JP6407329B2 - ヒンジ軸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体の開口部に、これを開閉するための扉を枢支するヒンジ軸装置に関する。
従来、ノート型パソコンのディスプレイ装置、あるいは各種機械の回転蓋などのように傾角調整を行う必要のある部材に組み込まれる軸ロック装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
この装置においては、重ねられた状態のブラケットと摩擦板を枢支軸が貫通する。ブラケットが本体に固定され、枢支軸がディスプレイ装置や蓋に固定され、弾性加圧部材によってブラケットと摩擦板との間が加圧される。枢支軸と一体に回転する摩擦板と本体に固定されるブラケットとの間に摩擦トルクが生じるので、ブラケットと枢支軸との相対角度を任意の角度に保持することができる。摩擦トルクの調整は、ブラケットと摩擦板の数の増減による。
特開2001−3926号公報
上記従来の軸ロック装置は、軸の方向に直接対面する部材間に装着することができない。
本発明は、上記従来の軸ロック装置とは異なる構成により、特異な構造の筐体とそれの扉との間に容易に装着でき、また枢軸の回転トルクの調整が容易なヒンジ軸装置を提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明のヒンジ軸装置1は、筐体51の開口の対向縁部から奥行き方向に延出する取り付け枠部52に、扉53の取り付け板部55を枢支するためのヒンジ軸装置である。扉53の取り付け板部55は、前面板54の両縁から後方へ延出し、その外側面が取り付け枠部52と平行に対面する。ヒンジ軸装置1は、本体2と、枢軸3と、枢軸3の回転トルクを調整するトルク調整機構4とを具備する。本体2は、扉53の取り付け板部55の内側面に一側面を密着させてねじ止めされる。枢軸3は、本体2に支持され、当該本体2と取り付け板部55及び取り付け枠部52を垂直に貫通する。また枢軸3は、取り付け枠部52の嵌合孔52bに軸周り相対回転不能で、抜き差し自在の嵌合部3aと、本体2の一側面に当接する大径部3bと、本体2を他側面側へ貫通するねじ棒部3cとを具備する。トルク調整機構4は、枢軸3のねじ棒部3cに螺合される調整ナット14と、この調整ナット14と本体2との間に介設される複数の皿ばね13とを具備する。
本発明のヒンジ軸装置1は、開放位置にある扉の取り付け板部の内側面側から取り付け可能であり、また調整ナットの締め付け操作によるトルク調整も同様に扉側から容易に行える。
本発明に係るヒンジ軸装置を示すもので、(a)は正面図、(b)は断面図、(c)は背面図である。 図1のヒンジ軸装置の装着状態を示すもので、(a)は筐体の内側から見た一部の正面図、(b)は一部の平面図、(c)は一部の縦断側面図である。 図2におけるIII部の断面図である。 図2におけるIV部の断面図である。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2に示すように、筐体51は、開口の左右対向縁部(一方のみを図示)から奥行き方向(後方)へ直角に延出する左右一対の取り付け枠部52を有する。扉53は、前面板54の左右両縁(一方のみを図示)から後方へ直角に延出して外側面が取り付け枠部52と平行に対面する左右一対の取り付け板部55を有する。
ヒンジ軸装置1は、扉53の取り付け板部55を筐体51の取り付け枠部52に枢支するために、取り付け板部55の上端部に取り付けられる。したがって、扉53は、上端部左右両縁において筐体51の取り付け枠部52に枢支され、図2(c)に示すように、下端側が前方へ回転することにより筐体51の開口を開くようになっている。
図1に示すように、ヒンジ軸装置1は、本体2と、これに支持される枢軸3と、枢軸3の回転トルクを調整するトルク調整機構4とを具備する。
本体2は、ベース金具5とカバー金具6との間に、合成樹脂製の介設部材7を介在させ、接続管8により接続してなる。ベース金具5とカバー金具6は、矩形板両縁が直角に起立した断面コ字状(図4)である。接続管8は、ベース金具5、介設部材7、カバー金具6を貫通し、両端においてベース金具5、カバー金具6にカシメ止めされる。接続管8の内側にねじ挿通孔8aが形成される。
枢軸3は、ばね受け孔9と挿通孔10を通して本体2を軸周り回転自在に貫通する。ばね受け孔9は、カバー金具6と介設部材7を通して形成される。挿通孔10は、ベース金具5に形成され、ばね受け孔9より小径で、これと同心である。枢軸3は、一端側の嵌合部3aと、他端側のねじ棒部3cと、両者間の大径部3bとを具備する。角軸を形成する嵌合部3aがベース金具5の外側へ突出する。大径部3bは、ワッシャ11を介してベース金具5の外側面に当接する。ねじ棒部3cは、ばね受け孔9を介して介設部材7とカバー金具6を貫通し、カバー金具6の外側へ突出する。大径部3bの外周には、合成樹脂製のカラー12が嵌め込まれる。
本体2に対する枢軸3の回転トルクを調整するためのトルク調整機構4は、ねじ棒部3cに装着される皿ばね13とナット14とを具備する。複数の皿ばね13が、ワッシャ16,17に挟まれてばね受け孔9内に挿入される。皿ばね13は、ねじ棒部3cに螺合されるナット14により、樹脂ワッシャ15を介して、ベース金具5との間に締め付けられる。ナット14による皿ばね13の締め付け強度により、枢軸3の回転トルクが調整される。
図3、図4に示すように、筐体51の取り付け枠部52の内側面には、補強板52aが溶着され、両者を貫通する角孔52bが予め形成される。扉53の取り付け板部55の内側面には、補強板55aが溶着され、両者を貫通する段付き孔55bと、2つのねじ孔55cが予め形成される。
ヒンジ軸装置1は、扉53を開放位置において、角孔52bと段付き孔55bとを合致させ、角孔52bに枢軸3の嵌合部3aを嵌合させた状態で、ねじ18により、取り付け板部55の上端部に固着される。即ち、ヒンジ軸装置1は、ベース金具5の外側面を取り付け板部55の補強板55aの内側面に密着させて、ねじ挿通孔8aを通してねじ孔55cに螺合されるねじ18により、取り付け板部55に固着される。カラー12は、段付き孔55bを貫通して取り付け板部55の外側へ突出し、先端が取り付け枠部52の外側面に当接することにより、取り付け枠部52と取り付け板部55との間に間隙Gを形成する。カラー12の交換により、間隙Gを調整することができる。ワッシャ11は、段付き孔55bの段部で抜け止めされる。
以上のように、ヒンジ軸装置1の取り付けには、筐体51の内側からの作業を必要とせず、扉53の取り付けと同時に筐体51の外側から施工することができる。また、枢軸3の回転トルクの調整は、扉53を開放した状態で、筐体51の外側からナット14を回すことにより行うことができる。
1 ヒンジ軸装置
2 本体
3 枢軸
3a 嵌合部
3b 大径部
3c ねじ棒部
4 トルク調整機構
5 ベース金具
6 カバー金具
7 介設部材
8 接続管
8a ねじ挿通孔
9 ばね受け孔
10 挿通孔
11 ワッシャ
12 カラー
13 皿ばね
14 ナット
15 樹脂ワッシャ
16 ワッシャ
17 ワッシャ
18 ねじ
51 筐体
52 取り付け枠部
52a 補強板
52b 角孔
53 扉
54 前面板
55 取り付け板部
55a 補強板
55b 段付き孔
55c ねじ孔
G 間隙

Claims (2)

  1. 筐体の開口の対向縁部から奥行き方向に延出する取り付け枠部に、扉の前面板の両縁から後方へ延出して外側面が前記取り付け枠部と平行に対面する取り付け板部を枢支するためのヒンジ軸装置であって、
    前記扉の取り付け板部の内側面に一側面を密着させてねじ止めされる本体と、この本体に支持され当該本体、前記取り付け板部及び前記取り付け枠部を垂直に貫通する枢軸と、当該枢軸の外周に装着される合成樹脂製のカラーと、前記本体に対する前記枢軸の回転トルクを調整するトルク調整機構とを具備し、
    前記枢軸は、前記取り付け枠部の嵌合孔に軸周り相対回転不能で抜き差し自在の嵌合部と、前記本体の一側面に当接する大径部と、前記本体を他側面側へ貫通するねじ棒部とを具備し、
    前記トルク調整機構は、前記枢軸のねじ棒部に螺合される調整ナットと、この調整ナットと前記本体との間に介設される複数の皿ばねとを具備し、
    前記カラーは、前記枢軸の大径部の外周に装着され、前記取り付け板部を貫通し先端が前記取り付け枠部に当接し、それによって、前記取り付け板部と前記取り付け枠部との間に所定の間隙を形成し、
    開放位置にある前記扉の取り付け板部の内側面側から取り付け及び前記調整ナットの締め付けが可能に構成されることを特徴とするヒンジ軸装置。
  2. 前記本体は、前記扉の取り付け板部の内側面側から当該取り付け板部に螺合されるねじにより当該取り付け板部に固着されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ軸装置。
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