JP6414772B2 - コネクタおよびコネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタおよびコネクタ装置に関する。
従来から、電線と基板との間を接続するために用いられるコネクタ装置が知られている。従来のコネクタ装置は、電線の先端にコンタクトが取り付けられ、当該コンタクトがハウジングに挿入されるプラグコネクタと、基板側に取り付けられるレセプタクルコネクタとを備える。
このようなコネクタ装置に用いられるコンタクトは、例えば特許文献1などに開示されている。電線に取り付けられているコンタクトがハウジングに挿入された状態のプラグコネクタがレセプタクルコネクタに挿入されることによって、プラグコネクタのコンタクトとレセプタクルコネクタのポストとが電気的に接続される。これにより、コンタクトに取り付けられている電線の芯線とポストに接続されている導電部材とが電気的に接続される。
特開平6−223665号公報
しかしながら、従来のコネクタでは、プラグコネクタがレセプタクルコネクタに結合されている状態でプラグコネクタおよび電線の少なくとも一方に振動が与えられた場合、当該電線に取り付けられているコンタクトが振動する。このため、従来のコネクタでは、コンタクトの接点部がポストに接触している状態で振動することによって、接点部の摩耗が発生するという問題があった。特に、コネクタ装置が自動車に搭載される場合、コンタクトに発生する振動が多くかつ大きいので、コンタクトの接点部が摩耗する可能性が非常に高くなる。
本発明は上記の点に鑑みて為された発明であり、本発明の目的は、コンタクトの振動によるコンタクトの接点部の摩耗を低減させることができるコネクタおよびコネクタ装置を提供することにある。
本発明のコネクタは、導電性を有し電線に取り付けられる長尺状のコンタクトと、前記コンタクトを収納するための内部空間が形成されたハウジングとを備える。前記電線は、導電性の芯線と、前記芯線を覆う絶縁性の被覆部とを含む。前記コンタクトは、接点部と、接続部と、固定部と、突出部とを含む。前記接点部は、前記コンタクトが前記ハウジングに収納されているときに導電部材に電気的に接続される。前記接続部は、前記電線の前記芯線に電気的に接続される。前記固定部は、前記コンタクトの長手方向において前記接続部を挟んで前記接点部とは反対側に設けられ前記電線の前記被覆部を固定する。前記突出部は、前記長手方向において前記固定部を挟んで前記接続部とは反対側の端部に突出して設けられ、少なくとも前記長手方向と直交する所定方向において前記内部空間内での前記コンタクトの移動量を低減させる。前記突出部は、前記長手方向において前記端部に前記固定部とは反対側に向かって設けられた基部を含む。前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側の部位は、前記固定部、および、前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側とは反対側の部位よりも幅細である。前記固定部、前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側の部位、および、前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側とは反対側の部位は、前記電線の外周に沿うように前記長手方向に並んで形成されている。
このコネクタにおいて、前記突出部は、前記長手方向における前記基部の両側から延びて設けられた一対の延設部を含むことが好ましい。
このコネクタにおいて、前記内部空間の一対の内面には、前記コンタクトが前記ハウジングに収納されているときに前記一対の延設部の先端が導入される一対の凹部が形成されていることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記一対の延設部は、互いの先端が対向するように形成されていることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記突出部は、前記一対の延設部の各々の外面に設けられた突起部をさらに含むことが好ましい。
このコネクタにおいて、前記一対の延設部の各々は、先端が前記内部空間の内面に接触することが好ましい。
このコネクタにおいて、前記一対の延設部の各々は、前記長手方向の前記固定部側において、前記固定部に近づくにつれて前記基部から先端までの長さが短くなるようにテーパ状に形成されていることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記基部は、前記長手方向を法線方向とする断面の形状が円弧状になるように形成されていることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記基部の前記断面の形状は、前記電線の外周に沿った円弧状であることが好ましい。
このコネクタにおいて、前記基部は、前記固定部の中央部分から前記長手方向に突出して設けられていることが好ましい。
本発明のコネクタ装置は、前記コネクタと、前記導電部材を含み前記コネクタが結合されるレセプタクルコネクタとを備える。
本発明では、コンタクトの振動によるコンタクトの接点部の摩耗を低減させることができる。
実施形態に係るプラグコネクタの要部を示す概略図である。 実施形態に係るコネクタ装置の斜視図である。 実施形態に係るコンタクトの斜視図である。 実施形態に係るコンタクトの斜視図である。 実施形態に係るプラグコネクタおよびレセプタクルコネクタの斜視図である。 実施形態に係るプラグコネクタおよびレセプタクルコネクタの斜視図である。 実施形態に係るプラグコネクタおよびレセプタクルコネクタの要部の断面図である。 実施形態に係るコネクタ装置の斜視図である。 実施形態に係るプラグコネクタにおいてコンタクトがハウジングに収納された状態を説明するための説明図である。 比較例のプラグコネクタにおいてコンタクトがハウジングに収納された状態を説明するための説明図である。 実施形態に係るプラグコネクタの変形例の要部を示す概略図である。 実施形態に係るコンタクトの変形例の斜視図である。
以下の実施形態に係るコネクタ(プラグコネクタ)では、コンタクトの長手方向において、固定部を挟んで接続部とは反対側に設けられた突出部をコンタクトが備え、当該突出部が、ハウジング内でのコンタクトの接点部の位置ずれを低減させる。
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係るプラグコネクタおよびコネクタ装置の詳細について説明する。
本実施形態に係るコネクタ装置1は、図2に示すように、プラグコネクタ2と、プラグコネクタ2が結合されるレセプタクルコネクタ3とを備えている。コネクタ装置1は、例えば自動車などの車両において、電線と基板との間を接続するために用いられる。コネクタ装置1は、いわゆる基板対電線用のコネクタ装置である。なお、コネクタ装置1は、車両に限らず、車両以外に用いられてもよい。
プラグコネクタ2は、図1に示すように、複数の長尺状のコンタクト4と、絶縁性のハウジング5とを備えている。本実施形態のプラグコネクタ2は、本発明のコネクタに相当する。ハウジング5には、複数のコンタクト4をそれぞれ収納するための複数の内部空間51が形成されている。
電線6は、芯線61(図7参照)と、芯線61を覆う被覆部62とを備えている。芯線61は、導電材料で形成されており、導電性を有している。被覆部62は、絶縁材料で形成されており、絶縁性を有している。
続いて、各コンタクト4について図3,4を参照しながら説明する。なお、図3,4は、電線6に取り付けられたときのコンタクト4の状態を示すが、図3は、電線6の図示を省略している。
コンタクト4は、基部41と、接点部42と、接続部43と、固定部44と、カエシ45と、突出部46とを備えている。より詳細には、コンタクト4は、例えば板金に曲げ加工などを施すことによって、基部41と接点部42と接続部43と固定部44とカエシ45と突出部46とを一体に備えている。コンタクト4は、導電性を有し、電線6に取り付けられる部材である。
接点部42は、コンタクト4がハウジング5(図1参照)に収納されたプラグコネクタ2がレセプタクルコネクタ3に結合されたときに後述のポスト(導電部材)31(図2参照)に電気的に接続される。接点部42は、第1の接触子421と、第2の接触子422とを備えている。第1の接触子421および第2の接触子422は、基部41の方向91に沿った両側から方向91と直交する方向92に延びて設けられている。
第1の接触子421および第2の接触子422は、方向91および方向92に直交する方向93に対向して配置され、後端側が固定端となり、前側に向かうにつれて互いに近づく向きに傾斜するように曲げ形成されている。すなわち、第1の接触子421および第2の接触子422は、方向93において撓み自在に形成されている。第1の接触子421および第2の接触子422は、コンタクト4がハウジング5内に収納されたプラグコネクタ2がレセプタクルコネクタ3に結合されたときに、ハウジング5内のポスト(導電部材)31を挟み、ポスト31に弾性接触するようになっている。
接続部43は、両端部を曲げて電線6の芯線61をカシメ固定することによって、電線6の芯線61に電気的に接続される。
固定部44は、コンタクト4の長手方向である方向91において、接続部43を挟んで接点部42とは反対側に設けられている。固定部44は、電線6の被覆部62を固定する。より詳細には、固定部44は、両端部を曲げて電線6の被覆部62を固定する。
突出部46は、方向91と直交する方向92および方向93において、ハウジング5の内部空間51内でのコンタクト4の移動量を低減させる。突出部46は、方向91において、固定部44を挟んで接続部43とは反対側の端部に突出して設けられている。すなわち、突出部46は、方向91において固定部44の後端部から後ろ方向に突出して設けられている。突出部46は、突起状に形成されている。突出部46は、基部461と、一対の延設部462,463とを一体に備えている。
基部461は、方向91において、固定部44を挟んで接続部43とは反対側の端部から固定部44とは反対側に向かって設けられている。すなわち、基部461は、方向91において、固定部44の後端側に接続される。
また、基部461は、方向91を法線方向とする断面の形状が円弧状になるように形成されている。より詳細には、基部461の断面形状は、電線6の外周に沿った円弧状である。
さらに、基部461は、固定部44の中央部分から方向91に突出して設けられている。これにより、固定部44が被覆部62を固定するために固定部44の両端部分が曲げられても、突出部46の位置は変わらないため、突出部46への影響が少ない。これにより、突出部46を後述の凹部531,532(図1参照)に精度よく係合させることができる。
一対の延設部462,463は、基部461の方向91に沿った両側から延びて設けられている。すなわち、一対の延設部462,463は、方向91と直交する方向93に沿って基部461から延びて設けられている。
一対の延設部462,463の各々は、方向91の固定部44側において、固定部44に近づくにつれて基部461から先端までの長さが短くなるようにテーパ状に形成されている。すなわち、各延設部462,463の前端部は、方向91において、固定部44側になるにつれて幅が狭くなるようにテーパ状に形成されている。さらに言い換えると、コンタクト4がハウジング5(図1参照)に挿入される場合に、各延設部462,463のうち、ハウジング5の内部空間51に最初に挿入される部分ほど幅が狭くなるようにテーパ状に形成されている。上記幅とは、方向93における基部461から延設部462,463の先端までの長さのことである。これにより、コンタクト4がハウジング5に挿入されるときに、延設部462,463をハウジング5に引っかかりにくくすることができる。その結果、突出部46によってコンタクト4の全長が長くなっても、コンタクト4を容易にハウジング5に挿入することができる。
続いて、ハウジング5について図1,5〜7を参照しながら説明する。
図5に示すように、ハウジング5は、絶縁性を有する合成樹脂の成型品からなり、コンタクト4が挿入される複数の内部空間51が形成されている。
各内部空間51は、ハウジング5の前後両面に開口しており、ハウジング5の後面の開口から内部空間51に、電線6が取り付けられたコンタクト4が挿入される。
図1,5に示すように、内部空間51の一対の内面(側面511,512)には、コンタクト4がハウジング5に収納されているときに延設部462,463の先端が導入される一対の凹部531,532が形成されている。図1に示すように、凹部531は、突出部46の延設部462が導入される溝形状に形成され、凹部532は、突出部46の延設部463が導入される溝形状に形成されている。すなわち、突出部46の延設部462が溝状の凹部531に係合し、突出部46の延設部463が溝状の凹部532に係合する。
各コンタクト4は、電線6が接続された後、内部空間51に挿入される。コンタクト4が所定の位置まで挿入されると、図6に示すように、コンタクト4の一部を切り起こして形成されたカエシ45がハウジング5の孔52と係止することによって、コンタクト4が内部空間51に配置された状態で保持される。コンタクト4が内部空間51に配置された状態では、コンタクト4が備える第1の接触子421および第2の接触子422は、方向93において対向して配置される。これにより、プラグコネクタ2がレセプタクルコネクタ3に挿入されると、第1の接触子421および第2の接触子422が、対応するポスト31に接触する。その結果、ポスト31が電線6の芯線61に電気的に接続される。
このようなプラグコネクタ2において、コンタクト4の突出部46では、基部461が内部空間51の上面513(図9参照)に接触する。そして、一対の延設部462,463がハウジング5の凹部531,532に係合し、一対の延設部462,463の各々の先端が内部空間51の内面(側面511,512)に接触する。これにより、電線6が方向92に振動しても方向93に振動しても、ハウジング5の内部空間51内におけるコンタクト4の移動量が低減される。その結果、コンタクト4の接点部42の位置ずれを低減させることができる。
次に、レセプタクルコネクタ3について図5,6を参照しながら説明する。
レセプタクルコネクタ3は、図6に示すように、複数のポスト(導電部材)31と、複数のポスト31を支持するハウジング32と、ハウジング32の強度および接着強度を保持する保持部材35とを備えている。レセプタクルコネクタ3には、プラグコネクタ2が着脱自在に接続される。
各ポスト31は、レセプタクルコネクタ3にプラグコネクタ2が結合されているときに、コンタクト4の第1の接触子421および第2の接触子422(図7参照)に電気的に接続される。
ハウジング32は、絶縁性を有する合成樹脂の成型品からなり、図5に示すように、プラグコネクタ2が挿入される挿入口33が一面(後面)に開口した角筒状に形成されている。
本実施形態に係るコネクタ装置1は上記のような構成を有しており、プラグコネクタ2はレセプタクルコネクタ3に対して以下のような手順で結合される。
プラグコネクタ2のハウジング5が、レセプタクルコネクタ3のハウジング32の挿入口33に挿入されると、各コンタクト4の第1の接触子421と第2の接触子422との間にポスト31が挿入される。第1の接触子421および第2の接触子422がポスト31に方向93の両側から接触することで、ポスト31がコンタクト4およびコンタクト4に取り付けられている電線6の芯線61に電気的に接続される。
プラグコネクタ2のハウジング5が、レセプタクルコネクタ3のハウジング32の挿入口33内の所定位置まで挿入されると、ハウジング5の突起部54がハウジング32の孔34に係止する。これにより、プラグコネクタ2およびレセプタクルコネクタ3は、結合された状態で保持される。
このようなコネクタ装置1において、図9に示すように、コンタクト4の突出部46の延設部462,463がハウジング5の凹部531,532に係合する。これにより、電線6が振動したとしても、延設部462,463によって、コンタクト4がハウジング5の内部空間51内で振動するのが低減される。一方、図10に示す比較例のコネクタ8では、コンタクト81が突出部を備えていないので、電線6が振動すると、コンタクト81もハウジング82の内部空間83内で大きく振動する。その結果、本実施形態のコンタクト4は、比較例のコンタクト81に比べて、接点部42の振動(揺れ量)を低減させることができる。
本実施形態に係るコネクタ装置1は、例えば、図8に示すように、車載用LED装置7に用いられる。図8の例では、レセプタクルコネクタ3は、LEDチップ71が実装された基板72に実装されている。プラグコネクタ2には、電線6に取り付けられたコンタクト4がハウジング5に挿入されている。このようなプラグコネクタ2がレセプタクルコネクタ3に接続されることによって、各電線6と基板72の配線回路とが電気的に接続される。
以上説明した本実施形態に係るプラグコネクタ2では、コンタクト4の長手方向である方向91において固定部44を挟んで接続部43とは反対側の端部に突出して設けられた突出部46をコンタクト4が備える。そして、突出部46は、少なくとも長手方向と直交する所定方向(方向92,93)においてハウジング5の内部空間51内でのコンタクト4の移動量を低減させる。これにより、本実施形態に係るプラグコネクタ2では、ハウジング5の内部空間51内でのコンタクト4の接点部42の位置ずれを低減させることができるので、接点部42の摩耗を低減させることができる。特に自動車に搭載された場合に、振動が多いが、本実施形態に係るコネクタ装置1では、接点部42の摩耗を低減させることができる。
また、本実施形態に係るプラグコネクタ2では、突出部46が固定部44とは独立して設けられているので、突出部46に対して振動抑制に特化した設計(形状・寸法設定)を行うことができる。
さらに、本実施形態に係るプラグコネクタ2では、各延設部462,463がテーパ状に形成されている。これにより、本実施形態に係るプラグコネクタ2では、コンタクト4がハウジング5内に挿入されるときに、各延設部462,463をハウジング5に引っかかりにくくすることができる。その結果、突出部46によって長手方向(方向91)におけるコンタクト4の全長が長くなっても、コンタクト4を容易にハウジング5に挿入することができる。特に、クリアランスが小さくなっていても、コンタクト4をハウジング5に挿入しやすくすることができる。
また、本実施形態に係るプラグコネクタ2では、突出部46の基部461が、固定部44の中央部分から突出して設けられている。これにより、本実施形態に係るプラグコネクタ2では、固定部44が電線6の被覆部62を固定するために固定部44の両端部分が曲げられても、突出部46の位置が変わらないため、被覆部62の固定による突出部46への影響が少ない。
なお、プラグコネクタ2は、コンタクト4に代えて、図11,12に示すコンタクト4aを備えていてもよい。各コンタクト4aについて図11,12を参照しながら説明する。なお、図11,12は、電線6に取り付けられたときのコンタクト4aの状態を示すが、図12は、電線6の図示を省略している。
コンタクト4aは、図12に示すように、基部41aと、接点部42aと、接続部43aと、固定部44aと、カエシ45aと、突出部46aとを備えている。より詳細には、コンタクト4aは、例えば板金に曲げ加工を施すことによって、基部41aと接点部42aと接続部43aと固定部44aとカエシ45aと突出部46aとを一体に備えている。コンタクト4aは、コンタクト4と同様に、方向91に沿って電線6が取り付けられる部材である。また、接点部42aは、第1の接触子421aと、第2の接触子422aとを備えている。なお、基部41a、接点部42a、接続部43a、固定部44a、カエシ45aは、基部41、接点部42、接続部43、固定部44、カエシ45とそれぞれ同様の構成である。また、第1の接触子421aは第1の接触子421と同様の構成であり、第2の接触子422aは第2の接触子422と同様の構成である。
突出部46aは、コンタクト4aの方向91において、固定部44aを挟んで接続部43aとは反対側に設けられている。突出部46aは、基部461aと、一対の延設部462a,463aと、一対の突起部464,465とを一体に備えている。なお、基部461aは、基部461とほぼ同じ形状である。
一対の延設部462,463は、互いの先端が対向するように形成されている。すなわち、一対の延設部462a,463aは、基部461aから方向92に向かって延びて設けられている。
突起部464,465は、一対の延設部462a,463aの各々の外面に設けられている。
このようなコンタクト4aがハウジング5に挿入されると、図11に示すように、コンタクト4aの突出部46aでは、基部461aが内部空間51の上面513に接触し、一対の延設部462a,463aの各々の先端が内部空間51の下面514に接触する。これにより、電線6が方向92に振動しても、基部461aおよび延設部462a,463aによって、方向92におけるコンタクト4の移動量が低減される。また、一対の突起部464,465が内部空間51の側面511,512に接触する。これにより、電線6が方向93に振動しても、突起部464,465によって、方向93におけるコンタクト4aの移動量が低減される。その結果、図11に示すコンタクト4aは、比較例のコンタクト(図10参照)に比べて、接点部42aの位置ずれを低減させることができる。
1 コネクタ装置
2,2a プラグコネクタ(コネクタ)
3 レセプタクルコネクタ
31 ポスト(導電部材)
4,4a コンタクト
42,42a 接点部
43,43a 接続部
44,44a 固定部
46,46a 突出部
461,461a 基部
462,462a,463,463a 延設部
464,465 突起部
5 ハウジング
51 内部空間
511 側面(内面)
512 側面(内面)
513 上面(内面)
514 下面(内面)
531,532 凹部
6 電線
61 芯線
62 被覆部

Claims (11)

  1. 導電性を有し電線に取り付けられる長尺状のコンタクトと、
    前記コンタクトを収納するための内部空間が形成されたハウジングとを備え、
    前記電線は、
    導電性の芯線と、
    前記芯線を覆う絶縁性の被覆部とを含み、
    前記コンタクトは、
    前記コンタクトが前記ハウジングに収納されているときに導電部材に電気的に接続される接点部と、
    前記電線の前記芯線に電気的に接続される接続部と、
    前記コンタクトの長手方向において前記接続部を挟んで前記接点部とは反対側に設けられ前記電線の前記被覆部を固定する固定部と、
    前記長手方向において前記固定部を挟んで前記接続部とは反対側の端部に突出して設けられ、少なくとも前記長手方向と直交する所定方向において前記内部空間内での前記コンタクトの移動量を低減させる突出部とを含み、
    前記突出部は、前記長手方向において前記端部に前記固定部とは反対側に向かって設けられた基部を含み、
    前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側の部位は、前記固定部、および、前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側とは反対側の部位よりも幅細であり、
    前記固定部、前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側の部位、および、前記基部のうちの前記長手方向における前記固定部側とは反対側の部位は、前記電線の外周に沿うように前記長手方向に並んで形成されている
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記突出部は、前記長手方向における前記基部の両側から延びて設けられた一対の延設部を含むことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記内部空間の一対の内面には、前記コンタクトが前記ハウジングに収納されているときに前記一対の延設部の先端が導入される一対の凹部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記一対の延設部は、互いの先端が対向するように形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  5. 前記突出部は、前記一対の延設部の各々の外面に設けられた突起部をさらに含むことを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記一対の延設部の各々は、先端が前記内部空間の内面に接触することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記一対の延設部の各々は、前記長手方向の前記固定部側において、前記固定部に近づくにつれて前記基部から先端までの長さが短くなるようにテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  8. 前記基部は、前記長手方向を法線方向とする断面の形状が円弧状になるように形成されていることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載のコネクタ。
  9. 前記基部の前記断面の形状は、前記電線の外周に沿った円弧状であることを特徴とする請求項8記載のコネクタ。
  10. 前記基部は、前記固定部の中央部分から前記長手方向に突出して設けられていることを特徴とする請求項2〜9のいずれか1項に記載のコネクタ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のコネクタと、
    前記導電部材を含み前記コネクタが結合されるレセプタクルコネクタと
    を備えることを特徴とするコネクタ装置。
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