JP5541995B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、集塵ケースに集塵された塵埃の排出および集塵ケースの清掃が容易で使い勝手のよい電気掃除機に関するものである。
従来、集塵ケースに集塵された塵埃の排出を容易にした電気掃除機として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された電気掃除機では、掃除機の本体ケースに着脱自在な集塵ケース(ケース)を備え、集塵ケース内に塵埃収容器が設けられている。
集塵ケースは、下流側に塵埃の濾過を目的としたフィルター部を備え、その上流側に塵埃収容器が配置されている。集塵ケースの開口には、開口を塞ぐ閉塞部材が回動自在に支持されている。この閉塞部材は、ケースに対して開く方向に付勢されており、ケースに対して閉じられた状態で保持されるように構成されている。
そして、この電気掃除機では、塵埃収容器に集塵された塵埃が一杯になったら、本体ケースから集塵ケースを外し、閉塞部材を開ける操作を行うことで、閉塞部材がケースから開き、塵埃収容器に溜まった塵埃の排出が可能となる。
特開2009−320号公報
特許文献1の電気掃除機では、集塵ケースの開口を塞ぐ閉塞部材がケースに対して開く方向に付勢されているので、塵埃の排出を好適に行うことができる。その一方で、閉塞部材はケースに対して閉じられた状態で保持されるように構成されており、ケースに対して閉塞部材が不意に開いてしまうことが防止されていた。
ところで、ケースに対して閉塞部材が不意に開いてしまうと、塵埃がケースから飛び出して散らかるおそれがあり、衛生上望ましくない。そのため、閉塞部材が開いてしまうのをより一層確実に防止した電気掃除機の開発が望まれていた。
そこで、本発明は、前記課題を解決するものであり、ケースの開口を塞ぐ閉塞部材がケースに対して不意に開くのを好適に防止することができ、使い勝手を向上させた電気掃除機を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、掃除機本体に設けられた集塵室に着脱可能な集塵ケースを備えた電気掃除機において、前記集塵ケースは、開口を有するケースと、前記ケースの開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、前記閉塞部材の一端部側が前記ケースに回動自在に支持され、前記閉塞部材は、前記ケースに対して開く方向に付勢され、前記閉塞部材は、前記閉塞部材の他端部側が前記ケースに係止されることによって、前記ケースに対して閉じた状態に保持されるようになっており、前記集塵ケースは、前記閉塞部材が前記ケースに対して閉じられる際に前記閉塞部材の他端部側が前記ケースの開口断面の外周側へ変位するのをガイドする手段を備えており、前記閉塞部材は、可撓性、弾性を有するヒンジ部材を介し、前記ケースの開口に対して位置調整可能に支持されていることを特徴とする。
この電気掃除機によれば、ケースに対して閉塞部材が閉じられる際に、ガイドする手段により、閉塞部材の他端部側がケースの開口断面の外周側へ変位するようになっているので、係止される側となる閉塞部材の他端部側がケースに確実に係止されることとなり、閉塞部材がケースに対して閉じた状態に保持されるようになる。
したがって、ケースに対して閉塞部材が不意に開くのを好適に防止することができる。
また、本発明の電気掃除機は、掃除機本体に設けられた集塵室に着脱可能な集塵ケースを備えた電気掃除機において、前記集塵ケースは、開口を有するケースと、前記ケースの開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、前記閉塞部材の一端部側が前記ケースに回動自在に支持され、前記閉塞部材は、前記ケースに対して開く方向に付勢され、前記閉塞部材は、前記閉塞部材の他端部側が前記ケースに係止されることによって、前記ケースに対して閉じた状態に保持されるようになっており、前記閉塞部材は、前記閉塞部材から前記ケースの開口の縁の外周面に向けて延設された延設部を備え、前記延設部は、前記閉塞部材が前記ケースに対して閉じられる際に前記ケースの開口の縁または前記ケースの開口の縁の外周面に接触するようになっており、前記閉塞部材は、可撓性、弾性を有するヒンジ部材を介し、前記ケースの開口に対して位置調整可能に支持されていることを特徴とする。
この電気掃除機によれば、ケースに対して閉塞部材が閉じられる際に、閉塞部材からケースの開口の縁の外周面に向けて延設された延設部が、ケースの開口の縁または前記ケースの開口の縁の外周面に接触するようになり、この接触によって係止される側となる閉塞部材の他端部側がケースに確実に係止されることとなる。これによって、閉塞部材がケースに対して閉じた状態に保持されるようになる。
したがって、ケースに対して閉塞部材が不意に開くのを好適に防止することができる。
なお、前記ケースは、前記ケースの開口の縁部から前記閉塞部材の縁部に形成された凹部に向けて延設されたケース側延設部を備え、前記ケース側延設部は、前記閉塞部材が前記ケースに対して閉じられる際に前記閉塞部材の前記凹部に接触するように構成してもよい。
本発明によれば、ケースの開口を塞ぐ閉塞部材がケースに対して不意に開くのを好適に防止することができ、使い勝手を向上させた電気掃除機が得られる。
本発明の一実施形態の電気掃除機を示した外観斜視図である。 掃除機本体を示した斜視図である。 集塵ケースを示した斜視図である。 (a)集塵ケースを示した断面図、(b)は要部の模式拡大断面である。 集塵ケースを示した正面図である。 集塵ケースを示した平面図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した斜視図である。 開いた状態の塵埃収容器を示した斜視図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した正面図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した断面図である。 (a)〜(c)は、蓋部材を閉じるときの延設部の係止の様子を示す模式拡大断面図である。 (a)(b)は延設部のその他の例を示す模式平面図である。 (a)は蓋部材の側部にも延設部を設けた例を示す模式正面図、(b)は凹部と突部とを設けた例を示す模式平面図である。 (a)(b)は延設部のその他の例を示す模式拡大断面図、(c)はケース部材の開口の縁側から蓋部材の縁に形成された凹部に向けてケース側延設部を延設した例を示す模式拡大断面図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2と、ホース3と、手元操作スイッチSW等が設けられた操作管4と、継手管(管)としての延長管5と、第1の吸込具6および第2の吸込具7とを備えて構成されている。第1の吸込具6の根元部に第2の吸込具7の先端部が接続され、第2の吸込具7の根元部に延長管5の先端部が接続され、延長管5の根元部に操作管4の先端部が接続され、操作管4の根元部にホース3が接続され、ホース3の根元部が掃除機本体2の前端部に接続される。なお、第2の吸込具7は、延長管5と操作管4との間に接続してもよく、しなくてもよい。
掃除機本体2の内部には、吸引力を発生させる図示しない電動送風機や、この電動送風機の吸引力で吸引した塵埃を捕集する集塵ケース10(図2参照)等が内蔵されており、操作管4に設けられた手元操作スイッチSWの操作等によって電動送風機の運転の強弱等が切り替えられるようになっている。
なお、以下の説明で各部の方向を言うときには、図2に示す方向を基準とする。
図2に示すように、掃除機本体2の上面には、開閉自在な蓋体2aが設けられており、蓋体2aを開くことにより、集塵ケース10が収容される集塵室となる集塵ケース室2bが露出するようになっている。集塵ケース10は、この集塵ケース室2bに対して着脱自在に設けられており、清掃終了後等に定期的に集塵ケース室2bから取り出される。そして、集塵ケース10の内部に捕集された塵埃がごみ箱等に捨てられる。集塵ケース室2bは、掃除機本体2の内部の前側に形成され、図示しない電動送風機は、掃除機本体2の内部の後側に配置される。
なお、蓋体2aは、集塵ケース10の出し入れ時に開かれ、掃除運転中は、閉じられている。集塵ケース室2bに対する集塵ケース10の着脱方向は、略上下方向であり、集塵ケース室2bに集塵ケース10を収容する際には、集塵ケース10の後記する開口を塞ぐ閉塞部材としての蓋部材12が前側に向くようにして集塵ケース室2bに挿入する。
集塵ケース室2bにおける塵埃吸い込み方向の上流側には、吸込んだ塵埃がホース3(図1参照)を通じて入ってくる本体吸気口2cが設けられている。
また、集塵ケース室2bの下流側には、集塵ケース室2bと電動送風機が配置される図示しない電動送風機室とを区画する図示しない区画壁が形成され、この区画壁に、集塵ケース10の後記するフィルター部材15(図4(a)参照)が対向している。
図3に示すように、集塵ケース10は、ケースとしての筒状のケース部材11と、このケース部材11の前部に回動可能に設けられた蓋部材12とを備え、ケース部材11の内部に、空気と塵埃とを分離するメッシュ状のフィルター20a(図4(a)参照)を有する塵埃収容器20(図4(a)参照)を備えている。また、ケース部材11の後部にフィルター部材15(図4(a)参照)が設けられている。ケース部材11の前部開口は、蓋部材12によって閉塞され、ケース部材11の後部開口は、フィルター部材15(図4(a)参照)によって閉塞される。
なお、フィルター部材15の前方において、ケース部材11の側面には、清掃用ブラシ11Aが取り付け取り外し可能に装着されている。
ケース部材11の上面前端には、図3に示すように、蓋開き解除用の操作ボタン13が設けられている。操作ボタン13は、略中央部において左右に突設された図示しない支軸部を支点として揺動可能に設けられており、後端に設けられた押圧操作部13aを指で押すことにより、前端側に設けられたフック部13b(図4(a)参照)が蓋部材12の前面上端に設けられた係止部12e(図4(a)参照)から外れて、蓋部材12が開くようになっている。なお、図4(a)に示すように、フック部13bの鈎部先端は後方へ向けて延びており、一方、係止部12eにはこの鈎部先端が入り込む溝が前方へ向けて開口している。したがって、フック部13bの鈎部先端と係止部12eの溝とが相互に対向する位置関係、つまり、フック部13bに係止部12eが近づいた位置関係となって、これらが相互に対向する位置関係となることで、フック部13bが係止部12eに係止されることとなる。
このような操作ボタン13の前端上面には、図4(a)に示すように、凸状の係合リブ13cが設けられている。この係合リブ13cは、蓋部材12に回動自在に設けられたシャッター体14の枠部14aに係合可能である。
また、操作ボタン13の後方には、集塵ケース10を把持するためのハンドル16が設けられている。
蓋部材12は、ケース部材11の前端下部に設けられたヒンジ部11a周りに、蓋部材12の一端部側となる下端部側を中心として回動可能に設けられ、これとは反対側となる蓋部材12の他端部側となる上端部側が、ケース部材11の対向する上端部に係止されることによって、ケース部材11に対して閉じた状態に保持されるようになっている。そして、ケース部材11に設けられた操作ボタン13を操作することによって、前方へ倒れるようにして回動し、ケース部材11の前部開口を開くようになっている。
ここで、蓋部材12は、側面視で略L字形状の可撓性、弾性を有するヒンジ部材11a’を介してヒンジ部11aに連結されており、ケース部材11の開口に対して柔軟に位置調整可能に支持されている。
蓋部材12は、塵埃収容器20に装着された後記するばね部材30(図10参照、以下同じ)の作用により、内部に収容される塵埃収容器20に押圧されるようにして開く方向に付勢されている。そして、蓋部材12が開かれた状態では、ケース部材11の前部開口を通じて、塵埃収容器20が突出するようになっている。
なお、ケース部材11の前部開口から塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の後部側は、集塵ケース10内に位置している。ただし、前部開口から塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の後部側も、集塵ケース10外に位置していてもよい。つまり、発明の目的を阻害しない範囲で、塵埃収容器20の略全体が集塵ケース10外に位置していてもよい。
シャッター体14は、図3に示すように、蓋部材12の流入口12aの上方に配置され、図2に示すように、掃除機本体2の集塵ケース室2bに集塵ケース10が収容された状態では、突部14bが押圧されることにより、後方へ移動して枠部14aが操作ボタン13の前端上方に位置するように構成されている。これによって、集塵ケース10を掃除機本体2から取り出す際にハンドル16を把持する手で誤って押圧操作部13aが押圧操作されても、係合リブ13cがシャッター体14の枠部14aに係合し、操作ボタン13の揺動が規制される。これにより、前記したフック部13bと係止部12eとの係合が維持される。したがって、集塵ケース10を掃除機本体2から取り出す際に不意に蓋部材12が開くことが防止されている。ただし、シャッター体14は、必須の構成ではない。
蓋部材12の上縁部には、図3〜図6に示すように、左右方向に間隔を隔てて舌片状の延設部27が一対形成されている。延設部27は、平面視で略四角形状とされており(図6参照)、蓋部材12に一体的に形成されている。一対の延設部27は、図4(b)に示すように、蓋部材12からケース部材11の開口の縁11eの外周面11fに向けてそれぞれ延設されており、ケース部材11の開口の縁11eや縁11eの外周面11fに接触する端面27aが下部に形成されている。
端面27aは、ケース部材11の開口面に垂直な方向に対して、蓋部材12側からケース部材11の開口の縁11eの外周面11f側に向けて傾斜しており、ケース部材11の開口の縁11eに乗り上げ易くなっている。
なお、延設部27に対向しているケース部材11の開口の縁11eの外周面11fは、図4(b)に示すように、延設部27が係止され易い平らな面とされている。
このような延設部27は、蓋部材12がケース部材11に対して閉じられる際に、対向するケース部材11の開口の縁11eに当接しつつ、開口の縁11eの外周面11fにかけて接触するようになっており、このような接触によってケース部材11に対する蓋部材12のズレを規制するようになっている。つまり、蓋部材12は、ケース部材11に対して閉じられる際に、蓋部材12の他端部側となる上端部側がケース部材11の開口断面の外周側へ(押圧操作部13aのフック部13bと蓋部材12の係止部12eとの係止が深まる方向に)変位するのをガイドする(ガイドする手段)役割をなす。係止時の作用の詳細は後記する。
蓋部材12の中央部に開口形成された流入口12aは、ホース3(図1参照)に連通しており、この流入口12aを通じて、塵埃を含む空気が集塵ケース10内に流れ込むようになっている。
なお、流入口12aには、図3、図5に示すように、その後端開口を閉塞する逆止弁12bが設けられている。逆止弁12bは、合成ゴムなどの弾性材料からなるのが好ましい。逆止弁12bは、塵埃収容器20に堆積した塵埃が、流入口12aからこぼれ落ちないように流入口12aの開口を閉塞する。そして、流入口12aから空気が流入していない状態では、逆止弁12bが流入口12aの開口を閉じた状態にあり、流入口12aから空気が流入する状態では、風圧によって逆止弁12bが弾性力に逆らって下流側、つまり集塵ケース10の内部側へ弾性変形する。これによって、流入口12aから空気が流入する状態では、流入口12aが開かれる。
塵埃収容器(集塵かご)20は、図4(a)に示すように、ケース部材11内に配置され、大きめの粗塵を捕集するメッシュ状のフィルター20aを有している。塵埃収容器20の形状は、枠体(支骨)によって形成され、フィルター20aは、金属やナイロンなどで構成され、塵埃収容器20の開口以外の面に被覆または貼着されているのが好ましい。 塵埃収容器20は、前側が開口し奥側が閉じられる容器状を呈しており(空気の流れ方向の上流側が開口し、下流側が閉じられた形状を呈しており)、蓋部材12の流入口12a側に開口が向けられて、流入口12aから流入してくる塵埃を捕集するようになっている。
塵埃収容器20は、流入口12aが形成された側とは反対側へ凹んだ立体的形状を有し、図7、図8に示すように、下側壁部21と、後側壁部22と、左側壁部23と、右側壁部24と、上側壁部25とを備えている。塵埃収容器20の形状は、一つの面が開口したかご形状,立体的形状,箱形状または容器形状であってもよいし、ちりとり形状であってもよい。塵埃収容器20の断面形状は、略四角形状であってもよいし、略円形状であってもよいし、略三角形状であってもよい。塵埃収容器20の断面形状は、開口面から底面へ向って、小さくなるのが好ましい。本実施形態では、これらの壁部のうち、上側壁部25が、隣接する後側壁部22の上辺部を支点として回動自在に設けられており、ケース部材11の開口部11b(図7参照)から塵埃収容器20が突出した状態で、上方向に向けて上側壁部25が開くように構成されている。また、相対的に下側壁部21、後側壁部22、左側壁部23および右側壁部24が、下方向に向けて開くように構成されている。ここで、上側壁部25の回動支点に、後側壁部22に対して上側壁部25が開く方向に付勢するばね部材を設けてもよい。
なお、塵埃収容器20は、集塵ケース10に収め戻されることで、下方向に向けて上側壁部25が閉じるように構成されている。
なお、上側壁部25は、図7に示すように、塵埃収容器20において、回動支点(支軸21a)が設けられる側と対向する側に位置している。
そして、塵埃収容器20は、ケース部材11の底面に装着される基部26(図8参照)を有しており、この基部26と下側壁部21との間に装着されたばね部材30(図10参照、以下同じ)を介して基部26に回動可能に支持されている。ばね部材30は、塵埃収容器20をケース部材11の開口部11b(図7参照)に向けて押し出す方向に付勢する。ただし、ばね部材30は必須の構成ではない。ばね部材30がない場合は、重力によって塵埃収容器20がケース部材11から突出することとなる。
なお、下側壁部21は、図8に示すように、下側壁部21の左右下部に設けられた支軸21a,21aが基部26の左右側部26a,26aに設けられた支持孔26b,26b(一方のみ図示)に軸支されることで、基部26に対して回動自在に設けられている。
このような塵埃収容器20は、基部26と一体的にケース部材11から取り外すことができる。したがって、簡単に清掃することができる。また、塵埃収容器20を水洗いしたい場合も、ケース部材11から取り外した状態で簡単に水洗いが可能で、乾燥する時間も比較的短時間で済む。
下側壁部21、後側壁部22、左側壁部23および右側壁部24は、図8に示すように、一体的に連結されて塵埃収容器20の一部を構成しており、これらが連結されることによって前面側および上面側(上側壁部25が設けられる側)の2面が開口された収容器を構成している。
上側壁部25における後辺部25cの左右側部には、それぞれの側方へ向けて支軸25b,25bが突設されている。一方、隣接する後側壁部22の左右上端部には、受け部22b,22bが立設されており、この受け部22b,22bに支軸25b,25bが支持されて、後側壁部22の上辺部周りに上側壁部25が回動自在に設けられている。
上側壁部25の後辺部25cには、図4(a)に示すように、斜め前方へ向けて規制ストッパ25aが突設されている。この規制ストッパ25aは、図10に示すように、ケース部材11の上部内壁に設けられた規制部11dに当接するようになっている。つまり、塵埃収容器20が押し出されるときの、規制ストッパ25aの回動軌跡に規制部11dが位置している。
これによって、塵埃収容器20がばね部材30の付勢力によって突き出される方向に回動すると、図10に示すように、規制ストッパ25aが規制部11dに当接して回動が規制され、最終的には、上側壁部25が隣接する後側壁部22の上辺部を支点として(上側壁部25の後辺部25cを支点として、図8参照)、上方向に開く状態となりつつ回動が規制される。つまり、塵埃収容器20は、塵埃を捕集するときの空気の流れの方向とは逆の方向に回動されて(突き出されて)開かれるようになっており、これによって、塵埃収容器20内に捕集された塵埃をごみ箱等に容易に捨てることができるようになっている。
なお、塵埃収容器20は、ばね部材30の付勢力によって突き出される際に、蓋部材12を内側から押圧して押し開けるようになっている。つまり、操作ボタン13を押圧操作するという一つの操作で、蓋部材12を開くことと塵埃収容器20の突き出しとを並行して行うことができる。ばね部材30の付勢力によって、例えば、塵埃収容器20が水平方向に保持された状態でも、操作ボタン13を押圧操作するという一つの操作で、蓋部材12を開くことができる。
図10に示すように、ケース部材11の後部に設けられたフィルター部材15は、例えば、波形のプリーツ加工された図示しないフィルターを備えており、ケース部材11の下部に設けられたヒンジ15aによりケース部材11に対して開閉自在に設けられている。通常、フィルター部材15は、ケース部材11の上部に設けられた係止部17のフック17aによって閉状態に係止されている。
このフィルター部材15は、塵埃収容器20を通過した細かな微細塵を濾過捕集する第2のフィルターとして機能するようになっている。よって、塵埃収容器20のフィルター20aの目開きは、フィルター部材15のフィルターの目開きよりも粗い(大きい)。
ここで、塵埃収容器20で捕集された綿ごみなどの軽くてフワフワした繊維塵は、塵埃収容器20を通過する空気流により、圧縮された固まりとなり易い。また塵埃収容器20内で圧縮されて固まりとなった繊維塵により、塵埃収容器20に流入した微細な塵埃の一部も捕集される。これらの圧縮された塵埃の固まりは、電気掃除機1(図1)の運転を停止すると空気流による圧縮力がなくなり、圧縮された塵埃の固まりが広がり、塵埃の固まりの体積が大きくなる。
しかし、塵埃収容器20はその開口に向って広がっており、しかも溜まった塵埃を捨てる際に、図10に示すように、開口を拡げるように開放するので、塵埃収容器20に収容した圧縮された塵埃の固まりが広がった場合でも容易に排出することができる。
この際、塵埃収容器20に吸引された塵埃は空気流により、圧縮された固まりとなり易く、塵埃収容器20から開口を通じて排出する際も固まり状となって排出されるので、塵埃収容器20に設けたメッシュ状のフィルター20aには、塵埃の付着や絡み付きが少なく、目詰まりが生じにくい。このため、塵埃収容器20に溜まった塵埃を捨てるだけで、フィルター20aの除塵の手間を防ぐことができる。
次に、塵埃収容器20に捕集した塵埃を捨て、その後、蓋部材12を閉じて集塵ケース10を掃除機本体2内に収容する際の作用について各図を適宜参照して説明する。
まず、塵埃をごみ箱等に捨てる際には、集塵ケース10のハンドル16を把持して掃除機本体2の集塵ケース室2bから集塵ケース10を取り出し、操作ボタン13の押圧操作部13a(図3参照)を押圧操作する。
そうすると、フック部13bが蓋部材12の係止部12eから外れ、図7、図9、図10に示すように、蓋部材12が開かれる。このとき、蓋部材12は、ばね部材30(図10参照、以下同じ)により付勢された塵埃収容器20によって前方へ押圧され、ヒンジ部11aを中心として回動して開く。これとともに、ばね部材30によって前方へ突き出された塵埃収容器20は、規制ストッパ25aが規制部11d(図4(a)参照)に当接して回動が規制されるとともに、上側壁部25が、隣接する後側壁部22の上辺部を支点として回動し、ケース部材11から塵埃収容器20が突出した状態で、上方向に向けて上側壁部25が開かれるとともに、下方向に向けて上側壁部25を除く各側壁部が一体となって開かれる。これによって、塵埃収容器20の内側に捕集された塵埃が前方に放り出され、塵埃が排出される。
その後、ヒンジ部11aを中心として蓋部材12を回動させ、蓋部材12をケース部材11に閉じる。そうすると、図11(a)に示すように、蓋部材12の他端部側がケース部材11の開口に近づき、図11(b)に示すように、蓋部材12がケース部材11に閉じられる直前に、蓋部材12の延設部27の端面27aがケース部材11の開口の縁11eに接触する。
この状態から、蓋部材12をさらに閉じると、図11(c)に示すように、延設部27は、ケース部材11の開口の縁11eから外周面11f上に乗り上げる(外周側へ変位する)ようにして移動し、外周面11f上に係止される。この係止により、蓋部材12には、これを上方向(図11(c)中矢印X1方向)に引き上げる力が作用する。
ここで、蓋部材12は弾性を有するヒンジ部材11a’(図4(a)参照、以下同じ)で支持されているので、このような係止に伴う引き上げ力に対して柔軟に対応できるように構成されており、蓋部材12は、ケース部材11に対して若干上方向に位置調整されてケース部材11の開口に閉じられることとなる(図4(a)参照)。
なお、延設部27の端面27aは、図4(b)に示すように、ケース部材11の開口面に垂直な方向に対して、蓋部材12側からケース部材11の開口の縁11eの外周面11f側に向けて傾斜しているので、延設部27が外周面11f上に乗り上げる際に、蓋部材12は、徐々に上方向(図11(c)中矢印X1方向、操作ボタン13(図4(a)参照)が設けられる方向)に引き上げられて位置調整されることとなる。
このように蓋部材12が位置調整されると、蓋部材12の他端部側に設けられる係止部12e(図4(a)参照、以下同じ)が、操作ボタン13のフック部13b(図4(a)参照、以下同じ)に近づけられる状態となり、その結果、係止部12eにフック部13bが入り込み易くなる。これによって、係止部12eにフック部13bが確実に係止されるようになる。
その後、ハンドル16を把持して、集塵ケース10を掃除機本体1の集塵ケース室2bに装着して、蓋体2aを閉じる。
ここで、蓋部材12を閉じる際に、塵埃収容器20の内側にティッシュペーパー等の使い捨て式の集塵濾紙を配置してもよい。ティッシュペーパー等は、集塵ケース10を掃除機本体2に取り付ける前に、蓋部材12を開けた状態で塵埃収容器20内に装着する。なお、ティッシュペーパーは、使い捨て式の集塵濾紙に相当し、例えば、コンビニエンスストア等で日用品として販売されているものでよい。
塵埃収容器20内にティッシュペーパー等を装着して、蓋部材12をケース部材11に閉じると、蓋部材12のヒンジ部材11a’の弾性により、ティッシュペーパー等が装着された分の厚さが吸収されるようにして、蓋部材12がケース部材11に閉じられる。
この場合にも、前記と同様にして、ケース部材11に対して蓋部材12が上方向に位置調整され、蓋部材12の他端部側に設けられた係止部12eが、操作ボタン13のフック部13bに近づけられる。これによって、塵埃収容器20内にティッシュペーパー等を装着した場合にも、係止部12eにフック部13bを確実に係止することができる。
以下に本実施形態の作用効果について説明する。
(1)本実施形態の電気掃除機1によれば、ケース部材11に対して蓋部材12が閉じられる際に、蓋部材12の他端部側に設けられる係止部12eが、操作ボタン13のフック部13bに近づけられ、係止部12eにフック部13bが確実に係止される。したがって、蓋部材12がケース部材11に対して確実に閉じられるようになり、ケース部材11に対して蓋部材12が不意に開いてしまうことが好適に防止される。これにより、使い勝手のよい電気掃除機1が得られる。
(2)蓋部材12に延設部27を設けるという簡単な構成で、蓋部材12がケース部材11に対して確実に閉じられるようになるので、従来の集塵ケースに比べて構成の変更点が少なく、安価で実現可能である。
(3)延設部27は、蓋部材12がケース部材11に対して閉じられる際に、ケース部材11の開口の縁11eまたはケース部材11の開口の縁11eの外周面11fに接触するようになっているので、蓋部材12を閉じる通常の操作中に、蓋部材12の位置調整(上方向への位置調整)を合わせて行うことができ、位置調整のための特別な操作を必要とせず、使い勝手がよい。
(4)延設部27の端面27aは、ケース部材11の開口面に垂直な方向に対して、蓋部材12側からケース部材11の開口の縁11eの外周面11f側に向けて傾斜しているので、ケース部材11の開口の縁11eに当接した後、蓋部材12を閉じる操作で延設部27が外周面11f上に乗り上げるように導かれる。したがって、ケース部材11に対して蓋部材12をスムーズに閉じることができる。これにより、使い勝手のよい電気掃除機1が得られる。
前記実施形態では、延設部27を平面視で略四角形状に形成したが、これに限られることはなく、蓋部材12の他端部側に設けられる係止部12eが、操作ボタン13のフック部13bに近づけられるように蓋部材12が位置調整されるものであれば、平面視略三角形状、平面視略半円形状等、任意の形状を採用することができる。
また、延設部27は、左右方向に間隔を空けて一対設けたが、左右のいずれかの側に1つのみ設けてもよく、また、左右方向に間隔を空けて3つ以上設けてもよい。また、図12(a)に示すように、片側に2つずつ、両側で計4つ設けてもよい。
さらに、図12(b)に示すように、左右方向に連続した長片27Aとして延設部を形成してもよい。
また、図13(a)に示すように、蓋部材12の左右側縁部からケース部材11の開口の縁11e(不図示)または開口の縁11e(不図示)の外周面11fに向けて、前記した延設部27と同様の延設部27Bを設けてもよい。このような延設部27Bを設けることによって、ケース部材11に対する蓋部材12の左右方向の位置調整を行うことができ、前記した延設部27による作用と相俟って、係止部12e(図4(a)参照)にフック部13b(図4(a)参照)がより確実に係止されるようになる。したがって、蓋部材12がケース部材11に対して確実に閉じられるようになり、ケース部材11に対して蓋部材12が不意に開いてしまうことがより一層好適に防止される。これにより、使い勝手のよい電気掃除機1が得られる。
また、蓋部材12の他端部側の外周面に、凹部または凸部または段差部を形成し、ケース部材11に、これらの凹部または凸部または段差部に向けて係合部を延設し、凹部または凸部または段差部に対してこの係合部が係合されることによって、蓋部材12の他端部側がケース部材11に係止されるように構成してもよい。
図13(b)に示す例は、このうち、蓋部材12の他端部側の外周面に、凹部40を形成し、ケース部材11に、凹部40に向けて係合部41を延設したものであり、凹部40に対して係合部41が係合されることによって蓋部材12の他端部側がケース部材11に係止されるように構成したものである。
このように構成することによっても、ケース部材11に対する蓋部材12の左右方向の位置調整を行うことができ、前記した延設部27による作用と相俟って、係止部12e(図4(a)参照)にフック部13b(図4(a)参照)がより確実に係止されるようになる。
また、図14(a)に示すように、延設部27Cの先端下部を面取りして、ケース部材11の開口の縁11eに当接する先端面28を形成してもよい。
このような先端面28を形成することによっても、開口の縁11eに先端面28が接触した後に蓋部材12がさらに閉じられると、蓋部材12のヒンジ部材11a’(図4(a)参照、以下同じ)の弾性によって、延設部27Cが開口の縁11eから外周面11f上に乗り上げるようにして係止され、ケース部材11に対して蓋部材12が上方向に位置調整される。これによって、前記と同様にして、蓋部材12の他端部側に設けられた係止部12e(図4(a)参照、以下同じ)が、操作ボタン13のフック部13b(図4(a)参照、以下同じ)に近づけられ、係止部12eにフック部13bが確実に係止されて、蓋部材12が不意に開いてしまうことが好適に防止される。
また、図14(b)に示すように、ケース部材11の開口の縁を面取りして、傾斜状の案内面29をケース部材11側に形成するように構成してもよい。
このような案内面29を形成することによっても、延設部27の先端部が案内面29に接触した後に蓋部材12がさらに閉じられると、蓋部材12のヒンジ部材11a’の弾性によって、延設部27が案内面29から外周面11f上に乗り上げるようにして係止され、ケース部材11に対して蓋部材12が上方向に位置調整される。これによって、前記と同様にして、蓋部材12の他端部側に設けられた係止部12eが、操作ボタン13のフック部13bに近づけられ、係止部12eにフック部13bが確実に係止されて、蓋部材12が不意に開いてしまうことが好適に防止される。
図14(c)に示す例では、ケース部材11の開口の縁11e側から蓋部材12の縁に形成された凹部27Dに向けてケース側延設部29Aが延設されており、このケース側延設部29Aは、蓋部材12がケース部材11に対して閉じられる際に蓋部材12の凹部27Dに接触するように構成されている。
ケース側延設部29Aは、上面29aが蓋部材12に向けて下り傾斜状とされており、この上面29aで凹部27Dの内面27dを案内することで、蓋部材12に対して上方向(図14(c)中矢印X1方向)に引き上げる力が作用するように構成されている。
凹部27Dの内面27dは、ケース側延設部29Aの上面29aに対応する傾斜面(ケース部材11に向けて上り傾斜状とされた面)を有している。
このような構成によれば、蓋部材12がケース部材11に閉じられる直前に、蓋部材12の凹部27Dにおける内面27dの先端部27eが、ケース部材11のケース側延設部29Aの上面29aに接触する。
そして、この状態から、蓋部材12をさらに閉じると、図14(c)に二点鎖線で示すように、凹部27Dの先端部27eが、ケース側延設部29Aの上面29aをケース部材11に向けて移動し、ケース側延設部29Aの基端側付近で係止される。この係止により、蓋部材12には、これを上方向(図14(c)中矢印X1方向)に引き上げる力が作用し、ケース部材11に対して蓋部材12が上方向に位置調整される。これによって、前記と同様にして、蓋部材12の他端部側に設けられた係止部12eが、操作ボタン13のフック部13bに近づけられ、係止部12eにフック部13bが確実に係止されて、蓋部材12が不意に開いてしまうことが好適に防止される。
以上本発明の電気掃除機1について説明したが、本発明は前記実施形態や変形例に限られることはなく適宜変更して実施可能である。
本発明は、塵埃収容器20を備えない集塵ケース10にも利用できる。
また、前記実施形態では、延設部27に傾斜状の端面27aを形成したが、端面27aは必ずしも設けなくてもよく、延設部27の先端部をアール状等に形成して、ケース部材11の開口の縁11eから外周面11fに乗り上げ可能に構成してもよい。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
10 集塵ケース
11 ケース部材
11e 開口の縁(ガイドする手段)
11f 外周面
12 蓋部材
12e 係止部
13 操作ボタン
13b フック部
20 塵埃収容器
27 延設部(ガイドする手段)
27a 端面(ガイドする手段)
27A 長片
27B,27C 延設部
27D 凹部
29A ケース側延設部
40 凹部
41 係合部

Claims (5)

  1. 掃除機本体に設けられた集塵室に着脱可能な集塵ケースを備えた電気掃除機において、
    前記集塵ケースは、開口を有するケースと、前記ケースの開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、
    前記閉塞部材の一端部側が前記ケースに回動自在に支持され、
    前記閉塞部材は、前記ケースに対して開く方向に付勢され、
    前記閉塞部材は、前記閉塞部材の他端部側が前記ケースに係止されることによって、前記ケースに対して閉じた状態に保持されるようになっており、
    前記集塵ケースは、前記閉塞部材が前記ケースに対して閉じられる際に前記閉塞部材の他端部側が前記ケースの開口断面の外周側へ変位するのをガイドする手段を備えており、
    前記閉塞部材は、可撓性、弾性を有するヒンジ部材を介し、前記ケースの開口に対して位置調整可能に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 掃除機本体に設けられた集塵室に着脱可能な集塵ケースを備えた電気掃除機において、
    前記集塵ケースは、開口を有するケースと、前記ケースの開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、
    前記閉塞部材の一端部側が前記ケースに回動自在に支持され、
    前記閉塞部材は、前記ケースに対して開く方向に付勢され、
    前記閉塞部材は、前記閉塞部材の他端部側が前記ケースに係止されることによって、前記ケースに対して閉じた状態に保持されるようになっており、
    前記閉塞部材は、前記閉塞部材から前記ケースの開口の縁の外周面に向けて延設された延設部を備え、
    前記延設部は、前記閉塞部材が前記ケースに対して閉じられる際に前記ケースの開口の縁または前記ケースの開口の縁の外周面に接触するようになっており、
    前記閉塞部材は、可撓性、弾性を有するヒンジ部材を介し、前記ケースの開口に対して位置調整可能に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項2に記載の電気掃除機において、
    前記延設部は、前記ケースの開口の縁または前記ケースの開口の縁の外周面に接触する端面を有しており、
    前記端面は、前記ケースの開口面に垂直な方向に対して、前記閉塞部材側から前記ケースの開口の縁の外周面側に向けて傾斜していることを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電気掃除機において、
    前記閉塞部材の他端部側の外周面に形成された凹部または凸部または段差部と、
    前記ケースに形成され、前記凹部または凸部または段差部に向けて延設された係合部と、を備え、
    前記凹部または凸部または段差部に対して前記係合部が係合されることによって、前記閉塞部材の他端部側が前記ケースに係止されることを特徴とする電気掃除機。
  5. 掃除機本体に設けられた集塵室に着脱可能な集塵ケースを備えた電気掃除機において、
    前記集塵ケースは、開口を有するケースと、前記ケースの開口を塞ぐ閉塞部材とを備え、
    前記閉塞部材の一端部側が前記ケースに回動自在に支持され、
    前記閉塞部材は、前記ケースに対して開く方向に付勢され、
    前記閉塞部材は、前記閉塞部材の他端部側が前記ケースに係止されることによって、前記ケースに対して閉じた状態に保持されるようになっており、
    前記ケースは、前記ケースの開口の縁から前記閉塞部材の縁に形成された凹部に向けて延設されたケース側延設部を備え、
    前記ケース側延設部は、前記閉塞部材が前記ケースに対して閉じられる際に前記閉塞部材の前記凹部に接触するようになっており、
    前記閉塞部材は、可撓性、弾性を有するヒンジ部材を介し、前記ケースの開口に対して位置調整可能に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
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