JP6389389B2 - サーマルプリンター - Google Patents

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本発明は、帯状のラベル連続体をサーマルヘッドとプラテンローラーとで挟持搬送しながら印字を施すサーマルプリンターに関する。
従来から、帯状のラベル連続体として、ラベル基材の裏面側の粘着剤層を仮着させる台紙(剥離紙)を用いずに、省資源をめざした台紙なしラベルが用いられている。この台紙なしラベル用のサーマルプリンター1は、図9に示すように、台紙なしラベル2の供給部3と、検出部4と、印字部5と、切断部6と、を備えている。
供給部3には、台紙なしラベル2がロール状に巻き回された状態のロール紙として装填される。台紙なしラベル2は、図中にその断面を拡大して示すように、帯状のラベル基材7と、ラベル基材7の裏面に形成した粘着剤層8と、ラベル基材7の表面に形成した下層側の感熱発色剤層9および上層側の剥離剤層10と、を有する。このように、台紙なしラベル2の最上層には、剥離剤層10が形成されているため、台紙なしラベル2をロール状に巻き回すと、粘着剤層8に剥離剤層10が接触することになる。従って、台紙なしラベル2をロール紙として供給部3に装填しても、内層側と外層側とが互いに接着してくっついてしまうことなく台紙なしラベル2を繰り出し可能となる。供給部3から繰り出された台紙なしラベル2は、供給部3から印字部5に向かって搬送される。
供給部3から印字部5までの台紙なしラベル2の搬送路には、台紙なしラベル2を案内するガイドローラー11と、検出部4とが設けられている。検出部4は、透過型光センサー等で構成されたマークセンサー12を有し、台紙なしラベル2に所定ピッチで予め印刷されている位置検出用マーク(図示せず)を検出して、印字部5および切断部6に対する台紙なしラベル2の相対的位置を検出する。
印字部5は、サーマルヘッド13とプラテンローラー14とを有している。供給部3から繰り出された台紙なしラベル2は、サーマルヘッド13とプラテンローラー14との間に供給される。印字部5では、プラテンローラー14を回転駆動させることで、台紙なしラベル2を挟持搬送すると共に、サーマルヘッド13の発熱素子15に印字データを供給して、ラベル基材7の表面に形成した感熱発色剤層9を発色させることで、ラベル基材7の表面に所定内容の印字を行う。
切断部6は、可動刃61および固定刃62を有し、所定ピッチで台紙なしラベル2を切断し、単葉の台紙なしラベル2Aとして発行する。なお、台紙なしラベル2に、所定ピッチでミシン目(図示せず)を形成することにより、切断部6を用いることなく印字済みの台紙なしラベル2をミシン目で切り離して単葉の台紙なしラベル2Aとすることもできる。
こうした構成のサーマルプリンター1において、台紙なしラベル2の裏面の粘着剤層8に接触するプラテンローラー14にはシリコーンゴム材等の剥離性材料が用いられ、非粘着性が確保されている。しかし、サーマルヘッド13とプラテンローラー14との間に台紙なしラベル2を挟持したままで、サーマルプリンター1の運転を長時間停止した場合には、プラテンローラー14に台紙なしラベル2が貼り付いてしまうことがある。これは、サーマルヘッド13によって台紙なしラベル2の裏面の粘着剤層8がプラテンローラー14に長時間押圧されることで粘着力が増したり、台紙なしラベル2にカールがかかってプラテンローラー14との接触面積が大きくなったりすることに起因すると考えられる。
プラテンローラー14に台紙なしラベル2が貼り付いた状態でプラテンローラー14が回転駆動され、台紙なしラベル2が搬送されると、台紙なしラベル2がプラテンローラー14の外周面に沿って巻き込まれてジャムになってしまう。そこで、プラテンローラー14の外周面に先端を近接させて配置した板バネをラベル巻込防止部材として設け、このラベル巻込防止部材によってプラテンローラー14から台紙なしラベル2を剥がすことで、台紙なしラベル2の巻き込みを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−221948号公報
従来技術のように、ラベル巻込防止部材によって台紙なしラベル2の巻き込みを防止する場合には、ラベル巻込防止部材とプラテンローラー14との間の近接距離を精密に設計し、ラベル巻込防止部材とプラテンローラー14との間の相対的な位置関係を安定して維持する必要がある。しかしながら、ラベル巻込防止部材とプラテンローラー14との間の近接距離を精密に設計しても、部品精度や、組み付け誤差によって精密に設計した近接距離にラベル巻込防止部材を配置できないことがある。
また、プラテンローラー14は、台紙なしラベル2を搬送するためにゴム等の弾性部材によって構成されているため、使用によってその周面が摩耗し、径が経時的に小さくなる。これにより、ラベル巻込防止部材とプラテンローラー14との間の相対的な位置関係に狂いが生じ、ラベル巻込防止部材とプラテンローラー14との間の近接距離が拡がってしまう。
そして、精密に設計した近接距離にラベル巻込防止部材を配置できなかった場合や、ラベル巻込防止部材とプラテンローラー14との間の近接距離が拡がってしまった場合には、ラベル巻込防止部材とプラテンローラー14との間に台紙なしラベル2が食い込みやすくなり、ジャムの発生頻度が高くなってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、ラベル巻込防止部材とプラテンローラーとの間の相対的な位置関係を安定して維持することができ、ジャムの発生頻度を低下させることができるサーマルプリンターを提供することにある。
本発明のサーマルプリンタは、台紙なしラベルを挟持搬送しながら印字を施すサーマルヘッド及びプラテンローラーを備え、印字動作では、台紙なしラベルを逆方向に搬送した後に、正方向に搬送して印字を行うサーマルプリンターであって、プラテンローラーよりも上流に設けられ、プラテンローラーの周面と近接して配置された下流側端縁を有する上流側巻込み防止部材と、プラテンローラーの周面に対する上流側巻込み防止部材の角度を調整する角度調整機構と、プラテンローラーの周面と下流側端縁との近接距離を調整する近接距離調整機構と、を備えた。
本発明によれば、部品精度や組み付け誤差がある場合や、プラテンローラーの周面が摩耗して径が小さくなっても、プラテンローラーの周面と下流側端縁との近接距離を調整することで、ラベル巻込防止部材の下流側端縁とプラテンローラーの周面との間の相対的な位置関係を安定して維持することができ、ジャムの発生頻度を低下させることができるという効果を奏する。
本発明に係るサーマルプリンターの実施の形態の構成を示す概略斜視図である。 図1に示すサーマルプリンターの概略側面図である。 図1に示す巻き込み防止ユニットの構成を示す斜視図である。 図1に示す巻き込み防止ユニットの構成を示す分解斜視図である。 図3に示す上流側巻込み防止部材のスライド動作を説明するための説明図である。 巻き込み防止ユニットの他の実施の形態を示す斜視図である。 巻き込み防止ユニットの他の実施の形態を示す斜視図である。 図7に示す上流側巻込み防止部材のスライド動作及び角度調整動作を説明するための説明図である。 従来のサーマルプリンターの概略側面図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態のサーマルプリンター1aは、図1及び図2を参照すると、台紙なしラベル2の供給部3と、検出部4と、印字部5aと、切断部6と、を備えている。なお、図1及び図2において、図9に示す従来のサーマルプリンター1と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略あるいは簡略化する。
印字部5aには、図2を参照すると、プラテンローラー14よりも台紙なしラベル2の搬送方向上流側(以下、単に上流側と称す)に配置された上流側巻込み防止部材21と、プラテンローラー14よりも台紙なしラベル2の搬送方向下流側(以下、単に下流側と称す)に配置された下流側巻込み防止部材22とが設けられている。上流側巻込み防止部材21及び下流側巻込み防止部材22は、図1に示すように、巻込み防止ユニット20としてプラテンローラー14との相対的位置を維持した状態で取り付けられている。
巻込み防止ユニット20は、図3及び図4に示すように、台紙なしラベル2の搬送方向に向かって、プラテンローラー14の左端部側に位置する左側ブラケット23と、プラテンローラー14の右端部側に位置する右側ブラケット24と、左側ブラケット23と右側ブラケット24との間に間隔をおいて掛け渡された上流側巻込み防止部材21及び下流側巻込み防止部材22と、を備えている。
左側ブラケット23には、プラテンローラー14のローラー軸14aに係合するローラー係合孔231が形成されていると共に、右側ブラケット24には、ローラー軸14aに係合する円弧状切欠き241が形成されている。また、左側ブラケット23には、プラテンローラー14を支持する支持部材16(図1参照)に左側ブラケット23を固定するための固定孔232が形成されている。これにより、巻込み防止ユニット20は、プラテンローラー14のローラー軸14aに、左側ブラケット23のローラー係合孔231と、右側ブラケット24の円弧状切欠き241とを係合させた状態で取り付けられるため、長期間にわたってプラテンローラー14との相対的位置を維持し、互いの間のずれを最小限に抑えておくことができる。さらに、固定孔232に通した固定ネジ30を用いて左側ブラケット23を支持部材16に固定することにより、プラテンローラー14と左側ブラケット23(すなわち、巻込み防止ユニット20)とのローラー軸14a周りの相対的位置が固定される。
下流側巻込み防止部材22は、例えば金属製のプレート材で構成され、巻込み防止ユニット20をプラテンローラー14のローラー軸14aに係合させて取り付けた状態で、プラテンローラー14よりも下流側の台紙なしラベル2の裏面側(粘着剤層8)に、台紙なしラベル2の幅方向全域にわたって配置される。なお、本実施の形態において、下流側巻込み防止部材22、左側ブラケット23及び右側ブラケット24は、型抜き後曲げ加工によって形成された一体部品で構成されている。これにより、左側ブラケット23及び右側ブラケット24に対する下流側巻込み防止部材22の相対的位置が確実に固定される。
下流側巻込み防止部材22の台紙なしラベル2の裏面側に対向する表面は、剥離剤を塗布する等の非粘着処理が施されたり、非粘着材で構成されたりした非粘着面となっている。下流側巻込み防止部材22の上流側端縁221は、プラテンローラー14のローラー軸14aと平行な直線状に形成されており、プラテンローラー14の周面に対して近接して配置される。これにより、台紙なしラベル2を上流側から下流側への正方向に搬送させる際に、下流側巻込み防止部材22は、台紙なしラベル2の裏面の粘着剤層8に接触しつつ台紙なしラベル2をプラテンローラー14から離反するように案内可能である。
上流側巻込み防止部材21は、例えば金属製のプレート材で構成され、巻込み防止ユニット20をプラテンローラー14のローラー軸14aに係合させて取り付けた状態で、プラテンローラー14よりも上流側の台紙なしラベル2の裏面(粘着剤層8)側に、台紙なしラベル2の幅方向全域にわたって配置される。上流側巻込み防止部材21の台紙なしラベル2の裏面側に対向する表面は、剥離剤を塗布する等の非粘着処理が施されたり、非粘着材で構成されたりした非粘着面となっている。上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211は、直線状に形成されている。
図4を参照すると、上流側巻込み防止部材21の左側ブラケット23側の端部には、下流側端縁211と直交する方向を長手方向とする長孔212が形成されていると共に、上流側巻込み防止部材21の右側ブラケット24側の端部には、右側ブラケット24に沿うように略直角に屈曲した屈曲片213が形成され、この屈曲片213に下流側端縁211と直交する方向を長手方向とする長孔214が形成されている。また、左側ブラケット23には、長孔212と対向する位置に略直角に屈曲した屈曲片233が形成され、屈曲片233に上流側巻込み防止部材21を固定するための固定孔234が形成されている。さらに、右側ブラケット24には、屈曲片213に形成された長孔214と対向する位置に固定孔242が形成されている。
上流側巻込み防止部材21は、長孔212に通した固定ネジ31を固定孔234にねじ込むことで左側ブラケット23に、長孔214に通した固定ネジ32を固定孔242にねじ込むことで右側ブラケット24にそれぞれ固定される。従って、上流側巻込み防止部材21は、固定ネジ31及び固定ネジ32を緩めることで、長孔212及び長孔214に沿って、下流側端縁211と直交する方向にスライド可能に構成され、下流側端縁211とプラテンローラー14の周面との距離を変更することができる。すなわち、長孔212及び長孔214と、固定ネジ31及び固定ネジ32とは、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラー14の周面との距離を変更する近接距離調整機構として機能する。
また、右側ブラケット24には、略直角に屈曲した屈曲片243が形成され、屈曲片243に上流側巻込み防止部材21に向けて突出する案内突起244が形成されている。そして、上流側巻込み防止部材21の右側ブラケット24側の端部には、案内突起244と対向する位置に下流側端縁211と直交する方向を長手方向とする長孔215が形成されている。これにより、上流側巻込み防止部材21を左側ブラケット23及び右側ブラケット24に取り付けることで、案内突起244は長孔215に係合され、案内突起244と長孔215とは、上流側巻込み防止部材21のスライドを案内するスライド案内手段として機能する。なお、長孔212及び固定ネジ31と長孔214及び固定ネジ32もスライド案内手段として機能するが、上流側巻込み防止部材21を固定する固定手段も兼ねているため、固定ネジ31及び固定ネジ32は長孔212及び長孔214に緩く嵌った状態であり、それほど正確にスライドを案内することができない。従って、上流側巻込み防止部材21のスライドを案内する専用のスライド案内手段を設けることで、より精度良くスライドを案内することができる。
なお、図4を参照すると、取り付けられる上流側巻込み防止部材21の下面側には、左側ブラケット23と右側ブラケット24とを連結する連結部材25が取り付けられている。連結部材25は、巻込み防止ユニット20の強度を確保する補強手段として機能する。また、連結部材25の上面と、左側ブラケット23の上流側巻込み防止部材21が取り付けられる上辺235と、屈曲片233の上面と、右側ブラケット24の上流側巻込み防止部材21が取り付けられる上辺245とは、プラテンローラー14のローラー軸14aと平行な同一平面上に配置されており、上流側巻込み防止部材21のスライドを案内する案内面として機能する。
上流側巻込み防止部材21の右側ブラケット24側の端部には、右側ブラケット24にから遠ざかる方向に略直角に屈曲した屈曲片が把持部216として形成されている。上流側巻込み防止部材21は、下流側端縁211をプラテンローラー14の周面に近接させて固定する必要がある。従って、把持部216を設けることで、上流側巻込み防止部材21のスライドを容易に行うことができ、簡単に上流側巻込み防止部材21の位置あわせを行うことができる。
上流側巻込み防止部材21は、下流側端縁211がプラテンローラー14のローラー軸14aと平行に、且つプラテンローラー14の周面に対して近接させて固定する。これにより、台紙なしラベル2を下流側から上流側への逆方向に搬送(バックフィード)させる際に、上流側巻込み防止部材21は、台紙なしラベル2の裏面の粘着剤層8に接触しつつ台紙なしラベル2をプラテンローラー14から離反するように案内可能である。なお、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211は、厚いと搬送されてくる台紙なしラベル2がぶつかってしまうため、薄い方が好ましいが、台紙なしラベル2を案内する所定の強度が必要になるため、厚さを0.2mm〜0.5mmの範囲に設定すると好適である。
本実施の形態のサーマルプリンター1aでは、印字済みの台紙なしラベル2を切断部6によって切断し、単葉の台紙なしラベル2Aを発行した後、図2に示すように、台紙なしラベル2のラベル先端部2Bがサーマルヘッド13とプラテンローラー14とで挟持される印字領域よりも下流側に突出した状態で次回の印字発行を待機する。従って、印字発行動作では、台紙なしラベル2の先端から印字するため、まず、台紙なしラベル2を逆方向に搬送し、台紙なしラベル2の先端が印字部まで到達したときに、逆搬送を停止する。そして、次に、台紙なしラベル2が正方向に搬送されつつ、印字が行われることになる。このため、サーマルプリンター1aの運転が長時間停止され、プラテンローラー14に貼り付いてしまった台紙なしラベル2は、まずは、逆方向に搬送されることになる。従って、プラテンローラー14の上流側に配置された上流側巻込み防止部材21によって、台紙なしラベル2の巻き込みを確実に防止しなければならず、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211と、プラテンローラー14の周面との近接距離を精密に維持する必要がある。
図5(a)には、新品のプラテンローラー14と、上流側巻込み防止部材21との初期状態の位置関係が示されている。図5(a)によると、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211は、プラテンローラー14の周面に近接して配置され、この状態を維持することが望まれている。なお、プラテンローラー14の周面から最も離れた位置に上流側巻込み防止部材21をスライドさせて固定し、これを図5(a)に示す初期状態の位置合わせされるように構成すると好適である。この場合には、プラテンローラー14の交換時における上流側巻込み防止部材21の位置合わせを容易に行うことができる。
プラテンローラー14は、使用によってその周面が摩耗し、径が経時的に小さくなり、図5(b)に示すように、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラー14の周面との近接距離が拡がってしまう。この場合、本実施の形態では、上流側巻込み防止部材21は、下流側端縁211と直交する方向をスライド可能に構成されているため、図5(c)に矢印Aで示すように、上流側巻込み防止部材21をプラテンローラー14の周面に近づく方向にスライドさせて固定することで、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラー14の周面との近接距離を図5(a)に示す初期状態に戻すことができる。これにより、プラテンローラー14の周面が摩耗して径が小さくなっても、ラベル巻込防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラーの周面との間の相対的な位置関係を安定して維持することができ、ジャムの発生頻度を低下させることができる。
なお、本実施の形態では、上流側巻込み防止部材21を左側ブラケット23に固定する固定ネジ31をねじ込む方向(下流側端縁211と垂直な方向)と、上流側巻込み防止部材21を右側ブラケット24に固定する固定ネジ32をねじ込む方向(下流側端縁211と平行な方向)とが直交するように構成されている。この場合には、固定ネジ31と固定ネジ32との向きが異なるため、固定ネジ31及び固定ネジ32の緩みにくくなるという一定の効果を生じる。しかしながら、図1に示すように、プラテンローラー14の右側に動力機構等が配置されている場合には、巻込み防止ユニット20を取り外さなければ、固定ネジ32を緩めることができず、上流側巻込み防止部材21をスライドさせることができない。
そこで、図6に示す巻込み防止ユニット20aのように、上流側巻込み防止部材21aを右側ブラケット24に固定する固定ネジ33を、上流側巻込み防止部材21を左側ブラケット23に固定する固定ネジ31をねじ込む方向と同様に、下流側端縁211と垂直な方向にねじ込むように構成することもできる。この場合には、巻込み防止ユニット20aを取り付けた状態で、固定ネジ31及び固定ネジ32を緩めて、上流側巻込み防止部材21をスライドさせることができる。上流側巻込み防止部材21aの右側ブラケット23側の端部には、下流側端縁211と直交する方向を長手方向とする長孔217が形成されていると共に、右側ブラケット24の屈曲片243には、上流側巻込み防止部材21を固定するための固定孔246が形成されている。これにより、長孔217に通した固定ネジ33を固定孔246にねじ込むことで上流側巻込み防止部材21aが右側ブラケット24に固定される。
また、本実施の形態の巻込み防止ユニット20は、上流側巻込み防止部材21と下流側巻込み防止部材22とを備えているが、図7に示す巻込み防止ユニット20bのように、上流側巻込み防止部材21のみを備えるようにしても良い。さらに、巻込み防止ユニット20bの左側ブラケット23aには、プラテンローラー14のローラー軸14aを中心とする円弧状の長穴236が形成されており、長穴236に通した固定ネジ30を用いて左側ブラケット23aを支持部材16に固定するように構成されている。この長穴236と固定ネジ30とは、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度を調整する角度調整機構として機能する。すなわち、固定ネジ30を緩めることで、左側ブラケット23aを長穴236に沿ってローラー軸14aを中心として回転させることができ、プラテンローラー14と左側ブラケット23aとのローラー軸14a周りの相対的位置を変更することが可能となる。そして、プラテンローラー14と左側ブラケット23aとのローラー軸14a周りの相対的位置を変更することで、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度が変更される。
図8(a)に示す初期状態から、図8(b)に示すように、プラテンローラー14の周面が摩耗して径が小さくなった場合、図8(c)に矢印Aで示すように、上流側巻込み防止部材21をプラテンローラー14の周面に近づく方向にスライドさせると共に、図8(c)に矢印Bに示すように、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度を変更させる。これにより、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラー14の周面との近接距離と、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度とを図8(a)に示す初期状態に戻すことができる。従って、プラテンローラー14の周面が摩耗して径が小さくなっても、上流側ラベル巻込防止部材21の下流側端縁21とプラテンローラー14の周面との間の相対的な位置関係と、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度とを安定して維持することができ、ジャムの発生頻度をさらに低下させることができる。なお、台紙なしラベル2とプラテンローラー14は接触面積が小さいほうが台紙なしラベル2がプラテンローラーに貼り付きにくくなる。そのため、上流側巻込み防止部材21の角度をさらに変更して、下流側端縁211を、サーマルヘッドの発熱素子15とプラテンローラー14の接点により近接した位置で固定させることができる。
さらに、本実施の形態では、プラテンローラー14の上流側に配置された上流側巻込み防止部材21をスライド可能に構成したが、プラテンローラー14の下流側に配置された下流側巻込み防止部材22をスライド可能に構成し、下流側巻込み防止部材22の上流側端縁221とプラテンローラー14の周面との近接距離を調整可能に構成しても良い。例えば、印字発行動作が始まると、まず、台紙なしラベル2が正方向に搬送される場合、サーマルプリンター1aの運転が長時間停止され、プラテンローラー14に貼り付いてしまった台紙なしラベル2は、正方向に搬送されることになる。従って、プラテンローラー14の下流側に配置された下流側巻込み防止部材22によって、台紙なしラベル2の巻き込みを確実に防止しなければならず、下流側巻込み防止部材22の上流側端縁221と、プラテンローラー14の周面との近接距離を精密に維持する必要がある。下流側巻込み防止部材22をスライド可能に構成することで、下流側巻込み防止部材22の上流側端縁221と、プラテンローラー14の周面との相対的な位置関係(近接距離)を安定して維持する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、台紙なしラベル2を挟持搬送しながら印字を施すサーマルヘッド13及びプラテンローラー14を備え、印字動作では、台紙なしラベル2を逆方向に搬送した後に、正方向に搬送して印字を行うサーマルプリンター1aであって、プラテンローラー14よりも上流に設けられ、プラテンローラー14の周面と近接して配置された下流側端縁211を有する上流側巻込み防止部材21と、プラテンローラー14の周面と下流側端縁211との近接距離を調整する近接距離調整機構(長孔212及び長孔214、固定ネジ31及び固定ネジ32)とを備えている。
この構成により、部品精度や組み付け誤差がある場合や、プラテンローラー14の周面が摩耗して径が小さくなっても、プラテンローラー14の周面と下流側端縁211との近接距離を調整することで、ラベル巻込防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラーの周面との間の相対的な位置関係を安定して維持することができ、ジャムの発生頻度を低下させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、上流側巻込み防止部材21は、台紙なしラベル2の裏面に対向する非粘着面を有するプレート材であり、近接距離調整機構によって下流側端縁211と直交する方向にスライド可能である。
この構成により、上流側巻込み防止部材21を台紙なしラベル2の搬送をガイドするガイド手段として機能させることができると共に、簡単な構成で、プラテンローラー14の周面と下流側端縁211との近接距離を調整することができる。
さらに、本実施の形態によれば、上流側巻込み防止部材21は、プラテンローラー14のローラー軸14aを基準にして取り付けられている。
この構成により、ラベル巻込防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラーの周面との間の相対的な位置関係をより安定して維持することができる。
さらに、本実施の形態によれば、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度を調整する角度調整機構(長穴236、固定ネジ30)を備えている。
この構成により、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度を調整することで、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度を安定して維持することができ、ジャムの発生頻度をさらに低下させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、上流側巻込み防止部材21は、プラテンローラー14のローラー軸14aに当接するブラケット(左側ブラケット23a、右側ブラケット24a)を介して取り付けられており、角度調整機構によってプラテンローラー14とブラケットとのローラー軸14a周りの相対的位置が変更可能に構成されている。
この構成により、簡単な構成でプラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度を調整することができ、プラテンローラー14の周面に対する上流側巻込み防止部材21の角度を初期状態に戻すことができる。
さらに、本実施の形態によれば、台紙なしラベル2を挟持搬送しながら印字を施すサーマルヘッド13及びプラテンローラー14を備えたサーマルプリンター1aであって、プラテンローラー14の上流側と下流側とのいずれか若しくは両方に設けられ、プラテンローラー14の周面と近接して配置された近接端縁を有する巻込み防止部材(下流側端縁211を有する上流側巻込み防止部材21、上流側端縁221を有する下流側巻込み防止部材22)と、プラテンローラー14の周面と近接端縁との近接距離を調整する近接距離調整機構とを備えている。
この構成により、印字動作が開始されると、まず搬送される方向に配置された巻込み防止部材に近接距離調整機構を設けることで、サーマルプリンター1aの運転が長時間停止され、プラテンローラー14に貼り付いてしまった台紙なしラベル2の巻き込みを確実に防止することができる。
以上、本発明を具体的な実施形態で説明したが、上記実施形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施できることは言うまでも無い。
例えば、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラー14の周面との距離を変更する近接距離調整機構として、搬送方向の長さが異なる複数の上流側巻込み防止部材を設け、上流側巻込み防止部材を付け替えることで、上流側巻込み防止部材21の下流側端縁211とプラテンローラー14の周面との距離を変更するように構成することもできる。
なお、本発明のサーマルプリンターは、台紙なしラベルを挟持搬送しながら印字を施すサーマルヘッド及びプラテンローラーを備え、印字動作では、前記台紙なしラベルを逆方向に搬送した後に、正方向に搬送して印字を行うサーマルプリンターであって、前記プラテンローラーよりも上流に設けられ、前記プラテンローラーの周面と近接して配置された下流側端縁を有する上流側巻込み防止部材と、前記プラテンローラーの周面と前記下流側端縁との近接距離を調整する近接距離調整機構とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明のサーマルプリンターにおいて、前記上流側巻込み防止部材は、前記台紙なしラベルの裏面に対向する非粘着面を有するプレート材であり、前記近接距離調整機構によって前記下流側端縁と直交する方向にスライド可能であっても良い。
さらに、本発明のサーマルプリンターにおいて、前記上流側巻込み防止部材は、前記プラテンローラーのローラー軸を基準にして取り付けられていても良い。
さらに、本発明のサーマルプリンターにおいて、前記プラテンローラーの周面に対する前記上流側巻込み防止部材の角度を調整する角度調整機構を備えていても良い。
さらに、本発明のサーマルプリンターにおいて、前記上流側巻込み防止部材は、前記プラテンローラーのローラー軸に当接するブラケットを介して取り付けられており、前記角度調整機構によって前記プラテンローラーと前記ブラケットとのローラー軸周りの相対的位置が変更可能であっても良い。
また、本発明のサーマルプリンターは、台紙なしラベルを挟持搬送しながら印字を施すサーマルヘッド及びプラテンローラーを備えたサーマルプリンターであって、前記プラテンローラーの上流側と下流側とのいずれか若しくは両方に設けられ、前記プラテンローラーの周面と近接して配置された近接端縁を有する巻込み防止部材と、前記プラテンローラーの周面と前記近接端縁との近接距離を調整する近接距離調整機構とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、部品精度や組み付け誤差がある場合や、プラテンローラーの周面が摩耗して径が小さくなっても、プラテンローラーの周面と下流側端縁との近接距離を調整することで、ラベル巻込防止部材の下流側端縁とプラテンローラーの周面との間の相対的な位置関係を安定して維持することができ、ジャムの発生頻度を低下させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、印字動作時にまず搬送される方向の巻込み防止部材を設けることで、サーマルプリンターの運転が長時間停止され、プラテンローラーに貼り付いてしまった台紙なしラベルの巻き込みを確実に防止することができる。
1 サーマルプリンター
1a サーマルプリンター
2 台紙なしラベル
2A 単葉の台紙なしラベル
2B ラベル先端部
3 供給部
4 検出部
5 印字部
5a 印字部
6 切断部
7 ラベル基材
8 粘着剤層
9 感熱発色剤層
10 剥離剤層
11 ガイドローラー
12 マークセンサー
13 サーマルヘッド
14 プラテンローラー
14a ローラー軸
15 発熱素子
16 支持部材
20、20a、20b 巻込み防止ユニット
21、21a 上流側巻込み防止部材
22 下流側巻込み防止部材
23、23a 左側ブラケット
24、24a 右側ブラケット
25 連結部材
30〜33 固定ネジ
61 可動刃
62 固定刃
211 下流側端縁
212 長孔
213 屈曲片
214 長孔
215 長孔
216 把持部
217 長孔
221 上流側端縁
231 ローラー係合孔
232 固定孔
233 屈曲片
234 固定孔
235 上辺
236 長穴
241 円弧状切欠き
242 固定孔
243 屈曲片
244 案内突起
245 上辺
246 固定孔

Claims (4)

  1. 台紙なしラベルを挟持搬送しながら印字を施すサーマルヘッド及びプラテンローラーを備え、印字動作では、前記台紙なしラベルを逆方向に搬送した後に、正方向に搬送して印字を行うサーマルプリンターであって、
    前記プラテンローラーよりも上流に設けられ、前記プラテンローラーの周面と近接して配置された下流側端縁を有する上流側巻込み防止部材と、
    前記プラテンローラーの周面に対する前記上流側巻込み防止部材の角度を調整する角度調整機構と、
    前記プラテンローラーの周面と前記下流側端縁との近接距離を調整する近接距離調整機構と、を備えた、サーマルプリンター。
  2. 前記上流側巻込み防止部材は、前記プラテンローラーのローラー軸に当接するブラケットを介して取り付けられており、
    前記角度調整機構によって前記プラテンローラーと前記ブラケットとのローラー軸周りの相対的位置が変更可能である、請求項1に記載のサーマルプリンター。
  3. 前記上流側巻込み防止部材は、前記台紙なしラベルの裏面に対向する非粘着面を有するプレート材であり、前記近接距離調整機構によって前記下流側端縁と直交する方向にスライド可能である、請求項1又は2に記載のサーマルプリンター。
  4. 前記上流側巻込み防止部材は、前記プラテンローラーのローラー軸を基準にして取り付けられている、請求項1に記載のサーマルプリンター。
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