JP2011072370A - ナースコール子機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 患者が意図せずに呼出動作を行ってしまうことをできるだけ防ぎつつ、患者が簡単な操作で呼出動作を行うことができるようにする。
【解決手段】 患者が所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位である指に外部からの圧力を検出する第一スイッチ4を嵌め、所定の範囲で第一スイッチ4と対向可能な位置に押しボタン状の第二スイッチ5を配置する。患者が第一スイッチ4と第二スイッチ5とを対向させて重ね、その状態で患者が圧力を加えると、第一スイッチ4を押し付ける力により第二スイッチ5が押下され、第一スイッチ4と第二スイッチ5とが同時に操作された状態になって呼出信号が出力される。また、第一スイッチ4または第二スイッチ5が単独で操作された場合には、第一スイッチ4および第二スイッチ5が同時に操作されないため呼出信号が出力されない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、病院などで患者からの要求に応じて医師や看護師などの医療従事者を呼び出すために患者が使用するナースコール子機に関する。
従来、病院などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病室内の患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機および医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されたナースコール親機を有線などにより接続して構成されている。また、ナースコール子機およびナースコール親機は、廊下灯や制御機などを介して接続されている。さらに、医療従事者が携行している複数の携帯通信端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)やコードレス電話など)は、無線を介してナースコール親機に接続されている。そして、患者によりナースコール子機が操作されると、ナースコール親機や携帯通信端末は、自装置に設けられた報知部を動作させて、スピーカから呼び出し音を出力させたり、表示ディスプレイなどに呼び出し表示を行わせたりして、呼び出しを報知している。医療従事者は、呼び出し音を聞いたり、呼び出し表示を見たりして、患者からの呼び出しを把握する。
通常、ナースコール子機は、医療従事者を呼び出すための呼出ボタンを備えている。患者が呼出ボタンを押下すると、ナースコール子機は、ナースコール親機や携帯通信端末に対して呼出動作を行うようにしている。このように、呼出ボタンを押下すると呼出動作を行うナースコール子機が知られている(例えば、特許文献1など)。
特許文献1に記載の手元スイッチは、患者が肘や手のひらなどの身体のどの部分でも容易に押下することができるような大きさのプッシュスイッチを備えている。そして、ベッドの枕元付近に置かれた手元スイッチのプッシュスイッチを患者が押下すると、手元スイッチは、スタッフルームなどに設置された警報装置に対して呼出動作を行う。これにより、患者は、自身の身体の一部を使用してプッシュスイッチを押下することで、医療従事者を呼び出すことができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、患者が意図せずにプッシュスイッチの上に乗った場合やプッシュスイッチの上に布団が乗った場合などでもプッシュスイッチが押下されてナースコール呼び出しがあったことを警報装置側へ伝えてしまうという問題があった。
また、患者が自身の身体の一部を使用して操作した場合のみに呼出動作を行うナースコール子機が知られている(例えば、特許文献2など)。特許文献2に記載のナースコール装置では、金属の付帯した弾力性のある容器に患者が手を乗せると、容器内に圧力の変化が生じ、容器に乗せた手がその容器に付帯された金属に触れることで微小電流が流れる。従って、容器内の圧力の変化と微小電流とを検出した場合には、人間がナースコール装置を操作したと判断して医療従事者を呼び出すための呼出信号を送信する。一方、患者が使用している布団などが容器に乗ると、容器内に圧力の変化が生じるものの、容器に乗った布団が容器に付帯された金属に触れても微小電流が流れない。従って、容器内の圧力の変化のみを検出した場合には、人間がナースコール装置を操作していないと判断して呼出信号を送信しない。これにより、患者の体の以外のものがナースコール装置の上に乗っても誤動作を防ぐことができる。
しかしながら、特許文献2に記載の技術では、患者が意図せずにナースコール装置に衣服などで覆われていない自身の身体の一部を乗せた場合には、容器内の圧力の変化と微小電流とを検出するので、呼出信号を送信してしまうという問題があった。
ところで、特定の複数のボタンを同時に押下したときだけ通報処理を実行する技術が知られている(例えば、特許文献3など)。特許文献3に記載の通信装置は、複数のキーが配設されたキーパネルを装置箱体の上面に備えている。そして、キーパネルの緊急キーと保留キーとの二つのキーが同時に押下されると、通信装置は、予め指定しておいた通報先に発呼する。これにより、通信装置を使用するユーザが誤って一方のキーに触れても誤って発呼することを防ぐことができる。
このような、特許文献3に記載の技術をナースコール子機に適用すると、患者が二つのスイッチを同時に押下した場合に、ナースコール子機が呼出動作を行うようにすることができる。しかしながら、二つのスイッチを隣接するように設置した場合には、患者が意図せずに二つのスイッチの上に乗ってしまったり、二つのスイッチの上に布団などが乗ってしまったりして、二つのスイッチが同時に操作されてナースコール子機が誤って呼出動作を行ってしまうケースが生じるという問題があった。また、二つのスイッチが同時に操作され難くするために、二つのスイッチを離して設置した場合には、誤って二つのスイッチが同時に操作されることを防ぐことはできるが、患者が二つのスイッチを同時に操作し難くなってしまうという問題があった。
実開昭63−32420号公報 特開平10−118135号公報 特開平7−298028号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、患者が意図せずに呼出動作を行ってしまうことをできるだけ防ぎつつ、患者が簡単な操作で呼出動作を行うことができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のナースコール子機では、患者が所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位に第一スイッチを取り付け、所定の範囲で第一スイッチと対向可能な位置に第二スイッチを配置する。そして、第一スイッチおよび第二スイッチが同時に操作された場合に、医療従事者を呼び出すための呼出信号を生成して出力するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、患者が第一スイッチと第二スイッチとを対向させて重ね、その状態で患者が圧力を加えると、第一スイッチと第二スイッチとが互いに操作されて呼出信号が出力される。これにより、患者は、第一スイッチと第二スイッチとを対向させて圧力を加えるという簡単な操作だけで呼出動作を行うことができる。また、第一スイッチは患者が所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位に取り付けられているので、第一スイッチは患者の身体よりも小さいと考えられる。そのため、第一スイッチと第二スイッチとが重なって圧力が加わり、呼出信号が出力される可能性は低くなる。また、第一スイッチまたは第二スイッチが単独で操作された場合には、第一スイッチおよび第二スイッチが同時に操作されないため呼出信号が出力されない。これにより、患者が意図せずに呼出動作を行ってしまうことを防ぐことができる。
本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコール子機の各構成要素の配置例および第一スイッチと第二スイッチとの位置関係を示す説明図である。 本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるナースコール子機の変形例の各構成要素の配置例および第一スイッチと第二スイッチとの位置関係を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムの構成例を示すブロック図を図1に示す。同図に示すように、本実施形態によるナースコール子機を含むナースコールシステムは、ナースコール子機1、ナースコール親機3を備えて構成されている。
また、ナースコール子機1は、子機本体2、第一スイッチ4、第二スイッチ5を備えて構成されている。また、子機本体2は、制御部6、インターフェース(以下、I/Fとする)部7を備えて構成されている。
図1において、ナースコール子機1は、病室内の各患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)にそれぞれ設置されており、医療従事者を呼び出すためのものである。子機本体2は、図2(a)に示すように、患者が使用するベッド付近に設置されている。また、子機本体2は、後述する判定処理の結果に基づいて、医療従事者に対して呼び出しを行うための呼出信号を出力する。ここで、子機本体2に通話機能が搭載されている場合には、子機本体2とナースコール親機3との間で通話を行うことができる。これにより、患者は、呼び出しに応答した医療従事者と会話することができる。
ナースコール親機3は、医療従事者の居る部屋(例えば、スタッフルームなど)に設置されており、患者からの呼び出しを医療従事者に報知したり、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答したりするためのものである。また、子機本体2から出力された呼出信号を入力すると、ナースコール親機3は、親機用報知部(図示せず)にて患者からの呼び出しを医療従事者に報知する。ここで、ナースコール親機3には、複数のナースコール子機1が接続されている。また、ナースコール親機3と子機本体2との間には、制御機および複数の廊下灯(ともに図示せず)が設置されている。制御機は、子機本体2とナースコール親機3との間のデータの送受信に関する制御を行う。ここで、本実施形態のナースコール親機3としては周知の技術を使用するため、ナースコール親機3の具体的な構成および処理の説明は省略する。
第一スイッチ4は、外部からの圧力を検知するセンサなどにより構成されており、患者により使用されるものである。ここで、第一スイッチ4は、子機本体2に伝送線を介して接続されている。また、第一スイッチ4は、外部からの圧力を検出すると、自装置が操作されたことを子機本体2に知らせるための第一操作信号を生成して子機本体2へ出力する。また、第一スイッチ4は、患者がベッド上の所定の範囲で動かすことができる指などに取り付けられている。また、第一スイッチ4は、患者の指に取り付けやすく、患者の身体よりも小さいリング状の形状であり、図2(a)に示すように、患者の右人指し指に嵌められている。
第二スイッチ5は、押しボタン状のスイッチなどにより構成されており、患者により使用されるものである。ここで、第二スイッチ5は、子機本体2に伝送線を介して接続されている。また、第二スイッチ5が押下されると、第二スイッチ5は、自装置が操作されたことを子機本体2に知らせるための第二操作信号を生成して子機本体2へ出力する。また、第二スイッチ5は、患者が指を動かすことができるベッド上の所定の範囲で第一スイッチ4と対向可能な位置に配置される。例えば、図2(a)に示すように、第二スイッチ5は、患者が右人差し指を動かした際に右人差し指に嵌められている第一スイッチ4と対向可能な位置である、患者の右手の脇に設置されている。
制御部6は、子機本体2の各構成要素を後述するように制御する。また、I/F部7は、ナースコール親機3に子機本体2を接続しており呼出信号をナースコール親機3へ出力する。制御部6は、第一スイッチ4から出力された第一操作信号および第二スイッチ5から出力された第二操作信号を入力し、第一操作信号および第二操作信号を同時に入力したか否か(換言すると、第一スイッチ4および第二スイッチ5が同時に操作されたか否か)を判定する。
このように第一スイッチ4と第二スイッチ5とが設置されている状態で、患者の右人差し指と第二スイッチ5とが離れている場合には、図2(b)に示すように、第一スイッチ4と第二スイッチ5とが重なっていない。この状態で患者が第二スイッチ5を押下せずに、患者が右人差し指を布団などに押し付けて第一スイッチ4に圧力を加えると、第一スイッチ4のみが操作された状態になる。これにより、第一スイッチ4は第一操作信号を子機本体2へ出力するが、第二スイッチ5は第二操作信号を子機本体2に出力しない。一方、患者が右人差し指を布団などに押し付けずに第一スイッチ4に圧力を加えず、患者の身体の一部などが第二スイッチ5に乗っかって第二スイッチ5が押下されると、第二スイッチ5のみが操作された状態になる。これにより、第二スイッチ5は第二操作信号を子機本体2へ出力するが、第一スイッチ4は第一操作信号を子機本体2へ出力しない。子機本体2では、第一操作信号および第二操作信号を同時に入力していない(換言すると、第一スイッチ4および第二スイッチ5が同時に操作されていない)と制御部6にて判断され、制御部6は呼出信号を生成しない。ここで、第二スイッチ5のみが操作されるケースは、患者の身体の一部などが第二スイッチ5に乗っかって第二スイッチ5が押下されるケースだけでなく、患者が使用している布団などが第二スイッチ5に乗って、その重みにより第二スイッチ5が押下されるケースもある。
一方、患者の右人差し指と第二スイッチ5とが同じ位置である場合には、図2(c)に示すように、第一スイッチ4と第二スイッチ5とが対向するように重なっている。この状態で患者が右人差し指を押し付けて第一スイッチ4に圧力を加えると、第一スイッチ4を押し付ける力により第二スイッチ5が押下され、第一スイッチ4と第二スイッチ5とが同時に操作された状態になる。これにより、第一スイッチ4は圧力を検知して第一操作信号を子機本体2へ出力し、それと同時に第二スイッチ5は第二操作信号を子機本体2へ出力する。子機本体2では、第一操作信号および第二操作信号を同時に入力した(換言すると、第一スイッチ4および第二スイッチ5が同時に操作された)と制御部6にて判断され、制御部6は呼出信号を生成する。そして、I/F部7は、制御部6にて生成された呼出信号をナースコール親機3へ出力する。ここで、第一スイッチ4と第二スイッチ5とが対向するように重ねるには、患者は、意図的に第一スイッチ4を動かす必要がある。
次に、本実施形態によるナースコール子機1を含むナースコールシステムの動作を説明する。図3は、本実施形態によるナースコール子機1の動作を示すフローチャートである。まず、第一スイッチ4は、外部からの圧力を検知したか否かを判定する(ステップS1)。外部からの圧力を検知していないと第一スイッチ4にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。一方、外部からの圧力を検知したと第一スイッチ4にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、第一スイッチ4は、第一操作信号を生成して子機本体2へ出力し(ステップS2)、ステップS1の処理に戻る。
また、第二スイッチ5は、自装置が押下されたか否かを判定する(ステップS3)。自装置が押下されていないと第二スイッチ5にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、ステップS3の処理を繰り返す。一方、自装置が押下されたと第二スイッチ5にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、第二スイッチ5は、第二操作信号を生成して子機本体2へ出力し(ステップS4)、ステップS3の処理に戻る。
子機本体2では、I/F部7が第一スイッチ4から出力された第一操作信号および第二スイッチ5から出力された第二操作信号を同時に入力したか否かを制御部6にて判定する(ステップS5)。第一操作信号および第二操作信号を同時に入力していないと制御部6にて判断した場合には(ステップS5NO)、ステップS5の処理を繰り返す。一方、第一操作信号および第二操作信号を同時に入力したと制御部6にて判断した場合には(ステップS5にてYES)、制御部6は呼出信号を生成して、I/F部7は制御部6にて生成した呼出信号をナースコール親機3へ出力し(ステップS6)、ステップS5の処理に戻る。
ナースコール親機3は、子機本体2から出力された呼出信号を入力したか否かを判定する(ステップS7)。呼出信号を入力していないとナースコール親機3にて判断した場合には(ステップS7にてNO)、ステップS7の処理を繰り返す。一方、呼出信号を入力したとナースコール親機3にて判断した場合には(ステップS7にてYES)、ナースコール親機3は呼び出しを報知する(ステップS8)。
そして、ナースコール親機3は、報知に対して応答が行われたか否かを判定する(ステップS9)。応答が行われていないとナースコール親機3にて判断した場合には(ステップS9にてNO)、ステップS9の処理を繰り返す。一方、応答が行われたとナースコール親機3にて判断した場合には(ステップS9にてYES)、ナースコール親機3は報知を停止し(ステップS10)、ステップS7の処理に戻る。
以上、詳しく説明したように、本実施形態のナースコール子機1では、患者がベッド上の所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位である指にリング状の第一スイッチ4を嵌め、その所定の範囲で第一スイッチ4と対向可能な位置に押しボタン状の第二スイッチ5を配置する。第一スイッチ4が外部からの圧力を検知すると、第一スイッチ4は、第一操作信号を生成して子機本体2へ出力する。また、第二スイッチ5が押下されると、第二スイッチ5は、第二操作信号を生成して子機本体2へ出力する。そして、第一操作信号および第二操作信号を同時に入力したと操作されたと子機本体2の制御部6にて判断すると、制御部6は呼出信号を生成して、I/F部7は制御部6にて生成された呼出信号をナースコール親機3へ出力するようにしている。
これにより、患者が第一スイッチ4と第二スイッチ5とを対向させて重ね、その状態で患者が圧力を加えると、第一スイッチ4を押し付ける力により第二スイッチ5が押下され、第一スイッチ4と第二スイッチ5とが同時に操作された状態になって呼出信号が出力される。このことから、患者は、第一スイッチ4と第二スイッチ5とを対向させて圧力を加えるという簡単な操作だけで呼出動作を行うことができる。また、第一スイッチ4は患者が所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位である指に嵌められているので、第一スイッチ4は患者の身体よりも小さいと考えられる。そのため、第一スイッチ4と第二スイッチ5とが重なって圧力が加わり、呼出信号が出力される可能性は低くなる。また、第一スイッチ4または第二スイッチ5が単独で操作された場合には、第一スイッチ4および第二スイッチ5が同時に操作されないため呼出信号が出力されない。これにより、患者が意図せずに呼出動作を行ってしまうことを防ぐことができる。
なお、前述した実施形態では、第一スイッチ4は、外部からの圧力を検知するセンサにより構成されているが、これに限定されない。例えば、第一スイッチ4が押しボタン状のスイッチにより構成されるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、第二スイッチ5は、押しボタン状のスイッチにより構成されているが、これに限定されない。例えば、第二スイッチ5が外部からの圧力を検知するセンサにより構成されているようにしても良い。
また、前述した実施形態では、第一スイッチ4は、一本の指に取り付けられているが、これに限定されない。例えば、複数の指に第一スイッチ4をそれぞれ取り付けるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、第二スイッチ5は、所定の範囲で第一スイッチ4と対向可能な一箇所の位置に設置されているが、これに限定されない。例えば、所定の範囲で第一スイッチ4と対向可能な複数箇所の位置に第二スイッチ5をそれぞれ設置するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、第二スイッチ5は、所定の範囲で第一スイッチ4と対向可能な位置として、患者の右手の脇に設置されているが、これに限定されない。例えば、第一スイッチ4を取り付けた患者の体の所定の部位に第二スイッチ5を取り付けるようにしても良い。
具体的には、第一スイッチ4と同一のものが第二スイッチ5’として使用される。また、第二スイッチ5’は、第一スイッチ4を取り付けた体の所定の部位と異なる部位であり、第一スイッチ4と対向可能な位置に取り付けられる。例えば、図4(a)に示すように、第一スイッチ4は患者の右人差し指に嵌められており、第二スイッチ5’は所定の範囲で第一スイッチ4と対向可能な位置として、患者がベッド上の所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位である右親指に嵌められている。ここで、子機本体2、ナースコール親機3、第一スイッチ4の動作については、前述の実施形態と同様の動作であるため、説明を省略する。
このように第一スイッチ4と第二スイッチ5’とが設置されている状態で、患者の右人差し指と右親指とが離れている場合には、図4(b)に示すように、第一スイッチ4と第二スイッチ5’とが重なっていない。この状態で患者が右親指を布団などに押し付けずに第二スイッチ5’に圧力を加えずに、患者が右人差し指を布団などに押し付けて第一スイッチ4に圧力を加えると、第一スイッチ4のみが操作された状態になる。これにより、第一スイッチ4は第一操作信号を子機本体2へ出力するが、第二スイッチ5’は第二操作信号を子機本体2に出力しない。また、患者が右人差し指を布団などに押し付けずに第一スイッチ4に圧力を加えず、患者が右親指を布団などに押し付けて第二スイッチ5’に圧力を加えると、第二スイッチ5’のみが操作された状態になる。これにより、第二スイッチ5’は第二操作信号を子機本体2へ出力するが、第一スイッチ4は第一操作信号を子機本体2へ出力しない。
一方、患者の右人差し指と右親指とが同じ位置である場合には、図4(c)に示すように、第一スイッチ4と第二スイッチ5’とが対向するように重なっている。この状態で患者が右人差し指および右親指の少なくとも一方を押し付けて第一スイッチ4および第二スイッチ5’の少なくとも一方に圧力を加えると、第一スイッチ4と第二スイッチ5’とが同時に操作された状態になる。これにより、第一スイッチ4は圧力を検知して第一操作信号を子機本体2へ出力し、それと同時に第二スイッチ5’は第二操作信号を子機本体2へ出力する。ここで、第一スイッチ4と第二スイッチ5’とが対向するように重ねるには、患者は、意図的に第一スイッチ4および第二スイッチ5’の少なくとも一方を動かす必要がある。
これにより、第一スイッチ4と第二スイッチ5’とが重なるように、第一スイッチ4を取り付けた指および第二スイッチ5’を取り付けた指を患者が動かし、第一スイッチ4と第二スイッチ5’とが重なった状態で、患者が第一スイッチ4または第二スイッチ5’に圧力を加えると、患者が操作していない他方のスイッチも圧力が加えられて同時に操作された状態になって呼出信号が出力される。このことから、患者は、第一スイッチ4および第二スイッチ5’のいずれかを操作するだけで呼び出しを行うことができる。
また、前述した変形例では、第二スイッチ5’は、患者がベッド上の所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位に取り付けられているが、これに限定されない。例えば、患者がベッド上の所定の範囲で動かすことができない体の所定の部位に第二スイッチ5’を取り付けるようにしても良い。
その他、ナースコール子機1の構成、処理手順、内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除するようにしても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせるようにしても良い。
1 ナースコール子機
2 子機本体
3 ナースコール親機
4 第一スイッチ
5、5’ 第二スイッチ
6 制御部
7 インターフェース(I/F)部

Claims (1)

  1. 患者が所定の範囲で動かすことができる体の所定の部位に取り付けられる第一スイッチと、
    前記所定の範囲で前記第一スイッチと対向可能な位置に配置される第二スイッチと、
    前記第一スイッチおよび前記第二スイッチが同時に操作されたか否かを判定して、前記第一スイッチおよび前記第二スイッチが同時に操作されたと判断した場合に、前記医療従事者を呼び出すための呼出信号を生成して出力する子機本体と、
    を備えることを特徴とするナースコール子機。
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