JP6414446B2 - A/fセンサの保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気ガスに含まれる気体成分を検出するA/Fセンサを保護するためのA/Fセンサの保護装置に関する。
従来、A/Fセンサは内燃機関の排気ガス中の空気過剰率を検出するために設けられている。このA/Fセンサのセンサ信号となる電流をシャント抵抗に流して電圧変換し、この電圧に基づいてセンサをPID制御している(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−256233号公報 特許第4643459号公報
例えば、特許文献1記載の技術を採用するとセンサ制御に係る異常形態の特定可能にできるものの、通常動作時に好適なA/Fセンサの保護動作を行うのに改善の余地がある。
本発明の目的は、通常動作時にA/Fセンサを適切に保護できるようにしたA/Fセンサの保護装置を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、第1手段はA/Fセンサのインピーダンスを取得し、第2手段は第1手段により取得されるインピーダンスに基づいてA/Fセンサの通電を制限するため、通常動作時にA/Fセンサを保護できる。
このとき、第2手段は、制御目標値に制御するための指令電圧値を演算する制御値演算手段と、第1手段により取得されるインピーダンスに応じてA/Fセンサのセンサセルに印加する印加電圧の制限値を演算する制限値演算手段と、制御値演算手段による指令電圧値を制限値演算手段による制限値に応じて制限して指令電圧値とする制御値制限手段と、を備えているため、A/Fセンサの印加電圧を制限することができ、A/Fセンサを保護できる。
全実施形態におけるA/Fセンサ制御装置の機能を概略的に示す機能ブロック図 第1実施形態におけるA/Fセンサの要部の断面構造を模式的に示す縦断側面図 A/Fセンサ制御装置を概略的に示す電気的構成図 DSPの内部構成を概略的に示す機能ブロック図 印加電圧制限部の構成例を概略的に示す回路図 制御の流れを概略的に示すフローチャート 各ノードの状態変化を概略的に示すタイミングチャート A/Fセンサのインピーダンス変化に応じた出力電圧の制限値を概略的に示す図(その1) A/Fセンサのインピーダンス変化に応じた出力電圧の制限値を概略的に示す図(その2) 第2実施形態におけるA/Fセンサ制御装置を概略的に示す電気的構成図 A/Fセンサの要部の断面構造を模式的に示す縦断側面図 第3実施形態においてA/Fセンサ制御装置を概略的に示す電気的構成図 電圧電流変換回路の構成例を概略的に示す回路図 第4実施形態においてA/Fセンサ制御装置を概略的に示す電気的構成図
以下、A/Fセンサの保護装置の幾つかの実施形態を説明する。以下の実施形態中では、各実施形態間で同一機能または類似機能を備えた部分に同一符号を付して説明を行い、後述実施形態においては必要に応じて説明を省略する。
(第1実施形態)
図1〜図9は、第1実施形態の説明図を示す。図1には、A/Fセンサ制御装置100の概略的な電気的構成をブロック図により示している。図1に示すA/Fセンサ制御装置100は、車両用エンジン(図示せず)が排出する排気燃焼ガスを検出ガスとし、排気中の酸素濃度を検出する空燃比を特定するためのA/Fセンサ2又は202の各種制御処理を行う。なお、A/Fセンサ2は2セルタイプのA/Fセンサを示し、A/Fセンサ202は1セルタイプのA/Fセンサを示している。なお、具体例は後述するが、まず本願に係る特徴部分についての機能説明を行う。図1に示す機能ブロック図上では、同一又は類似の制御により各種制御処理を実行可能となる。
A/Fセンサ制御装置100は、機能的に、センサインピーダンス検出部101、センサ信号検出部102、センサインピーダンス演算部103、制御値演算部104、制限値演算部105、制御値制限部106、ヒータ制御部108、及び、駆動部109を備え、これらのブロックによりフィードバック制御ループを構成し、A/Fセンサ2又は202の制御処理及びその保護処理を行う。また、制御値演算部104、制限値演算部105、及び制御値制限部106は、センサ制御部107を構成する。
センサインピーダンス検出部101は、通常動作時のある所定期間T1(後述具体例では図7参照)において、テスト用に変化させた掃引電流をA/Fセンサ2に印加し、この掃引電流に応じた電流変化ΔI及び電圧変化ΔVを検出し、この検出結果をセンサインピーダンス演算部103に出力する。センサインピーダンス演算部103は、これらの電圧変化ΔVを電流変化ΔIで除算し、センサインピーダンスZ(=ΔV/ΔI)を演算し、制限値演算部105に出力する。制限値演算部105は、センサインピーダンスZに基づいて制御値の制限値を演算し、制御値制限部106に出力する。
他方、センサ信号検出部102は、通常動作時のある期間において、A/Fセンサ2の通電電流I(及び/又は電圧V)を検出し、この検出結果を制御値演算部104に出力する。制御値演算部104は、センサ信号検出部102により検出されたA/Fセンサ2又は202の通電電流I(及び/又は電圧V)を用いてA/Fセンサ2又は202の制御値を演算し、制御値制限部106に出力する。
制御値制限部106は、制御値演算部104により演算された制御値が、制限値演算部105により演算された制限値(≦上限値、≧下限値)を満たしているか判定し、この制限値内に入っていれば制御値を駆動部109に出力し、駆動部109を通じてA/Fセンサ2又は202に電流を印加する。また、制御値制限部106は、制御値演算部104により演算された制御値が、制限値演算部105により演算された制限値内に入っていなければ上限値又は下限値を制御値として駆動部109に出力し、駆動部109を通じてA/Fセンサ2又は202に電流を印加する。
また、センサインピーダンス演算部103は、センサインピーダンスZの演算結果についてヒータ制御部108に出力する。ヒータ制御部108は、センサインピーダンスZが所定のインピーダンスとなるようにA/Fセンサ2のヒータ118に対する通電をフィードバック制御しA/Fセンサ2の温度Tを調節する。
以下、具体例を説明する。第1実施形態では、2セルタイプのA/Fセンサ2を制御するためのA/Fセンサ制御装置1に適用した例を示す。図2に、2セルタイプのA/Fセンサ2の構成を示すように、A/Fセンサ2は、2つの固体電解質層111、112を有しており、一方の固体電解質層111には一対の電極119、120が対向配置され、他方の固体電解質層112には一対の電極115、121が対向配置されている。なお、電極119〜121は図の左右対称2か所に見えるが、これらは紙面の前後何れかの部位で連結された同一部材である。図中、114は排気ガス導入孔、116は排気ダクト、117は媒質、118はヒータである。A/Fセンサ2の素子電流の増減は、空燃比の増減(リーン/リッチ)に対応し、例えば空燃比がリーンになれば素子電流は増大し、空燃比がリッチになれば素子電流が減少する。
A/Fセンサ2は、第1センサセルとしてのポンプセル3と、第2センサセルとしての検出セル4を備える。ポンプセル3は固体電解質層111、電極119及び120により構成され、検出セル4は固体電解質層112、電極115及び121により構成される。これらの電極115、119〜121は、A/Fセンサ制御装置1に接続されている。
これらのポンプセル3及び検出セル4を電気的に表すと、図3に示すように抵抗成分及び容量成分を直列接続した回路によって表すことができる。ポンプセル3の両端子(一対の電極)は、A/Fセンサ制御装置1の端子IP−端子VM間に接続されており、検出
セル4の両端子(一対の電極)は、A/Fセンサ制御装置1の端子UN−端子VM間に接続されている。ポンプセル3の他端子と検出セル4の他端子とは電気的に共通接続されている。このポンプセル3は、温度Tが低ければ不活性化状態となり、温度Tが所定温度以上(例えば、700[℃]以上)となると活性化する。また、ポンプセル3は温度Tが低いほどインピーダンスZIpが高く(例えば数kΩ程度)、逆に温度が高いほどインピーダンスZIpが低くなる(例えば50[Ω]程度)。検出セル4のインピーダンスZacもポンプセル3のインピーダンスZIpと同様の特性を備える。
A/Fセンサ制御装置1は、所謂ASIC(特定用途向けIC)により構成される。A/Fセンサ制御装置1は、デジタル制御部、制御回路としてのDSP(Digital Signal Processor)11(第1手段、第2手段、デジタル制御部相当)、電圧バッファ12、13、検出手段としてのシャント抵抗14、D/Aコンバータ15、A/Dコンバータ16、17、電流源18〜20、および記憶部22を接続して構成される。その他、A/Fセンサ制御装置1は外部と通信するための通信インタフェース(図示せず)を備える。記憶部22は、例えば、レジスタ、フラッシュメモリまたはEEPROMなどのメモリによる。電圧バッファ12、13は何れもオペアンプを用いて構成される。シャント抵抗14は、電流検出用に設けられており例えば150[Ω]で構成されている。
DSP11の出力端子にはD/Aコンバータ15が接続されている。このD/Aコンバータ15は、DSP11からDAC指令値を入力するとD/A変換し、電圧バッファ13に出力する。電圧バッファ13は、シャント抵抗14を通じて電圧バッファ12を構成するオペアンプの反転入力端子に信号出力すると共に、端子VMに信号出力する。
電圧バッファ12を構成するオペアンプの非反転入力端子には、例えば所定電圧Vref(例えば電源電圧VDDの1/2の0.5VDD)が与えられており、この非反転入力端子に与えられる所定電圧と、反転入力端子に印加される印加電圧の差分に基づく電流を、端子IPを通じてポンプセル3の一端子に出力する。
また、検出セル4の一端子は端子UNに接続されているが、この端子UNには温度Tの検出用(インピーダンスZの検出用)に主に用いられる第1電流源19及び20と、検出セル4の電圧モニタ時に主に用いられる第2電流源18と、が接続されている。
A/Dコンバータ16は、シャント抵抗14の両端電圧をアナログ入力してA/D変換しDSP11に出力する。A/Dコンバータ17は、端子VM−UN間の電圧をアナログ入力してA/D変換しDSP11に出力する。DSP11は、これらのA/Dコンバータ16、17の両デジタル出力を入力し、図示しないレジスタ(記憶部)に記憶する。そして、DSP11は、このA/Dコンバータ16、17のデジタル出力内容を用いて内部処理する。
図4にDSP11の内部処理ブロックを概略的に示すように、DSP11は、センサインピーダンス演算部(センサインピーダンス演算手段、第1手段相当)31、加減算部32、PID演算部(制御値演算手段)33、制限値演算部(制限値演算手段)34、印加電圧制限部(制御値制限手段)35、を備える。ここで、加減算部32、PID演算部33、制限値演算部34、及び印加電圧制限部35は、センサ制御部37(第2手段相当)を構成する。
センサインピーダンス演算部31は、検出セル4の検出値(検出セルの端子間電圧Vsに対応)をA/Dコンバータ17を通じて入力し、この入力値に基づいてセンサインピーダンスZを演算し取得する。制限値演算部34は、この取得されたセンサインピーダンスZに応じてポンプセル3に印加する印加電圧の制限値を演算する。この演算処理では、上限値Vo-pclampと下限値Vo-mclampを演算処理するが、この内容は後述する。記憶部22は、制限値演算部34の制限値Vo-clampとして、上限値Vo-pclampおよび下限値Vo-mclampを記憶保持する。
加減算部32は、予め定められたPID制御目標値と検出セル4の検出値(検出セルの端子間電圧Vsに対応)の差分を演算し、PID演算部33に出力する。PID演算部33は、この加減算部32が出力する差分値に応じて指令値(指令電圧に対応)を演算する。印加電圧制限部35は、PID演算部33による指令電圧値を、制限値演算部34による制限値に応じて制限し、指令電圧値をDAC指令値としてD/Aコンバータ15に出力する。
図5に示すように、印加電圧制限部35は、PID演算部33の演算結果と上限値Vo-pclampとを比較する比較器41と、PID演算部33の演算結果と下限値Vo-mclampとを比較する比較器42と、比較器41の比較結果に応じて、PID演算部33の演算結果又は上限値Vo-pclampを選択出力するセレクタ43と、比較器42の比較結果に応じてDAC指令値(出力電圧Vo)として選択出力するセレクタ44と、を備える。これにより、印加電圧制限部35は、PID演算結果が上限値Vo-pclampを超えていたときには上限値Vo-pclampをDAC指令値として出力し、PID演算結果が下限値Vo-pclampを下回っていたときには下限値Vo-mclampをDAC指令値として出力する。
ここで、これらの図2〜図5に示す2セルタイプのA/Fセンサ制御装置1を、図1に示したA/Fセンサ制御装置100の各機能部101〜109と照合する。センサインピーダンス検出部101及びセンサ信号検出部102は、検出セル4、ポンプセル3のセル電圧/セル電流を検出するためのシャント抵抗14及びA/Dコンバータ17を用いて構成される。センサインピーダンス演算部103は、センサインピーダンス演算部31を用いて構成される。制御値演算部104は、PID演算部33を用いて構成される。制限値演算部105は、制限値演算部34を用いて構成される。制御値制限部106は、印加電圧制限部35を用いて構成される。センサ制御部107は、DSP11の内部構成(加減算部32、PID演算部33、印加電圧制限部35)を用いて構成される。駆動部109は、D/Aコンバータ15、電圧バッファ13及び12を用いて構成される。なお、ヒータ制御部108は、図2〜図5には図示していないが、実質的にA/Fセンサ2の温度制御を行う。
上記構成の作用について説明する。図6は全体の流れの一例を概略的に示すフローチャートであり、図7は、周期的に行われるインピーダンス演算処理、及び、このインピーダンス演算処理間に行われるPID制御処理の1サイクルについて、タイミングチャートを概略的に示している。
まず、DSP11が、電流掃引タイミングであることを条件として(図6のS1でYES)、第1電流源19及び20から検出セル4に掃引電流を通電させる(図7のT1)。このとき、DSP11は、電源VDD側の電流源19から電流を検出セル4に通電したり、検出セル4からグランド側の電流源20に電流を引いたりすることで、検出セル4、シャント抵抗14を通じて通電し、A/Dコンバータ16を通じてシャント抵抗14の端子間電圧を検出する。また、A/Dコンバータ17を通じて検出セル4の端子間電圧Vsを検出する。
DSP11は、これらのA/Dコンバータ16、17の出力内容を参照し、センサインピーダンス演算部31によりインピーダンスを演算する(図6のS2)。この電流掃引に基づくインピーダンス演算処理は、後述するPID制御処理の回数をカウンタ(図示せず)によりカウントし、このカウント回数が所定回数となるたびに行われ、所謂シーケンス処理に応じて行われる。
その後、DSP11は制限値演算部34によりポンプセル3の印加電圧の制限値を演算処理する(図6のS3)。
ポンプセル3は、その環境温度が低ければインピーダンスZIpが高くなる傾向にあり、環境温度が低い(例えば700℃未満)ときにはポンプセル3が不活性状態となる。ポンプセル3は、不活性状態又は活性状態であってもインピーダンスZIpが所定より高いときには、通電電流量が大きいとポンプセル3の印加電圧が過大となる虞がある。そこで本実施形態では、DSP11が、ポンプセル3の印加電圧に制限値を設けるように演算処理し、この制限値に応じて指令値を制御するようにしている。
本実施形態に示す回路構成の場合、ポンプセル3の印加電圧は、以下のように算出される。ポンプセル3のインピーダンスをZIpとし、検出セル4のインピーダンスをZacとし、ポンプセルの通電電流をIpとし、ポンプセル3及び検出セル4の直列回路を通じて流れる電流をΔI(最大値≒0.001A)とすると、ポンプセル3の印加電圧VIpは、
VIp = ( Ip + ΔI ) × ZIp … (1)
として表される。また、シャント抵抗14の抵抗値をR1とし、電圧バッファ12の出力電圧をVoとする。定常状態では電圧バッファ12を構成するオペアンプの反転入力端子の電圧はVrefで一定となる。ここで例えば、Vref=0.5 × VDDとすると、
電流Ipは、
Ip = (0.5 × VDD − Vo) / R1 …(2)
で表される。これらの(1)(2)式を整理すると、
VIp =((0.5 × VDD − Vo) / R1 + ΔI) × ZIp
…(3)
で表される。
ここで、ポンプセル3のインピーダンスZIpが、検出セル4のインピーダンスZacと関連性がある(例えばZIp=Zac)ときには、この(3)式を用いて、電圧VIpをインピーダンスZacの関数として現すことができる。この電圧VIpを上下の制限電圧範囲(−Vclamp、+Vclamp)で制限かけるとすれば、上限値Vo-pclamp、下限値Vo-mclampは、前述の制限電圧範囲と、検出セル4のインピーダンスZacの関数で現すことができる。
制限値演算部34は、このようにして制限値となる上限値Vo-pclamp、下限値Vo-mclampを演算処理できる。なお、本実施形態では、電源電圧としてVDDの片電源を用いているため、上限値の値がVDDを超える場合には上限値をVDDとし、0Vを下回る場合には下限値を0Vとすると良い。
このように図7に示す期間T1の間(図6のS1でYES)に、インピーダンス演算処理、制限値演算処理が行われる(図6のS2、S3)。これらのインピーダンス演算処理及び制限値演算処理は、予め定められたシーケンスに従って周期的(図7に示す期間TA毎)に期間T1中に行われるが、これらの処理の間、DSP11は、検出セル4の端子間電圧Vs、シャント抵抗14の端子間電圧VR1を取得するように、A/Dコンバータ16、17の出力内容を交互に参照し、ステップS3において演算処理された制限値を用いてPID制御処理を行う(図6のS4〜S10)。
DSP11は、検出セル4の端子間電圧Vsを取得するときにはA/Dコンバータ17の出力内容を参照する(図6のS4)。DSP11は、この検出セル4の端子間電圧Vsを所定電圧(例えば0.45V)とするように、電圧バッファ12を通じてポンプセル3及び検出セル4に流れる電流Ipを増減させることでPID制御する。DSP11は、PID制御処理結果を演算処理し続ける(図6のS5)。
このとき、印加電圧制限部35は、記憶部22に記憶される上限値Vo-pclamp、下限値Vo-mclampを用いると共に、図5に示す比較器41及び42並びにセレクタ43及び44を用いてPID制御の演算結果に制限がかかるか否か判定し(図6のS6)、この判定結果に基づいて、PID制御の演算結果をDAC指令値として出力したり(図6のS7)、上限値Vo-pclamp、下限値Vo-mclampをDAC指令値として出力したりする(図6のS8)。
PID制御処理の演算結果Voと検出セル4のインピーダンスZacとの関係を図8、図9に示す。図8に示すように、演算結果Voが上限値Vo-pclampよりも低く、下限値Vo-mclampよりも高ければ、ステップS5において算出された演算結果VoをDAC指令値としてそのまま設定する。逆に、図9に示すように、例えば演算結果Voが上限値Vo-pclamp以上となれば、ステップS5において算出された演算結果VoをDAC指令値としてそのまま出力せず、インピーダンスZacに応じて一義的に決定される上限値Vo-pclampをDAC指令値として設定する。
また、図示しないが、例えば演算結果Voが下限値Vo-mclamp以下となれば、ステップS5において算出された演算結果VoをDAC指令値としてそのまま出力せず、インピーダンスZacに応じて一義的に決定される下限値Vo-mclampをDAC指令値として設定する。
そして、DSP11は、設定されたDAC指令値をD/Aコンバータ15に出力することで、D/Aコンバータ15及び電圧バッファ12が、このDAC指令値に対応した電圧Voをポンプセル3に印加する。すると、ポンプセル3の印加電圧が変化する。その後、DSP11は、シャント抵抗14に流れる電流検出値をA/Dコンバータ16を通じて取得する(図6のS10)。そして、DSP11は、検出セル4の電圧Vsを取得するようにA/Dコンバータ17の出力を参照し、ステップS3から処理を繰り返す。このように、過電圧保護を図ることができる。
なお、例えばエンジン始動時においては、A/Fセンサ2が不活性状態になっている場合など、インピーダンスZac(又はZIp)が高いときに過電圧が印加されることを防止するため、A/Fセンサ2のインピーダンスZac(又はZIp)に基づいて印加電流を制御すると良い。このとき、印加電圧制限部35は、定められた電圧範囲に制御を行い続けることで、前段ブロック(例えば加減算部32、PID演算部33)の制御動作を無効化することができ、制御を中断することなく継続できる。
本実施形態によれば、センサインピーダンス演算部31は、A/Fセンサ2のインピーダンスとして検出セル4のインピーダンスZacを演算し、DSP11内のセンサ制御部37はこのインピーダンスZacに基づいてA/Fセンサ2に通電する電流を制限しているため、通常動作時に適切な電流を印加することができ、A/Fセンサ2を適切に保護できる。DSP11を用いてデジタル制御しているため、例えばアナログ回路を採用することによる回路規模の拡大を抑制できる。
DSP11の内部では、制御値演算部104となるPID演算部33が制御目標値に制御するための指令電圧値を演算し、制限値演算部105となる制限値演算部34がセンサインピーダンス演算部31により演算されたインピーダンスZに応じてA/Fセンサ2に印加する印加電圧の制限値を演算し、制御値制限部106となる印加電圧制限部35がPID演算部33の指令電圧値を制限値演算部34による制限値に応じて制限して指令電圧値として出力している。このため、A/Fセンサ2の印加電圧を制限することができ、A/Fセンサ2を過電圧から保護できる。また、各種処理をデジタル演算処理により実現することができる。
また、温度Tが上昇すると、インピーダンスZIp、Zacが下降するため、この性質を利用し、センサインピーダンス演算部31(103)は演算したインピーダンスZをヒータ制御部108に出力し、ヒータ制御部108がこのインピーダンスZに応じてヒータ118(図2参照)を温度制御すると良い。これにより、演算されたインピーダンスZをヒータ118の温度制御用途として副次的に利用できる。
また、記憶部22は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリにより構成されているため、記憶部22に記憶される制限値Vo-clamp(上限値Vo-pclamp、下限値Vo-mclamp)を例えば製造時などに外部から書き換えることで、種々のセンサにフレキシブルに対応可能となる。
(第2実施形態)
図10から図11は、第2実施形態の説明図を示す。第2実施形態は、1セルタイプのA/Fセンサ202を制御するためのA/Fセンサ制御装置201に適用した形態について説明する。
図11に示すように、A/Fセンサ202は、固体電解質層53、拡散抵抗層54、遮蔽層55、及び絶縁層56を有し、これらが図の上下に積層されて構成されている。固体電解質層53は、例えば長方形板状のシートにより構成されている。A/Fセンサ202のセンサセル203は、電極57、58が固体電解質層53を挟んで対向配置されることで構成される。拡散抵抗層54は電極57へ排気を導入するための多孔質シートにより構成され、遮蔽層55は排気の透過を抑制するための緻密層により構成される。絶縁層56は高熱伝導性セラミックスにより構成され、電極58に対面する部位には大気ダクト59が形成されている。また、絶縁層56にはヒータ52が埋設されている。ヒータ52は、ヒータ制御部108により制御される。これにより、A/Fセンサ202の温度Tを調整できる。
A/Fセンサ202のセンサセル203の素子電流の増減は空燃比の増減(リーン/リッチ)に対応し、空燃比がリーンになれば素子電流は増大し、空燃比がリッチになれば素子電流が減少する。これにより、A/Fセンサ202は、内燃機関の排気ガスに含まれる気体の状態を実体的に検出するセンサセル203によって構成される。
図10に示すように、A/Fセンサ制御装置201は、制御ロジックにより構成される。A/Fセンサ制御装置201は、デジタル制御部、制御回路としてのDSP211、電圧バッファ213、シャント抵抗214、D/Aコンバータ215、A/Dコンバータ216、217、および記憶部222を接続して構成される。なお、この図10には、第1実施形態で説明した各ブロック11、13〜17、22に対応して同一又は類似機能を備えるブロックに「200」を加算した符号211、213〜217、222を付して示し、必要に応じて説明を省略する。特に、DSP211の内部の電気的ブロックはDSP11の電気的ブロックと同一である。
ここで、この図10に示す1セルタイプのA/Fセンサ制御装置201を、図1に示したA/Fセンサ制御装置100の各機能部101〜109と照合する。センサインピーダンス検出部101及びセンサ信号検出部102は、A/Fセンサ202の電圧/電流を検出するためのシャント抵抗214及びA/Dコンバータ217を用いて構成される。センサインピーダンス演算部103は、センサインピーダンス演算部31を用いて構成される。制御値演算部104は、PID演算部33を用いて構成される。制限値演算部105は、制限値演算部34を用いて構成される。制御値制限部106は、印加電圧制限部35を用いて構成される。センサ制御部107は、DSP211の内部構成(加減算部32、PID演算部33、印加電圧制限部35)を用いて構成される。駆動部109は、D/Aコンバータ215、電圧バッファ213及び212を用いて構成される。
A/Dコンバータ216はシャント抵抗14の端子間電圧VR1をアナログ入力してA/D変換しDSP211にデジタル出力し、A/Dコンバータ217はA/Fセンサ202の端子間電圧Vsをアナログ入力してA/D変換しDSP211にデジタル出力する。DSP211は、A/Dコンバータ216、217の出力内容をレジスタ(図示せず)に記憶することで、当該A/Dコンバータ216、217の出力内容を参照できる。
本実施形態においても、A/Fセンサ制御装置201は、概ね第1実施形態と同様の処理を行うため、図6のフローチャート、図7のタイミングチャートも参照しながら説明する。すなわち、図7に示す期間T1の間、インピーダンス演算処理、制限値演算処理が行われる(図6のS2、S3)が、この際、DSP211は、A/Dコンバータ217を通じてA/Fセンサ202の端子間電圧を検出し、このA/Fセンサ202の端子間電圧を用いてインピーダンス演算処理、制限値演算処理を行う。
図7に示すように、これらのインピーダンス演算処理及び制限値演算処理は、シーケンスに沿って周期的(期間TA毎)に期間T1中に行われるが、これらの処理の間、制御回路211は、センサセル203の端子間電圧Vs、シャント抵抗214の端子間電圧VR1を交互に取得できるように、A/Dコンバータ216、217の出力内容を参照し、図6のステップS3において演算処理された制限値を用いてPID制御処理を行う(図6のS4〜S10)。これらのステップS4〜S10の処理は第1実施形態に説明した内容と同一であるため、その説明を省略する。このように、A/Fセンサ202の過電圧保護を図ることができる。本実施形態のように、1セルタイプのA/Fセンサ制御装置201に適用した場合であっても前述実施形態と同一又は類似の作用効果を奏する。
(第3実施形態)
図12及び図13は第3実施形態の追加説明図を示す。第3実施形態は、A/Fセンサ2に印加する電圧を電流変換して印加するように構成した2セルタイプのA/Fセンサ制御装置301に適用した形態を示す。
図12に示すように、A/Fセンサ制御装置301は、DSP11、電圧バッファ12、13、D/Aコンバータ15、A/Dコンバータ17、電流源18〜20、記憶部22、と共に、電圧電流変換回路60を追加接続して構成される。
図13に示すように、電圧電流変換回路60は、オペアンプ61、62、Pチャネル型のMOSトランジスタ63、Nチャネル型のMOSトランジスタ64、抵抗65及び66を接続して構成されている。オペアンプ61及び62の非反転入力端子は、電圧バッファ12の出力に接続されている。オペアンプ61の出力端子は、MOSトランジスタ63のゲートに接続されており、電源電圧VDDの供給端子とMOSトランジスタ63のソースとの間には抵抗65が接続されている。また、抵抗65とMOSトランジスタ63のソースの共通接続点はオペアンプ61の反転入力端子に接続されている。オペアンプ62の出力端子は、MOSトランジスタ64のゲートに接続されており、MOSトランジスタ64のソースとグランドとの間には抵抗66が接続されている。また、MOSトランジスタ64のソースと抵抗66の共通接続点はオペアンプ62の反転入力端子に接続されている。これにより、電圧電流変換回路60は、入力端子の入力電圧に応じた(比例した)定電流を端子IPに出力できる。
ここで、この図12に示す2セルタイプのA/Fセンサ制御装置301を、図1に示したA/Fセンサ制御装置100の各機能部101〜109と照合するに、駆動部109が、D/Aコンバータ15、電圧バッファ12及び13、電圧電流変換回路60を用いて構成されていること以外は第1実施形態の説明と同様である。
本実施形態では、電圧バッファ13がポンプセル3及び検出セル4間の端子VMに定電圧を印加する。そして、DSP11は、第1電流源19及び20並びにA/Dコンバータ17を用いて検出セル4のインピーダンスZacを定期的に検出し、この検出されたインピーダンスZacに応じて、DSP11がポンプセル3及び検出セル4に印加する電流を制御する。インピーダンスZacの検出処理、制限値演算処理は、電圧電流変換回路60の出力定電流と電圧バッファ13の出力電圧とA/Dコンバータ17の出力内容を用いて行われ、概ね第1実施形態と同様の方法で行われる。
DSP11が、DAC指令値をD/Aコンバータ15に出力すると、電圧バッファ12がこのD/Aコンバータ15の出力電圧をバッファして電圧電流変換回路60に出力し、電圧電流変換回路60が電圧バッファ12の出力電圧に応じた定電流に変換し、定電流をポンプセル3に出力する。このとき、DSP11は、インピーダンスZacに応じて電圧バッファ12の出力電圧を上限値Vo-pclamp及び下限値Vo-mclamp間に制限できるため、これに伴い、ポンプセル3の通電電流も制限できる。このような回路形態であっても、前述実施形態と同一又は類似の作用効果を奏する。また、本実施形態では、シャント抵抗14を設けることなく構成できる。
(第4実施形態)
図14は第4実施形態の追加説明図を示す。第4実施形態は、A/Fセンサ202に印加する電圧を電流変換して印加するように構成した1セルタイプのA/Fセンサ制御装置401に適用した形態を示す。
図14に示すように、A/Fセンサ制御装置401は、DSP211、電圧バッファ212、213、D/Aコンバータ215、A/Dコンバータ217、記憶部222、と共に、電圧電流変換回路60を接続して構成される。電圧電流変換回路60の構成は図13と同様である。
ここで、この図14に示す1セルタイプのA/Fセンサ制御装置401を、図1に示したA/Fセンサ制御装置100の各機能部101〜108と照合するに、駆動部109が、D/Aコンバータ215、電圧バッファ212及び213、電圧電流変換回路60を用いて構成されていること以外は第2実施形態の説明と同様である。
本実施形態では、電圧バッファ213がA/Fセンサ202の端子VS−に定電圧を印加する。そして、DSP211は、A/Dコンバータ217によりA/Fセンサ202の端子間電圧を検出することに応じて、A/Fセンサ202のインピーダンスZを定期的に検出し、この検出されたインピーダンスZに応じて、DSP11がA/Fセンサ202に印加する電流を制御する。インピーダンスZの検出処理、制限値演算処理は、DSP211がA/Dコンバータ217を通じてA/Fセンサ202の端子間電圧を検出することで行われる。
DSP211が、DAC指令値をD/Aコンバータ215に出力すると、電圧バッファ212がこのD/Aコンバータ215の出力電圧をバッファして電圧電流変換回路60に出力し、電圧電流変換回路60が電圧バッファ212の出力電圧に応じた電流に変換し、当該電流をA/Fセンサ202に出力する。このときDSP211は、検出されたA/Fセンサ202のインピーダンスZに応じて、電圧バッファ212の出力電圧を上限値Vo-pclamp及び下限値Vo-mclamp間に制限できるため、これに伴い、A/Fセンサ202の通電電流も制限できる。このような回路形態であっても、前述実施形態と同一又は類似の作用効果を奏する。本実施形態では、シャント抵抗214を設けることなく構成できる。
(他の実施形態)
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような変形又は拡張が可能である。
A/Dコンバータ16、17、216、217や、D/Aコンバータ15、215のビット数や、各電圧の値等は、個別の設計に応じて適宜設定すれば良い。所定電圧Vref=0.5 × VDDとした形態を示したが、適宜変更しても良い。
A/Dコンバータ16、17、216、217は、差動入力タイプ、シングルエンド入力タイプの何れのものを適用しても良い。PID演算処理する形態を示したが、PI制御でもPD制御でも良い。各実施形態は、適宜組み合わせて構成できる。
図面中、1、100、201はA/Fセンサ制御装置(A/Fセンサの保護装置)、2、202はA/Fセンサ、3はポンプセル(第1センサセル)、4は検出セル(第2センサセル)、203はセンサセル、11、211はDSP(第1手段、第2手段、デジタル制御部)、31、103はセンサインピーダンス演算部(第1手段)、33はPID演算部(制御値演算手段)、34は制限値演算部(制限値演算手段)、35は印加電圧制限部(制御値制限手段)、37はセンサ制御部(第2手段)、103はセンサインピーダンス演算部(第1手段)、104は制御値演算部(制御値演算手段)、105は制限値演算部(制限値演算手段)、106は制御値制限部(制御値制限手段)、107はセンサ制御部(第2手段)、108はヒータ制御部、を示す。

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気ガスに含まれる気体の状態を検出するA/Fセンサ(2、202)のインピーダンスを取得する第1手段(103、31、11、211)と、
    前記A/Fセンサを構成するセンサセル(3,4;203)への通電を制御する第2手段(107、37、11、211)と、を備え、
    前記第2手段は
    記第1手段により取得されるインピーダンスに基づいて前記A/Fセンサのセンサセルへの印加電流を制限するものであり、
    制御目標値に制御するための指令電圧値を演算する制御値演算手段(104、33)と、
    前記第1手段により取得されるインピーダンスに応じて前記A/Fセンサのセンサセルに印加する印加電圧の制限値を演算する制限値演算手段(105、34)と、
    前記制御値演算手段による指令電圧値を前記制限値演算手段による制限値に応じて制限して前記指令電圧値とする制御値制限手段(106、35)と、
    を備えることを特徴とするA/Fセンサの保護装置。
  2. 請求項1記載のA/Fセンサの保護装置において、
    前記A/Fセンサ(202)は、内燃機関の排気ガスに含まれる気体の状態を実体的に検出するセンサセル(203)により構成され、
    前記第1手段(103、31、211)は、前記センサセルのインピーダンスを算出することに応じて前記A/Fセンサのインピーダンスを取得することを特徴とするA/Fセンサの保護装置。
  3. 請求項1記載のA/Fセンサの保護装置において、
    前記A/Fセンサ(2)は、内燃機関の排気ガスに含まれる気体の状態を実体的に検出する第1センサセル(3)と、前記第1センサセルに電気的に接続された第2センサセル(4)と、を備えて構成され、
    前記第1手段(103、31、11)は、前記第2センサセルのインピーダンスを演算することに応じて前記A/Fセンサのインピーダンスを取得することを特徴とするA/Fセンサの保護装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のA/Fセンサの保護装置において、
    前記第1手段(103、31)及び前記第2手段(107、37)は、デジタル制御するデジタル制御部(11、211)により構成されることを特徴とするA/Fセンサの保護装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のA/Fセンサの保護装置において、
    前記第1手段は、取得されたインピーダンスを、前記A/Fセンサを温度制御するヒータ制御部(108)に出力することを特徴とするA/Fセンサの保護装置。
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