JP2002508640A - 通信システムにおける識別子情報送信方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおける識別子情報送信方法及び装置

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JP2002508640A JP2000538536A JP2000538536A JP2002508640A JP 2002508640 A JP2002508640 A JP 2002508640A JP 2000538536 A JP2000538536 A JP 2000538536A JP 2000538536 A JP2000538536 A JP 2000538536A JP 2002508640 A JP2002508640 A JP 2002508640A
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Abstract

(57)【要約】 無線通信ネットワークにおいて、帯域幅条件を増加させることなく、送信機及び受信機間で送信される各アップリンク及び各ダウンリンクプロトコルデータユニット(PDU)におけるアクセスポイント識別子(AP ID)及び無線端末識別子(WT ID)情報のような識別情報を転送する。これは、送信前に第1識別ベクトルの関数として各PDUを修正することによって達成され、第1識別ベクトルは、例えば、AP ID及び対応するWT IDを示している。受信機では、PDUは第2識別ベクトルの関数として再修正され、第2識別ベクトルは推定されたAP ID及びWT IDを示している。受信機がPDUの意図された受信機である場合、第1及び第2識別ベクトルは同一となり、PDUを再修正するプロセスは単にPDUの元の値を再記憶する。受信機は、データ整合性チェック、例えば、巡回冗長性コード(CRC)を採用するデータ整合性チェックを通してPDUの元の値が再記憶されるかどうかを検出できる。そして、その検出結果は、受信機が、実際に、意図された受信機であるかどうか、また、受信機がPDUを復号すべきかどうかあるいはPDUを破棄すべきかどうかを判定するために使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景 本発明は、通信及び/あるいはコンピュータネットワーク内の送信ソースと受
信要素間の情報の転送に関するものである。より詳細には、本発明は、複数の基
地局、多重アクセス、あるいは無線非同期送信方法(ATM)システム内の送信
機情報及び受信機情報(例えば、アクセスポイント及び無線端末識別子情報)の
ような事前情報の転送に関するものである。
【0002】 ATMは、1995年11月のITU−T勧告I.361のB−ISDN A
TM層の仕様書で定義される標準通信プロトコルである。これは、ATMセルと
して知られる固定サイズのデータセル内のデータ送信に基づいている。典型的に
は、各ATMセルは48オクテットのペイロードと5オクテットのヘッダを有し
ている。ATMは通信分野ではよく知られている。
【0003】 無線ATMシステム、例えば、図1に示されるような無線システム100では
、通信データは、ATMプロトコルに従う無線インタフェースを介して、アクセ
スポイント、例えば、アクセスポイント105と、無線端末、例えば、無線端末
110との間で転送される。無線システムは、移動体あるいは非移動体システム
のいずれか一方として特徴づけられる。無線システムが非移動体システムである
場合、無線端末は固定あるいはアクセスポイントに関連づけられた全ブロードキ
ャストエリアに物理的に制限される。無線ローカルエリアネットワーク(即ち、
無線LAN)は、非移動体無線システムの一例であり、このシステムでは、無線
端末はコンピュータ端末である。コードレス電話システムは、移動性に対するサ
ポートが制限された無線システムの別の一例であり、このシステムでは、もちろ
ん、無線端末はコードレス電話である。これに対し、セルラー式電話システムは
、移動体を有するシステムの一例であり、このシステムでは、無線端末はセルラ
ー式電話である。
【0004】 図2は、無線ATM/LANシステムにおける媒体アクセス制御(MAC)プ
ロトコルのフォーマット例を示している。このMACプロトコル例では、特に、
無線ATM型ネットワークにおけるTDMAタイプの方式を実行する規則及び規
定のセットを定義している。TDMAは、いくつかの無線端末に同一の物理チャ
ネルを共有すること可能にする多重アクセス方法の一例である。MACプロトコ
ルによって与えられる特有の利点の1つは、スケジューラの指示の下で、「トラ
フィック交信」に従う様々なATM仮想回線(即ち、VC)接続間で帯域幅が割
当られることである。図2に示されるように、各MACフレーム、例えば、MA
CフレームNは、ブロードキャストデータ領域205、ダウンリンクデータ領域
210、アップリンクデータ領域215、ランダムアクセスチャネル(RACH
)220を含んでいる。
【0005】 ダウンリンクデータ領域210は、いくつかのダウンリンクプロトコルデータ
ユニット、例えば、DL LLC PDU230を構成している。一方で、各D
L LLC PDUは、例えば、上述のATMセルペイロード225で説明され
るようなATMセルペイロードを含むATMセルを構成している。アクセスポイ
ントから関連するいくつかの無線端末の1つへ転送されるユーザデータは、AT
Mセルペイロード内に含まれている。
【0006】 これに対し、アップリンクデータ領域215は、1つ以上の無線端末から対応
するアクセスポイントへとユーザデータを転送するために予約されている。ダウ
ンリンクデータ領域210と同様に、アップリンクデータ領域215は、例えば
、UL LLC PDU240のようないくつかのアップリンクプロトコルデー
タユニットを構成している。従って、無線端末からアクセスポイントへ送信され
るユーザデータは、ATMセルペイロード235のようなATMセルペイロード
内に含まれている。
【0007】 RACH220は、ダウンリンクデータ領域210及びアップリンクデータ領
域215のように、例えば、RACH PDU242のようないくつかのRAC
H PDUを構成している。RACH220は技術的にはアップリンクデータ領
域215の一部であるが、わかりやすくするために、図2では、別の要素として
示している。より詳しくは、RACH220は、制御メッセージ(例えば、制御
メッセージ243)、再送信メッセージ及び能力リクエストのような制御型情報
を、1つ以上の無線端末から対応するアクセスポイントへ転送するために使用さ
れる。
【0008】 また、各MACフレームは、事前に決められたブロードキャストデータ領域2
05を含んでいる。ブロードキャストデータ領域の主要な目的は、アクセスポイ
ントからそのアクセスポイントに関連する1つ以上の無線端末へのフレーム化情
報を転送することである。この目的を達成するために、ブロードキャストデータ
領域は、他の要素、つまり、公表リスト245及び割当リスト250間に含まれ
ている。より詳しくは、公表リスト245は、注目するMACデータフレーム内
のユーザデータを受信するためにスケジュールされる無線端末を識別する。一方
で、割当リスト250は、アップリンクデータ領域215内の帯域幅が割当られ
る無線端末を識別し、そうすることによって、ユーザデータを対応するアクセス
ポイントへ送信できる。
【0009】 一般的には、各アクセスポイントと各無線端末は、識別子あるいは識別コード
が割当られる。アクセスポイント識別子(即ち、AP ID)は、無線ATMネ
ットワーク内の他のアクセスポイントそれぞれから対応するアクセスポイントを
一意に識別する、あるいは、その無線ATMネットワーク内に著しい数のアクセ
スポイントが存在する場合は、AP IDは、対応するアクセスポイントのブロ
ードキャストエリアに最も近くに配置された他のアクセスポイントからその対応
するアクセスポイントを一意に識別する。無線端末識別子(即ち、WT ID)
は、同一のアクセスポイントに関連する他の無線端末から無線端末を一意に識別
する。
【0010】 AP ID及びWT IDでそれぞれアクセスポイント及び無線端末を一意に
識別することによって、無線ネットワーク内の様々なアクセスポイントと無線端
末間の無作為交信を避けることができる。無作為交信を図8A、図8B及び図8
Cに示し、ここで、「実線」は意図された通信チャネルを示し、各「破線」は無
作為交信チャネルを示し、符号「T」は送信モードを示し、符号「R」は受信モ
ードを示している。より詳しくは、図8Aは、アクセスポイント(例えば、アク
セスポイントAP1)と別のアクセスポイントに関連する無線端末(例えば、無
線端末WT2)との間の無作為交信を示している。図8Bは、2つのアクセスポ
イント(例えば、AP1とAP2)間の無作為交信及び2つの無線端末(例えば
、WT1とWT2)間の無作為交信を示している。図8Cは、無線端末(例えば
、WT1)とその無線端末とは関連しないアクセスポイント(例えば、AP2)
との間の無作為交信を示している。
【0011】 AP ID及びWT IDを採用することによって、無線端末は、対応するア
クセスポイントに関連するダウンリンク送信(即ち、DL LLC PDU)と
、別のアクセスポイントあるいは別の無線端末のどちらかの一方に関連する送信
とを区別することができる。その結果、無線端末は、無作為ソースから受信され
る送信を放棄することができる。同様にして、アクセスポイントは、対応する無
線端末に関連するアップリンク送信(即ち、UL LLC PDU及び/あるい
はRACH PDU)と、別のアクセスポイントあるいは別のアクセスポイント
に従属する無線端末に関連する送信とを区別することができる。その結果、アク
セスポイントは、無作為ソースから受信される送信を放棄することができる。
【0012】 MACプロトコルに従えば、無線ATMネットワーク内の送信機から受信機へ
AP ID及びWT IDを送信する方法は2種類存在する。例えば、AP I
Dはブロードキャストデータ領域205内で一度送信される。一方で、固有のW
T IDと一緒にAP IDは、ダウンリンクデータ領域210内の各DL L
LC PDU、かつアップリンクデータ領域215内の各UL LLC PDU
に含まれ、加えて、ブロードキャストデータ領域205内のAP IDを送信す
る。各DL LLC PDU及び各UL LLC PDU内にAP ID及びW
T IDを組み込むことによって、AP ID及びWT IDの整合性は良好に
保たれ、これは、当業者には容易に理解されるように、通常は、各PDU上で実
行される前方誤り訂正(FEC)及び巡回冗長コード(CRC)計算によって、
AP ID及びWT IDが扱われるからである。しかしながら、各PDUにお
けるAP ID及びWT ID情報の送信は、冗長な情報送信を招き、更に、帯
域幅利用効率を低下させる。
【0013】 帯域幅はたくさんのリソースを消費するので、AP ID及びWT ID、あ
るいはCIDコードあるいはシーケンス番号のような他の事前情報を送信するこ
とが望ましく、このようにして、帯域幅効率を犠牲にすること以外は、情報の整
合性が保たれる。換言すれば、追加の帯域幅を利用しないこと以外は、各PDU
内に事前情報を組み込むことによって与えられる追加のデータ整合性を取得する
ことが望ましい。 本発明の要約 本発明の目的は、無線ATMシステム内の無線端末が意図されたダウンリンク
送信だけを受信し復号することを保証することを目的とする。
【0014】 本発明の別の目的は、無線ATMシステム内のアクセスポイントが意図された
アップリンク送信だけを受信し復号することを保証することを目的とする。
【0015】 本発明の更に別の目的は、アクセスポイント識別子情報、無線端末識別子情報
ばかりでなく、接続識別子及びシーケンス番号を含む他のタイプの事前情報のよ
うな事前情報を、送信機から受信機へ送信することにより、帯域幅効率を低下さ
せることなくデータ整合性及び送信セキュリティを高めることを目的とする。
【0016】 本発明の更に別の目的は、意図されないデータ及び/あるいはメッセージ送信
を受信する場合を認識することを無線端末及び/あるいはアクセスポイントに可
能にし、その送信を連続して破棄することを目的とする。
【0017】 本発明の更に別の目的は、シーケンス外で受信した送信を認識し、確実に破棄
することを目的とする。
【0018】 本発明の構成に従えば、通信ネットワーク内の送信機から意図された受信機へ
のPDUを送信する方法によって上述の目的及び他の目的が達成される。その方
法は、送信機で、データワードを含むPDUを生成する工程と、送信機から受信
機へPDUを送信するために必要とされる帯域幅を増加させることなく、第1識
別ベクトルの関数としてデータワードを符号化する工程と、送信機から複数の受
信機へのPDUを含むデータフレームを送信する工程とを含んでいる。また、第
1識別ベクトルは、送信機と意図された受信機に関連する事前識別情報を含んで
いる。
【0019】 本発明の別の構成に従えば、受信機が、通信ネットワーク内の送信機から受信
機へ送信されるPDUの意図された受信機であるかどうかを判定する方法によっ
て、上述の目的及び他の目的が達成される。この方法は、PDUを受信する工程
と、PDUはユーザデータベクトル及びCRCベクトルを有し、ユーザデータベ
クトル及びCRCベクトルは、送信機及び意図された受信機に関連する識別情報
を含む第1識別ベクトルの関数として、送信機から意図された受信機へPDUを
送信するために必要とされる帯域幅を増加させることなく、送信機で修正される
。また、この方法は、受信機と推定された送信機に関連する識別情報を含む第2
識別ベクトルの関数としてユーザデータベクトル及びCRCベクトルを再修正す
る工程と、再修正されたユーザデータベクトル及び再修正されたCRCベクトル
の関数としてPDUの整合性を検証する工程と、PDUの整合性の検証結果に基
づいて受信機が意図された受信機であるかどうかを判定する工程とを含んでいる
【0020】 本発明の別の構成に従えば、上述の目的及び他の目的は、通信ネットワーク内
の送信機から意図された受信機へPDUを転送する方法によって達成され、PD
Uはユーザデータベクトルを含んでいる。この方法は、ユーザデータベクトルへ
第1識別ベクトルを付加する工程と、ユーザデータベクトルと付加された第1識
別ベクトルに基づいてCRCベクトルを生成する工程と、ユーザデータベクトル
へCRCベクトルを付加する工程とを含んでいる。次に、付加された第1識別ベ
クトルは、ユーザデータベクトルから除去され、ユーザデータベクトルと付加さ
れたCRCベクトルを含むPDUが送信される。
【0021】 本発明の別の構成に従えば、上述の目的及び他の目的は、受信機が送信機から
送信されたPDUの意図された受信機であるかどうかを判定する方法によって達
成され、PDUはユーザデータベクトル及びCRCベクトルを有し、CRCベク
トルは、ユーザデータベクトル及び、CRCベクトルを導出するためだけにユー
ザデータベクトルに付加された第1識別ベクトルの関数として送信機で導出され
る。この方法は、受信機で、CRCベクトルに基づくCRC生成器の多項式を生
成する工程と、ユーザデータベクトルへ第2識別ベクトルを付加する工程と、C
RC生成器の多項式をユーザデータベクトル及び付加された第2識別ベクトルを
構成するデータワードに分解する工程と、その分解結果に基づいて、受信機が意
図された受信機であるかどうかを判定する工程とを含んでいる。 詳細な説明 本発明は、無線通信ネットワーク内の送信機及び受信機識別子情報のような事
前情報を効果的な帯域幅で転送する技術に関するものである。図で説明するため
に、本発明の様々な構成及び実施形態は、本明細書では、非同期転送方法(AT
M)と、より詳しくは、ATM用媒体アクセス制御(MAC)プロトコルを採用
する以下の無線通信ネットワークで説明する。しかしながら、MACプロトコル
を採用する無線ATMネットワークに関する本発明の説明が、そのようなネット
ワークに本発明の範囲が限定されるように意図されていないことが理解されるで
あろう。
【0022】 本発明は、より詳しくは、MACデータフレームのブロードキャストデータフ
ィールド内、加えて、各アップリンク論理リンク制御パケットデータユニット(
UL LLC PDU)内、各ダウンリンク論理リンク制御パケットデータユニ
ット(DL LLC PDU)内、及び各ランダムアクセスチャネルパケットデ
ータユニット(RACH PDU)内のアクセスポイント識別子(即ち、AP
ID)及び無線端末識別子(即ち、WT ID)のような事前情報の送信に関す
るものである。例えば、ブロードキャストデータフィールドに加えて、アップリ
ンク及びダウンリンクデータ領域内のAP ID及びWT ID情報を含めるこ
とによって、ソース及びユーザデータの宛先の整合性が著しく高められる。しか
しながら、本明細書で以下に説明される本発明の様々な実施形態に従えば、AP
ID及びWT IDのような事前情報は、帯域幅の利用を増加させることなく
、アップリンク及びダウンリンクデータフィールドに組み込まれる。
【0023】 本発明の第1実施形態に従えば、AP ID及びWT ID情報は、PDUの
送信前にAP ID及びWT IDの関数として各PDUのすべてあるいは一部
を修正することによってダウンリンク及びアップリンクデータフィールド内に組
み込まれる。例えば、ATMセルペイロード225内のデータベクトル及びCR
Cベクトル255は、DL LLC PDU230がアクセスポイントから意図
された無線端末へ送信される前に、AP ID及び対応するWT IDの関数と
して修正される(例えば、符号化される)。もちろん、各無線端末は自身のWT
ID(即ち、「推測された」WT ID)を知っているばかりでなく、対応す
るアクセスポイントのAP ID(即ち、「推測された」AP ID)を知って
いる。それゆえ、DL LLC PDU230を受信する任意の無線端末は、推
測されたAP ID及び推測されたWT IDの関数としてATMセルペイロー
ド225とCRCベクトル255を再修正することができる。無線端末がDL
LLC PDU230の意図された受信機である場合、無線端末に適用される推
測されたAP ID及びWT IDは、アクセスポイントに適用されるAP I
D及びWT IDと同一にされるべきである。無線端末での次のCRCチェック
は、無線端末が、実際に、DL LLC PDU230の意図された受信機であ
るかどうかを確認する。
【0024】 ある所望の特徴を示すようにCRCを設計できることが、当業者には容易に理
解されであろう。例えば、CRCは、制限された任意数の置換誤り以上の単一の
誤りをすべて検出するように設計することができ、この制限は、CRC生成器の
多項式に依存する。加えて、CRCは奇数の誤り(例えば、3、5、あるいは7
つの誤り)の位置のすべて、あるいはCRC生成器の多項式の次数より短い誤り
バーストを検出するように設計することができる。しかしながら、CRC生成器
の多項式の次数に「1」を加えた次数と等しい長さを有する誤りバーストベクト
ルは、未検出とされる確度が2-(D(g)-1)であることも理解され、ここで、D( g)はCRC生成器の多項式の次数である。また、CRC生成器の多項式の次数
に「1」を加えた次数より長い長さを有する任意の誤りバーストベクトルは、未
検出とされる確度が2-D(g)である。
【0025】 図3は上述の第1実施形態を実行する一般的な技術300を示し、ここでは、
帯域幅利用を増加させることなく、送信機及び受信機識別子情報(例えば、AP
ID及びWT ID情報)がアップリンク及びダウンリンクデータフィールド
内、加えて、MACデータフレームのブロードキャストデータフィールド内の各
PDUに含められる。送信機では、CRCベクトル302は「破線」306で示
されるデータベクトル304から導出され、かつデータベクトル304に付加さ
れ、そして、データ/CRCベクトル308を形成する。図の説明のために、デ
ータベクトル304はアップリンクあるいはダウンリンクデータフィールド内の
送信対象のPDU内のATMセルペイロードの内容に対応する。しかしながら、
データベクトル304がDL LLC PDUに関連する場合、データベクトル
304がARQヘッダ及びATMセルヘッダを含むこともできることが容易に理
解されるであろう。
【0026】 上述のように、CRCベクトル302が生成され、かつ付加された後、識別ベ
クトルA(即ち、IDベクトルA)が、図示のように、データ/CRCベクトル
308に適用される。IDベクトルAは、送信機識別子情報及び意図された受信
機識別子情報を含んでいる。例えば、データ/CRCベクトル308を含むPD
UがDL LLC PDUである場合、送信機はアクセスポイントであり、送信
機識別子情報はAP IDであり、一方で、意図された受信機はアクセスポイン
トに関連する無線端末の1つであり、受信機識別子情報はWT IDである。こ
れに対し、データ/CRCベクトル308を含むPDUがUL LLC PDU
である場合、送信機は無線端末であり、送信機識別子情報は対応するWT ID
であり、一方で、意図された受信機はアクセスポイントであり、受信機識別子情
報はAP IDである。図3に示されるように、IDベクトルAのデータ/CR
Cベクトル308への適用は、IDベクトルAとデータ/CRCベクトル308
間の排他的「OR」(XOR)演算を意味する。XOR演算は、修正データ/C
RCベクトル310を出力し、ここで、修正データ/CRCベクトル310は、
反転ビット312によってデータ/CRCベクトル308とは異なっている。
【0027】 次に、修正データ/CRCベクトル310は、FEC符号化される。次に、F
ECベクトル314は、修正データ/CRCベクトル310に付加される。ここ
で、PDUは、PDUがUL LLC PDUあるいはDL LLC PDUの
どちらであるかに依存してアップリンクあるいはダウンリンクデータ領域のどち
らかで送信される準備に入っている。
【0028】 受信機では、送信機から受信機へのPDUの送信中に発生する可能性のある任
意のビット誤りを訂正するために、そのビット誤り数及び性質に依存して修正デ
ータ/CRCベクトル310(不図示)上でFECが実行される。図3に示され
る技術の説明を簡単にするために、PDUの送信中には誤りが発生しないと仮定
する。
【0029】 また、図3に示される技術300に従えば、ここで、受信機は、自身が実際に
PDUの意図された受信機であるかどうかを判定する。従って、識別コードベク
トルは、本明細書では、IDベクトルBと称するが、修正データ/CRCベクト
ル310に適用される。より詳しくは、受信機は、IDベクトルBと修正データ
/CRCベクトル310間のXOR演算を実行する。これは、データベクトル3
18とCRCベクトル320からなる再修正データ/CRCベクトル316を生
成する。受信機がPDUの意図された受信機である場合、IDベクトルBの値は
、IDベクトルAの値と等しくなるべきであり、IDベクトルBと修正データ/
CRCベクトル310間のXOR演算は、上述のように、事前に反転されたデー
タビット312を再反転されるべきである。次に、受信機は、CRC生成器の多
項式によって再修正データ/CRCベクトル316を(モジュール2の除数を使
用して)除算し、これは、CRCベクトル320の関数である。除算の剰余が0
である場合、受信機は意図された受信機であると推定される。
【0030】 上述したように、受信機がPDUの意図された受信機である場合、IDベクト
ルBの値はIDベクトルAと同一であるべきである。従って、IDベクトルBと
修正データ/CRCベクトル310間のXOR演算は、事前に反転されたデータ
ビット312の反転を出力する。ここで、再修正データ/CRCベクトル316
に関連する値は、データ/CRCベクトル308に関連する値と等価である。し
かしながら、受信機がPDUの意図された受信機でない場合、図4に示されるよ
うに、IDベクトルBはIDベクトルAと異なる。その結果、IDベクトルBと
修正データ/CRCベクトル310間のXOR演算はデータ/CRCベクトル4
10を出力し、これは、図3の再修正データ/CRCベクトル316に関連する
ビットパターンとは異なるビットパターンを有している。図4に示される例では
、データ/CRCベクトルと再修正データ/CRCベクトル316はビット41
0と415によって異なる。また、CRCベクトル420に対する関数を生成す
るCRC生成器の多項式は、データ/CRCベクトル405を均一に除算しない
。除算結果は非ゼロ値となるので、受信機はデータベクトル425が訂正不可能
な誤りを含んでいる、あるいは受信機がPDUの意図された受信機でないことの
いずれか一方であることを認識している。ここで、受信機は、誤りデータの使用
及び/あるいは無作為に受信されたデータを排除するためにPDUを破棄するこ
とができる。
【0031】 上述の実施形態に従えば、IDベクトルAとデータ/CRCベクトル308間
のXOR演算は、FEC演算の前に完了する。それゆえ、FEC符号化は、デー
タ/CRCベクトル308ではなく、修正データ/CRCベクトル310上で実
行される。しかしながら、別の実施形態に従えば、誤り訂正符号化は、XOR演
算の前にデータ/CRCベクトル308上で実行される。無作為受信における誤
り訂正演算が、無作為に誘発された誤りを正しく訂正しない可能性を避けるため
に、この場合、誤り訂正コードよりも多い誤りを誘発する送信機でのXOR演算
を訂正できることが好ましいが、誤り訂正コードが検出できる誤りの数が少ない
とは言えない。
【0032】 図9は別の実施形態を達成するための技術の例を示し、ここでは、XOR演算
によって誘発される誤りは、図3に示されるCRCコードのようなバイナリコー
ド以外のリードソロモン(RS)コード905の符号に関するものである。しか
しながら、当業者は、他の誤り訂正及び/あるいは誤り検出符号が採用できるこ
とを容易に理解するであろう。図9では、RSコード905が9つ以上の符号誤
りを検出し、かつどの誤りも訂正しないように設計されるていると仮定する。従
って、XOR演算は1つ以上の符号誤りを誘発しなければならない。2つ以上の
拡張IDベクトルA及びBを採用することによって、図9に示されるように、少
なくとも2つの符号誤りが結果として得られるコードワードに誘発される。それ
ゆえ、無作為受信をこのPDUが受信する場合、誤り符号910はRSコードに
よって正しく訂正でき、PDUが誤って無作為受信を受信することが防止される
【0033】 上述した実施形態において、IDベクトルA及びBがXOR演算を使用して適
用されることにも注意すべきである。しかしながら、XOR演算の代わりに任意
の自明な演算が使用できることが理解されるであろう。例えば、IDベクトルA
は、データ/CRCベクトル308とXORをとる代わりに、加算しても良い。
そして、受信機では、IDベクトルBを修正データ/CRCベクトル310から
減算しても良い。
【0034】 特定のCRC技術の選定は重要なことである。上述したように、各CRC技術
は、自身の固有の特性及び能力を示す。例えば、あるCRC技術は、対応するC
RC生成器の多項式の次数よりも長さが長くないバースト誤りを検出することが
できる。また、別のCRC技術は、いくつかの単一のビット誤り以上のビット誤
りを検出することができる。特定のCRC技術の選定は、それがIDベクトルに
対する様々なビットパターン(即ち、コードの組み合わせ)を定義するプロセス
に影響を与える場合にも重要である。これは、あるビットパターンが、別のビッ
トパターン以上に選択したCRC技術の能力を利用するからである。それゆえ、
特定のCRC技術の選定では、ネットワーク内の様々なアクセスポイント及び無
線端末を一意に識別するために相当数のIDベクトルビットパターン(即ち、コ
ードの組み合わせ)を定義することができるかどうかを考慮し、一方で、同時に
、選択されたCRC技術の能力を利用することは必須となる。CRC以外の誤り
検出及び誤り符号が、例えば、図9に示されるRSコードに採用できることが理
解されるであろう。
【0035】 適切なCRC技術を選定することの重要性に関する議論に対し、別の実施形態
を以下に示し、ここでは、各IDベクトルA及び各IDベクトルBはゼロビット
列と、その後に続く8ビットのAP ID、更にその後に続く8ビットのWT
IDを構成している。図5に示されるように、ゼロビット列が一列に並べられ、
その長さは、データベクトル501の長さLDに等しい。AP ID及びWT IDは、固定の符号化位置に配置され、かつ一列に配置され、その長さはCRC
ベクトル510の長さに等しい。AP ID及びWT IDの長さを合わせた長
さが16ビットであるので、長さが16ビット以上のすべてのバースト誤りを検
出することができるCRC技術が適している。従って、図5に示されるような、
CRC−16あるいはCRC−CCITTが選択される。しかしながら、AP
ID及びWT IDの長さを合わせた長さが16ビット以上を有する場合、別の
CRC技術では、特に、AP ID及びWT IDの長さを合わせた長さと少な
くとも同じ長さの次数を有する生成器の多項式を持つことが必要であることが理
解されるであろう。例えば、AP ID及びWT IDの長さを合わせた長さ3
2ビットである場合、ネットワーク内の様々なアクセスポイント及び無線端末に
対する十分な数のコード組み合わせを与えるために、CRC−32のようなCR
C技術がより適している。
【0036】 図5に示される実施形態に従えば、上述のIDベクトルAとデータ/CRCベ
クトル515間のXOR演算あるいは任意数の自明な演算が実行される。その演
算結果によって、受信機に送信されるPDUに含まれる修正データ/CRCベク
トル(不図示)が得られる。受信機では、IDベクトルBと修正データ/CRC
ベクトル間のXOR演算が実行される。この演算結果によって、データ/CRC
ベクトル520が生成される。上述の実施形態のように、CRCベクトル525
に対する関数を生成するCRC生成器の多項式は、モジュール2の除数を使用し
てデータ/CRCベクトル520に分解される。ゼロは、受信機がPDUの意図
された受信機であることを示し、一方、非ゼロは、訂正不可能な送信誤りの存在
あるいは受信機がPDUの意図された受信機でないという事実のどちらか一方で
あることを示している。
【0037】 図5に示される特定例では、送信機は133DECIMALのAP IDを有するア クセスポイントであり、意図された受信機は34DECIMALのWT IDを有する 無線端末である。しかしながら、IDベクトルBはIDベクトルAと明らかに異
なるように、実際の受信機は意図された受信機ではない。より詳しくは、実際の
受信機は、35DECIMALのWT IDを有し、これは、164DECIMALのAP I
Dを有するアクセスポイントに関連する。受信無線端末でのID ベクトルBの
利用は、図5に示されるように、CRCベクトル525内にいくつかの反転ビッ
ト530が含められる。従って、本例のモジュール2の除算結果は非ゼロの剰余
であるべきであり、上述したように、非ゼロは誤り訂正が不可能なビット誤りが
存在することを判定するために、あるいは受信機が意図された受信機でないこと
を判定するために必要な情報を無線端末に与える。それゆえ、無線端末は、PD
Uを破棄することができる。
【0038】 別の実施形態に従えば、各IDベクトルAと各IDベクトルBは、上述したよ
うに、ゼロビット列、AP ID及びWT IDを構成する。しかしながら、A
P ID及びWT IDに関連するビットが0で囲まれている限りは、図5に示
されるAP IDコード及びWT IDコードの配列以外の配列が許されないわ
けでないことが理解されるであろう。
【0039】 別の実施形態に従えば、5つ以上の誤り位置を検出し、かつ5つの誤り位置を
含むことができる、CRC−16あるいはCRC−CCITT以外のCRC技術
が採用される。この目的に対し、生成器の多項式g(x)=X16+X8+X4+X 3 +X1+1を有するCRCを使用することができる。もちろん、IDベクトルに
対する様々なビットパターン(即ち、コードの組み合わせ)の定義においては、
5つ以上の誤りをもたらすあるいは生じさせることができる組み合わせがないこ
とを保証することが必須である。従って、本明細書では、様々なIDベクトルビ
ットパターンあるいはコードの組み合わせを定義する異なる3つの方法について
、以下に説明する。
【0040】 第1の方法では、各IDベクトルはLビット長である。次に、様々なIDベク
トルビットパターンは、図7AのIDベクトルビットパターン0DECから879 89DECによって示されるように、ちょうど2ビットの様々な組み合わせによっ て定義されている。また、この方法に従えば、IDベクトル長Lが420ビット
である場合に87990のビットパターンあるいはコード組み合わせが可能であ
ることが図7Aで示される。しかしながら、より重要なことは、この方法を使用
して定義される様々なIDベクトルビットパターンあるいはコードの組み合わせ
は、送信機及び受信機で実行されるXOR演算結果として0、2あるいは4つの
誤りのいずれかだけを生じさせることができることである。それゆえ、この方法
に従って定義されるIDベクトルは、5つ以上の誤りを検出することができるC
RC技術を利用するために使用することができる。
【0041】 図7BはIDベクトルに対し様々なビットパターンを定義する第2の方法を示
している。第2の方法に従えば、図7BのIDベクトルビットパターン0DECか ら418DECによって示されるように、第1ビット位置にはIDベクトルビット パターンの半分に対する「0」が設定され、一方で、残りのL−1ビット位置の
1つだけに1が設定される。また、この方法に従えば、IDベクトルビットパタ
ーン419DECから837DECによって示されるように、第1ビット位置にはID
ベクトルビットパターンのもう半分に対する「1」が設定され、一方で、残りの
L−1ビット位置の1つだけに「1」が設定される。第2の方法が、第1の方法
と同じくらい多くのビットパターン(即ち、コードの組み合わせ)をサポートで
きないことが理解されるであろう。しかしながら、この方法は、様々なIDベク
トルビットパターンをマッピングするためのより直接的な技術を提供する。また
、この方法に従って定義されるIDベクトルビットパターンが、送信機及び受信
機で実行されるXOR演算結果として0、1、2あるいは3つの誤りのいずれか
を生じさせることが理解されるであろう。それゆえ、この方法に従って定義され
るIDベクトルは、5つ以上の誤りを検出することができるCRC技術を利用す
るために使用することができる。
【0042】 図7CはIDベクトルに対し様々なビットパターンを定義する第3の方法を示
している。この第3の方法は、実質的には、上述の第1の方法と第2の方法との
組み合わせである。図7Cに示されるように、IDベクトルビットパターンの第
1ビット位置には「0」あるいは「1」のどちらかが配置でき、一方で、残りの
L−1ビット位置の2つには「1」が設定される。この方法は、175143の
IDベクトルビットパターンを生じさせることができ、送信機及び受信機で実行
されるXOR演算結果として、0、1、2、3、4あるいは5つの誤りのいずれ
かを生じさせる。また、この方法は、5つ以上の誤りを検出することができるC
RC技術の能力を利用する。
【0043】 また、IDベクトルビットパターンが専用アルゴリズムの実行を通して自動的
に生成されることが理解されるであろう。次に、IDベクトルは、例えば、ルッ
クアップテーブルに記憶される。そして、固有のIDベクトル、つまり、送信機
及び意図された受信機に対応するビットパターンを含むIDベクトルは、ルック
アップテーブル内のIDベクトルから各PDUに対して選択することができる。
【0044】 CRCが達成された後にIDベクトルをデータワードに適用することよりも、
CRCが達成される前にIDベクトルを適用することが可能である。従って、図
6では、本発明の別の実施形態を示し、この場合、AP ID601及び/ある
いはWT ID605はデータベクトル610に付加される。AP ID601
、WT ID605及びデータベクトル610はCRC符号化され、その結果と
して得られるCRCベクトル615はデータベクトル610に付加される。次に
、AP ID601及びWT ID605が付加され、データベクトル610及
びCRCベクトル615がFEC符号化される。上述の実施形態と比べて、XO
R演算を実行する必要がない。しかしながら、上述の実施形態それぞれで説明し
たように、送信機及び受信機識別子情報は、MACプロトコルの帯域幅条件を増
大させることなく、各PDUにおいて送信機から受信機へと転送される。
【0045】 受信機では、推測されたAP ID620と推測されたWT ID625はデ
ータベクトル630に付加される。次に、受信機は、生成器の多項式によって、
AP ID620、WT ID625、データベクトル630及びCRCベクト
ル635を構成するコードワードをモジュール2で除算する。上述したように、
モジュール2の除算の剰余がゼロである場合、受信機はPDUの意図された受信
機であると仮定する。一方、非ゼロの剰余は、誤り訂正不可能なビット誤りが存
在するあるいは受信機がPDUの意図された受信機でないことを示す。どちらの
場合でも、受信機は、必要な場合にPDUを破棄するための情報を備える。
【0046】 データベクトル610及び630に関連する付加されたAP ID601及び
WT ID605の位置はある程度に任意であることが理解されるであろう。重
要なことは、位置が固定され、かつその位置が送信機及び受信機の両方で認識さ
れていることである。
【0047】 一方で、ある状況の下では、一方の識別子コード(例えば、WT ID)を付
加して送信し、かつもう一方の識別子コード(例えば、AP ID)を符号化す
ることが有益な場合がある。例えば、RACH PDUの場合、各PDUと一緒
に対応するWT IDを付加して送信することが有益な場合がある。一方で、上
述の技術に従って、AP IDは符号化される。しかしながら、各PDU内に、
例えば、WT IDを付加して送信することは、MACプロトコルの帯域幅条件
を増大させることが理解されるであろう。もちろん、ブロードキャストデータ領
域は、付加及び/あるいは符号化される識別子コードの内容を定義するために使
用することができる。
【0048】 上述の各実施形態の補足となるCRCチェックが、通常、ブロードキャストデ
ータ領域205上の各無線端末によって実行されることに注意すべきである。例
えば、アクセスポイントからそのアクセスポイントに関連する特定の無線端末へ
送信されるブロードキャストデータ領域205が誤りを含んでいると仮定すると
、信頼性のない公表リスト及び/あるいは割当リスト内の情報を与えてしまう。
ダウンリンクデータ領域210内のDL LLC PDUのそれぞれがWT I
D情報を含まない場合、上述の実施形態に従えば、無線端末が受信するためのP
DU及び破棄するためのPDUを判定できる方法は存在しない。その結果、無線
端末は、全MACフレームを破棄することを強いられる。しかしながら、各DL
LLC PDUが対応するWT IDを含む場合、無線端末は公表リストが正
しいものであると仮定することができ、そして、その公表リスト内の無線端末に
対して識別されるDL LLC PDUをCRCがチェックする。そして、誤り
を含むDL LLC PDUだけを、全MACフレームを破棄する必要なく、破
棄することができる。
【0049】 もちろん、各DL LLC PDUのCRCチェックは、本質的に、ブロード
キャストデータ領域内の割当リストが誤りを含むかどうかについての指示を与え
る。それゆえ、ブロードキャストデータ領域のCRCチェックは誤りの存在を示
し、DL LLC PDU誤りの数を割当リスト内に存在する誤りの可能性の指
標として利用する方法を確立することができる。例えば、DL LLC PDU
誤りの数が所定数の誤り以上である場合、MACフレームのアップリンク部分は
全ダウンリンク部分を破棄することなく破棄することができる。
【0050】 上述の実施形態が、送信機から受信機へ他の種類の事前情報を転送するために
使用できることが更に理解されるであろう。例えば、無線端末識別子コードに加
えて、公表リストは各ATMセルに関連する仮想チャネル識別子(VCI)情報
を組み込むことで、DL LLC PDU内のATMセルを送信する場合にその
ような情報を明示的に含ませることを排除することができる。その代わりに、V
CI情報は、対応するデータベクトルとXORをとる、あるいは一時的に付加す
ることができる。別の例では、GO BACK N ARQ(自動反復リクエス
ト)に対するATMセルシーケンス番号を、DL LLC PDU内の情報を明
示的に含ませる必要がなく、送信機から受信機へと転送できる。もちろん、他の
データも、同様にして転送できるばかりか、CRCは付加情報を含むような結果
を与える付加的な組み合わせを提供できる。
【0051】 本発明の更に別の実施形態では、アクセスポイントは、CRCベクトルあるい
は各DL LLC PDUのデータベクトル内の1つ以上のビットの一意の組み
合わせを故意に反転することができる。DL LLC PDUの受信において、
アクセスポイントに関連する無線端末は、FEC及びCRC復号が達成される前
に同一のビットの組み合わせが再度組み込まれることを認識している。これに対
し、無線端末は、各UL LLC PDUのCRCベクトル内の任意のビットを
反転しない。この方法は、DL LLC PDUによるアクセスポイントの不適
切な復号を防止し、かつ1つ以上のUL LLC PDUによる無線端末の不適
切な復号を防止する。
【0052】 例えば、万が一、「3」のWT ID(即ち、WTA3)を有する第1無線端末
がUL LLC PDUを「14」のAP ID(即ち、APA14)を有する第 1アクセスポイントへ送信し、「3」のWT ID(即ち、WTB3)を有し、「
14」のAP ID(即ち、APB14)を有する第2アクセスポイントに関連す る第2無線端末がUL LLC PDUを無作為に受信する場合、本実施形態は
、WTB3に、識別子コード情報が類似しているにも関わらず、PDUをUL L
LC PDUとして区別することを可能にし、これによって、PDUを適切に破
棄する。
【0053】 本発明は、いくつかの実施形態を参照して説明した。しかしながら、上述の実
施形態以外の特定形態で本発明を表現できることが当業者には容易に明らかとな
るであろう。これは、本発明の精神から逸脱しないで実施できる。これらの実施
形態は単なる例示であり、どのような場合にでも限定されると考慮されるべきで
ない。本発明の範囲は、上述の説明よりもむしろ請求項によって与えられ、請求
項の範囲内に含むあらゆる変形及び等価例が、本発明に含まれるように意図され
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線ATMネットワークの例の構成図である。
【図2】 媒体アクセス制御プロトコルの一例を示す図である。
【図3】 送信機及び受信機識別子情報の転送を含む本発明の第1実施形態を示す図であ
る。
【図4】 受信機が意図された受信機でない場合の受信プロトコルデータユニット(PD
U)に含まれるビット誤りの状態を示す図である。
【図5】 送信機及び受信機識別子情報の転送を含む本発明の第2実施形態を示す図であ
る。
【図6】 送信機及び受信機識別子情報の転送を含む本発明の第3実施形態を示す図であ
る。
【図7A】 5つ以上の誤りを検出できる巡回冗長性コード(CRC)技術の能力を利用す
るIDベクトルビットパターンを定義する3種類の方法を示す図である。
【図7B】 5つ以上の誤りを検出できる巡回冗長性コード(CRC)技術の能力を利用す
るIDベクトルビットパターンを定義する3種類の方法を示す図である。
【図7C】 5つ以上の誤りを検出できる巡回冗長性コード(CRC)技術の能力を利用す
るIDベクトルビットパターンを定義する3種類の方法を示す図である。
【図8A】 通信ネットワーク内のアクセスポイントと無線端末間の無作為交信の概念を示
す図である。
【図8B】 通信ネットワーク内のアクセスポイントと無線端末間の無作為交信の概念を示
す図である。
【図8C】 通信ネットワーク内のアクセスポイントと無線端末間の無作為交信の概念を示
す図である。
【図9】 送信機及び受信機識別子情報の転送を含む本発明の別の実施形態を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W Fターム(参考) 5K067 BB04 BB08 BB21 DD00 EE00 EE02 EE16 HH17 HH22 HH24 HH26 【要約の続き】 すべきかどうかあるいはPDUを破棄すべきかどうかを 判定するために使用できる。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワーク内の送信機から意図された受信機へプロト
    コルデータユニット(PDU)を転送する方法であって、 前記送信機で、データワードを含むPDUを生成する工程と、 前記送信機から前記意図された受信機へ前記PDUを転送するために必要な帯
    域幅を増加しないで、前記データワードを第1識別ベクトルの関数として符号化
    する工程と、前記第1識別ベクトルは、前記送信機及び前記意図された受信機に
    関連する事前識別情報を有し、 前記送信機から複数の受信機への前記PDUを含むデータフレームを送信する
    工程と を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記送信機から前記意図された受信機へ前記PDUを転送す
    るために必要な帯域幅を増加しないで、前記データワードを第1識別ベクトルの
    関数として符号化する工程は、 前記データワードと前記第1識別ベクトルとのXORをとる工程と を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記データワードは、ユーザデータベクトルと誤り検出及び
    訂正コードベクトルを構成する ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記誤り検出及び訂正コードベクトルは、巡回冗長性コード
    (CRC)ベクトルであり、前記方法は、更に、 前記ユーザデータベクトルの関数として前記CRCベクトルを生成する工程と
    、 前記CRCベクトルを前記ユーザデータベクトルに付加することによって、前
    記データワードを生成する工程と を備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1識別ベクトルは、第1部分と第2部分を構成し、前
    記第1部分は、前記送信機と前記意図された受信機に関連する前記識別情報を含
    み、かつ前記CRCベクトル長よりも短いあるいは等しく、前記第2部分は、ゼ
    ロに設定されるいくつかのビットを含み、かつ前記ユーザデータベクトル長に等
    しい ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1部分は、前記送信機及び前記意図された受信機のネ
    ットワークアドレスを含む ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記誤り検出及び訂正コードは、リードソロモン符号ベクト
    ルである ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記送信機及び前記意図された受信機に関連する前記識別情
    報は、前記送信機に関連するアドレス及び前記意図された受信機に関連するアド
    レスを構成する ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記送信機から複数の受信機への前記PDUを含むデータフ
    レームを送信する工程は、 非同期転送モード(ATM)プロトコルに従って前記データフレームと前記P
    DUを送信する工程と を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記送信機及び前記意図された受信機に関連する前記識別
    情報は、接続識別子コードを構成する ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記送信機及び前記意図された受信機に関連する前記識別
    情報は、パケットシーケンス番号を構成する ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記受信機で、前記符号化されたデータワードを第2識別
    ベクトルの関数として復号する工程と、前記第2識別ベクトルは、前記受信機と
    推定された送信機に関連する識別情報を有し、 前記復号されたデータワードの整合性を前記ユーザデータベクトル及び前記C
    RCベクトルの関数として検証する工程と、 前記復号されたデータワードの整合性の検証結果に基づいて、前記受信機が前
    記PDUの前記意図された受信機であるかどうかを判定する工程と を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記符号化されたデータワードを第2識別ベクトルの関数
    として復号する工程は、 前記符号化されたデータワードと前記第2識別ベクトルとのXORをとる工程
    と を備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2識別ベクトルは、前記第1識別ベクトル
    の関数として前記データワードを符号化する工程及び前記第2識別ベクトルの関
    数として前記符号化されたデータワードを復号する工程が、前記ユーザデータベ
    クトルと前記CRCベクトルの関数として前記復号されたデータワードの整合性
    を検証する工程中に検出されるいくつかの誤り以上のいくつかのビット誤りを、
    前記復号されたデータワード内に含めないように定義される ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2識別ベクトルは、L長のビット列を有し
    、前記L長は前記データワード長に等しく、2つのビット位置には「1」が設定
    され、残りのL−2ビット位置には「0」が設定される ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2識別ベクトルは、L長のビット列を有し
    、前記L長は前記データワード長に等しく、第1ビット位置には「1」あるいは
    「0」のどちらかが設定され、残りのL−1ビット位置の1つには「1」が設定
    される ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2識別ベクトルは、L長のビット列を有し
    、前記L長は前記データワード長に等しく、第1ビット位置には「1」あるいは
    「0」のどちらかが設定され、残りのL−1ビット位置の2つには「1」が設定
    される ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記送信機及び前記意図された受信機に関連する前記識別
    情報の関数として、前記第1識別子コードを、ルックアップテーブルに記憶され
    るアルゴリズムによって生成された複数の識別子コードから選択する工程と を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記データフレームは、ブロードキャストデータ領域と複
    数のPDUを有し、前記ブロードキャストデータ領域は、複数のPDUのリスト
    と前記複数のPDUのそれぞれの意図された受信機に関連する情報を有する ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記受信機で、前記ブロードキャストデータ領域内の前記
    リストと前記複数のPDUのそれぞれの意図された受信機に関連する情報から導
    出される複数の第2識別ベクトルのそれぞれの関数として、前記複数のPDUの
    それぞれに関連するデータワードを復号する工程と、 前記データワードそれぞれに関連する前記ユーザデータベクトル及びCRCベ
    クトルの関数として、前記復号されたデータワードの整合性を検証する工程と、 前記復号されたデータワードの整合性の検証に基づいて、前記ブロードキャス
    トデータ領域の整合性を検証する工程と を備えることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ブロードキャストデータ領域の整合性を検証する工程
    は、 前記整合性の検証が失敗しているいくつかのPDUと所定数の整合性検証の誤
    りとを比較する工程と を備えることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 受信機が、通信ネットワーク内の送信機から受信機へ送信
    されるプロトコルデータユニット(PDU)の意図された受信機であるかどうか
    を判定する方法であって、 前記PDUを受信する工程と、前記PDUは、ユーザデータベクトルと巡回冗
    長性コード(CRC)ベクトルを有し、前記ユーザデータベクトルと前記CRC
    ベクトルは、前記送信機から前記意図された受信機へ前記PDUを送信するため
    に必要な帯域幅を増加させることなく、前記送信機と前記意図された受信機に関
    連する識別情報を含む第1識別ベクトルの関数として前記送信機で修正され、 前記意図された受信機と推定された送信機に関連する識別情報を含む第2識別
    ベクトルの関数として、前記ユーザデータベクトルと前記CRCベクトルを再修
    正する工程と、 前記再修正されたユーザデータベクトルと前記再修正されたCRCベクトルの
    関数として、前記PDUの整合性を検証する工程と、 前記PDUの整合性の検証結果に基づいて、前記受信機が前記意図された受信
    機であるどうかを判定する工程と を備えることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 前記意図された受信機の関数として、前記PDUの整合性
    を検証する工程は、 モジュール2の除数を使用して、CRC生成器の多項式を前記再修正されたユ
    ーザデータベクトルにわける ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記受信機が前記意図された受信機であるかどうかを判定
    する工程は、 前記モジュール2の除算の剰余がゼロであるかどうかを判定する工程とを備え
    、 前記モジュール2の除算の剰余がゼロである場合、前記受信機が前記意図され
    た受信機であると判定する ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記受信機が前記意図された受信機である場合、前記第1
    識別ベクトルと第2識別ベクトルは等しい ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記受信機が前記意図された受信機であるかどうかを判定
    する工程は、 前記モジュール2の除算の剰余がゼロであるかどうかを判定する工程とを備え
    、 前記モジュール2の除算の剰余が非ゼロである場合、前記受信機は前記意図さ
    れた受信機でないと判定する ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記受信機が前記意図された受信機でないと判定される場
    合、前記PDUを破棄する工程と を更に備えることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  28. 【請求項28】 通信ネットワーク内の送信機から意図された受信機へユー
    ザデータベクトルを有するプロトコルデータユニット(PDU)を転送する方法
    であって、 前記ユーザデータベクトルへ第1識別ベクトルを付加する工程と、 前記第1識別ベクトルが付加された前記ユーザデータベクトルに基づいて、巡
    回冗長性コード(CRC)ベクトルを生成する工程と、 前記ユーザデータベクトルへ前記CRCベクトルを付加する工程と、 前記ユーザベクトルから前記付加された第1識別ベクトルを除去する工程と、 前記ユーザデータベクトルと前記付加されたCRCベクトルを含む前記PDU
    を送信する工程と を備えることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 前記第1識別ベクトルは、ネットワークアドレスを有する ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記PDUの前に送信される制御データを生成する工程と
    を更に備え、前記制御データは、前記ネットワークアドレスを定義する ことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記制御データは、前記ネットワークアドレスがアクセス
    ポイント識別子コードであることを定義する ことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記制御データは、前記ネットワークアドレスが無線端末
    識別子コードであることを定義する ことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記制御データは、前記ネットワークアドレスがアクセス
    ポイント識別子コードと無線端末識別子コードであることを定義する ことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記受信機で、前記ユーザデータベクトルへ第2識別ベク
    トルを付加する工程と、 前記CRCベクトルからCRC生成器の多項式を生成する工程と、 前記CRC生成器の多項式を前記ユーザデータベクトルと前記付加された第2
    識別ベクトルへ分けることによって前記PDUの整合性を検証する工程と、 前記PDUの整合性の検証結果に基づいて、前記受信機が前記意図された受信
    機であるかどうかを判定する工程と を更に備えることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  35. 【請求項35】 通信ネットワークにおいて、受信機が送信機から送信され
    るプロトコルデータユニット(PDU)の意図された受信機であるかどうかを判
    定する方法であって、前記PDUは、ユーザデータベクトルと巡回冗長性コード
    (CRC)ベクトルを有し、前記CRCベクトルは、前記ユーザデータベクトル
    及び該CRCベクトルを導出するためだけに前記ユーザデータベクトルへ付加さ
    れた第1識別ベクトルの関数として前記送信機で導出され、前記方法は、 前記受信機で、前記CRCベクトルに基づいて、CRC生成器の多項式を生成
    する工程と、 前記ユーザデータベクトルへ第2識別ベクトルを付加する工程と、 前記CRC生成器の多項式を前記ユーザデータベクトル及び前記付加された第
    2識別ベクトルを有するデータワードへ分解する工程と、 前記分解結果に基づいて、前記受信機が前記意図された受信機であるかどうか
    を判定する工程と を備えることを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 前記CRC生成器の多項式を前記データワードに分解する
    工程は、モジュール2の除算を含む ことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記受信機が前記意図された受信機であるかどうかを判定
    する工程は、 前記除算の剰余が0であるかどうかを判定する工程と、 前記除算の剰余が0である場合、前記受信機が前記意図された受信機であると
    判定する工程と を備えることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記受信機が前記意図された受信機であるかどうかを判定
    する工程は、 前記除算の剰余が非0であるかどうかを判定する工程と、 前記除算の剰余が非0である場合、前記受信機が前記意図された受信機でない
    と判定する工程と を備えることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記受信機が前記意図された受信機である場合、前記PD
    Uを破棄する工程と を更に備えることを特徴とする請求項38に記載の方法。
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