JP6406500B2 - 通行管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置を含む通行管理システムに関する。
特許文献1には、ICカードが接続された端末装置と非接触で通信し、通過を許可するか否か判断し、通過を許可する場合には端末装置に地図情報を送信する地図情報提供システムが開示されている。
また、特許文献1には、訪問予約、受付対応、入館証発行から場所案内までを総合的に提供する受付管理システムが開示されている。
特開2008−39830号公報 特開2003−67528号公報
特許文献1に記載された地図情報提供システムは、テーマパークの入り口等において入場を許可した者に対してテーマパーク等の施設全体の地図情報を提供する。しかしながら、この地図情報提供システムは、複数のセキュリティーレベルが設定された施設において、入場許可者に個々に付与された権限レベルに基づいて訪問先までのルート情報を提供するものではない。
また、特許文献2に記載された受付管理システムは、自動受付端末装置やドア開閉装置が場所案内ナレーションを行い、通行許可者を訪問先へと誘導することができる。しかしながら、この受付管理システムは、訪問先までのルートを随時地図で確認しながら移動できるようには構成されていない。
本発明の目的は、上記課題の少なくとも1つを解決する通行管理システムを提供することにある。
本発明の第1の通行管理システムは、通行権限情報を保持する端末装置と、判定情報を保持し、前記端末装置と通信して前記通行権限情報と前記判定情報とに基づいて通行を許可するか否を判定し、判定結果を前記端末装置へ送信する権限照合手段と、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて目的地へのルートを表す第1のルート情報を生成する第1のルート情報生成手段と、前記第1のルート情報を前記端末装置の表示画面に表示させる表示手段と、前記端末装置外に設けられた第2のルート情報生成手段とを含み、前記第2のルート情報生成手段は、前記端末装置及び前記権限照合手段と通信し、前記端末装置からの要求に応じて前記目的地へのルートを表す第2のルート情報を生成し前記端末装置へ送信し、前記表示手段は、前記第2のルート情報を前記表示画面に表示させる
また、本発明の第2の通行管理システムは、通行権限情報を保持する端末装置と、判定情報を保持し、前記端末装置と通信して前記通行権限情報と前記判定情報とに基づいて通行を許可するか否を判定し、判定結果を前記端末装置へ送信する複数の権限照合手段と、
前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて目的地へのルートを表す第1のルート情報を生成する第1のルート情報生成手段と、前記第1のルート情報を前記端末装置の表示画面に表示させる表示手段と、を含み、前記通行権限情報には前記複数の権限照合手段の位置情報が含まれており、前記第1のルート情報生成手段は、前記複数の権限照合手段のうちの一つから前記判定結果を受けると、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて、前記目的地に到達するために次に判定を受けるべき他の権限照合手段に至るルートを含むルート情報を前記ルート情報として生成する。
本発明によれば、端末装置の表示画面に目的地までのルート情報を表示させることができる通行管理システムが得られる。
本発明の第1の実施の形態に係る通行管理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る通行管理システムの構成を示す概略図である。 図1の通行管理システムに含まれる端末装置と権限照合装置の内部構成を示すブロック図である。 図1の通行管理システムに含まれる施設側管理装置が備える権限管理装置及び誘導装置の内部構成を示すブロック図である。 図2の通行管理システムにおける事前申請及び承認を説明するためのフローチャートである。 図2の通行管理システムにおける設定動作を説明するためのフローチャートである。 図2の通行管理システムにおける照合動作を説明するためのフローチャートである。 図2の通行管理システムにおける誘導動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態に係る通行管理システムが適用される施設の一例を示すフロア図である。 端末装置の表示部に表示される照合結果の一例を示す図である。 図10の表示においてアクセスボタンが押された場合に端末装置の表示部に表示される地図情報の一例を示す図である。 端末装置の表示部に表示される照合結果の他の一例を示す図である。 図12の表示においてアクセスボタンが押された場合に端末装置の表示部に表示される地図情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る通行管理システム100の概略構成を示すブロック図である。図示のように、この通行管理システム100は、端末装置10と権限照合装置20とを含んでいる。
端末装置10は、権限照合装置20と無線通信する第1の通信手段としての近距離通信部11と、表示部12と、記憶部13と、全体を司る制御部14とを有している。記憶部13は、通行権限情報を保持している。
権限照合装置20は、近距離通信部21、記憶部22及び権限照合部23を有している。記憶部22は、判定情報を保持している。
権限照合装置20は、施設の出入口や施設内の各所に設けられるゲート(各部屋のドア等も含む)に対応して設けられる。多くの場合、権限照合装置20は、権限照合を行うだけでなく、ゲート(ドア又はその錠を含む)の開閉制御も合わせて行う。
本実施の形態では、権限照合装置20が複数存在することを想定しているが、少なくとも1つあればよい。複数の権限照合装置20は、複数段階のセキュリティーレベルを設定するために利用されることが多い。たとえば、複数のエリアをそれぞれ異なるセキュリティーレベルに設定するとともに、各エリア内においても部屋毎に異なるセキュリティーレベルを設定することが考えられる。また、本実施の形態は、端末装置10(の所持者)に対して、一時的に施設等への入場を許可する場合に使用されることを想定している。また、近距離通信部11,21としてはブルートゥース等の近距離通信方式に準拠する通信部を想定しているがこれに限らない。たとえば、DSRC(Dedicated Short- Range Communication)方式を採用し、端末装置を車載用として構成してもよい。
端末装置10の記憶部13には、予めその保持者に付与されたセキュリティーレベルに応じた通行権限情報が格納されている。即ち、記憶部13は、保持手段として働く。通行権限情報には、端末装置10に固有の固有識別番号、権限照合装置20を各々識別するための権限照合装置識別情報、各権限照合装置20の通行が許可されているか否かを示す情報、通行が許可された通行許容期間を表す情報、及び通行が許可されたルートに関するルート情報が含まれる。
権限照合装置20の記憶部22には、通行権限情報に対応する判定情報が含まれている。判定情報には、自身に固有の権限照合装置識別情報、通行を許可する端末装置10の固有識別番号、通行を許可する通行許容期間を表す情報が含まれる。
次に、図1の通行管理システム100の動作について説明する。
端末装置10が権限照合装置20の通信可能範囲に進入すると、制御部14は、近距離通信部11を介して権限照合装置20と通信可能になったことを検出する。そして、制御部14は、記憶部13から通行権限情報に含まれる情報のうち、少なくとも端末装置10の固有識別番号を読み出す。それから、制御部14は、読み出した情報を、近距離通信部11を介して権限照合装置20へ送信する。
権限照合装置20は、近距離通信部21を介して端末装置10から送信される情報(通行権限情報の全部又は一部)を受信する。すると、権限照合部23は、記憶部22から判定情報を読み出し、受信した通行権限情報と照合する。受信した通行権限情報に含まれる端末装置10の固有識別番号と判定情報に含まれる固有識別番号とが一致し、かつ現在の時刻が判定情報に含まれる通行許容期間内であれば、通行許可、それ以外であれば通行不許可と判定される。そして、権限照合部23は、その判定結果を自身に固有の権限照合装置識別情報とともに、近距離通信部21を介して端末装置10へ送信する。以上のように、権限照合装置20は、権限照合手段として働く。
権限照合装置20から判定結果を受信した端末装置10の制御部14は、再び通行権限情報を読み出し、目的地へのルートを示す第1のルート情報を生成する。この時、制御部14は第1ルート情報生成部として働く。
第1のルート情報は、目的地へ向かうルートの全部を表すものであってもよいし、一部を表すものであってもよい。第1のルート情報がルートの一部を表す場合、目的地に至るルート上に存在する複数の権限照合装置20のうち、次に照合判定を受けるべき(最寄りの)権限照合装置20までのルートを表すものとすることができる。
第1のルート情報は表示部12へ送られ、その表示画面に表示される。この時表示部は表示手段として働く。
第1のルート情報は、地図情報あるいは文字情報であってよい。地図情報の場合、現在地からの進行方向を示す矢印と拒理等を示す簡易なものであってよい。この場合、分岐点や交差点、ドア等の目印となるものが表示されることが好ましい。また、文字情報の場合、少なくとも進行方向が示され、まあ、その距離等が示されるものでもよい。
判定結果が通行許可を表す場合には、目的地へ向かうルートが示される。一方、判定結果が通行不許可を表す場合であって、通行が許可され得る他の権限照合装置20(迂回路や他の出入口)が存在する場合には、そのルートが示される。通行が許可され得る他の権限照合装置20の存在は、通行権限情報から知ることができる。判定結果が通行不許可を表し、かつ通行が許可され得る他の権限照合装置20が存在しない場合には、通行不可が表示される。この時、通行不可の原因が、現在時刻が通行を許可する通行許容期間内にないことが原因である場合には、承認されている通行許容期間を表示するようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、端末装置10にルート情報が表示されるので、随時進行方向を確認しながら進行でき、迷うことなく目的地に到達することができる。本実施の形態では、端末装置10が権限照合装置20と通信するたびに表示されるルート情報が更新されるので、(複数のセキュリティーレベルを設定するために)複数の権限照合装置20が設けられている施設において特に有効である。
次に、本発明の第2の実施の形態について詳細に説明する。以下では、第1の実施の形態と同一又は対応するものには同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図2は、本実施の形態に係る通行管理システム200の構成を示す概略図である。図示の通行管理システム200は、施設内への入退場及び施設内における各エリアの入退場、及び、各エリアにおける各部屋への入退室の管理を行う施設側管理装置30を備えている。施設側管理装置30は、ウエブサーバー31、権限管理装置32及び誘導装置33を含んでいる。
ウエブサーバー31は、権限管理装置32及び誘導装置33に接続されるとともに、インターネット40に接続されている。これにより、ウエブサーバー31は、携帯電話網の基地局50を介して端末装置10と通信可能である。また、インターネット40に接続されたパーソナルコンピュータ60とも通信可能である。さらに、ウエブサーバー31は、図示しないLANを介してあるいは直接接続されるパーソナルコンピュータ70とも通信可能である。なお、パーソナルコンピュータ60は施設利用者の使用を、パーソナルコンピュータ70は施設管理者の使用を、夫々想定している。
権限管理装置32及び誘導装置33は、施設への出入口又は施設内に設けられたゲート機構80に内蔵された権限照合装置20に接続されている。図2では、権限管理装置32及び誘導装置33が権限照合装置20に有線接続されているが無線接続されるようにしてもよい。
権限管理装置32は、また、誘導装置33に接続されている。しかしながら、権限管理装置32は、ウエブサーバー31を介して誘導装置33と通信するように構成されてもよい。
端末装置10は、図3に示すように、基地局50と無線通信するための第2の通信手段としての送受信部15をさらに含む。端末装置10は、例えば、携帯電話機である。また、端末装置10は、アプリケーション実行部16とタイマー部17とをさらに含む。
権限照合装置20は、同じく図3に示すように、権限管理装置32及び誘導装置33と通信する送受信部24と、ゲート機構80のゲートの開閉を制御するゲート制御部25とを備える。なお、図2では、ゲート機構80がフラッパーゲートであり、権限照合装置20がゲート機構80に内蔵された場合を示しているが、ゲート機構80は、ドアの開閉を制御するドア開閉機構あるいはドアの錠の開閉を制御する開施錠機構であってもよい。
権限管理装置32は、図4に示すように、権限照合装置20、ウエブサーバー31及び誘導装置33と通信する送受信部321と、記憶部322と、全体の動作を司る制御部323とを含む。
また、誘導装置33は、権限照合装置20、ウエブサーバー31及び権限管理装置32と通信する送受信部331と、アプリケーション実行部332と、記憶部333と、全体の動作を司る制御部334とを含む。
次に、通行管理システム200の動作について説明する。まず、図2乃至4に加え、図5を参照して、事前申請について説明する。
端末装置10の所持者は、施設を利用するにあたって予め施設利用の申請を行う(ステップS501)。この申請は、端末装置10やパーソナルコンピュータ60からウエブサーバー31にアクセスして行うことができる。或いは電話やFAX等を用いて管理者に対して行うことができる。電話やFAXによる申請の場合は、管理者がパーソナルコンピュータ70を使用してウエブサーバー31に対して行う。申請の際には、少なくとも目的地、訪問時間(期間)、及び端末装置10のメールアドレスを申請情報として権限管理装置32に通知する。
管理者は、申請に対して適切な通行権限を付与する(ステップS502)。通行権限は、セキュリティーレベルに対応したものでもよいし、セキュリティーレベルに拘わらず特定の権限照合装置20に関して通行権限を付与するものであってもよい。また、管理者は、申請された訪問時間に対して通行を許可する通行許容期間を設定する。通行権限の付与、許容期間の設定は、パーソナルコンピュータ70から行うことができる。
権限管理装置32の制御部323は、申請情報に対して通行権限の付与及び通行許容期間の設定が行われると、施設内における権限照合装置20の配置情報を含む地図情報と申請情報及び付与された通行権限を表す情報に基づいて、通行パターン情報を生成する(ステップS503)。通行パターン情報に問題がなければ、管理者は申請に対して承認を与える(ステップS504)。
申請に対する承認がなされると、権限管理装置32の制御部323はワンタイムパスワードを生成し、承認済みの申請情報と通行権限情報と通行許容期間情報に関連付けして記憶部322格納する。また、制御部323は、生成したパターンを表す通行パターン情報を記憶部322に格納する。通行パターン情報は、申請情報に含まれるメールアドレス情報もしくはワンタイムパスワードを利用して申請情報等に関連付けされる。
申請を承認した後、制御部323は、申請情報に含まれるメールアドレスに対して承認完了メールを送信する(ステップS505)。承認完了メールは、送受信部321からウエブサーバー31、インターネット40及び基地局50を介して端末装置10に送信される。
承認完了メールには、特定のURL(Uniform Resource Locator)を表す情報と先に生成したワンタイムパスワードが含まれる。特定のURLは、ウエブサーバー31が管理するアプリケーションプログラムを提供するサイトを表す。制御部323は、パスワード送信手段として働く。
次に、端末装置10が承認完了メールを受信した後の設定動作について図2乃至4に加え、図6を参照して説明する。
まず、承認完了メールを受信した端末装置10は、受信メールに含まれるURL情報が示すURLにアクセスする(ステップS601)。これは、ウエブサーバー31へのアクセスを意味する。このとき端末装置10は、URL情報とともに受信したワンタイムパスワードを送信する。
施設管理装置30のウエブサーバー31は、端末装置10からアクセスの際に送信されるワンタイムパスワードが正当なものであることを確認(ステップS602)すると、端末装置10にアプリケーションプログラムのダウンロードを促す。このとき、ウエブサーバー31はアプリケーションプログラム提供手段として働く。
端末装置10からアプリケーションプログラムのダウンロードの指示がなされると、ウエブサーバー31は、同アプリケーションプログラムが既に端末装置10にインストールされているか否かのチェックを行う(ステップS603〜S604)。
アプリケーションプログラムが未だインストールされていない場合(S604においてNo)には、アプリケーションプログラムのダウンロードとインストールが実行される(ステップS605〜S606)。
インストールが完了した後、あるいは、アプリケーションプログラムが既にインストールされている場合(ステップS602においてYes)には、アプリケーション実行部16においてアプリケーションプログラムを実行する(ステップS607)。
アプリケーション実行部16は、制御部14及び送受信部15を介して、端末装置10に固有の固有識別番号(SIM(Subscriber Identity Module)情報)をワンタイムパスワードとともにウエブサーバーへ31送信する(ステップS608)。
ウエブサーバー31は、受信したワンタイムパスワードと固有識別番号とを権限管理装置32に引き渡す。権限管理装置32の制御部323は、ワンタイムパスワードを検索キーに記憶部322を検索し、対応する申請情報及び通行パターン情報を取り出す。そして、取り出した情報と受信した固有識別番号と関連付ける(紐付ける)(ステップS609)。このとき、制御部323は、情報関連付手段として働く。固有識別番号に関連付けされた申請情報及び通行パターン情報は、誘導装置33へ送信されるとともに、記憶部333に格納される。
それから、権限管理装置32は、取り出した通行パターン情報が示すルート上の権限照合装置20の通行許可設定を行う(ステップS610)。即ち、権限管理装置32は、ルート上の権限照合装置20に対して通行許容期間情報と固有識別番号とを送信する。この時権限管理装置32は、設定手段として働く。各権限照合装置20は、権限管理装置32から通行許容期間情報と固有識別番号とを判定情報として記憶部22に格納する。
権限管理装置32の制御部323は、また、ルート上の権限照合装置20を識別するための権限照合装置識別情報とルート情報、及び通行許容期間情報を、ウエブサーバー31を介して端末装置10へ送信する(ステップS611)。
以上のように、権限管理装置32は、管理手段として働く。
端末装置10は、ウエブサーバー31から受信した権限照合装置識別情報とルート情報を通行権限情報として記憶部13に格納する(ステップS612)。また、端末装置10は、タイマーを起動し(ステップS613)、通行許容期間情報の始期に達するまでの時間(第1タイマー)のカウントを開始する。このとき、アプリケーション実行部16は、アプリケーションプログラム実行を停止する。
次に、端末装置10の所持者がゲート80を通過しようとする場合の動作(照合)について、図2乃至図4に加え、図7をも参照して説明する。
現在時刻が通行許容期間内になると(第1タイマーがタイムアップすると)(ステップ701においてYes)、先にインストールしたアプリケーションプログラムが再びアプリケーション実行部16において実行される(ステップS702)。これにより、端末装置10は権限照合装置20と近距離通信部11を用いた通信が可能になる。つまり、端末装置10は、通行許容期間内において権限照合装置20と通信可能な状態となる。このとき、タイマー部17は通信許可手段として働く。
権限照合装置20との通信が可能な状態で、端末装置10が、権限照合装置20の通信可能な距離に近づくと、端末装置10のアプリケーション実行部16は、固有識別番号と権限照合装置識別情報を権限照合装置20へ近距離通信部11を介して送信する(ステップS703)。なお、端末装置10側から権限照合装置識別情報を送信するようにしたのは、セキュリティ向上のためであり、セキュリティの低下を許容する場合には省略できる。
権限照合装置20は、端末装置10からの固有識別番号と権限照合装置識別情報を近距離通信部21を介して受信し(ステップS704)、受信した固有識別番号と権限照合装置識別情報に基づいて通行権限の有無を判断(照合)する(ステップS705)。この時権限照合装置20は、権限照合手段として働く。
詳述すると、権限照合装置20の制御部23は、受信した権限照合装置識別情報に自身の権限照合装置識別情報が含まれるか否か確認する。そして、受信した権限照合装置識別情報に自身の権限照合装置識別情報が含まれる場合、権限照合装置20の制御部23は、記憶部22に格納されている情報の中に受信した固有識別番号と一致するものが存在するか検索する。受信した固有識別番号に一致する情報が記憶部22に格納されていた場合、制御部23は、さらにその情報に関連付けされた通行許容期間内に現在時刻が含まれるか否か判断する。現在時刻が通行許容期間内である場合、通行を許可する。制御部23は、それ以外の場合不許可と判断する。
制御部23は、通行を許可する場合その旨ゲート制御部25へ通知する。ゲート制御部25は、通知に応じてゲートのフラッパーを開く(ステップS706)。このようにゲート制御部25は、開閉制御手段として働く。
また、制御部23は、通行許可または不許可を表す照合結果を近距離通信部21より端末装置10へ送信する(ステップS707)。この照合結果には、照合を行った権限照合装置20を識別する権限照合装置識別情報が含まれる。また、制御部23は、照合結果を固有識別番号とともに誘導装置33に送信する。誘導装置33は、固有識別番号をキーとして記憶部333を検索し、得られた情報に照合結果を関連付けて記憶する。
端末装置10は、権限照合装置20からの照合結果を受信し(ステップS708)、その内容に応じた照合結果表示を行う(ステップS709)。この照合結果表示は、単に通行許可/不許可を示すのみならず、目的地までのルート情報を表す。
即ち、アプリケーション実行部16は、権限照合装置20から通行許可に含まれる権限照合装置識別情報と記憶部13に格納したルート情報から現在位置と目的地へのルートを把握する。そして、少なくとも次に照合を受けるべきゲート又はドアへのルートを文字または簡易地図等により表示部12に表示させる。このとき、アプリケーション実行部16は、第1ルート情報生成手段として働き、表示部12は表示手段として働く。また、アプリケーション実行部16は、詳細な地図情報を表示させるためのアクセスボタン(地図表示ボタン)を表示させる。
なお、ルート表示は、通行許可の場合のみならず通行不許可の場合にも行うようにすることができる。たとえば、施設への入退場ゲートが複数あり、来客用ゲートの通過が許可されている場合に社員用ゲートを通過しようとして通行不許可とされたとする。このような場合、端末装置10は、権限照合装置20から送信される権限照合装置識別情報と記憶部13に保持する通行権限情報とから、目的へ向かうルート情報として来客用ゲートへ向かうルートを表示する。つまり、ある権限照合装置20において通行不可と判断された場合であっても、次に(本例では、施設へ入場するため最初に)照合判定を受けるべき他の権限照合装置20が存在する場合には、その権限照合装置20へ向かうルートが表示される。このような表示は、通行権限情報に全ての権限照合装置の位置情報を含ませることにより可能になる。位置情報は詳細に地図情報であってもよいが、必ずしもその必要はない。たとえば、各権限照合装置から承認ルート上にある最寄りの権限照合装置までの方向(好ましくは方向と距離)を示す情報であってよい。
次に、図8をも参照して、照合結果表示とその後の誘導表示について説明する。
アプリケーション実行部16は、上述した照合結果表示を行うと同時にタイマー部17(第2タイマー)を起動する(S709)。
アクセスボタンが押される(タッチ)が検出されると、アプリケーション実行部16は、送受信部15を通じて施設側管理装置30の誘導装置33にアクセスする。また、アプリケーション実行部16は、端末装置10の固有識別番号と識別結果を送信した権限照合装置20を識別する権限照合装置識別情報を誘導装置33へ送信する。
誘導装置33は、ウエブサーバー31を介して受信した固有識別番号に基づいて記憶部333を検索し、対応するルート情報を抽出する。また、誘導装置33は、受信した権限照合装置識別情報が示す権限照合装置20からの照合結果が通行許可であることを確認する。それから、誘導装置33は、受信した権限照合装置識別情報が示す権限照合装置20の設置場所を端末装置10の現在位置して表示する目的地までの詳細なルート地図を生成し、誘導情報として端末装置10へ送信する(ステップS804)。このとき誘導装置33は、第2ルート情報生成手段として働く。
端末装置10は、誘導装置33からの誘導情報を受信し(S805)、誘導情報が示す詳細なルート地図を端末装置10の表示部12に表示させる(S806)。
第2タイマー起動から一定時間(例えば、10秒)が経過すると、表示は終了する(S807〜S808)。表示部12へのタッチにより再表示させるようにしてもよい。
以上のようにして、本実施の形態では、ルート案内が実施される。
なお、上記実施の形態ではタイマー制御(第1タイマー)により、現在時刻が通行許容期間内にある場合に、近距離通信部11,21を用いた端末装置10と権限照合装置20との通信が可能となるように構成した。これは、通行許容期間外での不正使用を防止するためである。しかしながら、この構成では、誤って通行許容期間外に端末装置10の所持者がゲート等を通過しようとした場合、権限照合装置20は全く反応せず、その理由を知ることができない。そこで、セキュリティの低下を許容できる場合には、第1タイマー動作を省く構成としてもよい。その場合、通行許容期間外であっても権限照合装置20による照合判定を受けることが可能となる。したがって、通行不可の判定結果を受けた端末装置10は、通行権限情報に基づいて現在時刻が通行許容期間外であることを検出し、その旨、さらには正当な通行許容期間を表す情報を、端末装置10の表示部12に表示させることができる。
次に、本実施の形態が適用される具体的例について説明する。
図9に示す施設は、出入口ゲートG1,G2と、複数のエリア間に設けられたエリアゲートG3〜G6と、各部屋に設けられたドアゲートG7〜G19を備えている。この施設に関して、端末装置10の所持者に対し、出入口ゲートG1から部屋R1までのルートの通過が承認されたと仮定する。この場合、通過可能なゲートは、G1,G3,G6,G12である。
端末装置10が保持する通行権限情報には、ゲートG1,G3,G6,G12に対応して設けられた権限照合装置20を識別するための権限照合装置識別情報が含まれる。また、通行権限情報には、ゲートG1から目的地(部屋R6)へ至るルート情報が含まれる。ルート情報は、例えば、「G1→G3:直進、G3→G6:左折、G6→G12:直進&左側2つのドア、G12:目的地R6」等のような簡易な情報であってよい。
また、ゲートG1,G3,G6,G12に対応して設けられた権限照合装置20のそれぞれが保持する判定情報には、端末装置10の固有識別番号が含まれる。
さらに、誘導装置33は、図9に示す地図情報及び通行パターン情報を保持する。通行パターン情報には、端末装置10の固有識別番号が含まれる。また、地図情報には、各ゲートに対応する権限照合装置20を識別する権限照合装置識別情報が含まれる。
現在時刻が通行許容期間内にあるとき、端末装置10の所持者が通行権限を有するゲート(本例では、出入口ゲートG1)に近づくと(端末装置10を所定位置にかざすと)、出入口ゲートG1に対応する権限照合装置20により照合動作が実施され、出入口ゲートG1が開く。このとき、端末装置10の表示部12には、例えば、図10のような表示(簡易ルート情報表示)がなされる。この表示には、地図表示のためのアクセスボタン1001が含まれる。
アクセスボタンが押されると、表示部12の表示は例えば図11のように詳細ルート情報(地図情報)を示すものとなる。少なくとも、現在地とそこからの進行方向と、次に照合を受けるべきゲートの位置の位置が地図上に表示される。施設全体の地図が表示されるようにしてもよいし、必要な部分を表示するようにしてもよい。
次に端末装置10の所持者がエリアゲート3を通過し、表示部12に表示された「左折」を「右折」と間違えたとする。この場合、端末装置10にはエリアゲートG5に対して通行権限を有していないので、その表示は図12のようになる。また、アクセスボタンが押された時の表示は図13のようになる。
なお、端末装置10が保持するルート情報に、ルート上にない権限照合装置20から最寄りのルート上の権限照合装置20に至るルートの情報を含めておくことにより、図12に示す管理ルート情報を表示した状態において次に向かうべき方向を知ることができる。たとえば、ルート情報に「G4:左側G6,G5:反対側G6」等の情報を含めておくことにより、図12の表示加え、“反対側のゲートG6へお進みください。”等の表示を行うことができる。
以上のように本実施の形態によれば、ゲートを通過する際に端末装置10の表示画面に進行方向等のルート情報が表示されるので、案内人なしで目的地まで迷うことなく到達することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第2の実施の形態と異なる点は、本実施の形態に係る通行管理システムがGPS(Global Positioning System)から取得した位置情報を取り扱えるように構成されている点である。
即ち、端末装置10は、図示しないGPS受信部を備え、その位置情報を取得することができる。また、端末装置10のアプリケーション実行部16は、アプリケーションプログラムを実行している間、端末装置10の表示部12に位置確認ボタンを表示させる。位置確認ボタンが押されると、アプリケーション実行部16は、GPS受信部から現在位置情報を取得し、端末装置10の固有識別番号とともにウエブサーバー31へ送信する。このときアプリケーション実行部16は現在位置情報送信手段として働く。
ウエブサーバー31は、受信した位置情報及び固有識別番号を誘導装置33へ送信する。誘導装置33は、固有識別番号に関連付けされたルート情報を検索し、ルート情報が示すルート情報と受信した位置情報とに基づいて地図情報(第3のルート情報)を生成し、ウエブサーバー31を介して端末装置10へ送信する。
端末装置10は、ウエブサーバー31からの地図情報を受信して表示部12に表示させる。こうして、端末装置10の所持者は、任意のタイミングで現在位置と目的地へのルートとの位置関係を確認することができる。
第2の実施の形態では、直前に照合を行った権限識別装置20の位置からのルートしか確認できないが、本実施の形態では任意の現在位置からルートを確認することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第3の実施の形態と異なる点は、アプリケーションプログラムが、ルート上にある最初の権限識別装置20の照合判定を受けてから最後の権限識別装置20の照合判定を受けるまでの間に所定時間が経過した場合に警告を行う点である。
権限管理装置33は、通行パターン情報を生成する際に、通行に要する所要時間を計算する。この所要時間は、例えば、施設に関して不案内な人でも余裕をもって目的地に到着できるであろう時間とする。計算された所要時間は、通行パターン情報とともに通行権限情報として端末装置10へ送信される。
端末装置10では、ルート上にある最初の権限識別装置の照合判定(通行許可)を受けると、アプリケーション実行部16がタイマー部17に所要時間のカウントダウンを開始させる。ルート上にある最後の権限識別装置の照合判定(通行許可)を受けると、アプリケーション実行部16はタイマー部17のカウントダウンを停止する。
所定時間内に最後の権限識別装置の照合判定(通行許可)を受けることができず、タイマー部17がタイムアップを知らせるとアプリケーション実行部16は、警報を鳴らす、振動部を振動させるなどの警告を行う。また、アプリケーション実行部16は、表示部12に位置確認を促す表示を行う。
警報に気付いた端末装置10の所持者が位置確認ボタンを押すと、第3の実施の形態と同様に、現在位置とルートとの関係を示す地図情報が表示部12に表示される。
このように、本実施の形態では、端末装置10の所持者が迷っていると想定される場合に位置確認を促し、目的地へ案内することができる。
なお、本実施の形態では、所要時間を全ルートに基づいて計算するようにしたが、ゲート間毎に計算するようにしてもよい。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能である。たとえば、上記実施の形態では、端末装置10が施設側管理装置30からアプリケーションプログラムをダウンロードするようにしたが、予め端末装置に設けるようにしてもよい。また、端末装置を上記のように動作させるためのプログラムを記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
通行権限情報を保持する端末装置と、判定情報を保持し、前記端末装置と通信して前記通行権限情報と前記判定情報とに基づいて通行を許可するか否を判定し、判定結果を前記端末装置へ送信する権限照合手段と、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて目的地へのルートを表す第1のルート情報を生成する第1のルート情報生成手段と、前記第1のルート情報を前記端末装置の表示画面に表示させる表示手段と、を含むことを特徴とする通行管理システム。
(付記2)
前記端末装置外に設けられた第2のルート情報生成手段をさらに含み、前記第2のルート情報生成手段は、前記端末装置及び前記権限照合手段と通信し、前記端末装置からの要求に応じて前記目的地へのルートを表す第2のルート情報を生成し前記端末装置へ送信し、
前記表示手段は、前記第2のルート情報を前記表示画面に表示させる、ことを特徴とする付記1に記載の通行管理システム。
(付記3)
前記第2のルート情報は前記第1のルート情報よりも詳細なルート情報であることを特徴とする付記2に記載の通行管理システム。
(付記4)
予め前記端末装置と通信して前記端末装置に前記通行権限情報を送信するとともに、前記権限照合手段に前記判定情報を送信する管理手段をさらに備えることを特徴とする付記1,2又は3に記載の通行管理システム。
(付記5)
前記端末装置は、前記通行権限情報が示す通行許容期間内において、前記権限照合手段との通信を許可する通信許可手段を含むことを特徴とする付記1乃至4のいずれか一つに記載の通行管理システム。
(付記6)
前記権限照合手段を複数備え、
前記通行権限情報には前記複数の権限照合手段の位置情報が含まれており、
前記第1のルート情報生成手段は、前記複数の権限照合手段のうちの一つから前記判定結果を受けると、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて、前記目的地に到達するために次に判定を受けるべき他の権限照合手段に至るルートを含むルート情報を前記ルート情報として生成する付記1乃至5のいずれか一つに記載の通行管理システム。
(付記7)
前記第1ルート情報生成手段は、前記判定結果が通行不可を表す場合に、前記通行権限情報に基づいて通行を許可する他の権限照合装置の存在の有無を判定し、通行を許可する他の権限照合装置が存在する場合には、当該他の権限照合装置へのルートを含むルート情報を前記ルート情報として生成し、通行を許可する他の権限照合装置が存在しない場合には、前記ルート情報に代えて通行不可を表す通行不可情報を生成する付記6に記載の通行管理システム。
(付記8)
前記第1のルート情報生成手段は、前記不可情報を生成する際、前記通行権限情報に基づいて通行不可の理由の特定が可能である場合には、特定された通行不可の理由を表す情報を前記不可情報に含めることを特徴とする付記7に記載の通行管理システム。
(付記9)
前記第1のルート情報生成手段は、前記通行不可の理由が通行権限情報が示す通行許容期間内に現在の時刻が含まれていない場合に、前記通行不可の理由を表す情報として前記通行権限情報が示す通行許容期間を表す情報を前記不可情報に含めることを特徴とする付記8に記載の通行管理システム。
(付記10)
前記端末装置は、現在位置情報を送信する現在位置情報送信手段を含み、
前記第2のルート情報生成手段は、前記端末装置から前記現在位置情報を受信すると前記第2ルート情報に関連付けて生成した第3のルート情報を前記端末装置へ送信することを特徴とする付記6に記載の通行管理システム。
(付記11)
前記管理手段は、予め申請されルートの通過を承認する場合に、申請情報に含まれるメールアドレスに対して特定のURLを表す情報とワンタイムパスワードを送信するパスワード送信手段と、前記端末装置から前記URLにアクセスし前記ワンタイムパスワードが入力された場合に、承認されたルートに関連する前記権限照合装置に前記端末装置の固有識別番号を前記判定情報として送信する設定手段と、前記権限照合装置の位置情報を前記通行権限情報に含めて前記端末装置へ送信する通行権限情報送信手段と、を備えることと特徴とする付記4に記載の通行管理システム。
(付記12)
前記権限照合手段の判定結果に応じてゲートを開閉する開閉制御手段をさらに備えることを特徴とする付記1乃至11のいずれか一つに記載の通行管理システム。
(付記13)
通行権限情報を保持する手段と、前記通行権限情報を権限照合手段へ送信し、前記権限照合手段から判定結果を受信する第1の通信手段と、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて目的地へのルートを表す第1のルート情報を生成する第1のルート情報生成手段と、前記第1のルート情報を前記表示画面に表示させる表示手段と、を含むことを特徴とする端末装置。
(付記14)
権限管理装置と通信し、前記通行権限情報を受信する第2の通信手段をさらに備えることを特徴とする付記13に記載の端末装置。
(付記15)
権限管理手段と通信して通行権限情報を取得するステップと、前記通行権限情報を記憶手段に保持させるステップと、権限照合手段と通信して前記通行権限情報に基づく通行可否の判定を実施させるステップと、前記権限照合手段からの判定結果を受信させるステップと、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて目的地へのルートを表す第1のルート情報を生成させるステップと、前記第1のルート情報を表示画面に表示させるステップと、を端末装置に実施させるプログラム。
(付記16)
第2のルート情報生成手段と通信して第2のルート情報を取得するステップと、前記第2のルート情報を前記表示画面に表示させるステップと、をさらに前記端末装置に実施させる付記15に記載のプログラム。
(付記17)
前記通行権限情報に含まれる前記通行権限情報が示す通行許容期間内において、前記権限照合手段との通信を許可するステップをさらに前記端末装置に実施させる付記15又は16に記載のプログラム。
(付記18)
事前申請に応じて特定のURLとワンタイムパスワードを端末装置に通知するパスワード送信手段と、前記特定URLへのアクセスと前記ワンタイムパスワードの入力応じてアプリケーションプログラムを提供するアプリケーションプログラム提供手段と、前記端末装置が前記アプリケーションプログラムを実行することにより送信される前記端末装置の固有識別番号を受信し、受信した前記固有識別番号と前記事前申請に応じて承認されたルートを示す通行パターン情報とを関連付ける情報関連付手段と、複数の権限照合手段に関する情報と前記通行パターン情報とを含む通行権限情報を前記端末装置へ送信する通行権限情報送信手段と、を含むことを特徴とする通行管理装置。
(付記19)
前記複数の権限照合手段に関する情報と前記通行パターン情報とに基づいてルート情報を生成し、前記端末装置からの要求に応じて、前記ルート情報を前記端末装置へ送信するルート情報生成手段をさらに含むことを特徴とする付記18に記載の通行管理装置。
(付記20)
前記固有識別番号と前記通行パターン情報とを関連付けした情報を前記複数の権限照合手段の各々に送信する設定手段をさらに含むことを特徴とする付記18又は19に記載の通行管理装置。
10 端末装置
11 近距離通信部
12 表示部
13 記憶部
14 制御部
15 送受信部
16 アプリケーション実行部
17 タイマー部
20 権限照合装置
21 近距離通信部
22 記憶部
24 送受信部
25 ゲート制御部
30 施設側管理装置
31 ウエブサーバー
32 権限管理装置
33 誘導装置
40 インターネット
50 基地局
60,70 パーソナルコンピュータ
80 ゲート機構
100,200 通行管理システム
321 送受信部
322 記憶部
323 制御部
331 送受信部
332 アプリケーション実行部
333 記憶部
334 制御部
1001 アクセスボタン

Claims (10)

  1. 通行権限情報を保持する端末装置と、
    判定情報を保持し、前記端末装置と通信して前記通行権限情報と前記判定情報とに基づいて通行を許可するか否を判定し、判定結果を前記端末装置へ送信する権限照合手段と、
    前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて目的地へのルートを表す第1のルート情報を生成する第1のルート情報生成手段と、
    前記第1のルート情報を前記端末装置の表示画面に表示させる表示手段と、
    前記端末装置外に設けられた第2のルート情報生成手段と、
    を含み、
    前記第2のルート情報生成手段は、前記端末装置及び前記権限照合手段と通信し、前記端末装置からの要求に応じて前記目的地へのルートを表す第2のルート情報を生成し前記端末装置へ送信し、
    前記表示手段は、前記第2のルート情報を前記表示画面に表示させる
    ことを特徴とする通行管理システム。
  2. 前記第2のルート情報は前記第1のルート情報よりも詳細なルート情報であることを特徴とする請求項に記載の通行管理システム。
  3. 予め前記端末装置と通信して前記端末装置に前記通行権限情報を送信するとともに、前記権限照合手段に前記判定情報を送信する管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の通行管理システム。
  4. 前記端末装置は、前記通行権限情報が示す通行許容期間内において、前記権限照合手段との通信を許可する通信許可手段を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一つに記載の通行管理システム。
  5. 前記権限照合手段を複数備え、
    前記通行権限情報には前記複数の権限照合手段の位置情報が含まれており、
    前記第1のルート情報生成手段は、前記複数の権限照合手段のうちの一つから前記判定結果を受けると、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて、前記目的地に到達するために次に判定を受けるべき他の権限照合手段に至るルートを含むルート情報を前記ルート情報として生成する請求項1乃至のいずれか一つに記載の通行管理システム。
  6. 前記第1ルート情報生成手段は、前記判定結果が通行不可を表す場合に、前記通行権限情報に基づいて通行を許可する他の権限照合装置の存在の有無を判定し、通行を許可する他の権限照合装置が存在する場合には、当該他の権限照合装置へのルートを含むルート情報を前記ルート情報として生成し、通行を許可する他の権限照合装置が存在しない場合には、前記ルート情報に代えて通行不可を表す通行不可情報を生成する請求項に記載の通行管理システム。
  7. 前記第1のルート情報生成手段は、前記通行不可情報を生成する際、前記通行権限情報に基づいて通行不可の理由の特定が可能である場合には、特定された通行不可の理由を表す情報を前記通行不可情報に含めることを特徴とする請求項に記載の通行管理システム。
  8. 前記第1のルート情報生成手段は、前記通行不可の理由が通行権限情報が示す通行許容期間内に現在の時刻が含まれていない場合に、前記通行不可の理由を表す情報として前記通行権限情報が示す通行許容期間を表す情報を前記通行不可情報に含めることを特徴とする請求項に記載の通行管理システム。
  9. 前記端末装置は、現在位置情報を送信する現在位置情報送信手段を含み、
    前記第2のルート情報生成手段は、前記端末装置から前記現在位置情報を受信すると前記第2ルート情報に関連付けて生成した第3のルート情報を前記端末装置へ送信することを特徴とする請求項に記載の通行管理システム。
  10. 通行権限情報を保持する端末装置と、
    判定情報を保持し、前記端末装置と通信して前記通行権限情報と前記判定情報とに基づいて通行を許可するか否を判定し、判定結果を前記端末装置へ送信する複数の権限照合手段と、
    前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて目的地へのルートを表す第1のルート情報を生成する第1のルート情報生成手段と、
    前記第1のルート情報を前記端末装置の表示画面に表示させる表示手段と、
    を含み、
    前記通行権限情報には前記複数の権限照合手段の位置情報が含まれており、
    前記第1のルート情報生成手段は、前記複数の権限照合手段のうちの一つから前記判定結果を受けると、前記通行権限情報と前記判定結果とに基づいて、前記目的地に到達するために次に判定を受けるべき他の権限照合手段に至るルートを含むルート情報を前記ルート情報として生成する
    ことを特徴とする通行管理システム。
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