JP5002666B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、集塵ケースに集塵された塵埃の排出および集塵ケースの清掃が容易な電気掃除機に関するものである。
従来、集塵ケースに集塵された塵埃の排出を容易にした電気掃除機として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された電気掃除機では、掃除機の本体ケースに着脱自在な集塵ケースを備え、集塵ケースの下流側には、塵埃の濾過を目的としたフィルタ部を備えた皿状の貯留部が設けられている。
また、集塵ケース内に塵埃収容器が設けられたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載された電気掃除機では、集塵ケースの下流側に塵埃の濾過を目的としたフィルタ部を備え、その上流側に塵埃収容器が配置されている。
この電気掃除機では、塵埃収容器に集塵された塵埃が一杯になったら、本体ケースから集塵ケースを外し、前蓋部を開けることで塵埃収容器に溜まった塵埃を捨てるようになっている。
特開2008−194085号公報 特開2007−244477号公報
ところで、集塵ケース内に集塵された塵埃を捨てる際には、極力、塵埃に触れることなく捨てることが衛生上望ましい。
特許文献1に記載の発明では、捕集した塵埃を溜める貯留部を皿状に形成することで、塵埃を捨てようとして貯留部を開いた際に貯留部を水平にしなくとも、塵埃を不意にこぼすことなく捨てることができるという提案がなされている。しかしながら、捕集された塵埃は貯留部の平面状の底部に圧縮されるために、塵埃を捨てる際には外側へ拡がり易く埃が舞い易いため塵埃を捨て難いという問題があった。
また、特許文献1に記載の発明では、ティッシュペーパー等の使い捨て式の集塵濾紙を貯留部に用いることで塵埃を容易に捨てる提案がなされており、集塵ケースの内部にティッシュペーパーを貯留部の形状に沿うように押し付けるような区画リブを設けて、ティッシュペーパーが取り付けられるようになっている。しかしながら、区画リブは捕集した塵埃を挟み込むように形成されており、捨てる際に塵埃が引っ掛かって落ちにくいという問題があった。
特許文献2に記載の発明では、塵埃を捨てる際に塵埃収容器が集塵ケースから突出し、塵埃収容器が上下または左右に拡がるように開放することで塵埃を容易に排出する提案がなされている。しかしながら、奥行きのある塵埃収容器が上下または左右に拡がる構成であるため、塵埃を捨てる際の塵埃収容器の開きには限界があり、塵埃収容器の奥部分に塵埃が付着して残るおそれがあった。また、奥行きのある塵埃収容器内に付着した塵埃を清掃する際の使い勝手を向上させたいという要望もあった。
また、特許文献2に記載の発明では、塵埃を捕集する捕集手段としての塵埃収容器の上流側に、ティッシュペーパー等の使い捨て式の集塵濾紙を用いて塵埃収容器の汚れを軽減する提案がなされている。しかしながら、奥行きのある塵埃収容器内の壁面に沿ってティッシュペーパー等を取り付けるのが難しく、ティッシュペーパー等を取り付ける際に塵埃収容器の壁面との間に空間が形成されると塵埃吸引時にティッシュペーパー等が破けてしまうおそれもあった。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、塵埃を捨て易く、使い勝手のよい電気掃除機を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、塵埃を捨て易く、使い捨て式の集塵濾紙を、塵埃を捕集する捕集手段に対して好適に配置できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた塵埃収容器とを有する電気掃除機において、前記塵埃収容器は、複数の側壁部を有して構成され、前記側壁部のうちの少なくとも1つの側壁部が、隣接する他の側壁部の辺部を支点として開閉自在であり、前記塵埃収容器は、前記集塵ケースの開口部から突出可能に設けられるとともに、前記集塵ケースから突出した際に、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して開き、前記集塵ケースに収め戻されることで、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して閉じるようになっており、前記支点は、前記塵埃収容器が前記集塵ケースから突出した状態で、前記集塵ケースの外部に位置していることを特徴とする。
また、本発明は、集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた塵埃収容器とを有する電気掃除機において、前記塵埃収容器は、複数の側壁部を有して構成され、前記側壁部のうちの少なくとも1つの側壁部が、隣接する他の側壁部の辺部を支点として開閉自在であり、前記塵埃収容器は、前記集塵ケースの開口部から突出可能に設けられるとともに、前記集塵ケースから突出した際に、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して開き、前記集塵ケースに収め戻されることで、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して閉じるようになっており、前記支点は、前記塵埃収容器が前記集塵ケースから突出した状態で、前記集塵ケースの外部に位置しており、前記集塵ケースは、前記塵埃収容器が前記集塵ケースに収め戻された状態において、上下方向に薄い平板形状を有し、前記塵埃収容器の前記側壁部の近傍でかつ前記側壁部に沿う方向に突出する突出手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、塵埃を捨て易く、使い勝手のよい電気掃除機が得られる。
また、本発明によれば、塵埃を捨て易く、使い捨て式の集塵濾紙を集塵収容器内に好適に配置できる電気掃除機が得られる。
本実施形態の電気掃除機を示す外観斜視図である。 電気掃除機本体に集塵ケースを収容する際の様子を示した斜視図である。 集塵ケースを示した外観斜視図である。 集塵ケースの断面図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した斜視図である。 開いた状態の塵埃収容器を示した斜視図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した断面図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースを示した正面図である。 フィルタ部材を開いた状態の集塵ケースを背面側から見た斜視図である。 蓋部材を開いた状態の集塵ケースの底部分の様子を示した拡大断面図である。 (a)(b)は集塵ケースに対する塵埃収容器の係脱を示す断面図である。 塵埃収容器の他の例を示す外観斜視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2と、ホース3と、手元操作SW等が設けられた操作管4と、継手管(管)としての延長管5と、第1、第2の吸込具6、7とを備えて構成されている。第1の吸込具7の根元部に第2の吸込具6の先端部が接続され、第2の吸込具6の根元部に延長管5の先端部が接続され、延長管5の根元部に操作管4の先端部が接続され、操作管4の根元部にホース3が接続され、ホース3の根元部が掃除機本体2に前端部に接続される。なお、第2の吸込具6は、延長管5と操作管4との間に接続されてもよく、なくてもよい。
掃除機本体2の内部には、吸引力を発生させる図示しない電動送風機や、この電動送風機の吸引力で吸引した塵埃を捕集する集塵ケース10(図2参照)等が内蔵されており、操作管4に設けられた手元操作SWの操作等によって電動送風機の運転の強弱等が切り替えられるようになっている。
なお、以下の説明で各部の方向を言うときには、図2に示す方向を基準とする。
図2に示すように、掃除機本体2の上面には、開閉自在な蓋体2aが設けられており、蓋体2aを開くことにより、集塵ケース10が収容される収容室2bが露出するようになっている。集塵ケース10は、この収容室2bに対して着脱自在に設けられており、清掃終了後等に定期的に収容室2bから取り出される。そして、集塵ケース10の内部に捕集された塵埃がごみ箱等に捨てられる。収容室2bは、掃除機本体2の内部の前側に形成され、電動送風機は、掃除機本体2の内部の後側に配置される。
なお、蓋体2aは、集塵ケース10の出し入れ時に開かれ、掃除運転中は、閉じられている。収容室2bに対する集塵ケース10の着脱方向は、略上下方向である。
集塵ケース10は、図3に示すように、筒状のケース部材11と、このケース部材11の前部に回動可能に設けられた蓋部材12とを備え、ケース部材11の内部に、空気と塵埃とを分離する第1のフィルタとして機能する塵埃収容器20(図4参照)を備えている。また、ケース部材11の後部にフィルタ部材15(図4参照)が設けられている。ケース部材11の前部開口(開口部11b)は、蓋部材12によって閉塞され、ケース部材11の後部開口は、フィルタ部材15によって閉塞される。
蓋部材12は、図5に示すように、ケース部材11の前端下部に設けられたヒンジ部11a周りに回動可能に設けられており、ケース部材11の上面前部に設けられた蓋開き解除用の操作ボタン13(図3参照)を操作することによって、前方へ倒れるようにして回動し、ケース部材11の開口部11bを開くようになっている。そして、蓋部材12が開かれた状態で、開口部11bを通じて、塵埃収容器20が突出するようになっている。なお、開口部11bから塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の後部側は、集塵ケース10内に位置している。ただし、開口部11bから塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の後部側も、集塵ケース10外に位置していてもよい。つまり、開口部11bから塵埃収容器20が突出した状態で、塵埃収容器20の全体が集塵ケース10外に位置していてもよい。また、蓋部材12は、ケース部材11の前端下部に設けられたヒンジ部11a周りに回動可能に設けられる代わりに、ケース部材11の前端上部に設けられたヒンジ部周りに回動可能に設けられてもよい。
蓋部材12の中央部には、円形の流入口(吸込口)12a(図3参照)が開口形成されている。この流入口12aは、ホース3に連通しており、この流入口12aを通じて、塵埃を含む空気が集塵ケース10内に流れ込むようになっている。
操作ボタン13は、図3に示すように、略中央部において左右に突設された図示しない支軸部を支点として揺動可能に設けられており、後端に設けられた押圧操作部13aを指で押すことにより、前端側に設けられた図示しないフック部が蓋部材12の前面上端に設けられた図示しない溝部から外れて、蓋部材12が開くようになっている。
このような操作ボタン13の前端上面には、凸条の係合リブ13bが設けられている。この係合リブ13bは、蓋部材12に回動自在に設けられたシャッター体14の枠部14aに係合可能である。
シャッター体14は、蓋部材12の流入口12aを開閉する部材であり、掃除機本体2(図2参照、以下同じ)に集塵ケース10が収容された状態では、突出部14bが押圧されることにより枠部14aが操作ボタン13の前端上方に位置するように構成されている。これによって、集塵ケース10を掃除機本体2から取り出す際に把持部16を把持する手で誤って押圧操作部13aが押圧操作されても、操作ボタン13の揺動が規制され、前記したフック部と溝部との係合が維持される。したがって、集塵ケース10を掃除機本体2から取り出す際に不意に蓋部材12が開くことが防止されている。ただし、シャッター体14は、必須の構成ではない。また、塵埃収容器20に堆積した塵埃が、流入口12aからこぼれ落ちないように、流入口12aの開口を閉塞する逆止弁を設けてもよい。逆止弁は、ゴムなどの弾性材料からなるのが好ましい。逆止弁は、扇状の3枚の弁と円筒状の筒部からなり、各弁の円弧部分が筒部の内面に揺動自在に支持される。流入口12aから空気が流入していない状態では、逆止弁が流入口12aの開口を閉じた状態にあり、流入口12aから空気が流入する状態では、風圧によって逆止弁が弾性力に逆らって下流側つまり集塵ケース10の内部側へ弾性変形する。これによって、流入口12aから空気が流入する状態では、流入口12aが開かれる。
また、蓋部材12の内側(集塵ケース10の内部側)には、図4,図5,図8に示すように、塵埃収容器20に向けて突出する2つの突出部12b,12bが設けられている。突出部12b,12bは、蓋部材12が閉じられた状態で、上方方向に薄く、左右方向および前後方向に広い平板状を呈しており、図5に示すように、蓋部材12の内側面における流入口12aの左右側方部位から蓋部材12の内側面に対して略垂直に突設されている。よって、突出部12b,12bは、略前後方向つまり略水平方向に突設されている。突出部12b,12bは、平板状の代わりに、棒状であってもよい。突出部12b,12bは、蓋部材12の内側面から遠ざかるにつれて(先端部12c,12cに向かうにつれて)、細くなる形状であってもよい。また、突出部12b,12bは、蓋部材12の内側面から遠ざかるにつれて(先端部12c,12cに向かうにつれて)、左右方向に幅広となる形状であってもよい。
このような突出部12b,12bは、図4に示すように、蓋部材12をケース部材11に閉じた状態で、塵埃収容器20の下側壁部21の上方近傍位置で下側壁部21の内側(内側面)に沿うようにして配置されるようになっている。なお、突出部12b,12bの先端部12c,12cは、やや上方へ向けて折曲されており、下側壁部21に沿う形状とされている。各突出部12b,12bは、図8に示すように、中央部よりも、左側壁部23あるいは右側壁部24の近傍に配置されるのが好ましい。2つの突出部12b,12bの間隔が、先端部12c,12cに向かうに従って拡がるように、各突出部12b,12bの形状および方向を形成してもよい。突出部12b,12bの先端部12c,12cは、下側壁部21または後側壁部22に接触してもよいし、非接触でもよい。下側壁部21は、蓋部材12の内側面に対して垂直方向に形成されているのではなく、後側壁部22に近くなるに従って上側に位置するように、蓋部材12の内側面に対して斜め上方向に形成されている。よって、突出部12b,12bが下側壁部21に沿う方向とは平行ではなく、やや斜めの方向である。
本実施形態では、蓋部材12が開閉するときの回動方向と塵埃収容器20がケース部材11に対して出没するときの回動方向とが略同一となるように、ヒンジ部11aの支軸と塵埃収容器20の支軸21a(回動支点)とを同一方向で近接配置してある。これによって、蓋部材12の閉動作に伴って、突出部12b,12bが塵埃収容器20内にスムーズに挿入されるようになっている。突出部12b,12bの作用については後記する。
塵埃収容器20(集塵かご)は、図4に示すように、ケース部材11内に配置され、大きめの粗塵を捕集するメッシュ状のフィルタ20aを各面に有している。塵埃収容器20の形状は、枠体(支骨)によって形成される。塵埃収容器20の開口面以外の底面(後側壁部22)、上下左右面に、金属やナイロンなどで構成されたフィルタ20aが被覆または貼着されているのが好ましい。 塵埃収容器20は、前側が開口し奥側が閉じられる容器状を呈しており(空気の流れ方向の上流側が開口し、下流側が閉じられた形状を呈しており)、蓋部材12の流入口12a側に開口が向けられて、流入口12aから流入してくる塵埃を捕集するようになっている。塵埃収容器20は、図6に示すように、流入口12a(図4参照)が形成された側とは反対側へ凹んだ立体的形状を有し、側壁部として、下側壁部21と、後側壁部22と、左側壁部23と、右側壁部24と、上側壁部25とを備えている。塵埃収容器20の形状は、一つの面が開口したかご形状,立体的形状,箱形状または容器形状であってもよいし、ちりとり形状であってもよい。塵埃収容器20の断面形状は、略四角形状であってもよいし、略円形状であってもよいし、略三角形状であってもよい。塵埃収容器20の断面形状は、開口面から底面へ向かって、小さくなるのが好ましい。本実施形態では、これらの側壁部のうち、上側壁部25が、隣接する後側壁部22の上辺部を支点として回動自在に設けられており、ケース部材11の開口部11bから塵埃収容器20が突出した状態で、上方向に向けて上側壁部25が開くように構成されている(図5参照)。また、相対的に下側壁部21、後側壁部22、左側壁部23および右側壁部24が、下方向に向けて開くように構成されている。上側壁部25の回動支点に、後側壁部22に対して上側壁部25が開く方向に付勢するばね部材を設けてもよい。
なお、塵埃収容器20は、集塵ケース10に収め戻されることで、下方向に向けて上側壁部25が閉じるように構成されている。
なお、上側壁部25は、図4に示すように、塵埃収容器20において、回動支点(支軸21a)が設けられる側と対向する側に位置している。
そして、塵埃収容器20は、ケース部材11の底面に装着される基部26(図6参照)を有しており、この基部26と下側壁部21との間に装着されたばね部材30(図7参照、以下同じ)を介して基部26に回動可能に支持されている。ばね部材30は、塵埃収容器20をケース部材11の開口部11bに向けて押し出す方向に付勢する。ただし、ばね部材30は必須の構成ではない。ばね部材30がない場合は、重力によって塵埃収容器20がケース部材11から突出することとなる。
なお、下側壁部21は、図6に示すように、下側壁部21の左右下部に設けられた支軸21a,21aが基部26の左右側部26a,26aに設けられた支持孔26b,26b(一方のみ図示)に軸支されることで、基部26に対して回動自在に設けられている。
このような塵埃収容器20は、基部26と一体的にケース部材11から取り外すことができる。したがって、簡単に清掃することができる。また、塵埃収容器20を水洗いしたい場合も、ケース部材11から取り外した状態で簡単に水洗いが可能で、乾燥する時間も比較的短時間で済む。
下側壁部21、後側壁部22、左側壁部23および右側壁部24は、図6に示すように、一体的に連結されて塵埃収容器20の一部を構成しており、これらが連結されることによって前面側および上面側(上側壁部25が設けられる側)の2面が開口された収容器を構成している。
上側壁部25における後辺部25cの左右側部には、それぞれの側方へ向けて支軸25b,25bが突設されている。一方、隣接する後側壁部22の左右上端部には、受け部22b,22bが立設されており、この受け部22b,22bに支軸25b,25bが支持されて、後側壁部22の上辺部周りに上側壁部25が回動自在に設けられている。
図4に示すように、上側壁部25の後辺部25cには、斜め後方へ向けて板状の規制ストッパ25aが突設されている。この規制ストッパ25aは、ケース部材11の上部内壁に設けられた規制部11dに当接するようになっている。つまり、塵埃収容器20がケース部材11の開口部11bに向けて押し出されるときの、規制ストッパ25aの回動軌跡に規制部11dが位置している。
これによって、塵埃収容器20がばね部材30の付勢力によって突き出される方向に回動すると、図7に示すように、規制ストッパ25aが規制部11dに当接して回動が規制され、最終的には、上側壁部25が隣接する後側壁部22の上辺部を支点として(上側壁部25の後辺部25cを支点として)、上方向に開く状態となりつつ回動が規制される。つまり、塵埃収容器20は、塵埃を捕集するときの空気の流れの方向とは逆の方向に回動されて(突き出されて)開かれるようになっており、これによって、塵埃収容器20内に捕集された塵埃をごみ箱等に容易に捨てることができるようになっている。
なお、塵埃収容器20は、ばね部材30の付勢力によって突き出される際に、蓋部材12を内側から押圧して押し開けるようになっている。つまり、操作ボタン13を押圧操作するというひとつの操作で、蓋部材12を開くことと塵埃収容器20の突き出しとを並行して行うことができる。ばね部材30の付勢力によって、例えば、塵埃収容器20が水平方向に保持された状態でも、操作ボタン13を押圧操作するというひとつの操作で、蓋部材12を開くことができる。
図9に示すように、ケース部材11の後部に設けられたフィルタ部材15は、例えば、波形のプリーツ加工されたフィルタ15bを備えており、ケース部材11の下部に設けられたヒンジ15aによりケース部材11に対して開閉自在に設けられている。通常、フィルタ部材15は、ケース部材11の上部に設けられた係止部17のフック17aによって閉状態に係止されている。
このフィルタ部材15は、塵埃収容器20を通過した細かな微細塵を濾過捕集する第2のフィルタとして機能するようになっている。よって、塵埃収容器20のフィルタ20aの目開きは、フィルタ部材15のフィルタ15bの目開きよりも粗い(大きい)。
次に、塵埃収容器20に捕集した塵埃を捨てる際の作用について説明する。
塵埃をごみ箱等に捨てる際に、操作ボタン13の押圧操作部13aを押圧操作すると、図示しないフック部が蓋部材12の溝部から外れ、蓋部材12が開かれる。このとき、蓋部材12は、ばね部材30により付勢された塵埃収容器20によって前方へ押圧され、ヒンジ部11aを中心として回動して開く(図5参照)。これとともに、ばね部材30によって前方へ突き出された塵埃収容器20は、図7に示すように、規制ストッパ25aが規制部11dに当接して回動が規制されるとともに、上側壁部25がその後辺部25cを支点として上方向に開かれる。これとともに、上側壁部25を除く各側壁部が一体となって下方向に開かれる。これによって、塵埃収容器20の内側に捕集された塵埃が前方に放り出され、塵埃が排出される。
ここで、一般的に、例えば綿ゴミ等の軽くてフワフワした繊維塵は、塵埃収容器20を通過する空気流により、圧縮された固まりとなり易い。また、塵埃収容器20内で圧縮されて固まりとなった繊維塵により、塵埃収容器20に流入した微細な塵埃の一部も捕集される。これらの、圧縮された塵埃の固まりは、電気掃除機1の運転を停止すると空気流による圧縮力が無くなるため、拡がり易く、塵埃の固まりの体積が大きくなり易い。
本実施形態の塵埃収容器20では、後側から塵埃廃棄口となる前側開口に向かって拡がる形状を呈しており、しかも、溜まった塵埃を捨てる際に上側壁部25が塵埃廃棄口を拡げるように開放するので、塵埃収容器20に収容して圧縮された塵埃の固まりが拡がった場合でも、塵埃廃棄口から容易に排出することができる。
また、蓋部材12の内側には、塵埃収容器20に向けて突出する突出部12b,12bが設けられているので、蓋部材12を閉じた際に、塵埃収容器20の下側壁部21に沿って重なるように位置し、塵埃を捨てる際の蓋部材12が開く動きに追従して、突出部12b,12bが塵埃を塵埃収容器20内からかき出すように作用する。これによって、さらに塵埃を容易に排出することができる。
ここで、このような塵埃収容器20の内側にティッシュペーパー等の使い捨て式の集塵濾紙を配置したときの作用について説明する。
ティッシュペーパーT等(図4にのみ図示、以下同じ)は、集塵ケース10を掃除機本体2に取り付ける前に、蓋部材12を開けた状態で塵埃収容器20内に装着する。なお、ティッシュペーパーTは、使い捨て式の集塵濾紙に相当し、例えば、コンビニエンスストア等で日用品として販売されているものでよい。
蓋部材12が開いた状態では、塵埃収容器20が開口部11bから突出して、上側壁部25が上方向に開いているとともに、上側壁部25以外の側壁部が一体的に下方向に開くようになっているので、側壁部が開かない構成のものに比べて開口が広くなり、平坦なティッシュペーパーT等を塵埃収容器20の内面に沿わせて配置することができる。
また、蓋部材12を閉じる際に、蓋部材12に設けられた突出部12b,12bが、塵埃収容器20の下側壁部21に沿うようにして塵埃収容器20内に挿入される。これによって、ティッシュペーパーT等は、突出部12b,12bと下側壁部21との間に挟まれるようにして押し込まれ、かつ、下側壁部21に沿うようにして整えられる。したがって、平坦なティッシュペーパーT等を塵埃収容器20の内面に好適に沿わせて配置することができる。したがって、ティッシュペーパーT等を塵埃収容器20内に好適に押し込むことができ、塵埃吸引時にティッシュペーパーT等が破けるのを防ぐことができる。
また、蓋部材12を閉じる操作を行うことにより、突出部12b,12bが塵埃収容器20の下側壁部21を押圧して塵埃収容器20がケース部材11内に没する方向に回動することとなるので、蓋部材12を閉じる操作を行えば、ティッシュペーパーT等の好適な配置とともに、塵埃収容器20の収容を並行して行うことができる。
このようにした後、ケース部材11を掃除機本体2に取り付け、電気掃除機1を運転して清掃を行えば、塵埃収容器20内に吸引された塵埃は、塵埃収容器20の上流に配置したティッシュペーパーT等およびその上流側に、大部分が堆積する。
この場合においても、塵埃収容器20に吸引された塵埃は、空気流により圧縮された固まりとなり易いので、塵埃収容器20の上流で、しかも塵埃収容器20の凹部に配したティッシュペーパーT等に包まれた状態となる。
したがって、蓋部材12を開いて塵埃を排出する際にも、ほとんどの塵埃は、ティッシュペーパーT等に包まれた固まり状の状態となって排出されることとなる。
なお、図10に示すように、塵埃収容器20のフィルタ20aを通過した微細な塵埃は、ケース部材11の後部のフィルタ部材15の上流側に付着する。付着した微細な塵埃は掃除機の運転が終了すると落下してケース部材11内に堆積する。下部に堆積した微細な塵埃は、基部26とケース部材11との間に形成された通路Rを通って矢印のように進み、塵埃収容器20の前面側から排出される。
次に、塵埃収容器20を取り外す場合の操作について説明する。ここで、図11(a)に示すように、ばね部材30は、塵埃収容器20をX1方向の付勢力で開口部側に向かって付勢しているが、同時に、X2方向に向かって基部26をも付勢している。これにより、基部26の後端部26cがケース部材11の段部11eに確実に係止され、ケース部材11に塵埃収容器20が脱落不能に係止されるようになっている。
塵埃収容器20を取り外す場合には、図11(b)に示すように、Y1方向に向かって基部26を指で押圧する。そうすると、基部26が浮き上がり、基部26が開口部側へ移動可能となる。これによって、ケース部材11から塵埃収容器20を取り外すことができる。この場合、Y1方向へ力を加えたときの反力としてばね部材30のX2方向の付勢力を利用しているので、バタつくことがなく、安定した状態で塵埃収容器20を取り外すことができる。
なお、塵埃収容器20への付勢力と基部26への付勢力とを1つのばね部材30で行っているので、これらを別々のばね部材で行った場合に比べて部品点数を削減することができる。このように、塵埃収容器20のメンテナンスを、集塵ケース10から取り出して行うことができるので、メンテナンスが容易である。また、ケース部材11の内部掃除等も容易に行うことができる。
以下に本実施形態の作用効果について説明する。
(1)本実施形態の塵埃収容器20では、後側から塵埃廃棄口となる前側開口に向かって拡がっており、しかも、溜まった塵埃を捨てる際に上側壁部25が塵埃廃棄口を拡げるように開放するので、塵埃収容器20に収容した圧縮された塵埃の固まりが拡がった場合でも塵埃廃棄口から容易に排出することができる。したがって、塵埃を捨て易く、衛生的で使い勝手がよい電気掃除機1が得られる。
(2)塵埃収容器20に吸引された塵埃は、空気流により圧縮された固まりとなり易く、塵埃収容器20から塵埃廃棄口を通じて排出する際も固まり状となって排出されるので、塵埃収容器20のメッシュ状のフィルタ20aには、塵埃の付着や絡み付きが少なくなり、目詰まりが生じにくい。このため、塵埃収容器20に溜った塵埃を捨てるだけで、フィルタ20aの除塵の手間を省くことができる。
(3)塵埃収容器20内で圧縮されて固まりとなった繊維塵により、塵埃収容器20に流入した粉塵などの微細な塵埃の一部も捕集され、繊維塵が微細な粉塵を包んでいるので、塵埃収容器20に溜った塵埃を捨てる際に、細塵の舞い上がりが生じず衛生的である。
(4)フィルタ20aの目詰まりが生じにくいので、電気掃除機1を運転した際の風量の低下を抑えることができ、吸引力の低下を抑えることができるので、被清掃面の塵埃を吸引する能力の低下を抑えることができる。
(5)塵埃を捨てる際の蓋部材12が開く動きに追従して、突出部12b,12bが塵埃を塵埃収容器20内からかき出すため、さらに塵埃を容易に排出することができる。特に、蓋部材12をケース部材11に閉じた状態で、突出部12b,12bが塵埃収容器20の下側壁部21の上方近傍位置で下側壁部21の内側(内側面)に沿うようにして配置されることにより、圧縮された塵埃の塊の大部分が突出部12b,12bよりも上側に堆積することになる。蓋部材12が下端を支点に回動するため、蓋部材12が開く動きに追従して、突出部12b,12bが変位して突出部12b,12bが、塵埃の大部分をかき出すこととなる。さらに、突出部12b,12bは、蓋部材12の内側面に対して略垂直に形成され、かつ、平板状を呈していることにより、突出部12b,12bが回動する方向に略垂直な方向にある程度広い面積を有するため、蓋部材12が開く動きに追従して、突出部12b,12bが変位する場合に、突出部12b,12bが、塵埃を補足し易くなる。さらに、突出部12b,12bの先端部12c、12cが、わずかに上方に向けて折曲していることにより、蓋部材12が開く動きに追従して、突出部12b,12bが変位する場合に、突出部12b,12bの先端部12c、12から塵埃がこぼれ落ちるのを抑制することができ、塵埃を補足し易くなる。さらに、突出部12b,12bが、平板状を呈していることにより、2つの突出部12b,12bの間に塵埃が挟まれるのを抑制でき、蓋部材12が開く動きに追従して突出部12b,12bが変位した場合に、突出部12b,12bから塵埃が離れ易くなる。
(6)上側壁部25は、塵埃収容器20において、回動支点(支軸21a)が設けられる側と対向する側に位置しているので、このような位置とされない場合に比べて、上下方向に塵埃収容器20を大きく開くことができる。
(7)蓋部材12が開いた状態では、塵埃収容器20が開口部11bから突出して、上側壁部25が上方向に開いているとともに、上側壁部25以外の側壁部が一体的に下方向に開くようになっているので、平坦なティッシュペーパーT等を塵埃収容器20の内面に沿わせて配置し易い。
(8)蓋部材12を閉じる操作を行うことにより、これと並行して突出部12b,12bが塵埃収容器20の下側壁部21を押圧して、塵埃収容器20をケース部材11内に収容することができる。上側壁部25は、塵埃収容器20において、回動支点が設けられる側と対向する側に位置しているので、蓋部材12を閉じる操作を行うことにより、塵埃収容器20の前端が蓋部材12の内側面によって押される際に、上側壁部25が閉じ易いため、突出部12b,12bがない場合でも、塵埃収容器20をケース部材11内に容易に収容することができる。
(9)蓋部材12を閉じる操作を行うことにより、突出部12b,12bで、ティッシュペーパーT等を塵埃収容器20内に好適に(塵埃収容器20の内面に沿うように)押し込むことができ、塵埃吸引時にティッシュペーパーT等が破けるのを防ぐことができる。特に、突出部12b,12bの先端部12c、12cが、下側壁部21あるいは後側壁部22の近傍にまで達していることにより、ティッシュペーパーT等を塵埃収容器20内に好適に押し込むことができる、さらに、突出部12b,12bの先端部12c、12cが折曲していることにより、ティッシュペーパーT等を塵埃収容器20内に押し込む際に、突出部12b,12bの先端部12c、12cによってティッシュペーパーT等が破れるのを抑制できる。なお、突出部12b,12bがない場合は、利用者の手によって、ティッシュペーパーT等を塵埃収容器20内に押し込むのが好ましい。
(10)ティッシュペーパーT等の好適な配置とともに、塵埃収容器20の収容を並行して行うことができる。
(11)ティッシュペーパーT等を好適に配置することができるので、蓋部材12を開いて塵埃を排出する際にも、ほとんどの塵埃は、ティッシュペーパーT等に包まれた固まり状の状態となって排出されることとなり、塵埃の舞い上がりが生じず衛生的である。
(12)塵埃収容器20のティッシュペーパーT等を配することによって、塵埃収容器20のフィルタ20aに塵埃が付着し難くなるとともに、フィルタ20aの目詰まりを防ぐことができるので、吸引力の低下を防ぐことができる。
ここで、受け部22b,22bと支軸25b,25bとの支持部分(支点)は、塵埃収容器20がケース部材11から突出した状態で、ケース部材11の外部(開口を通じて外側)に位置するように構成してもよい。
このように構成することによって、塵埃収容器20の上側壁部25を上方向にさらに大きく開くことができるようになり、塵埃収容器20のフィルタ20aに塵埃が付着した場合でも、これをハケなどで簡単に清掃することができる。
また、図12に示すように、塵埃収容器20’の上側壁部25だけでなく、下側壁部21、左側壁部23および右側壁部24を後側壁部22の各辺部を支点として開閉可能に構成してもよい。つまり、塵埃収容器20’が集塵ケース10から突出した状態では、略平面状に展開されることとなる。
このように構成することによって、塵埃収容器20’の各側壁部が完全に開放するため、塵埃収容器20’に収容した圧縮された塵埃の固まりが拡がった場合でも、塵埃廃棄口から容易に排出することができ、さらに塵埃収容器20’内の清掃も容易になる。
なお、支点部分には、図示しないヒンジを設けてもよく、また、支点部分の肉厚を薄く形成することによって、薄く形成した部分から折れ曲り自在に構成してもよい。また、少なくとも1つの辺部に図示しないばね部材を介在させて、対応する側壁部が開く方向に付勢されるように構成してもよい。
また、開閉可能な側壁部を単独で、あるいは適宜組み合わせて構成してもよい。
さらに、塵埃収容器20(20’)の形状や、側壁部の数等は、任意に設定することができる。
塵埃収容器20は、蓋部材12とケース部材11との間に挟み込まれてケース部材11内に設けられる代わりに、特許文献1のように、ケース部材11とフィルタ部材15との間に挟み込まれるように設けられてもよい。
1 電気掃除機
10 集塵ケース
12 蓋部材
12a 流入口
12b 突出部
20 塵埃収容器(捕集手段)
21 下側壁部
22 後側壁部
23 左側壁部
24 右側壁部
25 上側壁部
25c 後辺部(辺部)
30 ばね部材

Claims (7)

  1. 集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた塵埃収容器とを有する電気掃除機において、
    前記塵埃収容器は、複数の側壁部を有して構成され、前記側壁部のうちの少なくとも1つの側壁部が、隣接する他の側壁部の辺部を支点として開閉自在であり、
    前記塵埃収容器は、前記集塵ケースの開口部から突出可能に設けられるとともに、前記集塵ケースから突出した際に、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して開き、前記集塵ケースに収め戻されることで、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して閉じるようになっており、
    前記支点は、前記塵埃収容器が前記集塵ケースから突出した状態で、前記集塵ケースの外部に位置していることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記塵埃収容器は、前記集塵ケースに回動支点を中心として回動自在に設けられることで、前記開口部から突出可能であり、
    開閉自在な前記側壁部は、前記塵埃収容器において、前記回動支点が設けられる側と対向する側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた塵埃収容器とを有する電気掃除機において、
    前記塵埃収容器は、上側壁部とその他の側壁部とから構成され、前記上側壁部が、隣接する他の側壁部の辺部を支点として上下方向に開閉自在であり、
    前記塵埃収容器は、前記集塵ケースの開口部から突出可能に設けられるとともに、前記集塵ケースから突出した際に、開閉自在な前記上側壁部が上方向に開き、前記集塵ケースに収め戻されることで、開閉自在な前記上側壁部が前記他の側壁部に対して下方向に閉じるようになっており、
    前記支点は、前記塵埃収容器が前記集塵ケースから突出した状態で、前記集塵ケースの外部に位置していることを特徴とする電気掃除機。
  4. 前記集塵ケースは、塵挨を廃棄する際に開かれる蓋部材を備えており、
    前記蓋部材の内側には、前記塵埃収容器に向けて突出する突出部が設けられており、
    前記突出部は、前記蓋部材を前記集塵ケースに閉じた状態で、前記塵埃収容器の前記側壁部の内側に沿うようにして配置されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記塵埃収容器の内側には、使い捨て式の集塵濾紙が配置されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 集塵ケースと、この集塵ケース内に出し入れ自在に設けられた塵埃収容器とを有する電気掃除機において、
    前記塵埃収容器は、複数の側壁部を有して構成され、前記側壁部のうちの少なくとも1つの側壁部が、隣接する他の側壁部の辺部を支点として開閉自在であり、
    前記塵埃収容器は、前記集塵ケースの開口部から突出可能に設けられるとともに、前記集塵ケースから突出した際に、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して開き、前記集塵ケースに収め戻されることで、開閉自在な前記側壁部が前記他の側壁部に対して閉じるようになっており、
    前記支点は、前記塵埃収容器が前記集塵ケースから突出した状態で、前記集塵ケースの外部に位置しており、
    前記集塵ケースは、
    前記塵埃収容器が前記集塵ケースに収め戻された状態において、上下方向に薄い平板形状を有し、前記塵埃収容器の前記側壁部の近傍でかつ前記側壁部に沿う方向に突出する突出手段を備えていることを特徴とする電気掃除機。
  7. 前記突出手段は、複数の前記側壁部のうちの1つの前記側壁部を構成する下側壁部に対して沿う方向に突出していることを特徴とする請求項に記載の電気掃除機。
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