JP6408267B2 - 天井養生構造およびシート状部材の一時撤去復旧方法 - Google Patents

天井養生構造およびシート状部材の一時撤去復旧方法 Download PDF

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Description

本発明は、天井部に配置された支持部材にシート状部材を取り付ける天井養生構造およびシート状部材の一時撤去復旧方法に関する。
たとえば店舗や駅構内などの通路では、日中、人の通行があるため、天井の改修工事(天井材の貼り替えや天井下地の交換など)は、夜間に何日もかけて行うことが多い。この場合、日中には通路の上部に、資材の落下を防止するためのシート状部材(養生シートや養生ネットなど)を設置する。シート状部材は、天井部の支持部材に取り付ける。シート状部材は、結び紐、バインド線、タッカー針あるいはビスなどによって、支持部材に取り付けられている。また、その他の取付部材としては、たとえば特許文献1に示すようなものも用いられている。
特許文献1に記載された構成は、結び紐やバインド線に代えて、コイル状に成形した結束金具を用いて養生シートを取り付けている。結束金具を支持部材に固定するとともに、結束金具の端部の鉤状部分に養生シートの結束用リングを係止している。
特開2002−276160号公報
結び紐、バインド線、タッカー針あるいはビスなどを用いてシート状部材を固定するには、結び紐を結ぶ作業、バインド線を巻き止める作業やビスを締め付ける作業に多くの手間を要する。また、バインド線やタッカー針を用いる場合には、シート状部材を傷めてしまう問題があった。一方、特許文献1の構成では、別途に結束金具を形成する必要があるとともに、結束金具を天井部に着脱する手間を要する問題があった。
このような観点から、本発明は、シート状部材を傷付けず、シート状部材を容易に取り付けることができる天井養生構造およびシート状部材の一時撤去復旧方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための請求項1に係る発明は、天井部に配置された支持部材に、紐状の取付部材を介してシート状部材を取り付ける天井養生構造において、前記取付部材は、紐部材と、前記紐部材の両端部に設けられた連結部材とを備えており、前記紐部材の両端部は、前記シート状部材の周縁部に設けられた係止リングから下方に延出するとともに、前記紐部材の中間部は、前記係止リングから上方に延在して前記支持部材に巻き掛けられており、前記連結部材は、前記係止リングを通過可能な形状であり、且つ前記連結部材の外形寸法のうち最も長い寸法が、前記係止リングの内径寸法よりも大きいことを特徴とする天井養生構造である。
このような天井養生構造によれば、紐部材を支持部材に巻き掛けた状態で、連結部材を係止リングに通し、係止リングを連結部材に係止させることで、容易にシート状部材を支持部材に取り付けることができる。また、連結部材を係止リングに挿通させて、係止リングを係止させるので、シート状部材が傷付くことはない。
請求項2に係る発明は、前記連結部材は、互いに着脱可能な一対のコードストッパにて構成されており、前記一対のコードストッパは、前記係止リングの下方で一体化されて、前記係止リングを係止していることを特徴とする。
このような天井養生構造によれば、コードストッパが連結部材の略半分の大きさであるので、小さい係止リングや狭い隙間を通過させることができる。また、コードストッパの下方に紐部材の端部を引っ張って固定すれば、支持部材の周りの紐部材を絞って支持部材の周囲に追従させることができ、シート状部材を安定した状態で取り付けることができる。
請求項3に係る発明は、前記シート状部材は複数設けられ、隣り合う前記シート状部材の前記係止リング同士が、前記支持部材の下方で上下方向に重なり合っており、前記紐部材は、重なり合った前記係止リングの両方に挿通していることを特徴とする。
このような構成によれば、隣り合うシート状部材の端縁部同士を重ね合わせて固定できるので、シート状部材間の隙間を塞ぐ作業が不要となる。
請求項に係る発明は、天井部に配置された支持部材に、紐状の取付部材を介してシート状部材が取り付けられており、前記取付部材は、紐部材と、前記紐部材の両端部に設けられた連結部材とを備え、前記紐部材の両端部は、前記シート状部材の周縁部に設けられた係止リングから下方に延出するとともに、前記紐部材の中間部は、前記係止リングから上方に延在して前記支持部材に巻き掛けられており、前記連結部材は、前記係止リングを通過可能な形状であり、且つ前記連結部材の外形寸法のうち最も長い寸法が、前記係止リングの内径寸法よりも大きい形状である天井養生構造から前記シート状部材を一時的に撤去して復旧するシート状部材の一時撤去復旧方法であって、前記取付部材を前記支持部材に巻き掛けたまま残置した状態で、前記連結部材を下側から前記係止リングに通過させて前記シート状部材を一時撤去し、残置した前記取付部材を用いて前記シート状部材を再度取り付けることを特徴とするシート状部材の一時撤去復旧方法である。
このようなシート状部材の一時撤去復旧方法によれば、シート状部材の一時撤去および復旧作業を行う際に、取付部材の撤去および取付作業を省略できるので、シート状部材の撤去および取付作業を行うだけで済む。したがって、作業手間を低減できる。
本発明に係る天井養生構造およびシート状部材の一時撤去復旧方法によれば、シート状部材を傷付けず、シート状部材を容易に取り付けることができるといった優れた効果を発揮する。
(a)は本発明の第一実施形態に係る天井養生構造を示した断面図、(b)はコードストッパを示した断面図である。 本発明の第一実施形態に係る天井養生構造を下側から見上げた斜視図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の第一実施形態に係る天井養生構造を形成する作業手順を示した側面図である。 取付部材を用いてシート状部材同士を固定した状態を示した断面図である。 (a)は本発明の第二実施形態に係る天井養生構造を示した断面図、(b)はコードストッパを示した断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の第二実施形態に係る天井養生構造を形成する作業手順を示した側面図である。 本発明の第二実施形態に係る天井養生構造の変形例を示した断面図である。
本発明の第一実施形態に係る天井養生構造およびシート状部材の取付部材について図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態では、上階の梁または床スラブから垂下された吊りボルトに固定された野縁受け(支持部材)に、養生シート(シート状部材)を取り付けた場合を例に挙げて説明する。なお、説明において同一要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略する。
図2に示すように、本実施形態に係る天井養生構造1は、天井部に配置された支持部材2に、紐状の取付部材10を介して資材落下防止用のシート状部材3を取り付ける構造である。
支持部材2は、梁または床スラブから延在する吊りボルト(図示せず)の下部に固定された野縁受けからなる。野縁受けは、たとえば、アルミニウム合金製のC型チャンネルからなり、水平方向に延在している。野縁受けは、所定間隔に配置された吊りボルトに吊り金具を介して固定されている。なお、野縁受けは、前記構成に限定されるものではなく、必要な強度を備えていれば、他の材質のものであってもよいし、C型チャンネル以外のものであってもよい。また、支持部材2は、野縁受け以外のものであってもよく、取付部材10を巻き掛けることができれば、野縁や、梁の下部に固定された小梁などでもよい。
図1の(a)にも示すように、シート状部材3は、たとえば網状の養生シートからなる。養生シートの周縁部には、係止リング4が設けられている。係止リング4は複数設けられており、周方向に所定間隔をあけて配置されている(図2参照)。係止リング4は、取付部材10が通過する貫通孔を構成している。係止リング4は、金属などの硬質の材料にて構成されており、主に養生シートを固定するために利用される。
取付部材10は、紐部材11と、コードストッパ12を備えている。コードストッパ12の両端部に、紐部材11の端部11b,11bがそれぞれ挿通する。紐部材11は、養生シートを吊り下げて固定可能な強度と、支持部材2の表面に沿って巻き掛け可能な可撓性とを備えている。紐部材11は、支持部材2に巻き掛けられて、その両端部が係止リング4を挿通できる長さを備えている。紐部材11は、強度と可撓性を備えていれば、繊維、樹脂、金属など材質を問わない。
紐部材11の中間部11aは、係止リング4の上方に延在して、U字状に束ねられた状態で野縁受けに巻き掛けられる。中間部11aは、野縁受けの外周形状に沿って一周して巻き掛けられている。中間部11aの先端部のU字部分には、紐部材11の端部11b,11bが下方に向かって挿通されている。端部11b,11bは、係止リング4を通過して下方に延出する。紐部材11の両端部11b,11bには、コードストッパ12の両端部がそれぞれ固定されている。紐部材11の端部11bのコードストッパ12よりも外側部分には結び目が形成されており、コードストッパ12が紐部材11の端部11bから抜け落ちるのを防止している。
コードストッパ12は、紐部材11の任意位の位置で紐部材11を噛み込むことで、その位置に固定される部材である。図1の(b)にも示すように、コードストッパ12は、外筒部材13と挿入部材14とを備えている。外筒部材13は、軸方向中間部が塞がれており、両端部に筒部15が形成されている。外筒部材13の外径は、係止リング4の内径よりも小さい寸法である。具体的には、コードストッパ12に紐部材11を挿通して固定した状態で、コードストッパ12の軸方向を上下に立てた状態で係止リング4を通過できる寸法である。外筒部材13は、筒部15の開放側端部から内側(中間部寄り)に挿入部材14を挿入できるようになっている。筒部15には、一対の貫通孔16,16が形成されている。貫通孔16は、正面視円形を呈しており、紐部材11が挿通可能な内径を備えている。貫通孔16,16は、互いに対向する位置に形成されている。
筒部15の内側底部には、バネ部材17が設けられている。バネ部材17は、一端が挿入部材14の先端面に当接し、他端が筒部15の内側底部に当接している。バネ部材17は、挿入部材14の先端と筒部15の内側底部との間に圧縮状態で装着されており、挿入部材14を外側に付勢している。
挿入部材14は、円柱形状を呈している。挿入部材14には、貫通孔18が形成されている。貫通孔18は、円柱の径方向に延在しており、外筒部材13の貫通孔16と同等の内径を有している。挿入部材14の外側端部には、鍔部19が形成されている。鍔部19は、挿入部材14を外筒部材13に押し込んだ時に、筒部15の開放側端部に当接することで、挿入深さのストッパの役目を果たす。挿入部材14を一番奥(鍔部19が筒部の開放側端部に当接する位置)まで押し込んだ時に、貫通孔18が、筒部15の貫通孔16,16と同軸状に位置するようになっている(図1の(b)参照)。この状態で、コードストッパ12は、紐部材11に対して移動可能となる。このとき、バネ部材17は、挿入部材14の先端と筒部15の内側底部との間で圧縮されており、挿入部材14を外側に付勢している。挿入部材14を外筒部材13に押し込むのをやめると、挿入部材14がバネ部材17によって、外筒部材13から押し出される方向に押されて、紐部材11が挟まれて噛み込まれる(図1の(a)参照)。これによって、コードストッパ12が紐部材11に固定される。コードストッパ12は、紐部材11の任意の位置で固定可能である。
コードストッパ12は、係止リング4の軸方向に直交する方向(水平方向)に延在している。コードストッパ12の外形寸法のうち、係止リング4の軸方向(紐部材11の挿通(通過)方向)に直交する方向における最も長い寸法(挿入部材14,14の両端間の距離)は、係止リング4の内径寸法よりも大きい。これによって、コードストッパ12は、水平方向に延在した状態で係止リング4を通過不可能となっている。このようなコードストッパ12は、係止リング4を係止する。具体的には、係止リング4は、コードストッパ12から上方に延在した紐部材11に掛け止められている。つまり、一体化されたコードストッパ12は、紐部材11を介して係止リング4を係止していることとなる。
次に、取付部材10を用いて養生シート(シート状部材3)を野縁受け(支持部材2)に取り付ける作業手順を、図3を参照しながら説明する。
図3の(a)に示すように、まず、野縁受けに取付部材10を巻き掛ける。具体的には、紐部材11の中間部11aを野縁受けの外周形状に沿って一周して巻き掛ける。中間部11aの先端部のU字部分に、コードストッパ12とともに紐部材11の端部11b,11bを下方に向かって挿通する。そして、紐部材11の端部11b,11bを下方に向かって引っ張る。すると、中間部11aの先端部が窄まって、コードストッパ12が通過する隙間がなくなるので、野縁受けに取付部材10が固定される。
図3の(b)に示すように、養生シートの係止リング4,4が上下に重なるように、端部同士を重ね合わせる。その後、野縁受けに固定しておいた取付部材10のコードストッパ12と紐部材11の端部11b,11bを、上側から係止リング4,4に挿通させて、養生シートの下方に引き出す。このとき、コードストッパ12の軸方向を縦にした状態で、コードストッパ12を係止リング4,4に挿通させる。
次に、図3の(c)に示すように、係止リング4,4の下方に引き出されたコードストッパ12の軸方向を、横にした状態とする。ここでコードストッパ12の軸方向(長手方向)寸法は、係止リング4の内径よりも大きくなるので、コードストッパ12に係止リング4が係止される。よって、養生シートを野縁受けに確実に固定することができる。
最後に、コードストッパ12の両端の挿入部材14を筒部15の底部側に押さえつつ、紐部材11の両方の端部11b,11bを下方に引っ張って、野縁受け周りの紐部材11の中間部11aを絞る(図1の(a)の状態)。このようにすれば、紐部材11が野縁受けの外周面に追従して、野縁受けが締め付けられるので、養生シートを安定した状態で野縁受けに取り付けることができる。
一方、養生シートを取り外すときには、前記工程と逆の手順で作業を行う。つまり、コードストッパ12を紐部材11の両端部11b,11bまで移動させて、紐部材11の締め付けを緩める(図3の(c)の状態)。そして、コードストッパ12の軸方向を縦にした状態で、コードストッパ12を係止リング4,4の下側から挿通させる。すると、紐部材11の両端部11b,11bが、係止リング4,4から抜けだし、養生シートが取り外し可能となる。
天井工事の全工程が完了して、養生シートを完全に撤去する場合は、養生シートを取り外した後に、取付部材10も取り外す。取付部材10を取り外すには、中間部11aの先端部のU字部分から、コードストッパ12とともに紐部材11の端部11b,11bを引き抜く。そして、紐部材11の端部11b,11bを下方に向かって引っ張って、中間部11aを野縁受けの外周部から引き外す。
天井工事の工程が残っていて、養生シートを一時撤去して再度設置(復旧)する場合には、養生シートを取り外した後に、取付部材10は取り外さずに、野縁受けに巻き掛けたまま残置した状態とする(図3の(a)参照)。残置した取付部材10は、養生シートを再度設置(復旧)する際に利用される。
以上のような取付部材10の構成によれば、コードストッパ12の紐部材11への取付けは容易であるので、取付部材10を容易に形成できる。
また、取付部材10を用いれば、取付部材10を野縁受けに巻き掛けた後に、紐部材11の端部11b,11bとコードストッパ12を下向きに係止リング4,4に通し、係止リング4の下方でコードストッパ12を横向きにする」といった簡単な作業で、養生シートを野縁受けに固定することができる。以上のように、従来行っていた紐を結ぶ作業が省略できるので、取付作業の手間が低減される。
さらに、コードストッパ12の下方に紐部材11の端部11bを引っ張るだけで、野縁受け周りの紐部材11を絞ることができ、シート状部材を安定した状態で取り付けることができる。
また、養生シートは、係止リング4,4同士が重なり合うことで、隣り合う養生シートの周縁部同士が重なり合っている。これによって、養生シート間に隙間ができないので、隙間を塞ぐ作業は必要ない。
一方、養生シートを取り外すときには、従来行っていた紐を解く作業などがないので、容易に養生シートを取り外すことができる。
さらに、本発明の天井養生構造1およびシート状部材の取付部材10によれば、係止リング4に紐部材11の端部11bとコードストッパ12を挿通させて、係止リング4をコードストッパ12,12に係止しているので、養生シート本体にバインド線やタッカー針を貫通させる必要はない。したがって、養生シートを傷付けることもない。
また、本発明のシート状部材の一時撤去復旧方法によれば、取付部材10を野縁受けに巻き掛けたまま残置した状態で、コードストッパ12を係止リング4,4に通過させて養生シートを一時撤去し、残置した取付部材10を用いて養生シートを再度取り付けるようにしたことによって、一時撤去および復旧作業を行う際に、取付部材10の撤去および取付作業を省略することができる。したがって、養生シートの撤去および取付作業を行うだけで済むので、作業手間を低減することができる。
次に、図4を参照しながら、第一実施形態に係る取付部材10を用いて、養生シート同士を連結する場合の構成を説明する。ここでは、支持部材が配置されていない。
図示するように、養生シートの係止リング4,4は上下方向に重ね合わさって配置されている。紐部材11の中間部11aは、上側の係止リング4の上方に延在して、U字状に束ねられた状態で上側の係止リング4の枠部に巻き掛けられる。枠部に巻き掛けられた中間部11aの先端部のU字部分には、紐部材11の端部11b,11bが下方に向かって挿通されている。
U字部分を挿通した紐部材11の端部11b,11bとコードストッパ12は、下側の係止リング4に、下方に向かって挿通している。下方に挿通されたコードストッパ12は、係止リング4の軸方向に直交する方向(水平方向)に延在している。コードストッパ12は、水平方向に延在した状態で係止リング4を通過不可能となっているので、係止リング4を係止する。これによって、上下の係止リング4,4が取付部材10によって固定され、養生シート同士が連結される。このように取付部材10を用いて養生シート同士を連結すれば、支持部材2(野縁受け)の間隔が広くても、養生シート同士の連結ピッチを小さくできる。これによって、隣り合う養生シート間に発生する隙間を小さくできる。
本発明の第二実施形態に係る天井養生構造およびシート状部材の取付部材について図5および図6を参照しつつ詳細に説明する。図5に示すように、本実施形態に係る天井養生構造101では、取付部材110は、紐部材11と、一対のコードストッパ112,112を備えている。つまり、連結部材が、互いに着脱可能な一対のコードストッパ112,112にて構成されており、一対のコードストッパ112,112は、係止リング4の下方で一体化されて、係止リング4を係止している。
コードストッパ112は、紐部材11の任意の位置で紐部材11を噛み込むことで、その位置に固定される部材である。図5の(b)にも示すように、コードストッパ112は、外筒部材13と挿入部材14とを備えている。外筒部材13は、筒部15の一端が塞がれた有底円筒形状を呈している。外筒部材13の外径は、係止リング4の内径よりも小さい寸法である。具体的には、コードストッパ112に紐部材11を挿通して固定した状態で、コードストッパ112の軸方向を上下に立てた状態で係止リング4を通過できる寸法である。外筒部材13は、筒部15の開放側端部から内側に挿入部材14を挿入できるようになっている。筒部15には、一対の貫通孔16,16が形成されている。貫通孔16は、正面視円形を呈しており、紐部材11が挿通可能な内径を備えている。貫通孔16,16は、互いに対向する位置に形成されている。
筒部15の内側底部には、バネ部材17が設けられている。バネ部材17は、一端が挿入部材14の先端面に当接し、他端が筒部15の内側底部に当接している。バネ部材17は、挿入部材14の先端と筒部15の内側底部との間に圧縮状態で装着されており、挿入部材14を外側に付勢している。
挿入部材14は、円柱形状を呈している。挿入部材14には、貫通孔18が形成されている。貫通孔18は、円柱の径方向に延在しており、外筒部材13の貫通孔16と同等の内径を有している。挿入部材14の外側端部には、鍔部19が形成されている。鍔部19は、挿入部材14を外筒部材13に押し込んだ時に、筒部15の開放側端部に当接することで、挿入深さのストッパの役目を果たす。挿入部材14を一番奥(鍔部19が筒部の開放側端部に当接する位置)まで押し込んだ時に、貫通孔18が、筒部15の貫通孔16,16と同軸状に位置するようになっている(図5の(b)参照)。この状態で、コードストッパ112は、紐部材11に対して移動可能となる。このとき、バネ部材17は、挿入部材14の先端と筒部15の内側底部との間で圧縮されており、挿入部材14を外側に付勢している。挿入部材14を外筒部材13に押し込むのをやめると、挿入部材14がバネ部材17によって、外筒部材13から押し出される方向に押されて、紐部材11が挟まれて噛み込まれる(図5の(a)参照)。これによって、コードストッパ112が紐部材11に固定される。コードストッパ112は、紐部材11の任意の位置で固定可能である。
筒部15の閉塞側端部には、他方のコードストッパ112と着脱するための着脱機構が形成されている。図5中、左側に図示された一方のコードストッパ112(以下、区別するときは「コードストッパ112a」と言う場合がある)には、着脱機構として凸部21が形成されている。凸部21の先端部には、基端側から先端側に向かうに連れて一旦縮径したのちに拡径する係止部22が形成されている。つまり、係止部22は、縮径部分22aと拡径部分22bとを備えている。拡径部分22bは、凸部21の基端部と同等の外径を備えている。拡径部分22bの先端にはコードストッパ112の軸方向に延在するスリットが形成されており、拡径部分22bが拡縮可能となっている。拡径部分22bの先端側周縁角部と基端側周縁角部は、テーパ形状になっている。
図5中、右側に図示された他方のコードストッパ112(以下、区別するときは「コードストッパ12b」と言う場合がある)には、着脱機構として凹部23が形成されている。凹部23の底部には、凸部21の係止部22を係止させる係止受部24が形成されている。凹部23は、係止受部24も含めて、凸部21の外周面に沿った内周面を備えている。係止受部24は、縮径部分24aと拡径部分24bとを備えている。凹部23は、凸部21が嵌合する内周形状になっている。
凸部21を凹部23に押し込むと、係止部22の拡径部分22bのテーパ形状の先端側周縁角部が凹部23の係止受部24の縮径部分24aの内周面に当接して、係止部22の拡径部分22bが縮径する。拡径部分22bは、縮径した状態で凹部23の縮径部分24aを通過して奥まで移動し、拡径部分24bに到達したところで元の形状に戻って(拡径して)、拡径部分24bに嵌合する。
一方、嵌合した状態の凸部21を凹部23から引っ張ると、係止部22の拡径部分22bのテーパ形状の基端側周縁角部が凹部23の縮径部分24aの先端部分の内周面に押されて、拡径部分24bが縮径する。拡径部分24bは、縮径した状態で凹部23の縮径部分24aを通過して凹部23の基端部まで移動し、元の形状に戻る。凸部21が凹部23から引き出されると、コードストッパ112a,112bが分離する。
一対のコードストッパ112,112は、分離された状態で個々に係止リング4を通過可能な形状になっている。本実施形態では、コードストッパ112の軸方向を上下に立てた状態で、係止リング4を通過可能となっている。なお、本実施形態では、両方のコードストッパ112,112が、それぞれ係止リング4を通過可能になっているが、少なくとも一方のコードストッパ112が係止リング4を通過可能な形状になっていればよく、他方のコードストッパ112が係止リング4を通過できない形状であってもよい。
凸部21を凹部23に嵌合させて、一対のコードストッパ112,112を一体化させる。一体化されたコードストッパ112,112は、係止リング4の軸方向に直交する方向(水平方向)に延在している。一体化されたコードストッパ112,112の外径寸法のうち、係止リング4の軸方向(紐部材11の挿通(通過)方向)に直交する方向における最も長い寸法(挿入部材14の端部から、他方の挿入部材14までの距離)は、係止リング4の内径寸法よりも大きい。これによって、一対のコードストッパ112,112は、一体化されて水平方向に延在した状態で係止リング4を通過不可能となっている。このように一体化されたコードストッパ112,112は、係止リング4を係止する。具体的には、係止リング4は、コードストッパ112から上方に延在した紐部材11に掛け止められている。つまり、一体化されたコードストッパ112,112は、紐部材11を介して係止リング4を係止している。
次に、取付部材110を用いて養生シート(シート状部材3)を野縁受け(支持部材2)に取り付ける作業手順を、図6を参照しながら説明する。
図6の(a)に示すように、まず、養生シートの係止リング4,4が上下に重なるように、端部同士を重ね合わせる。その後、予め紐部材11の両端にコードストッパ112,112を取り付けて形成しておいた取付部材110を養生シートに取り付ける。具体的には、コードストッパ112を縦方向に向けた状態で、紐部材11の一方の端部11bとコードストッパ112を、下側から係止リング4,4に挿通させて、養生シートの上方に引き出す。このとき、コードストッパ112は一体化されていないので、係止リング4を通過可能である。なお、挿通させるコードストッパ112は、凸部21を有するコードストッパ112aと、凹部23を有するコードストッパ112bのどちらでもよい。
次に、図6の(b)に示すように、取付部材10を取り回して、紐部材11の中間部11aを野縁受け(支持部材2)に巻き掛ける。その後、コードストッパ112を縦方向に向けた状態で、紐部材11の端部11bとコードストッパ112を、上側から係止リング4,4に挿通させて、養生シートの下方に引き出す。
そして、図6の(c)に示すように、コードストッパ112aの凸部21を、コードストッパ112bの凹部23に押し込んで、コードストッパ112,112を一体化して水平状態にする。ここで一体化されたコードストッパ112,112の長手方向寸法は、係止リング4の内径よりも大きくなるので、コードストッパ112,112に係止リング4が係止される。よって、養生シートを野縁受けに確実に固定することができる。
最後に、コードストッパ12の挿入部材14を筒部15の底部側に押さえつつ、紐部材11の端部11bを下方に引っ張って、野縁受け周りの紐部材11の中間部11aを絞る。このようにすれば、紐部材11が野縁受けの外周面に追従して、野縁受けが締め付けられるので、養生シートを安定した状態で野縁受けに取り付けることができる。
以上のような取付部材10の構成によれば、コードストッパ112,112の紐部材11への取付けは容易であるので、取付部材10を容易に形成できる。
また、取付部材110を用いれば、「紐部材11の一方の端部11bとコードストッパ112を上向きに係止リング4に通して、係止リング4の上方で紐部材11を野縁受けに巻き掛けたのちに、紐部材11の一方の端部11bとコードストッパ112を下向きに係止リング4に通し、係止リング4の下方で一対のコードストッパ112,112を一体化する」といった簡単な作業で、養生シートを野縁受けに固定することができる。以上のように、コードストッパ112,112を一体化することで、従来行っていた紐を結ぶ作業が省略できるので、取付作業の手間がより一層低減される。
さらに、コードストッパ112の下方に紐部材11の端部11bを引っ張るだけで、野縁受け周りの紐部材11を絞ることができ、シート状部材を安定した状態で取り付けることができる。
また、養生シートは、係止リング4,4同士が重なり合うことで、隣り合う養生シートの周縁部同士が重なり合っている。これによって、養生シート間に隙間ができないので、隙間を塞ぐ作業は必要ない。
一方、養生シートを取り外すときには、コードストッパ112,112を分離させて、前記工程と逆の手順で作業を行えばよい。この場合も紐を解く作業などがないので、容易に養生シートを取り外すことができる。
さらに、本発明の天井養生構造101およびシート状部材の取付部材110によれば、係止リング4に紐部材11の端部11bとコードストッパ112を挿通させて、係止リング4をコードストッパ112,112に係止しているので、養生シート本体にバインド線やタッカー針を貫通させる必要はない。したがって、養生シートを傷付けることもない。
次に、図7を参照しながら、第二実施形態の変形例に係る天井養生構造101aの構成を説明する。かかる天井養生構造1aは、第二実施形態では、隣り合うシート状部材3,3の係止リング4,4同士が、上下方向に重なり合っていたのに対して、変形例では、係止リング4が横方向に隣り合っている点で異なっている。なお、支持部材2、シート状部材3および取付部材10の構成は、前記実施形態と同じであるので、同じ符号を付して説明を生薬する。本実施形態は、シート状部材3の配置形態と、紐部材11の取り回し位置が前記実施形態と異なっている。
紐部材11の端部11bとコードストッパ112は、隣り合う係止リング4,4のそれぞれに片方ずつ挿通して、下方に延出している。コードストッパ112,112は、係止リング4,4の近接している枠部4a,4aの下方で一体化されている。これによって、係止リング4は、紐部材11とコードストッパ112,112とで形成される環に交差して係止される。したがって、コードストッパ112,112を分離しない限り、係止リング4を取り外すことができない。これによって、養生シートと支持部材との固定性能がより一層向上する。さらに、隣り合う養生シートの重合部分が前記実施形態よりも小さくなるので、敷設されるシート面積を大きくすることができる。なお、隣り合う養生シート間の隙間は、係止リング4の外側のシート同士が重なり合って塞がれている。
以上、本発明を実施するための形態についてそれぞれ説明したが、本発明は前記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、材質、形状や大きさなど適宜設計変更が可能である。例えば、前記実施形態では、養生シート(シート状部材)を野縁受け(支持部材)に取り付ける場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。シート状部材は養生ネットなど他のものであってもよい。
また、前記の第二実施形態では、二つのコードストッパ112,112は同軸状に配置されて一体化されているが、これに限定されるものではない。たとえば、コードストッパ112,112の軸方向が並列して配置されていてもよい。さらに着脱機構等は、他の形状であってもよい。
1 天井養生構造
2 支持部材
3 シート状部材
4 係止リング
10 取付部材
11 紐部材
11b 端部
12 コードストッパ(連結部材)
101 天井養生構造
110 取付部材
112 コードストッパ(連結部材)

Claims (4)

  1. 天井部に配置された支持部材に、紐状の取付部材を介してシート状部材を取り付ける天井養生構造において、
    前記取付部材は、紐部材と、前記紐部材の両端部に設けられた連結部材とを備えており、
    前記紐部材の両端部は、前記シート状部材の周縁部に設けられた係止リングから下方に延出するとともに、前記紐部材の中間部は、前記係止リングから上方に延在して前記支持部材に巻き掛けられており、
    前記連結部材は、前記係止リングを通過可能な形状であり、且つ前記連結部材の外形寸法のうち最も長い寸法が、前記係止リングの内径寸法よりも大きい
    ことを特徴とする天井養生構造。
  2. 前記連結部材は、互いに着脱可能な一対のコードストッパにて構成されており、
    前記一対のコードストッパは、前記係止リングの下方で一体化されて、前記係止リングを係止している
    ことを特徴とする請求項1に記載の天井養生構造。
  3. 前記シート状部材は複数設けられ、隣り合う前記シート状部材の前記係止リング同士が、前記支持部材の下方で上下方向に重なり合っており、
    前記紐部材は、重なり合った前記係止リングの両方に挿通している
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の天井養生構造。
  4. 天井部に配置された支持部材に、紐状の取付部材を介してシート状部材が取り付けられており、
    前記取付部材は、紐部材と、前記紐部材の両端部に設けられた連結部材とを備え、
    前記紐部材の両端部は、前記シート状部材の周縁部に設けられた係止リングから下方に延出するとともに、前記紐部材の中間部は、前記係止リングから上方に延在して前記支持部材に巻き掛けられており、
    前記連結部材は、前記係止リングを通過可能な形状であり、且つ前記連結部材の外形寸法のうち最も長い寸法が、前記係止リングの内径寸法よりも大きい形状である天井養生構造から前記シート状部材を一時的に撤去して復旧するシート状部材の一時撤去復旧方法であって、
    前記取付部材を前記支持部材に巻き掛けたまま残置した状態で、前記連結部材を下側から前記係止リングに通過させて前記シート状部材を一時撤去し、残置した前記取付部材を用いて前記シート状部材を再度取り付ける
    ことを特徴とするシート状部材の一時撤去復旧方法。
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