JP2007189399A - 自動再送制御方法、送信装置、受信装置及びプログラム - Google Patents
自動再送制御方法、送信装置、受信装置及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】伝送遅延を短縮することができる自動再送制御方法等を提供する。
【解決手段】送信装置が、1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレームにシーケンス番号を付与する。次に、送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する。これに対し、受信装置が、上位レイヤパケット単位で、誤りを検出したリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する。これに対し、送信装置が、確認応答に含まれる誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送する。送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームに対する誤り訂正のための冗長フレームを生成し、その冗長フレームを受信装置へ更に送信するものであってもよい。
【選択図】図2
【解決手段】送信装置が、1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレームにシーケンス番号を付与する。次に、送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する。これに対し、受信装置が、上位レイヤパケット単位で、誤りを検出したリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する。これに対し、送信装置が、確認応答に含まれる誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送する。送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームに対する誤り訂正のための冗長フレームを生成し、その冗長フレームを受信装置へ更に送信するものであってもよい。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動再送制御方法、送信装置、受信装置及びプログラムに関する。
近年、ネットワークのブロードバンド化が拡大し、ネットゲーム又はオンライン遠隔医療システムのようなリアルタイム通信サービスの需要が急速に増加しつつある。このようなサービスを提供するためには、ネットワーク自体の遅延時間の短縮化を図る必要がある。
無線通信の技術分野では、高品質な伝送を実現するために、等化やダイバーシチ等では回復することができなかった誤りを訂正する誤り制御技術が用いられている。このような誤り制御技術としては、自動再送要求(ARQ:Automatic Repeat Request)と、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)との2つに分けられる。
ARQによれば、双方向の伝送路を介して送信装置及び受信装置が接続される。送信装置は、データパケットを誤り検出符号化して受信装置へ送信する。受信装置は、受信データパケットに誤りが検出されなかった場合には、正常に受信できた旨を示す肯定確認(ACK:Positive Acknowledgment)を送信装置へ返信する。一方、受信データパケットに誤りが検出された場合には、再送を要求するための否定確認(NACK:Negative
Acknowledgement)を送信装置へ返信する。これに対し、送信装置は、同一のデータパケットを再送する。
Acknowledgement)を送信装置へ返信する。これに対し、送信装置は、同一のデータパケットを再送する。
一方、FECは、受信装置において誤り訂正ができるように、送信装置が送信するデータパケットに予め冗長データを含めて送信するものである。冗長データを付加する分、伝送するデータは実データよりも多くなる。
ARQには、以下の3つの基本方式がある。
・SW−ARQ(Stop And Wait - Automatic Repeat Request)
・GBN−ARQ(Go-Back-N - Automatic Repeat Request)
・SR−ARQ(Selective Repeat - Automatic Repeat Request)
・SW−ARQ(Stop And Wait - Automatic Repeat Request)
・GBN−ARQ(Go-Back-N - Automatic Repeat Request)
・SR−ARQ(Selective Repeat - Automatic Repeat Request)
図1は、従来技術におけるSW−ARQの動作説明図である。
SW−ARQは、1パケットの送信毎に、そのパケットの確認応答を待つ方法である。ACKを受信した送信装置は、次のパケットを送信する。NACKを受信した送信装置は、同じパケットを再送する。
図1によれば、送信装置は、IP(Internet Protocol)パケットのような上位レイヤパケットを伝送単位として送信する。受信装置は、上位レイヤパケットを正常に受信した場合、上位レイヤパケットID1に対する肯定確認応答ACK(ID1)を送信装置へ送信する。一方、受信装置は、上位レイヤパケットの一部に誤りを検出した場合、上位レイヤパケットID1に対する否定確認応答NACK(ID1)を送信装置へ送信する。これに対し、送信装置は、上位レイヤパケットID1を受信装置へ再送する。
SR−ARQは、連続的に複数のパケットを順次送信しつつ、誤ったパケットのシーケンス番号を含むNACKを応答する方法である。NACKを受信した送信装置は、誤ったパケットのみを再送する。
GBN−ARQは、連続的に複数のパケットを順次送信しつつ、誤りを検出したパケット以降全部を再送する方法である。従って、ACK折り返しの動作の間にも、引き続き次のデータを送り続ける。NACKを受信した送信装置は、誤ったパケット以降全部のパケットを再送する。「N」は、折返しの遅延時間内に送信できるブロック数をあてる。
例えば、無線LANの標準規格であるIEEE802.11aによれば、再送シーケンスとして、IPパケットを伝送単位とするSW−ARQを採用している。従って、NACKを受信した送信装置は、同一のIPパケットを再送し、受信装置からACKを受信するまでその再送を繰り返す。IPパケット内の1ビットが誤ったとしても、そのIPパケット全体を再送することとなり、伝送遅延が大きくなるという課題がある。また、伝送単位はIPパケット単位であるので、瞬時変動のRayleigh fadingに対しても耐性が弱いという課題がある。
従って、本発明は、伝送遅延を短縮することができる自動再送制御方法、送信装置、受信装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の自動再送制御方法は、
送信装置が、1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレームにシーケンス番号を付与する第1のステップと、
送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する第2のステップと、
受信装置が、上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する第3のステップと、
送信装置が、確認応答に含まれるシーケンス番号の誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送する第4のステップと
を有することを特徴とする。
送信装置が、1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレームにシーケンス番号を付与する第1のステップと、
送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する第2のステップと、
受信装置が、上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する第3のステップと、
送信装置が、確認応答に含まれるシーケンス番号の誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の自動再送制御方法における他の実施形態によれば、
第1のステップについて、送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームに対する誤り訂正のための冗長フレームを生成し、
第2のステップについて、送信装置が、冗長フレームを受信装置へ更に送信することも好ましい。
第1のステップについて、送信装置が、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームに対する誤り訂正のための冗長フレームを生成し、
第2のステップについて、送信装置が、冗長フレームを受信装置へ更に送信することも好ましい。
本発明の自動再送制御方法における他の実施形態によれば、第4のステップについて、送信装置が、確認応答に含まれる誤ったリンク層フレームの数が、誤り訂正の訂正可能な数以下である場合には、誤ったリンク層フレームを再送しないことも好ましい。
本発明の自動再送制御方法における他の実施形態によれば、第3のステップについて、受信装置が、誤りを検出したリンク層フレームの数が、誤り訂正の訂正可能な数以下である場合には、確認応答に正常受信と表示し、それよりも多い場合には、誤り訂正に最少限必要となるリンク層フレームのみを誤り受信と表示することも好ましい。
本発明の自動再送制御方法における他の実施形態によれば、第4のステップについて、送信装置は、冗長フレームよりも、上位パケットから分割されたリンク層フレームを優先的に送信することも好ましい。
本発明の自動再送制御方法における他の実施形態によれば、確認応答は、リンク層フレームのシーケンス番号に相当するビットマップを有し、該ビットマップは、正常受信又は誤り受信に対応させたビット情報を含むことも好ましい。
本発明の送信装置は、
1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレーム毎にシーケンス番号を付与するリンク層処理手段と、
上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する物理層処理手段と、
受信装置から、上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を受信する確認応答受信手段と、
確認応答に含まれるシーケンス番号の誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送するべく物理層処理手段へ通知する再送手段と
を有することを特徴とする。
1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレーム毎にシーケンス番号を付与するリンク層処理手段と、
上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する物理層処理手段と、
受信装置から、上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を受信する確認応答受信手段と、
確認応答に含まれるシーケンス番号の誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送するべく物理層処理手段へ通知する再送手段と
を有することを特徴とする。
本発明の送信装置における他の実施形態によれば、上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームに対する誤り訂正のための冗長フレームを生成し、該冗長フレームを物理層処理手段へ通知する冗長ユニット生成手段を更に有することも好ましい。
本発明の送信装置における他の実施形態によれば、確認応答に含まれる誤ったリンク層フレームの数が、誤り訂正の訂正可能な数以下である場合には、リンク層フレームを再送しないように制御する誤り訂正判定手段を更に有することも好ましい。
本発明の送信装置における他の実施形態によれば、物理層処理手段は、冗長フレームよりも、上位パケットから分割されたリンク層フレームを優先的に送信することも好ましい。
本発明の送信装置における他の実施形態によれば、確認応答は、リンク層フレームのシーケンス番号に相当するビットマップを有し、該ビットマップは、正常受信又は誤り受信に対応させたビット情報を含むことも好ましい。
本発明の受信装置は、前述した送信装置に対して、誤りを検出したパケットの再送を要求する受信装置において、
上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する確認応答送信手段を有することを特徴とする。
上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する確認応答送信手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、送信装置に搭載されたコンピュータを、自動再送制御のために機能させるプログラムにおいて、
1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレーム毎にシーケンス番号を付与するリンク層処理手段と、
上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する物理層処理手段と、
受信装置から、上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を受信する確認応答受信手段と、
確認応答に含まれるシーケンス番号の誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送するべく物理層処理手段へ通知する再送手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレーム毎にシーケンス番号を付与するリンク層処理手段と、
上位レイヤパケット単位で、全てのリンク層フレームを受信装置へ送信する物理層処理手段と、
受信装置から、上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を受信する確認応答受信手段と、
確認応答に含まれるシーケンス番号の誤ったリンク層フレームのみを受信装置へ再送するべく物理層処理手段へ通知する再送手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、受信装置に搭載されたコンピュータを、請求項13に記載のプログラムをコンピュータによって機能させる送信装置との間で自動再送制御のために機能させるプログラムであって、
上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する確認応答送信手段を有することを特徴とする。
上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を送信装置へ返信する確認応答送信手段を有することを特徴とする。
本発明の自動再送制御方法等によれば、確認応答は上位レイヤパケット単位であるのに対し、再送はリンク層フレーム単位となる。従って、再送のための伝送遅延を短縮できる。また、Rayleigh Fadingに対する耐性も高まり、誤りパケット率を低くすることができる。本発明は、特に、超低遅延モバイルネットワークに有用性がある。また、本発明によれば、FECの誤り訂正能力を考慮して再送制御をするために、再送されるリンク層フレームを最少限にすることができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明は、リンク層処理部におけるARQの制御が、SR−ARQとSW−ARQとを組み合わせたものであることに特徴がある。送信装置は、1つの上位レイヤパケットをリンク層フレーム(以下「LLユニット」(Link Layer Unit)という)に分割して送信する。受信装置は、確認応答を、上位レイヤパケット単位で返信する。即ち、受信装置は、1つの上位レイヤパケットの全てのLLユニットを受信した後、SW−ARQによって確認応答を返信する。この確認応答には、誤ったLLユニットのシーケンス番号が含まれる。これに対し、送信装置は、確認応答に含まれる誤ったシーケンス番号のLLユニットのみを、SR−ARQによって再送する。このような本発明の自動再送制御を「SR−SW−ARQ」と称す。SR−SW−ARQは、超低遅延モバイルネットワークにおいて、再送による伝送遅延を極めて短くするために有用性がある。
本発明は、例えば上位層処理部でなされる確認応答を用いつつ、リンク層で分割されるLLユニット単位(一般に固定長)で再送をすることに特徴がある。従って、誤り検出は、LLユニット単位でなされる。従来技術における再送制御は、確認応答と再送フレームとを同一の伝送単位で行うのに対し、本発明は、確認応答と再送フレームとを別々の伝送単位で行うことに特徴がある。
図2は、本発明におけるSR−SW−ARQの動作説明図である。
図2によれば、送信装置は、図1と同様に、1つの上位レイヤパケット(例えばIPパケット)を5個のLLユニットに分割し、各LLユニットにシーケンス番号が付与する。ここで、送信装置は、5個のLLユニットに対して、誤り訂正のための冗長ユニットを付加するものであってもよい。図2によれば、冗長ユニットには、シーケンス番号6が付与されている。
送信装置は、上位レイヤパケット単位で、全てのLLユニット及び冗長ユニットを受信装置へ連続的に送信する。ここで、シーケンス番号2及び5のLLユニットが欠落したとする。このとき、受信装置は、上位レイヤパケットID1に対する全てのLLユニット及び冗長ユニットを受信した後、確認応答を送信装置へ送信する。本発明によれば、図2における確認応答には、誤りを検出したシーケンス番号2及び5が含まれる。これに対し、送信装置は、上位レイヤパケットID1の全てのLLユニット及び冗長ユニットを再送するのではなく、シーケンス番号2及び5のLLユニットのみを再送する。
受信装置は、上位レイヤパケットID1の全てのLLユニット及び冗長ユニットを正常に受信した際に、確認応答を送信装置へ返信する。確認応答には、全てのLLユニット及び冗長ユニットを正常受信した旨が格納される。これに対し、送信装置は、次に送信すべき上位レイヤパケットID2の送信を始める。
冗長ユニットは、例えばReedSolomon符号によって生成される。ReedSolomon符号は、巡回符号(Cyclic
Redundancy Checking)の1つであって、例えば188バイトといった多元符号単位で符号化する。巡回符号とは、受信信号を、生成多項式G(x)と称されるxによる多項式で除算した時に、割り切れるかどうかで誤りを検出する方式である。
Redundancy Checking)の1つであって、例えば188バイトといった多元符号単位で符号化する。巡回符号とは、受信信号を、生成多項式G(x)と称されるxによる多項式で除算した時に、割り切れるかどうかで誤りを検出する方式である。
ReedSolonomの符号化率(Coding
Rate)は、「k/n」で表される。これは、k個のLLユニットに対して、現実に送信されるユニット数がn個であって、n−k個の冗長ユニットを付加することを意味する。「5/6」は、5個のLLユニットに対して(k=5)、6個のユニットを送信し(n=6)、1個の冗長ユニット(6−5=1)を付加することを意味する。ここで、誤り訂正能力は、(n−k)/2となる。例えば、ReedSolomonの符号化率「188/204」の場合、188バイトの情報に16バイトの冗長バイトを負荷した204バイトに符号化することによって、8バイトの符号誤りまで訂正が可能となる。
Rate)は、「k/n」で表される。これは、k個のLLユニットに対して、現実に送信されるユニット数がn個であって、n−k個の冗長ユニットを付加することを意味する。「5/6」は、5個のLLユニットに対して(k=5)、6個のユニットを送信し(n=6)、1個の冗長ユニット(6−5=1)を付加することを意味する。ここで、誤り訂正能力は、(n−k)/2となる。例えば、ReedSolomonの符号化率「188/204」の場合、188バイトの情報に16バイトの冗長バイトを負荷した204バイトに符号化することによって、8バイトの符号誤りまで訂正が可能となる。
確認応答は、LLユニット及び冗長ユニットのシーケンス番号に相当するビットマップを有し、そのビットマップは、正常受信又は誤り受信に対応させたビット情報を含む。例えば、図2のように、送信装置が、LLユニット(m=5個)及び冗長ユニット(n−k=1個)を送信し(m+n−k=6)、受信装置が、シーケンス番号2及び5のユニットについて誤りを検出した場合、受信装置は、以下の表1のようなビットマップを含む確認応答を返信する。
ビットマップは、上位レイヤパケットに対して(m+n−k)個のビット領域を有する。誤りが検出されたLLユニットに対応するビット領域には、フラグ「1」が設定される。全てのビット領域に「0」が設定されている場合、全てのユニットを正常受信したことを意味する。
図3は、本発明における送信装置のフローチャートである。
送信装置において、上位レイヤパケットを送信すべきイベントが発生したとする。
(S301)最初に、上位レイヤパケットをm個のLLユニットに分割する。LLユニットには、シーケンス番号が付与される。
(S302)m個のLLユニットに対して、FECによって(n−k)個の冗長ユニットを生成する。通常、m=kであるが、mがkより小さい場合、(m−k)個のオール0のリンク層フレームをパディングする。但し、パディングしたLLユニットは送信しない。これにより、送信すべきユニット数は、m+(n−k)個となる。
(S303)上位レイヤパケット単位で、送信すべきLLユニット及び冗長ユニットを、物理層フレームに変換して送信する。
(S302)m個のLLユニットに対して、FECによって(n−k)個の冗長ユニットを生成する。通常、m=kであるが、mがkより小さい場合、(m−k)個のオール0のリンク層フレームをパディングする。但し、パディングしたLLユニットは送信しない。これにより、送信すべきユニット数は、m+(n−k)個となる。
(S303)上位レイヤパケット単位で、送信すべきLLユニット及び冗長ユニットを、物理層フレームに変換して送信する。
(S304)ここで、確認応答の受信待ち状態となる。
(S305)確認応答が受信された際に、全てのLLユニットが正常受信であるか否かを判定する。全てのLLユニットが正常受信であれば、処理を終了する。ここで、冗長ユニットのみが誤り受信であっても、処理を終了する。冗長ユニットのみが誤り受信であっても、受信装置は、上位レイヤパケットを正常に合成できるからである。
(S305)確認応答が受信された際に、全てのLLユニットが正常受信であるか否かを判定する。全てのLLユニットが正常受信であれば、処理を終了する。ここで、冗長ユニットのみが誤り受信であっても、処理を終了する。冗長ユニットのみが誤り受信であっても、受信装置は、上位レイヤパケットを正常に合成できるからである。
(S306)LLユニットに誤り受信がある場合、誤ったLLユニットの数が、誤り訂正能力の数よりも多いか否かを判定する。誤り訂正能力の数は、ReedSolomon符号によれば(n−k)/2である。誤ったLLユニットの数が、誤り訂正能力の数以下であるならば、処理を終了する。送信装置が再送するまでもなく、受信装置によって誤りを訂正できるからである。
(S307)誤ったLLユニットの数が、誤り訂正能力の数よりも多い場合、LLユニットを再送する。ここでは、シーケンス番号の小さいLLユニットから送信する。また、誤った数と誤り訂正能力の数との差分、即ち、受信装置によって誤り訂正が可能となる最少限の数のLLユニットを再送することも好ましい。
(S308)次に、誤った冗長ユニットを再送する。即ち、送信装置は、冗長ユニットよりも、LLユニットを優先的に再送する。その後、再度、確認応答の受信待ち状態(S304)へ移行する。
図4は、本発明における送信装置及び受信装置の機能構成図である。
図4によれば、送信装置1は、上位層処理部10と、リンク層処理部11と、冗長ユニット生成部12と、物理層処理部13と、LLユニット再送部14と、確認応答受信部15と、誤り訂正判定部16とを有する。これら機能部は、送信装置1に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムによっても実現できる。
上位層処理部10は、例えばIP層であって、上位レイヤパケットとしてIPパケットをリンク層処理部21へ通知する。
リンク層処理部11は、上位層処理部20から通知された1つの上位レイヤパケットを複数のLLユニットに分割し、そのLLユニットにシーケンス番号を付与する。リンク層処理部21は、これらLLユニットを物理層処理部13へ通知する。また、リンク層処理部21は、LLユニットを、冗長ユニット生成部12及びLLユニット再送部14へ通知する。
冗長ユニット生成部12は、リンク層処理部11から通知されたLLユニットから、冗長ユニットを生成する。例えば、ReedSolomon符号が生成される。冗長ユニットは、物理層処理部へ通知される。
物理層処理部13は、上位レイヤパケット単位で、全てのLLユニット及び冗長ユニットを受信装置2へ送信する。
確認応答受信部15は、受信装置2から確認応答を受信する。確認応答には、前述した表1のような、シーケンス番号毎の正常受信又は誤り受信を示すビットマップが含まれる。全てのシーケンス番号について正常受信であれば、上位層処理部10へその旨を通知し、次の上位レイヤパケットの送信が始められる。一方、一部又は全部のシーケンス番号について誤り受信であれば、誤り訂正判定部16へその旨を通知する。
誤り訂正判定部16は、誤ったLLユニットの数が、誤り訂正能力の数よりも多いか否かを判定する。誤ったLLユニットの数が、誤り訂正能力の数以下であるならば、何ら処理をしない。一方、誤ったLLユニットの数が、誤り訂正能力の数よりも多い場合、再送すべきLLユニットのシーケンス番号をLLユニット再送部14へ通知する。ここで、誤り訂正判定部16は、誤ったLLユニットの数と誤り訂正能力の数との差分をLLユニット再送部14へ通知するものであってもよい。これにより、誤り訂正が可能となる最少限の数のLLユニットだけが再送される。
LLユニット再送部14は、再送すべきLLユニットのシーケンス番号を、誤り訂正判定部16から通知される。これにより、そのシーケンス番号のLLユニット及び冗長ユニットを、物理層処理部13へ通知して再送する。
受信装置2は、上位層処理部20と、リンク層処理部21と、物理層処理部23と、確認応答生成部24と、確認応答送信部25と、誤り訂正部26とを有する。これら機能部は、受信装置2に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムによっても実現できる。
物理層処理部23は、送信装置1からLLユニット及び冗長ユニットを受信する。LLユニットはリンク層処理部24へ通知され、冗長ユニットは誤り訂正部26へ通知される。
誤り訂正部26は、冗長ユニットを用いて、誤りが検出されたLLユニットの誤り訂正を試みる。誤り訂正が可能な場合、物理層処理部23に対して訂正されたデータを通知する。誤り訂正が不可能な場合、確認応答生成部24へ再送すべき旨を通知する。
リンク層処理部21は、LLユニットを合成し、上位レイヤパケットを生成する。上位レイヤパケットは、上位層処理部20へ通知される。
上位層処理部20は、リンク層処理部21から上位レイヤパケットの通知を受ける。
確認応答生成部24は、送信装置1へ再送を要求する確認応答を生成する。確認応答は、前述した表1のようなビットマップである。ここで、確認応答生成部24は、誤り検出が冗長ユニットのみであった場合、全てのユニットを正常受信としてビットマップを生成する。また、誤りを検出したLLユニットの数が、誤り訂正の訂正可能な数以下である場合にも、全てのユニットを正常受信としてビットマップを生成する。更に、誤りを検出したLLユニットの数が、誤り訂正の訂正可能な数よりも多い場合であっても、誤り訂正に最少限必要となるLLユニットのシーケンス番号のみを、誤り受信としてビットマップを生成する。生成されたビットマップを含む確認応答は、確認応答送信部25へ通知される。
確認応答送信部25は、確認応答生成部24から通知された確認応答を、送信装置1へ送信する。
本発明の自動再送制御方法等によれば、確認応答は上位レイヤパケット単位であるのに対し、再送はリンク層フレーム単位となる。従って、再送のための伝送遅延を短縮できる。また、Rayleigh Fadingに対する耐性も高まり、誤りパケット率を低くすることができる。本発明は、特に、超低遅延モバイルネットワークに有用性がある。また、本発明によれば、FECの誤り訂正能力を考慮して再送制御をするために、再送されるリンク層フレームを最少限にすることができる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、当業者は、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 送信装置
10 上位層処理部
11 リンク層処理部
12 冗長ユニット生成部
13 物理層処理部
14 LLユニット再送部
15 確認応答受信部
16 誤り訂正判定部
2 受信装置
20 上位層処理部
21 リンク層処理部
23 物理層処理部
24 確認応答生成部
25 確認応答送信部
26 誤り訂正部
10 上位層処理部
11 リンク層処理部
12 冗長ユニット生成部
13 物理層処理部
14 LLユニット再送部
15 確認応答受信部
16 誤り訂正判定部
2 受信装置
20 上位層処理部
21 リンク層処理部
23 物理層処理部
24 確認応答生成部
25 確認応答送信部
26 誤り訂正部
Claims (14)
- 送信装置が、1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレームにシーケンス番号を付与する第1のステップと、
前記送信装置が、前記上位レイヤパケット単位で、全ての前記リンク層フレームを受信装置へ送信する第2のステップと、
前記受信装置が、前記上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を前記送信装置へ返信する第3のステップと、
前記送信装置が、前記確認応答に含まれる前記シーケンス番号の前記誤ったリンク層フレームのみを前記受信装置へ再送する第4のステップと
を有することを特徴とする自動再送制御方法。 - 前記第1のステップについて、前記送信装置が、前記上位レイヤパケット単位で、全ての前記リンク層フレームに対する誤り訂正のための冗長フレームを生成し、
前記第2のステップについて、前記送信装置が、前記冗長フレームを前記受信装置へ更に送信することを特徴とする請求項1に記載の自動再送制御方法。 - 前記第4のステップについて、前記送信装置が、前記確認応答に含まれる誤ったリンク層フレームの数が、前記誤り訂正の訂正可能な数以下である場合には、前記リンク層フレームを再送しないことを特徴とする請求項2に記載の自動再送制御方法。
- 前記第3のステップについて、前記受信装置が、誤りを検出したリンク層フレームの数が、前記誤り訂正の訂正可能な数以下である場合には、前記確認応答に正常受信と表示し、それよりも多い場合には、誤り訂正に最少限必要となるリンク層フレームのみを誤り受信と表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の自動再送制御方法。 - 前記第4のステップについて、前記送信装置は、前記冗長フレームよりも、前記上位パケットから分割されたリンク層フレームを優先的に送信することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の自動再送制御方法。
- 前記確認応答は、リンク層フレームのシーケンス番号に相当するビットマップを有し、該ビットマップは、正常受信又は誤り受信に対応させたビット情報を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の自動再送制御方法。
- 自動再送制御機能を有する送信装置において、
1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレーム毎にシーケンス番号を付与するリンク層処理手段と、
前記上位レイヤパケット単位で、全ての前記リンク層フレームを前記受信装置へ送信する物理層処理手段と、
前記受信装置から、前記上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を受信する確認応答受信手段と、
前記確認応答に含まれる前記シーケンス番号の前記誤ったリンク層フレームのみを前記受信装置へ再送するべく前記物理層処理手段へ通知する再送手段と
を有することを特徴とする送信装置。 - 前記上位レイヤパケット単位で、全ての前記リンク層フレームに対する誤り訂正のための冗長フレームを生成し、該冗長フレームを前記物理層処理手段へ通知する冗長ユニット生成手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の送信装置。
- 前記確認応答に含まれる誤ったリンク層フレームの数が、前記誤り訂正の訂正可能な数以下である場合には、前記リンク層フレームを再送しないように制御する誤り訂正判定手段を更に有することを特徴とする請求項8に記載の送信装置。
- 前記物理層処理手段は、前記冗長フレームよりも、前記上位パケットから分割されたリンク層フレームを優先的に送信することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の送信装置。
- 前記確認応答は、リンク層フレームのシーケンス番号に相当するビットマップを有し、該ビットマップは、正常受信又は誤り受信に対応させたビット情報を含むことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の送信装置。
- 請求項7から10のいずれか1項に記載の送信装置に対して、誤りパケットの再送を要求する受信装置において、
前記上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を前記送信装置へ返信する確認応答送信手段を有することを特徴とする受信装置。 - 送信装置に搭載されたコンピュータを、自動再送制御のために機能させるプログラムにおいて、
1つの上位レイヤパケットを複数のリンク層フレームに分割し、該リンク層フレーム毎にシーケンス番号を付与するリンク層処理手段と、
前記上位レイヤパケット単位で、全ての前記リンク層フレームを前記受信装置へ送信する物理層処理手段と、
前記受信装置から、前記上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を受信する確認応答受信手段と、
前記確認応答に含まれる前記シーケンス番号の前記誤ったリンク層フレームのみを前記受信装置へ再送するべく前記物理層処理手段へ通知する再送手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 受信装置に搭載されたコンピュータを、請求項13に記載のプログラムをコンピュータによって機能させる送信装置との間で自動再送制御のために機能させるプログラムであって、
前記上位レイヤパケット単位で、誤ったリンク層フレームのシーケンス番号を含む確認応答を前記送信装置へ返信する確認応答送信手段を有することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004692A JP2007189399A (ja) | 2006-01-12 | 2006-01-12 | 自動再送制御方法、送信装置、受信装置及びプログラム |
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JP (1) | JP2007189399A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011517384A (ja) * | 2008-02-26 | 2011-06-02 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線通信システムにおけるリンク制御のための方法および装置 |
WO2013076921A1 (ja) * | 2011-11-21 | 2013-05-30 | パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 無線通信端末装置及び再送制御方法 |
KR20160026645A (ko) * | 2014-08-29 | 2016-03-09 | 삼성전자주식회사 | 데이터를 송수신하는 방법 및 장치 |
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2006
- 2006-01-12 JP JP2006004692A patent/JP2007189399A/ja active Pending
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