してから、分割
されたパケットごとに、誤りの検出を行なっているの
で、1つの伝送単位のデータ量が多いほど、エラー検出
に時間を要するため1つの伝送単位のデータの送信に多
くの時間を要するという欠点を有している。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信方法
は、送信元送受信装置で送信すべき所定の伝送単位のデ
ータについて所定の伝送単位用誤り訂正符号を付加し、
前記伝送単位用誤り訂正符号を付加した前記所定の伝送
単位のデータについて通信回線を介して送信先に伝送
し、送信先の送受信装置では、伝送されたデータを受信
し、前記伝送単位用誤り訂正符号に基づいて前記受信し
た所定の伝送単位のデータについての誤りの検出を行
い、誤りのあるデータについては送信先送受信装置より
再送要求を行い前記送信元送受信装置から再送させるデ
ータ通信方法において、複数のn本の通信回線を前記通
信回線として使用し、前記伝送単位用誤り訂正符号を付
加された前記伝送単位のデータをその配列順に所定の分
割単位に分割し、前記分割したデータを前記配列順に前
記n本の通信回線に所定の配分順にサイクリックに順次
配分しブロックデータとし、前記各ブロックデータごと
に所定のブロック別誤り訂正符号を付加してから前記送
信先送受信装置に平行して送信し、前記送信先送受信装
置は前記n本の通信回線により個別に受信した各ブロッ
クデータについてそれぞれ個別に前記ブロック別誤り訂
正符号に基づいて誤りの検出を行い誤りがあれば、その
ブロックデータを受信した通信回線を介して再送要求を
行い、前記送信元の送受信装置から該当するブロックデ
ータの再送信を行わせ、前記n本の通信回線で受信した
ブロックデータを元の伝送単位のデータに前記伝送単位
についての誤り訂正符号を付加したデータに戻し、前記
伝送単位についての誤り訂正符号に基づいて前記伝送単
位のデータの誤り検出を行い、誤りがある場合には、前
記伝送単位のデータすべてについての再送要求を前記n
本の通信回線を介して前記送信元送受信装置に送信し、
前記送信元送受信装置より再送信を行わせ、前記誤りの
ない場合前記伝送単位のデータを復元し出力させる処理
を備えて構成されている。
【0017】また、第2の発明のデータ通信方法は、送
信元送受信装置で送信すべき所定の伝送単位のデータに
ついて所定の伝送単位用誤り訂正符号を付加し、前記伝
送単位用誤り訂正符号を付加した前記所定の伝送単位の
データについて通信回線を介して送信先に伝送し、送信
先の送受信装置では、伝送されたデータを受信し、前記
伝送単位用誤り訂正符号に基づいて前記受信した所定の
伝送単位のデータについての誤りの検出を行い、誤りの
あるデータについては送信先送受信装置より再送要求を
行い前記送信元送受信装置から再送させるデータ通信方
法において、複数のn本の通信回線を前記通信回線とし
て使用し、前記伝送単位用誤り訂正符号を付加された前
記伝送単位のデータをその配列順に所定の分割単位に分
割し、前記分割したデータを前記配列順に前記n本の内
のn−1本の通信回線に所定の配分順にサイクリックに
順次配分しブロックデータとし、前記各ブロックデータ
ごとに所定のブロック別誤り訂正符号を付加してから前
記送信先送受信装置に平行して送信し、前記n本の通信
回線の内のn番目の通信回線には前記n−1本の通信回
線に配分された前記分割単位で分割されたデータについ
て所定の垂直パリティ符号を生成し、前記生成した垂直
パリテイ符号についても前記ブロック別誤り訂正符号を
付加し、前記n−1本の通信回線によるブロックデータ
の送信と平行して前記送信先送受信装置に送信し、前記
送信先送受信装置は前記n本の通信回線により個別に受
信した各ブロックデータについてそれぞれ個別に前記ブ
ロック別誤り訂正符号に基づいて誤りの検出を行い誤り
があれば、そのブロックデータを受信した通信回線を介
して再送要求を行い、前記送信元の送受信装置から該当
するブロックデータの再送信を行わせ、前記n−1本の
通信回線で受信したブロックデータを元の伝送単位のデ
ータに合成し、前記合成したデータについて、前記n番
目の通信回線を介して受信した垂直パリテイ符号に基づ
いて誤りチェックと誤り訂正を行い、誤り訂正が不可能
なデータが存在する場合には、前記n本の通信回線を介
してそれぞれブロックデータの再送要求を行い、送信元
送受信装置からの再送を行わせ、前記合成した伝送単位
のデータに付加されている前記誤り訂正符号に基づいて
前記伝送単位のデータの誤り検出を行い、誤りがある場
合には、前記伝送単位のデータすべてについての再送要
求を前記n本の通信回線を介して前記送信元送受信装置
に送信し、前記送信元送受信装置より前記各ブロックデ
ータの再送信を行わせる処理とにより構成されている。
【0018】また、第3の発明のデータ通信装置は、送
信元の送受信装置と、送信先の送受信装置と、前記送信
元送受信装置と前記送信先送受信装置とを接続する複数
のn本の通信回線とを備え、前記送信元の送受信装置に
は、伝送単位のデータを受け取ると所定の伝送単位用誤
り訂正符号を前記伝送単位データに付加して出力する伝
送単位用誤り訂正符号付加手段と、前記伝送単位用誤り
訂正符号付加手段の出力をその配列順に所定の分割単位
に分割し前記n本の通信回線別に所定の順序でサイクリ
ックに配分し前記通信回線別にブロックデータとして出
力するデータ分割手段と、前記通信回線のそれぞれに個
別に接続され前記ブロックデータを個別に受け取ると所
定のブロック別誤り訂正符号を前記ブロックデータに付
加して内部に一時記憶するとともに前記通信回線を介し
て送出し、前記接続された通信回線を介して前記送信先
の送受信機から再送要求信号を受け取ると前記一時記憶
している前記ブロックデータとそのブロックデータに付
加されている前記ブロック別誤り訂正符号とを再送信し
前記通信回線を介して相手側から前記再送要求信号以外
の信号を受信すると受信データとして出力し内部で出力
された再送要求信号を受け取ると前記接続されている通
信回線を介して相手側にこの再送要求信号を出力するn
個の通信制御手段と、前記受信信号を個別に受け取る
と、前記受信信号がブロックデータであれば、このブロ
ックデータに付加されているブロック別誤り訂正符号を
基に誤り検出を行い誤りがあれば、前記受信信号を出力
した通信制御手段に再送要求信号を出力し、誤りがなけ
れば前記ブロックデータを出力するn個のブロック誤り
検出手段と、前記n個のブロック誤り検出手段の出力す
るブロックデータを合成し出力するデータ合成手段と、
前記データ合成手段の出力中に含まれる前記伝送単位用
誤り訂正符号に基づいた誤り検出を行い誤りが存在する
場合には、自装置内の前記各通信制御手段に対して再送
要求信号を出力し、誤りが検出されないときには、前記
伝送単位のデータを復元して出力するフレーム誤り検出
手段とを備えて構成されている。
【0019】さらに第4の発明のデータ通信装置は、送
信元の送受信装置と、送信先の送受信装置と、前記送信
元送受信装置と前記送信先送受信装置とを接続する複数
のn本の通信回線とを備え、前記送信元の送受信装置に
は、伝送単位のデータを受け取ると所定の伝送単位用誤
り訂正符号を前記伝送単位データに付加して出力する伝
送単位用誤り訂正符号付加手段と、前記伝送単位用誤り
訂正符号付加手段の出力をその配列順に所定の分割単位
に分割し前記n本の通信回線中のn−1本の前記通信回
線別に所定の順序でサイクリックに配分し前記通信回線
別にブロックデータとして出力し、前記n本の通信回線
の内の前記n−1本を除いた1本の通信回線には、前記
所定の分割単位別に前記n−1本分のデータの所定の垂
直パリテイ符号を生成してブロックデータの一つとして
出力するデータ分割手段と、前記通信回線のそれぞれに
個別に接続され前記ブロックデータを個別に受け取ると
所定のブロック別誤り訂正符号を前記ブロックデータに
付加して内部に一時記憶するとともに前記通信回線を介
して送出し、前記接続された通信回線を介して前記送信
先の送受信機から再送要求信号を受け取ると前記一時記
憶している前記ブロックデータとそのブロックデータに
付加されている前記ブロック別誤り訂正符号とを再送信
し前記通信回線を介して相手側から前記再送要求信号以
外の信号を受信すると受信データとして出力し内部で出
力する再送要求信号を受け取ると前記接続されている通
信回線を介して相手側にこの再送要求信号を出力するn
個の通信制御手段と、前記受信信号を個別に受け取る
と、前記受信信号がブロックデータであれば、このブロ
ックデータに付加されているブロック別誤り訂正符号を
基に誤り検出を行い誤りがあれば、前記受信信号を出力
した通信制御手段に再送要求信号を出力し、誤りがなけ
れば前記ブロックデータを出力するn個のブロック誤り
検出手段と、前記n個のブロック誤り検出手段の出力す
るブロックデータを合成し、前記垂直パリテイ符号に基
づいた誤り検出と訂正を行い、訂正不可能な誤りが存在
する場合には前記自装置内の前記各通信制御手段に前記
再送要求信号を出力するデータ合成手段と、前記データ
合成手段の出力中に含まれる前記伝送単位用誤り訂正符
号に基づいた誤り検出を行い誤りが存在する場合には、
自装置内の前記各通信制御手段に対して再送要求信号を
出力し、誤りが検出されないときには、前記伝送単位の
データを復元して出力するフレーム誤り検出手段とを備
えて構成されている。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明のデータ通信方法を適用した
データ通信装置の一実施形態を示すブロック図である。
【0022】図2は本発明のデータ通信方法の送信側の
一実施形態の動作を示す流れ図であり、図3は、本発明
のデータ通信方法の受信側の一実施形態の動作を示す流
れ図である。
【0023】図1において、送受信装置1は複数の通信
回線L1 〜Ln により送受信装置2に接続されている。
【0024】送受信装置1は、外部から入力されたデー
タを受信し送受信装置1の内部に出力し、送受信装置2
から送られて来たデータを外部に出力するデータ入出力
端末11と、データ入出力端末11が内部に出力するデ
ータを受け取ると、所定の伝送単位用誤り訂正符号を生
成し、受け取ったデータに付加して出力する伝送単位用
誤り訂正符号付加手段12と、伝送単位用誤り訂正付加
手段12の出力を所定の分割単位ずつに分割して予め定
められた順に前述のn個の通信回線の内のn−1個の通
信回線L1 〜Ln-1 に対応してサイクリックに配分し前
述の分割単位ごとに垂直パリティ符号を生成し通信回線
n に対応して出力するデータ分割手段13とを備えて
いる。
【0025】送受信装置1は、前述の通信回線L1 〜L
n にそれぞれ個別に接続され、データ分割手段13から
出力される信号をブロックデータとして受け取り、この
ブロックデータについて、所定のブロック別誤り訂正符
号を生成して付加し一時内部に記憶する通信制御手段P
1 〜PTn を備えている。
【0026】これら通信制御手段PT1 〜PTn は、通
信回線L1 〜Ln を介して送受信装置2が送信した再送
要求信号を受信すると、一時記憶しているブロックデー
タとそのブロックデータに付加れているブロック別誤
り訂正符号とを再送信する。
【0027】また、通信制御手段PT1 〜PTn は、送
受信装置2から再送要求信号以外の信号を受信すると、
後述するブロック誤り検出手段PR1 〜PRn に、受信
した信号を出力する。
【0028】送受信装置1は、通信制御手段PT1 〜P
が通信回線L1 〜Ln を介して受信したとき出力す
る信号をそれぞれ受け取り、その信号がブロックデータ
であれば、そのブロックデータに付加されているブロッ
ク別誤り訂正符号を基にブロックデータの誤りを検出
し、誤りがなければ、受け取ったブロックデータを出力
し、誤りがあるときは、再送要求信号を、そのブロック
データを受信した通信制御手段に出力するブロック誤り
検出手段PR1 〜PRn と、これらブロック誤り検出手
段PR1 〜PRn が出力するブロックデータを受け取り
送受信装置2で付加された垂直パリティ符号に基づいて
誤り検出と訂正を行い、訂正が不可能な誤りがあるとき
には、前述の通信制御手段PT1 〜PTn に対して再送
要求信号を出力し、誤りがないときには、送受信装置2
で生成された伝送単位のデータとこの伝送単位のデータ
に付加された伝送単位用誤り訂正符号に復元して出力す
るデータ合成誤り訂正手段14とを備えている。
【0029】さらに送受信装置1は、データ合成誤り訂
正手段14の出力を受け取り伝送単位用誤り訂正符号に
基づいて伝送単位データの誤り検出を行い、誤りがなけ
れば、送受信装置2が出力した伝送単位データに復元
し、データ入出力端末11に出力し、誤りを検出した場
合には、前述の各通信制御手段PT1 〜PTn に再送要
求信号を出力するフレーム誤り検出手段15を備えてい
る。
【0030】送受信装置2も、データ入出力端末11と
同様な動作を行うデータ入出力端末21と、伝送単位用
誤り訂正符号付加手段12と同様な動作を行う伝送単位
用誤り訂正符号付加手段22と、データ分割手段13と
同様な動作を伝送単位用誤り訂正符号付加手段22の出
力に対して行うデータ分割手段23と、通信制御手段P
1 〜PTn と同様な動作を、データ分割手段23に対
して行う通信制御手段ST1 〜STn とを備えている。
【0031】さらに、送受信装置2は、ブロック誤り検
出手段PR1 〜PRn と同様な動作を通信制御手段ST
1 〜STn に対して行うブロック誤り検出手段SR1
SRn と、データ合成誤り訂正手段14と同様な動作を
ブロック誤り検出手段SR1〜SRn に対してそれぞれ
行うデータ合成誤り訂正手段24と、データ合成誤り訂
正手段24の出力に対してフレーム誤り検出手段15と
同様な動作を行い、受け取った信号に誤りがないときに
は、送受信装置1が出力した伝送単位のデータに復元し
てデータ入出力端末21に出力するフレーム誤り検出手
段25とを備えている。
【0032】以下図2および図3を参照して図1に示さ
れている送受信装置1および2の動作を説明する。
【0033】以下の説明においては、通信回線は通信回
線L1 からL4 までの4本の通信回線を使用するもの
(すなわちnが4の場合)とし、送受信装置1から送受
信装置2に対して1つの伝送単位のデータを伝送する場
合について説明する。
【0034】図4(A)は、図1のデータ入出力端末1
1に入力された1つの伝送単位のデータの一例を示す説
明図であり、図4(B)は、図4(A)の伝送単位のデ
ータに伝送単位用誤り訂正符号CRf が付加された状態
を示す説明図であり、図4(C)は図4(B)に示され
たデータがブロックデータに分割され、分割された各ブ
ロックデータにブロック別誤り訂正符号CR1 〜CR4
が付加された状態を示す説明図である。
【0035】送受信装置1のデータ入出力端末11に外
部から、たとえば、図4(A)に示すような1つの伝送
単位のデータ「アイウエオカキク」が入力されると、こ
のデータ(フレームデータ)はデータ入出力端末11か
ら伝送単位用誤り訂正符号付加手段12に出力される
(ステップS1)。
【0036】伝送単位用誤り訂正符号付加手段12は、
入力されたフレームデータに図4(B)に示すような所
定の伝送単位用誤り訂正用符号CRf を付加する(ステ
ッフS2)。
【0037】このフレームデータと伝送単位用誤り訂正
用符号CRf とは、データ分割手段13に出力される。
【0038】誤り訂正用符号としては、たとえば、巡回
冗長検査符号(CRC)を使用すればよい。
【0039】データ分割手段13は、受け取ったフレー
ムデータと伝送単位用誤り訂正符号とを予め定められた
分割単位、たとえば、図4(C)に示したように、1バ
イト単位で、分割し、通信制御手段PT1 ,PT2 ,P
3 の順に「ア」,「イ」,「ウ」を配分し出力し、通
信制御手段PT4 には、これら配分したデータについて
予め定められた方式の垂直パリティ符号P1 を生成し出
力し、続いてサイクリックにフレームデータの「エ」,
「オ」,「カ」を、それぞれ通信制御手段PT1 ,PT
2 ,PT3 に分割して配分し、これら分割配分したデー
タについての垂直パリティ符号P2 を前述したと同様に
生成し通信制御手段PT4 に出力する。
【0040】同様にフレームデータの内の残りのデータ
と伝送単位用誤り訂正符号CRf とを配分してサイクリ
ックに通信制御手段PT1 からPT3 に出力し、通信制
御手段PT4 には、上述と同様に配分したデータについ
ての垂直パリティP3 生成して出力する(ステップS3
およびステップS4)。
【0041】通信制御手段PT1 〜PT4 は、図4
(C)に示したように、配分されたデータについて、そ
れぞれ予め定められた様式のブロック別誤り訂正符号C
1 ,CR2 ,CR3 ,CR4 を生成しブロックデータ
に付加し、一時記憶する(ステップS5)。
【0042】なお、ブロック別誤り訂正符号としては、
たとえば、CRC符号を使用すればよい。
【0043】続いて、これら通信制御手段PT1 〜PT
4 は、一時記憶している情報を、同時に平行してそれぞ
れ、通信回線L1 〜L4 を介して送受信装置2に送出す
る(ステップS6)。
【0044】通信制御手段PT1 〜PT4 は、送受信装
置2からブロック単位の再送要求信号あるか否かを監視
し(ステップS7)、もし、再送要求信号が送受信装置
2から通信回線L1 〜L4 の内の、少なくとも何れか一
つを介して受信すると、その再送要求信号を受信した通
信制御手段が、内部に一時記憶しているブロックデータ
とこのブロックデータに付加されているブロック別誤り
訂正符号とを再送信する(ステップS8)。
【0045】また、送受信装置2で垂直パリティに基づ
く再送要求信号を受信すると(ステップS9)、各通信
制御手段PT1 〜PT4 は、それぞれ、一時記憶してい
るブロックデータと付加されているブロック別誤り訂正
符号とを再送信する、すなわち、ステップS6の処理に
移る。
【0046】さらに、送受信装置2で受信したブロック
データを伝送単位のデータ(フレームデータ)に復元
し、フレームデータに付加して送信された伝送単位用誤
り訂正符号に基づいて誤り検出を行い、もし誤りがあれ
ば、上述したすべての通信回線L1 〜L4 を介して再送
要求信号が送られて来るので、この場合にも、通信制御
手段PT1 〜PT4 が再送要求信号を受け取り(ステッ
プS10)、それぞれ内部に一時記憶している内容を通
信回線L1 〜L4 を介して再送信する、すなわち、ステ
ップS6の処理を行う。
【0047】以上の送信側の動作に対応して受信側の動
作を図3の流れ図を参照して説明する。
【0048】図2で説明したステップS6の処理で、通
信回線L1 〜L4 を介して通信制御手段ST1 〜ST4
がそれぞれブロックデータを受信(ステップS20)す
ると、これらの各通信制御手段ST1 〜ST4 は、受信
した信号をブロック誤り検出手段SR1 〜SR4 に出力
する。
【0049】これらのブロック誤り検出手段SR1 〜S
4 は、受信した信号中のブロック別誤り訂正符号に基
づいて、それぞれ受信した信号中のブロックデータの誤
り検出を行う(ステップS21)。
【0050】もし、ブロック誤り検出手段SR1 〜SR
4 の内の、少なくとも一つで、誤りが検出されると、誤
りを検出したブロック誤り検出手段から再送要求信号
を、そのブロック誤り検出手段に接続されている通信制
御手段に出力する。(ステップS28)。
【0051】たとえば、ブロック誤り検出手段SR1
誤りを検出したとすると、ブロック誤り検出手段SR1
は、再送要求信号を通信制御手段ST1 に出力する。こ
の場合には、通信制御手段ST1 は受け取った再送要求
信号を通信回線L1 を介して通信制御手段PT1 に送出
する。
【0052】このようにして再送要求信号を送信して送
受信装置1側から該当するブロックデータと付加されて
いるブロック別誤り訂正符号を再受信し(ステップS2
9)、再受信したブロックデータについての誤り検出を
行い(ステップS30)、再度誤りがあればステップS
28に戻る。
【0053】ステップS30で誤りがない場合およびス
テップS21でブロックデータに誤りがなければ、ブロ
ック誤り検出手段SR1 〜SR4 はブロックデータをデ
ータ合成誤り訂正手段24に出力する。
【0054】データ合成誤り訂正手段24は、ブロック
誤り検出手段から出力された垂直パリティ符号に基いて
誤り検出を行い、誤りがあればその訂正を行う(ステッ
プS22)。
【0055】データ合成誤り訂正手段24は、ここで訂
正不可能な誤りがあるか否かを調べ(ステップS2
3)、訂正不可能な誤りがあれば、送受信装置2のもつ
すべての通信制御手段ST1 〜ST4 に再送要求信号を
出力し(ステップS31)、ステップS20に処理を戻
す。
【0056】もし、ステップS23で誤りがないときに
は、データ合成誤り訂正手段24は、受信したブロック
データを合成し(ステップS24)、伝送単位のデータ
と伝送単位用誤り訂正符号とに復元して、フレーム誤り
検出手段25に出力する。
【0057】フレーム誤り検出手段25は、受け取った
伝送単位用誤り訂正符号に基づいて伝送単位データの誤
り検出を行う(ステップS25およびステップS2
6)。
【0058】もし、誤りがあれば、フレーム誤り検出手
段25は、送受信装置2内のすべての通信制御手段ST
1 〜ST4 に対して再送要求信号を出力しステップS2
0に処理を移す。
【0059】また、ステップS25の処理の結果、誤り
がなければ、伝送単位のデータをデータ入出力端末21
に出力する。
【0060】以上の説明においては、図1の通信回線の
数nを4としたが、一般的には、通信回線の数nは、3
以上の任意の値とすることができる。
【0061】また、以上の説明では、送受信装置1側か
ら送受信装置2側にデータを送信する場合についての動
作を説明したが、送受信装置2から送受信装置1に同様
にしてデータを送信することがてきることは明らかであ
る。
【0062】なお、図1の実施形態において、データ分
割制御手段13および23は所定の分割単位で伝送単位
のデータをn−1に分配配分し、通信制御手段PT1
PTn-1 と通信制御手段ST1 〜STn-1 にそれぞれ出
力し、通信制御手段PTn と通信制御手段STn には、
垂直パリティ符号を生成して出力しているが、この垂直
パリティ符号の生成を省略し、伝送単位のデータを所定
の分割単位でn個の通信制御手段PT1 〜PTn と通信
制御手段ST1 〜STn とに分配して出力する構成と
し、データ合成誤り訂正手段14および24は、それぞ
れ受け取ったブロックデータを合成し出力する構成とす
ることもできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ通
信方法とその装置は、一つの伝送単位のデータを複数
(n本)に分割し、それぞれをブロックデータとして、
ブロックデータのそれぞれに、ブロック別誤り訂正用符
号を付けて、同時に複数(n本)の通信回線を介して平
行して送信し、まずブロック別に誤り検出を行い、誤り
を検出したデータについては、該当するブロックデータ
について再送信を行わせるようにしたので、従来のよう
に1つの伝送単位のデータを一括して一本の通信回線を
介して伝送するのに対して、従来と同一の伝送速度でデ
ータを送信を行う場合でも、データの伝送に要する時間
をほぼ1/nとすることができるという効果を有する。
【0064】また、一つの伝送単位のデータの内の誤り
を生じた部分だけを再送信するので、再送信に要する時
間も短くすることができるという効果を有している。
【0065】また、第三者が盗聴をしようとする場合に
は、複数の使用通信回線で伝送されているすべてのデー
タについて解読する必要があるので、データの内容を盗
聴することが難かしくなると言う効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信装置の実施の形態の一例を
示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施形態の送信側の動作の一例を
示す流れ図である。
【図3】図1に示した実施形態の受信側の動作の一例を
示す流れ図である。
【図4】(A)は、図1で送信すべき伝送単位のデータ
の一例を示す説明図である。(B)は、(A)で示した
データに伝送単位用誤り訂正符号が付加された状態の一
例を示す説明図である。(C)は、(B)で示したデー
タを4つの通信制御手段にブロックデータとして配分し
た状態を示す説明図である。
【図5】従来のこの種のデータ通信装置の実施形態を示
す系統図である。
【符号の説明】
1 送受信装置 2 送受信装置 11 データ入出力端末 12 伝送単位用誤り訂正符号付加手段 13 データ分割手段 14 データ合成誤り訂正手段 15 フレーム誤り検出手段 21 データ入出力端末 22 伝送単位用誤り訂正符号付加手段 23 データ分割手段 24 データ合成誤り訂正手段 25 フレーム誤り検出手段 L1 〜Ln 通信回線 PT1 〜PTn 通信制御手段 PR1 〜PRn ブロック誤り検出手段 ST1 〜STn 通信制御手段 SR1 〜SRn ブロック誤り検出手段 CRf 伝送単位用誤り訂正符号 P1 〜P3 垂直パリティ符号 CR1 〜CR4 ブロック別誤り訂正符号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元送受信装置で送信すべき所定の伝
    送単位のデータについて所定の伝送単位用誤り訂正符号
    を付加し、前記伝送単位用誤り訂正符号を付加した前記
    所定の伝送単位のデータについて通信回線を介して送信
    先に伝送し、送信先の送受信装置では、伝送されたデー
    タを受信し、前記伝送単位用誤り訂正符号に基づいて前
    記受信した所定の伝送単位のデータについての誤りの検
    出を行い、誤りのあるデータについては送信先送受信装
    置より再送要求を行い前記送信元送受信装置から再送さ
    せるデータ通信方法において、複数のn本の通信回線を
    前記通信回線として使用し、前記伝送単位用誤り訂正符
    号を付加された前記伝送単位のデータをその配列順に所
    定の分割単位に分割し、前記分割したデータを前記配列
    順に前記n本の通信回線に所定の配分順にサイクリック
    に順次配分しブロックデータとし、前記各ブロックデー
    タごとに所定のブロック別誤り訂正符号を付加してから
    前記送信先送受信装置に平行して送信し、前記送信先送
    受信装置は前記n本の通信回線により個別に受信した各
    ブロックデータについてそれぞれ個別に前記ブロック別
    誤り訂正符号に基づいて誤りの検出を行い誤りがあれ
    ば、そのブロックデータを受信した通信回線を介して再
    送要求を行い、前記送信元の送受信装置から該当するブ
    ロックデータの再送信を行わせ、前記n本の通信回線で
    受信したブロックデータを元の伝送単位のデータに前記
    伝送単位についての誤り訂正符号を付加したデータに戻
    し、前記伝送単位についての誤り訂正符号に基づいて前
    記伝送単位のデータの誤り検出を行い、誤りがある場合
    には、前記伝送単位のデータすべてについての再送要求
    を前記n本の通信回線を介して前記送信元送受信装置に
    送信し、前記送信元送受信装置より再送信を行わせ、前
    記誤りのない場合前記伝送単位のデータを復元し出力さ
    せることを特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 送信元送受信装置で送信すべき所定の伝
    送単位のデータについて所定の伝送単位用誤り訂正符号
    を付加し、前記伝送単位用誤り訂正符号を付加した前記
    所定の伝送単位のデータについて通信回線を介して送信
    先に伝送し、送信先の送受信装置では、伝送されたデー
    タを受信し、前記伝送単位用誤り訂正符号に基づいて前
    記受信した所定の伝送単位のデータについての誤りの検
    出を行い、誤りのあるデータについては送信先送受信装
    置より再送要求を行い前記送信元送受信装置から再送さ
    せるデータ通信方法において、複数のn本の通信回線を
    前記通信回線として使用し、前記伝送単位用誤り訂正符
    号を付加された前記伝送単位のデータをその配列順に所
    定の分割単位に分割し、前記分割したデータを前記配列
    順に前記n本の内のn−1本の通信回線に所定の配分順
    にサイクリックに順次配分しブロックデータとし、前記
    各ブロックデータごとに所定のブロック別誤り訂正符号
    を付加してから前記送信先送受信装置に平行して送信
    し、前記n本の通信回線の内のn番目の通信回線には前
    記n−1本の通信回線に配分された前記分割単位で分割
    されたデータについて所定の垂直パリティ符号を生成
    し、前記生成した垂直パリテイ符号についても前記ブロ
    ック別誤り訂正符号を付加し、前記n−1本の通信回線
    によるブロックデータの送信と平行して前記送信先送受
    信装置に送信し、前記送信先送受信装置は前記n本の通
    信回線により個別に受信した各ブロックデータについて
    それぞれ個別に前記ブロック別誤り訂正符号に基づいて
    誤りの検出を行い誤りがあれば、そのブロックデータを
    受信した通信回線を介して再送要求を行い、前記送信元
    の送受信装置から該当するブロックデータの再送信を行
    わせ、前記n−1本の通信回線で受信したブロックデー
    タを元の伝送単位のデータに合成し、前記合成したデー
    タについて、前記n番目の通信回線を介して受信した垂
    直パリテイ符号に基づいて誤りチェックと誤り訂正を行
    い、誤り訂正が不可能なデータが存在する場合には、前
    記n本の通信回線を介してそれぞれブロックデータの再
    送要求を行い、送信元送受信装置からの再送を行わせ、
    前記合成した伝送単位のデータに付加されている前記誤
    り訂正符号に基づいて前記伝送単位のデータの誤り検出
    を行い、誤りがある場合には、前記伝送単位のデータす
    べてについての再送要求を前記n本の通信回線を介して
    前記送信元送受信装置に送信し、前記送信元送受信装置
    より前記各ブロックデータの再送信を行わせることを特
    徴とするデータ通信方法。
  3. 【請求項3】 送信元の送受信装置と、送信先の送受信
    装置と、前記送信元送受信装置と前記送信先送受信装置
    とを接続する複数のn本の通信回線とを備え、前記送信
    元の送受信装置には、伝送単位のデータを受け取ると所
    定の伝送単位用誤り訂正符号を前記伝送単位データに付
    加して出力する伝送単位用誤り訂正符号付加手段と、前
    記伝送単位用誤り訂正符号付加手段の出力をその配列順
    に所定の分割単位に分割し前記n本の通信回線別に所定
    の順序でサイクリックに配分し前記通信回線別にブロッ
    クデータとして出力するデータ分割手段と、前記通信回
    線のそれぞれに個別に接続され前記ブロックデータを個
    別に受け取ると所定のブロック別誤り訂正符号を前記ブ
    ロックデータに付加して内部に一時記憶するとともに前
    記通信回線を介して送出し、前記接続された通信回線を
    介して前記送信先の送受信機から再送要求信号を受け取
    ると前記一時記憶している前記ブロックデータとそのブ
    ロックデータに付加されている前記ブロック別誤り訂正
    符号とを再送信し前記通信回線を介して相手側から前記
    再送要求信号以外の信号を受信すると受信データとして
    出力し内部で出力された再送要求信号を受け取ると前記
    接続されている通信回線を介して相手側にこの再送要求
    信号を出力するn個の通信制御手段と、前記受信信号を
    個別に受け取ると、前記受信信号がブロックデータであ
    れば、このブロックデータに付加されているブロック別
    誤り訂正符号を基に誤り検出を行い誤りがあれば、前記
    受信信号を出力した通信制御手段に再送要求信号を出力
    し、誤りがなければ前記ブロックデータを出力するn個
    のブロック誤り検出手段と、前記n個のブロック誤り検
    出手段の出力するブロックデータを合成し出力するデー
    タ合成手段と、前記データ合成手段の出力中に含まれる
    前記伝送単位用誤り訂正符号に基づいた誤り検出を行い
    誤りが存在する場合には、自装置内の前記各通信制御手
    段に対して再送要求信号を出力し、誤りが検出されない
    ときには、前記伝送単位のデータを復元して出力するフ
    レーム誤り検出手段とを備えることを特徴とするデータ
    通信装置。
  4. 【請求項4】 送信元の送受信装置と、送信先の送受信
    装置と、前記送信元送受信装置と前記送信先送受信装置
    とを接続する複数のn本の通信回線とを備え、前記送信
    元の送受信装置には、伝送単位のデータを受け取ると所
    定の伝送単位用誤り訂正符号を前記伝送単位データに付
    加して出力する伝送単位用誤り訂正符号付加手段と、前
    記伝送単位用誤り訂正符号付加手段の出力をその配列順
    に所定の分割単位に分割し前記n本の通信回線中のn−
    1本の前記通信回線別に所定の順序でサイクリックに配
    分し前記通信回線別にブロックデータとして出力し、前
    記n本の通信回線の内の前記n−1本を除いた1本の通
    信回線には、前記所定の分割単位別に前記n−1本分の
    データの所定の垂直パリテイ符号を生成してブロックデ
    ータの一つとして出力するデータ分割手段と、前記通信
    回線のそれぞれに個別に接続され前記ブロックデータを
    個別に受け取ると所定のブロック別誤り訂正符号を前記
    ブロックデータに付加して内部に一時記憶するとともに
    前記通信回線を介して送出し、前記接続された通信回線
    を介して前記送信先の送受信機から再送要求信号を受け
    取ると前記一時記憶している前記ブロックデータとその
    ブロックデータに付加されている前記ブロック別誤り訂
    正符号とを再送信し前記通信回線を介して相手側から前
    記再送要求信号以外の信号を受信すると受信データとし
    て出力し内部で出力する再送要求信号を受け取ると前記
    接続されている通信回線を介して相手側にこの再送要求
    信号を出力するn個の通信制御手段と、前記受信信号を
    個別に受け取ると、前記受信信号がブロックデータであ
    れば、このブロックデータに付加されているブロック別
    誤り訂正符号を基に誤り検出を行い誤りがあれば、前記
    受信信号を出力した通信制御手段に再送要求信号を出力
    し、誤りがなければ前記ブロックデータを出力するn個
    のブロック誤り検出手段と、前記n個のブロック誤り検
    出手段の出力するブロックデータを合成し、前記垂直パ
    リテイ符号に基づいた誤り検出と訂正を行い、訂正不可
    能な誤りが存在する場合には前記自装置内の前記各通信
    制御手段に前記再送要求信号を出力するデータ合成手段
    と、前記データ合成手段の出力中に含まれる前記伝送単
    位用誤り訂正符号に基づいた誤り検出を行い誤りが存在
    する場合には、自装置内の前記各通信制御手段に対して
    再送要求信号を出力し、誤りが検出されないときには、
    前記伝送単位のデータを復元して出力するフレーム誤り
    検出手段とを備えることを特徴とするデータ通信装置。
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