JP6398874B2 - 情報提供プログラム及び乗降案内システム - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道などの公共交通機関を利用する利用者に情報を提供する情報提供プログラム及び乗降案内システムに関する。
鉄道などの公共交通機関の利用者にあっては、公共交通機関の利用が初めての場合、目的とする降車駅で降り損なうことがある。また、日常的に利用している公共交通機関であっても、読書などに集中している場合、他のことを考えている場合、飲酒後に乗車した場合などにおいて、目的とする降車駅で降り損なうことがある。
ここで、降車駅で降り損なうことを防止する技術の一例として、特許文献1に示されている乗降案内システムが知られている。この乗降案内システムは、発駅IDを送信するICカード型発駅改札口用データ送信装置と、目的駅IDを携帯電話に入力させる複数のICカード型目的駅IDデータ送信装置を有した目的駅一覧装置と、携帯電話とは無線通信を行い、携帯電話からユーザーID、発駅ID、目的駅IDを受信し、携帯端末に接近案内を行わせるセンター装置などを備えている。なお、ICカード型発駅改札口用データ送信装置及び目的駅一覧装置は、各駅に設けられている。センター装置は、駅に対し遠隔位置に配置されている。
そして、センター装置は、列車の運行状況を監視し、目的駅に近づくと、携帯端末に接近案内を行わせる。また、センター装置は、乗客が降りると、降車駅名を携帯端末から受信し、正しくない場合には携帯端末に降車駅誤り通知及び正しい乗降案内を行わせる。なお、降車駅名の詳細については記載がないものの、各駅に設けられたICカード型発駅改札口用データ送信装置からの発駅IDが該当するものと考えられる。
特開2002−255035号公報
上述した特許文献1の乗降案内システムでは、センター装置が携帯端末に行き先接近案内を行うので、乗客は目的とする降車駅で確実に降りることができる。また、目的とする降車駅以外で降りた場合は、センター装置が携帯端末に降車駅誤り通知及び正しい乗降案内を行わせるので、乗客は目的とする降車駅に確実にたどり着くことができる。
ところが、特許文献1の乗降案内システムでは、センター装置が携帯電話からのユーザーID、発駅ID、目的駅IDを元に、データベースから列車名、乗り場情報、発着時刻を取得し、乗客データベースに登録する必要がある。このため、一度に多くの乗客を運ぶ公共交通機関では、多くの乗客に対してユーザーIDを割り振る必要があり、乗客の管理に関わるシステム構成が複雑になるという問題があった。
また、特許文献1の乗降案内システムは、各駅に、発駅IDを送信するICカード型発駅改札口用データ送信装置と、目的駅IDを携帯電話に入力させる複数のICカード型目的駅IDデータ送信装置を有した目的駅一覧装置とを備える必要があり、乗客の乗降案内に関わるシステム構成が複雑になるという問題もあった。
しかも、特許文献1の乗降案内システムでは、乗客が目的とする降車駅で降りたかどうかを判断するために、携帯電話からの降車駅名を受信する必要がある。つまり、乗客は、改札口のICカード型発駅改札口用データ送信装置からの発駅IDを携帯電話に入力する行為が必要となる。このため、センター装置は、乗客が目的とする降車駅以外で降りた場合、即座に携帯端末に降車駅誤り通知及び正しい乗降案内を行わせることができない、という問題もあった。言い換えれば、乗客は、一旦、改札口を出ないと、目的とする降車駅で降りたかどうかを確認することができないことになる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる情報提供プログラム及び乗降案内システムを提供することを目的とする。
本発明の情報提供プログラムは、携帯端末を制御するコンピューターに実行させる情報提供プログラムであって、降車駅設定受付部が入力された目的とする降車駅の設定を受け付け、目的駅識別情報として保持する工程と、エリア情報取得部が公共交通機関内に配置された情報発信装置から常時発信されている車内に限定したエリア情報を取得する工程と、到着駅識別情報取得部が前記情報発信装置からの特定期間内に発信される到着駅識別情報を取得する工程と、到着駅識別情報比較部が前記到着駅識別情報と前記目的駅識別情報とを比較する工程と、乗降案内制御部が前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致すると、降車駅に接近したことを知らせる工程とを有し、前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致せず、比較結果が一致する前に前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅の前で降りたと判断し、警告を出力することを特徴とする。
また、前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致した後、前記特定期間が経過した後も前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得している場合、利用者が目的とする降車駅で降り損ねたと判断することを特徴とする。
また、前記乗降案内制御部は、乗降案内記憶部に記憶されている、各種路線の路線図及びそれぞれの駅の駅識別情報を読み込み、目的とする降車駅にたどり着くまでの乗り換え案内を出力することを特徴とする。
また、前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致した後、前記特定期間が経過するまでに前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得しなくなると、前記降車駅設定受付部による前記目的駅識別情報の保持を解除することを特徴とする。
また、前記特定期間とは、到着駅に対する接近時から出発時までの間であることを特徴とする。
本発明の乗降案内システムは、駅に対し遠隔位置に配置されている運行管理システムと、列車内に配置され、前記運行管理システムからの情報を受信する情報発信装置と、前記情報発信装置からの情報を受信する携帯端末とを備え、前記運行管理システムは、前記列車の運行状況を確認し、前記列車が駅に接近すると、前記情報発信装置に対し、到着駅を識別させる列車識別情報を含む到着駅識別情報を送信する到着駅識別情報発信制御部を有し、前記情報発信装置は、前記到着駅識別情報を特定期間内に発信する到着駅識別情報発信部と、車内に限定した示すエリア情報を常時発信するエリア情報発信部とを有し、前記携帯端末は、目的とする降車駅の設定を受け付け、目的駅識別情報として保持する降車駅設定受付部と、前記エリア情報を取得するエリア情報取得部と、前記到着駅識別情報を取得する到着駅識別情報取得部と、前記到着駅識別情報と前記目的駅識別情報とを比較する到着駅識別情報比較部と、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致すると、降車駅に接近したことを知らせる乗降案内制御部とを有し、前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致せず、比較結果が一致する前に前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅の前で降りたと判断し、警告を出力することを特徴とする。
本発明の情報提供プログラム及び乗降案内システムでは、エリア情報取得部が公共交通機関内に配置された情報発信装置から常時発信されている車内に限定したエリア情報を取得し、到着駅識別情報取得部が特定期間内に発信される到着駅識別情報を取得し、到着駅識別情報比較部が到着駅識別情報と降車駅設定受付部によって保持されている目的駅識別情報とを比較することで、乗降案内制御部が到着駅識別情報比較部による比較結果が一致した場合には、降車駅に接近したことを知らせることができる。
また、乗降案内制御部が到着駅識別情報比較部による比較結果が一致せず、エリア情報取得部がエリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅以外で降りたと判断し、警告を出力することができる。
本発明の情報提供プログラム及び乗降案内システムによれば、公共交通機関内に配置された情報発信装置から常時発信されている車内に限定したエリア情報と、特定期間内に発信される到着駅識別情報とを取得することで、降車駅に接近したかどうかを判断できることから、利用者の管理が不要となり、利用者の管理に関わるシステム構成及び利用者の乗降案内に関わるシステム構成を簡素化することができる。
また、乗降案内制御部が到着駅識別情報比較部による比較結果が一致せず、エリア情報取得部が車内に限定されているエリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅以外で降りたと判断し、警告を出力するので、即座に利用者に目的とする降車駅以外で降りたことを知らせることができる。
本発明の一実施形態に係る情報提供プログラムが適用される乗降案内システムの一例を示すものである。 図1の運行管理システムの内部構成の一例を説明するための図である。 図1の情報発信装置の内部構成の一例を説明するための図である。 図1の携帯端末の構成の一例を説明するための図である。 図4の交通機関乗降支援部の構成を説明するための図である。 図1の運行管理システム及び情報発信装置側での処理の概要について説明するためのフローチャートである。 図1の携帯端末による情報提供プログラムに基づいた情報提供方法について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の情報提供プログラムの一実施形態を、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、公共交通機関を、鉄道の場合で説明する。図1は、本発明の情報提供プログラムが適用される乗降案内システムの一例を示すものである。図1に示すように、乗降案内システムは、運行管理システム100、情報発信装置200、携帯端末300を備えている。なお、符号400は、列車210が発着する駅を示している。
運行管理システム100は、駅400に対し遠隔位置に配置されている。また、運行管理システム100は、列車210の運行状況を確認し、列車210が駅400に接近すると、情報発信装置200に対し、到着駅を識別させる列車識別情報を含む到着駅識別情報を送信する。なお、駅400に対する列車210の接近は、たとえば列車210のパンタグラフ211が通常架線に取り付けられているスイッチに接触することで、確認できる。なお、運行管理システム100から情報発信装置200への列車識別情報を含む到着駅識別情報の送信は、無線であってもよいし、有線であってもよい。
すなわち、運行管理システム100は、図2に示すように、運行情報管理部101、運行状況管理部102、到着駅識別情報発信制御部103、通信モジュール104、システム制御部105を備えている。また、これらは伝送路106を介して接続されている。
運行情報管理部101は、それぞれの列車210の運行スケジュールを管理する。運行状況管理部102は、それぞれの列車210を識別する列車識別情報と、始発駅情報、途中停車駅情報、終着駅情報などを管理する。なお、始発駅情報、途中停車駅情報、終着駅情報などは、運行情報管理部101が管理している運行スケジュールを参照する。
また、運行状況管理部102は、それぞれの列車210の現在位置なども管理する。すなわち、列車210がどことどこの駅400の間を通過中であるか、どこの駅400に接近中か、どこの駅400に停車中であるか、どこの駅400を発車したかなども管理する。なお、どこの駅400に接近中かについては、たとえば上述した列車210のパンタグラフ211が通常架線に取り付けられているスイッチに接触したことを検知することで、確認できる。
到着駅識別情報発信制御部103は、それぞれの列車210が駅400に接近中であることを確認すると、通信モジュール104に対し、接近中の駅400を示す列車識別情報を含む到着駅識別情報を発信させる。なお、到着駅識別情報発信制御部103は、複数の列車210がそれぞれ異なる駅400に接近中であることを確認した場合、通信モジュール104に対し、接近中のそれぞれの駅400を示す複数の列車識別情報を含む到着駅識別情報を発信させる。
通信モジュール104は、列車210内の情報発信装置200に対し、無線又は有線で列車識別情報を含む到着駅識別情報を発信する。システム制御部105は、運行情報管理部101、運行状況管理部102、到着駅識別情報発信制御部103及び通信モジュール104の連携動作を制御する。
情報発信装置200は、列車210内に配置されている。なお、図1では1両のみとした場合を示しているが、複数の車両が連結されている場合は、それぞれの車両に情報発信装置200が配置される。情報発信装置200は、微弱な超音波又は電波を媒体とし、運行管理システム100からの到着駅識別情報を選別して発信する。
また、情報発信装置200は、微弱な超音波又は電波を媒体とし、後述の携帯端末300に対しエリア情報を常時発信する。このエリア情報は、到着駅識別情報が発信されるエリアを示すものである。なお、超音波は、利用者に不快感を与えないために、可聴帯域(20Hz〜20、000Hz)以外の帯域とすることが好ましい。また、情報発信装置200からの到着駅識別情報及びエリア情報は、図1の点線で囲ったように、1両分をカバーする発信エリアA内で発信される。言い換えれば、発信エリアAは、車内に限定されたものである。
情報発信装置200からの到着駅識別情報の発信は、特定期間内で行われる。ここで、特定期間とは、運行管理システム100からの駅識別情報を受信してから列車210が到着した駅400を発車するときまでの間である。列車210が発車するときとは、たとえば、あるいは、到着した駅400で停止していた列車210が動き出した(実際に発車した)時点とすることができる。あるいは、列車210が発車するときとは、到着した駅400で列車210の開けられた図示しない扉が閉じられたことを検知した時点としてもよい。
すなわち、情報発信装置200は、図3に示すように、通信モジュール201、到着駅識別情報取得部202、記憶部203、到着駅識別情報発信部204、エリア情報発信部205、システム制御部206を備えている。また、これらはデータバス207を介して接続されている。
通信モジュール201は、運行管理システム100が発信した列車識別情報を含む到着駅識別情報を受信する。到着駅識別情報取得部202は、記憶部203に記憶されている列車識別情報を元に、到着駅識別情報を取得する(到着駅識別情報を選別する)。記憶部203には、列車210を識別するための列車識別情報が記憶されている。
到着駅識別情報発信部204は、到着駅識別情報取得部202が取得した到着駅識別情報を上述した特定期間内で発信する。エリア情報発信部205は、上述したエリア情報を常時発信する。エリア情報を常時発信する理由については、後述する。システム制御部206は、通信モジュール201、到着駅識別情報取得部202、到着駅識別情報発信部204、エリア情報発信部205の連携動作を制御する。
携帯端末300は、列車210の利用者が携帯するものである。携帯端末300は、乗降案内アプリケーションをインストールしておくことで、目的とする降車駅などの案内を支援する。
すなわち、携帯端末300は、図4に示すように、制御部310、スピーカー330、バイブレーター331、表示部332、操作部333を備えている。
制御部310は、通信モジュール311、記憶部312、スピーカー制御部313、バイブレーター制御部314、表示制御部315、操作制御部316、交通機関乗降支援部317、システム制御部318を備えている。これらは、データバス319を介して接続されている。
通信モジュール311は、情報発信装置200からの到着駅識別情報及びエリア情報を受信する。記憶部312には、システム制御部318の動作に必要なプログラムなどが記憶される。スピーカー制御部313は、スピーカー330の音声出力動作を制御する。バイブレーター制御部314は、バイブレーター331の振動動作を制御する。表示制御部315は、表示部332の表示動作を制御する。操作制御部316は、操作部333による操作を制御する。なお、表示部332及び操作部333は、タッチパネルで構成されている。
交通機関乗降支援部317は、詳細は後述するが、携帯端末300にインストールされた乗降案内アプリケーションにより動作する。システム制御部318は、各部の連携動作を制御する。
次に、図5を参照し、交通機関乗降支援部317の構成の一例について説明する。交通機関乗降支援部317は、乗降案内記憶部317a、降車駅設定受付部317b、エリア情報取得部317c、到着駅識別情報取得部317d、到着駅識別情報比較部317e、乗降案内制御部317fを有している。
乗降案内記憶部317aには、各種路線の路線図及びそれぞれの駅400の駅識別情報などが記憶されている。降車駅設定受付部317bは、表示部332を介して入力された目的とする降車駅の設定を受け付け、目的駅識別情報として保持する。なお、目的とする降車駅を設定する場合は、表示部332及び操作部333で構成される上述したタッチパネルを操作し、乗降案内アプリケーションを起動させる。乗降案内アプリケーションの起動により、タッチパネル上に路線図又は出発駅及び降車駅を入力する項目が表示される。
利用者は、路線図で目的とする降車駅を選択するか、又は項目に出発駅及び降車駅を入力することで、降車駅設定受付部317bが目的とする降車駅の設定を受け付ける。目的とする降車駅の設定が受け付けられると、携帯端末300はスタンバイモード又はスリープモードなどの省電力モードに移行する。なお、携帯端末300のモード移行は、乗降案内制御部317fによって行うことができる。また、携帯端末300のモード移行は、利用者による設定に従う。そして、目的とする降車駅の設定を受け付けた後のモード移行により、無駄な電力の消費を抑えることができる。
なお、乗降案内アプリケーションの起動及び目的とする降車駅の設定については、図示しないマイクロホンを介しての音声入力により、行うようにしてもよい。
エリア情報取得部317cは、情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得する。到着駅識別情報取得部317dは、情報発信装置200から発信された到着駅識別情報を取得する。到着駅識別情報比較部317eは、到着駅識別情報取得部317dが取得した到着駅識別情報と降車駅設定受付部317bが保持している目的駅識別情報とを比較する。
乗降案内制御部317fは、エリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得すると、発信エリアAであることを認識する。また、乗降案内制御部317fは、到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致した場合、スピーカー330、バイブレーター331、表示部332のいずれかを動作させるか、又はいずれかを組み合わせて動作させる。なお、スピーカー330、バイブレーター331、表示部332のいずれかを動作させるか、又はいずれかを組み合わせて動作させるかは、利用者の設定に応じて行う。ここで、スピーカー330の設定の場合は、音声で目的とする降車駅に接近したことを知らせる。また、バイブレーター331の設定の場合、振動で目的とする降車駅に接近したことを知らせる。また、表示部332の設定の場合、文字や画像などで目的とする降車駅に接近したことを知らせる。
また、乗降案内制御部317fは、利用者が目的とする降車駅で降りた場合、降車駅設定受付部317bが受け付けている目的とする降車駅の設定を解除し、乗降案内アプリケーションを閉じる。すなわち、利用者が目的とする降車駅に到着した列車210から降りると、図1の発信エリアAから外れることで、エリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得しなくなる。このように、エリア情報取得部317cがエリア情報を取得しなくなることで、乗降案内制御部317fは利用者が目的とする降車駅を降りたと判断できる。
また、乗降案内制御部317fは、到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致せず、エリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅以外で降りたと判断する。すなわち、利用者が目的とする降車駅以外に到着した列車210から降りると、図1の発信エリアAから外れ、エリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得しなくなる。これにより、利用者が目的とする降車駅以外で降りたと判断することができる。
ここで、降車駅以外としては、利用者が目的とする降車駅より前で降りた場合と、目的とする降車駅より先で降りた場合とが該当する。なお、降車駅より前で降りたか、降車駅より先で降りたかの判断の詳細については後述する。この場合、乗降案内制御部317fは、表示部332に目的とする降車駅ではないことを示す警告を表示させるか、又はスピーカー330による音声によって警告を発生させる。これにより、利用者が目的とする降車駅以外に到着した列車210から降りた時点で、利用者に即座に目的とする降車駅ではないことを知らせることができる。
また、乗降案内制御部317fは、利用者が目的とする降車駅以外で降りたと判断すると、乗降案内記憶部317aに記憶されている、各種路線の路線図及びそれぞれの駅400の駅識別情報などを読み込み、表示部332に目的とする降車駅にたどり着くまでの乗り換え案内を表示させる。なお、乗り換え案内は、スピーカー330による音声によって行うようにしてもよい。これにより、利用者は、目的とする降車駅以外の改札口を出る前に、乗り換え案内を確認することで、直ちに、乗り換え案内に従った行動に移ることができる。
次に、図6を参照し、運行管理システム100及び情報発信装置200側での処理の概要について説明する。
(ステップS111)
まず、列車210内の情報発信装置200のエリア情報発信部205がエリア情報を常時発信する。
(ステップS101)
ここで、上述したように、運行管理システム100の到着駅識別情報発信制御部103が、それぞれの列車210が駅400に接近中であることを確認すると、通信モジュール104に対し、接近中の駅400を示す列車識別情報を含む到着駅識別情報を発信させる。ここで、運行管理システム100は、たとえば、列車210が駅400の手前の停車駅または駅を発車または通過したことを検知することにより、列車210が駅400に接近中であることを確認することができる。また、運行管理システム100は、列車210の駅400までの距離が特定の値になったことを検知することにより、列車210が駅400に接近中であることを確認してもよい。
(ステップS112)
また、情報発信装置200側では、通信モジュール201が、運行管理システム100が発信した列車識別情報を含む到着駅識別情報を受信する。
(ステップS113)
また、情報発信装置200の到着駅識別情報取得部202は、記憶部203に記憶されている列車識別情報を元に、到着駅識別情報を取得する。
(ステップS114)
そして、情報発信装置200の到着駅識別情報発信部204は、到着駅識別情報取得部202が取得した到着駅識別情報を発信する。なお、情報発信装置200からの到着駅識別情報の発信は、上述したように、列車210が到着した駅400を発車するときまで継続される。ここで、列車210が発車するときとは、上述したように、たとえば列車210の図示しない扉が到着した駅400で開けられた後、閉じられたことを検知した時点とすることができる。これにより、通信モジュール201が、運行管理システム100が発信した次の接近中の駅400を示す列車識別情報を含む到着駅識別情報を受信し、到着駅識別情報発信部204は到着駅識別情報取得部202が取得した次の到着駅識別情報を発信することができる。
次に、図7を参照し、携帯端末300による情報提供プログラムに基づいた情報提供方法について説明する。なお、以下の説明においては、携帯端末300の交通機関乗降支援部317の降車駅設定受付部317bが目的とする降車駅の設定を既に受け付け、目的駅識別情報として保持しているものとする。
利用者が任意の駅400で列車210に乗り込む。このとき、利用者の携帯端末300は、列車210内の情報発信装置200のエリア情報発信部205が常時発信しているエリア情報の発信エリアA内に入る。
(ステップS121)
ここで、交通機関乗降支援部317の乗降案内制御部317fは、エリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得したかどうかを判断する。エリア情報を取得したと判断しない場合(ステップS121:No)、エリア情報の取得待ちとなる。エリア情報を取得したと判断した場合(ステップS121:Yes)、ステップS122に移る。
(ステップS122)
交通機関乗降支援部317の乗降案内制御部317fは、エリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得したと判断すると、降車駅設定受付部317bが目的とする降車駅の設定を既に受け付けているかどうかを判断する。乗降案内制御部317fは、交通機関乗降支援部317の降車駅設定受付部317bが目的とする降車駅の設定を受け付けていないと判断すると(ステップS122:No)、以降の処理を終了する。これに対し、交通機関乗降支援部317の乗降案内制御部317fは、交通機関乗降支援部317の降車駅設定受付部317bが目的とする降車駅の設定を既に受け付けていると判断すると(ステップS122:Yes)、ステップS123に移る。
(ステップS123)
乗降案内制御部317fは、交通機関乗降支援部317の降車駅設定受付部317bが目的とする降車駅の設定を受け付けていると判断すると、交通機関乗降支援部317の到着駅識別情報取得部317dが情報発信装置200から発信された到着駅識別情報を取得したかどうかを判断する。到着駅識別情報取得部317dが到着駅識別情報を取得していなければ(ステップS123:No)、到着駅識別情報の取得待ちとなる。これに対し、到着駅識別情報取得部317dが到着駅識別情報を取得していれば(ステップS123:Yes)、ステップS124に移る。
(ステップS124)
次いで、交通機関乗降支援部317の到着駅識別情報比較部317eは、交通機関乗降支援部317の到着駅識別情報取得部317dが取得した到着駅識別情報と交通機関乗降支援部317の降車駅設定受付部317bが保持している目的駅識別情報とを比較する。
(ステップS125)
そして、乗降案内制御部317fは、到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致したかどうか判断する。比較結果が一致した場合(ステップS125:Yes)、ステップS126に移る。比較結果が一致しなかった場合(ステップS125:No)、ステップS129に移る。
(ステップS126)
乗降案内制御部317fは、到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致したと判断すると(ステップS125:Yes)、利用者の設定に応じて、スピーカー330、バイブレーター331、表示部332のいずれかを動作させるか、又はいずれかを組み合わせて動作させる。すなわち、スピーカー330の場合は、音声で目的とする降車駅に接近したことを知らせる。また、バイブレーター331の場合、振動で目的とする降車駅に接近したことを知らせる。また、表示部332の場合、文字や画像などで目的とする降車駅に接近したことを知らせる。
(ステップS127)
次いで、乗降案内制御部317fは、特定期間内にエリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得しなくなったかどうかを判断する。エリア情報取得部317cが、特定期間が経過した後もエリア情報を取得していると判断した場合(ステップS127:No)、ステップS132に移る。これに対し、エリア情報取得部317cが、特定期間が経過するまでにエリア情報を取得しなくなったと判断した場合(ステップS127:Yes)、ステップS128に移る。
すなわち、利用者が降車駅に到着した列車210から降りると、携帯端末300が図1の発信エリアAから外れることで、エリア情報取得部317cが情報発信装置200からのエリア情報を取得しなくなる。この場合、乗降案内制御部317fは、到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致したと判断した後に、エリア情報取得部317cがエリア情報を取得しなくなったと判断することで、利用者が目的とする降車駅を降りたと判断できる。
(ステップS128)
そして、乗降案内制御部317fは、降車駅設定受付部317bの目的駅識別情報の保持を解除し、乗降案内アプリケーションを閉じる。これにより、利用者が他の路線の列車210に乗った場合でも、目的とする降車駅の設定が解除されているため、警告が発せられることがなくなる。
(ステップS129)
一方、乗降案内制御部317fは、ステップS125で到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致しなかったと判断すると、エリア情報取得部317cが情報発信装置200から常時発信されているエリア情報を取得しなくなったかどうかを判断する。エリア情報取得部317cが情報発信装置200からのエリア情報を取得しなくなったと判断すると(ステップS129:Yes)、ステップS130に移る。これに対し、エリア情報取得部317cが情報発信装置200からのエリア情報を取得していると判断すると(ステップS129:No)、ステップS123に移る。
すなわち、到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致せず、エリア情報取得部317cが情報発信装置200からのエリア情報を取得しているということは、利用者が列車210内に居るということである。言い換えれば、列車210はまだ目的とする降車駅に到達していないことになる。
また、ステップS125で到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致する前に、利用者が列車210から降りると、携帯端末300が図1の発信エリアAから外れる。そして、エリア情報取得部317cが情報発信装置200からのエリア情報を取得しなくなる。このように、到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致しないとき、エリア情報取得部317cが情報発信装置200からのエリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅の前で降りたことになる。
(ステップS130)
そして、乗降案内制御部317fは、利用者が目的とする降車駅より前で降りたと判断すると、表示部332に目的とする降車駅より前で降りたことを示す警告を表示させるか、又はスピーカー330による音声によって警告を発生させる。
(ステップS131)
また、乗降案内制御部317fは、乗降案内記憶部317aに記憶されている、各種路線の路線図及びそれぞれの駅400の駅識別情報などを読み込み、表示部332に目的とする降車駅にたどり着くまでの乗り換え案内を表示させる。なお、乗り換え案内は、スピーカー330による音声によって行うようにしてもよい。これにより、利用者は、目的とする降車駅以外の改札口を出る前に、乗り換え案内を確認することで、直ちに、乗り換え案内に従った行動に移ることができる。
一方、ステップS125での到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致した後であって、ステップS127でエリア情報取得部317cが情報発信装置200からのエリア情報を取得しているということは(ステップS127:No)、利用者が目的とする降車駅で降り損ねたことになる。なお、(ステップS127:No)での判断は、上述したように、情報発信装置200からの到着駅識別情報の発信が、列車210が到着した駅400を発車するときまで継続されることから、到着駅識別情報取得部317dが、情報発信装置200から発信された到着駅識別情報を取得しなくなってから行うことが好ましい。これにより、利用者が目的とする降車駅で降り損ねたことを確実に判断することができる。
(ステップS132)
そして、乗降案内制御部317fは、利用者が目的とする降車駅で降り損ねたと判断すると、表示部332に目的とする降車駅で降り損ねたことを示す警告を表示させるか、又はスピーカー330による音声によって警告を発生させる。
(ステップS133)
また、交通機関乗降支援部317の乗降案内制御部317fは、乗降案内記憶部317aに記憶されている、各種路線の路線図及びそれぞれの駅400の駅識別情報などを読み込み、表示部332に目的とする降車駅にたどり着くまでの乗り換え案内を表示させる。なお、乗り換え案内は、上記同様に、スピーカー330による音声によって行うようにしてもよい。これにより、利用者は、目的とする降車駅以外の改札口を出る前に、乗り換え案内を確認することで、直ちに、乗り換え案内に従った行動に移ることができる。
このように、本実施形態では、エリア情報取得部317cが公共交通機関内に配置された情報発信装置200から常時発信されている車内に限定したエリア情報を取得し、到着駅識別情報取得部317dが特定期間内に発信される到着駅識別情報を取得し、到着駅識別情報比較部317eが到着駅識別情報と降車案内記憶部317aによって保持されている目的駅識別情報とを比較することで、乗降案内制御部317fが到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致した場合には、降車駅に接近したことを知らせることができる。
このように、公共交通機関内に配置された情報発信装置200から常時発信されている車内に限定したエリア情報と、特定期間内に発信される到着駅識別情報とを取得することで、降車駅に接近したかどうかを判断できることから、利用者の管理が不要となり、利用者の管理に関わるシステム構成及び利用者の乗降案内に関わるシステム構成を簡素化することができる。
また、本実施形態では、乗降案内制御部317fが到着駅識別情報比較部317eによる比較結果が一致せず、エリア情報取得部317cがエリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅以外で降りたと判断し、警告を出力することができることから、即座に利用者に目的とする降車駅以外で降りたことを知らせることができる。
なお、本実施形態では、公共交通機関を、鉄道の場合で説明したが、この例に限らず、バスなどの公共交通機関にも適用可能である。
100 運行管理システム
101 運行情報管理部
102 運行状況管理部
103 到着駅識別情報発信制御部
104 通信モジュール
105 システム制御部
106 伝送路
200 情報発信装置
201 通信モジュール
202 到着駅識別情報取得部
203 記憶部
204 到着駅識別情報発信部
205 エリア情報発信部
206 システム制御部
207 データバス
210 列車
211 パンタグラフ
300 携帯端末
310 制御部
311 通信モジュール
312 記憶部
313 スピーカー制御部
314 バイブレーター制御部
315 表示制御部
316 操作制御部
317 交通機関乗降支援部
317a 乗降案内記憶部
317b 降車駅設定受付部
317c エリア情報取得部
317d 到着駅識別情報取得部
317e 到着駅識別情報比較部
317f 乗降案内制御部
318 システム制御部
319 データバス
330 スピーカー
331 バイブレーター
332 表示部
333 操作部
400 駅
A 発信エリア

Claims (6)

  1. 携帯端末を制御するコンピューターに実行させる情報提供プログラムであって、
    降車駅設定受付部が入力された目的とする降車駅の設定を受け付け、目的駅識別情報として保持する工程と、
    エリア情報取得部が公共交通機関内に配置された情報発信装置から常時発信されている車内に限定したエリア情報を取得する工程と、
    到着駅識別情報取得部が前記情報発信装置からの特定期間内に発信される到着駅識別情報を取得する工程と、
    到着駅識別情報比較部が前記到着駅識別情報と前記目的駅識別情報とを比較する工程と、
    乗降案内制御部が前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致すると、降車駅に接近したことを知らせる工程とを有し、
    前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致せず、比較結果が一致する前に前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅の前で降りたと判断し、警告を出力する
    ことを特徴とする情報提供プログラム。
  2. 前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致した後、前記特定期間が経過した後も前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得している場合、利用者が目的とする降車駅で降り損ねたと判断することを特徴とする請求項1に記載の情報提供プログラム。
  3. 前記乗降案内制御部は、乗降案内記憶部に記憶されている、各種路線の路線図及びそれぞれの駅の駅識別情報を読み込み、目的とする降車駅にたどり着くまでの乗り換え案内を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供プログラム。
  4. 前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致した後、前記特定期間が経過するまでに前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得しなくなると、前記降車駅設定受付部による前記目的駅識別情報の保持を解除することを特徴とする請求項1に記載の情報提供プログラム。
  5. 前記特定期間とは、到着駅に対する接近時から出発時までの間であることを特徴とする請求項1に記載の情報提供プログラム。
  6. 駅に対し遠隔位置に配置されている運行管理システムと、
    列車内に配置され、前記運行管理システムからの情報を受信する情報発信装置と、
    前記情報発信装置からの情報を受信する携帯端末とを備え、
    前記運行管理システムは、前記列車の運行状況を確認し、前記列車が駅に接近すると、前記情報発信装置に対し、到着駅を識別させる列車識別情報を含む到着駅識別情報を送信する到着駅識別情報発信制御部を有し、
    前記情報発信装置は、
    前記到着駅識別情報を特定期間内に発信する到着駅識別情報発信部と、
    車内に限定した示すエリア情報を常時発信するエリア情報発信部とを有し、
    前記携帯端末は、
    目的とする降車駅の設定を受け付け、目的駅識別情報として保持する降車駅設定受付部と、
    前記エリア情報を取得するエリア情報取得部と、
    前記到着駅識別情報を取得する到着駅識別情報取得部と、
    前記到着駅識別情報と前記目的駅識別情報とを比較する到着駅識別情報比較部と、
    前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致すると、降車駅に接近したことを知らせる乗降案内制御部とを有し、
    前記乗降案内制御部は、前記到着駅識別情報比較部による比較結果が一致せず、比較結果が一致する前に前記エリア情報取得部が前記エリア情報を取得しなくなった場合、利用者が目的とする降車駅の前で降りたと判断し、警告を出力する
    ことを特徴とする乗降案内システム。
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