JP6417423B2 - ハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステム - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムに関し、より詳細には、自転車用ステムのタイプとは関係なく、自転車の保管時にハンドルバーをフォークチューブに並べて置くことによって、安定的に保管の便利性を向上できる、ハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムに関する。
近年、自動車による環境汚染問題を解決するための一方案として、自転車を利用しようとする社会的な動きと共に、レジャースポーツとしての自転車に対する人気が急上昇することによって自転車に対する需要が増加している。
ところが、需要が増加する分だけ自転車の保管空間も十分に増加しなければならないにもかかわらず、自転車の保管空間は依然として狭いため、走行時の自転車の構造とは異なる形に保管時の自転車の構造を変更する方法が多く発明されている。
そのうち一つの方法として、操向輪が装着されたフォークチューブと操向輪の方向を調整するために設けられたハンドルバーとを互いに連結する自転車用ステムの構造を変更することによって、自転車の保管時にハンドルバーを操向輪及び転輪に並べて置く方法がある。
しかし、自転車用ステムの構造を変更し、ハンドルバーを操向輪及び転輪に並べて置く方法は、自転車用ステムの構造上、次のような限界を有するので、実質的に最も便利に自転車を保管できる方法であるにもかかわらず、多く利用されていない。
すなわち、図1に示した従来のクイル(Quill)タイプの自転車用ステムの場合は、ハンドルバーを転輪に並べて置くことはできるが、ハンドルバーと共に回動する操向輪に並べて置くことは決してできないので、従来のクイルタイプの自転車用ステムにおいては上述した方法自体を利用することができない。
また、図2及び図3に示した従来のスレッドレス(Threadless)タイプの自転車用ステムの場合は、フォークチューブと連結される部分を回転させ、ハンドルバーを操向輪及び転輪に並べて置くことはできるが、フォークチューブと連結される部分を回転させる方向と操向輪が操縦される方向とが同一であるので、フォークチューブと連結される部分を回転させた後、結束を十分に堅固にしないと安全が損なわれ事故の可能性が非常に高くなるという点で、上述した方法を容易に利用することができない。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであって、その技術的課題は、自転車用ステムのタイプがクイルタイプであるのか、それともスレッドレスタイプであるのかとは関係なく、自転車の保管時にハンドルバーをフォークチューブに並べて置くことによって、安定的に保管の便利性を向上できる、ハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムを提供することにある。
本発明が達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者にとって明確に理解され得るだろう。
前記技術的課題は、本発明によって、操向輪が装着されたフォークチューブと前記操向輪の方向を調整するために設けられたハンドルバーとを互いに連結する自転車用ステムであって、前記フォークチューブの上端部に連結される第1固定具;前記ハンドルバーの中央部に連結される第2固定具;及び前記第1固定具と前記第2固定具との間に設けられる連結具;を含み、前記連結具を回転させ、地面に対して垂直な前記第1固定具の中心軸と前記第2固定具の中心軸との間の垂直な角度を減少させるように前記第2固定具の中心軸を位置させることによって、自転車の保管時に前記ハンドルバーを前記フォークチューブに隣接するように置くことができることを特徴とする、ハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムによって達成することができる。
ここで、前記第1固定具の中心軸と前記第2固定具の中心軸との間の減少する角度は70度〜90度であり得る。
また、前記連結具は、前記第1固定具の側部から延びて円筒状に形成された第1延長部と、前記第2固定具の側部から延びて円筒状に形成された第2延長部とを含み、前記第1延長部及び前記第2延長部のうちいずれか一つを他の一つに挿入して互いに連結したものとすることができる。
このとき、前記連結具は、ユーザの意思とは関係なく前記第1延長部を基準にして前記第2延長部が回転することを防止できるように、前記第1延長部と前記第2延長部とが外側で接する部分において多数の突起が噛み合っていてもよい。
ここで、前記多数の突起は、前記連結具の回転時には互いに対向していた突起から離脱し、他の突起と対向することが反復され、反復回数が4回以下であり得る。
一方、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムは、ユーザの意思とは関係なく前記第1延長部を基準にして前記第2延長部が回転することを防止できるように、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させるロッキングユニットをさらに含むことができる。
このとき、前記ロッキングユニットは、前記第1延長部と前記第2延長部との中心軸に沿って前記第1延長部と前記第2延長部とを横切る締め付け軸と、前記締め付け軸の一端部に装着される調節ねじと、前記締め付け軸の他端部に装着される締め付けレバーとを含む直接締め付け型クランプで構成され、前記締め付けレバーを操作すると、前記締め付け軸上で前記締め付けレバーと前記調節ねじとの間に位置する前記第1延長部の一部分と前記第2延長部の一部分とが密着することによって、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させることができる。
さらに、前記直接締め付け型クランプは、ユーザの意思とは関係なく前記締め付けレバーが操作されることによって、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結されている状態が解除されることを防止するために、前記締め付けレバーが操作されないように前記締め付けレバーを前記第1延長部又は前記第2延長部に固定させるフックをさらに含むことができる。
また、前記ロッキングユニットは、前記第1延長部と前記第2延長部の中心軸に沿って前記第1延長部と前記第2延長部とを横切る締め付け軸と、前記締め付け軸の一端部に装着される第1ねじ部と、前記締め付け軸の他端部に装着される第2ねじ部とを含む直接締め付け型両軸ねじで構成され、前記第1ねじ部及び前記第2ねじ部のうちいずれか一つを締め付けると、前記第1ねじ部と前記第2ねじ部との間に位置する前記第1延長部の一部分と前記第2延長部の一部分とが密着することによって、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させることができる。
また、前記ロッキングユニットは、前記第1延長部の側部と前記第2延長部の側部とを横切って貫通し、前記第1延長部と前記第2延長部を拘束する楔(wedge)状の貫通ねじで構成され、前記貫通ねじを通じて前記第1延長部の側部と前記第2延長部の側部とを密着させることによって、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させることができる。
また、前記ロッキングユニットは、前記第1延長部の側部に突出形成された第1フランジと、前記第2延長部の側部に突出形成された第2フランジとを連結する締め付けねじで構成され、前記締め付けねじを通じて前記第1フランジと前記第2フランジとを近接させることによって、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させることができる。
また、前記ロッキングユニットは、前記第1延長部及び前記第2延長部のうち外周側のいずれか一つの側部に一定間隔だけ離隔して対をなして突出形成された第3フランジと第4フランジとを横切る締め付け軸と、前記締め付け軸の一端部に装着される調節ねじと、前記締め付け軸の他端部に装着される締め付けレバーとを含む間接締め付け型クランプで構成され、前記締め付けレバーを操作すると、前記締め付け軸上で前記締め付けレバーと前記調節ねじとの間に位置する前記第3フランジと前記第4フランジとが近接することによって、前記第1延長部及び前記第2延長部のうち外周側のいずれか一つの外周面を縮小させ、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させることができる。
また、前記ロッキングユニットは、前記第1延長部及び前記第2延長部のうち外周側のいずれか一つの側部に一定間隔だけ離隔して対をなして突出形成された第3フランジと第4フランジとを横切る締め付け軸と、前記締め付け軸の一端部に装着される第1ねじ部と、前記締め付け軸の他端部に装着される第2ねじ部とを含む間接締め付け型両軸ねじで構成され、前記第1ねじ部及び前記第2ねじ部のうちいずれか一つを締め付けると、前記第1ねじ部と前記第2ねじ部との間に位置する前記第3フランジと前記第4フランジとが近接することによって、前記第1延長部及び前記第2延長部のうち外周側のいずれか一つの外周面を縮小させ、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させることができる。
一方、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムは、ユーザの意思によって前記第1延長部を基準にして前記第2延長部が回転するとき、前記第1延長部と前記第2延長部との間に発生する摩擦力を減少させるために、前記第1延長部及び前記第2延長部のうち外周側のいずれか一つの内側端部と前記内側端部に対向する内周側の他のいずれか一つの外側端部との間に設けられるスプリングをさらに含むことができる。
さらに、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムにおいて、前記ロッキングユニットは、前記第1延長部と連結された一側と前記第2延長部と連結された他側との間をループ状に連結し、ループの内周に前記第2固定具の外周面が配置されるワイヤと、前記ワイヤの他側に装着される調節レバーとを含む直接締め付け型ユニットで構成され、前記調節レバーを操作すると、前記ワイヤが引っ張られることによって前記ワイヤの一側と他側との間のループが短くなり、その結果、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させることができる。
以上説明した本発明によると、自転車用ステムのタイプがクイルタイプであるのか、それともスレッドレスタイプであるのかとは関係なく、自転車の保管時にハンドルバーをフォークチューブに並べて置くことによって、安定的に保管の便利性を向上できる、ハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムを提供することができる。
従来のクイルタイプの自転車用ステムを示した斜視図である。 従来のスレッドレスタイプの自転車用ステムを示した斜視図である。 従来のスレッドレスタイプの自転車用ステムを示した斜視図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例の作動原理を説明するために示した正面図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例を示した断面図である。 図5に示した一実施例の変形例を示した断面図である。 図5に示した一実施例の変形例を示した断面図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの他の一実施例を示した断面図である。 図8に示した他の一実施例の変形例を示した断面図である。 図8に示した他の一実施例の変形例を示した断面図である。 図10に示した変形例に対して一部構成の形状を変形させて示した部分断面斜視図である。 図11において直接締め付け型クランプの締め付けレバーが解除されることを防止するためのフックを説明するために示した部分断面斜視図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例を示した断面図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例を示した断面図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例を示した断面図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例を示した断面図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例を示した断面図である。 図17に示した更に他の一実施例の変形例を示した断面図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例の作動過程を説明するために示した作動状態図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例の作動過程を説明するために示した作動状態図である。 本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例の作動過程を説明するために示した作動状態図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の各実施例を詳細に説明する。但し、本発明を説明するにおいて、既に公知となった機能或いは構成に対する説明は、本発明の要旨を明瞭にするために省略することにする。
併せて、本発明を説明するにおいて、前方・後方又は上側・下側などのように方向を指示する用語は、当業者が本発明を明確に理解できるように記載されたものであって、相対的な方向を指示するものであるので、これによって権利範囲が制限されることはない。
まず、図4を参照して、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの各実施例の基本的な構成と作動原理に対して説明する。
ここで、図4は、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの各実施例の作動原理を説明するために示した正面図である。
図4に示したように、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例は、第1固定具100、第2固定具200及び連結具300を含んで構成される。
第1固定具100は、操向輪(前輪)が装着されたフォークチューブ1の上端部に連結される構成要素であって、図面に示したように、フォークチューブ1の上端部の外周面に沿って嵌められる方式でフォークチューブ1の上端部に連結されてもよく、図面に示していないが、フォークチューブ1の上端部全体を覆う方式でフォークチューブ1の上端部に連結されてもよい。すなわち、第1固定具100は、フォークチューブ1の上端部に連結されている限り、連結方式、形状及び構造などが多様であり得る。
一方、第2固定具200は、ハンドルバー2の中央部に連結される構成要素であって、これも、第1固定具100と同様に、ハンドルバー2の中央部に連結されている限り、連結方式、形状及び構造などに制限はない。
一方、連結具300は、第1固定具100と第2固定具200との間に設けられ、第1固定具100と第2固定具200とを互いに回転可能に連結させる構成要素であって、第1固定具100と第2固定具200とを互いに回転可能に連結させる限り、これに対する形状及び構造も多様であり得る。
但し、連結具300は、本発明の作動原理を説明するにおいて重要な部分を占めるので、より詳細な説明のために例を挙げて説明すると、連結具300は、第1固定具100の側部から延びて円筒状に形成された第1延長部310と、第2固定具200の側部から延びて円筒状に形成された第2延長部320とを含んで構成することができ、このとき、第1延長部310及び第2延長部320のうちいずれか一つは、他のいずれか一つに挿入して回転可能に互いに連結することができる。
このように構成される本発明に係るハンドルバー2の位置を変更できる自転車用ステムの各実施例は、中心軸Bを基準にして連結具300が回転することによって、地面に対して垂直な第1固定具100の中心軸Aと第2固定具200の中心軸との間の垂直な角度を減少させた状態で前記第2固定具200の中心軸が位置するようになり、自転車の保管時にハンドルバー2をフォークチューブ1に並べて隣接するように置くことができる。
すなわち、既に発明の背景となる技術で説明したように、従来の自転車用ステムの場合は、第1固定具100の中心軸Aを基準にしてハンドルバー2を回転させようとしたので、クイルタイプの自転車用ステムはハンドルバーの回転自体が不可能であり、スレッドレスタイプの自転車用ステムはハンドルバー2が回転するとしても不安定であった。
しかし、中心軸Bを基準にして第1延長部310に対して第2延長部320が回転することによって、第2延長部320に連結された第2固定具200が回転するようになり、これによって、第2固定具200と連結されたハンドルバー2がフォークチューブ1に並んで隣接するように位置するようになる。
このとき、ハンドルバー2とフォークチューブ1が並んで位置することが最も理想的であると言えるが、ハンドルバー2の角度、長さ、幅などによってハンドルバー2の端が操向輪に係止されることも発生し得るので、場合に応じては、ハンドルバー2とフォークチューブ1が並んで位置しないこともあり得る。
以上説明したように、ハンドルバー2とフォークチューブ1が並んで位置しないとしても、ハンドルバー2がフォークチューブ1を基準にして150mm以上突出することは本発明の趣旨から逸脱すると言える。
よって、一般に多く使用されるハンドルバー2の幅を620mmとする場合、その半分の長さは310mmであり、ハンドルバー2を回したとき、フォークチューブ1を基準にして突出する幅が150mm以内になるためには、角度は約70度であることが適当である。したがって、ハンドルステムを回して固定される角度、すなわち、第1固定具100の中心軸と第2固定具200の中心軸との間の減少する角度は70度〜90度であることが好ましい。
以上説明した各構成と作動原理を有する本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの各実施例は、第1延長部310と第2延長部320との連結関係、後述するロッキングユニット400及びスプリング500の有無、形状及び構造などにおいてのみ一部異なるだけで、上述した各構成と作動原理は実質的に同一のものであると言える。
続いて、図5〜図18を参照して、上述した基本的な構成と作動原理を有する本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの多様な実施例の構成に対して説明する。
ここで、図5は、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例を示した断面図で、図6及び図7は、図5に示した一実施例の変形例を示した断面図である。一方、図8は、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの他の一実施例を示した断面図で、図9及び図10は、図8に示した他の一実施例の変形例を示した断面図である。一方、図13〜図17は、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例を示した断面図で、図18は、図17に示した更に他の一実施例の変形例を示した断面図である。
まず、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例は、図5〜図7に示した通りである。
すなわち、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例は、後述する他の一実施例及び更に他の実施例とは異なり、ロッキングユニット400及びスプリング500が含まれない基本的な実施例である。
但し、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例は、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの各実施例の構成に比べて多数の突起330がさらに含まれる点(勿論、図4にも突起330は示されているが、これについては言及していない。)及び第1延長部310と第2延長部320の位置関係と関連して追加的な技術的特徴を有する。
すなわち、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例においては、第1延長部310と第2延長部320とが外側で接する部分に多数の突起330が設けられ、多数の突起330同士が互いに噛み合うように構成される。
このように多数の突起330同士が互いに噛み合うように構成することは、ユーザの意思とは関係なく第1延長部310を基準にして第2延長部320が回転することを防止するためである。
より詳細な説明のために、反対の状況を説明すると、ユーザの意思によって第1延長部310を基準にして第2延長部320を回転させようとする場合は、挿入されている第1延長部310及び第2延長部320のうちいずれか一つを引っ張り、多数の突起330同士が互いに噛み合わなくさせる。
このような内容に基づいて、第1延長部310を基準にして第2延長部320が回転する場合をより詳細に説明すると、第2延長部320が回転するとき、多数の突起330において互いに対向していた突起が互いに離脱し、それぞれ異なる突起と対向するようになると言える。
ところが、このような突起330の数が過度に多いと、突起330のそれぞれのサイズが小さくなることによって締結力が低下し、突起330が破損する恐れがあるだけでなく、ユーザが望む角度だけハンドルバー2を正確に回して固定することが難しい。
よって、ハンドルバー2が上述したように70度〜90度の範囲で回った状態で固定されるようにするとき、突起330が回る数は4個以下にすることが好ましい。言い換えると、多数の突起330は、連結具300の回転時、互いに対向していた突起から離脱し、他の突起と対向することが反復されるが、このとき、反復回数は4回以下であることが好ましい。
また、このように突起330が回る数を4個以下にしながら、上述したように、突起330の締結力と強度を維持するための最適な突起の数は、実験の結果、下記の表1から確認できるように、5、9、10、11、13、14、15、16、17、18、19、20が適当であると言える。このような実験結果は、実験条件によって少しずつ変わり得るものであって、本発明の権利範囲を制限するものでないことは当然である。
Figure 0006417423
また、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例において、図5に示したように、第1延長部310の内部に第2延長部320が挿入されるように構成されてもよいが、図7に示したように、自転車関連アクセサリ(今日は、スマートフォンで自転車関連アクセサリを代替してもよい。)を付着できるように設けられたアクセサリ据置台3がアクセサリの種類に合わせて容易に変更できるように、図6及び図7に示したように第2延長部320の内部に第1延長部310が挿入されるように構成されることが好ましい。
次に、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの他の一実施例は、図8〜図10に示した通りである。
すなわち、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの他の一実施例は、上述した一実施例とは異なり、ロッキングユニット400として直接締め付け型クランプ410及びスプリング500がさらに含まれるという点で追加的な技術的特徴を有する。
ここで、ロッキングユニット400は、ユーザの意思とは関係なく第1延長部310を基準にして第2延長部320が回転することを防止できるように、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持させる構成要素である。
このようなロッキングユニット400は、ユーザの意思とは関係なく第1延長部310を基準にして第2延長部320が回転することを防止できる限り、形状及び構造が多様であり、これによって権利範囲も制限されないことは当然であると言える。
このようなロッキングユニット400により、後述するように、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの実施例が変わり得るが、これは後で詳細に説明することにし、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの他の一実施例においては、ロッキングユニット400としての直接締め付け型クランプ410に対して詳細に説明することにする。
ロッキングユニット400としての直接締め付け型クランプ410は、第1延長部310と第2延長部320の中心軸に沿って第1延長部310と第2延長部320を横切る締め付け軸412と、締め付け軸412の一端部に装着される調節ねじ414と、締め付け軸412の他端部に装着される締め付けレバー416とを含んで構成することができる。
このとき、締め付け軸412が横切る第1延長部310と第2延長部320の区域がどこであるのか、締め付けレバー416がどこに位置するのかによって、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの他の一実施例の変形有無が決定される。
すなわち、図8に示したように、締め付け軸412が第2固定具200と連結具300の全体を横切り、締め付けレバー416が第2固定具200の側部に位置する場合を本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの他の一実施例とする場合、図9に示したように、締め付け軸412が第1固定具100と連結具300の全体を横切り、締め付けレバー416が第1固定具100の側部に位置する場合と、図10及び図11に示したように、締め付け軸412が第2固定具200の全体のみを横切り、締め付けレバー416が第2固定具200の側部に位置する場合とがそれぞれ変形例と言える。
このように、多様な構造として第1延長部310と第2延長部320とを互いに連結する直接締め付け型クランプ410によると、ユーザが第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持しようとする場合(例えば、自転車を利用して走行する場合)において、ユーザが締め付けレバー416を操作し、締め付け軸412上で締め付けレバー416と調節ねじ414との間に位置する第1延長部310の一部分と第2延長部320の一部分とを密着させることによって、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持するようになる。
より詳細には、以下で、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例において後述する間接締め付け型クランプ450と比較すると、より堅固に第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持できるという点で有利である。
すなわち、後述する間接締め付け型クランプ450に比べて、直接締め付け型クランプ410によると、第1延長部310と第2延長部320との間の間隔が2倍〜3倍さらに短いので、その分だけより大きな密着力を有するようになる。
特に、上述した多数の突起330が設けられる場合、第1延長部310と第2延長部320との間の間隔が突起330の高さ以上でなければならないが、このような間隔まで考慮すると、後述する間接締め付け型クランプ450よりも直接締め付け型クランプ410が有利である。
一方、直接締め付け型クランプ410は、ユーザの意思とは関係なく締め付けレバー416が操作されることによって、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結されている状態が解除されることを防止するために、締め付けレバー416が操作されないように締め付けレバー416を第1延長部310又は第2延長部320に固定させるフック418をさらに含むことができる。
このとき、フック418は、締め付けレバー416が操作されないように締め付けレバー416を第1延長部310又は第2延長部320に固定させる限り、その形状及び構造には制限がない。
しかし、より詳細な説明のために、図12を参照すると、フック418は、締め付けレバー416の側部に弾性を有する環状に形成することができ、このように形成されたフック418は、締め付けレバー416を締め付けるときは、弾性によって第2延長部320に設けられた係止突起を乗り越えながら係止され、締め付けレバー416を解除するときにも弾性によって第2延長部320に設けられた係止突起を乗り越えながら抜け出るようになる。
このようなフック418は、説明の便宜上、直接締め付け型クランプ410と連係して説明したが、必ずしもこれに限定されることはなく、場合に応じては、間接締め付け型クランプ450にも適用可能であることは当然である。
一方、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例に比べて追加される技術的特徴として、他の一実施例はスプリング500をさらに含むことができる。
ここで、スプリング500は、ユーザの意思によって第1延長部310を基準にして第2延長部320が回転するとき、第1延長部310と第2延長部320との間に発生する摩擦力を減少させるための構成要素である。
すなわち、スプリング500は、第1延長部310及び第2延長部320のうち外周側のいずれか一つの内側端部とこれに対向する内周側の他のいずれか一つの外側端部との間に設けられ、第1延長部310と第2延長部320との間に発生する摩擦力を減少させる。
言い換えると、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例を示した図8〜図10を例に挙げて説明すると、スプリング500は、第1延長部310の外側端部とこれに対向する第2延長部320の内側端部との間に設けられ、ロッキングユニット400としての直接締め付け型クランプ410が第1延長部310と第2延長部320とが連結された状態を維持させることを解除させたとき、第1延長部310と第2延長部320との間に発生する摩擦力を減少させ、第2延長部320の回転を円滑にする。
次に、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例は、図13〜図18に示した通りである。
すなわち、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの更に他の一実施例は、上述した一実施例及び他の一実施例とは異なり、ロッキングユニット400が他の構成要素で代替されるという点で差があるだけで、他の技術的特徴が追加されないものである。以下では、各図面別にロッキングユニット400がどのような他の構成要素で代替されるのかを説明する。
まず、図13に示した更に他の実施例によると、ロッキングユニット400は直接締め付け型両軸ねじ420で構成される。
このとき、直接締め付け型両軸ねじ420は、第1延長部310と第2延長部320の中心軸に沿って第1延長部310と第2延長部320を横切る締め付け軸422と、締め付け軸422の一端部に装着される第1ねじ部424と、締め付け軸422の他端部に装着される第2ねじ部426とを含んで構成される。
このように構成されるロッキングユニット400としての直接締め付け型両軸ねじ420によると、第1ねじ部424及び第2ねじ部426のうちいずれか一つを締め付けると、第1ねじ部424と第2ねじ部426との間に位置する第1延長部310の一部分と第2延長部320の一部分とが密着することによって、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持するようになる。
一方、図14に示した更に他の実施例によると、ロッキングユニット400は貫通ねじ430で構成される。
このとき、貫通ねじ430は、第1延長部310の側部と第2延長部320の側部を横切って貫通し、第1延長部310と第2延長部320を拘束する楔状の構成要素である。
このような貫通ねじ430によると、第1延長部310の側部と第2延長部320の側部が貫通ねじ430の締め付けを通じて密着することによって、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持するようになる。
一方、図15に示した更に他の実施例によると、ロッキングユニット400は締め付けねじ440で構成される。
このとき、締め付けねじ440は、第1延長部310の側部に突出形成された第1フランジ312と第2延長部320の側部に突出形成された第2フランジ322とを連結する形態の構成要素である。
このような締め付けねじ440によると、第1フランジ312と第2フランジ322とが締め付けねじ440の締め付けを通じて接近されることによって、第1フランジ312と連結された第1延長部310と第2フランジ322と連結された第2延長部320とが互いに連結された状態を維持するようになる。
一方、図16に示した更に他の実施例によると、ロッキングユニット400は、ワイヤ610及び調節レバー640を含む直接締め付け型ユニット600で構成することができる。
このとき、ワイヤ610は、第1延長部310と連結された一側と第2延長部320と連結された他側との間をループ状に連結し、ループの内周に第2固定具200の外周面が配置される柔軟な材質の紐状の構成要素であって、調節レバー640は、ワイヤ610の他側に装着され、ワイヤを引っ張る構成要素である。
このように構成される直接締め付け型ユニット600によると、調節レバー640を操作すると、ワイヤ610が引っ張られることによってワイヤ610の一側と他側との間のループが短くなることによって、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持するようになる。
このように直接締め付け型ユニット600と共にロッキングユニット400を構成すると、第2固定具200を含み、ハンドルバー2を貫通しなくてもよいという点でハンドルバー2を取り替えるのに非常に有利であることはもちろん、ワイヤ610の材質をうまく選択すると、場合に応じて上述したスプリング500の役割も行えるという点で有利である。
一方、第1延長部310と第2延長部320にそれぞれ連結されるワイヤ610の一側と他側には比較的大きな力が作用するので、連結地点をさらに堅固にする必要があり、ワイヤ610の一側にはワイヤ連結具620を備え、ワイヤ610の他側にはワイヤ調節具630を備えることによって、ワイヤ610の一側と他側に作用する力を分散させることもできる。このようなワイヤ連結具620及びワイヤ調節具630が本発明の権利範囲を制限する構成要素でないことは当然である。
一方、図17及び図18に示した更に他の実施例によると、ロッキングユニット400は、間接締め付け型クランプ450及びその変形例である間接締め付け型両軸ねじ460で構成されるが、これは、上述した更に他の実施例で提示された多様なロッキングユニット400とは異なり、直接締め付けでない間接締め付けによって第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持する。
ここで、間接締め付け型クランプ450は、図17に示したように、第1延長部310及び第2延長部320のうち外周側のいずれか一つ(図面上では第2延長部320の側部)に一定間隔だけ離隔して対をなして突出形成された第3フランジ324と第4フランジ326を横切る締め付け軸452と、締め付け軸452の一端部に装着される調節ねじ454と、締め付け軸452の他端部に装着されるレバー456とを含んで構成される。
このように構成される間接締め付け型クランプ450によると、ユーザの意思によってレバー456を操作するようになり、これによって、締め付け軸452上でレバー456と調節ねじ454との間に位置する第3フランジ324と第4フランジ326とが接近することによって、第1延長部310及び第2延長部320のうち外周側のいずれか一つ(図面上では第2延長部320に該当)の外周面を縮小させ、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持する。
このとき、第1延長部310及び第2延長部320のうち外周側のいずれか一つ(図面上では第2延長部320に該当)は、材質を考慮すると、完全な円筒状でない側部が長手方向に沿って一部開放された円筒状に構成されることが、外周面が縮小されるときに有利である。
一方、間接締め付け型両軸ねじ460は、図18に示したように、図17を参照して説明した第3フランジ324と第4フランジ326を横切る締め付け軸462と、締め付け軸462の一端部に装着される第1ねじ部464と、締め付け軸462の他端部に装着される第2ねじ部466とを含んで構成される。
このように構成される間接締め付け型両軸ねじ460によると、ユーザの意思によって、第1ねじ部464及び第2ねじ部466のうちいずれか一つを締め付けると、第1ねじ部464と第2ねじ部466との間に位置する第3フランジ324と第4フランジ326とが近接することによって、第1延長部310及び第2延長部320のうち外周側のいずれか一つ(図面上では第2延長部320に該当)の外周面を縮小させ、第1延長部310と第2延長部320とが互いに連結された状態を維持する。
このときにも、上述したように、第1延長部310及び第2延長部320のうち外周側のいずれか一つ(図面上では第2延長部320に該当)は、側部が長手方向に沿って一部開放された円筒状に構成されることが、外周面が縮小されるときに有利である。
最後に、図19〜図21を参照して、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの一実施例の作用及び効果に対して詳細に説明する。
このとき、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムに対して、上述したように多様な実施例があるが、このうち実際に製品化する予定にある図19〜図21に示した実施例を基準にして説明する。但し、このような特定の実施例を基準にして説明するとして、本発明の権利範囲がこれに限定されないことは当然であると言える。
まず、自転車を利用して走行中にあるときは、図19に示したように、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの実施例に含まれた第1延長部310と第2延長部320とが密着し、多数の突起330までも噛み合っている状態で連結された状態を維持し、このとき、ハンドルバー2はフォークチューブ1に対して垂直な状態に置かれる。
しかし、自転車をこれ以上利用せずに保管しようとするときは、図20に示したように、本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの実施例に含まれた直接締め付け型クランプ410の締め付けレバー416を引っ張り、締め付け軸412上の第1延長部310と第2延長部320との間の間隔を広げる。
このように第1延長部310と第2延長部320との間の間隔が広くなると、ユーザの意思によって第2延長部320が第1延長部310に対して回転するようになり、これによって、ハンドルバー2はフォークチューブ1に対して回転するようになる。
このようにハンドルバー2が回転し、図21に示したように、フォークチューブ1に並んで置かれると、直接締め付け型クランプ410の締め付けレバー416を元の位置に戻し、締め付け軸412上の第1延長部310と第2延長部320との間の間隔を狭める。
このように第1延長部310と第2延長部320との間の間隔が狭くなると、ユーザの意思とは関係なく、第2延長部320は第1延長部310に対して回転しなくなり、自転車を安定的に保管できるようになる。
このように作用する本発明に係るハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステムの実施例によると、本発明が解決しようとした課題、すなわち、自転車用ステムのタイプがクイルタイプであるのか、それともスレッドレスタイプであるのかとは関係なく、自転車の保管時にハンドルバーをフォークチューブに並べて隣接するように置くことによって、安定的に保管の便利性を向上させることができる。
以上では、本発明の特定の実施例を説明して図示したが、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく多様に修正及び変形可能であることは、この技術分野で通常の知識を有する者にとって自明である。よって、そのような修正例又は変形例は、本発明の技術的思想や観点から個別的に理解してはならなく、変形した各実施例は本発明の特許請求の範囲に属するものと言えるだろう。
1:フォークチューブ
2:ハンドルバー
3:アクセサリ据置台
10a:従来のクイルタイプの自転車用ステム
10b:従来のスレッドレスタイプの自転車用ステム
100:第1固定具
200:第2固定具
300:連結具
310:第1延長部 320:第2延長部
330:多数の突起
400:ロッキングユニット
410:直接締め付け型クランプ 420:直接締め付け型両軸ねじ
430:貫通ねじ 440:締め付けねじ
450:間接締め付け型クランプ 460:間接締め付け型両軸ねじ
500:スプリング
600:直接締め付け型ユニット
610:ワイヤ 620:ワイヤ連結具
630:ワイヤ調節具 640:調節レバー

Claims (5)

  1. 操向輪が装着されたフォークチューブと前記操向輪の方向を調整するために設けられたハンドルバーとを互いに連結する自転車用ステムであって、
    前記フォークチューブの上端部に連結される第1固定具;前記ハンドルバーの中央部に連結される第2固定具;及び前記第1固定具と前記第2固定具との間に設けられる連結具;を含み、
    前記連結具を回転させ、地面に対して垂直な前記第1固定具の中心軸と前記第2固定具の中心軸との間の垂直な角度を減少させるように前記第2固定具の中心軸を位置させることによって、自転車の保管時に前記ハンドルバーを前記フォークチューブに隣接するように置くことができ、
    前記連結具は、
    前記第1固定具の側部から延びて円筒状に形成された第1延長部と、前記第2固定具の側部から延びて円筒状に形成された第2延長部と、を含み、
    前記第1延長部及び前記第2延長部のうちいずれか一つが他のいずれか一つに挿入されて互いに連結され、
    ユーザの意思とは関係なく前記第1延長部を基準にして前記第2延長部が回転することを防止できるように、前記第1延長部と前記第2延長部とが外側で接する部分において、多数の突起が互いに噛み合っており、
    記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させるロッキングユニットをさらに含み、
    前記ロッキングユニットは、
    前記第1延長部と前記第2延長部との中心軸に沿って前記第1延長部と前記第2延長部とを横切る締め付け軸と、前記締め付け軸の一端部に装着され、前記第1延長部又は前記第2延長部の内部に位置する調節ねじと、前記締め付け軸の他端部に装着され、前記第1延長部又は前記第2延長部の外部に位置する締め付けレバーと、を含む直接締め付け型クランプで構成され、
    ユーザが前記締め付けレバーを操作すると、前記締め付けレバーと前記調節ねじとの間の距離が短くなり、前記第1延長部の一部分と前記第2延長部の一部分とが密着することによって、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結された状態を維持させ
    前記ユーザの意思によって前記第1延長部を基準にして前記第2延長部が回転するとき、前記第2延長部と前記ハンドルバーとが同一の回転軸上で回転できるように、前記第2延長部の中心軸を横切る前記締め付け軸の中心軸が前記ハンドルバーの中心軸も共に横切ることを特徴とする
    ハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステム。
  2. 前記第1固定具の中心軸と前記第2固定具の中心軸との間の減少する角度は70度〜90度であることを特徴とする、請求項1に記載のハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステム。
  3. 前記多数の突起は、
    前記連結具が回転するとき、互いに対向していた突起から離脱し、他の突起と対向することが反復され、反復回数が4回以下であることを特徴とする、請求項1又は2記載のハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステム。
  4. 前記直接締め付け型クランプは、
    ユーザの意思とは関係なく前記締め付けレバーが操作されることによって、前記第1延長部と前記第2延長部とが互いに連結されている状態が解除されることを防止するために、前記締め付けレバーが操作されないように前記締め付けレバーを前記第1延長部又は前記第2延長部に固定させるフックをさらに含むことを特徴とする、請求項1、2又は3記載のハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステム。
  5. ユーザの意思によって前記第1延長部を基準にして前記第2延長部が回転するとき、前記第1延長部と前記第2延長部との間に発生する摩擦力を減少させるために、前記第1延長部及び前記第2延長部のうち外周側のいずれか一つの内側端部と前記内側端部に対向する内周側の他のいずれか一つの外側端部との間に設けられるスプリングをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載のハンドルバーの位置を変更できる自転車用ステム。
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