JP6402836B1 - 衛生用紙収納容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蓋部112の長手方向の少なくとも一方の端部領域112eに、ユーザーの指による押圧を受容可能で、押圧によって少なくとも一部が蓋部から分離して変位可能な押圧部を設ける。その押圧部を含む端部領域を、スリット22に対する干渉が緩和されるように設けることで、スリットないしはフィルム20の損傷が防止されるようにする。
【選択図】図3
Description
図1は、特許文献1に記載されたような、従来の一般的なティシュペーパー容器(以下、単に容器ともいう)の斜視図である。ここでは、それぞれ長手方向に延在して対向する一対の長辺および短手方向に延在して対向する一対の短辺で構成される長方形状の天面部1および底面部2と、天面側および底面側の長辺同士をつなぐ側面部3と、天面側および底面側の短辺同士をつなぐ側面部4と、を有する直方体形状の紙製の容器を例示している。
・いずれか一方の端部領域の凸状部(図示の例では左側の端部領域12eの凸状部13)に片手(図示の例に関しては左手)の親指を添え、矢印A1で示すように容器内方へ押し込むことで、ミシン目18で端部領域12eから中央領域12cを切り離して隙間を作る第1の操作と、
・続いて、切り離された中央領域12cの端部を他方の片手(図示の例に関しては右手)の指でつまみ、矢印A2で示すように他方の端部領域(図示の例では右側の端部領域12e)までを一気に切り取る第2の操作と、
を含むものである。これらの操作を行った結果、図2(b)に示すように、一方の端部領域を残して取出口10が開放されるので、露出したスリット22の部分を介したティシュペーパーの取り出しが可能となる。しかし端部領域が残っていると、取り出し時にティシュペーパーが引っ掛かり、これによって破れが生じてしまうことがあった。したがって、残された端部領域を取り外し、取出口10を完全に開放する第3の操作を行う必要が生じる。
まず第1の実施形態では、蓋部の端部領域と中央領域とを区画するミシン目がスリット22と重畳しない端部領域を形成する構成が採用される。しかしスリットの長さは、容器に収納されているティシュペーパーの幅(すなわち図1の容器の長辺方向の長さ)材質および材質などを勘案しつつ、ティシュペーパーの取り出し易さや、ポップアップしたティシュペーパーの摩擦による突出状態保持機能などを勘案して規定されるべきものである。容器に収納されるティシュペーパーの幅(図1の容器の長辺方向の長さ)は、210〜245mmのティシュペーパーが好ましい。スリットの長さは、100〜130mmが好ましく、100〜120mmがさらに好ましく、100〜110mmがより好ましい。スリットの長さを前記数値範囲にすることにより、ティシュペーパーを取り出す際に、取出口が開け易くなり、かつ、ティシュペーパーやフィルムが損傷しにくくなる。
図5は、図1に示した容器の蓋部と、上記実施形態に係る容器の蓋部(部分(ii))、さらには第1の実施形態の変形例に係る容器の蓋部との構成を比較して説明するための図である。
第2の実施形態では、蓋部の端部領域と中央領域とを区画するミシン目がスリットと重畳する円弧状の凸状部を形成する構成が採用される。しかし、本実施形態では、スリットの端点の位置と凸状部の曲率中心との関係を適切に規定することで、スリットに対する干渉が緩和されるようにしたものである。
上述した実施形態では、蓋部の2つの端部領域に、ユーザーの指による押圧を受容可能で、当該押圧によって少なくとも一部が蓋部から分離して変位可能な押圧部を形成した実施形態について説明した。しかし、押圧部は蓋部の一方の端部領域に形成されたものでもよい。また、押圧部は、端部領域と中央領域とを明確に区画するミシン目に関連して設けられていなくてもよい。つまり、そのようなミシン目を設ける代わりに、例えば、直線状の折り曲げ線と、その両端をつなぐ円弧状のミシン目とを有し、指の挿入によって容器内方に折れ曲がることで蓋部の取り外し動作の開始を受容する押圧部(指挿入部)が、蓋部の少なくとも一方の端部に設けられていてもよい。
2 底面部
3 天面側および底面側の長辺同士をつなぐ側面部
4 天面側および底面側の短辺同士をつなぐ側面部
10、110 取出口
12、112 蓋部
12e、112e、212e 蓋部の端部領域
12c、112c、212c 蓋部の中央領域
13、113、123,213 凸状部
14、114 ミシン目
18、118,218 第2のミシン目
20 フィルム
22 スリット
24、124 接着領域
41(41a、41b、41c) 底上げ部
Claims (3)
- 収納する衛生用紙を取り出すための長穴状の取出口を画定するミシン目に包囲された蓋部を一面部に備えるとともに、前記取出口の全体をカバーするように前記一面部の内面に貼着されたフィルムを備えた衛生用紙収納容器であって、
前記フィルムは、前記長穴状の取出口の長手方向に延在するスリットを有し、
前記蓋部は、前記長手方向の少なくとも一方の端部領域に、ユーザーの指による押圧を受容可能で、当該押圧によって少なくとも一部が前記蓋部から分離して変位する押圧部を有し、
前記端部領域は、前記蓋部の端縁から離れる方向に張り出して前記スリットと重畳する円弧の形状の凸状部を画定する第2のミシン目によって区画されており、前記凸状部は、その曲率中心が前記スリットの端点よりも前記蓋部の端縁側に位置するように設けられていることで、前記押圧部は、前記変位に伴う前記スリットに対する干渉が緩和されるように形成されることを特徴とする衛生用紙収納容器。 - 前記第2のミシン目と前記スリットとの交点から、前記スリットの端点までの距離が0〜12mmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の衛生用紙収納容器。
- 前記円弧の曲率半径が10〜25mmの範囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載の衛生用紙収納容器。
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JP2018052779A JP6402836B1 (ja) | 2018-03-20 | 2018-03-20 | 衛生用紙収納容器 |
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JP2018052779A JP6402836B1 (ja) | 2018-03-20 | 2018-03-20 | 衛生用紙収納容器 |
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2018
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JP2019163077A (ja) | 2019-09-26 |
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