JPH07336368A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH07336368A
JPH07336368A JP6151497A JP15149794A JPH07336368A JP H07336368 A JPH07336368 A JP H07336368A JP 6151497 A JP6151497 A JP 6151497A JP 15149794 A JP15149794 A JP 15149794A JP H07336368 A JPH07336368 A JP H07336368A
Authority
JP
Japan
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packet
data
error
cord
word
Prior art date
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Pending
Application number
JP6151497A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Izumi
通博 泉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6151497A priority Critical patent/JPH07336368A/ja
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線の使用効率を低下させることのない再送
制御方式の通信装置を提供することを目的とする。 【構成】 1パケットを複数の符号語から構成し、受信
したパケット中に訂正不能な誤りが発生した符号語のみ
を再送することにより、悪い回線状況においても効率の
良い伝送を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット単位でデータ
を送信する通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル無線通信が普及するにし
たがって、データ通信を無線回線で行う場合が増加して
きた。そして、無線回線でデータ通信に要求されるビッ
ト誤り率を確保するため、誤り訂正符号と再送制御方式
が用いられている。そして、パケット単位でのデータの
送信に再送制御方式を使用する場合、従来は、パケット
中に誤りが発生した場合、パケットごと再送を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ように、パケットごと再送を行う場合には、回線品質が
悪くデータ誤りの発生しやすい状況において、伝送効率
が劣化するという問題があった。つまり、パケット中に
1個でも訂正不能な誤りがある場合には、そのパケット
全体を再送することになるので、誤りのない部分まで再
送を行うことになるため、回線の使用効率が悪くなる。
そして、特に回線品質の悪い無線回線においては、この
問題が顕著となる。
【0004】図8は、上記従来例のように、パケットご
と再送を行った場合の回線使用効率を示す説明図であ
る。
【0005】この図8から明らかに、回線ビット誤り率
が10-3を上回った場合には、回線使用効率が低下する
ことがわかる。
【0006】本発明は、回線の使用効率を低下させるこ
とのない再送制御方式の通信装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1パケットを
複数の符号語から構成し、受信したパケット中に訂正不
能な誤りが発生した符号語のみを再送することにより、
悪い回線状況においても効率の良い伝送を可能とするも
のである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例におけるデジタル無
線システムを構成する無線アダプタ部の内部構成を示す
ブロック図である。
【0009】この無線アダプタ部2は、データ端末1と
イーサネット等のLANコントローラ3を介して接続さ
れ、この無線アダプタ部2を制御するCPU4と、各種
データを格納するRAM5と、誤り訂正符号器・復号器
6と、パケットの組立・分解を行う通信コントローラ7
と、ビット同期回路(DPLL)8と、変調・復調部な
どを含む無線部9と、アンテナ10と、データバス11
とを有する。
【0010】CPU4は、無線部9にチャネル選択信号
13を送出し、無線部9からキャリア検出信号12を受
け取る。
【0011】また、図2は、本実施例で使用するフレー
ム構成の概略を示す説明図であり、図3は、無線アダプ
タ部2内でのデータの流れを示すブロック図である。
【0012】図示のように、本実施例では、LANコン
トローラ3から受けた124バイト毎のデータに対し
て、4バイトのパリティを付して送信を行うものであ
る。
【0013】図4は、本発明の第1実施例における動作
を示すシーケンスチャートであり、図5、図6は、上記
第1実施例の送信側と受信側の動作を示すフローチャー
トである。また、図7は、本実施例における再送制御方
式を用いた場合の回線使用効率を示す説明図である。
【0014】以下、本実施例では、データ端末A(無線
アダプタA)からデータ端末B(無線アダプタB)にデ
ータを送信する場合について説明する。
【0015】まず、データ端末Aにおいて、データの送
信要求が発生した場合、S1において周波数チャネル1
(F1)で待機している無線アダプタAに対し、データ
端末Aはデータを送信する(S2)。データはLANコ
ントローラ3を介してRAM5に転送される。
【0016】この段階で無線アダプタAと無線アダプタ
Bの間で、データを送信する無線チャネルを決める必要
がある。そして、無線アダプタBは、予め定められた周
波数チャネル1(F1)で待機しているので(S2
1)、無線アダプタAはキャリア検出信号を利用して周
波数チャネル1の使用状況の監視を行い(S3)、その
チャネルが空いていれば制御パケットを送出する必要が
ある。
【0017】この制御パケットには、送信先のアドレ
ス、データ送信に使用する周波数チャネル番号(例え
ば、No.4)、パケット種別(送信要求か受信許可)
など計24バイト分のデータが含まれており、RAM5
に格納されている。この制御パケットを送出する場合に
は、RAM5に書き込まれている制御データに無線ヘッ
ダを付加したデータがそのままパケットとして無線回線
に送出される。すなわち、制御パケットは30バイト以
下と短いため、伝送中に誤りを起こす確率は低く、誤り
訂正符号化の処理は施さない。この送信終了後は、CP
U4がチャネル選択信号によってチャネルを切り替え、
周波数チャネル2で待機する(S5)。
【0018】一方、受信側の無線アダプタBもセレクタ
をRAM5に接続してチャネル1で待機している。ここ
で送られてきた制御パケットのCRCチェック結果、パ
ケット中に誤りがあることが判明した場合は、再送要求
を行う。誤りが検出されない場合には、送信開始を了解
する制御パケットを周波数チャネル2(F2)を介して
送信し、周波数チャネル4に切り替えて待機する(S2
2〜S25)。
【0019】無線アダプタAが無線アダプタBの制御パ
ケットを受信することにより(S6)、お互いの端末は
データパケットを送出する周波数チャネルを決めること
ができたので、無線アダプタはデータパケットの送信を
開始する。このデータパケットは、制御パケットよりも
長く約100バイトから1500バイトの長さを持って
いる。
【0020】そこで、制御パケットの送信時と同様の手
順で、使用する周波数チャネル4の使用状況を監視し、
そのチャネルが使用されている場合は、チャネルが空く
まで待機し、チャネルが空いたところで、データパケッ
ト送出手順にはいるが、このデータパケットの送出の際
は、先に端末から受信し、RAM5に格納されているデ
ータを誤り訂正符号器6に送り、誤り訂正符号化を行う
(S8)。
【0021】本実施例では、誤り訂正符号として2誤り
訂正能力をもつリードソロモン符号(128、124)
を使用する。
【0022】まず、無線アダプタAは、端末Aからデー
タを受信すると、受信したデータを124バイトごとに
誤り訂正符号器6に送る。誤り訂正符号器6からは符号
化されたデータが128バイトずつ出力され、RAM5
に格納される。次いで、RAM5から通信コントローラ
7にデータが送られ、通信コントローラ7でフラグ、送
信先、送信元のアドレスなどの無線ヘッダを付加された
後に、無線回線に送出される(S9)。
【0023】無線アダプタBでは、パケットを受信する
と(S26)、受信したデータを誤り訂正復号器6に送
って訂正処理を施す(S28)。誤り訂正復号器6から
出力される124バイト単位のデータは再びRAM5に
格納される。
【0024】この段階で、どの符号語に訂正不能の誤り
が発生していたかを誤り訂正復号器6から読み取る。そ
して、訂正不能の誤りが発生していなかった場合には
(S29)、無線アダプタAに受信応答を送出するとと
もに(S30)、復号化されたデータをRAM5からL
ANコントローラ3に転送し、LANコントローラ3を
介して端末へと送る(S31)。
【0025】また、訂正不能の誤りが発生している符号
語がある場合(S29)、その符号語がパケット中の何
番目の符号語に相当するかをカウントし、符号語番号を
再送要求パケットに入れて送信側に送る(S33)。
【0026】送信側では、再送要求を受けると(S1
0、S12)、再送要求パケットに入っている符号語番
号に基づき、該当する符号語をRAM5から読み出し、
再び回線に送出する(S11)。全ての符号語を誤りな
く受信できるまで、この手順を繰り返し、パケット送信
が完了する(S13、S32)。
【0027】図7と図8を比較すると、本発明を実施す
ることで回線使用効率が上昇することがわかる。
【0028】このように、1パケットを複数の符号語か
ら構成し、受信したパケット中に訂正不能な誤りが発生
した符号語のみを再送することにより、悪い回線状況に
おいても効率の良い伝送を可能となる。
【0029】なお、以上の第1実施例においては、予め
決められた符号として(128、124)のリードソロ
モン符号を使用するものとしていた。しかし、図7、図
8に示すように、異なる符号語を用いる場合でも全く同
様の効果を得ることが可能である。
【0030】また、もちろん、BCH符号、畳み込み符
号などリードソロモン符号以外の誤り訂正符号を用いる
場合でも全く同様の効果を得ることができる。
【0031】また、上記各実施例では、誤り訂正符号を
用いていたが、誤り検出用の冗長データを付加したもの
を符号語と考えても同様の効果を得ることができる。
【0032】この場合、送信側では特定のデータ長ごと
にCRC(Cyclic Redundancy Check) データの計算を行
い、データの末尾にCRCチェック用データを付加す
る。受信側では、CRCの値から誤りが発生したがどう
かを判別することができる。そして、誤りが発生した符
号語のみの再送を要求することで、同様の効果が得られ
る。
【0033】また、上記各実施例では、無線回線におい
てスペクトル拡散通信方式、特に低速周波数ホッピング
方式の通信装置について説明したが、パケット単位でデ
ータを送信する通信装置であれば、どのような通信方式
でも同様の効果を得ることが可能である。例えば、周波
数分割多重化方式(FDMA)、時分割多重化方式(T
DMA)などのシステムにおいても、上記第1実施例で
示したものと同じフレームフォーマット、同じデータの
付加方法を使用することで、同様の効果を得ることが可
能である。
【0034】さらに、上記各実施例では、無線アダプタ
が端末からデータを受信するという構成について述べた
が、誤り訂正処理を行う部分はデータの発生源と物理的
に離れている必要は必ずしもない。例えば、データ端末
自身が誤り訂正処理機能、無線伝送機能をもつ場合にお
いても、同様の構成で、同様の効果を得ることが可能で
ある。この場合、例えば計算結果の出力がデータ発生源
となり、出力されたデータが誤り訂正処理を施された後
に、無線回線に送出されることになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1パケットを複数の符号語から構成し、受信したパケッ
ト中に訂正不能な誤りが発生した符号語のみを再送する
ことにより、悪い回線状況においても効率の良い伝送が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデジタル無線システム
を構成する無線アダプタ部の内部構成を示すブロック図
である。
【図2】上記実施例で使用するフレーム構成の概略を示
す説明図である。
【図3】上記実施例における無線アダプタ部内でのデー
タの流れを示すブロック図である。
【図4】上記実施例における動作を示すシーケンスチャ
ートである。
【図5】上記実施例の送信側の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】上記実施例の受信側の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】上記実施例における再送制御方式を用いた場合
の回線使用効率を示す説明図である。
【図8】従来の再送制御方式を用いた場合の回線使用効
率を示す説明図である。
【符号の説明】
1…データ端末、 2…無線アダプタ部、 3…LANコントローラ、 4…CPU、 5…RAM、 6…誤り訂正符号器・復号器、 7…通信コントローラ、 8…ビット同期回路、 9…無線部、 10…アンテナ、 11…データバス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット単位でのデータ通信を行う通信
    装置において、 送信するデータに誤り訂正符号化する符号化手段と、こ
    の誤り訂正符号化した複数の符号語から1つのパケット
    を構成して送信するパケット送信手段と、受信した符号
    語中の訂正不能の誤りの有無を識別する識別手段と、訂
    正不能の誤りの発生した符号語のみの再送を送信側に要
    求する再送要求手段とを有することを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 パケット単位でのデータ通信を行う通信
    装置において、 送信するデータに誤り検出用の冗長データを付加して符
    号語とする符号化手段と、誤り検出用データを付加した
    複数の符号語から1つのパケットを構成して送信するパ
    ケット送信手段と、受信した符号語中の誤りの有無を識
    別する識別手段と、誤りの発生した符号語のみの再送を
    送信側に要求する再送要求手段とを有することを特徴と
    する通信装置。
JP6151497A 1994-06-09 1994-06-09 通信装置 Pending JPH07336368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6151497A JPH07336368A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6151497A JPH07336368A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 通信装置

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JPH07336368A true JPH07336368A (ja) 1995-12-22

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ID=15519800

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JP6151497A Pending JPH07336368A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 通信装置

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JP (1) JPH07336368A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7215642B2 (en) 2000-05-22 2007-05-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. System and method for regulating data transmission in accordance with a receiver's expected demodulation capacity

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7215642B2 (en) 2000-05-22 2007-05-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. System and method for regulating data transmission in accordance with a receiver's expected demodulation capacity

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