JPH10233700A - Crc誤り検出方法、crc誤り検出システム、監視制御方法及び監視制御システム - Google Patents

Crc誤り検出方法、crc誤り検出システム、監視制御方法及び監視制御システム

Info

Publication number
JPH10233700A
JPH10233700A JP9035836A JP3583697A JPH10233700A JP H10233700 A JPH10233700 A JP H10233700A JP 9035836 A JP9035836 A JP 9035836A JP 3583697 A JP3583697 A JP 3583697A JP H10233700 A JPH10233700 A JP H10233700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crc
bit
information
error detection
supervisory control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9035836A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Kin
権 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9035836A priority Critical patent/JPH10233700A/ja
Publication of JPH10233700A publication Critical patent/JPH10233700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バースト誤りが発生した時の限定された時間
内での誤り率は高く、また、長距離バースト誤りが発生
する確率が高くなり、誤り見逃し確率も高くなると考え
られている。 【解決手段】 CRC検出方法の検出能力を決定する生
成多項式G(x)のCRC次数をバースト誤り発生状況
に応じて変更することを特徴とする。CRC検査ビット
の生成付与部3及び検出部4は複数のCRC次数の生成
多項式G(x)に対応可能な構成とする。通常、最も低
次のCRC次数の生成多項式G(x)で誤り検出を行
い、一度バースト誤りを検出するとその上のCRC次数
の生成多項式G(x)で誤り検出を行う。バースト誤り
を検出しなければ、その下のCRC次数の生成多項式G
(x)で誤り検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CRC(cyclic
redundancy check )誤り検出を用いた伝送データの誤
り検出及び監視制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRC誤り検出は、情報ビットに生成多
項式G(x)で決定されるCRC検査ビットを付加し、
伝送誤りを検出する方法である。CRC誤り検出はラン
ダム誤りやバースト誤りに対して厳密なチェックができ
る長所を持っており、ハイレベル・データ・リンク制御
手順でも採用されている。このCRC誤り検出の原理
を、図8を用いて説明する。
【0003】送信側では、入力データ“P”に、あらか
じめ定められた生成多項式G(x)の最高次をかけて
“P’”をとする。そしてこの“P’”を、生成多項式
G(x)で割り算する。この割り算の「 余り」がCRC
検査ビット( CRC符号) になる。このCRC検査ビッ
トを“P’”に付加して伝送する。
【0004】受信側では、伝送されてきた“P’+余
り”を送信側と同じ生成多項式G (x)で割り算し、割
り切れれば伝送結果は良好、割り切れなければ不良と判
断し、送信側に返答する。なお、この割り算には“モデ
ュロ2”と呼ばれる論理演算が用いられている。
【0005】伝送結果が不良の場合は、受信側は受信側
に再送要求を出し、送信側は同じブロックを再送する。
【0006】この図8において、“P’+余り”として
表現されている伝送データのデータフォーマットの一例
を図5に示す。図5に示されるように、kビットの情報
ビットにn−kビットのCRC検査ビットを付加して、
全体としてnビットのデータを構成している。
【0007】そしてこのCRC誤り検出の誤り検出能力
は、以下に示した検出率の定理から明らかなように、生
成多項式G(x)のCRC次数によりほぼ決定される。
【0008】[定理1]n−k以下のバースト誤り検出
率 G(x)のCRC次数がn−k次の時、見逃し誤り率は
“0” [定理2]n−k以上のバースト誤り検出率 G(x)のCRC次数がn-k 次の時、見逃し誤り率は ・バースト長 b=n−k+1 の場合 2-(n-k-1) ・バースト長 b ≧n−k+1 の場合 2-(n-k)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】バースト誤りの発生を
モデル化したものを図6に示す。この図に示したよう
に、バースト誤りはある時間内に突発的に集中して発生
するものと考えられる。この図に示すように、バースト
誤りが発生した時の限定された時間内での誤り率は10
-2〜10-3以上で、通常のランダム誤り率の103 以上
と考えられる。また、長距離バースト誤りが発生する確
率も高いと考えられる。
【0010】上記定理から明らかなように、CRC誤り
検出で検出できるバースト長はG(x)のCRC次数に
よって制限されるので、この結果、図7に示したバース
ト誤り検出率の比較図に示したとおり、生成多項式G
(x)のCRC次数によっては誤り見逃し確率も高くな
ってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、CRC検出
方法の検出能力を決定する生成多項式G(x)のCRC
次数をバースト誤り発生状況に応じて変更するものであ
る。このような構成を実現可能とするために、この発明
においては、CRC検査ビットの生成付与部及び検出部
は複数のCRC次数の生成多項式G(x)に対応可能な
構成となっている。
【0012】通常、最も低次のCRC次数の生成多項式
G(x)で誤り検出を行い、一度バースト誤りを検出す
るとその上のCRC次数の生成多項式G(x)で誤り検
出を行う。バースト誤りを検出しなければ、その下のC
RC次数の生成多項式G(x)で誤り検出を行う。よっ
て、上記の課題を解消する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施形態
を示すCRC誤り検出方法の構成図、図2はこの第1の
実施形態の伝送路フレームフォーマットを示す図であっ
て、装置Aから装置Bにデータ伝送する間の誤り検出を
行うものである。
【0014】CRC符号化回路部1 は伝送すべきデータ
を、シフトレジスタを用いて複数の生成多項式G(x)
のCRC次数に対応したCRC符号化を行ない、CRC
検査ビットを付与して出力する。セレクタ2 は、CRC
誤り検出の状況に応じて、CRC符号化回路部1 からの
CRC符号化された伝送データの内1つを選択する。C
RC次数情報付与部3 ではこの伝送データに、セレクタ
2 で選択したCRC生成多項式G(x)のCRC次数情
報を付与し、伝送路を介して受信側に伝送する。
【0015】この伝送データを受けた受信側のCRC復
号部4 は、CRC次数情報付与部3で付与されたCRC
次数情報に対応したCRC生成多項式G(x)で誤り検
出を行う。CRC誤り情報付与部5 は、CRC復号部4
で検出された誤り情報を装置Aに転送するために装置B
から装置Aへの伝送データにCRC誤り情報を付与す
る。CRC誤り情報検出部6 は装置BからのCRC誤り
情報を検出し、セレクタ2 及びCRC次数情報付与部3
に送出する。以上の動作を、具体例を用いてより詳細に
説明する。
【0016】(1)伝送ビットの多項式による表現 例えば、10101001というビット列からなるデー
タを伝送する場合を考えると、入力データは先に伝送さ
れる方を右に書けば10010101となる(上記と逆
になっていることに注意)。これらのビットに、伝送方
向の後のほうから0,1,2,3,・・・・と番号をつけ、
“1”のあるところだけその番号を“X”の指数とすれ
ば、入力データは次のように表現される。 1+X2 +X4 +X7 これ以降、本文ではビットの並びを、すべてこのように
表現するものとする。
【0017】(2)CRC誤り検出に用いられている論
理演算 また、CRC誤り検出を用いた誤り検出のための論理演
算には、“モデュロ2”と呼ばれる次のような演算を用
いる。 0+0=0 0+1=1 1+0=1 1+1=0 −1=1
【0018】(3)CRC検査ビットの作り方 入力データP(x)は、上記のとおり1+X2 +X4
7 で表わされる。そして、あらかじめ約束してある多
項式(生成多項式)G(x)を例えば1+X2+X4
6 とする。ちなみにCCITT ではCRC誤り検出の生成
多項式として、1+X5 +X12+X16を勧告している。 a)P(x)に生成多項式G(x)の最高次の項X6
かける。 X6 ・P(x)=X6 (1+X2 +X4 +X7 )=X6
+X8 +X10+X13 b)X6 ・P(x)を生成多項式G(x)で割る。
【0019】
【数1】 即ち、数1に示したように余りは、X5 +X4 となる。
これがCRC検査ビットであり、2進で示せば、 11
0000・・・・・・X5 +X4 となる。
【0020】(4)送信データ 送信データは、X6 ・P(x)にCRC検査ビットX5
+X4 が付加されたものである。 これをF(x)とす
れば、 F(x)=X6 ・P(x)+(X5 +X4 ) として送られる。
【0021】これを展開すれば、 F(x)=X13+X10+X8 +X6 +X5 +X4 となる。
【0022】(5)誤り検出 受信側では、F(x)を生成多項式G(x)で割り算す
る。数2のように割りきれれば伝送データは正しく送ら
れたことになり、逆に割り切れなければ伝送データに誤
りが生じたことになる。
【0023】
【数2】
【0024】この発明は、CRC誤り検出の検出能力を
決定する生成多項式G(x)のCRC次数をバースト誤
りの発生状況に応じて変更することに特徴がある。図3
にこの第1の実施形態の動作の状態遷移図を示す。CR
C検査ビットの生成付与部及び検出部は複数のCRC次
数の生成多項式G(x)に対応可能な構成とする。
【0025】図3に示すように、通常、最も低次のCR
C次数の生成多項式G(x)で誤り検出を行い、一度バ
ースト誤りを検出すると、その上のCRC次数の生成多
項式G(x)で誤り検出を行い、バースト誤りを検出し
なければその下のCRC次数の生成多項式G(x)で誤
り検出を行う。
【0026】この生成多項式G(x)のCRC次数情報
に関しては、図2のフレームフォーマットに示されると
おり、監視制御ビット中のCRC次数指定領域に格納さ
れて、受信側に伝送される。また、CRC次数が高次に
なるに従って、CRC検査ビットのビット数が大きくな
るがその際には、このフレームフォーマットに示す様
に、CRC検査予備ビット中に格納することによって対
応する。
【0027】このCRC検査予備ビットは監視制御ビッ
トの中で比較的重要度の低いものを使用する。例えば伝
送路に障害が発生した場合、信頼性又は重要性が低くな
るものを割り当てることが考えられる。
【0028】この結果、生成多項式G(x)のCRC次
数が最小の場合、CRC検査予備ビットは監視制御ビッ
トとして使用され、伝送路誤りが検出されて生成多項式
G(x)のCRC次数が大きくなると、CRC検査ビッ
トとして使用されることになる。
【0029】以上の構成によって、この実施形態では上
記[定理2]により、CRCの生成多項式G(x)のC
RC次数が高くなるに従い、CRC次数以上の長さのバ
ースト誤り(言い換えれば、より誤りの度合いが大きい
バースト誤り)を見逃す確率は指数関数的に減少する。
この結果、バースト誤りの発生状況に従いより信頼性の
高い誤り検出が可能となる。
【0030】また、この実施形態では、一度伝送路で誤
りが発生したと判断したならば、監視制御ビットは誤り
検出の為により多くの領域を使用し、伝送路の誤り確率
が低いと判断したならば、誤り検出に使う監視制御ビッ
トの領域は減少し、その他の情報ビットの伝送に使用す
ることができるので、監視制御ビットの有効的な利用も
可能になる。
【0031】図4はこの発明の第2の実施形態の伝送路
の監視制御部フレームフォーマットを示す図である。
【0032】この第2の実施形態の特徴は、図2に示し
た第1の実施形態の伝送路フレームフォーマットでは固
定化されていた監視制御ビットを、マルチフレーム化し
たものである。
【0033】通常は、各フレームフォーマット中の監視
制御ビットの割当は固定化されており、各種所定の制御
情報や監視情報が伝送される。しかしながら、これら制
御情報や監視情報の中にはフレーム毎に転送する必要の
無い、重要性の低い情報も含まれている。
【0034】図4に示すフレームフォーマットは、監視
制御ビットのモードを示すビット10、監視制御ビットの
中で重要度の高いビット11、監視制御ビットの中で重要
度の高いビット12及び監視制御ビットのマルチフレーム
ビット13の各領域から構成される。そして、マルチフレ
ームビット13のデータMF1 〜MFk によってk通りにマル
チフレーム化されている。
【0035】重要度の高いビット11には、所定の重要度
の高い情報SV1 〜SVn が固定化されて格納されており、
重要度の低いビット12中には、各フレームフォーマット
毎に異なった、より多くの種類の監視制御情報が格納さ
れている。例えば第1のフレームフォーマットのSV11が
格納されている領域には、第2のフレームフォーマット
ではSV21が格納されているが、これらは同一種類の監視
制御情報である必要は無い。そして必要に応じてフレー
ムフォーマットを適宜選択することで、必要な監視制御
情報を伝送する。
【0036】この結果、重要度の高いビット11に格納さ
れている重要度の高い情報は毎フレーム伝送されると共
に、より多くの種類の監視制御情報を伝送することが可
能となる。
【0037】そして、各フレームフォーマットについ
て、重要度の低いビット12の中でもより重要度の低いも
のを監視制御ビットのマルチフレームビット13の近くに
配置する。
【0038】さらに、監視制御ビットのモードを示すビ
ット10は、送信側の構成である伝送路誤り情報検出部の
誤り検出結果に基づいて決定される。そして、この誤り
検出結果に応じて重要度の低いビット12の監視制御ビッ
トを伝送路誤りの検出に使用する。
【0039】例えば、誤り検出にCRC誤り検出を使用
していた場合、先に説明した通り、CRC次数が高い
(=CRC検査ビットが長い)程、誤り検出精度が高く
なる。そこで、例えば図1の伝送路誤り情報検出部6 等
の構成によって伝送路誤りを検出する毎に、監視制御ビ
ットの中で重要度の低いビット12から、CRC検査ビッ
トに置き換えていき、その割合を監視制御ビットのモー
ドを示すビット10に格納する。
【0040】そして受信側では、この監視制御ビットの
モードを示すビット10中の情報から生成多項式のCRC
次数情報を抽出し、伝送路誤りの有無を判断する。そし
て、もしも誤りを検出した場合は、第1の実施形態と同
様に、受信側から送信側へ、伝送路誤り情報を伝送す
る。
【0041】以上説明した様にこの実施形態によれば、
伝送路誤りが発生しない通常状態では、監視制御ビット
を重要度の“高い”/“低い”で区別し、マルチフレー
ム化することにより、効率良く多くの情報を転送するこ
とが可能であり、より多くの監視制御情報を転送するこ
とができる。さらに伝送路誤りが発生する異常状態で
は、監視制御ビットを誤り情報検出部に振り換えること
により、より高精度な伝送路誤り検出が可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、監視制御ビットを有効活用しつつバースト誤りの発
生状況に従い、より信頼性の高い誤り検出が可能であ
る。
【0043】さらに、伝送路誤りが発生しない通常状態
では、監視制御ビットを重要度で区別し、マルチフレー
ム化することにより、効率良く多くの情報を転送するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す、CRC誤り
検出方法の構成図である。
【図2】この発明の第1の実施形態の伝送路フレームフ
ォーマットを示す図である。
【図3】この発明の第1の実施形態の動作を示す状態遷
移図である。
【図4】この発明の第2の実施形態の監視制御部フレー
ムフォーマットを示す図である。
【図5】従来のCRC誤り検出方法を示す図である。
【図6】従来のバースト誤りをモデル化した図である。
【図7】従来のバースト誤り検出率を示す図である。
【図8】CRC誤り検出の原理を説明した図である。
【符号の説明】
1 CRC符号化回路部 2 セレクタ 3 CRC次数情報付与部 4 CRC復号部 5 CRC誤り情報付与部 6 CRC誤り情報検出部 10 監視制御ビットのモードを示すビット 11 監視制御ビット中の重要度の高いビット 12 監視制御ビット中の重要度の低いビット 13 監視制御ビットのマルチフレームビット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報ビットに所定の生成多項式で決定さ
    れるCRC検査ビットを付加して伝送することによって
    伝送誤りを検出するCRC誤り検出方法において、 送信側では、CRC次数の異なる複数の生成多項式の内
    の一つの生成多項式を選択し、前記情報ビットに前記選
    択された生成多項式のCRC次数情報を加えると共に前
    記選択された生成多項式で決定される前記CRC検査ビ
    ットを付与した後に伝送データとして伝送し、 受信側では、受信した前記伝送データ中の前記CRC次
    数情報に基づいて前記送信側で選択された前記生成多項
    式を識別し、この識別された生成多項式に基づいてCR
    C誤り検出を行ない、このCRC誤り検出の結果に基づ
    いて伝送路誤り情報を生成し、 前記送信側は、前記受信側から伝送された前記伝送路誤
    り情報に基づいて前記CRC次数の異なる複数の生成多
    項式の内の一つの生成多項式の選択を行なうことを特徴
    とするCRC誤り検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のCRC誤り検出方法にお
    いて、前記情報ビットは監視制御ビットを有しており、
    前記CRC次数が大きくなった場合に、前記監視制御ビ
    ットの少なくとも一部をCRC検査予備ビットとして利
    用することを特徴とするCRC誤り検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のCRC誤り検出方
    法において、一度誤りを検出すると、現在の生成多項式
    よりも上のCRC次数の生成多項式を用いてCRC誤り
    検出を行なうことを特徴とするCRC誤り検出方法。
  4. 【請求項4】 送信側で情報ビットに所定の生成多項式
    で決定されるCRC検査ビットを付加したデータを伝送
    し、受信側で前記生成多項式によって受信した前記デー
    タを割り算することによって伝送誤りを検出するCRC
    誤り検出システムにおいて、 a)前記送信側は、 1)CRC誤り情報に基づいてCRC次数の異なる複数
    の生成多項式のいずれかを選択するセレクタと、 2)前記情報ビットに前記選択された生成多項式で決定
    される前記CRC検査ビットを付与するCRC符号化回
    路部と、 3)前記情報ビットに前記選択された生成多項式のCR
    C次数情報を加えるCRC次数情報付与部とを有し、 b)前記受信側は、 1)受信したデータ中の前記CRC次数情報に基づいて
    前記送信側で選択された前記生成多項式を識別し、この
    識別された生成多項式に基づいてCRC誤り検出を行な
    うCRC復号部と、 2)前記CRC復号部のCRC誤り検出の結果に基づい
    て伝送路誤り情報を生成するCRC誤り情報付与部と有
    し、 c)前記送信側の前記セレクタは、前記受信側から伝送
    された前記伝送路誤り情報に基づいて前記複数の生成多
    項式のいずれかを選択することを特徴とするCRC誤り
    検出システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のCRC誤り検出システム
    において、前記情報ビットは監視制御ビットを有してお
    り、前記CRC次数が大きくなった場合に、前記監視制
    御ビットの少なくとも一部をCRC検査予備ビットとし
    て利用することを特徴とするCRC誤り検出システム。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載のCRC誤り検出シ
    ステムにおいて、一度誤りを検出すると、現在の生成多
    項式よりも上のCRC次数の生成多項式を用いてCRC
    誤り検出を行なうことを特徴とするCRC誤り検出シス
    テム。
  7. 【請求項7】 送信側から受信側に伝送されるデータ中
    に監視制御ビットが含まれており、この監視制御ビット
    中に格納された監視制御情報に基づいた監視制御を行な
    う監視制御方法において、 前記監視制御ビットがフレームフォーマットを複数有し
    ており、 この各フレームフォーマットが、 a)前記各フレームフォーマットで共通する種類の監視
    制御情報が格納された重要度の高いビットと、 b)前記各フレームフォーマットで少なくとも一部が異
    なった種類の監視制御情報が格納された重要度の低いビ
    ットと、 c)伝送する監視制御ビットが前記複数のフレームフォ
    ーマットのいずれであるかを示すマルチフレームビット
    とを有し、 監視制御情報を送るべき頻度に応じて前記フレームフォ
    ーマットのいずれかを選択することを特徴とする監視制
    御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の監視制御方法において、
    前記監視制御ビットを含めた情報ビットにCRC検査ビ
    ットを付与して伝送し、前記監視制御ビットの前記重要
    度の低いビットの少なくとも一部が場合によりCRC検
    査予備ビットとなることを特徴とする監視制御方法。
  9. 【請求項9】 送信側から受信側に伝送されるデータ中
    に監視制御ビットが含まれており、この監視制御ビット
    中に格納された監視制御情報に基づいた監視制御を行な
    う監視制御システムにおいて、 前記監視制御ビットがフレームフォーマットを複数有し
    ており、この各フレームフォーマットが、 a)前記各フレームフォーマットで共通する種類の監視
    制御情報が格納された重要度の高いビットと、 b)前記各フレームフォーマットで少なくとも一部が異
    なった種類の監視制御情報が格納された重要度の低いビ
    ットと、 c)伝送する監視制御ビットが前記複数のフレームフォ
    ーマットのいずれであるかを示すマルチフレームビット
    とを有し、 監視制御情報を送るべき頻度に応じて前記フレームフォ
    ーマットのいずれかを選択することを特徴とする監視制
    御システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の監視制御システムにお
    いて、前記監視制御ビットを含めた情報ビットにCRC
    検査ビットを付与して伝送し、前記監視制御ビットの前
    記重要度の低いビットの少なくとも一部が場合によりC
    RC検査予備ビットとなることを特徴とする監視制御シ
    ステム。
JP9035836A 1997-02-20 1997-02-20 Crc誤り検出方法、crc誤り検出システム、監視制御方法及び監視制御システム Pending JPH10233700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035836A JPH10233700A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 Crc誤り検出方法、crc誤り検出システム、監視制御方法及び監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035836A JPH10233700A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 Crc誤り検出方法、crc誤り検出システム、監視制御方法及び監視制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10233700A true JPH10233700A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12453069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9035836A Pending JPH10233700A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 Crc誤り検出方法、crc誤り検出システム、監視制御方法及び監視制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10233700A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003503946A (ja) * 1999-07-02 2003-01-28 エリクソン インコーポレイテッド 通信システムにおける柔軟なエラープロテクション方法
WO2009008062A1 (ja) * 2007-07-10 2009-01-15 Mitsubishi Electric Corporation 送信装置および通信システム
WO2009123280A1 (ja) * 2008-04-02 2009-10-08 ソニー株式会社 送信装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラム
DE112004001329B4 (de) * 2003-07-22 2011-04-28 Intel Corporation, Santa Clara Verfahren zum Neutrainieren des Takts für Empfänger
JP2013058845A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Denso Corp データ通信方法及びデータ通信システム
US9577788B2 (en) 2011-06-15 2017-02-21 Denso Corporation Coding apparatus, coding method, data communication apparatus, and data communication method

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003503946A (ja) * 1999-07-02 2003-01-28 エリクソン インコーポレイテッド 通信システムにおける柔軟なエラープロテクション方法
DE112004001329B4 (de) * 2003-07-22 2011-04-28 Intel Corporation, Santa Clara Verfahren zum Neutrainieren des Takts für Empfänger
WO2009008062A1 (ja) * 2007-07-10 2009-01-15 Mitsubishi Electric Corporation 送信装置および通信システム
JPWO2009008062A1 (ja) * 2007-07-10 2010-09-02 三菱電機株式会社 送信装置および通信システム
KR101110975B1 (ko) * 2007-07-10 2012-03-14 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 송신 장치 및 통신 시스템
JP5084832B2 (ja) * 2007-07-10 2012-11-28 三菱電機株式会社 送信装置および通信システム
US8875004B2 (en) 2007-07-10 2014-10-28 Mitsubishi Electric Corporation Transmitting apparatus and communication system
WO2009123280A1 (ja) * 2008-04-02 2009-10-08 ソニー株式会社 送信装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラム
JP2009253440A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Sony Corp 送信装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラム
US9209931B2 (en) 2008-04-02 2015-12-08 Sony Corporation Device and method for transmission, device and method for reception, and program
US9577788B2 (en) 2011-06-15 2017-02-21 Denso Corporation Coding apparatus, coding method, data communication apparatus, and data communication method
JP2013058845A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Denso Corp データ通信方法及びデータ通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7047475B2 (en) CRC encoding scheme for conveying status information
US6473877B1 (en) ECC code mechanism to detect wire stuck-at faults
CN101366183B (zh) 用于差错管理的方法和设备
US4964130A (en) System for determining status of errors in a memory subsystem
JPH0577102B2 (ja)
US8527834B2 (en) Information processing device and information processing method
WO2006096879A1 (en) System and method for tolerating communication lane failures
JP2000112833A (ja) 複数の単一エラ―訂正コ―ド・ワ―ドにわたってパリティを共用するための技法
US6981200B2 (en) Interconnect system with error correction
JPH10233700A (ja) Crc誤り検出方法、crc誤り検出システム、監視制御方法及び監視制御システム
JP3217716B2 (ja) 無線パケット通信装置
US20050066258A1 (en) Error decoding circuit, data bus control method and data bus system
CN111263250B (zh) 业务数据处理方法及设备
US5544179A (en) Mis-synchronization detection system using a combined error correcting and cycle identifier code
JPH0685793A (ja) 伝送誤り検出方式
JPH1117557A (ja) 誤り訂正方法及び誤り訂正装置
JP4829376B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
KR102119764B1 (ko) 차량용 메시지 패킷을 송수신하는 장치 및 방법
US20090150727A1 (en) Data transmission method
JP2594261B2 (ja) 符号誤り検出訂正装置
JPH10117193A (ja) データ伝送システム
JP2691972B2 (ja) 2重誤り訂正および多重誤り検出bch符号の復号装置
JP2007235621A (ja) データ伝送システムおよびデータ伝送方法
JPH1165944A (ja) データ誤り検出装置
CN117608487A (zh) 独立磁盘冗余阵列的构建及纠错方法、设备及介质