JP6391848B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、機械室に放熱器及び該放熱器を冷却する送風機が設けられた冷蔵庫に関し、送風機の高効率化を図る技術に関するものである。
従来、冷蔵庫は、貯蔵室に供給する空気を冷凍サイクル回路で冷却する。このような従来の冷蔵庫には、筐体の下部背面側に機械室を設け、冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、該放熱器を冷却する送風機とを機械室に配置するものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−42636号公報
送風機で放熱器を冷却することにより、放熱器の放熱量が増加するため、冷凍サイクル回路の効率を向上させることができる。しかしながら、送風機を駆動させるためには電力が必要となる。このため、冷蔵庫全体の消費電力量を低減するためには、送風機の効率を向上させることが重要である。
送風機の効率を向上させるには、送風機のファンを駆動するモータの高効率化、送風機を駆動させるために用いられている集積回路(IC)の高効率化、送風機のファンの羽根形状等で決まるファンの効率向上等がある。送風機がベルマウスと該ベルマウスの内側に配置されたファンとで構成されている場合、ファン効率は、ファンとベルマウスとの間の最短距離を小さくすることにより、向上させることができる。つまり、ファンの羽根とベルマウスとの間の距離を小さくすることにより、ファンの効率を向上させることができる。
しかしながら、冷蔵庫においては、送風機が配置される機械室は、筐体の下部背面側に設けられる。このため、冷蔵庫の長年の使用によって、機械室内に、埃及び異物等が混入する可能性がある。そして、ファンとベルマウスとの間に埃及び異物等が挟まると、ファンが回転できなくなってしまい、故障の原因となる。
このため、従来の冷蔵庫は、安全性の観点から、ファンとベルマウスとの間の最短距離を小さくすることができず、ファンの効率つまり送風機の効率が悪いという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、送風機の効率を向上させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、を備え、前記放熱器は、前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する第2放熱部と、を有し、前記第2放熱部は、前記第1放熱部に対して、前記筐体の前後方向に前記第1ピッチの半分の寸法分ずれ、かつ、前記筐体の上下方向に前記第2ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第3伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きいものである。
また、本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、を備え、前記放熱器は、前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する第2放熱部と、を有し、前記第2放熱部は、前記第1放熱部に対して前記筐体の前後方向に前記第1ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きいものである。
また、本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、を備え、前記放熱器は、前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する第2放熱部と、を有し、前記第2放熱部は、前記第1放熱部に対して前記筐体の上下方向に前記第2ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第3伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きいものである。
また、本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、を備え、前記放熱器は、前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する、2以上の自然数であるn個の第2放熱部と、を有し、前記第1放熱部は、前記吸込口と対向して配置され、n個の前記第2放熱部は、前記第1放熱部よりも前記送風機側において、前記筐体の左右方向に並設されており、前記第2放熱部のそれぞれは、自身よりも前記吸込口側に隣接された放熱部に対して、前記第1ピッチを(n+1)で除算した寸法分ずつ、前記筐体の前後方向にずれていくように配置され、かつ、自身よりも前記吸込口側に隣接された放熱部に対して、前記筐体の上下方向に前記第2ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第3伝熱管、前記第1放熱フィン、及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きいものである。
また、本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、を備え、前記放熱器は、前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する、2以上の自然数であるn個の第2放熱部と、を有し、前記第1放熱部は、前記吸込口と対向して配置され、n個の前記第2放熱部は、前記第1放熱部よりも前記送風機側において、前記筐体の左右方向に並設されており、前記第2放熱部のそれぞれは、自身よりも前記吸込口側に隣接された放熱部に対して、前記第1ピッチを(n+1)で除算した寸法分ずつ、前記筐体の前後方向にずれていくように配置され、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン、及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きいものである。
また、本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に前記吸込口と対向して配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、を備え、前記放熱器は、前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有し、前記吸込口は、前記第1伝熱管と対向して開口する開口部を有し、前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、前記開口部側から前記放熱器の方向に前記放熱器及び前記開口部を見た際に、前記第1伝熱管、前記第1放熱フィン、前記第2放熱フィン及び前記開口部の縁部の一部で囲まれた領域を第2領域とし、前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きいものである。
本発明に係る冷蔵庫は、ファンとベルマウスとの間の最短距離を従来よりも小さくすることができる。このため、本発明に係る冷蔵庫は、ファンの効率、つまり送風機の効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の一例を示す側面縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷凍サイクル回路図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の機械室を筐体の背面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の送風機を示す側面図である。 従来の放熱器を筐体の右側方から見た斜視図である。 従来の放熱器を筐体の右側方から見た図である。 従来の放熱器を筐体の背面側から見た図である。 図6のX矢視図である。 本発明の実施の形態1に係る放熱器を筐体の右側方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る放熱器を筐体の右側方から見た図である。 本発明の実施の形態1に係る放熱器を筐体の背面側から見た図である。 図10のX矢視図である。 本発明の実施の形態1に係る放熱器の別の一例を筐体の右側方から見た図である。 本発明の実施の形態1に係る放熱器のさらに別の一例を筐体の右側方から見た図である。 本発明の実施の形態2に係る放熱器を筐体の右側方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る放熱器を筐体の右側方から見た図である。 本発明の実施の形態2に係る放熱器を筐体の背面側から見た図である。 図16のX矢視図である。 本発明の実施の形態3に係る放熱器及び吸込口を筐体の右側方から見た図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の一例を示す側面縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷凍サイクル回路図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の機械室を筐体の背面側から見た斜視図である。また、図4は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の送風機を示す側面図である。
なお、図1は、冷蔵庫100の前面を左側にして、冷蔵庫100を図示している。また、図2に示す機械室2及び図3は、図1のZ方向から見た状態を示している。また、図3は、機械室の背面側を透過した図となっている。また、図4は、図3のY方向から見た状態を示している。
本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、貯蔵室6を有する筐体1等を備えている。この筐体1は、内箱1aと、外箱1bと、内箱1aと外箱1bとの間に設けられた断熱材等で構成されている。筐体1は、前面側が開口した箱型形状に形成されており、筐体1における内箱1aの内方が貯蔵室6となっている。本実施の形態1では、内箱1aの内方が仕切板で区画されて複数の貯蔵室6が形成されている。複数の貯蔵室6は、例えば、冷蔵室、冷凍室及び野菜室等である。これら各貯蔵室6には、各貯蔵室6の開口部を開閉自在に覆う扉7が設けられている。
なお、貯蔵室6の種類及び貯蔵室6の数は、あくまでも一例である。
また、筐体1には、風路5及び機械室2も備えている。風路5は、貯蔵室6の背面側に形成されており、吹出風路及び戻り風路を介して、各貯蔵室6と連通している。機械室2は、筐体1の下部背面側に設けられている。この機械室2には、左右側面部の一方に、空気の吸込口3が形成されている。本実施の形態1では、機械室2の右側面部2aに、吸込口3が形成されている。なお、機械室2の空気の吹出口4は、例えば、吸込口3が形成された側とは反対の側面部に形成されている。本実施の形態1では、例えば、左側面部2bに吹出口4が形成されている。
これら機械室2及び風路5には、貯蔵室6に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路10の構成部品が設けられている。
冷凍サイクル回路10は、圧縮機11、放熱器12、放熱パイプ13、減圧装置14及び冷却器15が配管接続されて構成されている。
圧縮機11は、冷却器15から流出した低温低圧のガス冷媒を吸入し、高温高圧のガス冷媒に圧縮するものである。この圧縮機11は、機械室2に設けられている。なお、機械室2内における圧縮機11の具体的な設置位置については、後述する。
放熱器12及び放熱パイプ13は、圧縮機11で圧縮された高温高圧のガス冷媒と外気とを熱交換させ、該ガス冷媒から放熱させて、該ガス冷媒を高圧の液冷媒に凝縮するものである。放熱器12は、筐体1の左右方向に並設されたフィンチューブ型の第1放熱部20及び第2放熱部30を備え、吸込口3と対向して機械室2に設けられている。この放熱器12の配置位置は、吸込口3と後述する送風機50との間となる。より詳しくは、第1放熱部20が、吸込口3と対向して設けられている。また、第2放熱部30は、第1放熱部20における吸込口3との対向面とは反対側の面に、換言すると第1放熱部20よりも後述する送風機50側において、第1放熱部20と対向して設けられている。放熱パイプ13は、筐体1の天面部、側面部及び背面部等の断熱材に埋設して設けられている。
なお、放熱器12の詳細な構成については、後述する。
減圧装置14は、キャピラリーチューブ又は電磁膨張弁等であり、放熱器12及び放熱パイプ13から流出した高圧の液冷媒を低温低圧の気液二相冷媒に減圧するものである。この減圧装置14は、機械室2に設けられている。冷却器15は、例えばフィンチューブ型の熱交換器であり、減圧装置14から流出した低温低圧の気液二相冷媒と各貯蔵室6から流出した空気とを熱交換させ、当該空気を冷却するものである。この冷却器15は、風路5に設けられている。また、風路5には、冷却器15で冷却された空気を各貯蔵室6に送る冷却器用送風機40も設けられている。
また、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、機械室2内に、放熱器12を冷却する送風機50を備えている。詳しくは、送風機50は、吸気側が放熱器12と対向するように、機械室2内に設けられている。そして、この送風機50は、ベルマウス51及びファン53を備えている。ベルマウス51は、その外周部形状が機械室2に対応した形状となっている。このため、ベルマウス51が機械室2内に設けられた際、機械室2内は、ベルマウス51によって、送風機50の吸気側の空間と排気側の空間とに仕切られる。このベルマウス51には、吸気側の空間と排気側の空間とを連通する貫通穴52が形成されている。そして、該貫通穴52には、つまりベルマウス51内には、ファン53が回転自在に設けられている。
ファン53は、例えばプロペラファンであり、回転中心となるボス部54、及び、該ボス部54の外周に設けられた複数の羽根55を備えている。ボス部54は図示せぬ電動機の駆動軸に接続されている。つまり、該電動機の駆動軸が回転すると、ファン53が回転する構成となっている。
なお、上述した圧縮機11は、機械室2内において、送風機50の排気側に設けられている。換言すると、圧縮機11は、機械室2内において、送風機50と吹出口4との間に設けられている。
また、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、例えばマイコン等で構成された制御装置90を備えている。この制御装置90は、圧縮機11の起動及び停止、圧縮機11の回転数、冷却器用送風機40の起動及び停止、冷却器用送風機40の回転数、減圧装置14の開度、送風機50の起動及び停止、送風機50の回転数等を制御するものである。制御装置90は、例えば筐体1の上部背面側に設けられている。
(動作説明)
このように構成された冷蔵庫100において運転を開始すると、圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、放熱器12及び放熱パイプ13に流入する。この冷媒は、外気と熱交換して凝縮し、高圧の液冷媒となる。この高圧の液冷媒は、減圧装置14で減圧されて低温低圧の気液二相冷媒となり、冷却器15に流入する。冷却器15に流入した低温低圧の気液二相冷媒は、貯蔵室6から風路5に戻ってきた空気と熱交換する。これにより、冷却器15に流入した冷媒は、蒸発して低圧のガス冷媒となり、圧縮機11に吸入され、再び高温高圧のガス冷媒に圧縮される。一方、冷却器15に流入した低温低圧の気液二相冷媒と熱交換して冷却された風路5内の空気は、冷却器用送風機40によって、各貯蔵室6に供給される。
このとき、上述のように、本実施の形態1に係る冷蔵庫は、機械室2内に送風機50を設けている。このため、冷蔵庫100の運転中、機械室2内には、以下の様な気流が発生する。
すなわち、送風機50のファン53が回転すると、吸込口3から筐体1外の空気が機械室2内に吸い込まれる。この空気は、放熱器12を冷却した後、送風機50に吸い込まれる。このように放熱器12を冷却することにより、放熱器12の放熱量が増加するため、冷凍サイクル回路10の効率を向上させることができる。
送風機50に吸い込まれた空気は、圧縮機11側に排出され、圧縮機11と熱交換を行う。この空気は放熱器12を冷却する際に加熱されているが、圧縮機11の温度は当該空気の温度よりも高温になっている。このため、送風機50から排出された空気により、圧縮機11も冷却することができる。圧縮機11を冷却することにより、高温高圧の冷媒を冷却することができ、冷凍サイクル回路10の効率をさらに向上させることができる。
ここで、上述のように、機械室2は、筐体1の下部背面側に設けられている。このため、冷蔵庫100の長年の使用によって、機械室2内に、埃及び異物等が混入する可能性がある。そして、ファン53とベルマウス51との間に埃及び異物等が挟まると、ファン53が回転できなくなってしまい、故障の原因となる。なお、以下では、埃及び異物等を、単に異物と称する。
このため、従来の冷蔵庫は、安全性の観点から、ファン53とベルマウス51との間の最短距離G(図4参照)、換言するとファン53の羽根55とベルマウス51との間の距離を小さくすることができず、ファン53の効率つまり送風機50の効率が悪いという課題があった。
これに対して、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、放熱器12を以下のように構成することで、ファン53とベルマウス51との間の最短距離G、換言するとファン53の羽根55とベルマウス51との間の距離を従来よりも小さくすることができる。
なお、本発明の理解を容易とするために、以下ではまず、本実施の形態1のように構成された機械室に設けられる従来の放熱器112について説明する。そして、従来の放熱器112の説明の後に、本実施の形態1に係る放熱器12の詳細構成について説明する。
図5は、従来の放熱器を筐体の右側方から見た斜視図である。図6は、従来の放熱器を筐体の右側方から見た図である。図7は、従来の放熱器を筐体の背面側から見た図である。また、図8は、図6のX矢視図である。なお、図5及び図6は、機械室の吸込口側、換言すると放熱器112の空気流入側から見た放熱器112の図である。また、図5、図7及び図8に示す白抜き矢印は、機械室内の空気の流れ方向を示している。
従来の放熱器112を本実施の形態1と同様に2つの放熱部で構成する場合、図5〜図8に示す構造となる。すなわち、従来の放熱器112は、機械室の右側面部に形成された吸込口と対向配置された第1放熱部120と、第1放熱部120における吸込口との対向面とは反対側の面に対向配置された第2放熱部130と、を備える。放熱器112は、機械室内を流れる空気と熱交換するため、フィンチューブ型の熱交換器となっている。
詳しくは、第1放熱部120は、複数の上流側放熱フィン122、及び複数の上流側伝熱管121を備えている。上流側放熱フィン122のそれぞれは、筐体の上下方向に長い長方形状の板部材である。これら複数の上流側放熱フィン122は、筐体の前後方向に、互いにフィンピッチFp間隔で並設されている。上流側伝熱管121のそれぞれは、例えば円管状の伝熱管である。これら複数の上流側伝熱管121は、筐体の上下方向に、互いに伝熱管ピッチDp間隔で並設されている。また、上流側伝熱管121のそれぞれは、上流側放熱フィン122のそれぞれを貫通して設けられている。
同様に、第2放熱部130は、上流側放熱フィン122と例えば同形状の複数の下流側放熱フィン132、及び上流側伝熱管121と例えば同形状の複数の下流側伝熱管131を備えている。複数の下流側放熱フィン132は、筐体の前後方向に、互いにフィンピッチFp間隔で並設されている。複数の下流側伝熱管131は、筐体の上下方向に、互いに伝熱管ピッチDp間隔で並設されている。また、下流側伝熱管131のそれぞれは、下流側放熱フィン132のそれぞれを貫通して設けられている。
そして、従来の放熱器112は、第1放熱部120及び第2放熱部130を筐体の左右方向に並設する際、つまり放熱器112内の気流方向に沿って並設する際、筐体の前後方向及び上下方向において、第1放熱部120及び第2放熱部130をずらさずに配置している。このため、図6に示すように吸込口側から従来の放熱器112を見た際、第2放熱部130の下流側放熱フィン132は、第1放熱部120の上流側放熱フィン122の裏側に隠れてしまう。同様に、図6に示すように吸込口側から従来の放熱器112を見た際、第2放熱部130の下流側伝熱管131は、第1放熱部120の上流側伝熱管121の裏側に隠れてしまう。
このため、図6に示すように吸込口側から従来の放熱器112を見た際、従来の放熱器112には、隣接する上流側放熱フィン122と隣接する上流側伝熱管121とで囲まれた領域Aが形成される。つまり、従来の放熱器112は、領域Aの等価直径De1よりも小さな異物が放熱器112を通過してしまうこととなる。このため、従来の冷蔵庫は、ファン53とベルマウス51との間に異物が挟まることを防止するため、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Aの等価直径De1よりも小さくすることができなかった。
なお、断面積Afの流路の等価直径Deは、次式(1)で求めることができる。
De=4×Af/Wp…(1)
ここで、Afは、流路の断面積を示す。また、Wpは、流路の濡れ縁長さ、つまり流路の断面における壁面の長さを示す。
図6に示すように、従来の放熱器112の場合、領域Aにおける筐体の前後方向の幅Fd1は、上流側放熱フィン122の厚みをhとすると、Fd1=Fp−hとなる。また、この領域Aにおける筐体の上下方向の幅Dd1は、上流側伝熱管121の外径をDとすると、Dd1=Dp−Dとなる。また、流路の断面積に相当する領域Aの面積Af1は、Af1=Fd1×Dd1となる。また、領域Aの濡れ縁長さWp1は、Wp1=2×Fd1+2×Dd1となる。そして、領域Aの等価直径De1は、De1=4×Af1/Wp1となる。
一方、本実施の形態1に係る放熱器12は以下のように構成されている。
図9は、本発明の実施の形態1に係る放熱器を筐体の右側方から見た斜視図である。図10は、本発明の実施の形態1に係る放熱器を筐体の右側方から見た図である。図11は、本発明の実施の形態1に係る放熱器を筐体の背面側から見た図である。また、図12は、図10のX矢視図である。つまり、図9及び図10は、機械室2の吸込口3側、換言すると放熱器12の空気流入側から見た放熱器12の図である。また、図9、図11及び図12に示す白抜き矢印は、機械室2内の空気の流れ方向を示している。
本実施の形態1に係る放熱器12の基本構成は、従来の放熱器112と同様になっている。すなわち、放熱器12は、機械室2の右側面部に形成された吸込口3と対向配置された第1放熱部20と、第1放熱部20における吸込口3との対向面とは反対側の面に対向配置された第2放熱部30と、を備える。放熱器12は、機械室2内を流れる空気と熱交換するため、フィンチューブ型の熱交換器となっている。
詳しくは、第1放熱部20は、複数の上流側放熱フィン22、及び複数の上流側伝熱管21を備えている。上流側放熱フィン22のそれぞれは、筐体1の上下方向に長い長方形状の板部材である。これら複数の上流側放熱フィン22は、筐体1の前後方向に、互いにフィンピッチFp間隔で並設されている。上流側伝熱管21のそれぞれは、例えば円管状の伝熱管である。これら複数の上流側伝熱管21は、筐体1の上下方向に、互いに伝熱管ピッチDp間隔で並設されている。また、上流側伝熱管21のそれぞれは、上流側放熱フィン22のそれぞれを貫通して設けられている。
ここで、上流側放熱フィン22の任意の1つが、本発明の第1放熱フィンに相当する。また、当該第1放熱フィンに隣接する上流側放熱フィン22が、本発明の第2放熱フィンに相当する。また、上流側伝熱管21の任意の1つが、本発明の第1伝熱管に相当する。また、当該第1伝熱管に隣接する上流側伝熱管21が、本発明の第2伝熱管に相当する。また、フィンピッチFpが本発明の第1ピッチに相当し、伝熱管ピッチDpが本発明の第2ピッチに相当する。
同様に、第2放熱部30は、上流側放熱フィン22と例えば同形状の複数の下流側放熱フィン32、及び上流側伝熱管21と例えば同形状の複数の下流側伝熱管31を備えている。複数の下流側放熱フィン32は、筐体1の前後方向に、互いにフィンピッチFp間隔で並設されている。複数の下流側伝熱管31は、筐体1の上下方向に、互いに伝熱管ピッチDp間隔で並設されている。また、下流側伝熱管31のそれぞれは、下流側放熱フィン32のそれぞれを貫通して設けられている。
ここで、下流側放熱フィン32の任意の1つが、本発明の第3放熱フィンに相当する。また、当該第3放熱フィンに隣接する下流側放熱フィン32が、本発明の第4放熱フィンに相当する。また、下流側伝熱管31の任意の1つが、本発明の第3伝熱管に相当する。また、当該第3伝熱管に隣接する下流側伝熱管31が、本発明の第4伝熱管に相当する。
本実施の形態1に係る放熱器12が従来の放熱器112と異なる点は、第1放熱部20及び第2放熱部30を筐体1の左右方向に並設する際、つまり放熱器12内の気流方向に沿って並設する際、筐体1の前後方向及び上下方向において、第1放熱部20及び第2放熱部30をずらして配置している点である。詳しくは、第2放熱部30は、第1放熱部20に対して、フィンピッチFpの半分の寸法分、筐体1の前後方向にずれている。また、第2放熱部30は、第1放熱部20に対して、伝熱管ピッチDpの半分の寸法分、筐体1の上下方向にずれている。
なお、本実施の形態1に係る放熱器12は、機械室2への設置を容易にする等の理由により、上流側放熱フィン22及び下流側放熱フィン32の端部の上下方向位置を揃えて形成している。また、放熱器12は、上流側伝熱管21及び下流側伝熱管31の端部の前後方向位置を揃えて形成している。しかしながら、本実施の形態1では、上流側放熱フィン22と下流側放熱フィン32とが筐体1の前後方向にずれて配置されている場合、「第2放熱部30が第1放熱部20に対して筐体1の前後方向にずれている」と称する。また、上流側伝熱管21と下流側伝熱管31とが筐体1の上下方向にずれて配置されている場合、「第2放熱部30が第1放熱部20に対して筐体1の上下方向にずれている」と称する。
本実施の形態1に係る放熱器12は、上述のように構成されているため、図10に示すように吸込口3側から放熱器12を見た際、隣接する上流側放熱フィン22の間に下流側放熱フィン32が位置することとなる。また、図10に示すように吸込口3側から放熱器12を見た際、隣接する上流側伝熱管21の間に下流側伝熱管31が位置することとなる。
このため、本実施の形態1に係る放熱器12は、吸込口3側から第1放熱部20単体を見た際、従来の放熱器112と同様に、隣接する上流側放熱フィン22と隣接する上流側伝熱管21とで囲まれた領域Aが形成される。しかしながら、本実施の形態1に係る放熱器12は、吸込口3側から放熱器12全体を見た際、上流側放熱フィン22、下流側放熱フィン32、上流側伝熱管21及び下流側伝熱管31で囲まれた領域Bが形成される。この領域Bの面積は、従来の放熱器112に形成された領域Aの面積よりも小さい。なお、吸込口3側から放熱器12全体を見た際の領域Bの面積は、上流側放熱フィン22の並設方向及び上流側伝熱管21の並設方向の双方と平行な面に放熱器12を投影したときに形成される、上流側放熱フィン22、下流側放熱フィン32、上流側伝熱管21及び下流側伝熱管31で囲まれた領域の面積とも言える。つまり、この領域Bの等価直径De2は、領域Aの等価直径De1よりも小さい。すなわち、本実施の形態1に係る放熱器12においては、簡易的なフィルターの役目を果たし、等価直径De2よりも大きな異物であれば、等価直径De1より小さくても、放熱器12を通過することを防止できる。
ここで、領域Aが本発明の第1領域に相当し、領域Bが本発明の第2領域に相当し、領域Aの等価直径De1が本発明の第1等価直径に相当し、領域Bの等価直径De2が本発明の第2等価直径に相当する。
したがって、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Bの等価直径De2よりも大きく設定することにより、ファン53とベルマウス51との間に異物が挟まることを防止でき、安全に送風機50を駆動させることができる。すなわち、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Aの等価直径De1よりも小さく設定することができる。このため、本実施の形態1に係る冷蔵庫100は、ファン53の効率つまり送風機50の効率を向上させることができ、冷蔵庫100の消費電力量を低減させることができる。
なお、領域Bの等価直径De2は、以下のように求めることができる。
図10に示すように、領域Bにおける筐体1の前後方向の幅Fd2は、上流側放熱フィン22及び下流側放熱フィン32の厚みをhとすると、Fd2=(Fp/2)−hとなる。また、この領域Bにおける筐体1の上下方向の幅Dd2は、上流側伝熱管21及び下流側伝熱管31の外径をDとすると、Dd2=(Dp/2)−Dとなる。また、流路の断面積に相当する領域Bの面積Af2は、Af2=Fd2×Dd2となる。また、領域Bの濡れ縁長さWp2は、Wp2=2×Fd2+2×Dd2となる。したがって、領域Bの等価直径De2は、De2=4×Af2/Wp2となる。
ここで、本実施の形態1に係る放熱器12のような構造を取らずに、従来の放熱器112に簡易的なフィルターの機能を持たせるためには、上流側放熱フィン122及び下流側放熱フィン132のフィンピッチを小さくすることが考えられる。つまり、上流側放熱フィン122及び下流側放熱フィン132の枚数を増加させることが考えられる。しかしながら、このように従来の放熱器112を構成した場合、2つの問題点が発生する。第1に、フィンピッチを小さくすることで放熱する面積が増加する為、放熱器112の放熱量が増加する一方、空気と放熱器112が接する面積が増えるため、放熱器112の空気側の圧力損失が増加する。その結果、同じ風量を送風機で作り出す際に送風機に必要とされる動力が増えてしまい、冷蔵庫全体としては消費電力量が増加してしまう。第2に、フィンピッチを詰めることで異物が放熱器112に付着しやすくなるため、放熱フィン間の隙間が閉塞してしまい、長期間の使用に耐えることができない。
一方、本実施の形態1に係る放熱器12は、簡易的なフィルターの機能を持たせる際、上流側放熱フィン22及び下流側放熱フィン32のフィンピッチを小さくする必要がない。つまり、上流側放熱フィン22及び下流側放熱フィン32の枚数を増加させる必要がない。このため、本実施の形態1に係る放熱器12は、放熱量と空気側の圧力損失を従来の放熱器112に対して変えることなく、異物が通過する断面積を低減することができる。また、本実施の形態1に係る放熱器12は、適度にフィンピッチの距離が確保できているため、異物が放熱器12に付着しても、空気が流れる隙間が確保できる。このため、本実施の形態1に係る放熱器12は、長期間の使用にも耐えることができる。すなわち、本実施の形態1に係る放熱器12は、従来の放熱器112に対して、材料費等は変わらずに、簡易的なフィルターとしての機能を高めることができる。
なお、本実施の形態1では、第1放熱部20に対して第2放熱部30を、筐体1の前後方向及び上下方向の双方にずらして配置した。これに限らず、第1放熱部20に対して第2放熱部30を、筐体1の前後方向及び上下方向の一方のみにずらして配置してもよい。
図13は、本発明の実施の形態1に係る放熱器の別の一例を筐体の右側方から見た図である。つまり、図13は、機械室2の吸込口3側、換言すると放熱器12の空気流入側から見た放熱器12の図である。
図13に示す放熱器12は、第1放熱部20に対して第2放熱部30を、フィンピッチFpの半分の寸法分、筐体1の前後方向にずらして配置している。このため、図13に示す放熱器12は、吸込口3側から放熱器12を見た際、隣接する上流側放熱フィン22の間に下流側放熱フィン32が位置することとなる。したがって、図13に示す放熱器12は、吸込口3側から放熱器12を見た際、上流側放熱フィン22、下流側放熱フィン32及び隣接する上流側伝熱管21で囲まれた領域Bが形成される。この領域Bの面積も、従来の放熱器112に形成された領域Aの面積よりも小さい。つまり、この領域Bの等価直径De2も、領域Aの等価直径De1よりも小さい。このように放熱器12を構成しても、該放熱器12が簡易的なフィルターの役目を果たす。したがって、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Aの等価直径De1よりも小さく設定することができる。
なお、図13に示す領域Bの等価直径De2は、以下のように求めることができる。
図13に示すように、領域Bにおける筐体1の前後方向の幅は、上流側放熱フィン22と下流側放熱フィン32との間の距離となり、Fd2=(Fp/2)−hとなる。また、この領域Bにおける筐体1の上下方向の幅は、隣接する上流側伝熱管21間の距離となりDd1=Dp−Dとなる。また、流路の断面積に相当する領域Bの面積Af3は、Af3=Fd2×Dd1となる。また、領域Bの濡れ縁長さWp3は、Wp3=2×Fd2+2×Dd1となる。したがって、図13に示す領域Bの等価直径De2は、De2=4×Af3/Wp3となる。
図14は、本発明の実施の形態1に係る放熱器のさらに別の一例を筐体の右側方から見た図である。つまり、図14は、機械室2の吸込口3側、換言すると放熱器12の空気流入側から見た放熱器12の図である。
図14に示す放熱器12は、第1放熱部20に対して第2放熱部30を、伝熱管ピッチDpの半分の寸法分、筐体1の上下方向にずらして配置している。このため、図14示す放熱器12は、吸込口3側から放熱器12を見た際、隣接する上流側伝熱管21の間に下流側伝熱管31が位置することとなる。したがって、図14に示す放熱器12は、吸込口3側から放熱器12を見た際、隣接する上流側放熱フィン22、上流側伝熱管21及び下流側伝熱管31で囲まれた領域Bが形成される。この領域Bの面積も、従来の放熱器112に形成された領域Aの面積よりも小さい。つまり、この領域Bの等価直径De2も、領域Aの等価直径De1よりも小さい。このように放熱器12を構成しても、該放熱器12が簡易的なフィルターの役目を果たす。したがって、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Aの等価直径De1よりも小さく設定することができる。
なお、図14に示す領域Bの等価直径De2は、以下のように求めることができる。
図14に示すように、領域Bにおける筐体1の前後方向の幅は、隣接する上流側放熱フィン22間の距離となり、Fd1=Fp−hとなる。また、この領域Bにおける筐体1の上下方向の幅は、上流側伝熱管21と下流側伝熱管31との間の距離となり、Dd2=(Dp/2)−Dとなる。また、流路の断面積に相当する領域Bの面積Af4は、Af4=Fd1×Dd2となる。また、領域Bの濡れ縁長さWp4は、Wp4=2×Fd1+2×Dd2となる。したがって、図14に示す領域Bの等価直径De2は、De2=4×Af4/Wp4となる。
つまり、第2放熱部30は、第1放熱部20に対して筐体1の前後方向及び上下方向のうちの少なくとも一方にずれて配置されていれば、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Aの等価直径De1よりも小さく設定することができる。このとき、吸込口3側から放熱器12を見た際、領域Bは、複数の上流側伝熱管21及び複数の下流側伝熱管31のうちで筐体1の上下方向に隣接する2つの伝熱管と、複数の上流側放熱フィン22及び複数の下流側放熱フィン32のうちで筐体1の前後方向に隣接する2つの放熱フィンと、で囲まれた領域となる。
ただし、第2放熱部30は、第1放熱部20に対して筐体1の前後方向及び上下方向の双方にずれて配置されるのが好ましい。領域Bの面積、つまり領域Bの等価直径De2が最も小さくなるからである。換言すると、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを最も小さくできるからである。
また、第2放熱部30における第1放熱部20に対する筐体1の前後方向及び上下方向のずれ量もまた、上述の寸法に限定されるものではない。つまり、第1放熱部20に対して第2放熱部30を筐体1の前後方向にずらす際、このずれ量はフィンピッチFpの半分の寸法分に限定されるものではない。同様に、第1放熱部20に対して第2放熱部30を筐体1の上下方向にずらす際、このずれ量は伝熱管ピッチDpの半分の寸法分に限定されるものではない。この場合、吸込口3側から放熱器12を見た際、複数の上流側伝熱管21及び複数の下流側伝熱管31のうちで筐体1の上下方向に隣接する2つの伝熱管と、複数の上流側放熱フィン22及び複数の下流側放熱フィン32のうちで筐体1の前後方向に隣接する2つの放熱フィンとで囲まれた領域は、場所毎に面積の大きさが異なることとなる。この場合、最も大きな面積の領域が領域Bとなる。
ただし、第1放熱部20に対して第2放熱部30を筐体1の前後方向にずらす際、フィンピッチFpの半分の寸法分ずらすことが好ましい。同様に、第1放熱部20に対して第2放熱部30を筐体1の上下方向にずらす際、伝熱管ピッチDpの半分の寸法分ずらすことが好ましい。領域Bの面積、つまり領域Bの等価直径De2が最も小さくなるからである。換言すると、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを最も小さくできるからである。
実施の形態2.
実施の形態1では、1つの第1放熱部20と1つの第2放熱部30とで、放熱器12を構成した。これに限らず、放熱器12に複数の第2放熱部を備えてもよい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図15は、本発明の実施の形態2に係る放熱器を筐体の右側方から見た斜視図である。図16は、本発明の実施の形態2に係る放熱器を筐体の右側方から見た図である。図17は、本発明の実施の形態2に係る放熱器を筐体の背面側から見た図である。また、図18は、図16のX矢視図である。つまり、図15及び図16は、機械室2の吸込口3側、換言すると放熱器12の空気流入側から見た放熱器12の図である。また、図15、図17及び図18に示す白抜き矢印は、機械室2内の空気の流れ方向を示している。
本実施の形態2に係る放熱器12は、1つの第1放熱部20と、複数の第2放熱部とを備えている。換言すると、放熱器12は、2以上の自然数であるn個の第2放熱部を備えている。これら複数の第2放熱部は、第1放熱部20よりも送風機50側において、筐体1の左右方向に並設されている。
なお、図15〜図18は、n=2個の場合の放熱器12を示している。以下では、2個の第2放熱部を有する場合を例に、本実施の形態2に係る放熱器12を説明する。また、以下では、説明の便宜上、2個の第2放熱部の符号を異ならせて説明する。詳しくは、一方の第2放熱部を第2放熱部30とする。他方の第2放熱部を第2放熱部35とする。第2放熱部30の下流側伝熱管を下流側伝熱管31とする。第2放熱部30の下流側放熱フィンを下流側放熱フィン32とする。第2放熱部35の下流側伝熱管を下流側伝熱管36とする。第2放熱部35の下流側放熱フィンを下流側放熱フィン37とする。
本実施の形態2に係る第1放熱部20は、実施の形態1と同様に機械室2の吸込口3に対向して設けられている(図2等参照)。また、第2放熱部30は、第1放熱部20における吸込口3との対向面とは反対側の面に対向して配置されている。また、第2放熱部35は、第2放熱部30における第1放熱部20との対向面とは反対側の面に対向して配置されている。換言すると、第2放熱部30及び第2放熱部35は、第1放熱部20よりも空気流れの下流側、つまり送風機50側において、筐体1の左右方向に並設されている。
また、第2放熱部30は、第1放熱部20に対して、フィンピッチFpの1/3の寸法分、筐体1の前後方向にずれている。そして、第2放熱部35は、第2放熱部30に対して、フィンピッチFpの1/3の寸法分、筐体1の前後方向にずれている。つまり、第2放熱部30及び第2放熱部35は、自身よりも吸込口3側に隣接された放熱部に対して、フィンピッチFpの1/3の寸法分ずつ、筐体1の前後方向にずれていくように配置されている。第2放熱部を2個に限定せずに表現する場合、第2放熱部のそれぞれは、自身よりも吸込口3側に隣接された放熱部に対して、フィンピッチFpを(n+1)で除算した寸法分ずつ、筐体1の前後方向にずれていくように配置されている。このため、図16に示すように、吸込口3側から放熱器12を見た際、隣接する上流側放熱フィン22の間に下流側放熱フィン32及び下流側放熱フィン37が位置することとなる。
さらに、第2放熱部30は、第1放熱部20に対して、伝熱管ピッチDpの半分の寸法分、筐体1の上下方向にずれている。このため、図16に示すように、吸込口3側から放熱器12を見た際、隣接する上流側伝熱管21の間に下流側伝熱管31が位置することとなる。なお、第2放熱部35は、第2放熱部30に対して、伝熱管ピッチDpの半分の寸法分、筐体1の上下方向にずれている。つまり、第2放熱部35は、第1放熱部20に対して、筐体1の上下方向にずれていない。このため、図16に示すように、吸込口3側から放熱器12を見た際、下流側伝熱管36は、上流側伝熱管21の裏側に隠れている。
したがって、図16に示すように、吸込口3側から本実施の形態2に係る放熱器12を見た際、領域Bが形成される。この領域Bにおける筐体1の前後方向の幅は、上流側放熱フィン22と下流側放熱フィン32との間の距離となる。当該距離は、下流側放熱フィン32と下流側放熱フィン37との間の距離、又は、下流側放熱フィン37と上流側放熱フィン22との間の距離と言い変えることもできる。また、領域Bにおける筐体1の上下方向の幅は、上流側伝熱管21と下流側伝熱管31との間の距離となる。
この領域Bの面積も、従来の放熱器112に形成された領域Aの面積よりも小さい。つまり、この領域Bの等価直径De2も、領域Aの等価直径De1よりも小さい。このように放熱器12を構成しても、該放熱器12が簡易的なフィルターの役目を果たす。したがって、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Aの等価直径De1よりも小さく設定することができる。したがって、本実施の形態2に係る冷蔵庫100も、実施の形態1と同様に、ファン53の効率つまり送風機50の効率を向上させることができ、冷蔵庫100の消費電力量を低減させることができる。
ここで、領域Bの等価直径De2は、以下のように求めることができる。
図16に示すように、領域Bにおける筐体1の前後方向の幅Fd3は、上流側放熱フィン22、下流側放熱フィン32及び下流側放熱フィン37の厚みをhとすると、Fd3=(Fp/3)−hとなる。また、この領域Bにおける筐体1の上下方向の幅Dd2は、上流側伝熱管21及び下流側伝熱管31の外径をDとすると、Dd2=(Dp/2)−Dとなる。また、流路の断面積に相当する領域Bの面積Af5は、Af5=Fd3×Dd2となる。また、領域Bの濡れ縁長さWp5は、Wp5=2×Fd3+2×Dd2となる。したがって、領域Bの等価直径De2は、De2=4×Af5/Wp5となる。
なお、第2放熱部35を、第1放熱部20及び第2放熱部30に対して筐体1の上下方向にずらしてもよい。領域Bをより小さくすることができ、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gをより小さくできるからである。このとき、第2放熱部30及び第2放熱部35は、自身よりも吸込口3側に隣接された放熱部に対して、伝熱管ピッチDpの1/3の寸法分ずつ、筐体1の上下方向にずれていくように配置されるのが好ましい。第2放熱部を2個に限定せずに表現する場合、第2放熱部のそれぞれは、自身よりも吸込口3側に隣接された放熱部に対して、伝熱管ピッチDpを(n+1)で除算した寸法分ずつ、筐体1の上下方向にずれていくように配置されるのが好ましい。領域Bをさらに小さくすることができ、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gをさらに小さくできるからである。
また、第2放熱部30及び第2放熱部35を、第1放熱部20に対して、筐体1の前後方向のみにずらしてもよい。このように放熱器12を構成しても、領域Bの面積を、従来の放熱器112に形成された領域Aの面積より小さくすることができる。このため、ファン53の効率つまり送風機50の効率を向上させることができ、冷蔵庫100の消費電力量を低減させることができる。
実施の形態3.
吸込口3を以下のように構成することにより、放熱器12を簡易的なフィルターとして機能させることもできる。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図19は、本発明の実施の形態3に係る放熱器及び吸込口を筐体の右側方から見た図である。つまり、図19は、吸込口3側から放熱器12の方向に、放熱器12及び吸込口3を見た図である。
本実施の形態3に係る冷蔵庫100においては、機械室2の右側面部2aに設けられた吸込口3は、少なくとも1つの開口部3aを備える。この開口部3aは、放熱器12の第1放熱部20の上流側伝熱管21と対向して配置されている。
本実施の形態3の場合、開口部3aと対向して配置されている上流側伝熱管21が、本発明の第1伝熱管に相当する。また、当該第1伝熱管に隣接する上流側伝熱管21が、本発明の第2伝熱管に相当する。
このように吸込口3を構成した場合、図19に示すように、吸込口3側から放熱器12を見た際、上流側伝熱管21、隣接する上流側放熱フィン22及び開口部3aの縁部の一部で囲まれた領域Bが形成される。この領域Bの面積も、従来の放熱器112に形成された領域Aの面積よりも小さい。つまり、この領域Bの等価直径De2も、領域Aの等価直径De1よりも小さい。このように放熱器12及び吸込口3を構成しても、放熱器12及び吸込口3が簡易的なフィルターの役目を果たす。したがって、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを領域Aの等価直径De1よりも小さく設定することができる。したがって、本実施の形態3に係る冷蔵庫100も、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、ファン53の効率つまり送風機50の効率を向上させることができ、冷蔵庫100の消費電力量を低減させることができる。
なお、本実施の形態3のように吸込口3を構成する場合、放熱器12を第1放熱部20のみで構成してもよい。上述のように、第1放熱部20及び吸込口3が簡易的なフィルターの役目を果たすからである。
また、上流側伝熱管21は、開口部3aにおける上下方向の中央で、該開口部3aと対向するのが好ましい。領域Bの面積、つまり領域Bの等価直径De2が最も小さくなるからである。換言すると、ファン53とベルマウス51との間の最短距離Gを最も小さくできるからである。
1 筐体、1a 内箱、1b 外箱、2 機械室、2a 右側面部、2b 左側面部、3 吸込口、3a 開口部、4 吹出口、5 風路、6 貯蔵室、7 扉、10 冷凍サイクル回路、11 圧縮機、12 放熱器、13 放熱パイプ、14 減圧装置、15 冷却器、20 第1放熱部、21 上流側伝熱管、22 上流側放熱フィン、30 第2放熱部、31 下流側伝熱管、32 下流側放熱フィン、35 第2放熱部、36 下流側伝熱管、37 下流側放熱フィン、40 冷却器用送風機、50 送風機、51 ベルマウス、52 貫通穴、53 ファン、54 ボス部、55 羽根、90 制御装置、100 冷蔵庫、112 放熱器(従来)、120 第1放熱部(従来)、121 上流側伝熱管(従来)、122 上流側放熱フィン(従来)、130 第2放熱部(従来)、131 下流側伝熱管(従来)、132 下流側放熱フィン(従来)。

Claims (8)

  1. 貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、
    前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、
    前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、
    を備え、
    前記放熱器は、
    前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、
    前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する第2放熱部と、
    を有し、
    前記第2放熱部は、前記第1放熱部に対して、前記筐体の前後方向に前記第1ピッチの半分の寸法分ずれ、かつ、前記筐体の上下方向に前記第2ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第3伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、
    前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、
    前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、
    前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きい冷蔵庫。
  2. 貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、
    前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、
    前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、
    を備え、
    前記放熱器は、
    前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、
    前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する第2放熱部と、
    を有し、
    前記第2放熱部は、前記第1放熱部に対して前記筐体の前後方向に前記第1ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、
    前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、
    前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、
    前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きい冷蔵庫。
  3. 貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、
    前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、
    前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、
    を備え、
    前記放熱器は、
    前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、
    前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する第2放熱部と、
    を有し、
    前記第2放熱部は、前記第1放熱部に対して前記筐体の上下方向に前記第2ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第3伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、
    前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、
    前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、
    前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きい冷蔵庫。
  4. 貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、
    前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、
    前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、
    を備え、
    前記放熱器は、
    前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、
    前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する、2以上の自然数であるn個の第2放熱部と、
    を有し、
    前記第1放熱部は、前記吸込口と対向して配置され、
    n個の前記第2放熱部は、前記第1放熱部よりも前記送風機側において、前記筐体の左右方向に並設されており、
    前記第2放熱部のそれぞれは、
    自身よりも前記吸込口側に隣接された放熱部に対して、前記第1ピッチを(n+1)で除算した寸法分ずつ、前記筐体の前後方向にずれていくように配置され、
    かつ、自身よりも前記吸込口側に隣接された放熱部に対して、前記筐体の上下方向に前記第2ピッチの半分の寸法分ずれて配置され、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第3伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、
    前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、
    前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、
    前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きい冷蔵庫。
  5. 貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、
    前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、
    前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、
    を備え、
    前記放熱器は、
    前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有する第1放熱部と、
    前記筐体の前後方向に互いに前記第1ピッチ間隔で並設された第3放熱フィン及び第4放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに前記第2ピッチ間隔で並設され、前記第3放熱フィン及び前記第4放熱フィンを貫通して設けられた第3伝熱管及び第4伝熱管を有する、2以上の自然数であるn個の第2放熱部と、
    を有し、
    前記第1放熱部は、前記吸込口と対向して配置され、
    n個の前記第2放熱部は、前記第1放熱部よりも前記送風機側において、前記筐体の左右方向に並設されており、
    前記第2放熱部のそれぞれは、
    自身よりも前記吸込口側に隣接された放熱部に対して、前記第1ピッチを(n+1)で除算した寸法分ずつ、前記筐体の前後方向にずれていくように配置され、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第3放熱フィンで囲まれた領域を第2領域とし、
    前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、
    前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、
    前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きい冷蔵庫。
  6. 貯蔵室、及び、下部背面側に配置され、左右側面部の一方に空気の吸込口が形成された機械室を有する筐体と、
    前記機械室内に設けられたベルマウス、及び、前記ベルマウス内に配置されたファンを有する送風機と、
    前記機械室内において前記吸込口と前記送風機との間に前記吸込口と対向して配置され、前記貯蔵室に供給する空気を冷却する冷凍サイクル回路の一部を構成する放熱器と、
    を備え、
    前記放熱器は、前記筐体の前後方向に互いに第1ピッチ間隔で並設された第1放熱フィン及び第2放熱フィン、並びに、前記筐体の上下方向に互いに第2ピッチ間隔で並設され、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンを貫通して設けられた第1伝熱管及び第2伝熱管を有し、
    前記吸込口は、前記第1伝熱管と対向して開口する開口部を有し、
    前記吸込口側から前記放熱器を見た際に、前記第1伝熱管、前記第2伝熱管、前記第1放熱フィン及び前記第2放熱フィンで囲まれた領域を第1領域とし、
    前記開口部側から前記放熱器の方向に前記放熱器及び前記開口部を見た際に、前記第1伝熱管、前記第1放熱フィン、前記第2放熱フィン及び前記開口部の縁部の一部で囲まれた領域を第2領域とし、
    前記第1領域の等価直径を第1等価直径とし、
    前記第2領域の等価直径を第2等価直径としたとき、
    前記ファンと前記ベルマウスとの間の最短距離は、前記第1等価直径よりも小さく、前記第2等価直径よりも大きい冷蔵庫。
  7. 前記第1伝熱管は、前記開口部における前記上下方向の中央で、該開口部と対向している請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記放熱器と共に前記冷凍サイクル回路を構成する圧縮機を備え、
    該圧縮機は、前記機械室内において、前記送風機の排気側に設けられている請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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