JP2013046148A - 通信方法及び通信システム、送信装置及び受信装置、並びにタイヤ空気圧監視システム - Google Patents

通信方法及び通信システム、送信装置及び受信装置、並びにタイヤ空気圧監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制した通信方法を提供する。
【解決手段】通信方法は、固定データ列であるバルブIDと、可変データ列であって冗長性を高めたい検出情報とを含む検出信号を送信するとともに、受信した検出信号の誤り検出を行い、誤りがない際に受信した検出信号の受信データを採用する。通信方法は、検出情報を冗長させるために検出情報と一対一対応する第3データを予め決められたルールによって作成し、バルブIDと、検出情報及び第3データとの排他的論理和をとることによって演算データを算出し、演算データを含む検出信号を送信し、検出信号を受信して、予め記憶されたバルブIDと演算データとの排他的論理和をとることで演算データから検出情報及び第3データを復元し、検出情報と第3データとが一致する際に誤りがないとして受信した検出信号の受信データを採用する。
【選択図】図2

Description

この発明は、送信情報の完全性を高めた通信方法及び通信システム、送信装置及び受信装置、並びにタイヤ空気圧監視システムに関する。
近年、車両には、タイヤの空気を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)が設けられている。タイヤ空気圧監視システムは、走行時に車両のタイヤに装着されたタイヤバルブからタイヤの空気圧や温度を無線通信によって取得して、タイヤの異常を監視するシステムである。
タイヤ空気圧監視システムのタイヤバルブは、空気圧や温度等の検出情報とともに、車両に対応するかを確認するためのIDコード等を含ませた無線信号を送信する。この無線信号には、ビット誤りを検出するための誤り検出符号が付加されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−306202号公報
ところで、通信環境の悪い場所においては、上記の誤り検出符号が含まれた無線信号に多数のビット誤りが発生して、誤り検出符号が偶然にも正常であると判断されるおそれがある。そこで、このような誤判断を回避するために、検出符号には、誤り検出符号に加え、データ列のペイロード部に冗長情報が追加されている。すなわち、無線信号には、同一の検出情報が冗長情報として複数含まれている。無線信号を受信した車両は、誤り検出符号によって誤りを確認するとともに、複数の検出情報同士が同一であることによって誤りがないことを確認する。
ここで、無線信号は、冗長性を高くするために冗長情報を増加させると、データ列が長くなって送信データが増加することとなる。そこで、送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することが求められていた。なお、タイヤ空気圧監視システムに限らず、無線通信を行うシステムでは同様の課題があった。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制した通信方法及び通信システム、送信装置及び受信装置、並びにタイヤ空気圧監視システムを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含む無線信号を送信するとともに、受信した前記無線信号の誤り検出を行い、誤りがない際に受信した前記無線信号の受信データを採用する通信方法であって、前記第2データを冗長させるために当該第2データと一対一対応する第3データを予め決められたルールによって作成し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含む無線信号を送信し、前記無線信号を受信して、予め記憶された前記第1データと前記排他的論理和データとの排他的論理和をとることで前記排他的論理和データから前記第2データ及び前記第3データを復元し、前記第2データと前記第3データとが一対一対応となる際に誤りがないとして受信した前記無線信号の受信データを採用することをその要旨としている。
同構成によれば、第2データを冗長するために複製し、第1データと、第2データ及び第3データとの排他的論理和をとることで第1データのデータ列に第2データ及び第3データを含ませた排他的論理和データを算出したので、第1データからなるデータ長となる。このため、従来であれば、第2データ2つ分と第1データとからなるデータ長となるところ、複製した冗長データによって冗長性が高められながら、第2データ2つ分が減らされている。よって、送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することが可能となる。
そして、受信した排他的論理和データと予め記憶された第1データとの排他的論理和をとることで第2データ及び第3データを復元し、第2データと第3データとが一対一対応となる際に誤りがないとして受信した無線信号の受信データを採用する。すなわち、第2データ及び第3データの復元と合わせて、第2データ及び第3データのビット誤り検出を同時に行うことが可能である。ここで、第2データ及び第3データの復元ができたということは、受信した排他的論理和データに含まれる第1データと記憶された第1データが一致したということであって、認証が成立したことを意味している。よって、第1データの照合を行う際には、照合に掛かる演算処理を低減することが可能となる。なお、複数の第1データが受信側に記憶されている場合には、総当りで第2データと第3データとが一対一対応となるかを確認することで、第2データと第3データとの復元が可能であるとともに、誤り検出を行うことが可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信方法において、前記排他的論理和データを算出後に、前記排他的論理和データから誤り検出符号を算出して、前記誤り検出符号を前記無線信号に含ませ、前記誤り検出符号によって受信した前記無線信号の誤り検出を行うことをその要旨としている。
同構成によれば、排他的論理和データから算出した誤り検出符号を無線信号に含ませたので、第2データ及び第3データの復元を行う前に、誤り検出符号による誤り検出を行うこととなり、仮に誤りがあった際には第2データ及び第3データの復元を行わずに済む。すなわち、受信処理を簡素化することが可能となる。また、異なるデータ列を受信した場合に誤り検出符号が偶然一致しても、第3データが一致しないので、誤りを検出することが可能である。
請求項3に記載の発明は、固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含む無線信号を送信する送信装置と、受信した前記無線信号の誤り検出を行い、誤りがない際に受信した前記無線信号の受信データを採用する受信装置と、を備えた通信システムであって、前記送信装置は、前記第2データを冗長させるために当該第2データと一対一対応する第3データを予め決められたルールによって作成し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含む無線信号を送信し、前記受信装置は、前記無線信号を受信して、予め記憶された前記第1データと前記排他的論理和データとの排他的論理和をとることで前記排他的論理和データから前記第2データ及び前記第3データを復元し、前記第2データと前記第3データとが一対一対応となる際に誤りがないとして受信した前記無線信号の受信データを採用することをその要旨としている。
同構成によれば、第2データを冗長するために複製し、第1データと、第2データ及び第3データとの排他的論理和をとることで第1データのデータ列に第2データ及び第3データを含ませた排他的論理和データを算出したので、第1データからなるデータ長となる。このため、従来であれば、第2データ2つ分と第1データとからなるデータ長となるところ、複製した冗長データによって冗長性が高められながら、第2データ2つ分が減らされている。よって、送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することが可能となる。
そして、受信した排他的論理和データと予め記憶された第1データとの排他的論理和をとることで第2データ及び第3データを復元し、第2データと第3データとが一致する際に誤りがないとして受信した無線信号の受信データを採用する。すなわち、第2データ及び第3データの復元と合わせて、第2データ及び第3データのビット誤りを同時に行うことが可能である。ここで、第2データ及び第3データの復元ができたということは、受信した排他的論理和データに含まれる第1データと記憶された第1データが一致したということであって、認証が成立したことを意味している。よって、第1データの照合を行う際には、照合に掛かる演算処理を低減することが可能となる。なお、複数の第1データが受信装置に記憶されている場合には、総当りで第2データと第3データとが一対一対応となるかを確認することで、第2データと第3データとの復元が可能であるとともに、誤り検出を行うことが可能である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の通信システムにおいて、前記送信装置は、前記排他的論理和データを算出後に、前記排他的論理和データから誤り検出符号を算出し、前記受信装置は、前記誤り検出符号を前記無線信号に含ませ、前記誤り検出符号によって受信した前記無線信号の誤り検出を行うことをその要旨としている。
同構成によれば、排他的論理和データから算出した誤り検出符号を無線信号に含ませたので、第2データ及び第3データの復元を行う前に、誤り検出符号による誤り検出を行うこととなり、仮に誤りがあった際には第2データ及び第3データの復元を行わずに済む。すなわち、受信処理を簡素化することが可能となる。また、異なるデータ列を受信した場合に誤り検出符号が偶然一致しても、第3データが一致しないので、誤りを検出することが可能である。
請求項5に記載の発明は、固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含む無線信号を送信する送信装置であって、前記第2データを冗長させるために複製し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含む無線信号を送信することをその要旨としている。
同構成によれば、第2データを冗長するために複製し、第1データと、第2データ及び第3データとの排他的論理和をとることで第1データのデータ列に第2データ及び第3データを含ませた排他的論理和データを算出したので、第1データからなるデータ長となる。このため、従来であれば、第2データ2つ分と第1データとからなるデータ長となるところ、複製した冗長データによって冗長性が高められながら、第2データ2つ分が減らされている。よって、送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含んで送信された無線信号の誤り検出を行い、誤りがない際に受信した前記無線信号の受信データを採用する受信装置であって、前記第2データを冗長させるために複製し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含んで送信された無線信号を受信して、予め記憶された前記第1データと前記排他的論理和データとの排他的論理和をとることで前記排他的論理和データから前記第2データ及び前記第3データを復元し、前記第2データと前記第3データとが一対一対応となる際に誤りがないとして受信した前記無線信号の受信データを採用することをその要旨としている。
同構成によれば、受信した排他的論理和データと予め記憶された第1データとの排他的論理和をとることで第2データ及び第3データを復元し、第2データと第3データとが一致する際に誤りがないとして受信した無線信号の受信データを採用する。すなわち、第2データ及び第3データの復元と合わせて、第2データ及び第3データのビット誤りを同時に行うことが可能である。ここで、第2データ及び第3データの復元ができたということは、受信した排他的論理和データに含まれる第1データと記憶された第1データが一致したということであって、認証が成立したことを意味している。よって、第1データの照合を行う際には、照合に掛かる演算処理を低減することが可能となる。なお、複数の第1データが受信装置に記憶されている場合には、総当りで第2データと第3データとが一対一対応となるかを確認することで、第2データと第3データとの復元が可能であるとともに、誤り検出を行うことが可能である。
請求項7に記載の発明は、請求項3又は4に記載の通信システムを採用したタイヤ空気圧監視システムであって、前記送信装置がタイヤバルブであり、前記受信装置が車両に設けられ、前記第1データはタイヤバルブ固有のバルブIDであり、前記第2データはタイヤバルブが検出した検出情報であることをその要旨としている。
同構成によれば、タイヤ空気圧監視システムに適用したことで、タイヤバルブから送信される送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することが可能となる。また、電池で駆動するタイヤバルブはできる限り電力消費を抑制したい要望があるので、データ長を抑制することで、無線信号の送信に掛かる電力消費の抑制が可能となる。
本発明によれば、送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することができる。
タイヤ空気圧監視システムの概略構成を示すブロック図。 (a)送信に必要なデータを示す図、(b)送信時の演算に用いるデータを示す図、(c)送信時の演算データを示す図。 (a)受信データを示す図、(b)各バルブIDを示す図、(c)受信データの演算結果を示す図。 タイヤ空気圧監視システムの通信を示すシーケンスチャート。
以下、本発明を車両のタイヤ空気圧監視システムに具体化した一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。車両には、タイヤの空気圧等を検出して、空気圧等の異常を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)が設けられている。
図1に示されるように、車両1の各タイヤ2(計4個)には、空気注入口であるとともに、タイヤ2の空気圧等を検出して送信するタイヤバルブ3(計4個)がそれぞれ設けられている。タイヤバルブ3には、タイヤバルブ3の動作を制御するバルブ制御部31が搭載されている。バルブ制御部31には、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波によってタイヤ2の空気圧等を含む検出信号Stpを送信するUHF発信部32が接続されている。バルブ制御部31には、バルブIDを記憶したメモリ31aが設けられている。
また、タイヤバルブ3には、タイヤ2の圧力を検出する圧力センサ33、タイヤ2の温度を検出する温度センサ34、タイヤ2に掛かる加速度を検出する加速度センサ35等が搭載されている。これらセンサ類は、検出信号をバルブ制御部31に出力する。UHF発信部32が送信する検出信号Stpには、タイヤ2の空気圧、温度、及びタイヤ2の固有ID(バルブID)等が含まれている。タイヤバルブ3は、加速度センサ35が加速度を検出した際に、各タイヤバルブ3から順に検出信号StpをUHF発信部32から送信する。
車両1の車体には、タイヤ空気圧監視システムを制御する制御装置4が搭載されている。制御装置4には、各タイヤ2のタイヤバルブ3から送信されるタイヤ2の空気圧等を含む検出信号StpをUHF帯の電波で受信する受信機5が接続されている。また、制御装置4には、タイヤ2の空気圧等を運転者に表示する表示装置6が接続されている。表示装置6は、車両1の運転席に設置される。
受信機5は、検出信号Stpを受信すると、バルブIDと検出情報とからなる受信データを制御装置4に出力する。制御装置4は、検出信号Stp内のバルブIDとメモリ4aに記憶されたバルブIDとが一致するか否かを判定するID照合を実行し、ID照合が成立すれば、車両1に登録されたタイヤ2からの信号であると認識する。
そして、制御装置4は、検出信号Stp内に含まれるタイヤ2の空気圧や温度を読み取り、タイヤ2の空気圧や温度を表示装置6に表示させる。また、制御装置4は、タイヤ2の空気圧や温度が異常であれば、その旨を表示装置6や図示しないアラーム等で報知する。制御装置4は、タイヤバルブ3から検出信号Stpを受信する度に、この動作を繰り返し実行する。
本実施例のタイヤ空気圧監視システムでは、冗長性を高めながらデータ長を抑えた通信方法が採用されている。タイヤ空気圧監視システムにおいては、バルブIDが毎回同じデータである固定データ列であって、空気圧や温度等の検出情報が毎回異なる可変データ列である。なお、バルブIDが第1データに相当し、検出情報が第2データに相当する。
タイヤバルブ3のバルブ制御部31には、送信するデータを演算するデータ演算部31bと、誤り検出符号を算出する誤り符号演算部31cとが設けられている。データ演算部31bは、冗長性を高めたい検出情報及び検出情報を複製した複製データと、バルブIDとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データ(以下、演算データ)を算出し、演算データからなる送信データを算出する。誤り符号演算部31cは、データ演算部31bによって算出された送信データから誤り検出符号を算出する。本実施例では、誤り検出符号として巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)を採用している。CRCは、データの送信時にその一部が変化したことを検出する。なお、データ演算部31bは、予め決められたルールとして複製を行い、第2データに相当する検出情報と一対一対応となる第3データとして検出情報の複製データを算出する。
車両1の制御装置4には、受信した受信データに誤りがないか誤り検出符号から検出する誤り検出部4bと、受信データから元のデータを復元するデータ演算部4cと、バルブIDが一致するか否かを判定するID照合部4dとが設けられている。
誤り検出部4bは、受信データのペイロード部(演算データ)から誤り検出符号を算出して、算出した誤り検出符号と受信データに含まれる誤り検出符号とが一致するかを確認して、誤り検出を行う。データ演算部4cは、誤り検出部4bに誤りがないと判断されると、排他的論理和によってバルブIDと検出情報及び検出情報の複製データとが一緒になった演算データに対して排他的論理和を再度行うことで検出情報及び検出情報の複製データを復元する。すなわち、データ演算部4cは、演算データと記憶されたバルブIDとの排他的論理和をとることで検出情報及び検出情報の複製データを復元する。ID照合部4dは、復元された検出情報と検出情報の複製データとが一対一対応として一致したことに基づいて、バルブID照合が成立したと判定する。
続いて、タイヤ空気圧監視システムの通信方法について図2及び図3を参照して具体的に説明する。
図2(a)に示されるように、データ演算部31bは、メモリ31aからバルブIDを取り出し、圧力センサ33が検出した圧力情報を取得し、温度センサ34が検出した温度情報を取得して、上記の送信に必要なデータを算出する。送信に必要なデータは、バルブIDと圧力情報と温度情報とからなる。バルブIDは、5つに分割し、圧力情報と排他的論理和をとる部分をB部分とし、複製した圧力情報と排他的論理和をとる部分をC部分とし、温度情報と排他的論理和をとる部分をD部分とし、複製した温度情報と排他的論理和をとる部分をE部分とし、残りの部分をA部分として、先頭から順にA部分、B部分、C部分、D部分、E部分からなる。また、圧力情報と温度情報とが検出情報である。
図2(b)に示されるように、データ演算部31bは、検出情報の冗長性を持たせるために、圧力情報と温度情報とを複製し、これら圧力情報と温度情報とを送信に必要なデータのバルブIDのB部分〜E部分に対応する位置させた演算に用いるデータBを算出する。演算に用いるデータBは、送信に必要なデータのバルブIDのB部分に対応する位置に圧力情報が位置し、送信に必要なデータのバルブIDのC部分に対応する位置に圧力情報が位置し、送信に必要なデータのバルブIDのD部分に対応する位置に温度情報が位置し、送信に必要なデータのバルブIDのE部分に対応する位置に温度情報が位置し、それ以外のビットに0が入れられたデータ列である。
図2(c)に示されるように、データ演算部31bは、送信に必要なデータと演算に用いるデータBとの排他的論理和(XOR)をとることで排他的論理和データとしての演算データを算出する。すなわち、データ演算部31bは、バルブIDaのB部分と圧力情報との排他的論理和XORBと、バルブIDaのC部分と圧力情報との排他的論理和XORC、バルブIDaのD部分と温度情報との排他的論理和XORDと、バルブIDaのE部分と温度情報との排他的論理和XOREとを算出する。演算データは、バルブIDaのA部分、排他的論理和XORB、排他的論理和XORC、排他的論理和XORD、排他的論理和XOREとからなる。演算データが検出信号Stpのペイロード部となる。
そして、誤り符号演算部31cは、データ演算部31bが演算したペイロード部から誤り検出符号としてCRCを算出する。バルブ制御部31は、ペイロード部の先頭にプリアンブルを付加するとともに、ペイロード部の後端にCRCを付加した送信データを生成して、送信データを含む検出信号StpをUHF発信部32から発信する。
図3(a)に示されるように、車両1の制御装置4は、受信機5が受信した検出信号Stpから受信データを取り出す。この受信データは、ビット誤り等が発生していなければ、送信データと同一であるはずである。まず、誤り検出部4bが受信データのプリアンブルを除いたペイロード部に対してCRCによる誤り検出を行い、ビット誤りがないことを確認する。
図3(b)に示されるように、データ演算部4cは、メモリ4aから各バルブID(IDa,IDb,IDc,IDd)を取り出す。データ演算部4cは、プリアンブルとCRCとを除いた受信データのペイロード部と、各バルブID(IDa,IDb,IDc,IDd)との排他的論理和(XOR)を総当りでとることで演算結果を算出する。
図3(c)に示されるように、データ演算部31bは、受信データのペイロード部とバルブIDaとの排他的論理和をとることで、検出情報及び複製した検出情報を復元する。すなわち、データ演算部31bは、圧力情報、複製した圧力情報、温度情報、複製した温度情報とからなる演算結果を得ることができる。ここで、受信データのペイロード部とバルブIDaとの排他的論理和をとることで、受信データのペイロード部に含まれるバルブIDaを除去できるということは、受信データのペイロード部にバルブIDaが含まれていた、すなわちID照合が成立したことを意味している。なお、異なるバルブIDが含まれていた場合には、バルブIDが除去されず、検出情報及び複製した検出情報を得ることができない。よって、ID照合部4dは、検出情報と複製した検出情報とが一対一対応することに基づいてID照合が成立したと判定する。
次に、前述のように構成されたタイヤ空気圧監視システムの通信態様について図4を参照して説明する。ここでは、タイヤバルブ3が検出情報を載せた検出信号Stpを車両1に送信し、車両1が検出信号Stpを受信して、検出情報を表示するまでを説明する。
図4に示されるように、タイヤバルブ3は、圧力及び温度を検出する(ステップS1)。すなわち、タイヤバルブ3は、加速度センサ35が加速度を検出すると、圧力センサ33が圧力情報をバルブ制御部31に出力するとともに、温度センサ34が温度情報をバルブ制御部31に出力する。
タイヤバルブ3は、圧力及び温度を検出すると、演算データを算出する(ステップS2)。すなわち、データ演算部31bは、冗長性を持たせたい圧力情報と温度情報とを複製し、圧力情報及び温度情報と複製した圧力情報及び温度情報とをバルブID内に含ませるために排他的論理和(XOR)を行うことでペイロード部を算出する。
タイヤバルブ3は、誤り検出符号を付加する(ステップS3)。すなわち、誤り符号演算部31cは、ペイロード部から誤り検出符号のCRCを算出して、ペイロード部にCRCを付加する。また、バルブ制御部31は、ペイロード部の先頭にプリアンブルを付加して送信データを生成する。
そして、タイヤバルブ3は、検出信号Stpを送信する(ステップS4)。すなわち、バルブ制御部31は、生成された送信データを含ませた検出信号StpをUHF発信部32から発信する。
車両1は、タイヤバルブ3から送信された検出信号Stpを受信する(ステップS5)。すなわち、制御装置4は、受信機5が受信した検出信号Stpから取り出された受信データを取得する。
車両1は、受信データの誤り検出を行う(ステップS6)。すなわち、誤り検出部4bは、受信データのプリアンブルを除いたペイロード部に対してCRCによる誤り検出を行い、ビット誤りがないことを確認する。誤り検出部4bは、誤り検出がない際に、受信データに対する演算を継続する。
車両1は、受信データから送信情報を復元し、ID照合を行う(ステップS7)。すなわち、データ演算部4cは、メモリ4aからバルブIDaを取り出し、受信データのペイロード部とバルブIDaとの排他的論理和をとることで、検出情報及び複製した検出情報を復元する。このとき、ID照合部4dは、検出情報及び複製した検出情報が一対一対応となれば、受信データのペイロード部から検出情報及び複製した検出情報を復元できたこととなり、バルブIDaのID照合が成立したと判定する。よって、車両1に登録されたタイヤ2からの信号であると認識する。
車両1は、ID照合が成立すれば、検出情報を表示装置6に表示する(ステップS8)。すなわち、制御装置4は、タイヤ2の空気圧や温度を表示装置6に表示させる。また、制御装置4は、タイヤ2の空気圧や温度が異常であれば、その旨を表示装置6や図示しないアラーム等で報知する。
さて、本実施例のタイヤ空気圧監視システムでは、タイヤバルブ3から車両1に送信する検出信号Stpの検出情報に冗長性を持たせながら、データ長が長くなることを抑制した。すなわち、タイヤバルブ3は、冗長性を持たせたい検出情報を複製して、バルブIDと検出情報及び複製した検出情報との排他的論理和をとることで検出情報及び複製した検出情報をバルブIDに含ませる。このため、検出情報及び複製した検出情報分だけデータ長を短くすることができる。
また、車両1は、受信した受信データと検出情報との排他的論理和をとることで、検出情報及び複製した検出情報を復元するとともに、検出情報に誤りがないかを確認する。そして、検出情報に誤りがなければ、ID照合が成立したことなる。このため、冗長性を持たせながらデータ長が増えていない受信データからバルブIDを復元できるとともに、同時に検出情報の誤りを検出でき、更にID照合を行うことができる。よって、検出情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することができ、更にID照合にかかる演算処理を低減することができる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)検出情報を冗長するために複製し、バルブIDと、検出情報及び複製した検出情報との排他的論理和をとることでバルブIDのデータ列に検出情報及び複製した検出情報を含ませた演算データを算出したので、バルブIDからなるデータ長となる。このため、従来であれば、検出情報2つ分とバルブIDとからなるデータ長となるところ、複製した冗長データによって冗長性が高められながら、検出情報2つ分が減らされている。よって、送信情報の完全性を高めつつ、送信データの増加を抑制することが可能となる。
また、受信した受信データと予め記憶されたバルブIDとの排他的論理和をとることで検出情報及び複製した検出情報を復元し、検出情報と複製した検出情報とが一対一対応として一致する際に誤りがないとして受信した検出信号Stpの受信データを採用する。すなわち、検出情報及び複製した検出情報の復元と合わせて、検出情報及び複製した検出情報のビット誤り検出を同時に行うことができる。ここで、検出情報及び複製した検出情報の復元ができたということは、受信した演算データに含まれるバルブIDと記憶されたバルブIDが一致したということであって、認証が成立したことを意味している。よって、第1データの照合を行う際には、照合に掛かる演算処理を低減することができる。なお、複数のバルブIDが受信側に記憶されている場合には、総当りで検出情報と複製した検出情報とが一対一対応として一致するかを確認することで、検出情報と複製した検出情報との復元ができるとともに、誤り検出を行うことができる。
(2)演算データから算出した誤り検出符号のCRCを検出信号Stpに含ませたので、検出情報及び複製した検出情報の復元を行う前に、CRCによる誤り検出を行うこととなり、仮に誤りがあった際には検出情報及び複製した検出情報の復元を行わずに済む。すなわち、受信処理を簡素化することができる。また、ビット誤りのあるデータ列を受信した場合に誤り検出符号が偶然一致しても、複製した検出情報が一致しないので、誤りを検出することができる。
(3)電池で駆動するタイヤバルブ3はできる限り電力消費を抑制したい要望があるので、データ長を抑制することで、検出信号Stpの送信に掛かる電力消費を抑制することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態において、バルブIDと検出情報との排他的論理和をとる際のバルブIDのデータ列に対する検出情報の位置は予め送信側と受信側で位置が共有されていれば任意に設定可能である。
・上記実施形態では、圧力情報及び温度情報を検出情報として検出信号Stpに含めたが、これらに限らず、タイヤ空気圧の監視及び警報に必要な情報を検出情報として検出信号Stpに含めてもよい。例えば、急減圧を示すステータス情報を検出情報として検出信号Stpに含めてもよい。また、圧力情報のみを検出情報として検出信号Stpに含めてもよい。
・上記実施形態では、バルブIDと検出情報とを並べた送信に必要なデータのデータ長と同じデータ長の演算に用いるデータBを生成したが、バルブIDと複製した検出情報とで排他的論理和をとった後に、検出情報を並べるようにしてもよい。
・上記実施形態では、バルブIDを第1データとしたが、通常使用時には不変である初期設定値を第1データとしてもよい。すなわち、初期設定値と検出情報との排他的論理和をとる。また、バルブIDと初期設定値とを第1データとしてもよい。
・上記実施形態では、第2データとしての検出情報を単に複製した複製データを第3データとしたが、第2データに対して何らかの演算を行ったものを第2データと一対一対応する第3データとしてもよい。例えば、第2データの全ビットを反転させたデータ、第2データに任意の数を足したデータや、第2データの最下位ビットのみを反転したデータ等を第3データとする。
・上記実施形態において、検出信号Stpに暗号化を行ってもよい。例えば、誤り検出符号を付加した(ステップS3)後に暗号化を行い、検出信号Stpを送信する(ステップS4)。また、検出信号Stpを受信した(ステップS5)後に、復号を行う。
・上記実施形態では、CRCによって誤り検出を行ったが、パリティビット等の他の誤り検出符号を採用してもよい。
・上記実施形態では、本発明にかかる通信方法をタイヤ空気圧監視システムの通信に適用したが、冗長させたい情報を含む無線信号を送信する通信システムに適用してもよい。
1…車両、2…タイヤ、3…タイヤバルブ、4…制御装置、4a…メモリ、4b…誤り検出部、4c…データ演算部、4d…ID照合部、5…受信機、6…表示装置、31…バルブ制御部、31a…メモリ、31b…データ演算部、31c…誤り符号演算部、32…UHF発信部、33…圧力センサ、34…温度センサ、35…加速度センサ、B…演算に用いるデータ、Stp…検出信号、XOR…排他的論理和、XORB…バルブIDaのB部分と圧力情報との排他的論理和、XORC…バルブIDaのC部分と圧力情報との排他的論理和、XORD…バルブIDaのD部分と温度情報との排他的論理和、XORE…バルブIDaのE部分と温度情報との排他的論理和。

Claims (7)

  1. 固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含む無線信号を送信するとともに、受信した前記無線信号の誤り検出を行い、誤りがない際に受信した前記無線信号の受信データを採用する通信方法であって、
    前記第2データを冗長させるために当該第2データと一対一対応する第3データを予め決められたルールによって作成し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含む無線信号を送信し、
    前記無線信号を受信して、予め記憶された前記第1データと前記排他的論理和データとの排他的論理和をとることで前記排他的論理和データから前記第2データ及び前記第3データを復元し、前記第2データと前記第3データとが一対一対応となる際に誤りがないとして受信した前記無線信号の受信データを採用する
    ことを特徴とする通信方法。
  2. 請求項1に記載の通信方法において、
    前記排他的論理和データを算出後に、前記排他的論理和データから誤り検出符号を算出して、前記誤り検出符号を前記無線信号に含ませ、前記誤り検出符号によって受信した前記無線信号の誤り検出を行う
    ことを特徴とする通信方法。
  3. 固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含む無線信号を送信する送信装置と、受信した前記無線信号の誤り検出を行い、誤りがない際に受信した前記無線信号の受信データを採用する受信装置と、を備えた通信システムであって、
    前記送信装置は、前記第2データを冗長させるために当該第2データと一対一対応する第3データを予め決められたルールによって作成し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含む無線信号を送信し、
    前記受信装置は、前記無線信号を受信して、予め記憶された前記第1データと前記排他的論理和データとの排他的論理和をとることで前記排他的論理和データから前記第2データ及び前記第3データを復元し、前記第2データと前記第3データとが一対一対応となる際に誤りがないとして受信した前記無線信号の受信データを採用する
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 請求項3に記載の通信システムにおいて、
    前記送信装置は、前記排他的論理和データを算出後に、前記排他的論理和データから誤り検出符号を算出し、
    前記受信装置は、前記誤り検出符号を前記無線信号に含ませ、前記誤り検出符号によって受信した前記無線信号の誤り検出を行う
    ことを特徴とする通信システム。
  5. 固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含む無線信号を送信する送信装置であって、
    前記第2データを冗長させるために当該第2データと一対一対応する第3データを予め決められたルールによって作成し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含む無線信号を送信する
    ことを特徴とする送信装置。
  6. 固定データ列である第1データと、可変データ列であって冗長性を高めたい第2データとを含んで送信された無線信号の誤り検出を行い、誤りがない際に受信した前記無線信号の受信データを採用する受信装置であって、
    前記第2データを冗長させるために当該第2データと一対一対応する第3データを予め決められたルールによって作成し、前記第1データと、前記第2データ及び前記第3データとの排他的論理和をとることによって排他的論理和データを算出し、前記排他的論理和データを含んで送信された無線信号を受信して、予め記憶された前記第1データと前記排他的論理和データとの排他的論理和をとることで前記排他的論理和データから前記第2データ及び前記第3データを復元し、前記第2データと前記第3データとが一対一対応となる際に誤りがないとして受信した前記無線信号の受信データを採用する
    ことを特徴とする受信装置。
  7. 請求項3又は4に記載の通信システムを採用したタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記送信装置がタイヤバルブであり、前記受信装置が車両に設けられ、
    前記第1データはタイヤバルブ固有のバルブIDであり、
    前記第2データはタイヤバルブが検出した検出情報である
    ことを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
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