JP2001269297A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001269297A
JP2001269297A JP2000088500A JP2000088500A JP2001269297A JP 2001269297 A JP2001269297 A JP 2001269297A JP 2000088500 A JP2000088500 A JP 2000088500A JP 2000088500 A JP2000088500 A JP 2000088500A JP 2001269297 A JP2001269297 A JP 2001269297A
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dust
dust collecting
cyclone
exhaust pipe
intake
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Application number
JP2000088500A
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English (en)
Inventor
Yukimitsu Matsumoto
幸満 松本
Hiroshi Ota
博司 太田
Takayuki Tsujii
孝之 辻井
Yuji Onishi
裕二 大西
Kenji Kimura
憲治 木村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Priority to DE60121652T priority patent/DE60121652T2/de
Priority to US09/814,772 priority patent/US6625845B2/en
Priority to CNB200410032476XA priority patent/CN1302747C/zh
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サイクロン集塵部内に流入する気流を排気
する排気口の清掃等のメンテナンスが容易で、サイクロ
ン集塵部で細かい塵埃を効率よく分離できる電気掃除機
を提供する。 【解決手段】 流入口を介して接続パイプに連通する吸
気ガイドに開口部を有する隔壁により仕切られる第1、
第2の集塵室と、連結部材に連通する排気口を有する着
脱自在な排気筒15とを設ける。排気筒15にはリング
21の内周から突出しリング21の上記滑動に伴い排気
口に接しながら摺動されるブラシ22と、排気筒本体1
1の側面との間にゴミ受け用の間隙14aを有するゴミ
受け皿14とが設けられている。そして、排気筒15の
下方に設けたツマミ19を摘んで引き下ろすことによ
り、リング21に固着されるワイヤ18を介してリング
21を引き下ろして排気筒本体11に付着した塵埃をゴ
ミ受け皿14の間隙14aに集めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気を旋回して塵
埃を分離するサイクロン式吸塵部を有する電気掃除機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電動送風機の駆動による吸気を
旋回して塵埃を分離するサイクロン集塵部を有する電気
掃除機が提案されている。図21は、このような従来の
電気掃除機の一例を示す概略図である。床面Fに面した
吸気口(不図示)を有する吸込口体4には接続パイプ3
が接続されている。接続パイプ3にはサイクロン集塵部
5が連結されている。
【0003】サイクロン集塵部5は連結部材10及びサ
クションホース2を介して電動送風機1aを有する電気
掃除機本体1に連通し、吸気路を形成している。また連
結部材10の一部を屈曲して使用者が把持するハンドル
10aを形成しており、種々の操作を行う操作キーや運
転状況を表示する表示部等を有する操作部10gがハン
ドル10aに設けられている。
【0004】電動送風機1aが駆動されると、吸込口体
4の吸気口(図示せず)から矢印f1のように吸気が取
り入れられ、吸気は接続パイプ3を介して流入口5aか
らサイクロン集塵部5に流入する。サイクロン集塵部5
内で吸気は旋回しながら塵埃を分離除去され、電動送風
機1aの吸引力により電気掃除機本体1から矢印f2の
ように外部に放出されるようになっている。
【0005】サイクロン集塵部5の詳細を図22の斜視
図、図23の側面断面図及び図24の上面断面図に示
す。サイクロン集塵部5は流入口5aが形成された吸気
ガイド20を上部に有しており、吸気ガイド20により
接続パイプ3に連結されている。また、サイクロン集塵
部5は略円筒形に形成されており、接続パイプ3と平行
に配されている。そして、吸気流はサイクロン集塵部5
の内壁5cの接線方向に向かって流入口5aから流入す
るようになっている。
【0006】連結部材10と一体の連結管10bは端面
10cが塞がれてサイクロン集塵部5内に突入してい
る。連結管10bの外周面にはサイクロン集塵部5から
吸気が排気される排気口5bが流入口5aより低い位置
に設けられている。排気口5bは多数の貫通孔から成る
メッシュ状に形成されている。
【0007】吸気ガイド20にはゴム等の弾性体から成
る弁13が設けられている。吸気の真空圧により弁13
が吸込気流の進行方向に撓むことにより、図24に示す
ように流入口5aから吸気がサイクロン集塵部5の接線
方向に流入するようになっている。これにより吸気がサ
イクロン集塵部5の内壁5cに衝突しながら旋回し、遠
心力により塵埃を分離して第1集塵室7内に堆積するよ
うになっている。
【0008】また、吸気が流れていないときには弁13
は弾性により流入口5aを閉じ、塵埃の逆流を防止する
ようになっている。これにより電気掃除機の収納時等に
おける塵埃の飛散を防止している。
【0009】第1集塵室7の下部には隔壁9を介して略
同軸に第2集塵室8が設けられている。隔壁9には図2
5に示すような多数の貫通孔から成るメッシュ状の開口
部9aが設けられている。メッシュはナイロン系等の樹
脂や網状の金属等により形成され、隔壁9に二重成形、
熱溶着または接着等により固定されている。そして、細
かい塵埃は開口部9aを通過して第2集塵室8内に収容
されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電動送風機
1aの駆動による吸気と共にサイクロン集塵部5内に流
入するゴミには、極めて微小な塵埃も含まれているが、
このような微小な塵埃は非常に軽いため、サイクロン集
塵部5内で旋回する気流による遠心力では充分に分離で
きず、排気口5bから空気が排気される際、排気口5b
のメッシュに吸い付き、メッシュが目詰まりを起こして
しまう。この場合、目詰まりを起こした部分で排気口5
bには通気抵抗が生じ、電動送風機1aの出力に対して
充分な吸気が得られず、吸塵効率が低下する。
【0011】また、排気口5bに吸い付いた塵埃の多く
は、電動送風機1aの駆動を停止しても、排気口5bに
こびり付いたままであり、定期的に清掃しないと、電気
掃除機の運転のたびに次々に塵埃がついて、上述した目
詰まりによる吸塵効率の低下が著しくなる。従って、排
気口5bの清掃等の定期的なメンテナンスが不可欠であ
り、それによる手間や時間が掛かっていた。
【0012】しかも、排気口5bはサイクロン集塵部5
内に突入する連結管10bに形成されているため、サイ
クロン集塵部5から容易に着脱ができず、排気口5bの
清掃等のメンテナンスが充分に行き届きにくい。よっ
て、塵埃がこびり付いた排気口5bを布等でこすって取
る際、落ちた塵埃が清掃者の手指に付着して不衛生にな
りがちであり、床面に落ちてまた汚してしまうという問
題があった。また、排気口5bの隅々まで完全に清掃す
るには、相当な手間と時間が掛かり、使い勝手が悪かっ
た。
【0013】また、隔壁9の開口部9aがメッシュ状に
なっているため、紙切れ等の比較的粗いゴミが第1集塵
室7内に堆積すると、開口部9aの一部或いは全部が塞
がれてしまい、細かい塵埃を第2集塵室8内に充分に収
容できなくなる恐れがある。この場合、次の運転時、第
1集塵室7内に残った塵埃がサイクロン集塵部5内で旋
回する気流に巻き上げられ、上述した排気口5bへの塵
埃の吸い付きが更に起こりやすくなる。
【0014】本発明は、サイクロン集塵部内に流入する
気流が排気される排気口の清掃等のメンテナンスが容易
で、サイクロン集塵部で細かい塵埃を効率よく分離して
吸塵室内に分別回収できる電気掃除機を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、吸気口を有する吸込口体と、吸気を発生
させる電動送風機と、前記吸込口体と前記電動送風機と
の間に設けられた吸気路と、該吸気路に配され流入する
吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン式集塵部と
を備えた電気掃除機において、分離された前記塵埃を収
容する集塵室と、前記サイクロン式集塵部の内外を連通
する着脱自在な排気筒とを前記サイクロン式集塵部に設
けたことを特徴とする。
【0016】この構成によると、電動送風機により生じ
る吸気は吸気路を通ってサイクロン式集塵部に流入す
る。サイクロン式集塵部内では吸気が旋回しながら塵埃
を分離し、塵埃は集塵室に収容される。塵埃が分離され
た吸気は集塵室内から排気筒を通って排気される。ま
た、着脱自在な排気筒をサイクロン式集塵部から取り外
せば、水洗い等ができるため、メンテナンスが容易にな
る。
【0017】また、本発明は、吸気口を有する吸込口体
と、吸気を発生させる電動送風機と、前記吸込口体と前
記電動送風機との間に設けられた吸気路と、該吸気路に
配され流入する吸気を旋回させて塵埃を分離するサイク
ロン式集塵部とを備えた電気掃除機において、前記吸気
の上記旋回方向に開口する開口部を有する隔壁により仕
切られた第1、第2の集塵室とからなる集塵室を設けた
ことを特徴とする。
【0018】また、本発明は、吸気口を有する吸込口体
と、吸気を発生させる電動送風機と、前記吸込口体と前
記電動送風機との間に設けられた吸気路と、該吸気路に
配され流入する吸気を旋回させて塵埃を分離するサイク
ロン式集塵部とを備えた電気掃除機において、前記吸気
の上記旋回方向に開口する開口部を有する隔壁により仕
切られた第1、第2の集塵室とからなる集塵室と、前記
サイクロン式集塵部の内外を連通する着脱自在な排気筒
とを前記サイクロン式集塵部に設けたことを特徴とす
る。
【0019】この構成によると、電動送風機により生じ
る吸気は吸気路を通ってサイクロン式集塵部に流入す
る。第1集塵室内では旋回する吸気の遠心力により分離
された塵埃が隔壁上に落下し、旋回する吸気に従動して
旋回しながら大半の塵埃は隔壁の開口部を通って第2集
塵室に収容される。塵埃が分離された吸気は集塵室から
排気筒を通って排気される。また、着脱自在な排気筒を
サイクロン式集塵部から取り外せば、水洗い等ができる
ため、メンテナンスが容易になる。
【0020】尚、前記集塵室を着脱可能にすると、必要
に応じて集塵室を取り外して内部に溜まったゴミを捨て
られる。
【0021】また、前記集塵室を外部から視認可能な透
明部材により形成すると、集塵室に堆積した塵埃の量を
外部から視認できる。
【0022】また、前記排気筒の側面に排気口を開口形
成し、該排気口を通って前記排気筒内に流入する前記吸
気から塵埃を除去するフィルタを前記排気口に被着する
と、サイクロン式吸塵部内で旋回する気流の遠心力では
分離しにくい軽く微小な塵埃でもフィルタで除去される
ため、塵埃が空気と共に排気筒から排気されるのが防止
される。
【0023】また、本発明は、前記排気筒の側面を清掃
する清掃手段を設けたことを特徴とする。これによる
と、排気筒に被着したフィルタに塵埃が目詰まりして
も、清掃手段を作動させることによって塵埃は取り除か
れる。
【0024】更に本発明は、前記清掃手段に加え、前記
排気筒の底面に取り付けられ該底面近傍において前記排
気筒の側面との間にゴミ受け用の間隙を有する皿状部材
とを設けたことを特徴とする。これによると、排気筒に
被着したフィルタに塵埃が目詰まりしても、清掃手段を
作動させることによって塵埃は掻きとられ、皿状部材の
ゴミ受け用の間隙に集められる。
【0025】そして、前記排気筒にクリーニングカップ
を被せ、前記清掃手段を作動させることにより、前記排
気筒の側面に付着した塵埃を前記クリーニングカップ内
に収集できる。
【0026】尚、前記清掃手段を作動させる可動部材を
設け、バネ等によりこの可動部材が常に所定位置に付勢
されるようにすれば、排気筒の清掃後、清掃手段がバネ
等の復元力によって元の位置に戻り、戻し忘れによる旋
回吸気の乱れやゴミの分離効率の低下を防止できる。
【0027】また、前記第1集塵室と前記第2集塵室と
を仕切る隔壁の略中央に凸部を垂設すれば、隔壁の下方
に配した第2集塵室内に堆積して盛り上がったゴミが凸
部に押さえられ、所定の高さ以上に達することがなくな
る。
【0028】更に、前記第2集塵室内に旋回する前記吸
気の流れを妨げる遮蔽凸部を少なくとも1つ以上設ける
と、第2集塵室内で旋回する吸気の一部が遮蔽凸部にせ
き止められるため、ゴミの集塵効率が向上する。
【0029】また、本発明は、前記集塵室が前記吸気路
に着脱自在に保持される保持機構が設けられていること
を特徴とする。これによると、吸気路に直接集塵室を固
定できるため、集塵室を含むサイクロン式吸塵部のコン
パクト化が図られる。
【0030】そして、前記第2集塵室の外周部に前記サ
イクロン式集塵部への上記装着の位置合わせ用の凹部又
は凸部を設けると、凹部又は凸部を目印となるため、集
塵室の方向を間違えることなく、速やかにサイクロン式
集塵部の適切な位置にに装着できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、サイクロン
集塵部に構造に特徴を有するものであり、それ以外の構
成については図21〜図24に示す従来の電気掃除機と
同一であるので、これと共通の部材には同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0032】図1は、本実施形態に係る電気掃除機のサ
イクロン集塵部の側面断面図である。サイクロン集塵部
5は流入口5aが形成された吸気ガイド20を上部に有
しており、吸気ガイド20により吸気路を形成する接続
パイプ3に連通されている。また、サイクロン集塵部5
は略円筒形に形成されており、接続パイプ3と略平行に
配されている。そして、吸気流はサイクロン集塵部5か
らの排気流にほぼ直角に流入口5aから流入するように
なっている。
【0033】連結部材10(図22参照)と連通する連
結管10bは、サイクロン集塵部5の上面の略中央から
吸気ガイド20に立設されている。20aは、連結管1
0bと連通するように吸気ガイド20に設けられた円筒
状の保持部であり、この保持部20aには後述する排気
筒15が着脱可能に螺合されるようになっている。
【0034】また、サイクロン集塵部5は接続パイプ3
に対して床面F(図21参照)の反対側に配すれば、ベ
ッドの下の隙間等を掃除する際に接続パイプ3を床面F
に接する位置まで倒すことができるとともに、接続パイ
プ3を落下した際にサイクロン集塵部5が床に衝突して
破損することを防止することができる。
【0035】第1集塵室7の下部には隔壁9が設けら
れ、この隔壁9を介して略同軸に第2集塵室8が設けら
れている。隔壁9は第1集塵室7内壁に接着、溶着若し
くは第1集塵室7と一体で形成されている。隔壁9に
は、図9の斜視図、図10の側面図、図11の上面図に
示すような開口部9aが形成されている。開口部9a
は、第1集塵室7内を旋回する気流の旋回方向に隔壁9
の平坦な仕切部90より低い位置に形成された略水平な
水平部9bと、隔壁9の周縁部の一部が緩やかな傾斜を
もって螺旋状に落ち込むスロープ部9cとで開口形成し
ている。尚、開口部9aは前記スロープ部9cのみから
なるものであってもよい。
【0036】従って、第1集塵室7(図1)内を旋回す
る気流の旋回方向に開口部9aを設けているので、旋回
気流と共に旋回する塵埃はスムーズに第2集塵室8(図
1)内に導入されるため、第1、第2集塵室7、8への
ゴミの分別回収の促進効果が得られる。
【0037】また、隔壁9の仕切部90の開口部9aに
臨むエッジ部9eは、上面から下面にかけて旋回気流の
方向に面取りされている。即ち、エッジ部9eはスロー
プ部9cと同様な向きの傾斜をもつこととなる。これに
より、第1集塵室7内で旋回する気流による遠心力で分
離されたゴミが第2吸塵室8内に更に収容されやすくな
る。
【0038】9dは、第2集塵室8側に突出した略円筒
形若しくは円柱状のゴミ押さえ部であり、清掃によって
第2集塵室8内に細かい塵埃の如きゴミが大量に蓄積さ
れても、ゴミ押さえ部9dが盛り上がったゴミの押さえ
として働くため、一旦、第2集塵室8内に入ったゴミが
第1集塵室7側に逆流して舞い上がるのを効果的に防止
できる。
【0039】即ち、図11で開口部9aの外周部9fか
ら第2集塵室8内へ塵埃と共に気流が侵入し、開口9a
の内周部9gより第2集塵室8の気流が吸い出されるの
で、第2集塵室8のゴミは主として中央部に堆積し、内
周部9gよりの気流に従動して盛り上がった中央部のゴ
ミが第1集塵室7へ逆流しようとするが、ゴミ押さえ部
9dによってゴミが必要以上に高く堆積するのが防止さ
れるため、内周部9gから第1集塵室7内へのゴミの逆
流防止が図られる。また、ゴミ押さえ部9dの水平断面
を略円形にしているので、気流がスムーズに旋回し、第
2集塵室8内に堆積したゴミの高さを略均等にできる。
【0040】尚、隔壁9の開口部9aは、図12に示す
ように、隔壁9の2カ所に配してもよいし、それ以上設
けてもよい。
【0041】図2は清掃手段を装着した排気筒15の外
観図で、排気筒本体11の外周面には、サイクロン集塵
部5内にゴミと共に流入した吸気が遠心力によりゴミと
分離された後、サイクロン集塵部5から排気される排気
口5bが設けられている。この排気口5bは、図2に示
すように、複数の窓状の開口部11aに、多数の貫通孔
から成るメッシュ11bを被着して形成されている。
【0042】メッシュ11bはナイロン系等の薄い樹脂
により形成され、排気筒本体11に一体成形、熱溶着ま
たは接着等により、その周縁部において排気筒本体11
の外周面と段差が形成されないように固定されている。
段差があると、ゴミが引っ掛かって排気口5bの目詰り
が促進されるためである。
【0043】排気筒本体11の上部には、吸気ガイド2
0(図1)の保持部20a(図1)に螺合されるネジ部
11cが設けられている。21は、排気筒本体11が挿
入され該排気筒本体11の外周面の軸方向(Hの方向)
に沿って摺動可能なリングである。14は排気筒本体1
1の底面に凹凸嵌合機構等で着脱自在に係止されたゴミ
受け皿である。
【0044】排気筒本体11及びその付属部材でなる排
気筒15の詳細を図4の縦断面図、図5の横断面図及び
図6の下面図に示す。リング21の内面には、排気筒本
体11に形成された排気口5bを清掃するためのブラシ
22が複数カ所(図5では4カ所)に設けられている。
ブラシ22は適度な弾力のある繊維からなり、毛足の長
さはその先端が排気筒本体11の外周面と僅かに当接す
る長さに選ばれている。
【0045】また、ゴミ受け皿14の上部は、その内径
が排気筒本体11の外径より少し大きくなっているの
で、排気筒本体11の外周面の全周囲との間にゴミ受け
用の間隙14aが形成される。18は、排気筒本体11
の外観形状に沿わせて屈曲したワイヤであり、その上端
は共に折り曲げられ、略水平な貫通孔からなるリング2
1の支持部21aに挿入されている。一方、ワイヤ18
の下端側はゴミ受け皿14を貫通しており、その中央部
はU字状に折り曲げられたU字部18aとなっており、
ツマミ19に挿入してピン26で保持されている。尚、
ワイヤ18の下端をそのままツマミ部として形成しても
よい。
【0046】排気筒本体11の外周面の対向する位置に
は、軸方向に沿ってワイヤ18が埋没される2条の溝部
11d,11dが形成されおり、この溝部11dをガイ
ドとしてワイヤ18は摺動することとなる。従って、排
気筒本体11の外周面からワイヤ18がはみ出すことが
なく、外観的にも優れ、かつ、サイクロン集塵部5内で
旋回する気流の乱れが防止される。
【0047】そして、ワイヤ18は、その上端近くで内
側に湾曲した湾曲部18bを有しており、その湾曲部1
8bの曲面に沿った形状のクボミ11eが排気筒本体1
1の溝部11dの上端部に形成されている。これによ
り、ワイヤ18に支持されたリング21が排気筒本体1
1の上端にあるときは、ワイヤ18の湾曲部18bと排
気筒本体11のクボミ11eとが係合するので、電動送
風機1a(図21)の運転に伴う震度等によりリング2
1がずり落ちるのが防止される。
【0048】ゴミ受け皿14の底面には、図6に示すよ
うに、ワイヤ18が収まる溝部14bと、ツマミ19の
一端が収まる溝部14cとが形成されている。従って、
上述したようにリング21が排気筒本体11の上端に保
持されているときは、ゴミ受け皿14の底面からワイヤ
18がはみ出すことがなくなり、また、ツマミ19の一
端がゴミ受け皿14に埋没されているので、外観的にも
優れ、かつ、サイクロン集塵部5内でゴミと分離された
空気が排気筒15を通って排気される際、排気の気流の
乱れが防止されるとともに、この部分でのゴミ詰まりを
防止できる。
【0049】以上説明したような構成によると、図3に
示すように、ツマミ19の上下方向(Hの方向)の動き
がワイヤ18を介してリング21に伝えられるため、ツ
マミ19の操作によってリング21を排気筒本体11の
外周面の軸方向(Hの方向)に沿って滑動できる。ツマ
ミ19を最後まで引き下ろしきると、ブラシ22(図
4)が排気筒本体11のメッシュ11bに目詰まりした
塵埃を掻き出しながらゴミ受け皿14の間隙14a(図
4)内に集める。
【0050】これにより、次の運転の際、間隙14aに
溜まったゴミは、サイクロン集塵部5内で旋回する吸気
流で吹き飛ばされて第1、第2集塵室7、8に収容され
ることとなり、塵埃の付着により汚れた排気筒15に直
接触れることなく速やかに排気筒11の清掃を行える。
【0051】尚、本発明では、排気筒本体11に付着し
た塵埃を掻き取る手段がブラシ22である場合について
説明したが、ブラシ22の他にも起毛布、軟質樹脂、発
泡材等の材料を適当な大きさにしてリング14に配して
もよい。また、図7に示すように、排気筒本体11の上
端部にブラシ22の先端が収まる陥没部11fを設けて
もよい。この場合は、リング21を排気筒本体11の上
端部に保持している間に、ブラシ22に曲がり癖がつく
のを防止でき、消耗品であるブラシ22の寿命の延長に
有利となる。
【0052】更に、図8に示すように、排気筒本体11
のネジ部11cに一端が接続されたバネ27の他端にリ
ング21を固定し、リング21を常に上方に付勢するよ
うにしてもよい。この場合は、ツマミ19を引き下ろし
て離せばバネ27の復元力によってリング21は元の位
置に戻るので、リング21を戻し忘れることがなくな
る。また、バネ27を覆うカバー11gを設けると、バ
ネ27へのゴミの付着を防止できる。
【0053】ところで、排気筒本体11に付着した汚れ
がひどい場合や髪の毛等がまとわりわりついているよう
な場合は、リング14を一回引き下ろしただけでは、排
気筒本体11の清掃が不十分であったり、ゴミ受け皿1
4の間隙14aに収容しきれない場合があるので、図1
3に示すように、サイクロン集塵部5(図1)の吸気ガ
イド20から第1、第2の集塵室7,8を取り外した状
態でクリーニングカップ23を排気筒15に被せてから
清掃を行うとよい。
【0054】このクリーニングカップ23は、図14に
示すように、底面から所定の高さの部分にゴミ受け皿1
4の外径と略等しい内径を持つ円筒部23aを有してい
る。この円筒部23aの側面の対向する2カ所には、指
が入る程度の開口部23bが形成されている。更に、底
面にも略長方形の開口部23cが設けられている。この
開口部23cは、ワイヤ18(図2)及びツマミ19
(図2)が通る寸法に選ばれている。
【0055】そして、開口部23cの短辺の略中央を通
る直線方向に切り込み24aを有するゴム等の弾性体で
なる薄いフィルム24が接着されている。また、円筒部
23aの外周面には、円筒部23aと略等しい高さのゴ
ム等の弾性体でなる輪状部材25が取り付けられてい
る。クリーニングカップ23は、排気筒15を包囲する
空間23dを有しており、図15に示すように、クリー
ニングカップ23を適切な向きにして排気筒15に被
せ、吸気ガイド20側に押さえるように保持した状態
で、クリーニングカップ23の外部からツマミ19を上
下方向(Hの方向)に引き下ろしたり、押し上げたりす
ることにより、排気筒11の外周面に付着したゴミをリ
ング21に配したブラシ22(図4)でクリーニングカ
ップ23内に掻き落として速やかに排気筒15を清掃で
きる。
【0056】その後、輪状部材25の上から円筒部23
aの2つの開口部23b,23bを指で押さえることに
よりゴミ受け皿14を摘み、ゴミ受け皿14と共に排気
筒15を回転させ、保持部20aから排気筒15を取り
外す。そして、クリーニングカップ23内に溜まったゴ
ミを捨てるとともに、排気筒15の水洗い等を行う。こ
れにより、汚れた排気筒15に直接触れることなく、排
気筒15をサイクロン集塵部5から取り外せるため、効
率的で清潔なメンテナンスが実現できる。
【0057】また、排気筒本体11とゴミ受け皿14と
の凹凸係合を解除してゴミ受け皿14を取り外し、ツマ
ミ19をワイヤ18と共に引き下ろした後、リング21
を排気筒本体11より抜き取ることで、それぞれを個々
に分解して清掃が行える。
【0058】また、第1、第2集塵室7、8内に溜まっ
たゴミを捨てるには、これらの集塵室7及び8を一体で
吸気ガイド20から取り外し、ゴミ箱の上等で両者を分
離することにより、それぞれに堆積したゴミを周辺にま
き散らすことなく確実に捨てられる。更に、第1、第2
集塵室7、8の一方若しくは両方を透明若しくは半透明
なガラスや樹脂からなる透明部材で形成してもよい。こ
れにより、第1、第2集塵室7、8内の塵埃の量を視認
でき、ゴミ捨て時期を容易に判別できるようになる。
【0059】また、図16の斜視図、図17の側面断面
図に示すように、吸気ガイド20と接続パイプ3とを一
体に形成すれば、外観的にも優れ、使用性・利便性も向
上する。この実施形態によると、接続パイプ3の吸気ガ
イド20側には、第1集塵室7と第2集塵室8を装着す
るための半円筒状の集塵室固定部3a(図18参照)が
接続パイプ3の長手方向に沿って形成されている。接続
パイプ3に隣接する集塵室固定部3aの下方には、スラ
イド子16が所定の範囲で上下方向(Vの方向)に摺動
可能なスライド子摺動部31が形成されている。
【0060】スライド子16の前面には、図19に示す
ように、集塵室の受け部16aと、リブ16bとが突設
されており、一方の背面には集塵室固定部3a側に配さ
れた後述するロック子17(図17)の凸部17a(図
17)と係合する凹部16cが凹設されている。第2集
塵室8の底面には、スライド子16の受け部16aが嵌
合する第1陥没部8aが形成されている。
【0061】また、第2集塵室8の側面には、スライド
子16のリブ16bが挿入される溝部8cが設けられて
いるとともに、下端から上方に延びて突起部8dが突設
されている。スライド子摺動部31(図17)の上部に
は、上方から下方に延びてL字状のリブ31a(図1
7)が設けられており、このリブ31aはスライド子1
6のVの方向の摺動により突起部8dを挟持して、第2
集塵室8を集塵室固定部3a側に保持するようになって
いる。本実施形態では、第2集塵室8の側面に第2陥没
部8bを設け、この第2陥没部8bの外形より突起部8
dが突出しない構成とている。
【0062】また、第2集塵室8の内面周壁には、図1
7に示すような隆起部8eが設けられている。これによ
り、第2集塵室8内で旋回する気流に追従して旋回する
ゴミが隆起部8eでせき止められるため、堆積したゴミ
が舞い上がるのを防止でき、ゴミの集塵効率が向上す
る。尚、8fは第2集塵室8の側面に設けた凸部または
凹部からなる位置合わせ部である。従って、使用者はこ
の位置合わせ部8fを目印として保持することにより、
第1、第2集塵室7、8の装着時、向きを間違うことな
く、集塵室固定部3aの適切な位置に速やかに運ぶこと
ができる。
【0063】ロック子17は、集塵室固定部3aに回動
自在に支持されている。ロック子17の前面には凸部1
7aが突設されており、その背面と接続パイプ3の側面
との間に配されたバネ28によってスライド子16側に
付勢されている。これにより、ロック子17の凸部17
aはスライド子16側に突出することとなる。
【0064】以上の構成で、第1、第2集塵室7、8を
吸気ガイド20及び集塵室固定部3aに装着する際は、
スライド子16のリブ16aを第2集塵室8の溝部8c
に挿入するとともに、受け部16aと第1陥没部8aと
を係合させる。更に、この状態で第1、第2集塵室7、
8を接続パイプ3側に押圧しながら持ち上げることによ
り、第2集塵室8の突起部8dをリブ31aに係止させ
ると、ロック子17の凸部17aにスライド子16の凹
部16cがバネ28の付勢力により嵌合する。
【0065】これにより、第1集塵室7の上面開口部が
パッキン7a、7bを介して給気ガイド20に圧着され
るため、第1、第2集塵室7、8の内部空間の気密性が
維持されるように第1、第2集塵室7、8は保持され、
両集塵室7、8と吸気ガイド20とからなるサイクロン
集塵部5が形成される。
【0066】逆に、第1、第2集塵室7、8を取り外す
ときは、図20に示すように、ロック子17と連動する
ロック解除ボタン17b(図16)をバネ28の付勢力
に抗して押すことにより、凸部17aが凹部16cより
離脱されるので、第1、第2集塵室7、8を集塵室固定
部3a側に押圧しながら引き下ろし、この状態で第1、
第2集塵室7、8を手前に引き抜くようにして集塵室固
定部3aから取り外す。
【0067】このようにして取り外した第1、第2集塵
室7、8をゴミ箱の上等に運び、両者を分離することに
より、それぞれに分別回収されたゴミを周辺にまき散ら
すことなく、確実に捨てることができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、塵
埃の如きゴミと共に流入する気流を旋回させながら塵埃
を分離・回収するサイクロン式集塵部に排気筒を着脱自
在に設けたことにより、排気筒を取り外して水洗い等が
でき、メンテナンスの手間を大幅に省ける。
【0069】また、本発明によると、排気筒表面に付着
したゴミを除去する清掃手段を設け、排気筒表面を清掃
することにより、排気筒の目詰まりを容易に解消し、吸
塵効率の低下を防ぐとともに、除去したゴミが排気筒の
底面に固定した皿状部材のゴミ受け用の間隙に掻き集め
られるため、集められたゴミは次の運転でサイクロン式
集塵部内で旋回する気流で吹き飛ばされ、塵埃の付着し
た排気筒に直接触れることなく、着脱自在な排気筒をサ
イクロン式吸塵部に取り付けたまま容易に清掃が行え
る。
【0070】また、サイクロン式集塵部に配した集塵室
を第1及び第2集塵室に仕切る隔壁に、サイクロン式集
塵部内で旋回する気流の方向に開口した開口部を設けた
ことにより、分離されたゴミがスムーズに下側の第2集
塵室内に収容され、ゴミの回収効率の向上が図られる。
【0071】また、クリーニングカップを排気筒に被せ
て清掃手段を作動することにより排気筒に付着したゴミ
がクリーニングカップ内に落とされるため、外部へゴミ
が飛散することなく衛生的、かつ、効率的に排気筒の清
掃を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に一実施形態に係る電気掃除機のサ
イクロン集塵部を示す側面断面図である。
【図2】 そのサイクロン集塵部に配される排気筒の
側面図である。
【図3】 その排気筒の清掃時の側面図である。
【図4】 図2の縦断面図である。
【図5】 図2の横断面図である。
【図6】 図2の下面図である。
【図7】 図2の他の例の横断面図である。
【図8】 そのサイクロン集塵部の排気筒及びその付
属部材の他の例の側面図である。
【図9】 そのサイクロン集塵部に配される集塵室を
仕切る隔壁の斜視図である。
【図10】 その隔壁を図8のAの方向から見た側面図
である。
【図11】 その隔壁の上面図である。
【図12】 その隔壁の他の例の上面図である。
【図13】 そのサイクロン集塵部へのクリーニングカ
ップの取り付け説明図である。
【図14】 そのクリーニングカップの構成を説明する
斜視図である。
【図15】 そのクリーニングカップをサイクロン集塵
部に取り付けた状態の縦断面図である。
【図16】 本発明の他の実施形態に係る電気掃除機の
サイクロン集塵部の周辺の斜視図である。
【図17】 そのサイクロン集塵部の側面断面図であ
る。
【図18】 図17におけるx−x線断面図である。
【図19】 そのサイクロン集塵部に配される第2集塵
室及びその装着に用いるスライド子の斜視図である。
【図20】 そのサイクロン集塵部に集塵室を着脱する
時の側面断面図である。
【図21】 従来の電気掃除機の概略構成図である。
【図22】 その電気掃除機のサイクロン集塵部の斜視
図である。
【図23】 そのサイクロン集塵部の側面断面図であ
る。
【図24】 そのサイクロン集塵部の水平断面図であ
る。
【図25】 そのサイクロン集塵部に配される集塵室を
仕切る隔壁の上面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 サクションホース 3 接続パイプ 4 吸込口体 5 サイクロン集塵部 5a 流入口 5b 排気口 7 第1集塵室 8 第2集塵室 9 隔壁 9a 開口部 10 連結部材 11 排気筒 13 弁 14 ゴミ受け皿 15 排気筒 16 スライド子 17 ロック子 18 ワイヤ 19 ツマミ 20 吸気ガイド 21 リング 22 ブラシ 23 クリーニングカップ 24 フィルム 25 輪状部材 26 ピン 27,28 バネ
フロントページの続き (72)発明者 辻井 孝之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 大西 裕二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木村 憲治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3B062 AH02 AH05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口を有する吸込口体と、吸気を発生
    させる電動送風機と、前記吸込口体と前記電動送風機と
    の間に設けられた吸気路と、該吸気路に配され流入する
    吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン式集塵部と
    を備えた電気掃除機において、 分離された前記塵埃を収容する集塵室と、前記サイクロ
    ン式集塵部の内外を連通する着脱自在な排気筒とを前記
    サイクロン式集塵部に設けたことを特徴とする電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】 吸気口を有する吸込口体と、吸気を発生
    させる電動送風機と、前記吸込口体と前記電動送風機と
    の間に設けられた吸気路と、該吸気路に配され流入する
    吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン式集塵部と
    を備えた電気掃除機において、 前記吸気の上記旋回方向に開口する開口部を有する隔壁
    により仕切られた第1、第2の集塵室とからなる集塵室
    を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 吸気口を有する吸込口体と、吸気を発生
    させる電動送風機と、前記吸込口体と前記電動送風機と
    の間に設けられた吸気路と、該吸気路に配され流入する
    吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン式集塵部と
    を備えた電気掃除機において、 前記吸気の上記旋回方向に開口する開口部を有する隔壁
    により仕切られた第1、第2の集塵室とからなる集塵室
    と、前記サイクロン式集塵部の内外を連通する着脱自在
    な排気筒とを前記サイクロン式集塵部に設けたことを特
    徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記集塵室を着脱可能にしたことを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気掃除
    機。
  5. 【請求項5】 前記集塵室を外部から視認可能な透明部
    材により形成したことを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 前記排気筒の側面に排気口を開口形成
    し、該排気口を通って前記排気筒内に流入する前記吸気
    から塵埃を除去するフィルタを前記排気口に被着したこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    電気掃除機。
  7. 【請求項7】 前記排気筒の側面を清掃する清掃手段を
    設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか
    に記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 前記排気筒の底面に取り付けられ該底面
    近傍において前記排気筒の側面との間にゴミ受け用の間
    隙を有する皿状部材を設けたことを特徴とする請求項1
    〜請求項7のいずれかに記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 前記排気筒にクリーニングカップを被
    せ、前記清掃手段を作動させることにより、前記排気筒
    の側面に付着した塵埃を前記クリーニングカップ内に収
    集するようにしたことを特徴とする請求項7又は請求項
    8に記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 前記清掃手段を作動させる可動部材を
    設け、この可動部材が常に所定位置に付勢されるように
    したことを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれかに
    記載の電気掃除機。
  11. 【請求項11】 前記隔壁の略中央に凸部を垂設したこ
    とを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれかに記載
    の電気掃除機。
  12. 【請求項12】 前記第2集塵室内に旋回する前記吸気
    の流れを妨げる遮蔽凸部を少なくとも1つ以上設けたこ
    とを特徴とする請求項2〜請求項11のいずれかに記載
    の電気掃除機。
  13. 【請求項13】 前記集塵室が前記吸気路に着脱自在に
    保持される保持機構が設けられていることを特徴とする
    請求項1〜請求項12のいずれかに記載の電気掃除機。
  14. 【請求項14】 前記第2集塵室の外周部に前記サイク
    ロン式集塵部への上記装着の位置合わせ用の凹部又は凸
    部を設けたことを特徴とする請求項13に記載の電気掃
    除機。
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