JP6362255B2 - 印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法 - Google Patents

印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法 Download PDF

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本発明は印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法にかかるもので、とくに印字用紙の装填位置合わせ作業性を向上させることができる印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法に関するものである。
従来から、ラベルやタグ、あるいは台紙なしラベルなどの印字用紙に所定の情報を印字して発行する印字装置がある。
この印字装置は、熱転写方式あるいは熱発色(感熱)方式、さらにはインクジェット方式や静電印字方式など任意の印字方式を採用しているが、帯状の印字用紙を装填する際に、その印字部に対して適正な姿勢に、すなわち、印字用紙の移送方向に対して直交する方向に位置合わせして装填セットする必要がある。
このような装填位置合わせ作業のために、印字用紙の移送路に沿ったガイド部材などを用いているが、装填位置合わせ作業性および装填位置合わせ正確性を向上させるためには、複数のガイド部材を移送路上の複数の要所に設ける必要があることから、部品点数が多くなるという問題がある。
さらに、帯状の印字用紙を移送路において適正に装填位置合わせするためには、より長い範囲ないし長さにわたってガイド部材を設ける必要があるが、印字部周辺には各種の部品が集中しており、これら周辺の各種部品に邪魔にならないような簡易的な構成による装填位置合わせ構造が求められているという問題がある。
特開2013−216416号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、装填位置合わせ作業性および装填位置合わせ正確性を向上させることができる印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法を提供することを課題とする。
また本発明は、印字用紙を適正に装填位置合わせするにあたって、部品点数を増やすことがない印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法を提供することを課題とする。
また本発明は、印字部周辺において簡易な構成を実現した印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、印字装置における印字用紙の装填位置合わせ用のガイドとして印字用紙の幅方向にプレート部材を設けることに着目したもので、第一の発明は、印字用紙に印字するための印字部を有する印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造であって、上記印字用紙の移送路に沿って設けるとともに、上記印字用紙の幅方向における一方の用紙端縁部を規制可能な幅規制固定用壁部と、上記印字部の最下流側に位置しているとともに、上記印字用紙の幅方向にわたるプレート部材と、を有し、このプレート部材には、上記幅規制固定用壁部に沿った状態に上記印字用紙をセットするための装填位置合わせ用目印を設けていることを特徴とする印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造である。
第二の発明は、印字用紙に印字するための印字部を有する印字装置における印字用紙の装填位置合わせ方法であって、上記印字用紙の移送路において設けた幅規制固定用壁部に当接するように上記印字用紙の一方の用紙端縁部を沿わせ、上記印字部の最下流側に位置しているとともに上記印字用紙の幅方向にわたるプレート部材に設けた装填位置合わせ用目印に上記印字用紙の上記一方の用紙端縁部を合わせて、上記幅規制固定用壁部に沿った状態に上記印字用紙をセットすることを特徴とする印字装置における印字用紙の装填位置合わせ方法である。
上記装填位置合わせ用目印は、上記印字用紙の幅方向における上記一方の用紙端縁部を合わせることができるように位置していることができる。
上記幅規制固定用壁部は、上記移送路において上流側に位置する第1の幅規制固定用壁部と、下流側に位置する第2の幅規制固定用壁部と、を有することができる。
上記第1の幅規制固定用壁部が設けられている幅規制用シャフトには、上記印字用紙の幅方向に移動調整可能であるとともに、上記印字用紙の幅方向における他の用紙端縁部を規制可能な幅規制可動リングを設けていることができる。
上記印字部は、プラテンローラーおよびサーマルヘッドを有し、上記第1の幅規制固定用壁部は、上記移送路の最上流側に位置しているとともに、上記第2の幅規制固定用壁部は、上記プラテンローラーより上流側に位置していることができる。
上記印字部は、プラテンローラーおよびサーマルヘッドを有し、このサーマルヘッドをこのプラテンローラーに対して開放して上記印字用紙を上記移送路に沿って装填可能であるとともに、上記プレート部材は、上記サーマルヘッドおよび上記プラテンローラーより下流側に位置していることができる。
上記印字用紙は、帯状の台紙と、この台紙上に仮着したラベル片とを有し、上記プレート部材は、剥離板として上記印字用紙のこの台紙を転向することにより、この台紙から上記ラベル片を剥離可能であることができる。
上記装填位置合わせ用目印は、上記プレート部材に視認可能に形成した凹部であることができる。
上記装填位置合わせ用目印は、上記プレート部材に視認可能に貫通して形成した貫通孔であることができる。
本発明による印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法においては、一般的な台紙付きのラベル連続体の剥離板としても兼用可能なプレート部材に装填位置合わせ用目印を設けたので、部品点数を増やすことなく、装填位置合わせ作業性も良好である。
とくに第一の発明の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造によれば、プレート部材を移送路の最下流側に位置させているので、移送路におけるより長い距離にわたって帯状の印字用紙の位置合わせを行うことができ、装填位置合わせの正確性を向上させることができる。
とくに第二の発明の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ方法によれば、移送路の最下流側に位置して印字用紙の幅方向にわたるプレート部材に設けた装填位置合わせ用目印に印字用紙の一方の用紙端縁部を合わせるようにセットするので、印字部における他の構成部品などに邪魔されずに、容易に装填位置合わせ作業を行うことができる。
本発明の実施例による印字装置における印字用紙(ラベル連続体5)の装填位置合わせ構造39を装備した印字装置(ラベルプリンター1)の正面図である。 同、補助移送駆動ローラー12、位置検出用センサー14およびサーマルヘッド19部分を開放した状態を示す斜視図である。 同、ラベルプリンター1の移送路8におけるラベル連続体5(印字用紙)の装填位置合わせ構造39の平面図である。 同、装填位置合わせ用目印の変形例を示す要部拡大断面図であって、図4(1)は、剥離板20に円形状の貫通孔41を視認可能に貫通して形成した状態を示し、図4(2)は、剥離板20の表裏面にそれぞれ円形状の凹部40を視認可能に形成した状態を示す。 同、コンベア42上を搬送される被貼付け物43の底面にラベル片10を貼り付けるラベル貼付け機44の概略側面図である。
本発明は、印字装置における印字用紙の装填位置合わせ用部材として、印字用紙の幅方向に設けたプレート部材に装填位置合わせ用目印を設けたので、部品点数少なく、装填位置合わせ作業性および装填位置合わせ正確性をともに向上可能な印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法を実現した。
つぎに本発明の実施例による印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造および装填位置合わせ方法について、印字装置としてラベルプリンター1に応用した構成を例に取って図1ないし図5にもとづき説明する。
図1は、ラベルプリンター1の正面図であって、ラベルプリンター1は、中央本体ユニット2(装置本体)を有し、中央本体ユニット2の一方の側面(正面)側に位置して印字部3を設けている。
中央本体ユニット2には、当該ラベルプリンター1をたとえばラベル貼付け機(図示せず)に取り付けるための取付け部4を設けている。
この取付け部4は、任意の構成を選択することができるが、図示の例では、たとえば、中央本体ユニット2の周縁部にこれを設けており、さらに具体的には、中央本体ユニット2の周縁部に形成した複数個(たとえば、5個)の取付け孔(上方中央取付け孔4A、上方左端取付け孔4B、上方右端取付け孔4C、下方左端取付け孔4D、下方右端取付け孔4E)である。
印字部3は、印字用紙(たとえば、ラベル連続体5)に印字を行う。
印字部3は、ラベル連続体5の導入口6から排出口7までの間の移送路8においてラベル連続体5に所定の情報を印字可能である。
ラベル連続体5は、とくに図1において、その断面図を拡大して示すように、帯状の台紙9と、台紙9の上に仮着した複数枚のラベル片10と、を有し、台紙9の裏面側にあらかじめ位置検出用マーク(図示せず)を印刷してある。
印字部3は、移送路8の上流側(図1中、左側)から、幅規制用シャフト11と、上下一対の補助移送駆動ローラー12および補助移送従動ローラー13と、位置検出用センサー14と、移送方向一対のガイドローラー15と、台紙引っ張りローラー16およびローレットローラー17と、プラテンローラー18と、サーマルヘッド19と、剥離板20(プレート部材)と、熱転写インクリボン21のリボン供給軸22およびリボン巻取り軸23と、を有する。
補助移送従動ローラー13および位置検出用センサー14を移送路8に対して、またサーマルヘッド19をプラテンローラー18に対して開放してラベル連続体5を移送路8に沿って装填可能である(図2を参照)。
幅規制用シャフト11には、とくに図1中奥側(ラベル連続体5の移送方向左側)の第1の幅規制固定用壁部24と、図1中手前側(ラベル連続体5の移送方向右側)の幅規制可動リング25と、を設けてあり、第1の幅規制固定用壁部24および幅規制可動リング25、さらにはプラテンローラー18のやや上流側の第2の幅規制固定用壁部26により、ラベル連続体5の左右両縁部を規制して移送路8に沿ってラベル連続体5の移送姿勢を適正に規制可能としている。
なお、ラベル連続体5を移送路に装填セットする作業自体には、後述する剥離板20の円形状の凹部40(装填位置合わせ用目印、図2)も利用する。
一対の補助移送駆動ローラー12および補助移送従動ローラー13は、プラテンローラー18と同期して、プラテンローラー18およびサーマルヘッド19によるラベル連続体5の正逆方向(下流側への正移送方向、および上流側への逆移送方向)の移送の補助を行う。
位置検出用センサー14は、ラベル連続体5の台紙9の裏面側の上記位置検出用マーク(図示せず)を検出して、ラベル連続体5のプラテンローラー18ないしサーマルヘッド19との相対位置関係を検出可能とする。
台紙引っ張りローラー16およびローレットローラー17は、剥離板20の部分で転向されたラベル連続体5の台紙9を後方(上流側、図1中、左方向)に送り、台紙ガイドローラー27を経て、当該ラベルプリンター1とは別構成の台紙巻取り軸(図示せず)に巻き取り可能とする。
プラテンローラー18は、サーマルヘッド19との間にラベル連続体5および熱転写インクリボン21を、押圧スプリング28による所定印字圧で挟持し、さらにサーマルヘッド19への印字データ供給とともにプラテンローラー18の回転駆動により、ラベル連続体5(ラベル片10)上に所定情報を印字する。
なお、リボン供給軸22からの熱転写インクリボン21は、第1のリボンガイドローラー29を経て、プラテンローラー18およびサーマルヘッド19の間に供給され、第2のリボンガイドローラー30を経てリボン巻取り軸23に巻き取られる。
図2は、印字部3において、補助移送駆動ローラー12、位置検出用センサー14およびサーマルヘッド19部分を開放した状態を示す斜視図である。
図2に示すように、補助移送従動ローラー13は、位置検出用センサー14の一方の発光部あるいは受光部とともに、センサーブロック31にこれを取り付けてあり、センサーブロック31を中央本体ユニット2に対して上方回動し、移送路8上方を開放可能としてある。
さらに、プラテンローラー18に対するサーマルヘッド19の開放とともに、移送路8内にラベル連続体5を装填可能としている。すなわち、開閉レバー32を図中時計方向に回動操作することによりプラテンローラー18とサーマルヘッド19との間を離間させることができ、その間にラベル連続体5および熱転写インクリボン21を装填挟持可能である。
開閉レバー32を反時計方向に回動操作するとともに、その先端部をレバー係合ピン33に係合することにより、図1に示す印字態勢にセットすることができる。
またセンサーブロック31は、その先端部に形成した一対の係合爪34を一対の係合溝35にそれぞれ係合することにより、ラベル連続体5を補助移送駆動ローラー12および補助移送従動ローラー13さらに位置検出用センサー14の部分に装填可能である。
剥離板20(プレート部材)は、サーマルヘッド19およびプラテンローラー18より下流側(すなわち、印字部3において最下流側)に位置しており、その先端部においてラベル連続体5の台紙9のみを転向させることにより台紙9からラベル片10を剥離して、ラベルプリンター1外に排出発行することができる。発行されたラベル片10は、たとえばラベル貼付け機により被貼付け物(ともに図示せず)に貼り付けられる。
なお、とくに図1に示すように、中央本体ユニット2の上部に位置して、電源スイッチ36、各種の操作キーを備えた操作部37、および液晶ディスプレイなどによる表示部38を設けてある。
図3は、ラベルプリンター1の移送路8におけるラベル連続体5(印字用紙)の装填位置合わせ構造39の平面図である。
装填位置合わせ構造39は、ラベル連続体5の移送路8に沿って設けた、上述の最上流側に位置する第1の幅規制固定用壁部24および下流側(ただしプラテンローラー18より上流側)に位置する第2の幅規制固定用壁部26と、印字部3の最下流側に位置している剥離板20(プレート部材)と、を有する。
第1の幅規制固定用壁部24および第2の幅規制固定用壁部26は、ラベル連続体5の幅方向における一方の用紙端縁部5Aを規制可能である。
剥離板20は、ラベル連続体5の幅方向にわたっており、とくに図3にその要部を拡大して示すように、剥離板20には、幅規制固定用壁部(第1の幅規制固定用壁部24、第2の幅規制固定用壁部26)に沿った状態にラベル連続体5をセットするための円形状の凹部40(装填位置合わせ用目印)を視認可能、かつ十分な位置合わせ正確性を確保可能な大きさで設けている。
具体的には、円形状の凹部40は、ラベル連続体5の幅方向における一方の用紙端縁部5Aを、たとえばその中心に合わせることにより、第1の幅規制固定用壁部24および第2の幅規制固定用壁部26に沿ってラベル連続体5をその移送方向に直交する姿勢に装填位置合わせすることができるように位置している。
第1の幅規制固定用壁部24が設けられている幅規制用シャフト11には、ラベル連続体5の幅方向に移動調整可能であるとともに、ラベル連続体5の幅方向における他の用紙端縁部5Bを規制可能な前記幅規制可動リング25を設けている。
こうした構成の装填位置合わせ構造39においては、ラベル連続体5の移送路8において設けた第1の幅規制固定用壁部24および第2の幅規制固定用壁部26に当接するようにラベル連続体5の一方の用紙端縁部5Aを沿わせるとともに、剥離板20に設けた円形状の凹部40の中心にラベル連続体5の一方の用紙端縁部5Aを合わせて、第1の幅規制固定用壁部24および第2の幅規制固定用壁部26に沿った状態にラベル連続体5をセットする。
さらに、幅規制用シャフト11において、幅規制可動リング25をラベル連続体5の幅方向に移動調整することにより、ラベル連続体5の幅方向における他の用紙端縁部5Bを規制し、ラベル連続体5の左右両側の端縁部5A、5Bを移送路8内に適正に位置させた状態で装填し、移送路8内での移送にともなうラベル連続体5の蛇行を確実に防止することができる。
剥離板20に形成した凹部40は、その加工が容易であるとともに、円形状であるため、この部分に応力が集中することがなく、剥離板20を細幅状のプレート部材として構成しても、所定の機械的強度を確保可能である。
また、最上流側の第1の幅規制固定用壁部24と最下流側の剥離板20の円形状の凹部40との間で、移送路8内で最長の長さにわたってラベル連続体5を位置合わせしているので、より正確かつ容易にラベル連続体5の位置合わせを行うことができる。
しかも、円形状の凹部40は、印字部3におけるプラテンローラー18およびサーマルヘッド19など他の機構ないし部品に遮られることなく、作業者が視認可能であり、装填位置合わせ作業を容易に実行可能である。
なお本発明においては、プレート部材(たとえば剥離板20)に設ける装填位置合わせ用目印は、凹部40の代わりに凸部を形成したり、目盛りの形成や色付けの構成、その他、任意の形態ないし構成を採用可能である。
たとえば、図4は、装填位置合わせ用目印の変形例を示す要部拡大断面図であって、図4(1)は、剥離板20に円形状の貫通孔41を視認可能に貫通して形成した状態を示し、図4(2)は、剥離板20の表裏面にそれぞれ円形状の凹部40を視認可能に形成した状態を示している。
こうした構成の円形状の貫通孔41および円形状の凹部40を剥離板20に形成した場合であっても、剥離板20の表面および裏面のいずれに印字用紙を装填位置合わせする際にも、当該貫通孔41および凹部40を目印にすることができる。
すなわち、ラベルプリンター1(印字装置)全体を中央本体ユニット2において、ラベル貼付け機に対して任意の姿勢で取り付けた場合にも、対応が可能である。
たとえば図5は、コンベア42上を搬送される被貼付け物43の底面にラベル片10を貼り付けるラベル貼付け機44の概略側面図であって、ラベルプリンター1の姿勢を倒置して用いる場合に、図4(1)のような円形状の貫通孔41、あるいは図4(2)のような円形状の凹部40の位置を剥離板20の裏側から視認可能で、ラベル連続体5を装填位置合わせすることができる。
ラベルプリンター1により印字済みのラベル片10を、ラベル貼付け機44の貼付けローラー45あるいは貼付け吸盤46により、被貼付け物43の底面に貼り付けることができる。
さらに本発明においては、印字用紙として、台紙9付きのラベル連続体5以外にも、台紙なしラベル、あるいは糊面を持たないタグ用紙などを選択することもできる。台紙なしラベルを装填する際には、プレート部材を剥離板として使用することなく、その表面に剥離性処理(非粘着処理)を施す。
かくして、台紙なしラベルやタグなど剥離板20の部分で転向する必要がない印字用紙であっても、円形状の凹部40あるいは貫通孔41の部分で印字用紙の一方の端縁部を位置合わせすることができる。
1 ラベルプリンター(印字装置、図1)
2 中央本体ユニット(装置本体)
3 印字部
4 取付け孔(取付け部)
4A 上方中央取付け孔
4B 上方左端取付け孔
4C 上方右端取付け孔
4D 下方左端取付け孔
4E 下方右端取付け孔
5 ラベル連続体(印字用紙)
5A ラベル連続体5の一方の用紙端縁部
5B ラベル連続体5の他方の用紙端縁部
6 導入口
7 排出口
8 移送路
9 台紙
10 ラベル片
11 幅規制用シャフト
12 補助移送駆動ローラー
13 補助移送従動ローラー
14 位置検出用センサー
15 ガイドローラー
16 台紙引っ張りローラー
17 ローレットローラー
18 プラテンローラー
19 サーマルヘッド
20 剥離板(プレート部材)
21 熱転写インクリボン
22 リボン供給軸
23 リボン巻取り軸
24 第1の幅規制固定用壁部(幅規制固定用壁部)
25 幅規制可動リング
26 第2の幅規制固定用壁部(幅規制固定用壁部)
27 台紙ガイドローラー
28 押圧スプリング
29 第1のリボンガイドローラー
30 第2のリボンガイドローラー
31 センサーブロック
32 開閉レバー
33 レバー係合ピン
34 一対の係合爪
35 一対の係合溝
36 電源スイッチ
37 操作部
38 表示部
39 ラベルプリンター1におけるラベル連続体5(印字用紙)の装填位置合わせ構造(実施例、図3)
40 円形状の凹部
41 円形状の貫通孔(図4(1)、変形例)
42 コンベア
43 被貼付け物
44 ラベル貼付け機(図5)
45 貼付けローラー
46 貼付け吸盤

Claims (10)

  1. 印字用紙に印字するための印字部を有する印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造であって、
    前記印字用紙の移送路に沿って設けるとともに、前記印字用紙の幅方向における一方の用紙端縁部を規制可能な幅規制固定用壁部と、
    前記印字部の最下流側に位置しているとともに、前記印字用紙の幅方向にわたるプレート部材と、を有し、
    このプレート部材には、前記幅規制固定用壁部に沿った状態前記印字用紙を移送方向に直交する姿勢にセットするために、前記印字用紙の表面から見て円形状の視認可能な装填位置合わせ用目印を設けていることを特徴とする印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  2. 前記装填位置合わせ用目印は、前記印字用紙の幅方向における前記一方の用紙端縁部を合わせることができるように位置していることを特徴とする請求項1記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  3. 前記幅規制固定用壁部は、前記移送路において上流側に位置する第1の幅規制固定用壁部と、下流側に位置する第2の幅規制固定用壁部と、を有することを特徴とする請求項1または2記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  4. 前記第1の幅規制固定用壁部が設けられている幅規制用シャフトには、前記印字用紙の幅方向に移動調整可能であるとともに、前記印字用紙の幅方向における他の用紙端縁部を規制可能な幅規制可動リングを設けていることを特徴とする請求項3記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  5. 前記印字部は、プラテンローラーおよびサーマルヘッドを有し、
    前記第1の幅規制固定用壁部は、前記移送路の最上流側に位置しているとともに、
    前記第2の幅規制固定用壁部は、前記プラテンローラーより上流側に位置していることを特徴とする請求項3または4記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  6. 前記印字部は、プラテンローラーおよびサーマルヘッドを有し、
    このサーマルヘッドをこのプラテンローラーに対して開放して前記印字用紙を前記移送路に沿って装填可能であるとともに、
    前記プレート部材は、前記サーマルヘッドおよび前記プラテンローラーより下流側に位置していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  7. 前記印字用紙は、帯状の台紙と、この台紙上に仮着したラベル片とを有し、
    前記プレート部材は、剥離板として前記印字用紙のこの台紙を転向することにより、この台紙から前記ラベル片を剥離可能であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  8. 前記装填位置合わせ用目印は、前記プレート部材に視認可能に形成した凹部であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  9. 前記装填位置合わせ用目印は、前記プレート部材に視認可能に貫通して形成した貫通孔であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の印字装置における印字用紙の装填位置合わせ構造。
  10. 印字用紙に印字するための印字部を有する印字装置における印字用紙の装填位置合わせ方法であって、
    前記印字用紙の移送路において設けた幅規制固定用壁部に当接するように前記印字用紙の一方の用紙端縁部を沿わせ、
    前記印字部の最下流側に位置しているとともに前記印字用紙の幅方向にわたるプレート部材に設けた前記印字用紙の表面から見て円形状の視認可能な装填位置合わせ用目印に前記印字用紙の前記一方の用紙端縁部を合わせて、前記幅規制固定用壁部に沿った状態前記印字用紙を移送方向に直交する姿勢にセットすることを特徴とする印字装置における印字用紙の装填位置合わせ方法。
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