JP7260961B2 - 研削ホイールの着脱治具 - Google Patents

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Description

本発明は、研削ホイールをホイールマウントから着脱する際に使用する着脱治具に関する。
ウェーハの裏面を研削し所望の厚さに薄化する研削装置は、ウェーハを保持する保持面を備えたチャックテーブルと、チャックテーブル上に保持されたウェーハを研削砥石で研削する研削手段と、該研削手段をチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向に研削送りする研削送り手段とを備えている。
研削手段は、スピンドルと、スピンドルの下端に設けられたホイールマウントと、ホイールマウントの下面に着脱可能に装着される研削ホイールとを備えている。研削ホイールは、円環状のホイール基台と該ホイール基台の下面に環状に配設される複数の研削砥石とからなっており、ホイール基台がホイールマウントの下面に締結ボルトによって取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
研削ホイールをホイールマウントに取り付ける際に、研削砥石を破損させたり、研削砥石でチャックテーブルを傷つけたりすることがある。このような事態が生じるのを防ぐために、研削ホイール着脱治具(例えば、特許文献2参照)を使用する。即ち、作業者が直接研削ホイールに触れないように研削ホイール着脱治具内に研削ホイールを収容した状態で、研削ホイールのホイールマウントに対する取り付けを行う。
特開2003-181767号公報 特開2011-121128号公報
しかし、ホイールマウントに研削ホイールを取り付けるとき、研削ホイールのネジ穴とホイールマウントの馬鹿穴とを一致させる必要があり、このとき、該研削ホイール着脱治具内で研削ホイールが回転することがあるため、ネジ穴と馬鹿穴との位置合わせ作業が上手くいかずに手間が係るという問題がある。
よって、研削ホイール着脱治具を用いて研削ホイールをホイールマウントに取り付ける(又はホイールマウントから取り外す)場合には、ホイール着脱治具内で研削ホイールが回転してしまうことが無いようにして、取り付け作業に手間取ることが無いようにするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、ウェーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウェーハを研削する研削手段とを備え、該研削手段は、スピンドルと、該スピンドルの下端に配設されたホイールマウントと、該ホイールマウントの下面に着脱可能に装着される研削ホイールとを備え、該研削ホイールは、厚さ方向に貫通する円形の開口を有する環状のホイール基台と、該ホイール基台の下面における外周部の環状の砥石装着部に装着される複数の研削砥石と、該砥石装着部の内側で環状の該砥石装着部と同心円状に複数配設され研削砥石に研削水を供給する供給口と、該開口から該砥石装着部にかけて形成された傾斜面とからなっており、該ホイール基台が該ホイールマウントの下面に締結ボルトによって取り付けられる研削装置において、該研削ホイールを着脱するための着脱治具であって、底板と、該底板から立設され該研削ホイールの該傾斜面に対応する傾斜面を有する円錐台状の基部の上面に配設され該ホイール基台の下面の該砥石装着部より内側の領域を支持するホイール基台支持部と、該ホイール基台支持部が支持した該ホイール基台の該供給口に進入可能に該基部の傾斜面から突出して配設されるピンと、を備えた研削ホイールの着脱治具である。
前記着脱治具は、前記底板の外周縁に立設され前記ホイール基台支持部が支持する前記研削ホイールの外周を囲繞する環状側壁を備え、該底板と該環状側壁とにより前記ホイール基台の前記砥石装着部に装着された複数の前記研削砥石を収容する砥石収容部を形成すると好ましい。
前記底板にピンを前記スピンドルの軸方向に進退させる進退手段を備え、該進退手段は、該ピンを該底板から飛び出させる方向に付勢するバネと、該バネを伸縮自在に収容するバネ収容部とを備え、前記ホイール基台支持部が前記ホイール基台を支持したときに該ピンが前記供給口に進入できないときは該バネを縮めて該ピンを該底板内に収容させ、該ピンと該供給口とが位置合わせされたら該底板内に収容されていた該ピンを該バネの付勢力によって該供給口に進入させると好ましい。
本発明に係る着脱治具は、底板と、底板に配設されホイール基台の下面の砥石装着部より内側の領域を支持するホイール基台支持部と、ホイール基台支持部が支持したホイール基台の供給口に対向するように供給口が配設される円周と同じ直径の円周上で底板に配設されるピンと、を備えているため、着脱治具上に研削ホイールを収容した際に、ピンがホイール基台の供給口に挿入されて、着脱治具上で研削ホイールが回転しなくなる。そのため、ホイールマウントに着脱治具に収容された研削ホイールを締結ボルトで取り付けるときに、ホイールマウントの馬鹿穴と着脱治具内で回転しない研削ホイールのネジ穴との位置合わせが容易になり、取り付け作業に手間取ることが無いようになる。
着脱治具は、底板の外周縁に立設されホイール基台支持部が支持する研削ホイールの外周を囲繞する環状側壁を備え、底板と環状側壁とによりホイール基台の砥石装着部に装着された複数の研削砥石を収容する砥石収容部を形成することで、ホイールマウントに着脱治具に収容された研削ホイールを取り付ける際に、作業者が不用意に研削砥石に触れることが無くなり、研削砥石の破損等を防ぐことが可能となる。
底板にピンをスピンドルの軸方向に進退させる進退手段を備え、進退手段は、ピンを底板から飛び出させる方向に付勢するバネと、バネを伸縮自在に収容するバネ収容部とを備えるものとすることで、ホイール基台支持部がホイール基台を支持したときにピンが供給口に進入できないときはバネを縮めてピンを底板内に収容させ、ピンと供給口とが位置合わせされたら底板内に収容されていたピンをバネの付勢力によって供給口に進入させることが可能となるため、ピンが供給口に進入できないときにピンで研削ホイールの下面を傷つけてしまうといった事態が生じるのを防ぐことが可能となる。
研削装置の一例を示す斜視図である。 ホイールマウント、研削ホイール、及び着脱治具の一例を示す斜視図である。 ホイールマウントの下面側を示す斜視図である。 研削ホイールの下面側を示す斜視図である。 着脱治具の一例を示す断面図である。 環状側壁を備えない着脱治具の斜視図である。 着脱治具に収容された研削ホイールがホイールマウントに取り付け可能な状態になっていることを説明する断面図である。 着脱治具に収容された研削ホイールをホイールマウントに取り付けている状態を説明する断面図である。 ホイールマウントに装着された研削ホイールを着脱治具を使用して取り外している状態を説明する断面図である。
図1に示す研削装置1は、チャックテーブル3上に保持されたウェーハWを研削手段7によって研削する装置であり、Y軸方向に延びるベース10と、ベース10上の後部側(+Y方向側)に立設されたコラム11とを備えている。
図1に示すウェーハWは、例えば、円形板状の半導体ウェーハであり、図1において下方を向いているウェーハWの表面Waは、複数のデバイスが形成されており、図示しない保護テープが貼着されて保護されている。上方を向いているウェーハWの裏面Wbは、研削加工が施される被研削面となる。
ベース10上に配設された外形が円形状のチャックテーブル3は、ポーラス部材等からなりウェーハWを吸引保持する保持面30を備えている。保持面30は、真空発生装置等の図示しない吸引源に連通し、吸引源が吸引することで生み出された吸引力が保持面30に伝達される。また、チャックテーブル3は、カバー39によって周囲から囲まれつつZ軸方向の軸心周りに回転可能であり、カバー39の下方に配設された図示しないY軸方向送り手段によって、ベース10上をY軸方向に往復移動可能となっている。
コラム11の-Y方向側の前面には研削手段7をチャックテーブル3に対して離間又は接近するZ軸方向(鉛直方向)に研削送りする研削送り手段5が配設されている。研削送り手段5は、鉛直方向(Z軸方向)の軸心を有するボールネジ50と、ボールネジ50と平行に配設された一対のガイドレール51と、ボールネジ50の上端に連結しボールネジ50を回動させるモータ52と、内部のナットがボールネジ50に螺合し側部がガイドレール51に摺接する昇降板53とを備えており、モータ52がボールネジ50を回動させると、これに伴い昇降板53がガイドレール51にガイドされてZ軸方向に往復移動し、昇降板53に固定された研削手段7がZ軸方向に研削送りされる。
チャックテーブル3に保持されたウェーハWを研削加工する研削手段7は、軸方向が鉛直方向(Z軸方向)であるスピンドル70と、スピンドル70を回転可能に支持するハウジング71と、スピンドル70を回転駆動するモータ72と、スピンドル70の下端に配設された円形板状のホイールマウント73と、ホイールマウント73の下面に着脱可能に装着される研削ホイール74と、スピンドル70を支持するハウジング71を収容し研削送り手段5の昇降板53に固定されたホルダ75とを備える。
図2に示すように、スピンドル70の内部には、図示しない研削水供給源に連通し研削水の通り道となる流路70aが、スピンドル70の軸方向(Z軸方向)に貫通して形成されており、流路70aは、さらにホイールマウント73内に形成された流路70bに連通している。流路70bは、ホイールマウント73の内部においてスピンドル70の軸方向と直交する方向に、ホイールマウント73の周方向に一定の間隔をおいて形成されており、各流路70bの下端側は、ホイールマウント73の下面73bの外周側の領域においてそれぞれ開口している。
ホイールマウント73の外周側の領域には、周方向に一定の間隔をおいて複数(例えば60度間隔で6つ)ボルト挿通穴(馬鹿穴)730が厚み方向(Z軸方向)に向かって貫通形成されている。
例えば、ホイールマウント73の下面73bの中央領域には、研削ホイール74の開口742に嵌合する凸部731(図3参照)が所定の厚さで形成されており、凸部731の下面には、後述する研削ホイール74の半円形の切欠き746c(図2参照)と係合し研削ホイール74が引っ掛けられるホイール引っ掛け部731aが、周方向に180度間隔を空けて2つ配設されている。円形板状のホイール引っ掛け部731aは、凸部731の下面と一体的に凸部731の外周縁より外側にその一部がはみ出るように形成されている。
なお、ホイールマウント73の下面73bは面一の平坦面であり、凸部731やホイール引っ掛け部731aが形成されていなくてもよい。
図2に示すように、研削ホイール74は、環状のホイール基台741を備えており、ホイール基台741は、厚さ方向に貫通する円形の開口742を備えている。
ホイール基台741の上面741aの外周側の領域には、周方向に一定の間隔をおいて複数(例えば60度間隔で6つ)の雌ネジ穴744が厚み方向に向かって形成されている。各雌ネジ穴744は、ホイールマウント73に設けられた各ボルト挿通穴730にそれぞれ対応する。
研削ホイール74の開口742の周囲には、径方向外側に水平に延びるツバ部746が形成されており、ツバ部746には、上記ホイールマウント73に設けられたホイール引っ掛け部731aが挿通される大きさの半円形の切欠き746cが、2つ周方向に180度離れて対向するように形成されている。
なお、ホイール基台741は、ツバ部746及び半円形の切欠き746cを備えない構成であってもよい。
図4に示すように、ホイール基台741の下面における外周部は、略平坦面の環状の砥石装着部741bとなっており、砥石装着部741bには、周方向に均等間隔で所定幅の隙間を空けて、環状に複数の研削砥石740が適宜の接着剤によって固定されている。各研削砥石740は、例えば、レジンボンドやメタルボンド等でダイヤモンド砥粒等が固着されて略直方体状に成形されたものである。
ホイール基台741の下面の環状の砥石装着部741bより内側の領域は、例えば、所定の角度で傾斜する傾斜面741cとツバ部746の下面746bとでなる。該傾斜面741cには、純水等の研削水が噴出する供給口743が環状の砥石装着部741bと同心円状に周方向に等間隔を空けて複数(例えば、60度ずつ空けて6つ)形成されている。供給口743から供給される研削水は、傾斜面741cを研削砥石740に向かって流れることでホイール基台741を冷却し、さらに、研削砥石740及び図1に示すウェーハWの研削されている箇所を冷却し、発生した研削屑をウェーハWの被研削面上から除去する。
図2に示すように、例えば、ホイール基台741の上面741aの各雌ネジ穴744が形成されている領域よりも内周側の領域には、ホイールマウント73の下面73bにおける各流路70bの開口に対向しホイールマウント73からの研削水が流れ込む環状溝745が形成されており、環状溝745の溝底には、先に説明した供給口743が開口している。なお、環状溝745を介さずに、ホイールマウント73の下面73bにおける各流路70bの開口と研削ホイール74の供給口743とが直接対向して連通するようになっていてもよい。
図2、5に示す本発明に係る研削ホイール74の着脱治具6は、研削ホイール74をホイールマウント73に取り付ける際(又はホイールマウント73から取り外す際)に使用する。
ある程度の硬度を備える合成樹脂又はSUS等の金属からなる着脱治具6は、底板60と、底板60に配設されホイール基台741の下面の砥石装着部741bより内側の領域であるツバ部746の下面746bを支持するホイール基台支持部61と、ホイール基台支持部61が支持したホイール基台741の供給口743に対向するように供給口743が配設される円周と同じ直径の円周上で底板60に配設されるピン62と、を備えている。
底板60は、研削ホイール74の外径よりも大径の円形状に形成されている。図5に示すように、底板60の下面側は、例えば所定の深さで円柱状に切り欠かれており、その中央部分には、作業者が着脱治具6を使用する際に把持する把持部600が形成されている。把持部600は底板60に形成されていなくてもよいが、研削ホイール74の脱着作業時に作業者が把持部600を把持できることで、着脱治具6を使用する際の取り回しが容易になる。
底板60の上面には、ホイール基台支持部61が配設される略円錐台状の基部601が立設しており、ホイール基台支持部61は、例えば、基部601の上面から上方に向かって一体的に形成される円柱状の外形を備えている。基部601の上面601aは、ホイール基台741の傾斜面741cに対向し傾斜面741c(図4参照)の傾斜角度に合わせた角度で傾斜する環状の傾斜面になっている。
本実施形態におけるホイール基台支持部61は、その上面(円形面611)がホイール基台741の下面の砥石装着部741bより内側の領域であるツバ部746の下面746bに当接した状態で、ホイール基台741を支持する。円形面611の直径は、例えば、ツバ部746の外径よりも僅かに小さく設定されている。
ホイール基台支持部61は、本実施形態における例に限定されるものではない。例えば、ホイール基台支持部61の高さ(厚さ)を調節することで、ツバ部746の下面746bに円形面611が当接すると共に、ホイール基台741の傾斜面741cに底板60の基部601の環状の上面601aが当接した状態で、着脱治具6が研削ホイール74を支持するものとしてもよい。
図5に示すように、本実施形態における着脱治具6は、例えば、底板60にピン62を研削手段7のスピンドル70の軸方向(Z軸方向)に進退させる進退手段64を備えている。進退手段64は、ピン62を底板60から飛び出させる方向(+Z方向)に付勢するバネ640と、バネ640を伸縮自在に収容するバネ収容部641とを備える。即ち、底板60の基部601の環状の上面601aには、周方向に一定の間隔をおいてピン62及びバネ640を収容できる深さの収容孔が複数(例えば、60度ずつ空けて6つ)形成されており、該収容孔がバネ収容部641となる。
バネ収容部641内において、ピン62の下方に配設されたバネ640は、縮むことで上端側に固定されたピン62を上側に押し戻そうとする付勢力を蓄える圧縮コイルバネである。各バネ640の上端側に固定されたピン62は、研削ホイール74の供給口743に係合する大きさを備えている。
本実施形態における着脱治具6は、底板60の上面の外周縁に立設されホイール基台支持部61が支持する研削ホイール74の外周を囲繞する環状側壁65を備えている。環状側壁65は、高さが研削ホイール74の高さに対応した値に設定されている。該環状側壁65によって、作業者が着脱治具6に収容された研削ホイール74の研削砥石740に不用意に触れて破損させてしまうといったミスの発生を防ぐことができる。
そして、底板60と環状側壁65とによりホイール基台741の砥石装着部741bに装着された複数の研削砥石740を収容する砥石収容部650が形成される。なお、砥石収容部650は、ホイール基台支持部61がツバ部746の下面746bを支持した状態で、砥石装着部741bに装着された複数の研削砥石740の下面と外側面とが底板60と環状側壁65とに当接しないようにその寸法が設定されている。
なお、着脱治具6は、図6に示すように環状側壁65を備えない構成としてもよい。
以下に、上記のように説明してきた本発明に係る着脱治具6を用いて研削ホイール74をホイールマウント73に装着する場合について説明する。
まず、図2に示すように、図示しない作業者の手により、研削ホイール74が着脱治具6上に搬送され、研削ホイール74の下面が着脱治具6の上面に対向し、かつ、研削ホイール74の回転中心と着脱治具6の中心とが略合致し、また、研削ホイール74の各供給口743が着脱治具6の各ピン62に対向するように、研削ホイール74が着脱治具6の上方に位置付けられる。
研削ホイール74を下降させていき、砥石収容部650に研削砥石740を収容するとともに、着脱治具6の6本のピン62が研削ホイール74の6つの供給口743にそれぞれ進入していくことで、図7に示すように、着脱治具6に対する研削ホイール74の相対的な回転が規制される状態になる。そして、ホイール基台支持部61の円形面611を研削ホイール74のツバ部746の下面746bに当接させることで、ホイール基台支持部61がホイール基台741を支持した状態になる。
一方、ピン62と供給口743との周方向における位置がずれており、ピン62が供給口743に進入できない場合には、研削ホイール74の傾斜面741cがピン62を下方に押していき、バネ640が収縮しつつピン62が底板60内のバネ収容部641に収容されていく。また、バネ640にはピン62を底板60から+Z方向に飛び出させる付勢力が蓄えられる。そして、ホイール基台支持部61の円形面611を研削ホイール74のツバ部746の下面746bに当接させる。
作業者がこの状態で、研削ホイール74を着脱治具6上で回転させてピン62と供給口743との周方向における位置が合わされることで、底板60内に収容されていたピン62がバネ640の付勢力によって供給口743に進入し、着脱治具6に対する研削ホイール74の相対的な回転が規制される状態になる。
このように、底板60にピン62をZ軸方向に進退させる進退手段64を備え、進退手段64は、ピン62を底板60から飛び出させる方向に付勢するバネ640と、バネ640を伸縮自在に収容するバネ収容部641とを備えるものとすることで、ホイール基台支持部61がホイール基台741を支持したときにピン62が供給口743に進入できないときはバネ640を縮めてピン62を底板60内に収容させ、ピン62と供給口743とが位置合わせされたら底板60内に収容されていたピン62をバネ640の付勢力によって供給口743に進入させることが可能となるため、ピン62が供給口743に進入できないときにピン62で研削ホイール74の下面(傾斜面741c)を傷つけてしまうといった事態が生じるのを防ぐことができる。
なお、研削ホイール74の中心と着脱治具6の中心とを一致させる中心合わせは、着脱治具6のホイール基台支持部61の外側面と研削ホイール74のホイール基台741の内側面(傾斜面741cとツバ部746の下面746bとの間に位置し下面746bと垂直に交差する環状の内周面)とが接触することで行われる。また、中心合わせが行われたとき、供給口743にピン62が進入していなくてもよい。つまり、着脱治具6に研削ホイール74が載置された中心合わせが行われたとき、ピン62は着脱治具6内に収容された状態で、後に研削ホイール74をホイールマウント73に装着する時に、着脱治具6内で研削ホイール74が回転させられ、供給口743とピン62とが一致したら、バネ640の付勢力によって底板60内に収容されていたピン62が上方に突き出て供給口743に進入し、着脱治具6に対する研削ホイール74の相対的な回転が規制される状態になる。なお、着脱治具6は、ピン62を1本のみ備える構成であってもよい。
上記のように、ホイール基台支持部61の円形面611を研削ホイール74のツバ部746の下面746bに当接させ、かつ、ピン62が供給口743に進入した状態で、着脱治具6は研削ホイール74をホイールマウント73に装着可能な状態に収容している。
作業者が、図7に示すように、着脱治具6に研削ホイール74を収容した状態でホイールマウント73の下方に位置付ける。即ち、研削ホイール74の上面741aがホイールマウント73の下面73bに対向し、かつ、研削ホイール74の回転中心とホイールマウント73の回転中心とが略合致し、また、研削ホイール74のツバ部746の2つの切欠き746cがホイールマウント73の各ホイール引っ掛け部731aに対向するように、研削ホイール74がホイールマウント73の下方に位置付けられる。
次いで、図8に示すように、着脱治具6を介して研削ホイール74を持ち上げて、研削ホイール74の開口742をホイールマウント73の凸部731に挿嵌し、かつ、ツバ部746の2つの切欠き746cをホイール引っ掛け部731aに嵌挿した後、着脱治具6と共に研削ホイール74を回転させる。この結果、ツバ部746の下面746b側にはみ出たホイール引っ掛け部731aによって、ツバ部746の下面746bが支えられる。従って、研削ホイール74は、例えば着脱治具6を外してもホイール引っ掛け部731aによって支持された状態となる。
なお、ホイール引っ掛け部731aによって、ホイール引っ掛け部731aの厚み分程度着脱治具6の円形面611が下方に押される。そのため、円形面611がツバ部746の下面746bより離れるが、着脱治具6の6本のピン62が研削ホイール74の6つの供給口743にそれぞれ進入した状態は維持され、着脱治具6に対する研削ホイール74の相対的な回転が規制された状態も維持される。
さらに、作業者が、着脱治具6と共に研削ホイール74を回転させて、ホイールマウント73に形成された複数のボルト挿通穴730とホイール基台741に設けられた複数の雌ネジ穴744とを重なるように位置合わせする。ここで、着脱治具6に収容された研削ホイール74は、着脱治具6内においてはピン62によって回転しないため、上記位置合わせは容易となる。
そして、図8に示すように、ホイールマウント73に形成された複数のボルト挿通穴730から締結ボルト79を挿入しホイール基台741に設けられた複数の雌ネジ穴744に螺合することにより、ホイールマウント73の下面73bに研削ホイール74を取り付けることができる。また、ホイールマウント73の下面73bに開口する流路70bとホイール基台741の上面741aに形成された環状溝745とが連通した状態になる。
その後、着脱治具6を下方に下げることで、供給口743からピン62が抜けて研削ホイール74から着脱治具6が離脱して、研削手段7が図1に示すウェーハWを研削可能な状態になる。
上記のように、本発明に係る着脱治具6は、底板60と、底板60に配設されホイール基台741の下面の砥石装着部741bより内側の領域(ツバ部746の下面746b)を支持するホイール基台支持部61と、ホイール基台支持部61が支持したホイール基台741の供給口743に対向するように供給口743が配設される円周と同じ直径の円周上で底板60に配設されるピン62と、を備えているため、着脱治具6内に研削ホイール74を収容した際に、ピン62がホイール基台741の供給口743に進入して、着脱治具6内で研削ホイール74が回転しなくなる。そのため、ホイールマウント73に着脱治具6に収容された研削ホイール74を締結ボルト79で取り付けるときに、着脱治具6内で回転しない研削ホイール74の雌ネジ穴744とホイールマウント73のボルト挿通穴730との位置合わせが容易になり、取り付け作業に手間取ることが無いようになる。
着脱治具6は、底板60の外周縁に立設されホイール基台支持部61が支持する研削ホイール74の外周を囲繞する環状側壁65を備え、底板60と環状側壁65とによりホイール基台741の砥石装着部741bに装着された複数の研削砥石740を収容する砥石収容部650を形成することで、ホイールマウント73に着脱治具6に収容された研削ホイール74を取り付ける際に、作業者が不用意に研削砥石740に触れることが無くなり、研削砥石740の破損等を防ぐことが可能となる。
以下に、図1に示すウェーハWを研削装置1で研削する場合について説明する。
まず、ウェーハWがチャックテーブル3の保持面30に載置され吸引保持される。次いで、ウェーハWを保持したチャックテーブル3が研削手段7の下まで移動して、研削砥石740の回転軌道がウェーハWの回転中心を通るようにウェーハWと研削手段7との位置合わせがなされる。
図1に示すモータ72によりスピンドル70が回転駆動されるのに伴って、研削ホイール74が回転する。また、研削手段7が研削送り手段5により-Z方向へと送られ、回転する研削砥石740がウェーハWの裏面Wbに当接することで研削加工が行われる。また、チャックテーブル3がZ軸方向の軸心周りに回転することで保持面30上に保持されたウェーハWも回転するので、ウェーハWの裏面Wbの全面が研削される。
研削加工中は、研削水をスピンドル70中の流路70a、ホイールマウント73の流路70b、研削ホイール74の環状溝745、及び供給口743を通して研削砥石740とウェーハWとの接触部位に対して供給して、研削砥石740とウェーハWの裏面Wbとの接触部位を冷却・洗浄する。
ウェーハWの裏面Wbが所定量研削された後、研削手段7が研削送り手段5により+Z方向へと引き上げられて、研削砥石740がウェーハWから離間する。
上記のような研削加工を複数枚のウェーハWに対して行っていくことで、研削砥石740が磨耗するため、ホイールマウント73から研削ホイール74を取り外し、新たな研削ホイール74を取り付ける作業を行う。
ホイールマウント73から研削ホイール74を取り外す場合には、まず、図9に示すように、作業者が締結ボルト79を研削ホイール74及びホイールマウント73から取り外す。研削ホイール74はホイール引っ掛け部731a(図8参照)によって支持された状態となっているため、ホイールマウント73から落下することはない。
次いで、作業者が着脱治具6を研削ホイール74の下方に位置付ける。そして、着脱治具6を持ち上げて、着脱治具6の6本のピン62を研削ホイール74の6つの供給口743にそれぞれ進入させる。この状態で、着脱治具6を介して研削ホイール74を回転させて、ホイールマウント73に設けられたホイール引っ掛け部731aと研削ホイール74のツバ部746の2つの切欠き746cとが重なるようにする。その結果、ツバ部746の2つの切欠き746cからホイール引っ掛け部731aがはずれるとともに、ホイール基台支持部61の円形面611が研削ホイール74のツバ部746の下面746bに当接して、着脱治具6が研削ホイール74を収容した状態になる。
そして、着脱治具6を下降させて、研削ホイール74をホイールマウント73の下面73bから離間させる。このように、作業者が研削ホイール74に直に触れることがないため、研削ホイール74の破損等が防がれる。
その後、着脱治具6を用いた新しい研削ホイール74のホイールマウント73に対する装着が、先に説明したのと同様に行われる。
なお、本発明に係る着脱治具6は上記実施形態に限定されるものではなく、また、添付図面に図示されている研削手段7又は着脱治具6の各構成の形状及び大きさ等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
W:ウェーハ
1:研削装置 10:ベース 11:コラム
3:チャックテーブル 30:保持面 39:カバー 5:研削送り手段
7:研削手段 70:スピンドル 70a:流路 71:ハウジング 72:モータ
73:ホイールマウント 70b:流路 730:ボルト挿通穴 731:凸部 731a:ホイール引っ掛け部
74:研削ホイール 740:研削砥石
741:ホイール基台 741b:砥石装着部 741c:傾斜面 742:開口 744:雌ネジ穴 746:ツバ部 746b:ツバ部の下面 746c:切欠き
75:ホルダ 79:締結ボルト
6:着脱治具 60:底板 600:把持部 601:基部
61:ホイール基台支持部 611:円形面
62:ピン
64:進退手段 640:バネ 641:バネ収容部
65:環状側壁 650:砥石収容部

Claims (3)

  1. ウェーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウェーハを研削する研削手段とを備え、該研削手段は、スピンドルと、該スピンドルの下端に配設されたホイールマウントと、該ホイールマウントの下面に着脱可能に装着される研削ホイールとを備え、該研削ホイールは、厚さ方向に貫通する円形の開口を有する環状のホイール基台と、該ホイール基台の下面における外周部の環状の砥石装着部に装着される複数の研削砥石と、該砥石装着部の内側で環状の該砥石装着部と同心円状に複数配設され研削砥石に研削水を供給する供給口と、該開口から該砥石装着部にかけて形成された傾斜面とからなっており、該ホイール基台が該ホイールマウントの下面に締結ボルトによって取り付けられる研削装置において、該研削ホイールを着脱するための着脱治具であって、
    底板と、該底板から立設され該研削ホイールの該傾斜面に対応する傾斜面を有する円錐台状の基部の上面に配設され該ホイール基台の該砥石装着部より内側の領域を支持するホ
    イール基台支持部と、該ホイール基台支持部が支持した該ホイール基台の該供給口に進入可能に該基部の傾斜面から突出して配設されるピンと、を備えた研削ホイールの着脱治具。
  2. 前記底板の外周縁に立設され前記ホイール基台支持部が支持する前記研削ホイールの外周を囲繞する環状側壁を備え、
    該底板と該環状側壁とにより前記ホイール基台の前記砥石装着部に装着された複数の前記研削砥石を収容する砥石収容部を形成する請求項1記載の研削ホイールの着脱治具。
  3. 前記底板に前記ピンを前記スピンドルの軸方向に進退させる進退手段を備え、
    該進退手段は、該ピンを該底板から飛び出させる方向に付勢するバネと、該バネを伸縮自在に収容するバネ収容部とを備え、前記ホイール基台支持部が前記ホイール基台を支持したときに該ピンが前記供給口に進入できないときは該バネを縮めて該ピンを該底板内に収容させ、該ピンと該供給口とが位置合わせされたら該底板内に収容されていた該ピンを該バネの付勢力によって該供給口に進入させる請求項1又は2記載の研削ホイールの着脱治具。
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