JP2011218050A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃を捨て易く、使い捨て式の集塵濾紙を集塵ケースに対して好適に配置する。
【解決手段】掃除機本体2に着脱自在に設けられ、塵埃を捕集する集塵ケース10を有する電気掃除機1において、集塵ケース10の開口部を開閉する蓋部材12を備え、蓋部材12には、集塵ケース10の内側に使い捨て式の集塵濾紙Tを配置するための機構部が設けられている。機構部として機能する突出部30は、蓋部材12を開閉する操作に連動して出没し、蓋部材12を閉じる操作で塵埃収容器20内に向けて突出し、蓋部材12を閉じて集塵ケース10を掃除機本体2に装着する操作で蓋部材12側に没する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、集塵ケースに使い捨て式の集塵濾紙を容易に配置することができる電気掃除機に関するものである。
従来、使い捨て式の集塵濾紙としてティッシュペーパーを用いるようにした電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された電気掃除機では、掃除機本体に着脱自在な集塵ケースを備え、この集塵ケースの下流側には、塵埃の濾過を目的としたフィルタ部を備えた皿状の貯留部が設けられている。吸引時に集塵ケース内に流入した塵埃は、フィルタ部で捕獲され、ケース内に溜められるようになっている。
そして、この電気掃除機では、外ケースとフィルタ部との間にティッシュペーパーを介在させており、フィルタ部に先立ってティッシュペーパーで塵埃を捕獲するように構成されている。このようにティッシュペーパーで塵埃を捕獲することで、電気掃除機の吸引力の継続が図られる。
特開2009−18107号公報
ところで、集塵ケースに溜められた塵埃は、電動送風機に所定の吸引力を発揮させ続けるために捨てる必要がある。集塵ケース内に集塵された塵埃を捨てる際には、極力、塵埃に触れることなく捨てることが衛生上望ましい。
特許文献1に記載の発明では、ティッシュペーパーを使用しているので、集塵ケースの内部に捕集された塵埃をティッシュペーパーごと捨てることができる。しかしながら、特許文献1では、貯留部の形状に沿うように押し付けるような区画リブを設けて、ティッシュペーパーが取り付けられるようになっている。したがって、奥行きのある塵埃収容器内の壁面に沿ってティッシュペーパーを取り付けるのが難しく、ティッシュペーパーを取り付ける際に塵埃収容器の壁面との間に空間が形成されると塵埃吸引時にティッシュペーパーが破けてしまうおそれもあった。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、塵埃を捨て易く、使い捨て式の集塵濾紙を集塵ケースに対して好適に配置できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、集塵ケースと、掃除機本体に着脱自在に設けられ、塵埃を捕集する集塵ケースを有する電気掃除機において、前記集塵ケースの開口部を開閉する蓋部材を備え、前記蓋部材には、前記塵埃収容器の内側に使い捨て式の集塵濾紙を配置するための機構部が設けられていることを特徴とする。この電気掃除機によれば、例えば、蓋部材を開閉する操作に連動して、蓋部材に設けられた機構部により使い捨て式の集塵濾紙を塵埃収容器の内側における内面に沿うように好適に配置することができる。
また、本発明は、掃除機本体に着脱自在に設けられた集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた塵埃収容器と、を有する電気掃除機において、前記集塵ケースの開口部を開閉する蓋部材と、前記蓋部材から前記塵埃収容器内に出没可能に設けられ、前記塵埃収容器の内側に突出することにより、使い捨て式の集塵濾紙を当該塵埃収容器内に配置する突出部と、を備えたことを特徴とする。この電気掃除機によれば、蓋部材から塵埃収容器内に出没可能に設けられた突出部によって、塵埃収容器の内側における内面に沿うように集塵濾紙を好適に配置することができる。
また、本発明は、掃除機本体に着脱自在に設けられた集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた一部が開口した立体的形状のフィルタ(例えば、塵埃収容器)と、を有する電気掃除機において、前記集塵ケースの載置方向に応じて、前記立体的形状のフィルタの開口から前記立体的形状のフィルタの内側に向かって突き出し/引っ込み可能な部材(例えば、突出部)、を備えたことを特徴とする。この電気掃除機によれば、立体的形状のフィルタ内に突き出し可能に設けられた部材によって、立体的形状のフィルタの内側における内面に沿うように使い捨て式の集塵濾紙などを好適に配置することができる。好ましくは、前記突き出し/引っ込み可能な部材は、前記集塵ケースの載置方向が第1の方向(例えば、集塵ケースに設けられる蓋部材が上面になる方向)である場合に、前記立体的形状のフィルタの開口から前記立体的形状のフィルタの内側に向かって突き出し、前記集塵ケースの載置方向が第1の方向とは異なる第2の方向(例えば、蓋部材が側面になる方向)である場合に、前記立体的形状のフィルタの開口側へ向かって引っ込む。好ましくは、前記突き出し/引っ込み可能な部材は、前記集塵ケースの前記立体的形状のフィルタの開口に対応する面(例えば、蓋部材が形成された面)が重力作用方向に向いた場合に、前記立体的形状のフィルタの開口から前記立体的形状のフィルタの内側に向かって突き出し、前記集塵ケースの前記立体的形状のフィルタの開口に対応する面が重力作用方向とは異なる方向(例えば、水平方向)に向いた場合に、前記立体的形状のフィルタの開口側へ向かって引っ込む。
本発明によれば、塵埃を捨て易く、使い捨て式の集塵濾紙を集塵ケースに対して好適に配置できる。
第1実施形態の電気掃除機を示した外観斜視図である。 掃除機本体に集塵ケースを収容した状態を示した斜視図である。 集塵ケースを示した外観斜視図である。 集塵ケースを示した断面図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した斜視図である。 蓋部材の内面を示した背面図である。 塵埃収容器を示した斜視図である。 フィルタ部材を開いた状態の集塵ケースを背面側から見た斜視図である。 ティッシュペーパーの装着時において蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した断面図である。 蓋部材が閉じられる途中を示した断面図である。 蓋部材が閉じられた状態を示した断面図である。 突出部が没するときの様子を示した断面図である。 第2実施形態の電気掃除機におけるティッシュペーパーの装着時において蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した断面図である。 (a)(b)は突出部の状態を示す模式拡大図である。 蓋部材を開いた状態から蓋部材を閉じた状態を示した断面図である。 突出部が没するときの様子を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2と、ホース3と、手元操作スイッチSW等が設けられた操作管4と、継手管(管)としての延長管5と、第1の吸込具6および第2の吸込具7とを備えて構成されている。第1の吸込具6の根元部に第2の吸込具7の先端部が接続され、第2の吸込具7の根元部に延長管5の先端部が接続され、延長管5の根元部に操作管4の先端部が接続され、操作管4の根元部にホース3が接続され、ホース3の根元部が掃除機本体2に前端部に接続される。なお、第2の吸込具7は、延長管5と操作管4との間に接続されてもよく、なくてもよい。
掃除機本体2の内部には、吸引力を発生させる図示しない電動送風機や、この電動送風機の吸引力で吸引した塵埃を捕集する集塵ケース10(図2参照)等が内蔵されており、操作管4に設けられた手元操作スイッチSWの操作等によって電動送風機の運転の強弱等が切り替えられるようになっている。
なお、以下の説明で各部の方向を言うときには、図2に示す方向を基準とする。
図2に示すように、掃除機本体2の上面には、開閉自在な蓋体2aが設けられており、蓋体2aを開くことにより、集塵ケース10が収容される収容室2bが露出するようになっている。集塵ケース10は、この収容室2bに対して着脱自在に設けられており、清掃終了後等に定期的に収容室2bから取り出される。そして、集塵ケース10の内部に捕集された塵埃がごみ箱等に捨てられる。収容室2bは、掃除機本体2の内部の前側に形成され、電動送風機は、掃除機本体2の内部の後側に配置される。
なお、蓋体2aは、集塵ケース10の出し入れ時に開かれ、掃除運転中は、閉じられている。収容室2bに対する集塵ケース10の着脱方向は、略上下方向であり、収容室2bに集塵ケース10を収容する際には、集塵ケース10の後記する蓋部材12が前側に向くようにして収容室2bに集塵ケース10を挿入する。
集塵ケース10は、図3に示すように、筒状のケース部材11と、このケース部材11の前部に回動可能に設けられた蓋部材12とを備え、ケース部材11の内部に、空気と塵埃とを分離する第1のフィルタとして機能する塵埃収容器20(図4,5参照)を備えている。また、ケース部材11の後部にフィルタ部材15(図4参照)が設けられている。ケース部材11の前部開口(開口部11b、図5参照)は、蓋部材12によって閉塞され、ケース部材11の後部開口は、フィルタ部材15(図4参照)によって閉塞される。
ケース部材11の上面前端には、図3に示すように、操作ボタン13が設けられている。操作ボタン13は、略中央部において左右に突設された図示しない支軸部を支点として揺動可能に設けられており、後端に設けられた押圧操作部13aを指で押すことにより、前端側に設けられたフック部13b(図4参照)が蓋部材12の前面上端に設けられた係止部12e(図4参照)から外れて、蓋部材12が開くようになっている。
このような操作ボタン13の前端上面には、凸状の係合リブ13cが設けられている。この係合リブ13cは、蓋部材12に回動自在に設けられたシャッター体14の枠部14aに係合可能である。
蓋部材12は、図5に示すように、ケース部材11の前端下部に設けられたヒンジ部11a周りに回動可能に設けられており、ケース部材11の上面前部に設けられた蓋開き解除用の操作ボタン13を操作することによって、前方へ倒れるようにして回動し、ケース部材11の開口部11bを開くようになっている。そして、蓋部材12が開かれた状態で、開口部11bを通じて、塵埃収容器20が突出するようになっている。なお、開口部11bから塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の後部側は、集塵ケース10内に位置している。ただし、開口部11bから塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の後部側も、集塵ケース10外に位置していてもよい。つまり、開口部11bから塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の全体が集塵ケース10外に位置していてもよい。また、蓋部材12は、ケース部材11の前端下部に設けられたヒンジ部11a周りに回動可能に設けられる代わりに、ケース部材11の前端上部に設けられた図示しないヒンジ部周りに回動可能に設けられてもよい。
蓋部材12の中央部には、円形の流入口(吸込口)12a(図3参照)が開口形成されている。この流入口12aは、ホース3(図1参照)に連通しており、この流入口12aを通じて、塵埃を含む空気が集塵ケース10内に流れ込むようになっている。
蓋部材12の内面12bには、特許請求の範囲にいう機構部として機能する突出部30(突き出し/引っ込み可能な部材)が設けられている。突出部30は、図6に示すように、後面視で略コ字形状を呈するように形成された枠状体であり、側部31,31と、この側部31,31の下端部間に連結された連結部32とを有している。側部31,31の上端内側には、支軸31a,31aが突設されており、この支軸31a,31aは、蓋部材12の内面12bに突設された軸受部12c,12cに支持されている。これによって、突出部30は、支軸31a,31aを中心として、蓋部材12の内面12bにある状態から、蓋部材12の内側(塵埃収容器20の内側)に向けて回動可能であり、この回動によって蓋部材12の内側に向けて突出可能(突き出し可能、図11参照)である。また、突出した状態から蓋部材12に向けて回動可能(引っ込み可能)であり、この回動によって内面12b上に当接する状態に没するようになっている。なお、突出部30は、後記するように、集塵ケース10の載置方向(蓋部材12の姿勢)に応じて、突き出し/引っ込み可能である。
軸受部12c,12cは、流入口12aの左右両側部において蓋部材12の上部側となる領域に形成されている(図4参照)。これにより、突出部30は、塵埃収容器20内に向けて突出した際に、その端部の連結部32が、塵埃収容器20の下部側から上部側に向けて回動するように構成されている(図10参照)。
連結部32は、図5に示すように、蓋部材12の内面側に向けて湾曲しており、側部31よりも蓋部材12の内面側に向けて膨出している(図4参照)。
突出部30には、その軸方向に沿うようにして側部31,31と連結部32との両側部分に、回動方向に突出するリブ31b,31bが形成されている。
このような突出部30は塵埃収容器20内に対して出没した際に、塵埃収容器20の内面に接触することなく、該内面に沿うように(内面との間に所定の距離を有しつつ回動するように)側部31,31と連結部32との寸法が設定されている。ここでいう所定の距離は、後記する使い捨て式の集塵濾紙として機能するティッシュペーパーTを、突出部30の出没時の回動によって塵埃収容器20の内面に沿うように配置することのできる距離である。
また、側部31,31と連結部32との連結部分32a,32aは、アール状に形成されており、出没時に塵埃収容器20の内面のアール形状に沿うものとなっている。
本実施形態では、突出部30が、重力を利用してその自重により蓋部材12を開閉する操作に連動して出没するように構成されている。つまり、突出部30は、蓋部材12を開いて集塵濾紙としてのティッシュペーパーT(図4参照)を配置した後に蓋部材12を閉じる操作で塵埃収容器20内に向けて突出するようになっており、また、蓋部材12を閉じて集塵ケース10を掃除機本体2の収容室2bに装着する操作で、蓋部材12側に没するようになっている。突出部30の作用の詳細は後記する。
シャッター体14は、図4に示すように、蓋部材12の流入口12aを開閉する部材であり、掃除機本体2(図2参照、以下同じ)に集塵ケース10が収容された状態では、突部14b(図4参照)が押圧されることにより、枠部14aが操作ボタン13の前端上方に位置するように構成されている。これによって、集塵ケース10を掃除機本体2から取り出す際に把持部16を把持する手で誤って押圧操作部13aが押圧操作されても、操作ボタン13の揺動が規制され、前記したフック部13bと係止部12eとの係合が維持される。したがって、集塵ケース10を掃除機本体2から取り出す際に不意に蓋部材12が開くことが防止されている。ただし、シャッター体14は、必須の構成ではない。
流入口12aには、図4〜図6に示すように、流入口12aの開口を閉塞する逆止弁12fが設けられている。逆止弁12fは、合成ゴムなどの弾性材料からなるのが好ましい。逆止弁12fは、図5に示すように、扇状の3枚の弁12gと円筒状の筒部12hからなり、各弁12gの円弧部分が筒部12hに揺動自在に支持されている。このような逆止弁12fは、塵埃収容器20に堆積した塵埃が、流入口12aからこぼれ落ちないように流入口12aの開口を閉塞する。そして、流入口12aから空気が流入していない状態では、逆止弁12fが流入口12aの開口を閉じた状態にあり、流入口12aから空気が流入する状態では、風圧によって逆止弁12fが弾性力に逆らって下流側、つまり集塵ケース10の内部側へ弾性変形する。これによって、流入口12aから空気が流入する状態では、流入口12aが開かれる。
塵埃収容器20(集塵かご)は、図4に示すように、ケース部材11内に配置され、大きめの粗塵を捕集するメッシュ状のフィルタ20aを有している。塵埃収容器20の形状は、枠体(支骨)によって形成され、フィルタ20aは、塵埃収容器20の開口以外の底面(後側壁部22、上下左右面)に設けられており、金属やナイロンなどで構成されたフィルタ20aが被覆または貼着されているのが好ましい。 塵埃収容器20は、前側が開口し奥側が閉じられる容器状を呈しており(空気の流れ方向の上流側が開口し、下流側が閉じられた形状を呈しており)、蓋部材12の流入口12a側に開口が向けられて、流入口12aから流入してくる塵埃を捕集するようになっている。塵埃収容器20は、図7に示すように、流入口12a(図4参照)が形成された側とは反対側へ凹んだ立体的形状を有し、上下に分割された上容器20Aと下容器20Bとが後部の蝶番20Cを介して連結されてなる。
塵埃収容器20の形状は、一つの面が開口したかご形状,立体的形状,箱形状または容器形状であってもよいし、ちりとり形状であってもよい。塵埃収容器20の断面形状は、略四角形状であってもよいし、略円形状であってもよいし、略三角形状であってもよい。塵埃収容器20の断面形状は、開口から底面へ向かって、小さくなるのが好ましい。
このような塵埃収容器20の内側には、前記した蓋部材12の内面12bに設けられた突出部30が挿入可能である。
そして、塵埃収容器20は、ケース部材11の底面に装着される基部26を有しており、この基部26と下容器20Bとの間に装着された図示しないばね部材を介して基部26に回動可能に支持されている。このばね部材は、塵埃収容器20をケース部材11の開口部11bに向けて押し出す方向に付勢する。ただし、ばね部材は必須の構成ではない。ばね部材がない場合は、重力によって塵埃収容器20がケース部材11から突出することとなる。
なお、下容器20Bは、下容器20Bの左右下部に設けられた支軸21a,21aが基部26の左右側部26a,26aに設けられた支持孔26b,26b(一方のみ図示)に軸支されることで、基部26に対して回動自在に設けられている。
そして、塵埃収容器20は、基部26と一体的にケース部材11から取り外すことができる。したがって、簡単に清掃することができる。また、塵埃収容器20を水洗いしたい場合も、ケース部材11から取り外した状態で簡単に水洗いが可能で、乾燥する時間も比較的短時間で済む。
上容器20Aの上部には、図4に示すように、塵埃収容器20の回動を規制する規制ストッパ23が設けられている。この規制ストッパ23は、ケース部材11の上部内壁に設けられた規制部11cに当接するようになっている。つまり、塵埃収容器20がケース部材11の開口部11b(図5参照)に向けて押し出されるときの、規制ストッパ23の回動軌跡に規制部11cが位置している。
これによって、塵埃収容器20が図示しないばね部材の付勢力によって突き出される方向に回動すると、図9に示すように、規制ストッパ23が規制部11cに当接して回動が規制され、最終的には、上容器20Aと下容器20Bとが蝶番20Cを支点として上下方向に開く状態となって回動が規制される。つまり、塵埃収容器20は、塵埃を捕集するときの空気の流れの方向とは逆の方向に回動されて(突き出されて)開かれるようになっており、これによって、塵埃収容器20内に捕集された塵埃をごみ箱等に容易に捨てることができるようになっている。
図8に示すように、ケース部材11の後部に設けられたフィルタ部材15は、例えば、波形のプリーツ加工されたフィルタ15bを備えており、ケース部材11の下部に設けられたヒンジ15aによりケース部材11に対して開閉自在に設けられている。通常、フィルタ部材15は、ケース部材11の上部に設けられた係止部17のフック17aによって閉状態に係止されている。
このフィルタ部材15は、塵埃収容器20を通過した細かな微細塵を濾過捕集する第2のフィルタとして機能するようになっている。よって、塵埃収容器20のフィルタ20aの目開きは、フィルタ部材15のフィルタ15bの目開きよりも粗い(大きい)。
次に、塵埃収容器20に捕集した塵埃を捨て、その後、塵埃収容器20を掃除機本体2の収容室2bに収容する際の作用について各図を適宜参照して説明する。
塵埃をごみ箱等に捨てる際には、塵埃収容器20を掃除機本体2の収容室2bから取り出し、操作ボタン13の押圧操作部13a(図4参照)を押圧操作する。そうすると、フック部13bが蓋部材12の係止部12eから外れ、蓋部材12が開かれる。このとき、蓋部材12は、ばね部材により付勢された塵埃収容器20によって前方へ押圧され、ヒンジ部11aを中心として回動して開く(図5参照)。これとともに、ばね部材によって前方へ突き出された塵埃収容器20は、規制ストッパ23が規制部11cに当接して回動が規制されるとともに、上下に分割された上容器20Aと下容器20Bとが後部の蝶番20Cを介して上下方向に開かれる。これによって、塵埃収容器20の内側に捕集された塵埃が後記するように内部に収容されたティッシュペーパーTとともに前方に放り出され、塵埃が排出される。
塵埃排出後、図9に示すように、蓋部材12を開いたままの状態で、ケース部材11の開口部11bが上に向くようにして、集塵ケース10を床面GL等に載置する(特許請求の範囲にいう第1の方向(蓋部材12が上面になる方向)に集塵ケース10(ケース部材11)を載置する)。そして、塵埃収容器20の内側にティッシュペーパーTを装着する。なお、ティッシュペーパーTは、使い捨て式の集塵濾紙に相当し、例えば、コンビニエンスストア等で日用品として販売されているものでよい。
ティッシュペーパーTを装着する際には、ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に沿うようにして広がるように、手を塵埃収容器20内に挿入して行うとよい。
なお、この時点では、蓋部材12が内面12bを上に向けて開いているので、突出部30は蓋部材12の内面12bに載置された状態(没した状態)にある。
その後、ケース部材11を例えば図示しない一方の手で押さえつつ、開いている蓋部材12を図示しない他方の手で把持して、蓋部材12を閉じる操作を行う。そうすると、図10に示すように、閉じる方向に回動された蓋部材12がケース部材11に対して起き上がり、その回動途中において、ケース部材11に対して蓋部材12が略垂直となる状態からさらに閉じる方向に回動されると(塵埃収容器20の開口に対応する蓋部材12の内面12bが特許請求の範囲にいう重力作用方向に向くように回動されると)、蓋部材12の内面12bに載置されていた突出部30が自重により支軸31a(図6参照)を中心として回動し始め、内面12bから垂れ下がり始める(塵埃収容器20の内側に向かって突出部30が突き出され始める)。
その後、蓋部材12をケース部材11に向けてさらに回動すると、蓋部材12の内面12bから垂れ下がった突出部30が、回動により塵埃収容器20内に向けてさらに突出した状態となり、これが塵埃収容器20内に挿入される。そして、蓋部材12をさらに回動すると、塵埃収容器20の内面に沿わせて配置されたティッシュペーパーTに突出部30の連結部32等が当接し、蓋部材12の回動に伴って、ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に向けて押し付けられる。これにより、塵埃収容器20の内面にティッシュペーパーTが近付けられて配置される。
その後、図11に示すように、蓋部材12がケース部材11に閉じられると、ケース部材11の開口部11bにおいてティッシュペーパーTが蓋部材12とケース部材11との間に挟持され、塵埃収容器20の内面に沿うようにティッシュペーパーTが配置されつつ集塵ケース10にティッシュペーパーTが保持される。
その後、把持部16を把持して、図12に示すように、集塵ケース10を起こすと(特許請求の範囲にいう第2の方向(蓋部材12が側面になる方向)に集塵ケース10を起こすと(塵埃収容器20の開口に対応する蓋部材12の内面12bが特許請求の範囲にいう前記重力作用方向とは異なる方向に向くように回動されると))、塵埃収容器20内に突出していた突出部30が、塵埃収容器20の内面に沿うようにして自重で蓋部材12に向けて回動し、その回動軌跡に沿って側部31,31や連結部32がティッシュペーパーTに接触する。これによって、ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に沿うように整えられる。
したがって、平坦なティッシュペーパーTを塵埃収容器20の内面に好適に沿わせて配置することができる。したがって、ティッシュペーパーTを塵埃収容器20内に好適に押し込むことができ、塵埃吸引時にティッシュペーパーTが破けるのを防ぐことができる。
そして、このようにティッシュペーパーTが配置された集塵ケース10を掃除機本体2の収容室2bに挿入して蓋体2aを閉じる。
ここで、突出部30は、収容室2bに集塵ケース10が収容された状態で、蓋部材12に没しており(図4参照)、また、没した位置が、流入口(吸込口)12aの下流側開口位置(逆止弁12fが設けられる位置)よりも上流側にあるので、流入口12aを通じて吸い込まれる空気の流れに影響を受けることもない。
その後、電気掃除機1を運転して清掃を行えば、塵埃収容器20内に吸引された塵埃は、塵埃収容器20に配置したティッシュペーパーTおよびその上流側に、大部分が堆積する。この場合、塵埃収容器20に吸引された塵埃は、空気流により圧縮された固まりとなり易いので、塵埃収容器20の上流域で、ティッシュペーパーTに包まれた状態となる。
したがって、蓋部材12を開いて塵埃を排出する際にも、ほとんどの塵埃は、ティッシュペーパーTに包まれた固まり状の状態となって排出されることとなる。
なお、図4に示すように、塵埃収容器20のフィルタ20aを通過した微細な塵埃は、ケース部材11の後部のフィルタ部材15の上流側に付着する。付着した微細な塵埃は掃除機の運転が終了すると落下してケース部材11内に堆積する。下部に堆積した微細な塵埃は、基部26とケース部材11との間に形成された通路を通って塵埃収容器20の前面側から排出可能である。
以下に本実施形態の作用効果について説明する。
(1)本実施形態によれば、蓋部材12の内側に突出部30を突出させることで、塵埃収容器20の内面に沿うようにティッシュペーパーTを配置することができる。したがって、塵埃を捨て易く、衛生的で使い勝手がよい電気掃除機1が得られる。また、ティッシュペーパーTを集塵ケース10に対して簡単にしかも好適に配置できる電気掃除機1が得られる。
(2)ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に沿って好適に配置されるので、塵埃収容器20に吸引された塵埃は、空気流により圧縮された固まりとなり易く、塵埃収容器20から排出する際も固まり状となって排出されるので、塵埃収容器20のメッシュ状のフィルタ20aには、塵埃の付着や絡み付きが少なくなり、目詰まりが生じにくい。このため、塵埃収容器20に溜った塵埃を捨てるだけで、フィルタ20aの除塵の手間を省くことができる。
(3)塵埃収容器20内で圧縮されて固まりとなった繊維塵により、塵埃収容器20に流入した粉塵などの微細な塵埃の一部も捕集され、繊維塵が微細な粉塵を包んでいるので、塵埃収容器20に溜った塵埃を捨てる際に、細塵の舞い上がりが生じず衛生的である。
(4)フィルタ20aの目詰まりが生じにくいので、電気掃除機1を運転した際の風量の低下を抑えることができ、吸引力の低下を抑えることができるので、被清掃面の塵埃を吸引する能力の低下を抑えることができる。
(5)突出部30は、蓋部材12を開閉する操作に連動して出没するので、塵埃収容器20に溜った塵埃を捨てる際の一連の操作の中で、突出部30を出没させることができ、ティッシュペーパーTを塵埃収容器20内に簡単に配置することができる。
(6)突出部30は、蓋部材12を開いてティッシュペーパーTを配置した後に蓋部材12を閉じる操作で塵埃収容器20内に向けて突出するので、閉じる操作とともに、突出部30でティッシュペーパーTを塵埃収容器20の内面に向けて押し付けることができ、塵埃収容器20の内面に沿うように配置することができる。
また、蓋部材12を閉じて集塵ケース10を掃除機本体2に装着する操作で蓋部材12側に突出部30が自動的に没するので、突出部30をいちいち蓋部材12側に戻す操作が不要となり、衛生的で使い勝手がよい電気掃除機1が得られる。
(7)突出部30は、重力を利用してその自重により出没する構成であるので、複雑な機構を必要とせずに、ティッシュペーパーTを塵埃収容器20内に好適に配置することができる。しかも、蓋部材12を閉じる操作で突出部30が塵埃収容器20内に突出し、集塵ケース10を掃除機本体2の収容室2bに収容するために手に把持する操作(集塵ケース10を起こす操作)によって、蓋部材12側に突出部30が没するので、塵埃収容器20に溜った塵埃を捨てる際の一連の操作の中で、特別な操作を必要とせずに簡単にティッシュペーパーTを塵埃収容器20の内面に沿うように配置することができる。
(8)清掃時には、突出部30が蓋部材12の内側に没しており、また、没した位置が、流入口(吸込口)12aの下流側開口位置(逆止弁12fが設けられる位置)よりも上流側にあるので、流入口12aを通じて吸い込まれる空気の流れに影響を受けることがなく、突出部30に塵埃がからまる等の不具合も生じない。したがって、衛生的で使い勝手がよい電気掃除機1が得られる。
(第2実施形態)
次に、図13から図16を参照して第2実施形態の電気掃除機1について説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、突出部30が蓋部材12に没する方向に付勢されている点である。
突出部30は、これを支持する軸受部12c,12c(一方のみ図示)が、流入口12aの左右両側部において蓋部材12の下部側となる領域に形成されている(図13参照)。
突出部30は、図14(a)(b)に示すように、支軸31a,31a(一方のみ図示)に、ばね等の付勢部材33を介して支持されており、付勢部材33によって蓋部材12に没する方向に付勢されている(図14(a)で示す状態)。
側部31’,31’(一方のみ図示)の基端部には、突部34が形成されており、図14(b)に示すように、この突部34は、突出部30が蓋部材12の内面12b上に略垂直状態に回動されて立ち上げられた状態で、内面12bに設けられた係止突部12jを乗り越えて、付勢部材33の付勢力に抗するように係止される。つまり、この係止によって突出部30は、蓋部材12の内面12b上に略垂直状態に突出した状態を維持するようになっている。なお、突出部30は、この係止が解除される方向、つまり係止時と逆方向に回動する方向の外力を受けたときに、突部34が係止突部12jを乗り越えて係止状態が解除され、付勢部材33の付勢力により蓋部材12の内面12bに没する方向に回動するようになっている。
次に、塵埃収容器20に捕集した塵埃を捨て、その後、塵埃収容器20を掃除機本体2の収容室2bに収容する際の作用について説明する。
塵埃排出後、図13に示すように、蓋部材12を開いたままの状態で、ケース部材11の開口部11bが上に向くようにして、集塵ケース10を床面GL等に載置する。そして、塵埃収容器20の内側にティッシュペーパーTを装着する。
ティッシュペーパーTを装着する際には、ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に沿うようにして広がるように、手を塵埃収容器20内に挿入して行うとよい。
その後、図14(a)に示すように、付勢部材33の付勢力によって蓋部材12の内面12bに没した状態にある突出部30を、指で摘まんで蓋部材12上に引き起こす。そうすると、突出部30の突部34が、図14(b)に示すように、蓋部材12の内面12bの係止突部12jを乗り越えて、突出部30は略垂直に立ち上げられた状態で係止される。
その後、ケース部材11を例えば一方の手で押さえつつ、開いている蓋部材12を他方の手で把持して、蓋部材12を閉じる操作を行う。そうすると、図15に示すように、蓋部材12に立ち上げられた突出部30が回動とともに塵埃収容器20内に挿入され、塵埃収容器20の内面に沿わせて配置されたティッシュペーパーTに突出部30の連結部32’等が当接する。これにより、蓋部材12の回動に伴って、ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に向けて押し付けられる。したがって、塵埃収容器20の内面にティッシュペーパーTが近付けられて配置される。
このとき、蓋部材12を閉じる動作で、蓋部材12が塵埃収容器20を押し、集塵ケース10内に塵埃収容器20が押し込まれる。そして、さらに蓋部材12を閉じると、突出部30が塵埃収容器20の内面にさらに接近し、ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に沿うように近付けられる。
その後、図16に示すように、蓋部材12がケース部材11に閉じられると、ケース部材11の開口部11bにおいてティッシュペーパーTが蓋部材12とケース部材11との間に挟持され、塵埃収容器20の内面に沿うようにティッシュペーパーTが配置されつつ集塵ケース10にティッシュペーパーTが保持される。
また、これと並行して、突出部30の連結部32’が塵埃収容器20の内面にティッシュペーパーTを介して当接し、蓋部材12がケース部材11に閉じられる状態となったときに(閉じられる前の段階でも可能)、突出部30に対して、係止が解除される方向の外力が作用する。これにより、突部34が係止突部12jを乗り越えて係止状態が解除され、付勢部材33の付勢力により蓋部材12の内面12bに突出部30が没する。
この回動により、突出部30の回動軌跡に沿って側部31’,31’や連結部32’がティッシュペーパーTに接触する。これによって、ティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に沿うように整えられる。
したがって、平坦なティッシュペーパーTを塵埃収容器20の内面に好適に沿わせて配置することができる。したがって、ティッシュペーパーTを塵埃収容器20内に好適に押し込むことができ、塵埃吸引時にティッシュペーパーTが破けるのを防ぐことができる。
なお、突出部30は前記実施形態と同様に、没した位置が、流入口(吸込口)12aの下流側開口位置(逆止弁12fが設けられる位置)よりも上流側に位置するので、流入口12aを通じて吸い込まれる空気の流れに影響を受けることもない。
本実施形態の電気掃除機1では、突部34と係止突部12jとの係止により、突出部30を突出させて塵埃収容器20の内面に沿うようにティッシュペーパーTを配置することができ、付勢部材33を利用して突出部30を蓋部材12に没することができる。したがって、突出部30を自重で回動させるときのような重力との関係を考慮する必要がなくなり、使い勝手が向上された電気掃除機1が得られる。
なお、前記第1実施形態において、突出部30の連結部32は、側部31,31よりも分厚く形成して重量を有するように形成してもよい。このようにすることで、重量を有する分、蓋部材12の開閉に連動して好適に突出部30を回動させることができる。
また、前記第1実施形態において、連結部32の中央部を回転楕円状に膨出させてもよい。
また、前記第1,第2実施形態において、連結部32(32’)等に回動方向に回転可能な回転体を設け、突出部30が回動する際にこの回転体によって、塵埃収容器20内に配置したティッシュペーパーTが塵埃収容器20の内面に向けて押され付けられるように構成してもよい。
前記第1,第2実施形態において、側部31,31(31’,31’)や連結部32(32’)を幅広に形成して、塵埃収容器20の内面に対向する面積が、棒状に形成された突出部30に比べて広くなるように形成してもよい。また、連結部32(32’)のみを幅広に形成してもよい。また、連結部32(32’)の中央部や側部31,31(31’,31’)と連結部32(32’)との間のアール状部分のみを幅広に形成してもよい。
また、前記第1,第2実施形態において、塵埃収容器20の内面に沿うように、斜め下方へ向けて垂れ下がる(突出する)ように構成してもよい。
また、前記各実施形態では、集塵ケース10に塵埃収容器20を収容した構成としたが、塵埃収容器20はなくてもよく、集塵ケース10内にティッシュペーパーTが直接配置される構成であってもよい。
なお、使い捨て式の集塵濾紙としてティッシュペーパーTを示したがこれに限られることはなく各種の濾紙を好適に用いることができる。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
10 集塵ケース
11c 規制部
12 蓋部材
12b 内面
20 塵埃収容器
30 突出部
31 側部
31a 支軸
32 連結部
33 付勢部材
34 突部
T ティッシュペーパー

Claims (10)

  1. 掃除機本体に着脱自在に設けられ、塵埃を捕集する集塵ケースを有する電気掃除機において、
    前記集塵ケースの開口部を開閉する蓋部材を備え、
    前記蓋部材には、前記集塵ケースの内側に使い捨て式の集塵濾紙を配置するための機構部が設けられていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 掃除機本体に着脱自在に設けられた集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた塵埃収容器と、を有する電気掃除機において、
    前記集塵ケースの開口部を開閉する蓋部材と、
    前記蓋部材から前記塵埃収容器内に出没可能に設けられ、前記塵埃収容器の内側に突出することにより、使い捨て式の集塵濾紙を当該塵埃収容器内に配置する突出部と、を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 前記突出部は、前記蓋部材を開閉する操作に連動して出没することを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記突出部は、
    前記蓋部材を開いて前記集塵濾紙を配置した後に前記蓋部材を閉じる操作で前記塵埃収容器内に向けて突出し、
    前記蓋部材を閉じて前記集塵ケースを前記掃除機本体に装着する操作で前記蓋部材側に没することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記突出部は、重力を利用して出没することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記突出部は、前記蓋部材に没する方向に付勢されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 前記突出部は、前記塵埃収容器内に出没する際に前記塵埃収容器の内面に沿うように移動することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  8. 掃除機本体に着脱自在に設けられた集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた一部が開口した立体的形状のフィルタと、を有する電気掃除機において、
    前記集塵ケースの載置方向に応じて、前記立体的形状のフィルタの開口から当該立体的形状のフィルタの内側に向かって突き出し/引っ込み可能な部材を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  9. 前記突き出し/引っ込み可能な部材は、前記集塵ケースの載置方向が第1の方向である場合に、前記立体的形状のフィルタの開口から当該立体的形状のフィルタの内側に向かって突き出し、前記集塵ケースの載置方向が第1の方向とは異なる第2の方向である場合に、前記立体的形状のフィルタの内側から当該立体的形状のフィルタの開口側へ向かって引っ込むことを特徴とする請求項8に記載の電気掃除機。
  10. 前記突き出し/引っ込み可能な部材は、前記立体的形状のフィルタの開口に対応する面が重力作用方向に向いた場合に、前記立体的形状のフィルタの開口から当該立体的形状のフィルタの内側に向かって突き出し、前記立体的形状のフィルタの開口に対応する面が前記重力作用方向とは異なる方向に向いた場合に、前記立体的形状のフィルタの内側から当該立体的形状のフィルタの開口側へ向かって引っ込むことを特徴とする請求項8に記載の電気掃除機。
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