JP6412381B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、入院患者が看護師を呼び出すためのナースコールシステムに関し、特にボタンの押下操作以外で看護師を呼び出しできる特殊子機物品が使用されているナースコールシステムに関する。
患者が看護師を呼び出すナースコール子機は、ボタンの押下操作で呼び出しできる呼出ボタンと、壁面に設置されて呼出ボタンの接続端子を備えたプレート子機とから成るものが広く使用されているが、呼出ボタンの操作が難しい患者に対しては、呼出ボタンに替えて足の操作で呼出操作したり、呼気や音声で呼び出しできる特殊子機物品がプレート子機に接続されて使用される。
例えば、特許文献1では、特殊子機物品である無線呼出ボタンをベッド上の任意位置に配置すると共に、プレート子機の接続端子に無線呼出ボタンから無線送信される呼出信号を受信するための無線受信機を装着して、足や肘等による呼出操作を可能とした。
更に特許文献1では、呼出ボタン及び特殊子機物品のうちどちらがプレート子機に接続されているか、コネクタの抵抗値で判別してナースコール親機等に通知するよう構成され、使用場所まで出かけること無く場所を把握可能とした。
特開2014−90354号公報
しかしながら、上述したように特殊子機物品には、呼気による呼び出しや音声による呼び出し、更には舌等によるタッチ操作による呼び出しを可能とする特殊呼出スイッチがあるし、呼出信号以外に患者の異常発生を通知するための物品として圧力を検知したら通知するための圧力感知マット、更にこのような物品をプレート子機に接続するためのオプションコード等があり、無線呼出ボタンを認識可能としただけでは十分ではなく、複数種類ある特殊子機物品の何れが使用されているか、ナースコール親機等から把握できるシステムが望まれていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ナースコール子機のプレート子機に接続されて使用されている物品、特に特殊呼出スイッチ等の特殊子機物品の使用状況をナースコール親機で把握できるナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機による呼出発生を病室前で報知する廊下灯と、ナースコール子機による呼び出しに応答するためのナースコール親機と、看護師が携行して呼び出しに応答するための携帯端末と、呼び出し/通話を制御するための制御機とを有し、ナースコール子機が呼出ボタンを接続する接続端子を備えて壁面に設置されるプレート子機を具備して成るナースコールシステムにおいて、プレート子機の接続端子には、呼気やタッチ操作で呼び出しを行うための特殊呼出スイッチ、及び無線により呼び出しを行うための無線子機を含む特殊子機物品を、呼出ボタンに加えて、或いは呼出ボタンに代えて接続可能であって、プレート子機は、接続端子に接続された呼出ボタン及び特殊子機物品の端子抵抗を計測する抵抗計測手段と、接続端子に接続可能な呼出ボタン及び特殊子機物品の種類毎の端子抵抗値を記憶する抵抗情報記憶部と、抵抗計測手段で計測した抵抗値から、接続されている呼出ボタン及び特殊子機物品の種類を抵抗情報記憶部を参照して特定する種類特定手段と、種類特定手段が特定した使用物品情報をナースコール親機に通知する通知手段とを有する一方、ナースコール親機は、通知された使用物品情報を含む物品管理情報を表示するディスプレイと、特殊子機物品の種類毎の総数を記憶する物品情報記憶部と、
プレート子機から送信された使用物品情報と物品情報記憶部の情報とから在庫数を求め、求めた在庫数を含む物品管理情報をディスプレイに表示させる在庫物品管理手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、プレート子機に接続された呼出ボタン及び特殊子機物品に対して、その端子抵抗値をプレート子機が計測して種類を特定し、特定した呼出ボタン及び特殊子機物品の種類情報がナースコール親機において表示されるため、複数種類ある物品、特に特殊子機物品の使用状況をナースステーションに居ながら把握することができ、管理がし易い。
また、特殊子機物品の在庫状態をナースコール親機の表示により把握できるため、実際にカウントする必要がなくなる。
尚、呼出ボタンとは、呼出握りボタン等の通常の押下操作する呼出手段をいい、特殊子機物品とは、呼気やタッチ操作、更には音声による呼び出し等の押下操作以外の複数の呼出操作が可能な特殊呼出ボタン、無線信号による呼び出しができる無線子機、離床を検出して通知するための圧力感知マット等をいう。これら呼出ボタン及び特殊子機物品等のプレート子機に接続可能な物品は種類毎に異なる端子抵抗を有している。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、ナースコール親機は、使用物品の場所を管理する使用物品管理手段を有すると共に、ナースコール親機が受信する使用物品情報は、廊下灯において病室情報或いはベッド番号から成る場所情報が添付されて成り、使用物品管理手段は、受信した使用物品情報に添付されている場所情報から使用場所を特定して、特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示させることを特徴とする。
この構成によれば、プレート子機に接続された特殊子機物品の使用状況がナースコール親機において地図表示されるため、看護師は何処で使用されているか容易に把握でき、迅速な看護業務に役立つ。
請求項3の発明は、請求項に記載の構成において、ナースコール親機は、当該ナースコール親機に組み込まれたメインディスプレイと、独立して設置されたサブディスプレイの2つのディスプレイを有し、メインディスプレイ及びサブディスプレイのうちの一方のディスプレイで特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示し、他方のディスプレイで患者情報一覧をナースコール待ち受け画面として表示することを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール親機の一方のディスプレイに物品使用場所情報を表示させても、他方のディスプレイには患者情報一覧の表示が継続されるため、患者からの呼び出しが発生しても患者看護に支障をきたすことがない。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、携帯端末が、特殊子機物品の在庫情報を入手するための所定の操作が成されると、ナースコール親機から在庫数を含む物品管理情報が送信され、携帯端末のディスプレイに表示されることを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末からでも特殊子機物品の在庫状況を把握できるため、看護師はナースステーションに戻らなくても把握でき、利便性が良い。
請求項5の発明は、請求項1又は4に記載の構成において、ナースコール親機は、当該ナースコール親機に組み込まれたメインディスプレイと、独立して設置されたサブディスプレイの2つのディスプレイを有し、メインディスプレイ及びサブディスプレイのうちの一方のディスプレイで在庫数を含む物品管理情報を表示し、他方のディスプレイで患者情報一覧をナースコール待ち受け画面として表示することを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール親機の一方のディスプレイに特殊子機物品の在庫数を表示させても、他方のディスプレイには患者情報一覧の表示が継続されるため、患者からの呼び出しが発生しても患者看護に支障をきたすことがない。
請求項6の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機による呼出発生を病室前で報知する廊下灯と、ナースコール子機による呼び出しに応答するためのナースコール親機と、看護師が携行して呼び出しに応答するための携帯端末と、呼び出し/通話を制御するための制御機とを有し、ナースコール子機が呼出ボタンを接続する接続端子を備えて壁面に設置されるプレート子機を具備して成るナースコールシステムにおいて、プレート子機の接続端子には、呼気やタッチ操作で呼び出しを行うための特殊呼出スイッチ、及び無線により呼び出しを行うための無線子機を含む特殊子機物品を、呼出ボタンに加えて、或いは呼出ボタンに代えて接続可能であって、プレート子機は、接続端子に接続された呼出ボタン及び特殊子機物品の端子抵抗を計測する抵抗計測手段と、接続端子に接続可能な呼出ボタン及び特殊子機物品の種類毎の端子抵抗値を記憶する抵抗情報記憶部と、抵抗計測手段で計測した抵抗値から、接続されている呼出ボタン及び特殊子機物品の種類を抵抗情報記憶部を参照して特定する種類特定手段と、種類特定手段が特定した使用物品情報をナースコール親機に通知する通知手段とを有する一方、ナースコール親機は、通知された使用物品情報を含む物品管理情報を表示するディスプレイと、使用物品の場所を管理する使用物品管理手段とを有し、ナースコール親機が受信する使用物品情報は、廊下灯において病室情報或いはベッド番号から成る場所情報が添付されて成り、使用物品管理手段は、受信した使用物品情報に添付されている場所情報から使用場所を特定して、特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示させると共に、携帯端末が、特殊子機物品の使用場所情報を入手する所定の操作が成されると、ナースコール親機から使用場所の地図表示データが送信され、携帯端末のディスプレイに表示されることを特徴とする。
この構成によれば、プレート子機に接続された呼出ボタン及び特殊子機物品に対して、その端子抵抗値をプレート子機が計測して種類を特定し、特定した呼出ボタン及び特殊子機物品の種類情報がナースコール親機において表示されるため、複数種類ある物品、特に特殊子機物品の使用状況をナースステーションに居ながら把握することができ、管理がし易い。
また、プレート子機に接続された特殊子機物品の使用状況がナースコール親機において地図表示されるため、看護師は何処で使用されているか容易に把握でき、迅速な看護業務に役立つ。
加えて、携帯端末からでもプレート子機に接続された特殊子機物品の使用状況を地図表示で把握でき、看護師はナースステーションに戻らなくても把握でき、利便性が良い。
請求項7の発明は、請求項に記載の構成において、ナースコール親機は、当該ナースコール親機に組み込まれたメインディスプレイと、独立して設置されたサブディスプレイの2つのディスプレイを有し、メインディスプレイ及びサブディスプレイのうちの一方のディスプレイで特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示し、他方のディスプレイで患者情報一覧をナースコール待ち受け画面として表示することを特徴とする。
この構成によれば、ナースコール親機の一方のディスプレイに物品使用場所情報を表示させても、他方のディスプレイには患者情報一覧の表示が継続されるため、患者からの呼び出しが発生しても患者看護に支障をきたすことがない。
本発明によれば、プレート子機に接続された呼出ボタン及び特殊子機物品に対して、その端子抵抗値をプレート子機が計測して種類を特定し、特定した呼出ボタン及び特殊子機物品の種類情報をナースコール親機において表示されるため、複数種類ある物品、特に特殊子機物品の使用状況をナースステーションに居ながら把握することができ、管理がし易い。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 ナースコール子機の主要部を回路ブロック図で示した説明図である。 ナースコール親機の回路ブロック図である。 ナースコール親機のディスプレイ表示説明図であり、(a)は待受状態の表示、(b)は物品管理情報を表示した状態を示している。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1は患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機、2は病室前に設置されて呼び出しの発生を通知すると共に病室の患者情報を表示する廊下灯、3は患者からの呼び出しを報知して応答するためのナースコール親機、4は看護師が携行して患者からの呼び出しに応答するためのスマートフォン等の携帯端末、5は携帯端末4と通信するアクセスポイント等の基地局、6は基地局5を介した通信を管理する交換機、7は呼出/通話を制御する制御機である。廊下灯2、ナースコール親機3、交換機6は、制御機7とLAN回線L1を介して接続されている。
ナースコール子機1は、呼出ボタンである呼出握りボタン1aと、看護師と通話するための通話部11及び呼出握りボタン1aを接続する接続ジャック12を備えたプレート子機1bとで構成されている。但し、接続ジャック12には呼出握りボタン1aに加えて、或いは呼出握りボタン1aに代えて後述する特殊子機物品が接続される場合がある。
特殊子機物品としては、上述したように、呼気センサ、音センサ、近接センサ、及び接触センサを備えて、呼気による呼出操作、音声や音による呼出操作、手を近づけることでの呼出操作、手の接触や舌の接触による呼出操作を可能とし、設置時は何れかのセンサを能動として使用される特殊呼出スイッチ、ベッド横の床に設置して転倒等を検知するための圧力感知マット、足や肘の操作で呼出操作するための無線子機、これらの機器をプレート子機1bに拡張接続するためのオプションコード等があり、図1では呼出握りボタン1aを基本とし、特殊呼出スイッチ1c、無線子機1dが一部のプレート子機1bに接続されている。尚、無線子機1dは、プレート子機1bに接続される無線受信機101と、押下操作により呼出信号を無線送信する無線呼出ボタン102とで構成されている。
このように、呼出ボタン及び特殊子機物品の何れかがプレート子機1bに接続されて構成されるナースコール子機1は、図2に示すような回路を有している。図2はナースコール子機1の要部回路ブロック図を示し、プレート子機1bに加えて、図1において接続されている特殊呼出スイッチ1c、無線子機1dの一方を成す無線受信機101の回路ブロック図を示している。
プレート子機1bは、通話部11、接続ジャック12に加えて、接続ジャック12に接続された呼出握りボタン1a等の物品から受信した呼出信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ13、接続された物品の端子抵抗を計測する端子抵抗計測部14、物品の種類別の端子抵抗を記憶する端子抵抗記憶部15、プレート子機1bの各部を制御する子機CPU16、廊下灯2と通信する子機IF17等を備えている。
特殊呼出スイッチ1cは、音声や呼気により呼び出しを行うための音声・息検出回路201、手を近づけて呼出操作する近接検出回路202、手や舌を接触させて呼び出しを行うタッチ検出回路203、これら検出回路から呼出操作を判断してプレート子機1bへ出力する呼出スイッチCPU204、端子抵抗を設定する抵抗素子R1等備え、接続線L2を介してプレート子機1bの接続ジャック12に接続されている。
無線受信機101は、無線呼出ボタン102から送信された呼出信号を受信してプレート子機1bに送信する無線受信機モジュール103、端子抵抗を設定する抵抗素子R2等を備え、接続線L3を介してプレート子機1bの接続ジャック12に接続されている。
また廊下灯2は、病室内の患者の氏名等を表示した患者情報表示部2a、病室内の患者がナースコール子機1を操作して呼び出しが発生したらそれを点滅発光で報知する呼出報知部2bを有し、ナースコール子機1から送信された呼出信号を中継し、病室IDを付加して制御機7へ送信する。
ナースコール親機3は、ハンドセットから成る親機通話部31、各種情報を表示するための第1ディスプレイ(メインディスプレイ)32、及び主に待受画面として使用されて呼出元情報を表示する第2ディスプレイ33、第1ディスプレイ32上に配置されたタッチパネルから成る操作部34を備え、更に第1ディスプレイと同様に各種情報を表示するための大型ディスプレイ(サブディスプレイ)35が伝送線L4を介して接続されている。
また図3はナースコール親機3の回路ブロックを示している。図3に示すように、親機通話部31、第1ディスプレイ32、第2ディスプレイ33、操作部34に加えて、プレート子機1bに接続される物品情報や、各物品の総数を記憶する物品情報記憶部36、第1ディスプレイ32に病棟地図や物品の配置図を表示させるための表示制御部37、ナースコール親機全体を制御する親機CPU38、制御機7と通信するための親機IF39等を備えている。
上記の如く構成されたナースコールシステムの動作は以下の様である。但し、呼出握りボタン1a、或いは特殊呼出スイッチ1c等の特殊子機物品を操作して看護師を呼び出す動作、呼び出しにナースコール親機3或いは携帯端末4から応答する動作は従来と同様であるため説明を省略し、ここではプレート子機1bに接続された物品から抵抗値を読み取って物品を管理する動作について説明する。
プレート子機1bには、上述したように呼出握りボタン1aの他、特殊呼出スイッチ1c等の特殊子機物品が接続され、これらプレート子機1bに接続される物品は種類毎に異なる特有の端子抵抗を有しており、プレート子機1bは接続された物品の抵抗値を計測し、抵抗値から種類を特定する。
具体的に、接続ジャック12に物品が接続されると、子機CPU16の制御により端子抵抗計測部14が端子抵抗を計測し、計測された抵抗値と端子抵抗記憶部15に記憶されている情報を基に接続された物品の種類が特定される。こうして特定された接続物品の物品情報は、子機IF17から廊下灯2、制御機7を介してナースコール親機3に送信される。尚、途中廊下灯2において、物品情報に送信元を認識するためのベッド番号情報或いは病室番号情報が添付されて送信される。
物品情報を受信したナースコール親機3は、親機CPU38の制御により物品情報記憶部36にその使用場所と種類情報を記憶する。また、物品情報記憶部36に記憶されている物品の総数から使用数を差し引いて在庫数を算出して物品情報記憶部36に記憶する。物品の個数は、種類毎に物品情報記憶部36に記憶されており、プレート子機1bから物品情報を受信する毎に同一種類の物品の在庫数が削減される。尚、プレート子機1bから物品が取り外される(脱落する)と脱落情報が送信されるし、種類が変更されると抵抗値の変化から新たな物品情報が送信される。
このようにナースコール親機3が物品の管理をすることで、看護師が物品使用状況を確認するためにナースコール親機3を操作し、例えば特殊呼出スイッチ1cを選択すると、第1ディスプレイ32に病棟地図に合わせて現在使用している特殊呼出スイッチ1cの位置が地図表示されるとともに、残数が表示される。
但し、第1ディスプレイ32に物品管理情報を出画しても、第2ディスプレイ33はナースコール待ち受け画面としての動作を継続するため、呼出時に物品管理情報が消えることはないし、呼出への対応もスムーズ実施される。
図4はこの第1ディスプレイ32の表示を示し、(a)は待受時の表示、(b)は物品確認操作を受けた表示の状態を示している。図4(a)に示すように、待受時は病棟地図P1が表示され、病室枠P2毎に患者情報が表示されている。こうして病棟の患者情報の一覧が表示されている。
また、待受時には看護師と携帯端末4の番号情報の一覧P3が表示されているし、図示しないカメラの撮像映像P4等が表示されている。
この状態で物品確認の表示(ここでは特殊呼出スイッチ1cの確認表示)に切り替える操作な行われると、表示制御部37が表示を切り替えて、図4(b)に示すように特殊呼出スイッチ1cの使用場所が病棟地図P1上に丸印P5により地図表示される。同時に残数表示部P6に特殊子機物品の残数が表示される。
このように、プレート子機1bに接続された呼出ボタン1a及び特殊子機物品に対して、その端子抵抗値をプレート子機1bが計測して種類を特定し、特定した呼出ボタン1a及び特殊子機物品の種類情報がナースコール親機3において表示されるため、複数種類ある物品、特に特殊子機物品の使用状況をナースステーションに居ながら把握することができ、管理がし易い。
特に、プレート子機1bに接続された特殊子機物品の使用状況がナースコール親機3において地図表示されるため、看護師は何処で使用されているか容易に把握でき、迅速な看護業務に役立つし、特殊子機物品の在庫状態をナースコール親機3の表示により把握できるため、実際にカウントする必要がなくなる。
尚、上記実施形態では、第1ディスプレイ32に物品管理情報を表示させたが、大型ディスプレイ35に物品確認状況を表示させて、第1ディスプレイ32には患者情報の一覧表示を継続させても良い。こうすることで、第1ディスプレイ32には患者情報一覧の表示が継続されるため、患者からの呼び出しが発生しても患者看護に支障をきたすことがない。
また、ナースコール親機3に物品管理情報を表示させているが、携帯端末4に同様の表示を行わせても良い。携帯端末4がスマートフォンのように大きな表示領域を備えている場合は同様の表示を実施でき、所定の表示操作によりナースコール親機に物品管理情報を要求することで、ナースコール親機3から図4(b)に示すような画像データを入手して携帯端末4のディスプレイに表示させることができる。このように、携帯端末4にもナースコール親機3と同様の物品管理情報を表示させることで、看護師はナースステーションに戻らなくても把握でき利便性が良い。
更に、病棟地図P1上に物品の使用場所を表示しているが、患者情報の一覧を表示させたエスカッション表示(図示せず)上で、物品使用場所を表示させても良く、個々の患者表示領域に別途表示欄を設けることで容易に表示できる。
1・・ナースコール子機、1a・・呼出握りボタン(呼出ボタン)、1b・・プレート子機、1c・・特殊呼出スイッチ(特殊子機物品)、1d・・無線子機(特殊子機物品)、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、4・・携帯端末、7・・制御機、12・・接続ジャック(接続端子)、14・・端子抵抗計測部(抵抗計測手段)、15・・端子抵抗記憶部(抵抗情報記憶部)、16・・子機CPU(種類特定手段、通知手段)、32・・第1ディスプレイ(メインディスプレイ)、35・・大型ディスプレイ(サブディスプレイ)、36・・物品情報記憶部、37・・表示制御部、38・・親機CPU(使用物品管理手段、在庫部品管理手段)。

Claims (7)

  1. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、前記ナースコール子機による呼出発生を病室前で報知する廊下灯と、前記ナースコール子機による呼び出しに応答するためのナースコール親機と、看護師が携行して呼び出しに応答するための携帯端末と、呼び出し/通話を制御するための制御機とを有し、前記ナースコール子機が呼出ボタンを接続する接続端子を備えて壁面に設置されるプレート子機を具備して成るナースコールシステムにおいて、
    前記プレート子機の前記接続端子には、呼気やタッチ操作で呼び出しを行うための特殊呼出スイッチ、及び無線により呼び出しを行うための無線子機を含む特殊子機物品を、前記呼出ボタンに加えて、或いは前記呼出ボタンに代えて接続可能であって、
    前記プレート子機は、前記接続端子に接続された前記呼出ボタン及び前記特殊子機物品の端子抵抗を計測する抵抗計測手段と、
    前記接続端子に接続可能な前記呼出ボタン及び前記特殊子機物品の種類毎の端子抵抗値を記憶する抵抗情報記憶部と、
    前記抵抗計測手段で計測した抵抗値から、接続されている前記呼出ボタン及び前記特殊子機物品の種類を前記抵抗情報記憶部を参照して特定する種類特定手段と、
    前記種類特定手段が特定した使用物品情報を前記ナースコール親機に通知する通知手段とを有する一方、
    前記ナースコール親機は、通知された前記使用物品情報を含む物品管理情報を表示するディスプレイと、
    前記特殊子機物品の種類毎の総数を記憶する物品情報記憶部と、
    前記プレート子機から送信された前記使用物品情報と前記物品情報記憶部の情報とから在庫数を求め、求めた在庫数を含む物品管理情報を前記ディスプレイに表示させる在庫物品管理手段とを有することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記ナースコール親機は、前記使用物品の場所を管理する使用物品管理手段を有すると共に、前記ナースコール親機が受信する前記使用物品情報は、前記廊下灯において病室情報或いはベッド番号から成る場所情報が添付されて成り、
    前記使用物品管理手段は、受信した前記使用物品情報に添付されている場所情報から使用場所を特定して、前記特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示させることを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記ナースコール親機は、当該ナースコール親機に組み込まれたメインディスプレイと、独立して設置されたサブディスプレイの2つのディスプレイを有し、
    前記メインディスプレイ及び前記サブディスプレイのうちの一方のディスプレイで前記特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示し、他方のディスプレイで患者情報一覧をナースコール待ち受け画面として表示することを特徴とする請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 前記携帯端末が、前記特殊子機物品の在庫情報を入手するための所定の操作が成されると、前記ナースコール親機から前記在庫数を含む物品管理情報が送信され、前記携帯端末のディスプレイに表示されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
  5. 前記ナースコール親機は、当該ナースコール親機に組み込まれたメインディスプレイと、独立して設置されたサブディスプレイの2つのディスプレイを有し、
    前記メインディスプレイ及び前記サブディスプレイのうちの一方のディスプレイで前記在庫数を含む物品管理情報を表示し、他方のディスプレイで患者情報一覧をナースコール待ち受け画面として表示することを特徴とする請求項1又は4記載のナースコールシステム。
  6. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、前記ナースコール子機による呼出発生を病室前で報知する廊下灯と、前記ナースコール子機による呼び出しに応答するためのナースコール親機と、看護師が携行して呼び出しに応答するための携帯端末と、呼び出し/通話を制御するための制御機とを有し、前記ナースコール子機が呼出ボタンを接続する接続端子を備えて壁面に設置されるプレート子機を具備して成るナースコールシステムにおいて、
    前記プレート子機の前記接続端子には、呼気やタッチ操作で呼び出しを行うための特殊呼出スイッチ、及び無線により呼び出しを行うための無線子機を含む特殊子機物品を、前記呼出ボタンに加えて、或いは前記呼出ボタンに代えて接続可能であって、
    前記プレート子機は、前記接続端子に接続された前記呼出ボタン及び前記特殊子機物品の端子抵抗を計測する抵抗計測手段と、
    前記接続端子に接続可能な前記呼出ボタン及び前記特殊子機物品の種類毎の端子抵抗値を記憶する抵抗情報記憶部と、
    前記抵抗計測手段で計測した抵抗値から、接続されている前記呼出ボタン及び前記特殊子機物品の種類を前記抵抗情報記憶部を参照して特定する種類特定手段と、
    前記種類特定手段が特定した使用物品情報を前記ナースコール親機に通知する通知手段とを有する一方、
    前記ナースコール親機は、通知された前記使用物品情報を含む物品管理情報を表示するディスプレイと、前記使用物品の場所を管理する使用物品管理手段とを有し、
    前記ナースコール親機が受信する前記使用物品情報は、前記廊下灯において病室情報或いはベッド番号から成る場所情報が添付されて成り、
    前記使用物品管理手段は、受信した前記使用物品情報に添付されている場所情報から使用場所を特定して、前記特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示させると共に、
    前記携帯端末が、前記特殊子機物品の使用場所情報を入手する所定の操作が成されると、前記ナースコール親機から前記使用場所の地図表示データが送信され、前記携帯端末のディスプレイに表示されることを特徴とするナースコールシステム。
  7. 前記ナースコール親機は、当該ナースコール親機に組み込まれたメインディスプレイと、独立して設置されたサブディスプレイの2つのディスプレイを有し、
    前記メインディスプレイ及び前記サブディスプレイのうちの一方のディスプレイで前記特殊子機物品の使用場所を病棟地図上に表示し、他方のディスプレイで患者情報一覧をナースコール待ち受け画面として表示することを特徴とする請求項6記載のナースコールシステム。
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