JP6403596B2 - 研削装置 - Google Patents

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本発明は、研削装置に関し、特に、研削ホイールのホイールマウントへの装着構造に関する。
IC、LSI等の数多くのデバイスが表面に形成され、且つ、個々のデバイスが分割予定ライン(ストリート)によって区画された半導体ウェーハ(以下、単にウェーハと略称することがある)は、研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、切削装置によって分割予定ラインを切削して個々のデバイスに分割され、分割されたデバイスは携帯電話、パソコン等の各種電子機器に広く利用されている。
ウェーハの裏面を研削する研削装置は、ウェーハを保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウェーハを研削する研削砥石が配設された研削ホイールを回転可能に支持する研削手段と、研削領域に研削水を供給する研削水供給手段と、を具備しており、ウェーハを所定の厚みに研削加工することができる。
研削装置の研削手段は、モータにより回転駆動されるスピンドルと、スピンドルの先端部に固定されたホイールマウントと、該ホイールマウントに着脱可能に装着された研削ホイールとを含んでいる。研削ホイールは、環状基台と、環状基台の自由端部に環状に固着された複数の研削砥石とから構成される。
ホイールマウントに研削ホイールを装着する従来の装着構造は、複数のボルトを作業者によって手作業で締結して研削ホイールをホイールマウントに装着している(例えば、特開2003−181767号公報参照)。
特開2003−181767号公報
しかし、従来の研削ホイールの装着構造では、研削ホイールを交換する際に非常に手間が掛かり、ボルトの締結作業中に誤ってボルトが装置内部に落下したりするといった問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ボルトを使用せずに研削ホイールをホイールマウントに固定することのできる研削装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削手段と、を備えた研削装置であって、該研削手段は、回転可能なスピンドルと、該スピンドルの先端部に固定されたホイールマウントと、該ホイールマウントに着脱可能に装着された研削ホイールと、を含み、該研削ホイールは、該ホイールマウントに装着される装着部から自由端部に向かうにつれて径が拡大する傾斜内周面を有する環状基台と、該環状基台の該自由端部に環状に固着された複数の研削砥石とから構成され、該ホイールマウントは、該研削ホイールの該環状基台の該傾斜内周面に圧接して該研削ホイールを把持するための互いに円周方向に離間した複数のチャック爪と、該複数のチャック爪の少なくとも1つのチャック爪を半径方向に移動して該複数のチャック爪を該環状基台の該傾斜内周面に圧接させる移動手段と、を有することを特徴とする研削装置が提供される。
好ましくは、前記ホイールマウントは、該研削ホイールを装着する位置を位置決めするための円周方向に離間して配設された複数の凸部材を有しており、前記研削ホイールの前記装着部には該凸部材に係合する複数の係合凹部が形成されている。
本発明によると、ホイールマウントに配置された複数のチャック爪が研削ホイールの環状基台の傾斜内周面に圧接して研削ホイールをホイールマウントに固定するようにしたので、ボルトで固定するといった作業が不要となり、また、作業中にボルトが落下するという問題を回避することができ、研削ホイールを容易にホイールマウントに装着することができる。
本発明実施形態に係る研削装置の斜視図である。 図2(A)は研削ホイールの表面側斜視図、図2(B)は研削ホイールの底面側斜視図である。 ホイールマウントの底面図である。 研削ホイールのホイールマウントへの装着関係を説明する底面側斜視図である。 研削ホイールのホイールマウントへの装着の仕方を説明する断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係る研削装置2の外観斜視図が示されている。4は研削装置2のベースであり、ベース4の後方にはコラム6が立設されている。コラム6には、上下方向に伸びる一対のガイドレール8が固定されている。
この一対のガイドレール8に沿って研削ユニット(研削手段)10が上下方向に移動可能に装着されている。研削ユニット10は、スピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12を保持する支持部14を有しており、支持部14が一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動する移動基台16に取り付けられている。
研削ユニット10は、スピンドルハウジング12中に回転可能に収容されたスピンドル18と、スピンドル18を回転駆動するモータ20と、スピンドル18の先端に固定されたホイールマウント22と、ホイールマウント22に着脱可能に装着された研削ホイール24とを含んでいる。
研削装置2は、研削ユニット10を一対の案内レール8に沿って上下方向に移動するボールねじ30とパルスモータ32とから構成される研削ユニット送り機構34を備えている。パルスモータ32を駆動すると、ボールねじ30が回転し、移動基台16が上下方向に移動される。
ベース4の上面には凹部4aが形成されており、この凹部4aにチャックテーブル機構36が配設されている。チャックテーブル機構36はチャックテーブル38を有し、図示しない移動機構によりウェーハ着脱位置Aと、研削ユニット10に対向する研削位置Bとの間でY軸方向に移動される。40,42は蛇腹である。ベース4の前方側には、研削装置2のオペレータが研削条件等を入力する操作パネル44が配設されている。
図2(A)を参照すると、本発明実施形態に係る研削ホイール24の表面側斜視図が示されている。図2(B)は研削ホイール24の底面側斜視図である。研削ホイール24は、研削ホイール24をホイールマウント22に装着する装着部26aを有する環状基台26と、環状基台26の底面である自由端部26bに環状に固着された複数の研削砥石28とから構成される。
環状基台26は、円錐台形状の開口46を有している。この開口46を画成する環状基台26の内周面26cは、図5を参照すると明らかなように、環状基台26の装着部26aから自由端部26bにかけて連続的にその径が拡大する傾斜内周面26cに形成されている。
環状基台26の上面である装着部26aには円周方向に180°離間して一対の係合凹部48が形成されている。環状基台26には更に、装着部26aから自由端部26bに貫通する周方向に等間隔離間した複数の研削水供給路50が形成されている。
図3を参照すると、ホイールマウント22の底面図が示されている。ホイールマウント22には、ホイールマウント22をスピンドル18に固定するための複数のボルト挿入穴52が形成されている。
ホイールマウント22の底面22bには、研削ホイール24をホイールマウント22に装着するときの位置決めとして作用する互いに円周方向に180°離間した一対の位置決め凸部材54が固定されている。
ホイールマウント22の底面22bには更に、円周方向に120°離間してそれぞれねじ60により固定された一対の固定チャック爪58と、一対の固定チャック爪58から円周方向に120°離間して半径方向に移動可能に装着された移動チャック爪56が配設されている。
図5の断面図に示されるように、移動チャック爪56の背面には空間部57が形成されており、この空間部57に雄ねじ70aが露出するようにねじ70がホイールマウント22の側面から回転可能に挿入されている。
そして、ねじ70の雄ねじ70aが移動チャック爪56と一体的に形成された支持部68のねじ穴に螺合している。従って、ねじ70を回転することにより、移動チャック爪56はホイールマウント22の半径方向に移動される。
図3及び図5を合わせて参照すると、ホイールマウント22にはスピンドル18に形成された研削水供給路と接続する研削水供給路62と、一端が研削水供給路62に接続され他端がホイールマウント22の底面22bに開口する円周方向に等間隔離間した複数の研削水供給路64が形成されている。各研削水供給路64は円弧状の研削水供給溝66に接続されている。
次に、図4のV−O−V線断面図である図5を参照して、本発明実施形態に係る研削ホイール24のホイールマウント22への装着方法について説明する。まず、図5(A)に示すように、研削ホイール24の係合凹部48をホイールマウント22の位置決め凸部54に係合させながら研削ホイール24をホイールマウント22の横方向から移動して、研削ホイール24をホイールマウント22の底面22bに装着する。この状態では、移動チャック爪56の傾斜端面56a及び固定チャック爪58の傾斜端面58aは研削ホイール24の傾斜内周面26cから離間している。
図5(B)に示すように、研削ホイール24をホイールマウント22に対して更にスライドさせると、固定チャック爪58の傾斜端面58aが研削ホイール24の傾斜内周面26cに当接する。
この状態から、ねじ70を時計回り方向に回転させると、ねじ70の雄ねじ70aに螺合している移動チャック爪56の支持部68が半径方向外側に移動され、移動チャック爪56の傾斜端面56aが研削ホイール24の傾斜内周面26cに当接する。
ねじ70を更に時計回り方向に回転すると、移動チャック爪56の傾斜端面56a及び固定チャック爪58の傾斜端面58aが研削ホイール24の傾斜内周面26cに圧接し、研削ホイール24のホイールマウント22への装着固定が完了する。
移動チャック爪56及び固定チャック爪58が強い力で研削ホイール24の傾斜内周面26cに圧接しているため、ホイールマウント22が固定されたスピンドル18を回転させてウェーハ等の被加工物の研削を実施しても、ホイールマウント22に対する研削ホイール24の固定状態が解除されることはない。
研削ホイール24をホイールマウント22から取り外すには、ねじ70を反時計回り方向に回転する。これにより、移動チャック爪56が図5(B)に示すように、半径方向内側に移動されると共に、固定チャック爪58の研削ホイール24の傾斜内周面26cへの圧接が解除される。
この状態から、研削ホイール24を図5(A)に示すように右方向に移動すると、研削ホイール24の係合凹部48のホイールマウント22の位置決め凸部材54との係合が解除されて、研削ホイール24をホイールマウント22から取り外すことができる。
図5(C)に示す研削ホイール24をホイールマウント22に完全に固定した状態では、ホイールマウント22に形成された研削水供給路62,64が円弧状の研削水供給溝66を介して研削ホイール24の各研削水供給路50に接続される。
従って、チャックテーブル38に保持されたウェーハ等の被加工物を研削する際には、スピンドル18の内部を介して供給された研削水を研削ホイール24の研削水供給路50から供給しながら被加工物の研削を実施することができる。
上述した実施形態の研削ホイール24のホイールマウント22への装着構造によると、従来の複数のボルトで固定する装着構造に替わって、移動チャック爪56及び固定チャック爪58を用いて研削ホイール24をホイールマウント22に固定できるため、非常に迅速に研削ホイール24の装着作業を実施することができる。また、装着作業にボルトを使用しないため、ボルトが装置内部に落下してしまうという問題を発生させることがない。
2 研削装置
10 研削ユニット
18 スピンドル
22 ホイールマウント
24 研削ホイール
26 環状基台
28 研削砥石
38 チャックテーブル
48 係合凹部
54 位置決め凸部材
56 移動チャック爪
57 空間部
58 固定チャック爪
68 支持部
70 ねじ
70a 雄ねじ部

Claims (3)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削手段と、を備えた研削装置であって、
    該研削手段は、回転可能なスピンドルと、該スピンドルの先端部に固定されたホイールマウントと、該ホイールマウントに着脱可能に装着された研削ホイールと、を含み、
    該研削ホイールは、該ホイールマウントに装着される装着部から自由端部に向かうにつれて径が拡大する傾斜内周面を有する環状基台と、該環状基台の該自由端部に環状に固着された複数の研削砥石とから構成され、
    該ホイールマウントは、該研削ホイールの該環状基台の該傾斜内周面に圧接して該研削ホイールを把持するための互いに円周方向に離間した複数のチャック爪と、該複数のチャック爪の少なくとも1つのチャック爪を半径方向に移動して該複数のチャック爪を該環状基台の該傾斜内周面に圧接させる移動手段と、を有することを特徴とする研削装置。
  2. 前記ホイールマウントは、該研削ホイールを装着する位置を位置決めするための円周方向に離間して配設された複数の凸部材を有しており、前記研削ホイールの前記装着部には該凸部材に係合する複数の係合凹部が形成されている請求項1記載の研削装置。
  3. 前記ホイールマウントには、前記研削ホイールに研削水を供給する研削水供給路が形成されている請求項1又は2記載の研削装置。
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