JP6649446B2 - 衛生用紙収納箱 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール状の衛生用紙を収納する衛生用紙収納箱に関する。
従来の衛生用紙収納箱としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された衛生用紙収納箱は、ロール状の衛生用紙(ロールペーパー)を収納する紙製の箱である。衛生用紙収納箱の1つの面には、使用時に衛生用紙を引き出すための開口(引き出し口)が設けられている。
特開2015−208502号公報
上述の衛生用紙収納箱においては、開口を通じて衛生用紙の一端を引っ張ることにより、所望の長さの衛生用紙を引き出すことができる。しかしながら、開口が常に開放された状態にあるため、当該開口を通じて衛生用紙収納箱の内部に埃が侵入しやすいという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、内部に埃が侵入しにくい構造の衛生用紙収納箱を提供することを目的とする。
本発明による衛生用紙収納箱は、ロール状の衛生用紙を収納する紙製の衛生用紙収納箱であって、当該衛生用紙収納箱における上記衛生用紙の取出口が形成される面である主面を構成する外側部材と、上記外側部材の裏面に重なるように設けられ、当該外側部材と共に上記主面を構成する内側部材と、を備え、上記外側部材は、上記主面の上方に折り曲げられることにより上記取出口となる第1の開口を当該外側部材に生じさせる第1の折曲部を有し、上記内側部材は、上記主面の上方に折り曲げられることにより上記第1の開口を通過して上記第1の折曲部と向かい合わせになる第2の折曲部を有することを特徴とする。
この衛生用紙収納箱においては、取出口の形成面(主面)が、外側部材及び内側部材によって構成されている。外側部材及び内側部材には、それぞれ、主面の上方に折り曲げられる第1及び第2の折曲部が設けられている。第1の折曲部は、折り曲げられることにより、取出口となる第1の開口を外側部材に生じさせる。第2の折曲部は、折り曲げられることにより、第1の開口を通過して第1の折曲部と向かい合わせになる。このため、折り曲げられた第1及び第2の折曲部は、取出口(第1の開口)の上方において互いに向かい合わせとなる。これにより、かかる折曲部が存在しない場合に比して、取出口を通じて衛生用紙収納箱の内部に埃が侵入しにくくなる。
本発明によれば、内部に埃が侵入しにくい構造の衛生用紙収納箱が実現される。
本発明による衛生用紙収納箱の一実施形態を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿った端面図である。 外側部材10を示す平面図である。 内側部材20を示す平面図である。 衛生用紙収納箱1から衛生用紙90を引き出す様子を示す端面図である。 衛生用紙収納箱1の効果を説明するための平面図である。 図6のVII−VII線に沿った端面図である。 衛生用紙収納箱1の効果を説明するための端面図である。 一変形例に係る折曲部22を示す平面図である。 他の変形例に係る折曲部22を示す平面図である。 他の変形例に係る折曲部22を示す平面図である。 他の変形例に係る折曲部22を示す平面図である。 図12の凹部60の機能について説明するための平面図である。 他の変形例に係る折曲部22を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による衛生用紙収納箱の一実施形態を示す斜視図である。また、図2は、図1のII−II線に沿った端面図である。衛生用紙収納箱1は、ロール状の衛生用紙90を収納する紙製の箱である。本実施形態において衛生用紙収納箱1は、全体が厚紙からなる。衛生用紙収納箱1は、直方体状をしている。
衛生用紙90としては、例えば、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ペーパータオル等が挙げられる。ここで、ロール状の衛生用紙90とは、帯状の衛生用紙90がその短手方向に平行な軸周りに巻回されたものをいう。衛生用紙90の中心部には、円筒状の芯が設けられていてもよいし、かかる芯が設けられていなくてもよい。
衛生用紙収納箱1は、外側部材10及び内側部材20を備えている。外側部材10及び内側部材20の各々は、1枚の厚紙からなる。外側部材10は、衛生用紙収納箱1の主面S1を構成している。主面S1は、衛生用紙90の取出口が形成される面である。衛生用紙収納箱1は、主面S1を上向きにして使用されてもよいし、主面S1を横向きにして使用されてもよい。
内側部材20は、外側部材10の裏面に重なるように設けられており、外側部材10と共に主面S1を構成している。このように、主面S1は、外側部材10及び内側部材20からなる二重構造をしている。
図3は、外側部材10を示す平面図である。外側部材10は、折曲部12(第1の折曲部)を有している。折曲部12は、主面S1の上方に折り曲げられることにより、取出口となる開口14(図1及び図2参照)を外側部材10に生じさせる。折曲部12と開口14とは、形状及び大きさが互いに等しい。なお、図3は、折曲部12が折り曲げられる前の状態を示している。
衛生用紙90の中心軸に平行な方向を横方向(図3の上下方向)としたとき、折曲部12は、横長の形状をしている。ここで、衛生用紙90の中心軸とは、ロール状の衛生用紙90を円柱又は円筒と見た場合における当該円柱又は円筒の中心軸に相当する仮想的な軸をいう。本実施形態において折曲部12は、長方形状をしている。折曲部12の横方向の長さd1は、主面S1の横方向の長さd2の60%以上80%以下であることが好ましい。折曲部12の縦方向(図3の左右方向)の長さd3は、例えば、7mm以上15mm以下である。
外側部材10には、切込線として、ミシン目32、ミシン目34及びミシン目36が形成されている。また、外側部材10には、折り線38(谷折線)が形成されている。これらのミシン目32,34,36と折り線38とで囲まれた部分が、折曲部12である。ミシン目32及び折り線38は、横方向に延在する直線に沿って形成されている。ミシン目34及びミシン目36は、縦方向に延在する直線に沿って形成されている。ミシン目34は、ミシン目32の一端と折り線38の一端とを結んでいる。ミシン目36は、ミシン目32の他端と折り線38の他端とを結んでいる。
ミシン目32,34,36に沿って外側部材10に切目を入れることにより、折り線38を折目として折曲部12を主面S1の上方に折り曲げられるようになる。折り線38には、当該折り線38に沿って折曲部12を折り曲げやすいように、折り筋が予め形成されていることが好ましい。ただし、折り線38は、ユーザに折目となる位置を知らせるための、外側部材10に印刷された線のみからなっていてもよい。
図4は、内側部材20を示す平面図である。内側部材20は、折曲部22(第2の折曲部)を有している。折曲部22は、主面S1の上方に折り曲げられることにより、開口14に重なる開口24(第2の開口)を内側部材20に生じさせる。折曲部22と開口24とは、形状及び大きさが互いに等しい。また、折曲部22は、主面S1の上方に折り曲げられることにより、開口14を通過して折曲部12と向かい合わせになる。ここで、折曲部12と折曲部22とが向かい合わせになるとは、折曲部12の裏面と折曲部22の裏面とが対向するということである。なお、図4は、折曲部22が折り曲げられる前の状態を示している。
折曲部22は、横長の形状をしている。本実施形態において折曲部22は、長方形状をしている。折曲部22の横方向の長さd4は、折曲部12の横方向の長さd1に等しい。折曲部22の縦方向の長さd5は、折曲部12の縦方向の長さd3よりも大きい。折曲部12及び折曲部22の縦方向の長さの差(d5−d3)は、5mm以上10mm以下であることが好ましい。折曲部22の縦方向の長さd5は、例えば、12mm以上25mm以下である。
内側部材20には、切込線として、ミシン目42、ミシン目44及びミシン目46が形成されている。また、内側部材20には、、折り線48(谷折線)が形成されている。これらのミシン目42,44,46と折り線48とで囲まれた部分が、折曲部22である。ミシン目42及び折り線48は、横方向に延在する直線に沿って形成されている。ミシン目44及びミシン目46は、縦方向に延在する直線に沿って形成されている。ミシン目44は、ミシン目42の一端と折り線48の一端とを結んでいる。ミシン目46は、ミシン目42の他端と折り線48の他端とを結んでいる。
外側部材10及び内側部材20が重ね合わされた状態のとき、ミシン目42は、平面視で、折り線38よりも外側(図3及び図4の左側)に位置する。同様の状態のとき、ミシン目44、ミシン目46及び折り線48は、平面視で、それぞれミシン目34、ミシン目36及びミシン目32に略一致する。ただし、折り線48は、平面視で、ミシン目32よりも外側(図3及び図4の右側)に位置してもよい。その場合、折曲部12,22が折り曲げられた後、折曲部22の折目は、平面視で、開口14の外側に存在することになる。
ミシン目42,44,46に沿って内側部材20に切目を入れることにより、折り線48を折目として折曲部22を主面S1の上方に折り曲げられるようになる。折り線48には、当該折り線48に沿って折曲部22を折り曲げやすいように、折り筋が予め形成されていることが好ましい。
図1及び図2に戻って、衛生用紙収納箱1は、折曲部12及び折曲部22が主面S1の上方に折り曲げられた状態で使用される。本実施形態においては、折曲部12が折曲部22に向かって主面S1の斜め上方に折り曲げられるとともに、折曲部22が折曲部12に向かって主面S1の斜め上方に折り曲げられる。すなわち、衛生用紙収納箱1の使用時、折曲部12及び折曲部22は、主面S1の斜め上方に折り曲げられた状態にある。折曲部12及び折曲部22は、主面S1の斜め上方に折り曲げられた状態(かつ折曲部12と折曲部22との間に衛生用紙90が介在しない状態)で、互いに接することが好ましい。折曲部22の先端を構成する辺である先端辺22aの主面S1からの高さh2(図2参照)は、折曲部12の先端を構成する辺である先端辺12aの主面S1からの高さh1よりも大きい。
図5に示すように、取出口(開口14)を通じて衛生用紙90の一端を引っ張ることにより、所望の長さの衛生用紙90を衛生用紙収納箱1から引き出すことができる。
衛生用紙収納箱1の効果を説明する。衛生用紙収納箱1においては、取出口の形成面(主面S1)が、外側部材10及び内側部材20によって構成されている。外側部材10及び内側部材20には、それぞれ、主面S1の上方に折り曲げられる折曲部12及び折曲部22が設けられている。折曲部12は、折り曲げられることにより、取出口となる開口14を外側部材10に生じさせる。折曲部22は、折り曲げられることにより、開口14を通過して折曲部12と向かい合わせになる。このため、折り曲げられた折曲部12及び折曲部22は、取出口(開口14)の上方において互いに向かい合わせとなる。これにより、かかる折曲部が存在しない場合に比して、取出口を通じて衛生用紙収納箱1の内部に埃が侵入しにくくなる。したがって、内部に埃が侵入しにくい構造の衛生用紙収納箱1が実現されている。
また、折り曲げられた折曲部12,22が取出口の上方で互いに向かい合わせとなるため、取出口から引き出された衛生用紙90が折曲部12,22によって保持され、衛生用紙収納箱1の中に落ち込みにくいという利点もある。
衛生用紙収納箱1の使用時、折曲部12は、主面S1の斜め上方に折り曲げられた状態にある。この場合、平面視で、すなわち主面S1に垂直な方向から見たとき、折り曲げられた折曲部12が取出口の一部に重なる。このため、折曲部12が主面S1の垂直上方に折り曲げられた場合に比して、埃が一層侵入しにくくなる。
折曲部12が主面S1の斜め上方に折り曲げられた状態で折曲部22に接する場合、折曲部12が折曲部22から離間している場合に比して、埃の侵入経路が狭くなるため、埃が一層侵入しにくくなる。また、折曲部12の衛生用紙90に対する保持力を高めるのに有利である。
折曲部12と開口14とは、形状及び大きさが互いに等しい。この場合、切り抜き部分のない1枚の紙で外側部材10を構成することができるため、外側部材10の形成が容易となる。
衛生用紙収納箱1の使用時、折曲部22は、主面S1の斜め上方に折り曲げられた状態にある。この場合、平面視で、折り曲げられた折曲部22が取出口の少なくとも一部に重なる。このため、折曲部22が主面S1の垂直上方に折り曲げられた場合に比して、埃が一層侵入しにくくなる。
折曲部22が主面S1の斜め上方に折り曲げられた状態で折曲部12に接する場合、折曲部22が折曲部12から離間している場合に比して、埃の侵入経路が狭くなるため、埃が一層侵入しにくくなる。また、折曲部22の衛生用紙90に対する保持力を高めるのに有利である。
主面S1は、外側部材10及び内側部材20からなる二重構造をしている。これにより、主面S1の強度を高めることができる。また、この場合、縦方向について、折曲部12の長さd3と折曲部22の長さd5との和を、開口14の長さ(折曲部12の長さd3に等しい。)よりも大きくすることができる。このことは、埃の侵入を防ぐのに有利である。
これに対し、主面S1が図6に示す1枚の厚紙100のみからなる場合を考える。図7は、図6のVII−VII線に沿った端面図である。厚紙100には、主面S1の上方に折り曲げられることにより互いに向かい合わせとなる折曲部102,104が設けられている。なお、図6は折曲部102,104が折り曲げられる前の状態を示し、図7は折曲部102,104が折り曲げられた後の状態を示している。折曲部102,104が折り曲げられることにより、厚紙100に取出口となる開口106が生じる。このように主面S1を1枚の厚紙で構成した場合であっても、2つの折曲部102,104が取出口(開口106)の上方で互いに向かい合わせとなる構造を実現することが可能である。
しかしながら、この場合、縦方向(図6及び図7の左右方向)について、折曲部102の長さと折曲部104の長さとの和を、開口106の長さよりも大きくすることができないという問題がある。また、折曲部102,104を折り曲げると、両者の間には必ず隙間が生じることになる。そのため、折曲部102,104が折り曲げられた状態で両者が互いに接する構造を実現できないという問題もある。
折曲部12及び折曲部22は、横長の形状をしている。この場合、取出口の形状も横長になるため、衛生用紙90を取り出しやすくなる。
折曲部12の横方向の長さd1が大きすぎると、横方向について取出口から主面S1の端までの距離が小さくなり、主面S1の強度が不充分になるおそれがある。かかる観点から、長さd1は、主面S1の横方向の長さd2の80%以下であることが好ましい。他方、長さd1が小さすぎると、取出口の横方向の長さも小さくなり、衛生用紙90を取り出しにくくなるおそれがある。かかる観点から、長さd1は、長さd2の60%以上であることが好ましい。
折曲部22の横方向の長さd4は、折曲部12の横方向の長さd1に等しい。この場合、横方向について取出口の全体に折曲部22が延在することになるため、埃の侵入を防ぐのに有利である。ただし、長さd4を長さd1より僅かに(例えば0.1mm〜3mm程度)小さくしてもよい。そうすることにより、折曲部22が開口14を通過しやすくなる。
折曲部22の縦方向の長さd5は、折曲部12の縦方向の長さd3よりも大きい。この場合、折曲部12,22が折り曲げられた状態で、折曲部22の先端辺22aの高さh2を、折曲部12の先端辺12aの高さh1よりも大きくしやすくなる。このように高さh2を高さh1よりも大きくすることにより、図8に示すように、折曲部22の先端辺22aの位置で衛生用紙90を切断したときに、先端辺12aと先端辺22aとの間に衛生用紙90を残すことができる。これにより、衛生用紙90を再び引き出す際に、衛生用紙90の一端を摘みやすくなる。
折曲部22の折目が平面視で開口14の外側に存在する場合、折曲部22を折り曲げる際、折曲部22に開口14の縁が干渉する。このため、折曲部22の折曲げ角度が大きくなりすぎるのを規制することができる。これにより、折曲部22が主面S1の斜め上方に折り曲げられた状態を維持しやすくなる。かかる観点から、折曲部12,22が折り曲げられる前の状態における折り線48とミシン目32との平面視での間隔は、0.1mm〜0.5mm程度とすることが好ましい。
折曲部22は、主面S1の上方に折り曲げられることにより、開口14に重なる開口24を内側部材20に生じさせる。この場合、取出口の周囲全体を包囲するように内側部材20が外側部材10の裏面を覆うため、主面S1の強度を高めるのに有利である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、折曲部22の先端辺22aが直線状をしている場合を例示した。しかし、先端辺22aは、図9に示すように、複数の凸部50を有していてもよい。同図において、先端辺22aが有する複数の凸部50は、先端が角張った凸部である角凸部と、先端が丸みを帯びた凸部である丸凸部とを含んでいる。先端辺22aにおいて最端に位置する凸部50aは、先端辺22aにおいて最端以外に位置する凸部50bよりも出っ張っている。凸部50aは丸凸部であり、凸部50bは角凸部である。なお、本例におけるように折曲部22の縦方向の寸法が一定でない場合、当該寸法の最大値をもって折曲部22の縦方向の長さd5とする。
このように本例においては、先端辺22aに複数の凸部50が設けられている。これにより、折曲部22の衛生用紙に対する保持力を強化することができる。複数の凸部50は、角凸部を含んでいる。かかる角凸部を用いることにより、折曲部22の先端辺22aで衛生用紙90を切断しやすくなる。先端辺22aにおいて最端に位置する凸部50aは、最端以外に位置する凸部50bよりも出っ張っている。丸凸部である凸部50aを出っ張らせることにより、ユーザ(特に子供)が角凸部である凸部50bに触れて怪我をするリスクを低減することができる。
ただし、凸部50aを凸部50bよりも出っ張らせることは、必須でない。すなわち、先端辺22aが有する全ての凸部50の先端が揃っていてもよい。また、図10に示すように先端辺22aが有する全ての凸部50を角凸部としてもよいし、図11に示すように先端辺22aが有する全ての凸部50を丸凸部としてもよい。
上記実施形態において先端辺22aは、図12に示すように、凹部60を有していてもよい。同図において凹部60は、凹部60を通じて衛生用紙90を摘めるように構成されている。すなわち、凹部60は、図13に示すように、衛生用紙90における凹部60に重なる部分(斜線部分)を2本の指(通常、親指と人差指)で摘むのに充分な大きさを有している。本例において凹部60は、半円状をしている。また、凹部60は、先端辺22aの中央に設けられている。なお、先端辺22aにおける凹部60が設けられていない領域には、図14に示すように、上述の凸部50(角凸部及び/又は丸凸部)を設けてもよい。
このように本例においては、先端辺22aに凹部60が設けられている。これにより、先端辺22aの位置で衛生用紙90を切断した後、衛生用紙90を再び引き出す際に、衛生用紙90の一端を摘みやすくなる。凹部60は、先端辺22aの中央に設けられている。これにより、凹部60を通じて衛生用紙90の中央付近を摘めるため、衛生用紙90をバランスよく引き出すことができる。
上記実施形態においては、各切込線がミシン目(ミシン目32,34,36,42,44,46)である場合を例示した。すなわち、切込線の両側に力を加えたときに初めて当該切込線に沿って切目が入るように構成されている場合を例示した。しかし、切込線には、予め切目が入っていてもよい。
1 衛生用紙収納箱
10 外側部材
12 折曲部(第1の折曲部)
12a 先端辺
14 開口(第1の開口)
20 内側部材
22 折曲部(第2の折曲部)
22a 先端辺
24 開口(第2の開口)
32 ミシン目
34 ミシン目
36 ミシン目
38 折り線
42 ミシン目
44 ミシン目
46 ミシン目
48 折り線
50 凸部
60 凹部
90 衛生用紙

Claims (20)

  1. ロール状の衛生用紙を収納する紙製の衛生用紙収納箱であって、
    当該衛生用紙収納箱における前記衛生用紙の取出口が形成される面である主面を構成する外側部材と、
    前記外側部材の裏面に重なるように設けられ、当該外側部材と共に前記主面を構成する内側部材と、を備え、
    前記外側部材は、前記主面の上方に折り曲げられることにより前記取出口となる第1の開口を当該外側部材に生じさせる第1の折曲部を有し、
    前記内側部材は、前記主面の上方に折り曲げられることにより前記第1の開口を通過して前記第1の折曲部と向かい合わせになる第2の折曲部を有し、
    前記第2の折曲部の折目は、平面視で、前記第1の開口の外側に存在し、
    当該衛生用紙収納箱の使用時、前記第2の折曲部は、前記主面の斜め上方に折り曲げられた状態にあることを特徴とする衛生用紙収納箱。
  2. 請求項1に記載の衛生用紙収納箱において、
    当該衛生用紙収納箱の使用時、前記第1の折曲部は、前記主面の斜め上方に折り曲げられた状態にある衛生用紙収納箱。
  3. 請求項2に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の折曲部は、前記主面の斜め上方に折り曲げられた状態で前記第2の折曲部に接する衛生用紙収納箱。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の折曲部と前記第1の開口とは、形状及び大きさが互いに等しい衛生用紙収納箱。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の折曲部は、前記主面の斜め上方に折り曲げられた状態で前記第1の折曲部に接する衛生用紙収納箱。
  6. 請求項1乃至の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記衛生用紙の中心軸に平行な方向を横方向としたとき、
    前記第1及び第2の折曲部は、横長の形状をしている衛生用紙収納箱。
  7. 請求項に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の折曲部の横方向の長さは、前記主面の横方向の長さの60%以上80%以下である衛生用紙収納箱。
  8. 請求項又はに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の折曲部の横方向の長さは、前記第1の折曲部の横方向の長さに等しい衛生用紙収納箱。
  9. 請求項乃至の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の折曲部の縦方向の長さは、前記第1の折曲部の縦方向の長さよりも大きい衛生用紙収納箱。
  10. 請求項に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1及び第2の折曲部の縦方向の長さの差は、5mm以上10mm以下である衛生用紙収納箱。
  11. 請求項乃至10の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の折曲部の縦方向の長さは、7mm以上15mm以下である衛生用紙収納箱。
  12. 請求項乃至11の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の折曲部の縦方向の長さは、12mm以上25mm以下である衛生用紙収納箱。
  13. 請求項1乃至12の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の折曲部の先端辺は、複数の凸部を有する衛生用紙収納箱。
  14. 請求項13に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記先端辺が有する前記複数の凸部は、先端が角張った凸部である角凸部を含む衛生用紙収納箱。
  15. 請求項14に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記先端辺が有する前記複数の凸部は、先端が丸みを帯びた凸部である丸凸部を含む衛生用紙収納箱。
  16. 請求項15に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記先端辺において最端に位置する前記凸部は、前記丸凸部である衛生用紙収納箱。
  17. 請求項13乃至16の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記先端辺において最端に位置する前記凸部は、当該先端辺において最端以外に位置する前記凸部よりも出っ張っている衛生用紙収納箱。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の折曲部の先端辺は、凹部を有し、
    前記凹部は、当該凹部を通じて前記衛生用紙を摘めるように構成されている衛生用紙収納箱。
  19. 請求項18に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記凹部は、前記先端辺の中央に設けられている衛生用紙収納箱。
  20. 請求項1乃至19の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の折曲部は、前記主面の上方に折り曲げられることにより前記第1の開口に重なる第2の開口を前記内側部材に生じさせる衛生用紙収納箱。
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