JP2003143191A - 並列送信装置、並列受信装置及び並列伝送システム - Google Patents

並列送信装置、並列受信装置及び並列伝送システム

Info

Publication number
JP2003143191A
JP2003143191A JP2001341410A JP2001341410A JP2003143191A JP 2003143191 A JP2003143191 A JP 2003143191A JP 2001341410 A JP2001341410 A JP 2001341410A JP 2001341410 A JP2001341410 A JP 2001341410A JP 2003143191 A JP2003143191 A JP 2003143191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
parallel
frame
data
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001341410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3877576B2 (ja
Inventor
Masaki Yamauchi
雅喜 山内
Akihiko Matsuo
明彦 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2001341410A priority Critical patent/JP3877576B2/ja
Publication of JP2003143191A publication Critical patent/JP2003143191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3877576B2 publication Critical patent/JP3877576B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】伝送速度が異なる経路を介する並列伝送であっ
ても、データ送達性を向上させて、回線の使用効率の良
い伝送を実現できる並列送信装置、並列受信装置及び並
列伝送システムを提供する。 【解決手段】かかる課題を解決するために、本発明に係
る並列送信装置は、複数の伝送経路を介して、複製した
複数の同一送信フレームを並列送信する並列送信装置に
おいて、送信データを分割して、順序番号を有する送信
フレームを生成するフレーム生成手段と、送信データ量
と全伝送経路の総帯域とに基づいて、送信フレームの複
製数を決定して、その決定した複製数分だけ送信フレー
ムを複製する複製手段と、各伝送経路の帯域に応じて、
複製手段により複製された各送信フレームについて、各
方路を決定する方路決定手段とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列送信装置、並
列受信装置及び並列伝送システムに関するものである。
例えば、送受信装置間に設定された複数の回線(伝送経
路)を用いて、送信データを分割した送信フレームを並
列的に伝送する並列伝送システムに適用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、送受信装置間の伝送システムにお
いて、送信装置から受信装置へのデータ伝送の信頼性を
高める観点から、送信データを複数に複製して、複数の
設定経路に対して同一送信データを並列に伝送する並列
伝送システムがある。
【0003】この並列伝送システムは、並列送信装置と
並列受信装置との間で、データ伝送可能状況を確認した
上で行なわれるデータ伝送システムである。
【0004】この並列伝送システムにおいて、並列送信
装置は、同一送信データを複数に複製して、複数の伝送
経路に並列に送出し、並列受信装置は、複数の伝送経路
から伝送されてきた同一受信データを受信し、その複数
の受信データの中から所定手順により受信データを選択
して、その他の重複受信データを廃棄する(順序制御及
び廃棄処理)。このようにして、信頼性のあるデータを
取得する。
【0005】このような並列伝送システムとして、「特
開平6−303257号公報」がある。
【0006】「特開平6−303257号公報」は、情
報フレーム(Iフレーム)によるデータ転送方法に関す
るものであり、伝送可能状況の確認の際に、並列受信装
置が、複数の経路から伝送されてきた受信フレーム(情
報フレーム)のうち、最初に正常に受信した受信フレー
ム(情報フレーム)について受信処理をして、後着した
重複受信フレーム(情報フレーム)については廃棄する
データ転送方法について記載されている。
【0007】つまり、複数の伝送経路から伝送されたす
べてのデータについての経路の成功を確認することな
く、最初の正常なデータについて受信処理をすることを
可能とすることによりデータ伝達率を向上させる方法が
記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の並列伝送システムによれば、データの伝達率は
向上することはできるが、回線の使用効率は低く、実質
的な伝送速度の向上が図れないという問題がある。
【0009】上述した従来の並列伝送システムは、伝送
速度が異なる回線を使用する場合でも、複数の伝送経路
の数に対応した数だけ、同じ伝送速度の同一送信データ
(情報フレーム)を複製して送出するものである。つま
り、その使用回線の伝送速度を考慮したデータ伝送が行
なわれていなかった。
【0010】従って、伝送速度の速い回線を使用した場
合でも、同じ伝送速度の送信データが伝送されるので、
実質的な伝送速度は同じであった。
【0011】また、使用経路数を増やした場合でも、送
信データの複製数が増えるだけで、実質的な伝送速度は
同じであった。これは特に、物理的に複数の異なる回線
を使用するような場合でも速度の向上が望めなかった。
【0012】さらに、送信データの複製について、送信
データの複製数と伝送経路数とが一致あるいは整数倍の
関係でないと実現できなかった。
【0013】そのために、送受信装置間に設定された複
数経路を介する並列伝送システムにおいて、伝送速度が
異なる経路を介する場合であっても、データ送達性を向
上させて、回線の使用効率の良い伝送を実現できる並列
送信装置、並列受信装置及び並列伝送システムが求めら
れている。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、第1の本発明に係る並列送信装置は、複数の伝送
経路を介して、複製した複数の同一送信フレームを並列
送信する並列送信装置において、(1)送信データを分
割して、順序番号を有する送信フレームを生成するフレ
ーム生成手段と、(2)送信データ量と全伝送経路の総
帯域とに基づいて、送信フレームの複製数を決定して、
その決定した複製数分だけ送信フレームを複製する複製
手段と、(3)各伝送経路の帯域に応じて、複製手段に
より複製された各送信フレームについて、各方路を決定
する方路決定手段とを備えることを特徴とする。
【0015】第2の本発明に係る並列装置は、複数の伝
送経路を介して、複数の送信フレームを並列送信する並
列送信装置において、(1)送信データを複数の分割デ
ータに分割し、その分割データに対応した誤り検出又は
誤り訂正できる誤り検出・訂正符号を生成する分割・符
号生成手段と、(2)分割・符号生成手段からの分割デ
ータを複数のグループに振り分けて、誤り検出・訂正符
号が、振り分けた分割データのグループと別のグループ
になるようなグループに振り分けるグループ振分け手段
と、(3)グループ毎の分割データ又は誤り検出・訂正
符号に基づいて、送信フレームを作成するフレーム作成
手段と、(4)グループ毎の送信フレームを送信する送
信手段とを備えることを特徴とする。
【0016】また、これらのような並列送信装置に対応
する並列受信装置を第3及び第4の本発明とする。
【0017】第3の本発明に係る並列受信装置は、第1
の本発明の並列送信装置に対応するものであり、複数の
伝送経路がそれぞれもつ帯域に応じて伝送されてきた、
順序番号を有する複数の同一受信フレームに基づいて、
送信データを再生する並列受信装置において、(1)複
数の伝送経路から伝送されてきた同一受信フレームを受
信する複数の受信手段と、(2)複数の受信手段が受信
した同一受信フレームの順序番号に基づいて、複数の同
一受信フレームの中から1つの受信フレームを選択する
選択手段と、(3)選択手段が選択した受信フレームか
ら送信データを復元する復元手段とを備えることを特徴
とする。
【0018】第4の本発明に係る並列受信装置は、第2
の本発明の並列送信装置に対応するものであり、送信デ
ータを複数に分割された分割データと、その分割データ
に対応する誤り検出・訂正符号とに基づいて形成された
ものであって、複数の伝送経路を介して伝送されてきた
複数の受信フレームに基づいて、送信データを再生する
並列受信装置において、(1)複数の伝送経路から伝送
されてきた受信フレームを受信する複数の受信手段と、
(2)各受信フレームが有する付加情報に基づいて、そ
の受信フレームを形成する分割データ及び誤り検出・訂
正符号を復元する復元手段と、(3)復元手段により復
元された誤り検出・訂正符号に基づいて、対応する分割
データ内容が誤りを有しているか否かを検出する誤り検
出手段とを備えることを特徴とする。
【0019】さらに、第5の本発明に係る並列伝送シス
テムは、送信装置として、第1及び第2の本発明に係る
並列送信装置を備え、銃身装置として、第3及び第4の
本発明に係る並列受信装置を備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明に係る並列伝送システムの第1の実施形態
について図1を参照して説明する。
【0021】第1の実施形態は、以下に示すような、並
列送信装置と並列受信装置との間で設定される伝送経路
の環境を考慮したものである。
【0022】伝送経路の環境とは、(1)1つの物理回線
上に複数の経路が存在する場合、(2)1つの物理回線上
に1つの経路で複数の物理回線を使用する場合、(3)1
つの物理回線上に複数の経路が存在し、更に複数の物理
回線を使用する場合の3つある。
【0023】各物理的回線はそれぞれ伝送速度を有して
おり、各経路はその回線の伝送速度に従う。
【0024】なお、後で説明する第2〜第5の実施形態
においても、上記のような伝送経路の環境を考慮したも
のである。
【0025】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、第1の実施形態の並列伝送システムを示した全
体構成の概念図及び送受信装置の内部構成を示したブロ
ック図である。並列送信装置と並列受信装置との間に
は、データ伝送が行なわれる際の複数の伝送経路が設定
されている。
【0026】図1において、並列送信装置1は、フレー
ム生成部4と、複製部5と、方路決定部6と、送信部7
−0〜7−Nと、を備えている。
【0027】また、並列受信装置2は、受信部8−0〜
8−Nと、選択部9と、フレーム処理部10と、を備え
ている。
【0028】以下では、並列送信装置1と並列受信装置
2とを構成する各構成要件について説明する。まず、並
列送信装置1の内部構成について説明する。
【0029】フレーム生成部4は、符号化処理された送
信データを受け取り、その送信データを所定の長さに分
割して、この所定長に分割した送信データ(以下、この
所定長のデータ単位を1フレームとする。)に対して順
序番号を付与して、複製部5に与えるものである。
【0030】ここで、所定の長さとは、送信部7−0〜
7−Nで受付可能なデータ長である。また、フレームご
とに付与する順序番号は、分割するフレームに対して連
続する番号であればよく、昇順であっても、降順であっ
てもよい。
【0031】複製部5は、フレーム生成部4から分割さ
れた各フレームの送信データ(以下、送信フレーム)を
受け取り、設定された全伝送経路の総帯域に基づいて、
各送信フレームごとの複製量を決定して、各送信フレー
ムごとに複製するものである。また、複製部5は、その
複製した各送信フレームを方路決定部6へ与えるもので
ある。
【0032】すなわち、複製部5は、各送信フレームの
複製量は、設定経路の数に基づくものではなく、設定経
路の総帯域に基づくものである。例えば、送信データが
10Mb/sであって、設定された経路数が3本あり、
それら経路の各帯域が5Mb/s、10Mb/s、25
Mb/sである場合、全設定経路の総帯域は40(=5
+10+25)Mb/sとなる。このような場合に、全
設定経路の総帯域40Mb/sに基づいて、トータルと
して40Mb/sとなるように、すなわち、複製回数を
3回行ない、トータルとして10Mb/sの送信データ
が4個となるように複製される。従って、送信フレーム
についても3回複製される。
【0033】方路決定部6は、複製部5から複製された
送信フレームが与えられ、設定された経路ごとの送信バ
ッファ(図示しない)の残量が多い経路を選択して、そ
の残量の多い経路に対応する送信部7−0〜7−Nに、
複製された送信フレームを与えるものである。方路決定
部6は、例えば、受け取った送信フレームを順番に一時
的に保管し、送信バッファの残量が多い経路を有する送
信部に対して、同一送信フレームを複数個与えるように
してもよい。すなわち、各方路に対して同一の送信フレ
ームを必ず与える必要はない。また、送信バッファの残
量が同じである経路が複数存在する場合の経路の決定
は、例えば、それら経路のうち1経路のランダムな決
定、各設定経路に予め設定した順番による決定、又は、
帯域の大きい順からの決定など、何らかの重み付けによ
って決定することができる。
【0034】送信部7−0〜7−Nは、設定経路に従う
ものであり、方路決定部6から与えられた送信フレーム
を、その設定経路を介して、対応する受信部8−0〜8
−Nに与えるものである。
【0035】次に並列受信装置2の内部構成について説
明する。
【0036】受信部8−0〜8−Nは、送信部7−0〜
7−Nからフレームごとに送信データを受信し、その受
信したフレームごとの受信データ(以下、受信フレーム
という)を選択部9に与えるものである。
【0037】選択部9は、複数の受信部8−0〜8−N
から受信フレームを与えられ、その受信フレームに付与
された順序番号を判断し、その順序番号の順に受信フレ
ームをフレーム処理部10に与えるものである。選択部
が判断する受信フレームの順序番号が、同じ順序番号で
あって到着が異なる場合には、先着の受信フレームをフ
レーム処理部10に与え、後着の受信フレームは廃棄さ
れる。また、同じ順序番号であって同着の場合は、いず
れか一方の受信フレームを廃棄する。
【0038】フレーム処理部10は、選択部9から受信
フレームを与えられ、その受信フレームに基づいて、受
信データを復元するものである。
【0039】また、上述した送信部7−0〜7−N及び
受信部8−0〜8−Nの両者が、又は、いずれかが、フ
レーム単位での障害検出機能を有しても良い。
【0040】障害検出機能を有する場合、受信部8−0
〜8−Nが障害を検出したとき、受信部8−0〜8−N
がその受信フレームを破棄する。このとき、障害の検出
された受信フレームの再送は行なわない。また、受信部
8−0〜8−Nが障害を検出したとき、その受信フレー
ムを選択部9に与える。
【0041】障害検出機能がない場合、選択部9が、受
信フレームに付与された障害検出符号(例えばCRC
(巡回冗長符号:Cyclic Redundancy Check)等)に
基づいて、障害を検出できるようにする。選択部9が障
害を検出したとき、選択部9がその受信フレームを破棄
する。このときも、障害の検出された受信フレームの再
送は行なわれない。また選択部9が障害を検出しないと
き、選択部9がその受信フレームの順序番号を判断す
る。
【0042】ここで、障害が検出されたとき、その受信
フレームの再送が行なわれないのは、並列受信装置2が
複製された複数の同一受信フレーム(同じ順序番号の受
信フレーム)を受信するからである。すなわち、並列受
信装置2は、複数の同一受信フレームを受信しているの
で、すべての経路(回線)で障害が生じない限り、その
順序番号の受信フレームを受信することができる。ま
た、すべての経路(回線)で障害が生じたときには、そ
の順序番号の受信フレームを再送できるようにしても良
い。
【0043】(A−2)第1の実施形態の動作 まず、並列送信装置1から並列受信装置2へ送信される
送信データの経路が複数設定される。
【0044】設定される各経路は、(1)1つの物理回線
上に複数の経路が存在する場合、(2)1つの物理回線上
に1つの経路で複数の物理回線を使用する場合、(3)1
つの物理回線上に複数の経路が存在し、更に複数の物理
回線を使用する場合の3つある。
【0045】並列受信装置2に与えられる送信データ
は、フレーム生成部4において、所定の長さのフレーム
ごとに分割されて、各フレームごとに順序番号を付与さ
れて、複製部5に与えられる。
【0046】それぞれに順序番号を付与された各送信フ
レームは、複製部5において、設定された複数の経路の
総帯域に応じて決定された複製量に基づいて、複製され
る。複数経路の総帯域に基づいて複製された、同一順序
番号の各送信フレームは、方路決定部6に与えられる。
【0047】それら同一順序番号の各送信フレームは、
方路決定部6において、各方路の送信バッファの残量に
基づいて決定された経路に対応する送信部7−0〜7−
Nに与えられ、その対応する送信部7−0〜7−Nか
ら、方路決定された経路を介して、並列受信装置2の受
信部8−0〜8−Nに送信される。
【0048】次に、並列送信装置1から送信された各送
信フレームは、方路決定された経路に対応する受信部8
−0〜8−Nにより受信されて、選択部9へ与えられ
る。
【0049】それぞれに順序番号を付与された各受信フ
レームは、選択部9において、各受信フレームの順序番
号が判断されて、その順序番号の順にフレーム処理部1
0に与えられる。このとき、同一順序番号が付与された
受信フレームが複数存在するときには、先着受信フレー
ムがフレーム処理部10に与えられ、後着受信フレーム
は廃棄される。また、同一順序番号が付与された複数の
受信フレームが同着するときには、いずれか1個の受信
フレームが選択され、その他の受信フレームは廃棄され
る。
【0050】(A−3)第1の実施形態の効果 以上、第1の実施形態によれば、設定経路の総帯域に基
づいて複製量を決定する複製部5を備えることにより、
その複製量に基づいて各送信フレームを複製することが
できる。従って、設定経路の数に基づいて送信フレーム
を複製することなく、送信フレームの複製量と設定経路
数との関係が自由になった。
【0051】すなわち、要求するデータ伝達率に基づい
て送信フレームの複製量を決定することができるので、
設定経路の数は、そのデータ伝達率に係る帯域を満たす
ものであれば良く、何本の経路で実現しても良いことに
なる。
【0052】これらの結果として、転送方式が必要とす
る条件が少なくなり実現を容易にし、かつ、データ伝送
率を向上させ回線使用効率を良くすることができる。
【0053】(B)第2の実施形態 以下、本発明の並列伝送システムの第2の実施形態につ
いて、図2を参照して説明する。
【0054】(B−1)第2の実施形態の構成 図2は、第2の実施形態の並列伝送方式を示した全体の
概念図及び並列送受信装置の内部構成を示したブロック
図である。第2の実施形態に係る並列伝送システムの全
体構成は第1の実施形態と同じであるが、並列送信装置
1及び並列受信装置2の内部構成が第1の実施形態と異
なる。
【0055】図2において、第1の実施形態と同一構成
要件については同一符号を付し、それらの構成要件の機
能説明は省略する。
【0056】図2に示す、並列送信装置1は、分割符号
生成部12と、フレーム生成部13と、送信部7−0〜
7−Nと、を備えている。
【0057】また、並列受信装置2は、受信部8−0〜
8−Nと、フレーム処理部10と、復元障害訂正部14
と、を備えている。
【0058】まず、並列送信装置1の内部構成について
説明する。
【0059】分割符号生成部12は、受け取った送信デ
ータ3を、所定のビット単位で分割し、また、その分割
した所定ビットの送信データに対応するものであって、
所定ビットで形成された障害検出・訂正符号を生成する
ものである。また、分割符号生成部12は、所定ビット
分割された送信データと、その送信データに対応する所
定ビットの障害検出・訂正符号と、を1つの単位とし
て、フレーム生成部13に与えるものである。ここで、
障害検出・訂正符号として、例えばハミング符号などが
ある。
【0060】例えば、分割符号生成部12が、送信デー
タ3を10ビット毎に分割し、4ビットの障害検出・訂
正符号を生成する場合、分割符号生成部12は、分割し
た10ビットの送信データに対して4ビットの障害検出
・訂正符号を生成する。
【0061】また、分割符号生成部は、これら10ビッ
トの送信データと、4ビットの障害検出・訂正符号と、
を併せた14ビットのデータを1つの単位として、フレ
ーム生成部13に与える。
【0062】フレーム生成部13は、分割符号生成部1
2から所定ビット分割された送信データと、その送信デ
ータに対応する障害検出・訂正符号と、を1単位として
受け取り、その1単位について、設定経路の数に基づい
てグルーピングするものである。このとき、所定ビット
分割された送信データと、所定ビットの障害検出・訂正
符号と、は必ず異なるグループに属するようにグルーピ
ングされる。これは、送信データと障害検出・訂正符号
とが回線の1重障害で同時に失われないようにするため
である。また、フレーム生成部13は、複数の設定経路
のうち1つの経路を各グループに割り振り、各グループ
ごとに所定長フレームを各送信部7ー0〜7−Nに与え
るものである。
【0063】例えば、上記例のように、フレーム生成部
13が、分割符号生成部12から14ビットのデータを
受け取った場合であって、設定経路が4つである場合に
は、その受け取った14ビットのデータは、4つにグル
ーピングされる。しかし、上述した理由から、10ビッ
トの送信データと4ビットの障害検出・訂正符号とが異
なるグループになるように振り分ける必要がある。従っ
て、この4ビットの障害検出・訂正符号を1つのグルー
プとして、10ビットの送信データを3つのグループに
振り分ける。
【0064】具体的には、その10ビットの送信データ
の先頭から、4ビット、4ビット及び2ビットに振り分
ける。最後に振り分けた2ビットに対して、2ビットの
ダミービットを付与して、4ビットになるように調整し
ても良い。なお、各グループに振り分けるビット数は、
均等に揃える必要はなく、例えば、各経路の帯域が異な
るような場合には、それら各帯域と比例関係になるよう
に振り分けても良い。各経路の速度(帯域)の総和は、
符号によって増えた分とグルーピング時に発生するダミ
ービットによって増えた分を元の送信データに加えたも
のとなる。
【0065】フレーム生成部13は、このようにして振
り分けた4グループのデータを、それぞれのグループご
とに保管し、各グループの所定長の送信フレームを、決
定した経路に対応する送信部7−0〜7−Nに与える。
ここで、各グループの送信フレームの長さは、最低1ビ
ットから送信部7−0〜7−Nで受付可能なデータ長ま
でである。また、各グループごとに割り振られる経路の
決定は、第1の実施形態と同様とするので、ここではそ
の説明を省略する。
【0066】なお、並列受信装置2が受信する複数の受
信フレームから元の10ビットデータと4ビット符号と
に復元するために、必要な付加情報をデータに付与して
送信フレームを作成する。この付加情報は、グルーピン
グやデータ蓄積の履歴のようなもので、例えばビット数
情報(例えば所定ビット分割単位、付与したダミービッ
ト有無、付与したダミービット数)、位置情報(10ビ
ットデータ、4ビット符号の順の場合、MSB側からは
1,LSBに向かって昇順)、フレームの順序番号情報
などである。
【0067】また、上述したように、各グループの送信
フレームの長さは所定範囲内で設定できる。従って、フ
レーム生成部13は、例えば分割符号生成部12から、
次の1単位のデータを受け取り、その1単位のデータに
ついても同様にグループごとに振り分け保管し、各グル
ープごとに送信フレームを生成しても良い。
【0068】次に、並列受信装置2の内部構成を説明す
る。
【0069】フレーム処理部10は、受信部8−0〜8
−Nが受信した複数の受信フレームを受け取り、それら
複数の受信フレームに付与されている付加情報に基づい
て、元の所定ビット分割データと所定ビットの障害検出
・訂正符号とを復元し、その復元した所定ビット分割デ
ータと所定ビットの障害検出・訂正符号とを復元障害訂
正部14に与えるものである。
【0070】復元障害訂正部14は、フレーム処理部1
0から復元された元の所定ビット分割データと所定ビッ
ト障害検出・訂正符号とを受け取り、その所定ビット分
割データと障害検出・訂正符号に基づいて、障害の有無
を確認及び受信データの復元するものである。復元障害
訂正部14は、所定ビット分割データと障害検出・訂正
符号とに基づいて演算して、障害の有無を確認して、障
害を検出した場合には、障害検出・訂正符号に基づいて
訂正を行うものである。
【0071】(B−2)第2の実施形態の動作 まず、並列送信装置1から並列受信装置2へ送信される
送信データの経路が複数設定される。
【0072】並列受信装置2に与えられる送信データ
は、分割符号生成部12において、所定ビットごとに分
割される。また、その所定ビット分割送信データに対応
する所定ビットの障害検出・訂正符号が生成される。こ
れら所定ビット分割データ及び所定ビットの障害検出・
訂正符号は、フレーム生成部13に与えられる。
【0073】所定ビット分割データ及び所定ビットの障
害検出・訂正符号は、設定経路の数に応じたグループに
振り分けられる。
【0074】このとき、各グループに振り分けるビット
数は、均等に揃える必要はなく、例えば、各経路の帯域
が異なるような場合には、それら各帯域と比例関係にな
るように振り分けても良い。各経路の速度(帯域)の総
和は、符号によって増えた分とグルーピング時に発生す
るダミービットによって増えた分を元の送信データに加
えたものとなる。
【0075】フレーム生成部13において、各グループ
に振り分けられたデータは、各グループごとに保管さ
れ、各グループのデータは、決定された経路に割り振ら
れる。
【0076】このとき、各グループのデータは、所定長
の送信フレームが生成される。この送信フレームは、グ
ルーピングやデータ蓄積の履歴などを示す付加情報が付
与されたものであり、そのフレーム長は、最低1ビット
から送信部7−0〜7−Nが受付可能なデータ長であ
る。
【0077】経路を割り振られた各グループの送信フレ
ームは、経路に対応する送信部7−0〜7−Nに与えら
れ、各送信部7−0〜7−Nから、その送信フレームが
受信装置2に送信される。
【0078】受信部8−0〜8−Nは、伝送されてきた
受信フレームを受信する。
【0079】受信フレームは、フレーム処理部10にお
いて、元の所定ビット分割データ及び所定ビット障害検
出・訂正符号に復元される。
【0080】復元された所定ビット分割データ及び所定
ビット障害検出・訂正符号は、復元障害訂正部14にお
いて、障害の有無が確認されて、障害が生じているとき
には、障害検出・訂正符号に基づいて訂正される。
【0081】(B−3)第2の実施形態の効果 以上、第2の実施形態によれば、分割符号生成部を備え
ることにより、所定ビット分割データに対応する障害検
出・訂正符号を生成でき、送信データの代わりに障害検
出・訂正符号を用いることができるので、冗長データの
量を減らすことができる。従って、回線の帯域中の有効
データ占有率を高めることができる。
【0082】また、第2の実施形態によれば、複製を必
要としないために、異なる受信フレームを複数の経路を
使用することによって同時に伝送できるので、従来の複
製を必要とする並列伝送方式より高速な伝送が可能とな
る。
【0083】さらに、高速伝送を行なう場合、長距離に
なる程、通信効率は低くなる(通信効率は遅延×帯域
(速度)の影響を受け、この積の値が大きな状態では低
い)。第2の実施形態によれば、障害検出・訂正符号に
よってデータの送達性を向上させるので、再送などの手
続きによる大幅な通信効率の低下を避けられ通信効率の
向上ができる。
【0084】(C)第3の実施形態 以下、本発明の並列伝送システムの第3の実施形態につ
いて説明する。
【0085】第3の実施形態に係る並列伝送システムの
全体構成は、第2の実施形態に係る全体構成と同じであ
り、図2を参照して説明する。
【0086】(C−1)第3の実施形態の構成及び動作 第3の実施形態に係る並列伝送システムは、分割符号生
成部及びフレーム生成部と、復元障害訂正部と、が第2
の実施形態と異なる。
【0087】従って、以下では、第3の実施形態に係る
送信装置の分割符号生成部及びフレーム生成部と、受信
装置の復元障害訂正部と、について説明する。
【0088】分割符号生成部12は、送信データ3を受
け取り、その受け取った送信データ3をビット単位で、
(経路数−1)に分割し、また、その分割したものに対
応するパリティー符号を生成して、そのビット単位で分
割したデータとパリティー符号とをフレーム生成部13
に与えるものである。
【0089】フレーム生成部13は、分割符号生成部1
2からビット単位で分割したデータと、パリティ符号と
を受け取り、経路数のグループに振り分けて送信部7−
0〜7−Nに与えるものである。ここで、分割符号生成
部12がパリティ符号を発生させているので、すでに経
路数のグループができている。第2の実施形態と同様
に、送信データのフレームの長さは、最低1ビットから
送信部7−0〜7−Nの受付可能な最大値である。
【0090】復元障害訂正部14は、並列受信装置2が
受信した受信データを、フレーム処理部10のおいて、
フレーム処理した受信データを受け取り、パリティー符
号に基づいて、誤りを監視し、受信データを復元するも
のである。
【0091】(C−2)第3の実施形態の効果 以上、第3の実施形態によれば、分割符号生成部12
が、送信データに対してビット単位で経路数に分割する
ことにより、経路数を出来るだけ多く、送信データの分
割数を出来るだけ少なくする事ができるので、回線帯域
中の有効データの占有率を良くすることができる。ま
た、ビット単位で分割することから、全体として経路数
に分割できるので、さらに回線帯域中の有効データの占
有率を良くすることができる。
【0092】(D)第4の実施形態 次に、本発明の並列伝送システムの第4の実施形態につ
いて、図3を参照して説明する。
【0093】(D−1)第4の実施形態の構成及び動作 図3は、第4の実施形態に係る並列伝送システムの全体
構成を示した概念図である。第4の実施形態全体構成
は、第2及び第3の実施形態の全体構成と同じであり、
異なる点は、並列送信装置1の分割符号生成部がバイト
単位で送信データを分割する点である。従って、以下で
は、分割符号生成部について説明する。
【0094】分割符号生成部18は、受け取った送信デ
ータ3を、バイト単位で分割し、また、その分割したバ
イト単位のデータに対応する障害検出・訂正符号を発生
して、フレーム生成部19に与えるものである。
【0095】フレーム生成部19は、分割符号生成部1
8からバイト単位に分割されたデータを蓄積して、ま
た、その分割されたバイト単位のデータに対応する障害
検出・訂正符号も蓄積して、その蓄積したバイト単位の
データ及び障害検出・訂正符号に基づいて送信フレーム
を生成するものである。また、フレーム生成部19は、
蓄積されたデータを分割して所定の送信フレームを作成
し、同時に、そのデータの所定の送信フレームに対応す
る障害検出・訂正符号フレームを生成するものである。
フレーム生成部19は、生成したデータの送信フレーム
と、障害検出・訂正フレームと、を生成したものから順
次、送信部7−0〜7−Nに与えて伝送路に送出するも
のである。
【0096】このとき、蓄積された障害検出・訂正符号
フレームは蓄積されたデータの送信フレームとは異なる
経路に振り分けられて、データの送信フレームと同時に
送出される。したがって、蓄積されたデータを(経路数
−1)に分割しても同時に発生するフレームは、データ
の送信フレームと障害検出・訂正符号フレームとの2つ
だけとなる。
【0097】このように、データの送信フレームと、そ
れに対応する障害検出・訂正符号フレームとの2つの各
フレームは、それぞれ対応する伝送経路を介して、並列
受信装置2に伝送される。
【0098】フレーム処理部10は、受信フレームが伝
送されてきた伝送経路に基づいて、その受信フレーム
が、データの送信フレームであるか又は障害検出・訂正
符号フレームであるかを判断してフレーム処理をするも
のである。
【0099】(D−2)第4の実施形態の効果 以上、第4の実施形態によれば、分割符号生成部18が
バイト単位で分割した送信データを分割し、フレーム生
成部19が、その分割されたバイト単位データに基づい
て送信フレームを作成して、生成した送信フレームから
順次送出することができるので、フレーム生成後から送
信されるまでに必要な時間を短縮できるので、遅延を低
減できる。
【0100】また、第4の実施形態によれば、生成した
送信フレームと、対応する障害検出・訂正符号フレーム
とを、順次送信するので、全ての送信部7−0〜7−N
を使用しないので他のデータ伝送に空いた送信部が使用
できる。そのため、マルチコネクション動作で有利とな
る。
【0101】(E)第5の実施形態 次に、本発明の並列伝送システムの第5の実施形態につ
いて図4を参照して説明する。
【0102】(E−1)第5の実施形態の構成及び動作 図4は、第5の実施形態に係る並列伝送システムの全体
構成を示した概念図である。
【0103】第5の実施形態は、フレーム作成部21で
作成した各フレーム(データの送信フレーム及び障害検
出・訂正符号フレーム)を、固有の伝送経路に拘わら
ず、順次送信可能な伝送経路から送信する場合に適用で
きる。
【0104】図4に示すように、第5の実施形態の並列
伝送システムは、第4の実施形態の並列伝送システムと
同様に、分割符号生成部18が送信データ3をバイト単
位分割して各フレームを作成し、データの送信フレーム
と障害検出・訂正符号フレームとが同時に発生する。
【0105】しかし、第5の実施形態は第4の実施形態
と異なり、各送信フレームを送信可能な状態の経路(空
いている)を使用して送信します。すなわち、データの
送信フレーム及び障害検出・訂正符号フレームとを順
次、送信可能な経路から送信する。
【0106】従って、第5の実施形態は、フレーム生成
部21の機能が第4の実施形態と異なる。
【0107】フレーム生成部21は、分割符号生成部1
8から分割されたバイト単位の送信データを蓄積して、
所定の送信フレームを作成するものである。また、対応
する障害検出・訂正符号フレームも作成するものであ
る。また、フレーム生成部21は、それら送信される各
フレーム毎に、そのフレームがデータの送信フレームで
あるか又は障害検出・訂正符号フレームであるかの識別
子を付与する機能を備えているものである。
【0108】並列受信装置2のフレーム処理部10も、
受信フレームがどちらのフレームであるかを判断するフ
レーム判断部(図示しない)を備えているものである。
【0109】従って、第2〜第4の実施形態で説明した
並列受信装置2は、各受信フレームの伝送経路に基づい
て、その受信フレームが、データの送信フレームか又は
障害検出・訂正符号フレームかを判断したが、第5の実
施形態では、送信される各フレーム毎に、でデータ、符
号の識別が出来るようにフラグなどの手段が必要とな
る。
【0110】(E)第5の実施形態の効果 以上、第5の実施形態によれば、生成した送信フレーム
を順次送信可能な伝送経路を介して送信するので、伝送
経路数を出来るだけ多く、データの分割数を出来るだけ
少なくする事で効率が向上する。また、障害検出・訂正
符号フレームを送信可能な伝送経路で伝送できるので、
回線帯域中の有効データ占有率が高くなる。
【0111】
【発明の効果】以上、本発明によれば、複数の伝送経路
の総帯域に基づいて、送信フレームの複製数を決定し、
全伝送経路の総帯域と送信データ量とに応じて、送信フ
レームを送信するので、送信フレームの複製数と伝送経
路数との関係が自由になった。
【0112】すなわち、伝送速度の異なる伝送経路を複
数介して伝送する場合でも、それら伝送経路の帯域に応
じて伝送できるので、伝送経路の数は、そのデータ伝達
率に係る帯域を満たすものであれば良く、何本の経路で
実現しても良いことになる。
【0113】また、送信データの分割データに分割する
事で、複製を必要とせず、異なる送信フレームについ
て、複数の経路を使用して並列に伝送できるので、従来
の複製を必要とする並列伝送方式より高速な伝送が可能
となる。
【0114】これらの結果として、転送方式が必要とす
る条件が少なくなり実現を容易にし、かつ、データ伝送
率を向上させ回線使用効率を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る並列伝送システムの全体
構成の概念図及び並列送受信装置の内部構成を示したブ
ロック図である。
【図2】第2及び第3の実施形態に係る並列伝送システ
ムの全体構成の概念図及び並列送受信装置の内部構成を
示したブロック図である。
【図3】第4の実施形態に係る並列伝送システムの全体
構成の概念図及び並列送受信装置の内部構成を示したブ
ロック図である。
【図4】第5の実施形態に係る並列伝送システムの全体
構成の概念図及び並列送受信装置の内部構成を示したブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…並列送信装置、2…並列受信装置、4、13、1
9、21…フレーム生成部、5…複製部、6…方路決定
部、7−0〜7−N…送信部、8−0〜8−N…受信
部、9…選択部、10…フレーム処理部、12、18…
分割符号生成部、14、20…復元障害訂正部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA08 HA08 JL04 LA19 LB06 MB13 5K034 AA01 DD01 EE07 FF02 HH01 HH02 HH04 HH12 MM18 MM25 NN16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送経路を介して、複製した複数
    の同一送信フレームを並列送信する並列送信装置におい
    て、 送信データを分割して、順序番号を有する送信フレーム
    を生成するフレーム生成手段と、 上記送信データ量と上記全伝送経路の総帯域とに基づい
    て、上記送信フレームの複製数を決定して、その決定し
    た複製数分だけ送信フレームを複製する複製手段と、 上記各伝送経路の帯域に応じて、上記複製手段により複
    製された各送信フレームについて、各方路を決定する方
    路決定手段とを備えることを特徴とする並列送信装置。
  2. 【請求項2】 複数の伝送経路を介して、複数の送信フ
    レームを並列送信する並列送信装置において、 送信データを複数の分割データに分割し、その分割デー
    タに対応した誤り検出又は誤り訂正できる誤り検出・訂
    正符号を生成する分割・符号生成手段と、 上記分割・符号生成手段からの上記分割データを複数の
    グループに振り分けて、上記誤り検出・訂正符号が、振
    り分けた上記分割データのグループと別のグループにな
    るようなグループに振り分けるグループ振分け手段と、 上記グループ毎の分割データ又は誤り検出・訂正符号に
    基づいて、送信フレームを作成するフレーム作成手段
    と、 上記グループ毎の送信フレームを送信する送信手段とを
    備えることを特徴とする並列送信装置。
  3. 【請求項3】 上記グループ振分け手段は、上記伝送経
    路数又は上記全伝送経路の総帯域に応じて、上記分割デ
    ータ及び誤り検出・訂正符号を上記グループに振り分け
    るものであることを特徴とする請求項2に記載の並列送
    信装置。
  4. 【請求項4】 上記フレーム作成手段は、上記各送信フ
    レームが属するグループ情報を付加するグループ情報付
    加手段を有することを特徴とする請求項2又は請求項3
    に記載の並列送信装置。
  5. 【請求項5】 複数の伝送経路がそれぞれもつ帯域に応
    じて伝送されてきた、順序番号を有する複数の同一受信
    フレームに基づいて、送信データを再生する並列受信装
    置において、 上記複数の伝送経路から伝送されてきた同一受信フレー
    ムを受信する複数の受信手段と、 上記複数の受信手段が受信した同一受信フレームの順序
    番号に基づいて、複数の同一受信フレームの中から1つ
    の受信フレームを選択する選択手段と、 上記選択手段が選択した受信フレームから送信データを
    復元する復元手段とを備えることを特徴とする並列受信
    装置。
  6. 【請求項6】 送信データを複数に分割された分割デー
    タと、その分割データに対応する誤り検出・訂正符号と
    に基づいて形成されたものであって、複数の伝送経路を
    介して伝送されてきた複数の受信フレームに基づいて、
    送信データを再生する並列受信装置において、 上記複数の伝送経路から伝送されてきた受信フレームを
    受信する複数の受信手段と、 上記各受信フレームが有する付加情報に基づいて、その
    受信フレームを形成する上記分割データ及び上記誤り検
    出・訂正符号を復元する復元手段と、 上記復元手段により復元された上記誤り検出・訂正符号
    に基づいて、対応する上記分割データ内容が誤りを有し
    ているか否かを検出する誤り検出手段と、 を備えることを特徴とする並列受信装置。
  7. 【請求項7】 上記誤り検出手段は、上記分割データの
    内容の誤りを検出した場合に、その分割データに対応す
    る上記誤り検出・訂正符号に基づいて、その分割データ
    の内容を訂正する障害訂正手段を有することを特徴とす
    る並列受信装置。
  8. 【請求項8】 複数の伝送経路を介して、並列送信装置
    から複製された同一送信フレームを同時に送信し、並列
    受信装置が受信したデータから送信フレームを再生する
    並列伝送システムにおいて、 上記並列送信装置として、請求項1〜請求項4に記載の
    並列送信装置を備え、 上記並列受信装置として、請求項5〜請求項7に記載の
    並列受信装置を備えることを特徴とする並列伝送システ
    ム。
JP2001341410A 2001-11-07 2001-11-07 並列送信装置及び並列伝送システム Expired - Fee Related JP3877576B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001341410A JP3877576B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 並列送信装置及び並列伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001341410A JP3877576B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 並列送信装置及び並列伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003143191A true JP2003143191A (ja) 2003-05-16
JP3877576B2 JP3877576B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=19155435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001341410A Expired - Fee Related JP3877576B2 (ja) 2001-11-07 2001-11-07 並列送信装置及び並列伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3877576B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005130284A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット受信方法および装置
JP2005223811A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Kddi Corp 通信端末、通信端末用プログラム及び通信インタフェース切替方法
WO2006064833A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 信号送信装置および信号送信方法
JP2006304024A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Meidensha Corp 二重系遠方監視制御システム
JP2007235621A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nec Corp データ伝送システムおよびデータ伝送方法
JP2008172656A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Railway Technical Res Inst 回線制御システム及びその方法
JP2008227623A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Ntt Communications Kk パケット転送装置及びパケット転送方法
JPWO2007029337A1 (ja) * 2005-09-09 2009-03-12 富士通株式会社 データ損失を低減するアドホック系ネットワーク装置
JP2009171329A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Mitsubishi Electric Corp データ伝送システム、加入者側装置および局側装置
WO2012026109A1 (ja) * 2010-08-25 2012-03-01 パナソニック株式会社 無線通信システム及び無線通信装置
CN102469272A (zh) * 2010-11-12 2012-05-23 索尼公司 图像输出装置、图像处理装置及其方法和图像拾取装置
JP2012109890A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Sony Corp 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、プログラム、および伝送システム
WO2013022028A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 株式会社メガチップス 半導体集積回路、通信装置、通信システム、及び通信方法
JPWO2016151785A1 (ja) * 2015-03-25 2017-04-27 株式会社コンテック データ通信方法、データ通信機、及びデータ処理システム
WO2017175826A1 (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 日本電気株式会社 通信装置、通信システム、通信方法、及び、非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2019180086A (ja) * 2019-05-29 2019-10-17 Necプラットフォームズ株式会社 通信装置、及び通信プログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020010180A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 日本電信電話株式会社 送信装置、受信装置、および伝送システム

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005130284A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット受信方法および装置
JP2005223811A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Kddi Corp 通信端末、通信端末用プログラム及び通信インタフェース切替方法
JP4529462B2 (ja) * 2004-02-09 2010-08-25 Kddi株式会社 通信端末、通信端末用プログラム及び通信インタフェース切替方法
WO2006064833A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 信号送信装置および信号送信方法
JP2006304024A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Meidensha Corp 二重系遠方監視制御システム
JP4544015B2 (ja) * 2005-04-22 2010-09-15 株式会社明電舎 二重系遠方監視制御システム
JPWO2007029337A1 (ja) * 2005-09-09 2009-03-12 富士通株式会社 データ損失を低減するアドホック系ネットワーク装置
JP2007235621A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nec Corp データ伝送システムおよびデータ伝送方法
JP2008172656A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Railway Technical Res Inst 回線制御システム及びその方法
JP2008227623A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Ntt Communications Kk パケット転送装置及びパケット転送方法
JP4724679B2 (ja) * 2007-03-08 2011-07-13 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 パケット転送装置及びパケット転送方法
JP2009171329A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Mitsubishi Electric Corp データ伝送システム、加入者側装置および局側装置
WO2012026109A1 (ja) * 2010-08-25 2012-03-01 パナソニック株式会社 無線通信システム及び無線通信装置
CN102469272A (zh) * 2010-11-12 2012-05-23 索尼公司 图像输出装置、图像处理装置及其方法和图像拾取装置
JP2012105188A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Sony Corp 画像出力装置、画像出力方法、画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および撮像装置
US8964073B2 (en) 2010-11-12 2015-02-24 Sony Corporation Image outputting apparatus, image outputting method, image processing apparatus, image processing method, program, and image pickup apparatus
JP2012109890A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Sony Corp 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、プログラム、および伝送システム
WO2013022028A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 株式会社メガチップス 半導体集積回路、通信装置、通信システム、及び通信方法
JP2013038719A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Mega Chips Corp 半導体集積回路、通信装置、通信システム、及び通信方法
JPWO2016151785A1 (ja) * 2015-03-25 2017-04-27 株式会社コンテック データ通信方法、データ通信機、及びデータ処理システム
WO2017175826A1 (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 日本電気株式会社 通信装置、通信システム、通信方法、及び、非一時的なコンピュータ可読媒体
JPWO2017175826A1 (ja) * 2016-04-08 2019-02-14 日本電気株式会社 通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラム
US10666502B2 (en) 2016-04-08 2020-05-26 Nec Corporation Communication apparatus, communication system, communication method, and non-transitory computer readable medium
JP2019180086A (ja) * 2019-05-29 2019-10-17 Necプラットフォームズ株式会社 通信装置、及び通信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3877576B2 (ja) 2007-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3877576B2 (ja) 並列送信装置及び並列伝送システム
US6445717B1 (en) System for recovering lost information in a data stream
US7451381B2 (en) Reliable method and system for efficiently transporting dynamic data across a network
US6000053A (en) Error correction and loss recovery of packets over a computer network
US20070005248A1 (en) Data reconstruction in link-based interconnects
JP3634800B2 (ja) パリティチェック結合を用いたハイブリッド自動再送要求を実施するシステム及び方法
US7995462B2 (en) Method for supporting scalable and reliable multicast in TDMA/TDD systems using feedback suppression techniques
CN1151617C (zh) 高速光学传输系统用的前向纠错
EP2630766B1 (en) Universal file delivery methods for providing unequal error protection and bundled file delivery services
US6173431B1 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving information packets using multi-layer error detection
EP0950300B1 (en) Secondary channel using code violations
WO2006096879A1 (en) System and method for tolerating communication lane failures
US20040117722A1 (en) Performance of communication systems using forward error correction
JP2002508640A (ja) 通信システムにおける識別子情報送信方法及び装置
US7742501B2 (en) System and method for higher throughput through a transportation network
JP2003502924A (ja) マルチメディアデータのエンコーディング方法及びその装置
KR102083302B1 (ko) 일종 미디어 컨텐츠에 기반한 fec 메커니즘
CA2543349C (en) Method for lost packet reconstruction and device for carrying out said method
JP4058168B2 (ja) データ伝送方法
JP2006186527A (ja) データ伝送方式及び方法
KR102464803B1 (ko) 응용 계층 순방향 오류 정정 방식을 사용하는 멀티미디어 서비스 제공 방법 및 장치
JP3663151B2 (ja) データ転送方法、データ転送システム、および受信装置
US7100078B1 (en) Method and apparatus for restoration of lost blocks in a multicast data transmission
WO2022105753A1 (zh) 网络数据编码传输方法及装置
RU2216868C2 (ru) Система и способ осуществления гибридного автоматического запроса на повторение с использованием объединения проверки четности

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees