JP2002033719A - 通信方式 - Google Patents

通信方式

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JP2002033719A
JP2002033719A JP2000218436A JP2000218436A JP2002033719A JP 2002033719 A JP2002033719 A JP 2002033719A JP 2000218436 A JP2000218436 A JP 2000218436A JP 2000218436 A JP2000218436 A JP 2000218436A JP 2002033719 A JP2002033719 A JP 2002033719A
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error
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cells
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JP2000218436A
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English (en)
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Masanori Kurita
昌典 栗田
Kazunari Maeda
一成 前田
Koichi Okada
晃一 岡田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ伝送効率を飛躍的に向上させた通信方
式を提供する。 【解決手段】 パケットのヘッダ部1と、複数のデータ
セル2aから構成されるデータ部2とでデータ伝送速度
を可変とした、通信機で用いられる通信方式において、
送信側の通信機は、データ部2内で誤り発生頻度高い部
分のデータセル2aに誤り訂正符号2abを付加する一
方、誤り発生頻度低い部分のデータセル2aには誤り検
出符号2acを付加して、受信側の通信機に送信し、受
信側の通信機は、誤り訂正符号2abの誤り訂正能力以
上の誤りが発生するか、誤り検出符号2acにより誤り
が検出された場合には、送信側の通信機に、その誤りが
発生したデータセル2aの再送を要求するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケットのヘッダ
部とデータ部とでデータ伝送速度を可変とした、通信機
で用いられる通信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、急激な携帯電話の普及をはじめ、
無線LAN等の無線通信システムが注目され始めてい
る。当該無線通信システムでの通信方式として、図7に
示すヘッダ部1とデータ部2とを備えたパケット通信方
式が、一般的に良く知られており、データ部2には、通
信したいデータ列2aaと、当該パケットの誤り訂正符
号2ab又は誤り検出符号2acが含まれる一方、ヘッ
ダ部1には、送受信機間の同期を取ったり、送信パケッ
トのフォーマットを受信機に通知したり、通信したいデ
ータのアドレスや通信手順等の重要な情報を含んでい
る。このため、ヘッダ部1を確実に伝送する必要性か
ら、特開平4-276944号公報や、特開平5-268268号公報に
示されているように、ヘッダ部1の方がデータ部2に比
べて遅い伝送速度で通信を行うことが提案されている。
【0003】しかし、上述の通信方式では、パケットの
ヘッダ部1とデータ部2でのデータ伝送速度の切り替わ
り時に、送受信機間の同期の乱れによって、データ部2
の前方ほど誤り発生頻度が高くなり、データ部2の後方
ほど誤りの発生頻度が低くくなることが知られている。
従って、誤り検出符号2acを用いると、このようにデ
ータ部2の前方に片寄った誤りがあるにも係らず、パケ
ット全体の再送を繰り返すこととなり、著しくデータ伝
送効率が低下するという問題があった。
【0004】また、誤り訂正符号2abを用いると、パ
ケットの再送頻度は低く抑えられるものの、データ部2
の後方は、誤りが発生しにくいにも係らず、誤り検出符
号2acに比べて冗長な誤り訂正符号2abが付加され
ることとなるので、データ伝送効率が低下するという問
題があった。そこで、本願の発明者らは、上記の問題点
に対する対策として、データ部を複数のデータセルに分
割し、エラーの発生したデータセルのみを再送すること
に着目した。
【0005】具体的には、図8に示すように、ヘッダ部
1に、誤り検出符号又は誤り訂正符号からなる誤り訂正
データ1bを含めると共に、データ部2を複数のデータ
セル2aに分割して、データセル2aごとに、データ列
2aaに対する誤り検出符号2ab又は、誤り訂正符号
2acを付加したパケットを構成し、誤り訂正符号2a
bを用いて誤りを検出した場合には、受信機で、受信し
た誤りを含んだデータセル2a内のビットを訂正して誤
り耐性を持たせる一方、誤り検出符号2acを用いて、
受信機が誤ったデータを受信したと判断した場合には、
送信機に対して当該データセル2aの再送要求を行うよ
うにした。
【0006】このようにすることで、誤り訂正符号2a
bを用いた場合、データ部2の前方に片寄った誤りが生
じたとしても、誤りの発生したデータセル2aのみを再
送することができるので、伝送効率を向上させることが
できる。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】ところが、誤り訂正符号2abを用いた場
合では、誤り訂正能力以上の誤りが生じた場合に、誤り
の発生したデータセル2aのみを再送するようにしたこ
とで、従来の通信方式のようにパケット全体を再送する
必要がないため、データ伝送効率を向上させることがで
きたものの、データ部2の後方は、誤りが発生しにくい
にも係らず、依然として、データ部2の後方の各データ
セル2aに、誤り検出符号2acに比べて冗長な誤り訂
正符号2abが付加されることとなるので、データ伝送
効率の飛躍的な改善までには至らなかった。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、データ伝送効率
を飛躍的に向上させた通信方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、パケットのヘッダ部と、複数のデータセルから
構成されるデータ部とでデータ伝送速度を可変とした、
通信機で用いられる通信方式において、送信側の通信機
は、前記データ部内で誤り発生頻度高い部分のデータセ
ルに誤り訂正符号を付加する一方、誤り発生頻度低い部
分のデータセルには誤り検出符号を付加して、受信側の
通信機に送信し、前記受信側の通信機は、誤り訂正符号
の誤り訂正能力以上の誤りが発生するか、誤り検出符号
により誤りが検出された場合には、前記送信側の通信機
に、その誤りが発生したデータセルの再送を要求するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の通信方式に加え、先頭のデータセルから順に、誤
り訂正符号の訂正能力を低下させることを特徴とするも
のである。
【0011】請求項3記載の発明にあっては、パケット
のヘッダ部とデータ部とでデータ伝送速度を可変とし
た、通信機で用いられる通信方式において、前記データ
部内で誤り発生頻度高い部分をダミーデータとすること
を特徴とするものである。
【0012】請求項4記載の発明にあっては、請求項3
記載の通信方式に加え、前記ダミーデータを、同期確立
用プリアンブルデータ列とすることを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項5記載の発明にあっては、パケット
のヘッダ部と、複数のデータセルから構成されるデータ
部とでデータ伝送速度を可変とした、通信機で用いられ
る通信方式において、送信側の通信機は、前記データセ
ルを順番に、前記データ部に格納して受信側の通信機に
送信した後、順序を入れ替えて、前記データ部の後方部
分に格納されていたデータセルから順に、前記データ部
に格納して、受信側の通信機に再送するようにし、受信
側の通信機は、前記送信側の通信機から送信された2つ
のパケットの誤り検出を行い、2つのパケットに含まれ
る前記データセルのうち、誤りのないデータセルを選択
する一方、両方のデータセルから誤りが検出された場合
には、前記送信側の通信機に、その誤りが発生したデー
タセルの再送を要求するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0014】請求項6記載の発明にあっては、パケット
のヘッダ部と、複数のデータセルから構成されるデータ
部とでデータ伝送速度を可変とした、通信機で用いられ
る通信方式において、送信側の通信機は、前記データ部
内で誤り発生頻度の高い部分のデータセルを、誤り発生
頻度の低い部分のデータセルの後部に再度付加して、受
信側の通信機に送信し、受信側の通信機は、前記送信側
の通信機から送信された、誤り発生頻度の高い部分のデ
ータセルと、誤り発生頻度の低い部分のデータセルの後
部に再度付加したデータセルの誤り検出を行い、そのう
ち誤りのないデータセルを選択する一方、両方のデータ
セルから誤りが検出された場合には、前記送信側の通信
機に、その誤りが発生したデータセルの再送を要求する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0015】請求項7記載の発明にあっては、パケット
のヘッダ部と、複数のデータセルから構成されるデータ
部とでデータ伝送速度を可変とした、通信機で用いられ
る通信方式において、送信側の通信機は、重要度の低い
データを含んだデータセルを、データ部の前方に格納す
る一方、重要度の高いデータを含んだデータセルを、デ
ータ部の後方に格納して、受信側の通信機に送信し、受
信側の通信機は、前記重要度の低いデータを含んだデー
タセルで発生した誤りが、予め定めた許容範囲を超えた
場合には、前記送信側の通信機に、その誤りが発生した
データセルの再送を要求するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】従来の通信方式では、パケットの
ヘッダ部とデータ部でのデータ伝送速度の切り替わり時
に、送受信機間の同期の乱れによって、データ部の前方
ほど誤りが発生しやすく、データ部の後方ほど誤りが発
生しにくくなることが問題となっている。そこで、本願
の発明者らは上記の問題点に対する対策として、データ
部の前方の誤り耐性を強くするか、誤りを許容するよう
なパケット構成にすることに注目した。以下、各実施形
態に分けて詳細に説明することとする。
【0017】[第1の実施の形態]本実施形態の通信方式
は、図1の本実施形態の通信方式におけるパケットフォ
ーマットに示すように、誤りの発生しやすい1番目から
m番目までのデータセル2aには冗長度の高い誤り訂正
符号2abを付加し、誤りの発生しにくいm+1番目以
降のデータセル2aには比較的冗長度の低い誤り検出符
号2acを付加したパケット構成となっている。そし
て、1番目からm番目までのデータセル2aで誤り訂正
符号2abの誤り訂正能力以上の誤りが発生するか、m
+1番目以降のデータセル2aで誤り検出符号2acに
より誤りが検出された場合にのみ、当該誤りの発生した
データセル2aの再送を行うようにしたものである。
【0018】以下、上述の要旨を踏まえ、本実施形態の
通信方式における通信手順について、図1及び図2に基
づいて詳細に説明することとする。図2は本実施形態の
通信方式を用いた無線通信システムを示す概念図であ
り、(a)はデータを送信する無線通信機3、(b)は
無線通信機3からのデータを受信する無線通信機5の構
成を示すブロック図である。
【0019】無線通信機3の送信データ記憶部3aに記
憶された複数のデータ列2aaは、パケット構成部3b
に出力され、パケット構成部3bでは、ヘッダ部1に、
同期に必要なプリアンブルや送信データのアドレス等が
含まれるデータ1aと、巡回符号を用いたCRC(Cycl
ic Redundancy Check)等の誤り検出符号又は、BCH
(Bose Chaudhuri Hocquenghem)等の誤り訂正符号から
なるデータ1aの誤り訂正データ1bとを格納すると共
に、データ部2に、複数のデータ列2aaと、その誤り
訂正符号2ab又は誤り検出符号2acとからなる複数
のデータセル2aを格納して、パケットを構成し、送受
信部3cに出力するようになっている。
【0020】このとき、パケット構成部3bでは、デー
タ部2に、誤りの発生しやすい1番目からm番目までの
データセル2aには冗長度の高い誤り訂正符号2abを
付加し、誤りの発生しにくいm+1番目以降のデータセ
ル2aには比較的冗長度の低い誤り検出符号2acを付
加するようになっている。そして、送受信部3cでは、
パケットを変調すると共に無線通信周波数に変換して、
アンテナ3dを介して電波4aとして無線通信機5に送
信する。このとき、ヘッダ部1は低いデータ伝送速度で
送信されると共に、データ部2は高いデータ伝送速度で
送信されるようになっている。
【0021】無線通信機5のアンテナ5aを介して受信
された電波4aは、送受信部5bに出力され、送受信部
5bでベースバンド信号に変換されると共に復調され
て、誤り検出部5cに送信される。誤り検出部5cで
は、ヘッダ部1に含まれる誤り訂正データ1b及び、各
データセル2aに含まれる誤り訂正符号2ab又は誤り
検出符号2acより誤りがないかどうか検査され、誤り
がなければ、受信データ記憶部5dに受信データを格納
すると共に、ヘッダ部1及びデータ部2に誤りがなかっ
た旨の信号である正常信号を送受信部5bに出力する。
送受信部5bでは、正常信号を変調すると共に無線通信
周波数に変換して、アンテナ5aを介して電波4bとし
て無線通信機3に送信する。
【0022】無線通信機3のアンテナ3dを介して受信
された電波4bは、送受信部3cに出力され、送受信部
3cでベースバンド信号に変換されると共に復調され
て、パケット構成部3bに送信される。パケット構成部
3bでは正常信号を受信すると、次に、送信データ記憶
部3aから出力されるデータ列2aaがないか待機する
ようになっている。
【0023】一方、誤り検出部5cで、ヘッダ部1に含
まれる誤り訂正データ1b及び、各データセル2aに含
まれる誤り訂正符号2ab又は誤り検出符号2acより
誤りがないかどうか検査され、誤りが検出された場合で
あって、その誤りの検出が誤り訂正符号によるものの場
合には、当該符号に従って誤りを訂正するようになって
いる。ここで、誤り訂正符号の誤り訂正能力以上の誤り
が発生した場合や、誤りの検出が誤り検出符号によるも
のの場合には、誤りを検出した旨の信号である誤り検出
信号を送受信部5b、アンテナ5aを介して電波4bと
して無線通信機3に送信する。
【0024】無線通信機3のパケット構成部3bでは、
アンテナ3d、送受信部3cを介して、電波4bに含ま
れる誤り検出信号を検出した場合には、送信に失敗した
ヘッダ1又は何れかのデータセル2aを、送受信部3
c、アンテナ3dを介して、電波4aとして、無線通信
機5に送信する。再送されたヘッダ部1又は何れかのデ
ータセル2aは、無線通信機5の誤り検出部5cで誤り
がないかどうか検査され、誤りがなければ、受信データ
記憶部5dに受信データを格納すると共に、誤りがない
旨を含んだ正常信号を無線通信機3に送信するようにな
っている。
【0025】このように、本実施形態の通信方式によれ
ば、誤りの発生しやすいデータ部2の前半部分に格納さ
れたデータセル2aには誤り訂正符号2abを付加し、
誤りの発生しにくいデータ部2の後半部分に格納された
データセル2aには誤り検出符号2acを付加したパケ
ット構成とし、誤り訂正符号2abの誤り訂正能力以上
の誤りが発生するか、誤り検出符号2acにより誤りが
検出された場合のみ、当該誤りが発生したデータセル2
aの再送を行うことで、誤り訂正符号の冗長度を最低限
に抑えて、データセル2aの再送頻度を抑えることがで
き、データ伝送効率を飛躍的に向上せしめることができ
る。
【0026】[第2の実施の形態]また、1番目からm番
目までのデータセル2aに付加する誤り訂正符号2ab
の誤り訂正能力を、1番目からm番目のデータセル2a
に向かうにしたがって、段階的に低くしていくようにし
ても良い。すなわち、誤りのより発生しやすいデータ部
2の前方では、誤り耐性の強い符号を付加し、比較的誤
りの発生しにくいデータ部2の中央近傍では、誤り耐性
の弱い符号を付加するようにすることで、誤りの発生頻
度に合わせた誤り訂正能力の符号を付加することできる
と共に、誤り耐性の強度と冗長度は反比例し、1番目か
らm番目のデータセル2aに向かうにしたがって、誤り
訂正符号2abの冗長度が減少するので、さらなるデー
タ伝送効率の向上を図ることができる。
【0027】[第3の実施の形態]次に、データ部の前方
の誤りが発生しやすい区間にダミーデータを設けた通信
方式について、図2及び図3に基づいて詳細に説明す
る。図3は、本実施形態の通信方式におけるパケットフ
ォーマットを示す図である。尚、第1の実施形態と同様
の部分については、説明を省略又は簡略化することと
し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ、詳細に
説明することとする。
【0028】本実施形態の通信方式で用いるパケットの
フォーマットは、図3に示すように、データ部2の前方
の誤りが発生しやすい区間にダミーデータ6が設られ、
ダミーデータ6以降のデータ部2は、データ列2aaの
誤り検出符号2acを含んだ、複数のデータセル2aか
ら構成されている。そして、本実施形態の無線通信機3
のパケット構成部3bでは、ヘッダ部1を構成するとき
に、ダミーデータ6の長さの情報を含めて、無線通信機
5に送信するようになっており、無線通信機5の誤り検
出・訂正部5cでは、ヘッダ部1に含まれているダミー
データ6の長さの情報に基づいて、当該長さ分だけ、デ
ータ部2の前方部分をダミーデータ6であるとして無視
するようになっている。
【0029】尚、ダミーデータ6の長さの情報は、予め
誤り検出・訂正部5cに記憶させておいても良いし、無
線通信機3のパケット構成部3bにおいて、ダミーデー
タ6を“100001”のような、特定のパターンで構
成して送信し、誤り検出・訂正部5cに、当該特定パタ
ーンを記憶させておくことによって、ダミーデータ6を
判別するよう構成しても良い。以上のように構成するこ
とで、ダミーデータ6内で誤りが発生しても、当該ダミ
ーデータ6は元々、何の情報も含んでいないデータであ
り、パケットを再送する必要がないため、データセルの
再送頻度を抑えてデータ伝送効率の向上を図ることがで
きる。
【0030】[第4の実施の形態]また、無線通信機3の
送受信部3cの変調方式にDQPSK方式を採用するの
であれば、無線通信機3のパケット構成部3bで、デー
タ部2を構成するときに、ダミーデータ6を、“010
101・・” のように、90度ずつ位相がずれて同期
が取りやすい同期確立用のプリアンブルデータ列を格納
して、無線通信機5に送信し、無線通信機5の送受信部
5bでは、ヘッダ部1の先頭に含まれるプリアンブルデ
ータ列のみならず、ダミーデータ6に含まれるプリアン
ブルデータ列からも同期を取ることによって、受信デー
タの同期を保ち易くすることができるので、誤りの発生
を最小限に抑えることができ、引いてはデータ伝送効率
の向上を図ることができる。
【0031】[第5の実施の形態]次に、初めは、複数の
データセルを順番にデータ部に格納して受信側の無線通
信機に送信した後、順序を入れ替えて、データ部の後方
部分に格納されていたデータセルから順に格納するよう
にした通信方式について、図2及び図4に基づいて詳細
に説明する。図4は、本実施形態の通信方式におけるパ
ケットフォーマットを示す図であり、(a)は複数のデ
ータセルを順番にデータ部に格納したパケットフォーマ
ットを示し、(b)はデータ部の後方部分に格納されて
いたデータセルから順に格納するようにしたパケットフ
ォーマットを示す図である。尚、第1の実施形態と同様
の部分については、説明を省略又は簡略化することと
し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ、詳細に
説明することとする。
【0032】本実施形態の無線通信機3のパケット構成
部3bは、図4(a)に示すように、データ列2aa
と、そのデータ列2aaの誤り検出符号2acとからな
るn個のデータセル2aを構成し、1番目からn番目へ
と順番になるように、データセル2aをデータ部2に格
納して、無線通信機5へ送信した後、図4(b)に示す
ように、n番目から1番目へと、最初に送信した時と順
序が逆になるように、データセル2aをデータ部2に格
納して、無線通信機5へ送信するようにする。
【0033】そして、無線通信機5の誤り検出・訂正部
5cでは、無線通信機3から送信された2つのパケット
の誤り検出を行い、2つのパケットに含まれるデータセ
ル2aのうち、誤りのないデータセル2aを選択して、
受信データ記憶部5dに格納するようにする。尚、両方
のデータセル2aから誤りが検出された場合には、無線
通信機3に対して、当該誤りが検出されたデータセル2
aの再送を要求するようになっている。
【0034】このようにすることで、一方のパケットの
データ部2の前方で誤りが発生しても、もう一方のパケ
ットでは、同一のデータ列2aaを含んだデータセル2
aがデータ部2の後方に位置しているので、誤りが発生
しにくく、同一のデータ列2aaを含んだデータセル2
aのどちらか一方は、誤りが生じることなく受信する可
能性が高くなる。これにより、誤りによるパケットの再
送回数を抑えることができ、データ伝送効率の向上を図
ることができる。
【0035】[第6の実施の形態]次に、データ部2に格
納されるデータセル2aのうち、データ部の前方の誤り
が発生しやすい区間にあるデータセル2aを、データ部
2の最後尾に再度格納するようにした通信方式につい
て、図2及び図5に基づいて詳細に説明する。図5は、
本実施形態の通信方式におけるパケットフォーマットを
示す図である。尚、第1の実施形態と同様の部分につい
ては、説明を省略又は簡略化することとし、本実施形態
の特徴となる部分についてのみ、詳細に説明することと
する。
【0036】本実施形態の無線通信機3のパケット構成
部3bは、図4(a)に示すように、データ列2aa
と、そのデータ列2aaの誤り検出符号2acとからな
るn個のデータセル2aを構成し、1番目からn番目へ
と順番になるように、データセル2aをデータ部2に格
納すると共に、データセル2aのうち、誤りが発生しや
すいデータ部2の前方にある1番目からm番目までのデ
ータセル2aをパケットの最後尾に再度付加して、無線
通信機5へ送信するようにする。
【0037】そして、無線通信機5の誤り検出・訂正部
5cでは、無線通信機3から送信されたパケットの誤り
検出を行い、夫々2つの、1番目からm番目までのデー
タセル2aのうち、誤りのないデータセル2aを選択し
て、受信データ記憶部5dに記憶するようにする。尚、
両方のデータセル2aから誤りが検出された場合には、
無線通信機3に対して、当該誤りが検出されたデータセ
ル2aの再送を要求するようになっている。
【0038】このようにすることで、データ部2の前方
にある1番目からm番目までのデータセル2aでは誤り
が発生しやすいが、データ部2の最後尾にある1番目か
らm番目までのデータセル2aと同一のデータセル2a
では誤りが発生しにくいため、どちらか一方のデータセ
ル2aは、誤りを生じることなく受信する可能性が高く
なる。これにより、誤りによるパケットの再送回数を抑
えることができ、データ伝送効率の向上を図ることがで
きる。
【0039】[第7の実施の形態]次に、重要度の低いデ
ータ列をデータ部の前方に格納するようにし、重要度の
高いデータ列をデータ部の後方に格納するようにした通
信方式について、図2及び図6に基づいて詳細に説明す
る。図6は、本実施形態の通信方式におけるパケットフ
ォーマットを示す図である。尚、第1の実施形態と同様
の部分については、説明を省略又は簡略化することと
し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ、詳細に
説明することとする。
【0040】本実施形態にあっては、例えば、図7に示
すような、音声データ2bと、画像データ2cと、画像
データ2cを表示素子に表示させるためのアドレス情報
データ2dとを1つのパケットで伝送する場合、画像デ
ータ2cを表示素子に正しく表示させるために必要なア
ドレス情報データ2dが最も重要なデータであり、次に
画像データ2cが重要で、音声データ2bは多少のエラ
ーを許容するようなさほど重要ではないデータとすれ
ば、音声データ2b、画像データ2c、アドレス情報デ
ータ2dの順にデータセル2aの前方から格納するよう
にする。
【0041】そして、例えば、受信した複数の音声デー
タ2bを含むデータセル2aのうち、1つが誤りを起し
た程度の誤りが少ない場合には、音声データ2bは、重
要度の低いデータであるから許容範囲であるとし、音声
データ2bを含むデータセル2aの大半が誤りを起した
場合を除いて、パケットの再送を行わないようにするこ
とで、パケットの再送回数を抑えるようにする。
【0042】このように、本実施形態にあっては、アド
レス情報などのように重要なデータ列を、データ部2の
後方に格納するようにし、データ部2の前方に格納した
重要度の低いデータ列で発生した誤りが、予め定めた許
容範囲を超えた場合には、当該誤りを起したデータセル
2aを再送するようにし、許容範囲内であれば、パケッ
トの再送を行わないようにすることで、データ伝送効率
の向上を図ることができる。
【0043】尚、以上の第1乃至第7の実施形態で用い
る無線通信システムは、データを送信する無線通信機3
と、無線通信機3からのデータを受信する無線通信機5
とからなり、その構成上、一見、無線通信機3から無線
通信機5への一方向のみのデータ送信ととれるが、この
構成に限定されるものではなく、無線通信機3に無線通
信機5の構成である誤り検出・訂正部5c、受信データ
記憶部5dを加える一方、無線通信機5に無線通信機3
の構成であるパケット構成部3b、送信データ記憶部3
aを加えることによって、双方向のデータ送信を可能と
なるように構成しても良い。
【0044】また、以上の第1乃至第7の実施形態にお
ける通信方式では、無線通信システムを用いて説明した
が、当該無線通信システムに限定されるものではなく、
有線通信システムにも用いることができるものである。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、データ
部内で誤り発生頻度の高い部分のデータセルに誤り訂正
符号を付加する一方、誤り発生頻度の低い部分のデータ
セルには誤り訂正符号を付加するようにし、誤り訂正符
号の誤り訂正能力以上の誤りが発生するか、誤り検出符
号により誤りが検出された場合に、誤りが発生したデー
タセルの再送をするようにしたことで、誤り訂正符号の
冗長度を最低限に抑えて、データセルの再送によるデー
タ伝送効率の損失を低減し、データ伝送効率を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【0046】請求項2記載の発明にあっては、先頭のデ
ータセルから順に、誤り訂正符号の訂正能力を低下させ
ることで、誤りの発生頻度に合わせた誤り訂正能力の符
号を付加することできると共に、データ部の後方に向か
うにしたがって、誤り訂正符号の冗長度が減少するの
で、さらなるデータ伝送効率の向上を図ることができる
という効果を奏する。
【0047】請求項3記載の発明にあっては、データ部
前方の誤り発生頻度の高い部分をダミーデータとするこ
とで、データ部前方で誤りが発生した場合でも、データ
セルの再送をする必要がなく、データセルの再送頻度を
抑えて、再送によるデータ伝送効率の損失を低減し、デ
ータ伝送効率を向上させることが可能となるという効果
を奏する。
【0048】請求項4記載の発明にあっては、ダミーデ
ータを同期確立用のプリアンブルデータ列とすること
で、データ部の前方でエラーが発生した場合でも、受信
データの同期を保ち易くして、エラーの発生を最小限に
抑えて、データ伝送効率を向上させることができるとい
う効果を奏する。
【0049】請求項5記載の発明にあっては、同じデー
タセルを含んだパケットを、データセルの順番を前後入
れ替えて2回送信することで、一方のパケットでデータ
部の先頭部分に誤りが発生しても、もう一方のパケット
では同一のデータを含んだデータセルがデータ部の後方
に位置しているので、エラーが起こりにくく、2つのパ
ケットのうち、誤りのないデータセルを選択すること
で、データセルの再送によるデータ伝送効率の損失を低
減し、データ伝送効率を向上させることができるという
効果を奏する。
【0050】請求項6記載の発明にあっては、データ部
内の誤りが発生しやすい部分のデータセルを、パケット
の最後尾に再度付加してパケットを構成し、受信したパ
ケットで誤りのない方のデータセルを選択することで、
データセルの再送によるデータ伝送効率の損失を低減
し、データ伝送効率を向上させることができるという効
果を奏する。
【0051】請求項7記載の発明にあっては、伝送した
いデータ列に重要度がある場合、重要度の低いデータか
らデータ部の先頭に格納し、重要度の高いデータほどデ
ータ部の後方に格納してパケットを構成し、重要度の低
いデータで発生する誤りが許容範囲を超えた場合に、誤
りの発生したパケットを再送するようにしたことで、デ
ータセルの再送によるデータ伝送効率の損失を低減し、
データ伝送効率を向上させることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の通信方式におけるパケットフ
ォーマットを示す図である。
【図2】第1の実施形態の通信方式を用いた無線通信シ
ステムを示す概念図であり、(a)はデータを送信する
無線通信機3、(b)は無線通信機3からのデータを受
信する無線通信機5の構成を示すブロック図である。
【図3】第3の実施形態の通信方式におけるパケットフ
ォーマットを示す図である。
【図4】第5の実施形態の通信方式におけるパケットフ
ォーマットを示す図である。
【図5】第6の実施形態の通信方式におけるパケットフ
ォーマットを示す図である。
【図6】第7の実施形態の通信方式におけるパケットフ
ォーマットを示す図である。
【図7】従来の通信方式におけるパケットフォーマット
を示す図である。
【図8】データ部2を複数に分割したパケットフォーマ
ットを示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッダ部 2 データ部 2a データセル 2aa データ列 2ab 誤り訂正符号 2ac 誤り検出符号 2b 音声データ(重要度の低いデータ) 2c 画像データ 2d アドレス情報データ(重要度の高いデータ) 3 無線通信機(送信側の通信機) 5 無線通信機(受信側の通信機) 6 ダミーデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 晃一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 BA01 BA05 FA03 FA08 FA11 5K034 AA06 DD03 EE11 HH09 MM03 MM08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットのヘッダ部と、複数のデータセ
    ルから構成されるデータ部とでデータ伝送速度を可変と
    した、通信機で用いられる通信方式において、 送信側の通信機は、前記データ部内で誤り発生頻度の高
    い部分のデータセルに誤り訂正符号を付加する一方、誤
    り発生頻度の低い部分のデータセルには誤り検出符号を
    付加して、受信側の通信機に送信し、 前記受信側の通信機は、誤り訂正符号の誤り訂正能力以
    上の誤りが発生するか、誤り検出符号により誤りが検出
    された場合には、前記送信側の通信機に、その誤りが発
    生したデータセルの再送を要求するようにしたことを特
    徴とする通信方式。
  2. 【請求項2】 先頭のデータセルから順に、誤り訂正符
    号の訂正能力を低下させることを特徴とする請求項1記
    載の通信方式。
  3. 【請求項3】 パケットのヘッダ部とデータ部とでデー
    タ伝送速度を可変とした、通信機で用いられる通信方式
    において、前記データ部内で誤り発生頻度高い部分をダ
    ミーデータとすることを特徴とする通信方式。
  4. 【請求項4】 前記ダミーデータを、同期確立用プリア
    ンブルデータ列とすることを特徴とする請求項3記載の
    通信方式。
  5. 【請求項5】 パケットのヘッダ部と、複数のデータセ
    ルから構成されるデータ部とでデータ伝送速度を可変と
    した、通信機で用いられる通信方式において、 送信側の通信機は、前記データセルを順番に、前記デー
    タ部に格納して受信側の通信機に送信した後、順序を入
    れ替えて、前記データ部の後方部分に格納されていたデ
    ータセルから順に、前記データ部に格納して、受信側の
    通信機に再送するようにし、 受信側の通信機は、前記送信側の通信機から送信された
    2つのパケットの誤り検出を行い、2つのパケットに含
    まれる前記データセルのうち、誤りのないデータセルを
    選択する一方、両方のデータセルから誤りが検出された
    場合には、前記送信側の通信機に、その誤りが発生した
    データセルの再送を要求するようにしたことを特徴とす
    る通信方式。
  6. 【請求項6】 パケットのヘッダ部と、複数のデータセ
    ルから構成されるデータ部とでデータ伝送速度を可変と
    した、通信機で用いられる通信方式において、 送信側の通信機は、前記データ部内で誤り発生頻度の高
    い部分のデータセルを、誤り発生頻度の低い部分のデー
    タセルの後部に再度付加して、受信側の通信機に送信
    し、 受信側の通信機は、前記送信側の通信機から送信され
    た、誤り発生頻度の高い部分のデータセルと、誤り発生
    頻度の低い部分のデータセルの後部に再度付加したデー
    タセルの誤り検出を行い、そのうち誤りのないデータセ
    ルを選択する一方、両方のデータセルから誤りが検出さ
    れた場合には、前記送信側の通信機に、その誤りが発生
    したデータセルの再送を要求するようにしたことを特徴
    とする通信方式。
  7. 【請求項7】 パケットのヘッダ部と、複数のデータセ
    ルから構成されるデータ部とでデータ伝送速度を可変と
    した、通信機で用いられる通信方式において、 送信側の通信機は、重要度の低いデータを含んだデータ
    セルを、データ部の前方に格納する一方、重要度の高い
    データを含んだデータセルを、データ部の後方に格納し
    て、受信側の通信機に送信し、 受信側の通信機は、前記重要度の低いデータを含んだデ
    ータセルで発生した誤りが、予め定めた許容範囲を超え
    た場合には、前記送信側の通信機に、その誤りが発生し
    たデータセルの再送を要求するようにしたことを特徴と
    する通信方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009225343A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fujitsu Ltd 無線通信装置
JP2010525625A (ja) * 2007-03-27 2010-07-22 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド データを送受信する装置および方法
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JP2017519448A (ja) * 2014-07-03 2017-07-13 クアルコム,インコーポレイテッド ワイヤレス通信のためのレート制御

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