JP4672308B2 - 入退場管理システムおよび入退場管理方法 - Google Patents

入退場管理システムおよび入退場管理方法 Download PDF

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本発明は、たとえば、複数の管理エリア(作業エリア)を有し、これら各管理エリアには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口が設けられている施設(空港や港湾など)において、上記各管理エリアに対する入退場を親カード(第1のカード)およびこれに従属する子カード(第2のカード)を用いて管理する入退場管理システムおよび入退場管理方法に関する。
たとえば、広域にわたって管理する領域を持つ施設(たとえば、空港、港湾、共同施設など)においては、工事などにより不特定の多数の人員(作業者など)が出入りすることがある。この場合、管理責任者が所有する親カード(管理者IDカード)とそれに従属する子カード(従属者IDカード)により、管理する施設内の各作業エリア(管理エリア)への入退場を管理する入退場管理システムが実用化されている。
従来の親カードおよび子カードを用いた入退場管理システムでは、あらかじめ登録された作業エリアへの入場は親カード所持者が通行ゲート(検定箇所)に設置されたカードリーダにより、管理責任者が携帯する親カードらの検定情報の読取りを行ない、入退場コントローラにより検定情報による通行可否の判定を行ない、通行可の判定がなされた場合には電気錠などの解錠制御および扉の開閉制御を行ない、さらに当該親カードに従属する子カードの通行許可などを行なうものである。
また、子カード所持者の作業エリアからの退場は、退場許可ないし不許可を与えることで、子カード所持者の作業エリアへの入場が不可能になるもので、相互の位置関係については持たないものである。
特開2001−306976号公報
しかし、従来の親カードおよび子カードを用いた入退場管理システムでは、たとえば、親カードで複数の作業エリアへの入場許可などを行なってしまった場合、子カードの制限される作業エリアが広くなり、不正使用などにつながるという問題があった。
このため、親カードおよび子カードの入退場可能な作業エリアの登録は、管理サーバで管理していたが、不正使用などを防止するため、その都度変更などで対処し、管理サーバから各入退場コントローラに送信する必要があった。
そこで、本発明は、子カード(第2のカード)所持者による子カードの不正使用防止等が図れ、管理向上を図ることができる入退場管理システムおよび入退場管理方法を提供することを目的とする。
本発明の入退場管理システムは、複数の管理エリアを有し、これら各管理エリアには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口が設けられている施設において、前記各管理エリアに対する入退場を管理する入退場管理システムであって、少なくとも検定情報が記録されている第1のカードと、この第1のカードに従属し、少なくとも当該第1のカードの検定情報と所定の関係を持つ検定情報が記録されている第2のカードと、前記複数の管理エリアの出入口にそれぞれ設置され、対応する管理エリアに対する入退場を管理する複数の入退場管理装置と、これら複数の入退場管理装置とそれぞれ通信可能に接続された管理装置とから構成され、前記入退場管理装置は、第1のカード所持者が提示する第1のカードから検定情報を読取る第1の読取手段と、この第1の読取手段により読取られた検定情報に基づき当該第1のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段による判定の結果、当該第1のカード所持者に対し通行可と判定された場合、このときの当該第1のカードに係る通行履歴情報を前記管理装置へ送信する送信手段とを具備し、前記管理装置は、前記入退場管理装置の前記送信手段により送信された通行履歴情報を受信する第1の受信手段と、この第1の受信手段により受信された通行履歴情報に基づき、当該第1のカード所持者の存在位置に対する第2のカード所持者の入場可能な管理エリアの制限や通行方向の制限などを行なうためのエリア許可検定情報を対象となる出入口に設置された入退場管理装置へ配信する配信手段とを具備し、前記入退場管理装置は、さらに、前記管理装置の前記配信手段により送信されたエリア許可検定情報を受信する第2の受信手段と、第2のカード所持者が提示する第2のカードから検定情報を読取る第2の読取手段と、この第2の読取手段により読取られた検定情報および前記第2の読取手段により受信されたエリア許可検定用情報に基づき当該第2のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第2の判定手段とを具備している。
また、本発明の入退場管理方法は、複数の管理エリアを有し、これら各管理エリアには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口が設けられている施設において、前記各管理エリアに対する入退場を管理する入退場管理方法であって、少なくとも検定情報が記録されている第1のカードと、この第1のカードに従属し、少なくとも当該第1のカードの検定情報と所定の関係を持つ検定情報が記録されている第2のカードと、前記複数の管理エリアの出入口にそれぞれ設置され、対応する管理エリアに対する入退場を管理する複数の入退場管理装置と、これら複数の入退場管理装置とそれぞれ通信可能に接続された管理装置とを有し、前記入退場管理装置により、第1のカード所持者が提示する前記第1のカードから検定情報を読取る第1の読取ステップと、前記入退場管理装置により、前記第1の読取ステップにより読取られた検定情報に基づき当該第1のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第1の判定ステップと、前記入退場管理装置により、前記第1の判定ステップによる判定の結果、当該第1のカード所持者に対し通行可と判定された場合、このときの当該第1のカードに係る通行履歴情報を前記管理装置へ送信する送信ステップと、前記管理装置により、前記送信ステップにより送信された通行履歴情報を受信する第1の受信ステップと、前記管理装置により、前記第1の受信ステップにより受信された通行履歴情報に基づき、当該第1のカード所持者の存在位置に対する第2のカード所持者の入場可能な管理エリアの制限や通行方向の制限などを行なうためのエリア許可検定情報を対象となる出入口に設置された入退場管理装置へ配信する配信ステップと、前記入退場管理装置により、前記配信ステップにより送信されたエリア許可検定情報を受信する第2の受信ステップと、前記入退場管理装置により、前記第2のカード所持者が提示する第2のカードから検定情報を読取る第2の読取ステップと、前記入退場管理装置により、前記第2の読取ステップにより読取られた検定情報および前記第2の読取ステップにより受信されたエリア許可検定用情報に基づき当該第2のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第2の判定ステップとを具備している。
本発明によれば、第1のカード(親カード)と第2のカード(子カード)の相互の位置関係を持たせることにより、第2のカード所持者による第2のカードの不正使用防止等が図れ、管理向上を図ることができる入退場管理システムおよび入退場管理方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る入退場管理システムの構成を概略的に示すものである。図1において、複数の入退場管理装置11a,11b,…は、後述するように複数の管理エリアの各出入口にそれぞれ設置されるもので、ラン(LAN)などの通信回線12を介して管理装置としての管理サーバ13に互いに通信可能に接続されている。
複数の入退場管理装置11a,11b,…は、たとえば、管理責任者が所持する非接触式の親カード(第1のカード)C1、および、この親カードC1に従属し、作業者などの従属者が所持する非接触式の子カード(第2のカード)C2からそれに記録されている検定情報を無線通信により読取る読取手段としての非接触式のカードリーダ14a,14b、各種操作案内などを表示する表示装置15、出入口の通行を双方向に制御する通行ゲート16、これらを制御するとともに通行(入退場)の可否判定処理などを行なう管理コントローラ17によって構成されている。なお、表示装置15は、たとえば、通行ゲート16上に設置されているものとする。
親カードC1は、たとえば、上記したように管理責任者が所持するもので、非接触式(無線式)のICカードによって構成されていて、内部のメモリには少なくとも検定情報(たとえば、シリアル番号などの固有の個人コード)が記録されている。
子カードC2は、たとえば、上記したように作業者などの従属者が所持するもので、親カードC1と同様に、非接触式(無線式)のICカードによって構成されていて、内部のメモリには少なくとも対応する親カードC1の検定情報と所定の関係を持つ検定情報、この例の場合は親カードC1の検定情報と同一の検定情報が記録されている。
非接触式のカードリーダ14a,14bは、上記したように親カードC1および子カードC2からそれに記録されている検定情報を無線通信により読取るもので、入退場申請機能を備えているものとする。
また、入場申請装置18は、後述するように管理する施設の出入口に設置されるもので、たとえば、親カードC1および子カードC2からそれに記録されている検定情報を無線通信により読取る読取手段としての非接触式のカードリーダ19、顔画像などの生体照合を行なう生体照合装置20、従業員証などを読取るスキャナ21によって構成されていて、通信回線12を介して管理サーバ13に互いに通信可能に接続されている。
管理サーバ13は、全体的な制御を行なうとともに、検定用情報(たとえば、シリアル番号などの固有の個人コード)、通行履歴情報、親カードC1および子カードC2の存在エリア情報、親カードC1に対する各エリアの順位情報(これにより、通行方向や滞留時間の制限が行なわれる)などを管理する。
図2は、本発明に係る管理エリアの具体例および入退場管理装置の設置例を模式的に示している。図2において、31は管理する施設(たとえば、空港、港湾、共同施設など)で、たとえば1つの出入口32が設けられている。出入口32には、前記入場申請装置18が設置されている。
施設31内には、複数、この例では例えば3つの管理エリア(以降、作業エリアとも称す)33a,33b,33cが並設されていて、これら管理エリア33a,33b,33cには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口34a,34b,34c,34d,34e,34fが設けられている。すなわち、この例では、出入口34a,34b,34cは管理エリア33a,33b間を互いに移動するためのものであり、出入口34d,34e,34fは管理エリア33b,33c間を互いに移動するためのものである。
出入口34a,34b,34c,34d,34e,34fには、それぞれ前記入退場管理装置11a,11b,11c,11d,11e,11fが設置されている。この場合、各入退場管理装置11a〜11fの一方のカードリーダ14aは一方の管理エリア内に設置され、他方のカードリーダ14bは他方の管理エリア内に設置されている。
また、管理エリア33a,33b内には、さらに管理エリア(事務室など)35a,35bが存在していて、これら管理エリア35a,35bの各出入口36a,36bには、それぞれ前記入退場管理装置11g,11hが設置されている。この場合、各入退場管理装置11g,11hの一方のカードリーダ14aは管理エリアの外側に設置され、他方のカードリーダ14bは管理エリアの内側に設置されている。
次に、このような構成において図2、図3、図4を参照して動作を説明する。
図2は、前述したように管理エリアの具体例および入退場管理装置の設置例を示すとともに、親カードC1および子カードC2による入退場管理動作を説明するためのものである。動作は、親カードC1が作業エリア33aを順位3(以降、作業エリア順位3とも称す)→作業エリア33bを順位2(以降、作業エリア順位2とも称す)→作業エリア33cを順位1(以降、作業エリア順位1とも称す)と、順次子カードC2に対する申請を行なうことで、許可を与え、親カードC1自らも移動して行くものとする。図2では、親カード所持者は、順位2の作業エリア33bにおいて、たとえば、作業エリア33cへ移動するための出入口34dにおいて申請を行なうことで、許可され、作業エリア33cへ移動する場合の例である。
なお、図2の例では、順位3の作業エリア33aにおいて、当該作業エリア33a内に存在する子カードC2は、当該作業エリア33a内の管理エリア35aへの移動は不可、順位2の作業エリア33bへの移動は不可とする。また、不正使用として管理サーバ13に通知される。
また、順位2の作業エリア33bにおいて、当該作業エリア33b内に存在する子カードC2は、当該作業エリア33b内の管理エリア35bへの移動は可、順位1の作業エリア33cへの移動は可、順位3の作業エリア33aへの移動は不可とする。また、一定時間以内に移動しない場合は、不正使用として管理サーバ13に通知される。
また、順位1の作業エリア33bにおいて、当該作業エリア33b内に存在する子カードC2は、順位2の作業エリア33bへの移動は不可とする。また、親カードC1が存在する場合は、正常使用として管理サーバ13に通知される。
図3は、管理コントローラ17へのエリア許可検定情報等の配信方法について説明するための模式図である。
図4は、全体的な動作の流れを示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに基づく動作を説明する。
待機状態(ステップS1)において、親カードC1を所持した親カード所持者が、ある作業エリアに入場および子カードC2に対する入場申請(子カードC2の許可)を行なう場合、当該親カードC1をカードリーダ14a(14b)にかざすことで、親カードC1から検定情報(個人コードなど)が読取られる(ステップS2)。ここに、このステップS2の処理が本発明における第1の読取手段に対応している。
なお、場合によっては、カードリーダ14a(14b)に設置されている入場申請(子カードの許可)のためのボタンを押下することもあるものとする。
カードリーダ14a(14b)は、親カードC1から読取った検定情報を管理コントローラ17に送信する。管理コントローラ17は、受信した検定情報と、あらかじめ管理サーバ13から配信されて登録されている検定用情報(個人コードなど)とを照合することで通行可否の判定を行ない、通行不可の場合はステップS1の待機状態に戻る(ステップS3)。ここに、このステップS3の処理が本発明における第1の判定手段に対応している。
ステップS3での判定の結果、通行可の場合、管理コントローラ17は、管理サーバ13に対してエリア許可検定情報の要求を送信する(ステップS4)。この要求を受けた管理サーバ13は、たとえば、子カードC2の存在エリア情報および親カードC1の所持者が出入口を通過することで更新されるエリアの順位情報などエリア許可検定情報として管理コントローラ17へ送信する(ステップS5)。
エリア許可検定情報を受信した管理コントローラ17は、当該エリア許可検定情報に基づき、親カードC1の所持者が出入口34dを通過することで、順位3になる作業エリア33aに子カードC2の所持者が存在するか否かを判定する(ステップS6)。この判定の結果、子カードC2の所持者が存在しない場合、管理コントローラ17は、通行ゲート16を開状態になるよう制御するとともに、カードリーダ14a(14b)の表示部に「通行可」の表示を行なう(ステップS7)。ここに、このステップS6の処理が本発明における第2の判定手段に対応している。
ステップS6による判定の結果、子カードC2の所持者が存在する場合、管理コントローラ17は、表示装置15において、順位3の作業エリア33aに子カードC2の所持者が存在する旨の表示を行なう(ステップS8)。その後、管理コントローラ17は、あらかじめ内部スイッチなどで設定される設定に基づき通行可否の判定を行なう(ステップS9)。ここに、このステップS8の処理が本発明における報知手段に対応している。
すなわち、管理コントローラ17は、たとえば、あらかじめ内部スイッチなどで「子カードが順位3になる場合の親カード所持者の通行設定」において通行可否の設定ができるようになっている。これにより、ステップS9による判定の結果、「通行可」に設定されている場合はステップS7に進んで、通行ゲート16を開き、「通行不可」に設定されている場合はステップS1の待機状態に戻る。
次に、管理コントローラ17は、通行ゲート16に設置された通過センサ(図示しない)などにより、当該親カード所持者が通行ゲート16を通過したか否かを確認し(ステップS10)、通過を確認できなかった場合はステップS1の待機状態に戻る。ステップS10において通過を確認できた場合、管理コントローラ17は、このときの通行履歴情報(入場履歴情報)を管理サーバ13へ送信する(ステップS11)。ここに、このステップS11の処理が本発明における送信手段に対応している。
通行履歴情報を受信した管理サーバ13は、当該通行履歴情報に基づきエリア許可検定情報の更新を行なう(ステップS12)。すなわち、たとえば、親カードC1および子カードC2の各存在エリア情報の更新や入退場管理装置ごとの子カードC2の順位情報の更新などを行なう。ここに、このステップS12の処理が本発明における第1の受信手段に対応している。
次に、管理サーバ13は、更新したエリア許可検定情報を各入退場管理装置11a〜11hの管理コントローラ17にそれぞれ配信し(ステップS13)、ステップS1の待機状態に戻る。ここに、このステップS13の処理が本発明における配信手段に対応している。管理コントローラ17は、管理サーバ13から配信されたエリア許可検定情報を受信する(ステップS14)。ここに、このステップS14の処理が本発明における第2の受信手段に対応している。
管理コントローラ17は、管理サーバ13から配信されたエリア許可検定情報を受信することにより、子カード所持者に対して通行を許可したり、当該エリア許可検定情報により、子カード所持者に対する作業エリアの制限、滞留時間の制限、通行ゲート16の通行方向の制限などを行なう。具体的には、たとえば、図2の例のような入退場管理が行なわれる。
すなわち、順位3の作業エリア33aにおいて、当該作業エリア33a内に存在する子カードC2は、当該作業エリア33a内の管理エリア35aへの移動は不可、順位2の作業エリア33bへの移動は不可とする。また、不正使用として管理サーバ13に通知される。
順位2の作業エリア33bにおいて、当該作業エリア33b内に存在する子カードC2は、当該作業エリア33b内の管理エリア35bへの移動は可、順位1の作業エリア33cへの移動は可、順位3の作業エリア33aへの移動は不可とする。また、一定時間以内に移動しない場合は、不正使用として管理サーバ13に通知される。
順位1の作業エリア33bにおいて、当該作業エリア33b内に存在する子カードC2は、順位2の作業エリア33bへの移動は不可とする。また、親カードC1が存在する場合は、正常使用として管理サーバ13に通知される。
次に、待機状態(ステップS1)において、子カードC2を所持した子カード所持者が、ある作業エリアに入場する場合、当該子カードC2をカードリーダ14a(14b)にかざすことで、子カードC2から検定情報(個人コードなど)が読取られる(ステップS15)。ここに、このステップS15の処理が本発明における第2の読取手段に対応している。
カードリーダ14a(14b)は、親カードC1から読取った検定情報を管理コントローラ17に送信する。管理コントローラ17は、受信した検定情報と、あらかじめ管理サーバ13から配信されて登録されている検定用情報(個人コードなど)とを照合するとともに、ステップS13で管理サーバ13から配信されたエリア許可検定情報を参照することで通行可否の判定を行ない(ステップS16)、通行不可の場合はステップS1の待機状態に戻る。ステップS16での判定の結果、通行可の場合はステップS7に進んで、通行ゲート16を開き、以下、前記同様な動作を行なう。ここに、このステップS16の処理が本発明における第3の判定手段に対応している。
なお、ステップS6での判定の結果、順位3になる作業エリア33aに子カード所持者が存在する場合には、前述したように表示装置15により順位3の作業エリア33aに子カード所持者が存在する旨の表示を行なうが、さらに以下のような動作も可能である。
すなわち、施設31の出入口32に設置された入場申請装置18により、親カードC1の読取りおよび生体照合を行なった後、子カードC2を読取り、生体情報(顔画像など)および個人情報(従業員証など)を読取って登録を行ない、管理サーバ13に送信して、管理者との親子関係を持たせて管理することで、親カードC1で申請の際、順位3の作業エリア33aにいる子カード所持者が存在した場合、当該子カード所持者の生体情報(顔画像など)を表示装置15で表示することにより、場所および顔画像で確認することができ、利便性を向上することが可能となる。
以上詳述したように、上記実施の形態によれば、親カード所持者が存在する作業エリアを中心に順位を付けることで、子カード所持者の通行方向や滞留時間等を指定することにより、子カード所持者の管理向上を図ることができる。
また、親カードおよび子カードの相互の位置関係を持たせることにより、子カード所持者に対する不正使用等に対し、管理者および管理サーバ側での管理が容易になる。
本発明の実施の形態に係る入退場管理システムの構成を概略的に示すブロック図。 本発明に係る管理エリアの具体例および入退場管理装置の設置例を模式的に示す図。 管理コントローラへのエリア許可検定情報等の配信方法について説明するための模式図。 全体的な動作の流れを示すフローチャート。
符号の説明
11a〜11h…入退場管理装置、12…通信回線、13…管理サーバ(管理装置)、C1…親カード(第1のカード)、C2…子カード(第2のカード)、14a,14b…カードリーダ(読取手段)、15…表示装置、16…通行ゲート、17…管理コントローラ、18…入場申請装置、31…施設、32…出入口、33a,33b,33c…管理エリア、34a,34b,34c,34d,34e,34f…出入口。

Claims (5)

  1. 複数の管理エリアを有し、これら各管理エリアには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口が設けられている施設において、前記各管理エリアに対する入退場を管理する入退場管理システムであって、
    少なくとも検定情報が記録されている第1のカードと、
    この第1のカードに従属し、少なくとも当該第1のカードの検定情報と所定の関係を持つ検定情報が記録されている第2のカードと、
    前記複数の管理エリアの出入口にそれぞれ設置され、対応する管理エリアに対する入退場を管理する複数の入退場管理装置と、
    これら複数の入退場管理装置とそれぞれ通信可能に接続された管理装置とから構成され、
    前記入退場管理装置は、
    第1のカード所持者が提示する第1のカードから検定情報を読取る第1の読取手段と、
    この第1の読取手段により読取られた検定情報に基づき当該第1のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第1の判定手段と、
    この第1の判定手段による判定の結果、当該第1のカード所持者に対し通行可と判定された場合、このときの当該第1のカードに係る通行履歴情報を前記管理装置へ送信する送信手段とを具備し、
    前記管理装置は、
    前記入退場管理装置の前記送信手段により送信された通行履歴情報を受信する第1の受信手段と、
    この第1の受信手段により受信された通行履歴情報に基づき、当該第1のカード所持者の存在位置に対する第2のカード所持者の入場可能な管理エリアの制限や通行方向の制限などを行なうためのエリア許可検定情報を対象となる出入口に設置された入退場管理装置へ配信する配信手段とを具備し、
    前記入退場管理装置は、さらに、
    前記管理装置の前記配信手段により送信されたエリア許可検定情報を受信する第2の受信手段と、
    第2のカード所持者が提示する第2のカードから検定情報を読取る第2の読取手段と、
    この第2の読取手段により読取られた検定情報および前記第2の読取手段により受信されたエリア許可検定用情報に基づき当該第2のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第2の判定手段とを具備したことを特徴とする入退場管理システム。
  2. 複数の管理エリアを有し、これら各管理エリアには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口が設けられている施設において、前記各管理エリアに対する入退場を管理する入退場管理システムであって、
    少なくとも検定情報が記録されている第1のカードと、
    この第1のカードに従属し、少なくとも当該第1のカードの検定情報と所定の関係を持つ検定情報が記録されている第2のカードと、
    前記複数の管理エリアの出入口にそれぞれ設置され、対応する管理エリアに対する入退場を管理する複数の入退場管理装置と、
    これら複数の入退場管理装置とそれぞれ通信可能に接続された管理装置とから構成され、
    前記入退場管理装置は、
    第1のカード所持者が提示する第1のカードから検定情報を読取る第1の読取手段と、
    この第1の読取手段により読取られた検定情報に基づき当該第1のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第1の判定手段と、
    この第1の判定手段による判定の結果、当該第1のカード所持者に対し通行可と判定された場合、前記複数の管理エリアのうちのある管理エリア内に存在する第1のカード所持者が他の管理エリアに移動した際に、当該移動前の管理エリア内に第2のカード所持者が存在するか否かを判定する第2の判定手段と、
    この第2の判定手段による判定の結果、第2のカード所持者が存在する場合、その旨を報知する報知手段と、
    前記第2の判定手段による判定の結果、第2のカード所持者が存在しない場合、このときの当該第1のカードに係る通行履歴情報を前記管理装置へ送信する送信手段とを具備し、
    前記管理装置は、
    前記入退場管理装置の前記送信手段により送信された通行履歴情報を受信する第1の受信手段と、
    この第1の受信手段により受信された通行履歴情報に基づき、当該第1のカード所持者の存在位置に対する第2のカード所持者の入場可能な管理エリアの制限や通行方向の制限などを行なうためのエリア許可検定情報を対象となる出入口に設置された入退場管理装置へ配信する配信手段とを具備し、
    前記入退場管理装置は、さらに、
    前記管理装置の前記配信手段により送信されたエリア許可検定情報を受信する第2の受信手段と、
    第2のカード所持者が提示する第2のカードから検定情報を読取る第2の読取手段と、
    この第2の読取手段により読取られた検定情報および前記第2の読取手段により受信されたエリア許可検定用情報に基づき当該第2のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第3の判定手段とを具備したことを特徴とする入退場管理システム。
  3. 前記入退場管理装置は、さらに、
    前記第2の判定手段による判定の結果、第2のカード所持者が存在する場合、あらかじめ設定される条件に基づき当該第1のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第4の判定手段を具備し、
    前記送信手段は、前記第2の判定手段による判定の結果、第2のカード所持者が存在しない場合、あるいは、前記第4の判定手段による判定の結果、当該第1のカード所持者に対し通行可と判定された場合、このときの当該第1のカードに係る通行履歴情報を前記管理装置へ送信することを特徴とする請求項2記載の入退場管理システム。
  4. 複数の管理エリアを有し、これら各管理エリアには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口が設けられている施設において、前記各管理エリアに対する入退場を管理する入退場管理方法であって、
    少なくとも検定情報が記録されている第1のカードと、この第1のカードに従属し、少なくとも当該第1のカードの検定情報と所定の関係を持つ検定情報が記録されている第2のカードと、前記複数の管理エリアの出入口にそれぞれ設置され、対応する管理エリアに対する入退場を管理する複数の入退場管理装置と、これら複数の入退場管理装置とそれぞれ通信可能に接続された管理装置とを有し、
    前記入退場管理装置により、第1のカード所持者が提示する前記第1のカードから検定情報を読取る第1の読取ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第1の読取ステップにより読取られた検定情報に基づき当該第1のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第1の判定ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第1の判定ステップによる判定の結果、当該第1のカード所持者に対し通行可と判定された場合、このときの当該第1のカードに係る通行履歴情報を前記管理装置へ送信する送信ステップと、
    前記管理装置により、前記送信ステップにより送信された通行履歴情報を受信する第1の受信ステップと、
    前記管理装置により、前記第1の受信ステップにより受信された通行履歴情報に基づき、当該第1のカード所持者の存在位置に対する第2のカード所持者の入場可能な管理エリアの制限や通行方向の制限などを行なうためのエリア許可検定情報を対象となる出入口に設置された入退場管理装置へ配信する配信ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記配信ステップにより送信されたエリア許可検定情報を受信する第2の受信ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第2のカード所持者が提示する第2のカードから検定情報を読取る第2の読取ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第2の読取ステップにより読取られた検定情報および前記第2の読取ステップにより受信されたエリア許可検定用情報に基づき当該第2のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第2の判定ステップとを具備したことを特徴とする入退場管理方法。
  5. 複数の管理エリアを有し、これら各管理エリアには互いに他の管理エリアへ移動するための出入口が設けられている施設において、前記各管理エリアに対する入退場を管理する入退場管理方法であって、
    少なくとも検定情報が記録されている第1のカードと、この第1のカードに従属し、少なくとも当該第1のカードの検定情報と所定の関係を持つ検定情報が記録されている第2のカードと、前記複数の管理エリアの出入口にそれぞれ設置され、対応する管理エリアに対する入退場を管理する複数の入退場管理装置と、これら複数の入退場管理装置とそれぞれ通信可能に接続された管理装置とを有し、
    前記入退場管理装置により、第1のカード所持者が提示する前記第1のカードから検定情報を読取る第1の読取ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第1の読取ステップにより読取られた検定情報に基づき当該第1のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第1の判定ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第1の判定ステップによる判定の結果、当該第1のカード所持者に対し通行可と判定された場合、前記複数の管理エリアのうちのある管理エリア内に存在する第1のカード所持者が他の管理エリアに移動した際に、当該移動前の管理エリア内に第2のカード所持者が存在するか否かを判定する第2の判定ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第2の判定ステップによる判定の結果、第2のカード所持者が存在する場合、その旨を報知する報知ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第2の判定ステップによる判定の結果、第2のカード所持者が存在しない場合、このときの当該第1のカードに係る通行履歴情報を前記管理装置へ送信する送信ステップと、
    前記管理装置により、前記送信ステップにより送信された通行履歴情報を受信する第1の受信ステップと、
    前記管理装置により、前記第1の受信ステップにより受信された通行履歴情報に基づき、当該第1のカード所持者の存在位置に対する第2のカード所持者の入場可能な管理エリアの制限や通行方向の制限などを行なうためのエリア許可検定情報を対象となる出入口に設置された入退場管理装置へ配信する配信ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記配信ステップにより送信されたエリア許可検定情報を受信する第2の受信ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第2のカード所持者が提示する第2のカードから検定情報を読取る第2の読取ステップと、
    前記入退場管理装置により、前記第2の読取ステップにより読取られた検定情報および前記第2の読取ステップにより受信されたエリア許可検定用情報に基づき当該第2のカード所持者の目的とする管理エリアに対する通行の可否を判定する第2の判定ステップとを具備したことを特徴とする入退場管理方法。
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