JP6410963B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関するものである。
一般的には、磁石の磁力が強い程、小型で効率の良い回転電機を得ることができる。しかしその一方で、磁石の磁力が強くなると、磁石を回転子に組み付けるときに、磁性体からなる回転子本体に磁石が吸引力で飛びついて割れてしまうことがある。また、回転子が円盤形であり、その外周面に磁石を組み付けなければいけないため、作業姿勢が不安定になる。また、組み付けようとする磁石のすぐ隣には、先に組み付けた反対極の磁石があり、この2個の磁石間に発生する強力な吸引力にも抗って磁石組み付け作業を行う必要があるため、回転子の組立作業性は悪い。
また、一度組み立てられた回転電機は、磁石と固定子が微小なギャップ距離で向かい合って配置されている。すなわち、固定子の鉄心は常に磁石の磁力に吸引されており、このため、回転電機の補修・メンテナンスのときには、強力な磁石吸引力に抗いながら回転子と固定子を分解・再組立する必要があり、作業性が悪いだけでなく、工期や作業コストも増大する。また、回転電機が大型になるほど、回転子や固定子も大型になり、磁石の数や大きさも増大していくため、上記のような組立作業性の問題はより顕著に表れる。
このような問題に関連して、特許文献1では、回転子の外周部分をローターコアとして別部品化して、これに磁石を組み付けて、別部品化したローターコアをキーとナットとボルトとを使用して回転子本体と締結する構造を提案している。これにより磁石の組み付け作業を、回転子本体と比較して体格の小さいローターコアに対して行うことができるため、回転子の組立作業性を向上させるとともに、組立完成後も回転子からローターコアだけを取り外すことができるため、補修作業なども容易になる効果を得ている。
特許第4771010号明細書
しかし、別部品化したローターコアが円弧形状であるため材料歩留りが悪くなる。この対策としてローターコアを鋳造などで製作することも考えられるが、磁石組み付け面、および回転子本体との組み付け面を確保するため、また回転子組立後の真円度を確保するため、鋳造後に切削・研磨加工が必要になり、やはりコストが増大する要因となる。また、ローターコアが円弧形状であるため、磁石組み付け作業のときなどのローターコアの姿勢を固定する治具や作業が煩雑になり、また円周面上に磁石を組み付けるという作業は一体構造の従来の回転子と同じであるため、作業姿勢が不安定になるなど、組立作業性が悪い。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、回転電機において生産性およびメンテナンス性の良好な回転子構造を備えた回転電機を得ることを目的としている。
上述した目的を達成するための本発明の回転電機は、回転子と、固定子とを備え、前記回転子は、回転子本体と、前記回転子本体の外周部に配置される少なくとも一つの磁石ユニットとを備え、前記磁石ユニットは、円周方向に分割された複数の磁石ティースを有しており、一つの前記磁石ユニットを構成する前記複数の磁石ティースは、円弧状に並んでおり、前記磁石ティースには磁石が取り付けられており、一つの前記磁石ユニットに関して、少なくとも一対の前記磁石ティースのそれぞれに、切欠きが設けられており、前記複数の磁石ティースが円弧状に並んだ状態で、一対の前記切欠きに、固定ブロックが圧入されており、前記固定ブロックが前記切欠きに挿入された状態で、前記固定ブロックが前記回転子本体に締結される。
本発明によれば、回転電機において生産性およびメンテナンス性の良好な回転子構造を備えた回転電機を得ることができる。
本発明の実施の形態1における回転電機の平面図である。 図1の回転子の要部拡大図である。 図1の回転子の外周部に設けられた磁石ユニットの直線状態図である。 図3で示す直線状態の磁石ユニットの要部拡大図である。 図3で示す直線状態の磁石ユニットの斜視図である。 磁石ユニットと回転子本体を締結するための固定ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態1の磁石ユニットの別の形態を示す図である。 図7の磁石ユニットを回転子本体に組み付けたときの要部拡大図である。 図1の回転子の外周部に取り付けられた磁石ユニットを分解・組立する別の方法を示すための斜視図である。 磁石ユニットをプレス加工するときの材料取りを説明する図である。 本発明の実施の形態2における回転子の平面図である。 図11の回転子の要部拡大図である。 図11の回転子の外周部に設けられた磁石ユニットの直線状態図である。 第1コア片に関し、図13で示す直線状態の磁石ユニットの要部拡大図である。 第2コア片に関し、図13で示す直線状態の磁石ユニットの要部拡大図である。 本発明の実施の形態3における回転子の外周部に設けられる磁石ユニットの一部分の直線状態図のである 図16の磁石ユニットの第1変形図である。 図16の磁石ユニットの第2変形図である。 本発明の実施の形態3の長穴に凸形状を追加した図である。 本発明の実施の形態2の別の形態を説明する図である。 図20Aの構成を、異なる角度からみて示した図である。 本発明の全ての実施の形態において、1個の磁石ティースに複数の磁石を組み付ける形態を説明する図である。 本発明の全ての実施の形態において、IPM回転子への適用を説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アキシャルギャップ型回転電機にも適用できることを説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アキシャルギャップ型回転電機にも適用できることを説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アキシャルギャップ型回転電機にも適用できることを説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アキシャルギャップ型回転電機にも適用できることを説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アウターローター型回転電機にも適用できることを説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アウターローター型回転電機にも適用できることを説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アウターローター型回転電機にも適用できることを説明した図である。 本発明の全ての実施の形態において、アウターローター型回転電機にも適用できることを説明した図である。 図23、図24、図25、図26の回転子の磁石ユニットを軸径方向に分割した形態を説明する図である。 図23、図24、図25、図26の回転子の磁石ユニットを軸径方向に分割した形態を説明する図である。 図27、図28、図29、図30の回転子の磁石ユニットを軸長方向に分割した形態を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における回転電機の平面図であり、説明を分かり易くするため固定子から回転子を取り出して示した図である。また、図2は図1で示す回転子11の要部拡大図である。インナーローター型である回転電機8は、固定子(電機子)5と、回転子11とを備えている。回転子11の外周側には、固定子5が回転子11とは独立で固定されている。固定子5の内周側には回転子11が回転軸4に固定されており、回転子11の回転子本体12の外周面(固定子5との対向面)には複数の磁石3がおよそ均等な間隔で組み付け固定されている。
固定子5は、固定子鉄心6と、コイル7と、これらの間に介在する絶縁体(図中では省略しているが)とで構成されている。絶縁体は、例えば絶縁紙、樹脂部品等で構成されている。固定子鉄心6は回転子11に対向する内周側にコイル7を納めるための複数の溝(スロット)9が設けられており、2個のスロットに挟まれた、固定子鉄心6の内径方向に突出する形状の磁極ティース10をスロットと同じ数だけ持っている。
回転子11は、回転軸4で固定される回転子本体12と、複数の磁石ユニット16とを備えている。複数の磁石ユニット16はそれぞれ、磁石13を有する。複数の磁石ユニット16はそれぞれ、他の磁石ユニット16と、分割されている部品である。磁石13は、対応する磁石ユニット16の外周側に組み付けられている。複数の磁石ユニット16はボルト17で回転子本体12に締結され固定される。図1の回転子11ではそれぞれ円周方向に4等分された4個の磁石ユニット16a〜16dを有している。
さらに磁石ユニット16は複数の磁石ティース14から構成されており、それぞれの磁石ティース14の外周側には、磁石13が接着などで組み付けられている。
図3は磁石ユニット16を直線状に展開したときの図である。また、図4は図3で示す磁石ユニット16において、磁石ティース14a〜14c周辺を拡大した図である。本実施の形態では1つの磁石ユニット16が10個の磁石ティース14a〜14jで構成されており、隣接する磁石ティースは外周側で薄肉状に繋がる橋絡部18で連結されている。橋絡部18を中心に折り曲げ、隣接する磁石ティース14の面34どうしが当接することで、複数の磁石ティース14が円弧状に並んだ1つの磁石ユニット(1つの磁石ティース連結体)を形成する。
隣接する磁石ティース14の間で、例えば磁石ティース14aと14bとの間で、橋絡部18を中心に磁石ユニットを折り曲げたとき、磁石ティース14aと磁石ティース14bが円弧状の並びで固定できるように、圧入部20を設けている。圧入部20は磁石ティース14の一側端面の凹形状25と、凹形状の一側に隣接する磁石ティース14の他側端面の凸形状26から構成されており、磁石ティース14間を矢印27の方向に閉じるときに凸形状26が凹形状25に圧入されることで嵌め合い固定できる。
さらに、磁石ティース14が円弧形に並ぶとき、隣接する磁石13が引きあう力も磁石ユニット16が円弧形状で安定することを助けている。
磁石ティース14の素材には、回転電機の効率を向上させるために、透磁率の高い鉄材などが使用されるが、ブロック材を磁石ティース14の形にワイヤカット加工するなどの製作方法の他に、薄肉状の橋絡部18などの複雑な形状の製作を簡単とするために、プレス加工した薄板を積層して製作される積層鋼板とすることもできる。図5に積層鋼板で製作された磁石ユニット16を示す。この場合、磁石ティース14にネジ穴加工を施すことが難しいため、固定ブロック15を磁石ユニット16に組み付けて、固定ブロック15と回転子本体12をボルト17などで固定する。
図6に固定ブロック15を示す。図示例では、一例であるが、2つのネジ穴28が設けられている。
磁石ユニット16の一部の磁石ティース14には、隣接する磁石ティース14の間に
固定ブロックの形状をした切欠き31が設けられている。磁石ユニット16が直線状態のときに、磁石ティース14の側面から固定ブロック15を差し込み、磁石ユニット16が橋絡部18を中心に矢印24の方向に折り曲げられて磁石ティース14の間が閉じる時に、固定ブロック15が磁石ティース14に挟み込まれて固定される。固定ブロック15は左右に突起22を持ち、磁石ティース14の間が閉じる時に切欠き31の段差部23に圧入される。これにより、固定ブロック15を磁石ユニット16から外れないように、且つ磁石ティース14間が再度開かないように磁石ティース同士を拘束固定することができる。すなわち、固定ブロック15は溶接やボルト締結などの作業を必要とせず磁石ユニットに固定することができる。本実施の形態では切欠き31を、磁石ティース14a、14b間と、14i、14j間とに設けている。なお、切欠き31は、一つの磁石ユニットに関し、少なくとも一対の磁石ティースに設けられていればよい。
磁石ユニット16は、矢印21で示すように回転子本体12の外径側から組み立てられる。回転子本体12には切欠き19aが設けられており、固定ブロック15を切欠き19aに挿入するが、磁石ユニット16は矢印21の方向から組み立てられるため、組み立て途中で固定ブロック15と干渉しないように、切欠き19aの片側の側面は磁石ユニット16の中心方向に向かって開いた形状をしている。すなわち、切欠き19aにおける、対応する磁石ユニット16の中心に近い方の側面は、切欠きの開口側ほど(径方向外側ほど)対応する磁石ユニットの中心に近づく向きに傾いている。磁石ユニット16a〜16dはそれぞれ、2個の固定ブロック15a、15bを有しており、一方の固定ブロック15aの一方の側面と、対応する切欠き19aの傾いていない方の側面とが当接し、他方の固定ブロック15aの一方の側面(一方の固定ブロック15aの一方の側面と周方向でいう逆側の側面)と、対応する切欠き19aの傾いていない方の側面とが当接することで、固定子本体12と磁石ユニット16の位置決めを行うことができる。
本実施の形態では、1個の磁石ユニット16に2個の固定ブロック15を用いているが、固定ブロック15の数は2個以上用いても良く、複数の固定ブロック15の中の2個を用いて、上記同様の位置決めを行うことができる。
また図7のように1個の磁石ユニット16に1個の固定ブロック15cを用いても良く、固定ブロック15cの突出方向に沿って、磁石ユニット16を固定子本体12に組み立てる。回転子本体12の溝は、図8の切欠き19bように固定ブロック15cの突出部に合わせた形とすることで、固定ブロック15cの突出部がキーの役割も兼ね、固定子本体12と磁石ユニット16の位置決めを行うことができる。図示例では、1個の固定ブロック15cが、対応する磁石ユニット16の中心に配置されている。
図3に示した態様、図7に示した態様の、いずれの場合でも、キーなどの位置決め部品を別に用意する必要なく、磁石ユニット16と固定子本体12の位置決めを行うことができる。
また、回転子本体12と磁石ユニット16の軸長方向を位置決めするために、固定ブロック15にピン穴29を設け、切欠き19a、19bにこれに対応するピン穴を設けても良い。
図9に、磁石ユニット16の別の分解・組立方法を示す。図9の矢印30で示すように、磁石ユニット16は回転子本体12の軸長方向からスライドするように組み付け・取り外しを行うこともできる。例えば、本発明に関する回転子11を、既存の回転子の代わりに、回転電機8に組み込んだとき、回転子本体12や回転軸4や固定子5とは独立して磁石ユニット16を分解・再組立することができる。
また、この分解・組立方法で回転子11を製作する場合は、磁石ユニット16に複数の固定ブロック15を用いる場合でも、回転子本体12の嵌め合い溝形状は、切欠き19bのように側面が開いていない形状を採用することができ、複数の固定ブロック15のいずれか一つで磁石ユニット16と回転子本体12の位置決めを行うことができる。
上記のように、本実施の形態1の回転子11は、回転子本体12と複数の磁石ユニット16との分割構造であるため、磁石13の組み付け作業は各磁石ユニット16毎に行えばよく、さらに、磁石ユニット16は磁石組み付け面が一列に並ぶ直線状態にできるため、磁石組み付け作業を容易に行うことができる。また、固定ブロック15により磁石ユニット16の位置決めと締結を同時に行うことができるためキーなどの別部品を用意する必要がなく、さらに固定ブロック15と磁石ユニット16の組み立ても圧入作業のみで、溶接やボルト締結作業などを必要としないため、回転子本体12と各磁石ユニット16を精度良く且つ容易に組み立てることができる。また、これにより、回転電機8の動作特性も良好とすることができる。
さらに、回転子11は回転電機8を分解することなく、各磁石ユニット16を個別に分解・再組立することができるため、補修・メンテナンス作業が簡単となり工期・コストを軽減することができる。
さらに、磁石ユニット16を積層鋼板で製作する場合、図10のように鋼板33に対して直線レイアウトで材料取りして、順送プレス加工することができるため材料歩留りも良好とすることができ、プレス加工により、磁石組み付け面の面精度や、回転子本体12との組み付け面の面精度や、円弧形状にしたときの磁石ユニット16の真円度も、容易に確保することができるため、回転子を安価に製作することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2を図11〜15で説明する。なお、本実施の形態2は、以下に説明した以外の部分については、上述した実施の形態1と同様であるものとする。なお、以下特に説明をしていない箇所であって、既に説明した実施の形態と対応する箇所を示す参照数字は、下二桁に同じ数字を用いて示している。
図11に本発明の実施の形態2における回転子101の平面図を、図12に回転子101の要部拡大図を示す。
回転子101は回転子11と同様に、回転軸4に固定される回転子本体112と、複数の磁石ユニット116(一例として4個の磁石ユニット116a〜116d)とを備えている。複数の磁石ユニット116はそれぞれ、磁石113を有する。複数の磁石ユニット116はそれぞれ、他の磁石ユニット116と、分割されている部品である。磁石113は、対応する磁石ユニット116の外周側に組み付けられている。複数の磁石ユニット116はボルト117で回転子本体112締結固定されている。固定ブロック115の突出部は回転子本体112に設けられた溝119と嵌め合わされて位置決めされる。
図13は磁石ユニット116を直線状に展開したときの図である。また、図14は、第1コア片に関し、図13で示す直線状態の磁石ユニット116の要部拡大図である。図15は、第2コア片に関し、図13で示す直線状態の磁石ユニット116の要部拡大図である。
隣接する磁石ティース114は、橋絡部で繋がっておらず、個々の磁石ティース114は、相互に完全に分離可能な状態から以下のような構成を介して連結されている。磁石ユニット116は、複数の磁石ティース114がジョイント118で連結されて形成されている。本実施の形態では磁石ユニット116は10個の磁石ティース114が連結されている。各磁石ティース114の外周側には磁石113が組み付けられている。
磁石ティース114は薄板の鋼板積層で形成されており、磁石ティース114には、第1タイプの磁石ティース114と、第2タイプの磁石ティース114とが、少なくとも含まれている。第1タイプの磁石ティース114は、周方向の一側端面の突出部141に、軸部140を有する。第2タイプの磁石ティース114は、周方向の他側端面の突出部143に、軸部142を有する。磁石ユニット116は、第1タイプの磁石ティース114の軸部140と、第2タイプの磁石ティース114の軸部142とを嵌め合わせることで、構成される。一部を例に、より詳細に説明する。図13は、第1タイプの磁石ティース114が横に並んだ鋼板の層が、紙面最表面にある層として見えている。例えば、第1タイプの磁石ティース114aの軸部140には、その磁石ティース114aの隣の磁石ティース114bの裏側(紙面裏面側)に隠れた第2タイプの磁石ティース114の軸部142が、嵌め合わされる。軸部140および軸部142は、プレス加工で成形されており、軸部の表側は凸部として機能し、軸部の裏側は凹部として機能する。
磁石ユニット116においては、隣接する磁石ティース114が、嵌め合わされている第1タイプの磁石ティース114の軸部140および第2タイプの磁石ティース114の軸部142を中心に、互いに回転しあえる。磁石ティース114の間隔が開く方向、すなわち矢印124と逆方向には面144が当接するまで回転できる。隣接する磁石113は互いに磁極が反対であるため、お互いを吸引しようとするが、当接面144がストッパーとなるため、ジョイント118を中心とした回転動作で磁石どうしが接触することはない。また磁石ティース114の間隔が狭まる方向、すなわち矢印124の方向には面145が当接するまで回転できる。面145が当接する位置までジョイント118を回転させると、隣接する磁石ティース114は円弧状に並ぶことができる。これにより、磁石ユニット116を図13の直線状態から円弧状態に容易に変形させることができる。
磁石ティース114のジョイント118を矢印124の方向に回転させると、隣接する磁石113も磁石ティース114間が狭まる方向に吸引力が働く。したがって、磁石ティース114は円弧形に並んだ姿勢で安定するが、本発明の実施の形態1と同様に圧入形状120を併用することで、磁石ユニット116を円弧形状により安定して保持することができる。
以上により、本実施の形態のように磁石ティース114間の連結にジョイント118の構造を用いても、本発明の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
本発明の回転子の実施の形態3を図16〜19で説明する。なお、本実施の形態3は、以下に説明した以外の部分については、上述した実施の形態1または2と同様であるものとする。なお、以下特に説明をしていない箇所であって、既に説明した実施の形態と対応する箇所を示す参照数字は、下二桁に同じ数字を用いて示している。
図16に本発明の実施の形態3における磁石ユニット216の部分平面図を、図17に磁石ユニット216を第1変形した状態の部分平面図を、図18に磁石ユニット216を第2変形した状態の部分平面図を示す。
磁石ユニット216も本発明の実施の形態2と同様に、複数の磁石ティース214が連結されて構成されており、連結部にはジョイント218が設けられている。
磁石ティース214は薄板の鋼板積層で形成されており、磁石ティース214には、第3タイプの磁石ティース214と、第4タイプの磁石ティース214とが含まれている。第3タイプの磁石ティース214は、周方向の一側端面の突出部231に長穴235を有する。第4タイプの磁石ティース214は、周方向の他側端面の突出部232に軸部234を有する。第3タイプの磁石ティース214の長穴235と、第4タイプの磁石ティース214の軸部234とが嵌め合わされて構成される。
隣接する磁石ティース214は軸部234が長穴235に沿って図17の矢印方向にスライド動作することができ、隣接する磁石ティース214間が広い拡大位置と、狭い縮小位置をとることができる。第3タイプの磁石ティース214は、縮小位置にあるとき突出部231との干渉を避けるために突出部231の一側に隣接する第3タイプの磁石ティース214の他側端面には、凹形状233が設けられている。さらに、図示は省略しているが、第4タイプの磁石ティース214にも縮小位置で突出部232との干渉を避けるために、突出部232の他側に隣接する第4タイプの磁石ティース214の一側端面に、同様の凹形状が設けられている。また、隣接する磁石ティース214は軸部234を中心として図18の矢印の方向に回転動作することができる。
また、図19のように、長穴に凸形状237を設けることで、長穴の領域が拡大位置238と縮小位置239とに区分けされる。軸部234が長穴235に沿って拡大位置238から縮小位置239へ移動する途中で圧入状態となり、縮小位置239で圧入状態から解放されるようにできる。軸部234は凸形状237により、縮小位置239から拡大位置238方向へ意図せず戻ることがなくなるため、縮小位置239で位置決めされ、縮小位置239でより安定して回転動作を行うことができるようになる。
このようにして、本発明の実施の形態1および2と同様の効果を得ることができる。
前述のとおり、一般的に磁石213は磁力が強いほど小型で効率の良い回転電機8を得ることができるが、回転子に磁石213を組み立てるときには強い磁力で隣接する磁石213が吸引し合うため作業性が悪くなる。本実施の形態では、隣接する磁石ティース214が拡大位置をとることができるため、磁石213を組み付ける時に、隣接する磁石213と離れた位置で作業を行うことができ、作業性が良好となる。また、ジョイント218をスライドさせて縮小位置とする場合や、ジョイント218を回転させて図18のように円弧形状とする場合は、いずれも隣接した磁石213同士の引きあう力が助けとなり、変形後の姿勢も安定するため、磁石ユニット216の変形作業が容易である。すなわち、生産作業性の良い回転子構造を得ることができる。
以下に、上述した実施の形態の更なる改変形態について説明する。なお、この場合も、特に説明している箇所以外の部分は、上述した実施の形態1〜3のいずれかと同様であるものとする。
本発明の実施の形態2、3では磁石ティース114、214を積層鋼板で形成したが、図20Aおよび図20Bのように磁石ティース114、214をブロック材からワイヤカット加工や切削加工で製作することもできる。一例として、図20Aおよび図20Bは本発明の実施の形態2の磁石ユニットをブロック材で製作したものを示す。この場合、隣接する磁石ティース154同士が橋絡部で繋がっておらず、次のようにして連結される。各磁石ティース154は一側端面にある突出部150に軸部140の代わりに円形形状である第1穴155を設け、隣接する磁石ティース154の他側端面にある連結部(突出部・相対突出部)151に軸部142の代わりに第1穴155と同径の円形形状である第2穴156を設け、第1穴155と第2穴156にピン152を圧入して連結することで、同様にジョイント158を中心に隣接磁石ティース154が回転動作できる構造を得ることができ、本発明の実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
また、例えば突出部150に設けた第1穴155は上述した長穴235のように構成し、ピン152は、長穴状の第1穴155に挿入されると共に、第2穴156に圧入されるようにしても、本発明の実施の形態3と同様の効果を得ることができる。なお、この態様は、すなわち、第1穴155または第2穴156の一方のみが、長穴であり、他方は、円形穴であればよい。さらに、図示省略するが、長穴とした第1穴156もしくは第2穴156に、上述した図19と同様な凸形状を設けることで、長穴の領域が拡大位置と縮小位置とに区分けられるようにしてもよい。この態様でも、図19の態様と同様、ピン152は、凸形状により、縮小位置から拡大位置の方向へ意図せず戻ることがなくなるため、縮小位置でより安定して回転動作を行うことができるようになる。
また、本発明における実施の形態1〜3では、磁石ユニットに鉄材を用いているが、銅など、鉄以外の透磁率の高い材料を使用しても良い。
また、本発明の各実施の形態の回転子は円周方向に均等分割した4個の磁石ユニットから構成されているが、磁石ユニットは1個以上の任意の個数でよく、その場合でも、本発明の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本発明の各実施の形態の各磁石ユニットは、全て同じ数の磁石ティースを有しているが、各磁石ユニットは異なる数の磁石ティースを有する構造であっても良い。
また、本発明の各実施の形態の磁石ユニットは、それぞれ10個の磁石ティースの連結体構造として記したが、2個以上の複数の磁石ティースが連結された構造であっても良い。
また、本発明の磁石ユニットは、固定ブロックと回転子本体がボルト締結により固定されているが、溶接・圧入などの他の締結方法で固定される構造であっても良い。
また、本発明の磁石ユニットは、1個の磁石ティースに対して、1個の磁石が組み付けられているが、図21のように1個の磁石ティースに対して円周方向もしくは軸長方向もしくはその両方に複数の磁石313a,313bを組み付けても良い。
また、本発明の各実施の形態はSPM回転子を例として示しているが、図22のように磁石413が磁石ティース414の中に組み付けられるIPM回転子にも適用することができる。
また、本発明における実施の形態1〜3では、固定子が外周側に、回転子が内周側に配置されたインナーローター型の回転電機を例示しているが、本発明は図23〜図30のような磁石ユニット516、616の形にすることで、アキシャルギャップ型、アウターローター型など、他形態の回転電機においても適用することができる。
図23〜図26は本発明をアキシャルギャップ型回転電機に適用した例を示している。
図23はアキシャルギャップ型回転電機508の側面図を示している。また、図24は磁石ユニット516の直線展開状態を示している。また、図25は図24で示す磁石ユニット516の側面図を示している。また、図26は図24で示す回転電機508の回転子501について、固定子550との対向面側から見た図を示している。
本発明の実施の形態1と同様に、磁石ユニット516は複数の磁石ティース514が橋絡部518で連結された構造となっており、橋絡部518を折り曲げて磁石ユニット516全体を円弧形状とする。また、各磁石ティースの軸長方向端面には磁石513が組み付けられている。さらに、磁石ユニット516はその内側に固定ブロック515が嵌合固定されおり、固定ブロック515は磁石ユニット516の磁石513が組み付けられている面と反対側の軸長方向端面側から突出しており、固定ブロック515が回転子本体512に設けられた切欠き519に嵌め合わされ、ボルト517などで締結されることで回転子501を構成している。回転子501は、回転軸504に固定されており、回転軸504とは独立して固定された固定子550と軸長方向に微小なギャップ距離を持って配置されることで回転電機508を形成している。
すなわち、磁石ユニット516は、回転子501の軸長方向に、回転子本体512に接続されており、回転子501の軸長方向に、固定子550とギャップ距離を持って配置されている。
図27〜図30は本発明をアウターローター型回転電機に適用した例を示している。
図27はアウターローター型回転電機608の側面図を示している。また、図28は磁石ユニット616について回転子本体612との取付け面側からみた直線展開状態を示している。また、図29は図28で示す磁石ユニット616の側面図を示している。また、図30は図27で示す回転子601について、固定子650を支持する支持台651の側から軸長方向に見たときの図を示している。
本発明の実施の形態1と同様に、磁石ユニット616は複数の磁石ティース614が橋絡部618で連結された構造となっており、橋絡部618を折り曲げて磁石ユニット616全体を円弧形状とする。また、各磁石ティースの内周側には磁石613が組み付けられている。さらに、磁石ユニット616はその内側に固定ブロック615が嵌合固定されおり、固定ブロック615は磁石ユニット616の外周側から突出しており、固定ブロック615が回転子本体612に設けられた切欠き619に嵌め合わされ、ボルト617などで締結されることで回転子601を構成している。回転子601は、回転軸604に固定されており、回転軸604とは独立して固定された固定子650と内周方向に微小なギャップ距離を持って配置されることで回転電機608を形成している。
すなわち、磁石ユニット616は、回転子601の径方向に、回転子本体612に接続されており、回転子601の径方向に、固定子650とギャップ距離を持って配置されている。
図23〜図26で示した例、および、図27〜図30で示した例はいずれも、隣接する磁石ティース514、614が橋絡部518、618で連結されているが、本発明の実施の形態2、3のように橋絡部518、618のかわりにジョイント構造を用いても良い。
すなわち、アウターローター型回転電機、アキシャルギャップ型回転電機など、他形態の回転電機においても、本発明を用いることで、本発明の実施の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
また、本発明の磁石ユニットは、アキシャルギャップローター型の回転電機の場合、図31、図32のように軸径方向に複数に分割されていても良く、軸径方向に分割された複数の磁石ユニット516a、516bをそれぞれ回転子本体に対して円周方向位相をずらして組み付けることで段スキュー構造とすることもできる。
また、本発明の磁石ユニットは、インナーローター型、アウターローター型の回転電機の場合、図33のように軸長方向に複数に分割されていても良く、軸長方向に分割された複数の磁石ユニット616a、616bをそれぞれ回転子本体に対して円周方向位相をずらして組み付けることで段スキュー構造とすることもできる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
本願発明には、上述した実施の形態それぞれに関して、いずれか1つ以上の実施の形態の構成の一部または全部を、他の実施の形態に組み合わせるものも含まれる。
5、550、650 固定子、11、101、501、601 回転子、12、112、512、612 回転子本体、13、113、213、313、413、513、613 磁石、14、114、154、214、414、514、614 磁石ティース、15、115、515、615 固定ブロック、16、116、216、516、616 磁石ユニット、19a、19b、119、519、619 切欠き。

Claims (11)

  1. 回転子と、固定子とを備え、
    前記回転子は、回転子本体と、前記回転子本体の外周部に配置される少なくとも一つの磁石ユニットとを備え、
    前記磁石ユニットは、円周方向に分割された複数の磁石ティースを有しており、
    一つの前記磁石ユニットを構成する前記複数の磁石ティースは、円弧状に並んでおり、
    前記磁石ティースには磁石が取り付けられており、
    一つの前記磁石ユニットに関して、少なくとも一対の前記磁石ティースのそれぞれに、切欠きが設けられており、
    前記複数の磁石ティースが円弧状に並んだ状態で、一対の前記切欠きに、固定ブロックが圧入されており、
    前記固定ブロックが前記切欠きに挿入された状態で、前記固定ブロックが前記回転子本体に締結さ
    前記磁石ティースには、第3タイプの前記磁石ティースと、第4タイプの前記磁石ティースとが含まれており、
    前記第3タイプの磁石ティースは、周方向の一側端面の突出部に、長穴を有し。
    前記第4タイプの磁石ティースは、周方向の他側端面の突出部に軸部を有し、
    前記磁石ユニットはそれぞれ、前記第3タイプの磁石ティースの前記長穴と、前記第4タイプの磁石ティースの前記軸部とが嵌め合わされて、構成される、
    回転電機。
  2. 回転子と、固定子とを備え、
    前記回転子は、回転子本体と、前記回転子本体の外周部に配置される少なくとも一つの磁石ユニットとを備え、
    前記磁石ユニットは、円周方向に分割された複数の磁石ティースを有しており、
    一つの前記磁石ユニットを構成する前記複数の磁石ティースは、円弧状に並んでおり、
    前記磁石ティースには磁石が取り付けられており、
    一つの前記磁石ユニットに関して、少なくとも一対の前記磁石ティースのそれぞれに、切欠きが設けられており、
    前記複数の磁石ティースが円弧状に並んだ状態で、一対の前記切欠きに、固定ブロックが圧入されており、
    前記固定ブロックが前記切欠きに挿入された状態で、前記固定ブロックが前記回転子本体に締結され、
    前記磁石ティースはそれぞれ、一側端面に第1穴を有し、他側端面に第2穴を有し、
    前記磁石ティースのそれぞれの前記第1穴と、隣接する前記磁石ティースの前記第2穴とにピンが圧入されており、
    前記第1穴または前記第2穴の一方のみが、長穴であり、他方は、円形穴である、
    回転電機。
  3. 前記磁石ティースは、鋼板を積層することで形成されている
    請求項1または2の回転電機。
  4. 前記磁石ユニットは、ブロック材を加工して形成されている、請求項1または2の回転電機。
  5. 前記長穴には、該長穴の領域が拡大位置と縮小位置とに区分けられる凸形状が設けられている、請求項1〜4の何れか一項の回転電機。
  6. 前記回転子は、アキシャルギャップローター型回転電機の回転子であり、
    前記磁石ユニットは、前記回転子の軸長方向に、前記回転子本体に接続されており、
    前記磁石ユニットは、前記回転子の軸長方向に、前記固定子とギャップ距離を持って配置されている、
    請求項1〜の何れか一項の回転電機。
  7. 前記磁石ユニットが前記回転子本体に対して軸径方向に複数に分割されている、
    請求項の回転電機。
  8. 軸径方向に並ぶ複数の前記磁石ユニットの円周方向位相が異なっている、
    請求項の回転電機。
  9. 前記回転子は、インナーローター型回転電機の回転子もしくはアウターローター型回転電機の回転子であり、
    前記磁石ユニットは、前記回転子の径方向に、前記回転子本体に接続されており、
    前記磁石ユニットは、前記回転子の径方向に、前記固定子とギャップ距離を持って配置されている、
    請求項1〜の何れか一項の回転電機。
  10. 前記磁石ユニットが前記回転子本体に対して軸長方向に複数に分割されている、
    請求項の回転電機。
  11. 軸長方向に並ぶ複数の前記磁石ユニットの円周方向位相が異なっている、
    請求項10の回転電機。
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