JPWO2017175826A1 - 通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

通信ネットワークの信頼性及び通信品質を向上させることができる通信装置を提供することを目的とする。本開示にかかる通信装置(10)は、通信回線(31)を介して対向する通信装置(20)へパケットを送信する送信部(11)と、通信回線(32)を介して対向する通信装置(20)へパケットを送信する送信部(12)と、パケットを複製して複数のパケットを生成するパケット生成部(13)と、通信回線(31)及び通信回線(32)の通信状態を監視する監視部(15)と、通信状態に応じて、通信回線(31)及び通信回線(32)の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを対向する通信装置(20)へ送信することを決定する制御部(14)と、を備える。

Description

本開示は通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラムに関し、特に複数の通信回線を用いる通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラムに関する。
パケットを伝送する通信システムは、低パケットロス率等、高い信頼性が求められている。また、近年、通信装置間において用いられる通信回線がベストエフォート回線であっても、高い信頼性が求められることがある。
特許文献1には、高信頼性を実現する通信ネットワークの構成例が記載されている。具体的には、通信ネットワークには、パケット送信側とパケット受信側とのそれぞれに、パケット転送装置が備えられている。パケット転送装置間には、2つ以上の独立した経路が設定されている。送信側のパケット転送装置は、パケットをコピーして2つ以上のパケットを生成する。さらに、送信側のパケット転送装置は、コピーした2つ以上のパケットを、独立した経路へ出力する。これにより、同じパケットが、2つ以上の独立した経路において送信される。その結果、一方の経路においてパケットロスが発生しても他方の経路を介してパケットが送信されることによって、受信側のパケット転送装置にパケットが到達する確率を向上させることができる。
特開2006−174406号公報
しかし、特許文献1に開示された通信ネットワークにおいては、2つの独立した経路のうち、一方の経路に障害が発生した場合に通信ネットワークの信頼性もしくは品質が低下するという問題が発生する。具体的には、一方の経路に障害が発生した場合、パケット転送装置間の経路は1つしか用いられない。しかし、パケット伝送に用いられている経路の通信品質が劣化等すると、送信側のパケット転送装置は、他の経路を選択することができない。その結果、送信側のパケット転送装置は、通信品質が劣化した経路を使用するため、パケットロス率が増加する。
本開示の目的は、通信ネットワークの信頼性及び通信品質を向上させることができる通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラムを提供することにある。
本開示の第1の態様にかかる通信装置は、第1の通信回線を介して対向する通信装置へパケットを送信する第1の送信部と、第2の通信回線を介して対向する前記通信装置へパケットを送信する第2の送信部と、パケットを複製して複数のパケットを生成するパケット生成部と、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態を監視する監視部と、前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを対向する前記通信装置へ送信することを決定する制御部と、を備えるものである。
本開示の第2の態様にかかる通信システムは、第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを受信装置へ送信する送信装置と、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線のうち少なくとも一方を介して、複製した複数のパケットを受信した際に、重複するパケットを削除する受信装置と、を備えるものである。
本開示の第3の態様にかかる通信方法は、第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態を監視し、パケットを複製して複数のパケットを生成し、前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して対向する通信装置へ送信するものである。
本開示の第4の態様にかかるプログラムは、第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態を監視し、パケットを複製して複数のパケットを生成し、前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して対向する通信装置へ送信することをコンピュータに実行させるものである。
本開示により、通信ネットワークの信頼性及び通信品質を向上させることができる通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる送信装置の構成図である。 実施の形態2にかかる送信装置におけるパケット送信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるパケット生成処理に関する処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる受信装置の構成図である。 実施の形態2にかかる受信装置におけるパケット受信処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかる送信装置におけるパケット送信処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態4にかかる送信装置におけるパケット送信処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかる送信装置におけるパケット送信処理の流れを示す図である。 それぞれの実施の形態にかかる送信装置及び受信装置の構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1を用いて本開示の実施の形態1に係る通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、通信装置10及び通信装置20を有している。図1の通信システムにおいては、主に、通信装置10がパケットを送信する装置であり、通信装置20がパケットを受信する装置として説明する。
通信装置10及び通信装置20は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって動作するコンピュータ装置であってもよい。通信装置10及び通信装置20は、データを中継するための中継装置等であってもよい。通信装置10及び通信装置20は、例えば、ルータ装置等であってもよい。
通信装置10と通信装置20との間には、通信回線31及び通信回線32が設定されている。通信回線31及び通信回線32は、通信経路の一部に無線通信回線が用いられた通信回線であってもよく、無線通信回線のみによって構成される通信回線であってもよく、有線通信回線のみによって構成される通信回線であってもよい。
続いて、通信装置10の構成例について説明する。通信装置10は、送信部11、送信部12、パケット生成部13、制御部14、及び、監視部15を有している。送信部11、送信部12、パケット生成部13、制御部14、及び、監視部15等の通信装置10を構成する構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。もしくは、通信装置10を構成する構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
送信部11は、通信回線31を介して対向する通信装置20へパケットを送信する。送信部12は、通信回線32を介して対向する通信装置20へパケットを送信する。
パケット生成部13は、一つのパケットを複製して複数のパケットを生成する。監視部15は、通信回線31及び通信回線32の通信状態を監視する。通信状態は、例えば、疎通状態もしくは通信品質等であってもよい。言い換えると、監視部15は、通信回線31及び通信回線32を用いた通信が行えるか否か、もしくは、通信回線31及び通信回線32の通信品質が低下しているか否か等を監視してもよい。
制御部14は、通信状態に応じて、通信回線31及び通信回線32の少なくとも一方を用いて、パケット生成部13において生成された複数のパケットのうち2以上のパケットを、対向する通信装置20へ送信することを決定する。
例えば、制御部14は、複数のパケットのうち2以上のパケットを、通信回線31及び通信回線32を用いて通信装置20へ送信することを決定してもよい。もしくは、制御部14は、複数のパケットのうち2以上のパケットを、通信回線31のみを用いて通信装置20へ送信することを決定してもよい。もしくは、制御部14は、複製されたパケットの全てのパケットを、通信回線31のみを用いて通信装置20へ送信することを決定してもよい。
以上説明したように、通信装置10は、2つの通信回線を用いる場合、2つの通信回線のそれぞれに同一のパケットを出力することができる。これより、通信装置20にパケットが到着する確率を向上させることができる。また、通信装置10は、通信回線31及び通信回線32のいずれか一方の通信回線のみを用いる場合にも、利用する回線に2以上のパケットを出力することができる。これによっても、通信装置20にパケットが到着する確率を向上させることができる。
その結果、通信装置10を用いることによって、通信装置10及び通信装置20を含む通信ネットワークの信頼性及び通信品質を向上させることができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本開示の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、通信端末40、ネットワーク装置42、送信装置44、受信装置46、ネットワーク51、及び、ネットワーク52を有している。
送信装置44は、図1の通信装置10に相当する。受信装置46は、図1の通信装置20に相当する。送信装置44は、通信端末40から送信されたパケットを複製して、複数のパケットを生成する。送信装置44は、生成した複数のパケットを受信装置46へ送信する。また、受信装置46は、送信装置44から送信されたパケットを、ネットワーク装置42へ送信する。
通信端末40は、送信装置44と、ネットワーク51及びネットワーク52の少なくとも一方と、受信装置46とを介してネットワーク装置42へパケットを送信する。ネットワーク装置42は、通信事業者が管理するノード装置であってもよい。ノード装置は、通信事業者が管理するネットワークに配置され、パケットを中継する装置である。
送信装置44は、例えば、ネットワーク51及びネットワーク52へ接続する際に、無線通信回線を介して接続してもよい。もしくは、送信装置44は、ネットワーク51及びネットワーク52のいずれか一方と無線通信回線を介して接続し、他方と有線通信回線を介して接続してもよい。もしくは、送信装置44は、ネットワーク51及びネットワーク52へ接続する際に、有線通信回線を介して接続してもよい。
無線通信回線は、例えば、モバイル通信であってもよく、無線LAN(Local Area Network)通信であってもよい。無線通信回線は、モバイルネットワーク回線と称されてもよい。モバイル通信は、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において3Gとして規定されている無線通信方式であってもよく、LTE(Long Term Evolution)として規定されている無線通信方式であってもよい。
有線通信回線は、例えば、光通信回線であってもよく、イーサネット(登録商標)を用いた通信回線であってもよい。また、ネットワーク51は、ネットワーク52を運用する通信事業者と異なる通信事業者によって運用されてもよい。送信装置44は、モバイル通信を用いる場合、ネットワーク51もしくはネットワーク52に配置されている基地局と無線通信を行う。ネットワーク51とネットワーク52とが異なる通信事業者によって運用された場合、送信装置44は、ネットワーク51に配置されている基地局と通信するとともに、ネットワーク52に配置されている基地局と通信する。モバイル通信の代わりに無線LAN通信が用いられる場合、送信装置44は、基地局の代わりにアクセスポイントと通信する。
また、送信装置44は、無線通信回線を用いてネットワーク51及びネットワーク52と接続する場合、ネットワーク51と通信する際に用いる周波数として、ネットワーク52と通信する際に用いる周波数と異なる周波数を用いてもよい。
このように、ネットワーク51及びネットワーク52を独立させる、言い換えると、ネットワーク51及びネットワーク52を異なる種類のネットワークとすることによって、送信装置44は、異なる経路を用いて、パケットを受信装置46へ送信することができる。その結果、ネットワーク51及びネットワーク52が同時に使用不可となる状態を回避することができる。
続いて、図3を用いて本開示の実施の形態2にかかる送信装置44の構成例について説明する。送信装置44は、図1の通信装置10に、受信部61が追加された構成である。送信装置44における受信部61以外の構成は、通信装置10の構成と同様であるため詳細な説明を省略する。
受信部61は、通信端末40から送信されたパケットを受信する。受信部61は、受信したパケットをパケット生成部13へ出力する。受信部61は、無線通信回線もしくは有線通信回線を介して通信端末40と接続する。無線通信回線は、例えば、無線LAN通信を用いてもよく、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を用いてもよい。有線通信回線は、例えば、光通信回線であってもよく、イーサネット(登録商標)を用いた通信回線であってもよい。
パケット生成部13は、受信部61から出力されたパケットを受け取る。パケット生成部13は、受け取ったパケットを複製して、複数のパケットを生成する。受信部61から出力されたパケットを複製することによって生成されたパケットは、冗長パケットと称されてもよい。
続いて、図4を用いて、本開示の実施の形態2にかかる送信装置44におけるパケット送信処理の流れについて説明する。はじめに、受信部61は、通信端末40から送信されたパケットを受信する(S11)。
次に、パケット生成部13は、受信部61が受信したパケットを複製して、複数のパケットを生成する(S12)。パケット生成部13は、例えば、送信装置44が有する送信部の数のパケットを生成してもよい。具体的には、送信装置44は、送信部11及び送信部12を有している。これより、パケット生成部13は、パケットを1つ複製することによって、通信端末40から送信されたパケットと合わせて合計2つのパケットを生成してもよい。もしくは、パケット生成部13は、送信装置44が有する送信部の数よりも多い数のパケットを生成してもよい。
次に、監視部15は、送信部11が使用する通信回線、及び、送信部12が使用する通信回線に関する疎通確認を行う。監視部15は、送信部11が使用する通信回線、及び、送信部12が使用する通信回線のいずれか一方の通信回線のみが使用不可であるか否かを判定する(S13)。例えば、監視部15は、送信部11及び送信部12を介してヘルスチェック要求メッセージを受信装置46へ送信する。監視部15は、規定時間内にヘルスチェック応答メッセージを受信した場合、ヘルスチェック要求メッセージを出力した通信回線の使用が可能であると判定する。また、監視部15は、規定時間内にヘルスチェック応答メッセージを受信しなかった場合、ヘルスチェック要求メッセージを出力した通信回線の使用が不可であると判定する。もしくは、監視部15は、ヘルスチェック要求メッセージの送信を規定回数繰り返し、全てのヘルスチェック要求メッセージに対するヘルスチェック応答メッセージを受信することができなかった場合、通信回線の使用が不可であると判定してもよい。
制御部14は、監視部15において、いずれか一方の通信回線のみが使用不可であると判定された場合、使用可能な他方の通信回線に、ステップS12において生成された複数のパケットを出力する(S14)。つまり、制御部14は、送信部11が使用する通信回線が使用不可である場合、通信端末40から送信されたパケット、及び、冗長パケットを、送信部12を介して受信装置46へ出力する。
監視部15は、いずれか一方の通信回線のみが使用不可でないと判定した場合、両方の通信回線が使用不可であるか否かを判定する(S15)。制御部14は、監視部15において、両方の通信回線が使用不可であると判定された場合、パケット送信を停止する(S16)。制御部14は、監視部15において、両方の通信回線が使用不可ではない、言い換えると、両方の通信回線が使用可能であると判定された場合、両方の通信回線へ生成したパケットを出力する(S17)。例えば、ステップS12において、冗長パケットが1つ生成され、合計2つのパケットが生成された場合、制御部14は、送信部11及び送信部12へ、パケットを一つずつ出力する。例えば、制御部14は、送信部11及び送信部12へ実質的に同一のタイミングにパケットを出力してもよい。もしくは、制御部14は、送信部11へパケットを出力し、一定期間経過後送信部12へパケットを出力してもよい。
もしくは、ステップS12において、3以上のパケットが生成された場合、制御部14は、ステップS17において、次のようにパケットを振り分けてもよい。例えば、送信部11が使用する通信回線が無線通信回線であり、送信部12が使用する通信回線が有線通信回線であるとする。一般的に、無線通信回線は、有線通信回線よりも通信品質が低い場合が多い。そのため、制御部14は、無線通信回線に、有線通信回線よりも多くのパケットを出力してもよい。
もしくは、送信部11及び送信部12ともに、データ通信量の上限値が定められているモバイル通信を行うとする。この場合、制御部14は、上限値と現在の通信量の差分が大きいほうの送信部へ、多くのパケットを出力してもよい。
続いて、図5を用いて、ステップS12におけるパケット生成処理に関する詳細な処理の流れを説明する。図5においては、受信部61において受信したパケットのデータサイズが、MTU(Maximum Transmission Unit)よりも大きいとする。
はじめに、パケット生成部13は、フラグメント機能を実行する(S21)。具体的には、パケット生成部13は、受信部61において受信したパケットのデータサイズがMTUに収まるように、複数のデータに分割する。
次に、パケット生成部13は、分割されたデータに、シーケンス番号を含むヘッダを付与する(S22)。シーケンス番号は、例えば、メッセージの順序を示す番号である。シーケンス番号を含むヘッダは、IP(Internet Protocol)ヘッダであってもよく、IPヘッダとは異なるプロトコルにおいて用いられるヘッダであってもよい。次に、パケット生成部13は、ステップS22において生成されたパケットを複製する(S23)。例えば、パケット生成部13は、送信装置44が有する送信部の数以上のパケット数になるようにパケットを複製してもよい。
なお、受信部61において受信したパケットのデータサイズがMTUよりも小さい場合、ステップS21の処理は省略される。
続いて、図6を用いて本開示の実施の形態2にかかる受信装置46の構成例について説明する。受信装置46は、受信部71、受信部72、制御部73、及び、送信部74を有している。受信部71、受信部72、制御部73、及び、送信部74等の受信装置46を構成する構成要素は、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって処理が実行されるソフトウェアもしくはモジュールであってもよい。または、受信装置46を構成する構成要素は、回路もしくはチップ等のハードウェアであってもよい。
受信部71は、ネットワーク51を介して送信装置44の送信部11から送信されたパケットを受信する。受信部71は、受信したパケットを制御部73へ出力する。受信部72は、ネットワーク52を介して送信装置44の送信部12から送信されたパケットを受信する。受信部72は、受信したパケットを制御部73へ出力する。
制御部73は、受信部71及び受信部72から受け取ったパケットを送信部74へ出力する。また、制御部73は、重複するパケットを削除する。例えば、制御部73は、既に送信部74へ出力したパケットと同一のシーケンス番号が設定されているパケットを受信部71もしくは受信部72から受け取った場合、受け取ったパケットを削除してもよい。
続いて、図7を用いて、本開示の実施の形態2にかかる受信装置46におけるパケット受信処理の流れについて説明する。はじめに、受信部71及び受信部72は、送信装置44から送信されたパケットを受信する(S31)。次に、制御部73は、受信部71及び受信部72から受け取ったパケットが、以前に受け取ったパケットと同一か否かを判定する(S32)。言い換えると、制御部73は、受信部71及び受信部72から受け取ったパケットが、既に送信部74へ出力したパケットと同一のパケットであるか否かを判定する。例えば、制御部73は、受信部71及び受信部72から受け取ったパケットが、既に送信部74へ出力したパケットと同一のシーケンス番号である場合、受信部71及び受信部72から受け取ったパケットが、以前に受け取ったパケットと同一であると判定する。
次に、制御部73は、受信部71及び受信部72から受け取ったパケットが、以前に受け取ったパケットと同一であると判定した場合、受け取ったパケットを削除する(S33)。
制御部73は、ステップS32において重複したパケットが存在しないと判定した場合、もしくは、ステップS33において重複したパケットを削除した場合、パケットの順序補正を行う(S34)。制御部73は、シーケンス番号の順番にステップS35以降の処理を実行する。ここで、制御部73は、シーケンス番号が1ずつ加算されずに、例えば、2以上の値が加算されたシーケンス番号が設定されたパケットを受け取ったとする。この場合、制御部73は、受け取ったパケットをバッファ等へ一時的に保存する。制御部73は、既に送信部74へ出力したパケットに設定されたシーケンス番号に1加算されたシーケンス番号が設定されたパケットを受け取ると、受け取ったパケットに関してステップS35以降の処理を実行する。さらに、制御部73は、バッファに保存していたパケットをシーケンス番号の順番にステップS35以降の処理を実行する。
次に、制御部73は、順序補正を行ったパケットがフラグメントによって分割されたパケットか否かを判定する(S35)。制御部73は、パケットのヘッダを確認し、フラグメントが実行されたことを示すフラグが設定されていれば、フラグメントによって分割されたパケットであると判定してもよい。
制御部73は、順序補正を行ったパケットがフラグメントによって分割されたパケットではないと判定した場合、そのパケットを送信部74を介してネットワーク装置42へ送信する(S37)。
制御部73は、順序補正を行ったパケットがフラグメントによって分割されたパケットであると判定した場合、パケットの再構成を行う(S36)。次に、制御部73は、再構成されたパケットを送信部74を介してネットワーク装置42へ送信する(S37)。
以上説明したように、本開示の実施の形態2にかかる通信システムを用いることによって、送信装置44は、2つの通信回線を介して複数のパケットを受信装置46へ送信することができる。これによって、受信装置46にパケットが到達する確率を高くすることができる。また、一方の通信回線が使用不可である場合、他方の通信回線へ冗長パケットを含む複数のパケットを出力することができる。これによって、1つの通信回線へ1つのパケットのみを出力する場合と比較して、1つの通信回線へ冗長パケットを含む複数のパケットを出力することによって、受信装置46にパケットが到達する確率を高くすることができる。
また、受信装置46は、冗長パケットを含む複数のパケットを受信した場合に、重複したパケットを削除することによって、順序補正の対象となるパケットを減少させることができる。これにより、受信装置46は、順序補正を行う場合の処理負荷を軽減することができる。
(実施の形態3)
続いて、図8を用いて本開示の実施の形態3にかかる送信装置44におけるパケット送信処理の流れについて説明する。ステップS41及びS42は、図4のステップS11及びS12と同様であるため詳細な説明を省略する。
ステップS42において複数のパケットが生成されると、監視部15は、一方の通信回線の通信品質が良好か否かを判定する(S43)。例えば、監視部15は、ネットワーク51を介した通信回線の通信品質が良好か否かを判定する。監視部15は、受信装置46から、ネットワーク51を介した通信回線の通信品質に関する情報を取得してもよい。例えば、監視部15は、ネットワーク51を介して受信装置46から通信品質に関する情報を取得してもよい。もしくは、監視部15は、ネットワーク51とは異なるネットワークを介して受信装置46から通信品質に関する情報を取得してもよい。ネットワーク51とは異なるネットワークは、例えば、インターネットであってもよい。もしくは、図9に示すように、監視部15は、通信システムを管理する管理装置等から、インターネットを介して通信品質に関する情報を取得してもよい。図9は、管理装置48が、インターネットを介して送信装置44及び受信装置46と接続している構成を示している。図9の通信システムは、図2の通信システムに、管理装置48が追加された構成である。
ネットワーク51を介した通信回線の通信品質に関する情報は、例えば、ネットワーク51における通信回線を介してデータ伝送を行った場合における、スループット、パケットロス率、伝送遅延等であってもよい。例えば、監視部15は、受信装置46から受信したスループットの値が、閾値を下回っている場合、ネットワーク51における通信回線の通信品質が良好ではないと判定してもよい。また、監視部15は、受信装置46から受信したパケットロス率の値が、閾値を上回っている場合、ネットワーク51における通信回線の通信品質が良好ではないと判定してもよい。
制御部14は、監視部15においてネットワーク51における通信回線の通信品質が良好ではないと判定された場合、ネットワーク51における通信回線を使用することができるか否かを判定する(S44)。ネットワーク51における通信回線を使用することができないとは、例えば、受信装置46から受信したスループットの値が、ステップS43において通信品質の判定に用いた閾値よりも低い閾値を下回っている状態であってもよい。また、ネットワーク51を介した通信回線を使用することができないとは、例えば、受信装置46から受信したパケットロス率の値が、ステップS43において通信品質の判定に用いた閾値よりも高い閾値を上回っている状態であってもよい。
制御部14は、ネットワーク51における通信回線を使用可能と判定した場合、送信部11を介して複数のパケットを受信装置46へ送信する(S45)。制御部14は、ネットワーク51における通信回線の通信品質のレベルに応じて、送信するパケットの数を決定してもよい。例えば、制御部14は、ネットワーク51における通信回線の通信品質が低くなるにつれて、多くのパケットを送信部11を介して受信装置46へ送信してもよい。
また、制御部14は、送信部11を介して複数のパケットを受信装置46へ送信する際に、パケットの送信間隔を、一定期間以上設けるようにしてもよい。パケットの送信間隔が短く、実質的に同一のタイミングに複数のパケットが送信された場合、通信品質が悪い状態において複数のパケットが送信されることとなる。一方、パケットの送信間隔を一定期間以上設けることによって、通信品質が良好になった状態においてパケットを送信することが可能となる。特に、無線通信回線の通信品質は短時間に変動することが知られている。そのため、制御部14は、パケットの送信間隔を一定期間以上設けることによって、通信品質が異なるタイミングに複数のパケットを送信することができる。
制御部14は、監視部15においてネットワーク51を介した通信回線の通信品質が良好であると判定された場合、さらに、ネットワーク51の通信回線を使用することができない場合、送信部11を介して複数のパケットを受信装置46へ送信しない(S46)。具体的には、制御部14は、監視部15においてネットワーク51を介した通信回線の通信品質が良好であると判定された場合、送信部11を介して一つのパケットを送信する。制御部14は、ネットワーク51の通信回線を使用することができない場合、送信部11を介してパケットを送信しない。
次に、監視部15は、ステップS43において通信品質が良好か否かを判定した通信回線と異なる通信回線の通信品質が良好か否かを判定する(S47)。つまり、監視部15は、ネットワーク52を介した通信回線の通信品質が良好か否かを判定する。ステップS48乃至S50の処理は、ステップS44乃至S46と同様であるため詳細な説明を省略する。
以上説明したように、本開示の実施の形態3にかかる送信処理を実行することによって、通信品質が低い通信回線を用いる場合、当該通信回線を介して複数のパケットを送信することができる。このように、通信品質が低い通信回線を用いる場合に、複数のパケットを送信することによって、受信装置46にパケットが到達する可能性を高くすることができる。また、通信品質が高い通信回線を用いる場合には、当該通信回線を介して複数のパケットを送信する必要はない。これより、通信品質が高い通信回線においては、複数のパケットを送信しないため、スループットを高く保つことができる。
(実施の形態4)
続いて、図10及び図11を用いて本開示の実施の形態4にかかる送信装置44における送信処理の流れについて説明する。図10のステップS51〜S56は、図4のステップS11〜S16と同様であるため詳細な説明を省略する。
ステップS55において、監視部15が両方の通信回線が使用可能であると判定した場合、ステップS57以降の処理を実行する。ステップS57〜S62は、図8のステップS43、S45〜S47、S49、及び、S50と同様であるため詳細な説明を省略する。つまり、図10に示す処理において通信回線が使用不可であるか否かを判定しているため、図11のステップS57の後、及び、S60の後に、図8のように通信回線が使用不可であるか否かを判定しない。
送信装置44は、図10及び図11のように送信処理を実行することによって、2つの通信回線が疎通可能であった場合に、2つの通信回線の通信品質に応じて、それぞれの通信回線を介して複数のパケットを送信するか否かを判定することができる。これより、2つの通信回線が疎通可能であった場合に、両方の通信回線に同一のパケットを送信することによって、パケットが受信装置46に到達する可能性を高くすることができる。さらに、2つの通信回線の通信品質を判定し、通信品質が低い通信回線へ複数のパケットを出力することによって、パケットが受信装置46に到達する可能性をさらに高くすることができる。
続いて以下では、図12を用いて、上述の複数の実施形態で説明された送信装置44及び受信装置46の構成例について説明する。図12は、送信装置44及び受信装置46の構成例を示すブロック図である。図12を参照すると、送信装置44及び受信装置46は、ネットワークインタフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワークインタフェース1201は、通信システムを構成する他のネットワークノード装置と通信するために使用される。ネットワークインタフェース1201は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてフローチャートを用いて説明された送信装置44及び受信装置46の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図12の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明された送信装置44及び受信装置46の処理を行うことができる。
図12を用いて説明したように、送信装置44及び受信装置46が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上記によって限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2016年4月8日に出願された日本出願特願2016−077788を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1の通信回線を介して対向する通信装置へパケットを送信する第1の送信部と、
第2の通信回線を介して対向する前記通信装置へパケットを送信する第2の送信部と、
パケットを複製して複数のパケットを生成するパケット生成部と、
前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態を監視する監視部と、
前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを対向する前記通信装置へ送信することを決定する制御部と、を備える通信装置。
(付記2)
前記監視部が、前記第1の通信回線を介して対向する前記通信装置へパケットを送信することができず、前記第2の通信回線を介して対向する前記通信装置へパケットの送信を行うことができると判定した場合、
前記制御部は、
前記パケット生成部において生成された複数のパケットのうち、2以上のパケットを前記第2の送信部から送信することを決定する、付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記制御部は、
前記監視部において、前記第2の通信回線における通信品質が予め定められた通信品質よりも低いと判定された場合、前記パケット生成部において生成された複数のパケットのうち、2以上のパケットを前記第2の送信部から送信することを決定し、
前記監視部において、前記第2の通信回線における通信品質が予め定められた通信品質よりも高いと判定された場合、前記第2の送信部から冗長パケットを送信しないことを決定する、付記1又は2に記載の通信装置。
(付記4)
前記制御部は、
前記第1の送信部もしくは前記第2の送信部から2以上のパケットを送信する際に、または、前記第1の送信部及び前記第2の送信部のそれぞれから2以上のパケットを送信する際に、パケットの送信間隔として、予め定められた期間を超えた期間を設定する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記5)
前記制御部は、
前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を用いてパケットを送信する場合、前記第1の送信部からパケットを送信した後、予め定められた期間を経過した後に、前記第2の送信部からパケットを送信する、付記1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記6)
前記第1の通信回線は、前記第2の通信回線を管理する通信事業者と異なる通信事業者が管理する通信回線、前記第2の通信回線において用いられている無線通信方式と異なる無線通信方式を利用する通信回線、もしくは、前記第2の通信回線において用いられている周波数と異なる周波数を用いる通信回線である、付記1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記7)
前記第1の通信回線は、無線通信回線を含むモバイルネットワーク回線であり、前記第2の通信回線は、有線通信回線である、付記1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記8)
前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線は、有線通信回線である、付記1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記9)
前記制御部は、
第1の送信部及び前記第2の送信部から送信するパケットに、パケットの順序を示すシーケンス番号を設定する、付記1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記10)
前記監視部は、
前記対向する通信装置から、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態に関する情報を受信する、付記1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記11)
前記監視部は、
前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態に関する情報を管理する管理装置から、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態に関する情報を受信する、付記1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記12)
第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを受信装置へ送信する送信装置と、
前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線のうち少なくとも一方を介して、複製した複数のパケットを受信した際に、重複するパケットを削除する受信装置と、を備える通信システム。
(付記13)
第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態を監視し、
パケットを複製して複数のパケットを生成し、
前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して対向する通信装置へ送信する、通信方法。
(付記14)
第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態を監視し、
パケットを複製して複数のパケットを生成し、
前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して対向する通信装置へ送信することをコンピュータに実行させるプログラム。
10 通信装置
11 送信部
12 送信部
13 パケット生成部
14 制御部
15 監視部
20 通信装置
31 通信回線
32 通信回線
40 通信端末
42 ネットワーク装置
44 送信装置
46 受信装置
48 管理装置
51 ネットワーク
52 ネットワーク
61 受信部
71 受信部
72 受信部
73 制御部
74 送信部

Claims (14)

  1. 第1の通信回線を介して対向する通信装置へパケットを送信する第1の送信手段と、
    第2の通信回線を介して対向する前記通信装置へパケットを送信する第2の送信手段と、
    パケットを複製して複数のパケットを生成するパケット生成手段と、
    前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態を監視する監視手段と、
    前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを対向する前記通信装置へ送信することを決定する制御手段と、を備える通信装置。
  2. 前記監視手段が、前記第1の通信回線を介して対向する前記通信装置へパケットを送信することができず、前記第2の通信回線を介して対向する前記通信装置へパケットの送信を行うことができると判定した場合、
    前記制御手段は、
    前記パケット生成手段において生成された複数のパケットのうち、2以上のパケットを前記第2の送信手段から送信することを決定する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記監視手段において、前記第2の通信回線における通信品質が予め定められた通信品質よりも低いと判定された場合、前記パケット生成手段において生成された複数のパケットのうち、2以上のパケットを前記第2の送信手段から送信することを決定し、
    前記監視手段において、前記第2の通信回線における通信品質が予め定められた通信品質よりも高いと判定された場合、前記第2の送信手段から冗長パケットを送信しないことを決定する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第1の送信手段もしくは前記第2の送信手段から2以上のパケットを送信する際に、または、前記第1の送信手段及び前記第2の送信手段のそれぞれから2以上のパケットを送信する際に、パケットの送信間隔として、予め定められた期間を超えた期間を設定する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を用いてパケットを送信する場合、前記第1の送信手段からパケットを送信した後、予め定められた期間を経過した後に、前記第2の送信手段からパケットを送信する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第1の通信回線は、前記第2の通信回線を管理する通信事業者と異なる通信事業者が管理する通信回線、前記第2の通信回線において用いられている無線通信方式と異なる無線通信方式を利用する通信回線、もしくは、前記第2の通信回線において用いられている周波数と異なる周波数を用いる通信回線である、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記第1の通信回線は、無線通信回線を含むモバイルネットワーク回線であり、前記第2の通信回線は、有線通信回線である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線は、有線通信回線である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記制御手段は、
    第1の送信部及び前記第2の送信手段から送信するパケットに、パケットの順序を示すシーケンス番号を設定する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記監視手段は、
    前記対向する通信装置から、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態に関する情報を受信する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記監視手段は、
    前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態に関する情報を管理する管理装置から、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の通信状態に関する情報を受信する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを受信装置へ送信する送信装置と、
    前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線のうち少なくとも一方を介して、複製した複数のパケットを受信した際に、重複するパケットを削除する受信装置と、を備える通信システム。
  13. 第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態を監視し、
    パケットを複製して複数のパケットを生成し、
    前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して対向する通信装置へ送信する、通信方法。
  14. 第1の通信回線及び第2の通信回線の通信状態を監視し、
    パケットを複製して複数のパケットを生成し、
    前記通信状態に応じて、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線の少なくとも一方を用いて、複製した複数のパケットのうち2以上のパケットを、前記第1の通信回線及び前記第2の通信回線を介して対向する通信装置へ送信することをコンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
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