JP6395579B2 - 電気掃除機の吸込ヘッド及び電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機の吸込ヘッド及び電気掃除機に関する。
特許文献1には、床ノズル本体の底部に吸込口と、吸込口より隔離して位置する塵埃捕集部とを設けた電気掃除機の床ノズルが提案されている。塵埃捕集部は、周面に起毛ブラシが設けられたローターと、起毛ブラシで捕捉された糸屑等の塵埃を掻取る掻取板とで構成され、吸込口及び塵埃捕集部が電気掃除機本体側に接続するための継手に連通されている。
吸込口と継手を連通する流路を構成するための隔壁の下部に塵埃捕集部が配置され、塵埃捕集部と継手が連通するように当該隔壁に開口部が形成されている。
また、特許文献2には、塵埃の捕集及び排出が容易であり、狭小空間内も掃除することができ、静粛性があり快適に使用できるコンパクトな手動掃除具を提供することを目的として、除塵ブラシが設けられた捕塵体を被掃除面に当接して前後に往復移動させることによって、塵埃を捕集して収塵室に集め、集めた塵埃を排出可能な蓋体を備えた手動掃除具が提案されている。
特開昭63−255026号公報 特開2009−207646号公報
特許文献1に開示された床ノズルは、吸込口から塵埃を吸込む場合に底面からブラシが突出するとともに隔壁の開口部が閉塞され、塵埃捕集部で糸屑等を絡め取る場合に底面からブラシが引退するとともに隔壁の開口部が開放されるように切り替えるレバーを備えている。
そのため、塵埃捕集部を用いて糸屑等を絡め取る場合には吸込口からの塵埃の吸塵力が確保できず、逆に吸込口から塵埃を吸塵する場合には塵埃捕集部を用いて糸屑等を絡め取ることができないという問題があった。
例えば、絨毯等に絡み付いた糸屑や毛髪、さらにはペットの体毛等を除去するような場合、塵埃捕集部を用いた糸屑等の絡め取りと吸込口からの吸塵の双方を機能させることが好ましいが、双方を同時に機能させるのは困難であり、塵埃捕集部または吸込口の何れか一方で除塵した後にレバー操作して、他方で再度除塵するという煩雑な清掃作業が必要であった。
そこで、隔壁の開口部を常時開放することで、塵埃捕集部を用いた糸屑等の絡め取りと吸込口からの吸塵の双方を機能させることも考えられるが、隔壁に形成した開口部の開口面積が小さいと糸屑等が隔壁の開口部から吸塵されずに塵埃が溜まり、開口面積が大きいと吸込口からの吸塵力が低下するという問題があった。しかも、塵埃捕集部を用いた糸屑等の絡め取り量が非常に多くなるような場合には、開口面積を大きくしても塵埃捕集部に糸屑等が塊状になって蓄積してしまうという問題もあった。
特許文献2に記載された手動掃除具では糸屑等を絡め取ることはできても、塵埃を吸引できないため、最終的に電気掃除機で除塵する必要があり、手間が掛かるという点で特許文献1に開示された床ノズルと大差がない。
本発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、糸屑等の絡め取りと吸込口からの吸塵の双方を適切に機能させるとともに、糸屑等が塊状に詰まった場合でも容易に除去可能な電気掃除機の吸込ヘッド及び電気掃除機を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による電気掃除機の吸込ヘッドの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、清掃面に対向するように形成された第1の吸込口と、吸込ホースまたは吸込パイプが接続される継手部と、外周側の第1湾曲部と内周側の第2湾曲部とで構成され、前記第1の吸込口より上方に凸となるように湾曲形成されて前記継手部と連通する吸込流路と、前記第2湾曲部の内面側と清掃面とで形成される収容部であって、起毛ブラシで構成される捕集部を外周面に備えた半円筒状のローターと、前記捕集部に摺接して前記捕集部で捕集された塵埃を除去する起毛ブラシで構成される除去部とが設けられた収容部と、を備え、前記第2湾曲部の一部に、前記吸込流路と連通する第2の吸込口を有し、前記第1湾曲部の一部に開口部を形成し、前記開口部を開閉可能な蓋体を備え、前記開口部は、前記第2の吸込口と対向するよう形成され、前記収容部は、前記第2湾曲部の内面側と前記ローターとの間に空間を有し、前記第1湾曲部と前記蓋体との間に前記開口部を機密に閉塞するシール部材が設けられている点にある。
捕集部で回収された糸屑等の塵埃が多量で塊状になり、第2の吸込口を介して収容部から継手部への流路に吸塵されないような場合でも、蓋体を外すことによって露出される第1湾曲部に形成された開口部から露出する第2の吸込口を介して、収容部に溜まった集塵物を例えばピンセットのような治具を用いて、或いは指で摘まんで取り出すことができ、捕集部による糸屑等の集塵機能を適正に回復させることができるので、長期に渡り所期の機能が維持されるようになる。そして、蓋体と第1湾曲部との間がシール部材でシールされるため、隙間から開口部に外気が流入することが無くなり、継手部から第1の吸込口及び第2の吸込口に作用する負圧が低下して吸塵力が低下する虞も無い。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記蓋体は係止部を介して前記第1湾曲部を覆う上カバー体に係脱自在に係止されている点にある。
特段の専用の治具を用いなくても、単に蓋体と上カバー体との係止状態を解除することにより容易く開口部を開放することができるようになる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第二の特徴構成に加えて、前記蓋体はヒンジを介して前記上カバー体に連結されている点にある。
開口部を開放した状態で上カバー体から蓋体が離脱し、その状態で時間が経過すると、そのうちに蓋体を紛失する虞がある。しかし、ヒンジを介して上カバー体に連結されていると、開口部を開放しても蓋体が上カバー体に連結されているので、蓋体を紛失するような不都合な事態が発生することが無く、また蓋体を装着し忘れることも無い。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記シール部材の周囲を覆うように前記蓋体の裏面に設けられた発泡ゴムシートを有する点にある。
蓋体と第1湾曲部との隙間から開口部に外気が流入することが無くなり、継手部から第1の吸込口及び第2の吸込口に作用する負圧が低下して吸塵力が低下する虞がない。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第四の特徴構成に加えて、前記開口部は、前記第2の吸込口と対応する形状である点にある。
開口部の形状が第2の吸込口と対応するため、第1湾曲部に形成された開口部から第2の吸込口に障害なく直接的にアクセスできるので、収容部に溜まった集塵物を容易く取り除くことができるようになる。
本発明による電気掃除機の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一から第五の何れかの特徴構成を備えた電気掃除機の吸込ヘッドを具備した点にある。
糸屑等の絡め取りと吸込口からの吸塵の双方を適切かつ同時に機能させることができ、速やかな清掃作業が可能になる。仮に糸屑等の塵埃が塊状に成長して内部に詰まった場合でも容易く除去でき、外部に修理に出さなくても所期の機能を回復させることができる。
以上説明した通り、本発明によれば、糸屑等の絡め取りと吸込口からの吸塵の双方を適切に機能させるとともに、糸屑等が塊状に詰まった場合でも容易に除去可能な電気掃除機の吸込ヘッド及び電気掃除機を提供することができるようになった。
(a)は電気掃除機の外観説明図、(b)は吸込ヘッドの斜視図 (a)は吸込ヘッドの側面図、(b)は図2(a)のA−A線断面図 (a)は吸込ヘッドの平面図、(b)は吸込ヘッドの底面図 (a)は吸込ヘッドの蓋体を取り外した状態の斜視図、(b)は吸込ヘッドの上カバー体を取り外した状態の斜視図 (a)は吸込ヘッドの蓋体及びシール部材を取り外した状態の斜視図、(b)は吸込ヘッドの要部の一部切欠側断面図
以下に、本発明による電気掃除機の吸込ヘッド及び電気掃除機を図面に基づいて説明する。
図1(a)には側面視での電気掃除機1が示されている。電気掃除機1は、樹脂製の本体ケースに電動送風機、電気コード、集塵パック等が収容された掃除機本体2と、掃除機本体2に着脱自在に接続される吸込ホース3と、吸込ホース3の先端3aに接続される吸込パイプ4と、吸込パイプ4の先端4aに接続される吸込ヘッド6と、吸込パイプ4に取り付けられるハンドル部5等を備えて構成されている。吸込ホース3、吸込パイプ4、ハンドル部5及び吸込ヘッド6も同様に主要部は樹脂材料で構成されている。尚、吸込ホース3の先端3aに吸込ヘッド6を接続することも可能である。
図1(b)及び図2(a),(b)に示すように、吸込ヘッド6は、下カバー体10と、上カバー体20と、継手部30を備えて構成されている。
継手部30は、吸込パイプ4の先端4aに接続される第1継手パイプ31と、下カバー体10及び上カバー体20で挟持される第2継手パイプ33と、第2継手パイプ33に対する継手パイプ31の姿勢を任意に変更可能に接続する自在継手32を備えている。
図3(b)に示すように、下カバー体10は吸込ヘッド6の先端FE側に位置する平面視矩形の幅広部10Aと、基端RA側に位置する同じく平面視矩形の幅狭部10Bを備え、幅狭部10Bに継手部30の自在継手32が固定されている。
幅広部10Aの前後方向中央部よりも僅かに先端側に左右に延びる凹溝11が形成され、凹溝11のうち左右の幅方向中央部に第1の吸込口12となる矩形の開口が形成されている。
また、幅広部10Aの先端FE側で左右の幅方向端部側にそれぞれコロ15が取り付けられるとともに、幅狭部10Bの基端RA側にそれぞれコロ16が取り付けられている。
同図及び図4(b)に示すように、凹溝11に隣接して基端RA側に断面弧状の第2湾曲部13が上方に膨出するように形成され、第2湾曲部13の頂上部位のうち左右中央部に第2の吸込口14となる長孔形状の開口が形成されている。
図2(b)及び図4(a),(b)に示すように、第2湾曲部13の上部に上カバー体20が被覆され、上カバー体20の左右の幅方向中央部に形成された第1湾曲部21と第2湾曲部13とで区画される帯状の湾曲流路FPが形成されている。
帯状湾曲流路FPの後端側が第2継手パイプ33と連通するように、下カバー体10と上カバー体20との間で第2継手パイプ33がシール部材を介して気密に固定され、帯状湾曲流路FPの先端側が第1の吸込口12と連通するように下カバー体10と上カバー体20がビスで固定されている。つまり、当該湾曲流路FPが第1の吸込口12と継手部30とを連通する吸込流路18となる。
図2(b)及び図3(b)に示すように、第2湾曲部13の下方空間に収容部40が構成され、当該収容部40に、起毛ブラシで構成される捕集部41を外周面に備えた半円筒状のローター42が回転可能に収容されるとともに、捕集部41に摺接して捕集部41で捕集された塵埃を除去する起毛ブラシで構成される除去部43が収容されている。
ローター42の左右側部に支軸42Aが突出形成され、当該支軸42Aが第2湾曲部13の左右側壁に形成された支持部13Aに回転可能に枢支されている。
図5(b)に示すように、半円筒状のローター42の湾曲頂部には、ローター42の回転軸心方向に沿うように弾性体でなる直線状の突起44が設けられ、吸込ヘッド6を清掃面に接触させた状態で先端FE側及び基端RA側に向けて往復移動させると、清掃面と突起44との間の摩擦により半円筒状のローター42が時計回りまたは反時計周りに回転するように構成されている。
例えば、吸込ヘッド6を先端FE側に移動させるとローター42は反時計方向に回転し、吸込ヘッド6を基端RA側に移動させるとローター42は時計方向に回転する。
突起44よりも先端FE側に配置される捕集部41Fを構成する起毛ブラシはローター42の外周面に沿って先端FE側に傾斜するように稙設され、突起44よりも後端RA側に配置される捕集部41Rを構成する起毛ブラシはローター42の外周面に沿って後端RA側に傾斜するように稙設されている。
従って、吸込ヘッド6を先端FE側に移動させると、清掃面から糸屑や毛髪等が捕集部41Fに絡み付いて除去され、吸込ヘッド6を後端RA側に移動させると、清掃面から糸屑や毛髪等が捕集部41Rに絡み付いて除去される。
第2湾曲部13の下端部内側には、それぞれ除去部43F,43Rが、捕集部41F,41Rとそれぞれ摺接するように配置されている。除去部43Fを構成する起毛ブラシは先端FE側に傾斜するように稙設され、除去部43Rを構成する起毛ブラシは後端RA側に傾斜するように稙設されている。
吸込ヘッド6を前進させると先端FE側の捕集部41Fによって清掃面の塵埃が捕捉され、吸込ヘッド6を後退させると塵埃が捕集部41Fに捕捉された状態の塵埃が除去部43Fを摺り抜ける。再度吸込ヘッド6を前進させるとローター42が反時計方向に回転する際に捕集部41Fに捕捉された塵埃が除去部43Fで除去されてローター42の内部空間である収容部40に開放される。このとき、本体ケースに収容された電動送風機によって負圧になるローター42の内部空間から塵埃が第2の吸込口14を介して吸込流路18に集塵される。
同様に、吸込ヘッド6を後退させると後端RA側の捕集部41Rによって清掃面の塵埃が捕捉され、吸込ヘッド6を前進させると塵埃が捕集部41Rに捕捉された状態の塵埃が除去部43Rを摺り抜ける。再度吸込ヘッド6を後退させるとローター42が時計方向に回転する際に捕集部41Rに捕捉された塵埃が除去部43Rで除去されて収容部40に開放される。このとき、本体ケースに収容された電動送風機によって負圧になるローター42の内部空間から塵埃が第2の吸込口14を介して吸込流路18に集塵される。
清掃面と下カバー体10の底面との距離はコロ15,16で規定され、その状態で清掃面と捕集部41とが接触するように第2湾曲部13に対するローター42の上下高さが設定されている。
さらに、このとき第1の吸込口12に生じる負圧と収容部40に生じる負圧がバランスするように、第2の吸込口14の開口面積が調整されている。そのため、清掃面上の細かな塵埃が第1の吸込口12から吸込流路18に吸塵され、清掃面上の糸状の塵埃が第2の吸込口14から吸込流路18に吸塵されるようになる。
しかし、清掃面上に糸屑や髪の毛等の塵埃が多量に存在する場合には、捕集部41によって捕捉された塵埃の量が多くなるため、除去部43で除去されて収容部40に開放された状態で大きな塊状になり、第2の吸込口14から吸込流路18に吸塵され難くなり、糸屑等の塊状物が収容部40に蓄積されると、糸状の塵埃の捕捉機能が失われる虞がある。
そこで、図2から図5に示すように、本発明による吸込ヘッド6には、第1湾曲部21の一部に開口部22が形成され、さらに開口部22を開閉可能な蓋体23を備えている。
捕集部41で回収された糸屑等の塵埃が多量で塊状になり、第2の吸込口14を介して収容部40から継手部30への吸込流路18に吸塵されないような場合でも、蓋体23を外すことによって露出する第1湾曲部21に形成された開口部22から、収容部40に溜まった集塵物を例えばピンセットのような治具を用いて或いは指で摘まんで取り出すことができるようになる。
具体的に、蓋体23は第1湾曲部21の湾曲面に沿うように湾曲形成された略矩形の板状体で構成され、後端RA側で第1湾曲部21と接続可能なヒンジ25が設けられるとともに、先端FE側で第1湾曲部21と係合する係止部26が設けられている。
第1湾曲部21に形成された係合凹部に係合する係止突起で係止部26が構成され、係止部26の近傍には第1湾曲部21との係合状態で第1湾曲部21との間に僅かな隙間が形成される凹部27が設けられている。
凹部27にコインやマイナスドライバーを差し込んで捻ることにより係合状態が解消されて開口部22が開放される。第2の吸込口14の上方に開口部22が形成されているので、開口部22及び第2の吸込口14を介して収容部40に溜まった集塵物を取り除くことができ、捕集部41による糸屑等の集塵機能を適正に回復させることで、長期に渡り所期の機能が維持されるようになる。
蓋体23がヒンジ25を介して上カバー体20に連結されているので、蓋体23を紛失するような不都合な事態が発生することが無く、また蓋体23を装着し忘れることも無い。
図4(a)に示すように、第1湾曲部21と蓋体23との間に開口部22を機密に閉塞するシール部材24が設けられ、蓋体23を取り付けた状態でシール部材24の周囲を覆うように蓋体23の裏面に貼付された発泡ゴムシート28を介して密封されているため、蓋体23と第1湾曲部21との隙間から開口部22に外気が流入することが無くなり、継手部30から第1の吸込口12及び第2の吸込口14に作用する負圧が低下して吸塵力が低下する虞がない。
蓋体23が第2の吸込口14の略上方に設けられているので、第1湾曲部21に形成された開口部22から第2の吸込口14に障害なく直接的にアクセスでき、収容部40に溜まった集塵物を容易く取り除くことができる。
つまり、本発明による電気掃除機の吸込ヘッド6は、清掃面に対向するように形成された第1の吸込口12と、吸込ホース3または吸込パイプ4が接続される継手部30と、外周側の第1湾曲部21と内周側の第2湾曲部13とで構成され、第1の吸込口12より上方に凸となるように湾曲形成されて継手部30と連通する吸込流路18と、第2湾曲部13の内面側と清掃面とで形成され、起毛ブラシで構成される捕集部41を外周面に備えた半円筒状のローター42と、捕集部41に摺接して捕集部41で捕集された塵埃を除去する起毛ブラシで構成される除去部41とが設けられた収容部40と、を備え、第2湾曲部13の一部に、吸込流路18と連通する第2の吸込口14を有し、第1湾曲部21の一部に開口部22を形成し、開口部22を開閉可能な蓋体23を備えて構成されている。
第2の吸込口14は第2湾曲部13に形成されていればよく、必ずしも第2湾曲部13の頂部に形成されていなくてもよい。但し、第1湾曲部21に形成される開口部22は、第2の吸込口14を介して収容部40に蓄積された糸屑等の塊状物を取り除くことができる位置に形成されている必要がある。
上述の電気掃除機の吸込ヘッド及び電気掃除機は本発明の例示に過ぎず、該記載により本発明の技術的範囲が制限されるものではなく、各部の具体的な構造、形状、大きさ、材質等は本発明の作用効果を奏する範囲において適宜変更することができることはいうまでもない。
1:電気掃除機
2:掃除機本体
3:吸込ホース
4:吸込パイプ
5:ハンドル部
6:吸込ヘッド
10:下カバー体
11:溝
12:第1の吸込口
13:第2湾曲部
14:第2の吸込口
18:吸込流路
20:上カバー体
21:第1湾曲部
22:開口部
23:蓋体
24:シール部材
25:ヒンジ
26:係止部
27:凹部
28:発泡ゴムシート
40:収容部
41,41F,41R:捕集部
42:ローター
43,43F,43R:除去部

Claims (6)

  1. 清掃面に対向するように形成された第1の吸込口と、
    吸込ホースまたは吸込パイプが接続される継手部と、
    外周側の第1湾曲部と内周側の第2湾曲部とで構成され、前記第1の吸込口より上方に凸となるように湾曲形成されて前記継手部と連通する吸込流路と、
    前記第2湾曲部の内面側と清掃面とで形成される収容部であって、起毛ブラシで構成される捕集部を外周面に備えた半円筒状のローターと、前記捕集部に摺接して前記捕集部で捕集された塵埃を除去する起毛ブラシで構成される除去部とが設けられた収容部と、
    を備え、
    前記第2湾曲部の一部に、前記吸込流路と連通する第2の吸込口を有し、
    前記第1湾曲部の一部に開口部を形成し、前記開口部を開閉可能な蓋体を備え、
    前記開口部は、前記第2の吸込口と対向するよう形成され、
    前記収容部は、前記第2湾曲部の内面側と前記ローターとの間に空間を有し、
    前記第1湾曲部と前記蓋体との間に前記開口部を機密に閉塞するシール部材が設けられていることを特徴とする電気掃除機の吸込ヘッド。
  2. 前記蓋体は係止部を介して前記第1湾曲部を覆う上カバー体に係脱自在に係止されていることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の吸込ヘッド。
  3. 前記蓋体はヒンジを介して前記上カバー体に連結されていることを特徴とする請求項2記載の電気掃除機の吸込ヘッド。
  4. 前記シール部材の周囲を覆うように前記蓋体の裏面に設けられた発泡ゴムシートを有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気掃除機の吸込ヘッド。
  5. 前記開口部は、前記第2の吸込口と対応する形状であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の電気掃除機の吸込ヘッド。
  6. 請求項1から5の何れかに記載の電気掃除機の吸込ヘッドを具備したことを特徴とする電気掃除機。
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