JP2005001690A - 感熱性粘着シート用熱活性化装置、感熱性粘着シート用プリンタ - Google Patents

感熱性粘着シート用熱活性化装置、感熱性粘着シート用プリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を必要に応じて熱活性化可能な熱活性化装置を提供する。
【解決手段】挿入口1から挿入された感熱性粘着シートAを引き込んで搬送する引き込みローラ20と、搬送されるシートAの感熱性粘着剤層を熱活性化させる熱活性化ユニット40と、感熱性粘着剤層が熱活性化されたシートAを排出口2から排出する排出ローラ50とを筐体3内に設け、未印字又は既印字のシートAの感熱性粘着剤層を必要に応じて熱活性化可能とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の一つは、シート状基材の一方の面に形成された感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる感熱性粘着シート用熱活性化装置に関するものである。本発明の他の一つは、上記シート基材の他方の面に形成された印字可能層に印字を行う感熱性粘着シート用プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、商品に貼付されるシートの一つに感熱性粘着シートがある。この感熱性粘着シートは、シート基材の一方の面に、通常時は非粘着性を示し、加熱されると粘着性を発現する感熱性粘着剤層が形成され、他方の面の印字可能層が形成された印刷メディアであり、例えば、食品のPOSシート、物流シート、配送シート、医療用シート、バゲッジタグ、ビン類や缶類の表示シートなどとして広く使用されている。
【0003】
上記のような感熱性粘着シートに印字を行う感熱性粘着シート用プリンタとして、サーマルプリンタの印字ヘッドとして利用されているサーマルヘッドのように、セラミック基板上に設けられた複数の抵抗体(発熱素子)を熱源として有するヘッドを感熱性粘着ラベルの感熱性粘着剤層に接触させて加熱するようにした熱活性化装置を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ここで、従来の感熱性粘着シート用プリンタの一般的な構成について、図8を参照して説明する。図8の感熱性粘着シート用プリンタは、ロール状に巻回されたテープ状の感熱性粘着ラベルAを保持するロール収納ユニットBと、感熱性粘着ラベルAに印字する印字ユニットCと、感熱性粘着シートAを所定の長さのラベルに切断するカッタユニットDと、感熱性粘着ラベルAの感熱性粘着剤層を熱活性化させる熱活性化装置としての熱活性化ユニットEと、で構成される。
【0005】
印字ユニットCは、ドット印字が可能なように幅方向に配設された複数の比較的小さな抵抗体で構成された複数の発熱素子Fを有する印字用サーマルヘッドGと、その印字用サーマルヘッドG(発熱素子F)に圧接される印字用プラテンローラHなどで構成される。図8では、印字用プラテンローラHは時計回りに回転され、感熱性粘着ラベルAは右側へ搬送される。
【0006】
カッタユニットDは、印字ユニットCによって印字が行われた感熱性粘着ラベルAを適当な長さで切断するためのものであり、電動モータ等の駆動源(図示省略)によって作動される可動刃I、該可動刃Iと対向された固定刃J等から構成されている。
【0007】
熱活性化ユニットEは、発熱素子Kを有する加熱手段としての熱活性化用サーマルヘッドLと、感熱性粘着ラベルAを搬送する搬送手段としての熱活性化用プラテンローラMと、印字ユニットC側から供給された感熱性粘着ラベルAを熱活性化用サーマルヘッドL(発熱素子K)と熱活性化用プラテンローラMとの間に引き込む引き込みローラNなどで構成される。図8では、熱活性化用プラテンローラMは印字用プラテンローラHと反対の方向(反時計回り)に回転され、感熱性粘着ラベルAを所定の方向(右側)へ搬送するようになっている。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−79152号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の感熱性粘着シート用プリンタは、感熱性粘着シートの印字可能層に印字を行う印字ユニットと、感熱性粘着剤層を熱活性化させる熱活性化ユニットとが一体に設けられているため、次のような課題があった。
【0010】
(1)印字可能層への印字又は感熱性粘着剤層の熱活性化のいずれか一方のみを選択的に行うことができない。従って、予め印字可能層に印字のみを行っておき、必要に応じて感熱性粘着剤層を熱活性化させて対象物に貼り付けるといった作業ができない。すなわち、いわゆる「まとめ張り」ができない。
【0011】
(2)感熱性粘着シート専用ではない汎用プリンタによっても上記印字可能層への印字は可能である。しかし、上記の通り、従来の感熱性粘着シート用プリンタは、印字と熱活性化とを一連に行う構成となっている。従って、汎用プリンタを用いて印字された感熱性粘着シートの熱活性化のみを行うことができない。結局、感熱性粘着シートを使用する場合は、専用の感熱性粘着シート用プリンタを別途用意しなくてはならない。
【0012】
本発明の目的の一つは、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を必要に応じて熱活性化させることができる感熱性粘着シート用熱活性化装置を提供することにある。本発明の目的の他の一つは、必要に応じてプリンタに着脱可能な感熱性粘着シート用熱活性化装置を提供することにある。本発明の目的の他の一つは、必要に応じて感熱性粘着シート用熱活性化装置を着脱可能な感熱性粘着シート用プリンタを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の感熱性粘着シート用熱活性化装置は、上記目的を達成するため、シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートが挿入される挿入口と、挿入口に挿入された感熱性粘着シートを搬送する搬送手段と、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる熱活性化手段と、感熱性粘着剤層が熱活性化された感熱性粘着シートを排出する排出手段と、を少なくとも有することによって、別体のプリンタによって印字された感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を必要に応じて熱活性化させることを可能とした。また、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を先に熱活性化させ、その感熱性粘着シートを対象物に貼り付けてから印字可能層に印字したり、手書きしたりすることを可能とした。
【0014】
また、シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタから排出された印字済みの感熱性粘着シートが挿入される挿入口を設け、別体のプリンタによって印字された感熱性粘着シートを受け入れ、その感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を熱活性化させることを可能とした。
【0015】
また、シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタを着脱可能とするプリンタ着脱手段を設け、必要に応じてプリンタに接続し、そのプリンタによって印字された感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を熱活性化させることを可能とした。
【0016】
また、感熱性粘着シートを所望の長さに切断する切断手段を設け、感熱性粘着剤層が熱活性化される前に、又は熱活性化された後に、感熱性粘着シートを所望の長さに切断可能とした。
【0017】
また、感熱性粘着シートの印字可能層に印字可能なプリンタと通信を行うプリンタ通信手段を設け、プリンタを制御したり、逆に、プリンタからの制御を受けたり、プリンタの動作状況に応じた制御を行ったりすることを可能とした。
【0018】
本発明の感熱性粘着シート用プリンタは、上記目的を達成するため、シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの印字可能層に印字を行う印字手段と、感熱性粘着シートを印字手段に搬送する搬送手段と、印字済みの感熱性粘着シートを排出する排紙手段と、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を熱活性化させる感熱性粘着シート用熱活性化装置を着脱可能とする熱活性化装置着脱手段とを少なくとも有することによって、熱活性化機構が一体に設けられた従来の感熱性粘着シート用プリンタとしても、通常のプリンタとしても、使用可能とした。
【0019】
また、感熱性粘着シート用熱活性化装置と通信を行う熱活性化装置通信手段を設け、熱活性化装置を制御したり、逆に、熱活性化装置からの制御を受けたり、熱活性化装置の動作状況に応じた制御を行ったりすることを可能とした。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施形態1】
以下、本発明の感熱性粘着シート用熱活性化装置の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の感熱性粘着シート用熱活性化装置(以下、「熱活性化装置P1」と表記する)の構成を示す概略図である。図2は、本発明の熱活性化装置P1の制御系及び駆動系の概略を示すブロック図である。図1に示すように、熱活性化装置P1は、感熱性粘着シートAが挿入される挿入口1と、感熱性粘着シートAが排出される排出口2とが開口された筐体3を有する。筐体3の内部には、挿入検知センサ10と、一対の引き込みローラ20と、通過検知センサ30と、熱活性化ユニット40と、一対の排出ローラ50と、排出検知センサ60と、が感熱性粘着シートAの搬送路Rに沿って設けられている。また、図1では省略されているが、筐体3の内部には、図2に示す制御系や駆動系も設けられている。図2に示す制御系は、挿入検知センサ10、引き込みローラ20、通過検知センサ30、熱活性化ユニット40、排出ローラ50、及び排出検知センサ60などを統括的に管理する制御手段としてのCPU70や、CPU70によって実行される制御プログラムなどが格納されたROM71や、必要な各種データを入力したり、入力されているデータを呼び出したりするための操作部72や、入出力されるデータやその他のデータを表示するための表示部73などから構成されている。なお、図2に示す駆動系に関しては後述する。
【0022】
ここで、熱活性化装置P1によって感熱性粘着剤層が熱活性化される感熱性粘着シートAに特に制限はない。例えば、前述の特許文献1に記載されているような、シート基材の表面に断熱層及び感熱発色層(印字可能層)が形成され、裏面に感熱性粘着剤が塗布乾燥されてなる感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着ラベルも含まれる。なお、一般的な感熱性粘着剤は、熱可塑性樹脂や固体可塑性樹脂などを主成分とするが、感熱性粘着剤の組成にも特に限定はない。また、感熱性粘着シートAには、上記感熱発色層の表面に保護層又は有色印字層(予め印字されている層)が形成された感熱性粘着ラベルなども含まれる。
【0023】
図1に示す挿入口1は、略直方体状の筐体3の側面に開口され、排出口2は、挿入口1が開口されている側面と対向する筐体3の側面に開口されている。もっとも、挿入口1と排出口2の開口位置に特別な制限はなく、上記以外の位置に開口することもできる。
【0024】
図1に示す挿入検知センサ10は、光学式センサであって、挿入口1よりも所定距離だけ引き込みローラ20寄りの位置に設置されている。挿入検知センサ10は、挿入口1から挿入された感熱性粘着シートAの先端を光学的に検知し、センサ信号(挿入検知信号)を図2に示すセンサ入力回路74に出力する。センサ入力回路74は、入力された挿入検知信号をインターフェイス(I/F75)を介してCPU70に出力する。もっとも、挿入検知センサ10は、機械式センサやその他のセンサであってもよい。
【0025】
図1に示す引き込みローラ20は、感熱性粘着シートAの搬送路Rを挟んで上側に配置された上引き込みローラ21(能動ローラ)と、下側に配置された下引き込みローラ22(受動ローラ)とから構成されている。上引き込みローラ21には、図2に示すモータ駆動回路23を介してCPU70により制御されるステッピングモータ24が不図示の伝達機構を介して接続されている。一方、下引き込みローラ22は、回転軸上に回転自在に取付けられている。そして、図2に示すCPU70から命令を受けたモータ駆動回路23から出力される駆動信号によってステッピングモータ24が駆動されると、図1に示す上引き込みローラ21が反時計回りに回転し、挿入口1から挿入された感熱性粘着シートAを上下の引き込みローラ21、22の間に引き込み、熱活性化ユニット40に向けて搬送する。このとき、下引き込みローラ22は、感熱性粘着シートAを上引き込みローラ21に圧接させつつ、感熱性粘着シートAの移動に伴って従動回転する。もっとも、下引き込みローラ22にステッピングモータ24を接続して能動ローラとし、上引き込みローラ21を受動ローラとしてもよい。
【0026】
図1に示す通過検知センサ30は、光学式センサであって、熱活性化ユニット40よりも感熱性粘着シートAの搬送方向手前に設置されている。通過検知センサ30は、引き込みローラ20によって熱活性化ユニット40に送り込まれる感熱性粘着シートAを光学的に検知し、センサ信号(通過検知信号)を図2に示すセンサ入力回路74に出力する。センサ入力回路74は、入力された通過検知信号をCPU70に出力する。もっとも、通過検知センサ30は、機械式センサやその他のセンサであってもよい。
【0027】
図1に示す熱活性化ユニット40は、複数の発熱素子41を有する熱活性化用サーマルヘッド42と、感熱性粘着シートAを搬送する熱活性化用プラテンローラ43と、熱活性化用プラテンローラ43の駆動源でもある図2に示すステッピングモータ24と、熱活性化用サーマルヘッド42(発熱素子41)と、発熱素子41を駆動する熱活性化ユニット駆動回路45と、ステッピングモータ24の回転駆動力を熱活性化用プラテンローラ43に伝達する不図示の伝達機構と、などから構成されている。
【0028】
熱活性化用サーマルヘッド42は、公知のサーマルプリンタにおいて印字ヘッドとして使用されているサーマルヘッドと同様の構成、すなわち、セラミックス基板の上に薄膜技術又は厚膜技術によって形成された複数の発熱素子(発熱抵抗体)の表面に結晶化ガラスの保護層が設けられたものである。このように、熱活性化用サーマルヘッド42として印字用サーマルヘッドを使用することによって、コストの低廉化を図ることができる。もっとも、熱活性化用サーマルヘッド42の発熱素子41は、印字用サーマルヘッドの発熱素子のようにドット単位で分割されている必要はなく、連続した抵抗体であってもよい。
【0029】
かかる熱活性化ユニット40では、図2に示すCPU70から命令を受けたモータ駆動回路23から出力される駆動信号によってステッピングモータ24が駆動されると、図1に示す熱活性化用プラテンローラ43が反時計回りに回転する。これによって、引き込みローラ20によって搬送されてきた感熱性粘着シートAは、熱活性化用サーマルヘッド42との間に引き込まれ、引き込まれたシートAは発熱素子41に圧接されながら排出ローラ50側に送り出される。これと同時に、CPU70からの命令を受けた熱活性化ユニット駆動回路45から出力された駆動信号に従って発熱素子41が熱活性化動作(発熱)を開始し、感熱性粘着シートAの感熱性粘着剤層が加熱されて熱活性化される。
【0030】
熱活性化ユニット40は、熱活性化用サーマルヘッド42を熱活性化用プラテンローラ43に向けて押圧するコイルバネや板バネといった加圧手段と、その加圧手段による押圧力を調整する調整手段を有していることが望ましい。また、感熱性粘着剤層の幅方向全体が熱活性化用サーマルヘッド42(発熱素子41)に対して均等に圧接されるように、熱活性化用プラテンローラ43の回転軸と、発熱素子41の配列方向とを平行に保つことが望ましい。
【0031】
図1に示す排出ローラ50は、感熱性粘着シートAの搬送路Rを挟んで上側に配置された上排出ローラ51(能動ローラ)と、下側に配置された下排出ローラ52(受動ローラ)とから構成されている。上排出ローラ51には、引き込みローラ20の駆動源でもある図2に示すステッピングモータ24が不図示の伝達機構を介して接続されている。一方、下排出ローラ52は、回転軸上に回転自在に取付けられている。そして、図2に示すCPU70から命令を受けたモータ駆動回路23から出力される駆動信号によってステッピングモータ24が駆動されると、図1に示す上排出ローラ51が反時計回りに回転する。これによって、熱活性化ユニット40によって感熱性粘着剤層が熱活性化された感熱性粘着シートAは、上下の排出ローラ51、52の間に引き込まれ、排出口2から外部に送り出される。このとき、下排出ローラ52は、感熱性粘着シートAを上排出ローラ51に圧接しつつ、感熱性粘着シートAの移動に伴って従動回転する。もっとも、下排出ローラ52にステッピングモータ24を接続して能動ローラとし、上排出ローラ51を受動ローラとしてもよい。
【0032】
図1に示す排出検知センサ60は、光学式センサであって、排出口2よりも感熱性粘着シートAの搬送方向手前に設置されている。排出検知センサ60は、排出ローラ50によって排出口2から送り出される感熱性粘着シートAを光学的に検知し、センサ信号(排出検知信号)を図2に示すセンサ入力回路74に出力する。センサ入力回路74は、入力された排出検知信号をCPU70に出力する。もっとも、排出検知センサ60は、機械式センサやその他のセンサであってもよい。
【0033】
次に、以上の構成を有する熱活性化装置P1の動作例を図1、図2に加えて図3を参照しながら説明する。図3は、熱活性化装置P1の動作フローの概略を示すチャート図である。
【0034】
(1)挿入口1から挿入された感熱性粘着シートAの先端が挿入検知センサ10の設置位置(図3では「挿入部」と表記)まで到達すると、その先端が挿入検知センサ10によって検知される。感熱性粘着シートAの先端を検知した挿入検知センサ10は、挿入検知信号をセンサ入力回路74に出力し、挿入検知信号が入力されたセンサ入力回路74は、入力された挿入検知信号をCPU70に出力する。一方、感熱性粘着シートAが挿入口1に挿入されていない場合や、挿入されていても、その感熱性粘着シートAの先端が挿入検知センサ10の設置位置まで到達していない場合には、挿入検知センサ10から挿入検知信号は出力されず、熱活性化装置P1は動作しない。
【0035】
(2)挿入検知信号が入力されたCPU70は、モータ駆動回路23に動作開始の命令を出力する(命令を出力するとは制御信号を出力することを意味する。以下同様)。CPU70から動作開始の命令を受けたモータ駆動回路23は、ステッピングモータ24に駆動信号を出力し、該モータ24を作動させる。すると、上引き込みローラ21が反時計回りに回転を開始し(搬送動作を開始し)、挿入口1に端部が挿入されている感熱性粘着シートAが筐体3内に引き込まれて熱活性化ユニット40に向けて搬送される。
【0036】
(3)熱活性化ユニット40に向けて搬送されている感熱性粘着シートAの先端が通過検知センサ30の設置位置(図3では「ヘッド部」と表記)まで到達すると、その先端が通過検知センサ30によって検知される。感熱性粘着シートAの先端を検知した通過検知センサは、通過検知信号をセンサ入力回路74に出力し、通過検知信号が入力されたセンサ入力回路74は、入力された通過検知信号をCPU70に出力する。一方、挿入検知信号が入力された後、所定時間tが経過しても通過検知信号が入力されない場合、CPU70は、モータ駆動回路23に動作停止の命令を出力する。CPU70から動作停止の命令を受けたモータ駆動回路23は、ステッピングモータ24への駆動信号の出力を中断し、該モータ24を停止させる。
【0037】
(4)上記所定時間t内に通過検知信号が入力された場合、CPU70は、排出検知信号の入力がないことをもって、排出検知センサ60の設置位置(図3では「排出部」と表記)に、前回熱活性化された感熱性粘着シートAが残っていないことを確認する。一方、排出検知信号の入力がある場合、CPU70は、モータ駆動回路23に搬送動作停止の命令を出力する。
【0038】
(5)通過検知信号の入力があり、排出検知信号の入力がない場合、CPU70は、所定時間t1経過後に熱活性化ユニット駆動回路45に動作開始の命令を出力する。ここで、所定時間t1とは、通過検知センサ30によって検知された感熱性粘着シートAの先端が、通過検知センサ30と熱活性化用サーマルヘッド40との間の距離Zだけ搬送されるのに必要な時間である。CPU70から動作開始の命令を受けた熱活性化ユニット駆動回路45は、熱活性化用サーマルヘッド42(発熱素子41)に駆動信号を出力し、熱活性化用サーマルヘッド42の発熱素子41に発熱を開始させる(熱活性化動作を開始させる)。ここで、引き込みローラ20と駆動源を共通にする熱活性化用プラテンローラ43は、引き込みローラ20の回転開始に伴って既に反時計回りに回転を開始している。この結果、引き込みローラ20によって搬送されてきた感熱性粘着シートAは熱活性化用プラテンローラ43に引き継がれ、引き継がれた感熱性粘着シートAは、感熱性粘着剤層が熱活性化用サーマルヘッド42(発熱素子41)によって加熱されながら排出ローラ50側に搬送される。
【0039】
(6)その後、通過検知信号の入力が途絶えると(感熱性粘着シートAの後端がヘッド部を通過すると)、CPU70は、所定時間t1経過後に熱活性化ユニット駆動回路45に制御信号を出力し、発熱素子41の発熱を停止させる。すなわち、上記距離Z分だけ熱活性化動作を継続させた後に発熱素子41の発熱を停止させる。一方、熱活性化距離Xが予め設定されている場合、CPU70は、感熱性粘着シートAが上記距離Xだけ搬送されるのに必要な時間t2内だけ発熱素子41を発熱させる。以上のようにして熱活性化ユニット40を通過した感熱性粘着シートAは、引き込みローラ20と駆動源を共通にし、引き込みローラ20の回転開始と共に反時計回りに回転を開始している(排出動作を開始している)排出ローラ50に引き継がれ、排出口2から外部に送り出される。
【0040】
(7)通過検知センサの入力が途絶えた後に所定時間t3が経過すると、CPU70は、モータ駆動回路23に動作停止の命令を出力する。CPU70から動作停止命令を受けたモータ駆動回路23は、ステッピングモータ24への駆動信号の出力を中断し、該モータ24を停止させる。これによって、引き込みローラ20、熱活性化用プラテンローラ43及び排出ローラ50が停止する。ここで、所定時間t3とは、ヘッド部を通過した感熱性粘着シートAの後端が熱活性化用サーマルヘッド42を通過するまでに要する時間である。従って、所定時間t3は最短で上記所定時間t1と同一となる。
【0041】
(8)その後、排出口2から送り出された熱活性化済みの感熱性粘着シートAが排出口2から取り除かれると、CPU70への排出検知信号の入力が途絶える。
【0042】
【実施形態2】
以下、本発明の感熱性粘着シート用プリンタ及び感熱性粘着シート用熱活性化装置の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図4は、本発明の感熱性粘着シート用プリンタ(以下、「プリンタP2」と表記する)と、そのプリンタP2に装着された本発明の感熱性粘着シート用熱活性化装置(以下、「熱活性化装置P1」と表記する)の構成を示す概略図である。図5は、図4に示すプリンタP2の制御系及び駆動系の概略を示すブロック図であり、図6は、図4に示す熱活性化装置P1の制御系及び駆動系の概略を示すブロック図である。
【0043】
図4に示すプリンタP2は、感熱性粘着シートAが挿入されるプリンタ挿入口80と、感熱性粘着シートAが排出されるプリンタ排出口81とが開口されると共に、熱活性化装置P1を着脱可能とする不図示の着脱手段を備えたプリンタ筐体82を有する。プリンタ筐体82の内部には、感熱性粘着シートAの印字可能層に印字を行う印字ユニット90と、プリンタ挿入口80から挿入された感熱性粘着シートAを印字ユニット90に搬送する一対の送り込みローラ100と、印字ユニット90を通過した印字済みの感熱性粘着シートAを所定の長さに切断するカッタユニット110と、カッタユニット110によって切断された印字済みの感熱性粘着シートAをプリンタ排出口81から外部に送り出す一対の送り出しローラ120と、が設けられている。また、図4では省略されているが、プリンタ筐体82の内部には、図5に示す制御系や駆動系も設けられている。図5に示す制御系は、印字ユニット90、送り込みローラ100、カッタユニット110、及び送り出しローラ120などを統括的に管理する制御手段としてのプリンタCPU130や、プリンタCPU130によって実行される制御プログラムなどが格納されたプリンタROM131や、上記着脱手段を介して装着された熱活性化装置P1と通信を行うための熱活性化装置通信手段132や、必要な各種データを入力したり、入力されているデータを呼び出したりするためのプリンタ操作部133や、入出力されるデータやその他のデータを表示するためのプリンタ表示部134などから構成されている。なお、図5に示す駆動系に関しては後述する。
【0044】
ここで、図4に示すプリンタP2によって印字可能な感熱性粘着シートAに特に制限はない。例えば、前述の特許文献1に記載されているような、シート基材の表面に断熱層及び感熱発色層(印字可能層)が形成され、裏面に感熱性粘着剤が塗布乾燥されてなる感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着ラベルも含まれる。一般的な感熱性粘着剤は、熱可塑性樹脂や固体可塑性樹脂などを主成分とするが、感熱性粘着剤の組成にも特に限定はない。また、感熱性粘着シートには、上記感熱発色層の表面に保護層又は有色印字層(予め印字されている層)が形成された感熱性粘着ラベルなども含まれる。
【0045】
図4に示す送り込みローラ100は、感熱性粘着シートAの搬送路Rを挟んで上側に配置された上送り込みローラ101(能動ローラ)と、下側に配置された下送り込みローラ102(受動ローラ)とから構成されている。上送り込みローラ101には、図5に示すモータ駆動回路103を介してプリンタCPU130により制御されるステッピングモータ104が不図示の伝達機構を介して接続されている。一方、下送り込みローラ102は、回転軸上に回転自在に取付けられている。そして、図5に示すプリンタCUP130から命令を受けたモータ駆動回路103から出力される駆動信号によってステッピングモータ104が駆動されると、上送り込みローラ101が反時計回りに回転を開始する。これによって、プリンタ挿入口80に挿入された印字前の感熱性粘着シートAは、上下の送り込みローラ101、102の間に引き込まれ、印字ユニット90に向けて搬送される。このとき、下送り込みローラ102は、感熱性粘着シートAを上搬送ローラ102に圧接させつつ、感熱性粘着シートAの移動に伴って従動回転する。もっとも、下送り込みローラ102にステッピングモータ104を接続して能動ローラとし、上送り込みローラ101を受動ローラとしてもよい。
【0046】
図4に示す印字ユニット90は、ドット印字が可能なように幅方向に配設された複数の比較的小さな抵抗体で構成された複数の発熱素子91を有する印字用サーマルヘッド92と、そのサーマルヘッド92に圧接される印字用プラテンローラ93と、印字用プラテンローラ93の駆動源でもある図5に示すステッピングモータ104と、印字用サーマルヘッド92(発熱素子91)を駆動する印字ユニット駆動回路95と、ステッピングモータ104の回転駆動力を印字用プラテンローラ93に伝達する不図示の伝達機構と、などから構成されている。
【0047】
図4に示す印字用サーマルヘッド92は、公知のサーマルプリンタにおいて印字ヘッドとして使用されているサーマルヘッドと同様の構成、すなわち、セラミックス基板の上に薄膜技術又は厚膜技術によって形成された複数の発熱素子(発熱抵抗体)の表面に結晶化ガラスの保護層が設けられたものであるので、詳しい説明は省略する。
【0048】
かかる印字ユニット90では、図5に示すプリンタ制御部130から命令を受けたモータ駆動回路103から出力される駆動信号によってステッピングモータ104が駆動されると、その回転駆動力が上記伝達機構を介して印字用プラテンローラ93に伝達され、印字用プラテンローラ93が時計回りに回転を開始する。これによって、送り込みローラ100によって搬送されてきた印字前の感熱性粘着シートAは、印字用サーマルヘッド92との間に引き込まれ、印字可能層が発熱素子91に圧接されながらカッタユニット110に送り出される。これと同時に、プリンタCPU130から命令を受けた印字ユニット駆動回路95から出力された駆動信号に従って印字用サーマルヘッド92(発熱素子91)が印字動作(発熱)を開始し、印字可能層に印字が行われる。
【0049】
印字ユニット90は、印字用サーマルヘッド92を印字用プラテンローラ93に向けて押圧するコイルバネや板バネといった加圧手段と、その加圧手段による押圧力を調整する調整手段を有していることが望ましい。また、印字可能層の幅方向全体が印字用サーマルヘッド92(発熱素子91)に対して均等に圧接されるように、印字用プラテンローラ93の回転軸と、発熱素子91の配列方向とを平行に保つことが望ましい。もっとも、感熱性粘着シートAの印字可能層に印字可能な印字ヘッドであれば、サーマルヘッド以外の印字ヘッドでもよい。
【0050】
図4に示すカッタユニット110は、感熱性粘着シートAの搬送路Rを挟んで下側に配置された固定刃111と、上側に配置され、固定刃111に接離するように往復運動可能な可動刃112と、可動刃112の駆動源である図5に示す電動モータ113と、カッタユニット駆動回路114と、などから構成されている。かかるカッタユニット110では、図5に示すプリンタCPU130から命令を受けたカッタユニット駆動回路114によって電動モータ113が駆動されると、可動刃112が固定刃111に接近するように降下し、搬送路R上の感熱性粘着シートAを切断し、その後、上昇して元の位置に戻る。
【0051】
図4に示す送り出しローラ120は、感熱性粘着シートAの搬送路Rを挟んで上側に配置された上送り出しローラ121(能動ローラ)と、下側に配置された下送り出しローラ122(受動ローラ)とから構成されている。上送り出しローラ121には、送り込みローラ100の駆動源でもある図5に示すステッピングモータ104が不図示の伝達機構を介して接続されている。一方、下送り出しローラ122は、回転軸上に回転自在に取付けられている。そして、図5に示すプリンタCPU130から命令を受けたモータ駆動回路103から出力される駆動信号によってステッピングモータ104が駆動されると、上送り出しローラ121が反時計回りに回転を開始する。これによって、カッタユニット110によって切断された印字済みの感熱性粘着シートAは、上下の送り出しローラ121、122の間に引き込まれ、プリンタ排出口81から外部に送り出される。このとき下送り出しローラ122は、感熱性粘着シートAを上送り出しローラ121に圧接しつつ、感熱性粘着シートAの移動に伴って従動回転する。もっとも、下送り出しローラ122にステッピングモータ104を接続して能動ローラとし、上送り出しローラ121を受動ローラとしてもよい。
【0052】
図4に示す熱活性化装置P1は、図1に示す熱活性化装置P1と基本的に同一の構成を有する。そこで、図4に示す熱活性化装置P1の構成のうち、図1に示す熱活性化装置P1の構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0053】
また、図4に示す熱活性化装置P1は、図1に示す熱活性化装置P1と基本的に同一の制御系及び駆動系を有する。相違点の一つは、プリンタP2と通信を行うためのプリンタ通信手段140を有することである。相違点の他の一つは、CPU70がプリンタ通信手段140を介してプリンタP2のプリンタCPU132との間で互いに認識可能な信号やデータを送受信したり、受信した信号やデータに基づいて制御を行ったりするための制御プログラムを有することである。
【0054】
次に、以上の構成を有するプリンタP2及び熱活性化装置P1の動作例を図4〜図7を参照しながら説明する。もっとも、図4に示すプリンタP2の動作は、既存のプリンタと基本的に同一なので、特徴的部分に関してのみ説明し、他は省略する。また、図4に示す熱活性化装置P1の動作は、図1に示す熱活性化装置P1の動作と基本的に同一なので、異なる点に関してのみ説明し、他は省略する。
【0055】
図4に示すプリンタP2のプリンタCPU130は、モータ駆動回路103に動作開始の命令を出力して、送り込みローラ100、印字用プラテンローラ93及び送り出しローラ120を作動させると共に、熱活性化装置通信手段132を介して熱活性化装置P1にシートAの排出開始を知らせる信号を送信する。一方、熱活性化装置P1のCPU70は、プリンタP2から送信された排出を知らせる信号をプリンタ通信手段140を介して受信し、モータ駆動回路23に動作開始の命令を出力する。ここで、プリンタP2と熱活性化装置P1とに跨る感熱性粘着シートAにテンションが掛からないようにするために、プリンタP2による上記信号の送信又は熱活性化装置P1による上記信号の受信と、熱活性化装置P2の搬送動作開始とのタイミングが予め設定されている。もっとも、熱活性化装置P1は挿入検知センサ10を備えているので、上記信号と挿入検知信号の双方が入力された時点でモータ駆動回路23に動作開始の命令が出力されるようにすることもできる。
【0056】
図1に示す熱活性化装置P1のCPU70は、挿入検知信号が入力された後、所定時間tが経過しても通過検知信号の入力がない場合には、モータ駆動回路23に動作停止の命令を出力し、ステッピングモータ24を停止させるのみであった。しかし、プリンタP2と通信を行うプリンタ通信手段140を有する図4の熱活性化装置P1のCPU70は、モータ駆動回路23に動作停止の命令を出力すると共に、プリンタ通信手段140を介してプリンタP2に異常信号を送信する。一方、プリンタP2のプリンタCPU130は、熱活性化装置P1から送信された上記異常信号を熱活性化装置通信手段132を介して受信し、各駆動回路に停止命令を出力し、作動中のステッピングモータや発熱素子を停止させる。
【0057】
また、プリンタP2と通信を行うプリンタ通信手段140を有する図4の熱活性化装置P1のCPU70は、排出検知信号の入力が途絶えた後に、プリンタ通信手段140を介してプリンタP2に次の印刷許可信号を送信する。一方、プリンタP2のプリンタCPU130は、熱活性化装置P1から送信された上記印刷許可信号を熱活性化装置通信手段132を介して受信し、各駆動回路に命令を出力し、印字動作を開始させる。
【0058】
互いに認識可能な信号やデータを送受信可能な図4に示すプリンタP2と熱活性化装置P1は、上記のような協調動作の他に、次のような協調動作を行うこともできる。例えば、プリンタP2に何らかの異常が発生した場合、プリンタP2から熱活性化装置P1に異常信号を送信し、異常信号を受信した熱活性化装置P1のCPU70が所定の駆動回路に動作停止の命令を出力するようにすることができる。また、プリンタP2から熱活性化装置P1に熱活性化動作開始を指示する信号を送信し、信号を受信した熱活性化装置P1のCPU70が所定の駆動回路に命令を出力して熱活性化動作を開始させるようにすることもできる。
【0059】
また、プリンタP2から熱活性化装置P1に熱活性化面積を指示する信号を送信し、信号を受信した熱活性化装置P1のCPU70は、指示された面積分だけ感熱性粘着シートAの感熱性粘着剤層が熱活性化されるように熱活性化ユニット40を制御するようにすることもできる。この場合、プリンタP2に設けられたプリンタ操作部133を操作して所望の熱活性化面積を入力すると、入力された熱活性化面積が熱活性化装置P1に送信されるようにすることができる。また、熱活性化される幅と長さの一方が固定されている場合には、プリンタP2に設けられたプリンタ操作部133を操作し、固定されていない一方の数値を入力すると、プリンタCPU130が熱活性化面積を算出し、算出された熱活性化面積が熱活性化装置P1に送信されるようにすることもできる。もっとも、プリンタP2は操作部133から入力された数値をそのまま熱活性化装置P1に送信し、熱活性化面積の算出は熱活性化装置P1において行われるようにすることもできる。なお、どのようにして熱活性化面積が指示されるかに係らず、熱活性化装置P1のCPU70は、駆動する発熱素子の数や駆動時間などを熱活性化面積に応じて変更することによって、指示された熱活性化面積だけ感熱性粘着剤層が熱活性化されるようにする。
【0060】
【他の実施形態】
実施形態2では、プリンタP2に設けられた着脱手段によって熱活性化装置P1がプリンタP2に着脱される場合を説明した。しかし、着脱手段は熱活性化装置P1に設けられていてもよいし、双方に設けられていてもよい。また、実施形態2で例示したように、着脱手段によって一体化可能なプリンタP2と熱活性化装置P1との間で通信を行う際には、プリンタP1及び熱活性化装置P1の双方に、互いに一体化されると自動的に接続される通信用コネクタを設けておくと便利である。もっとも、プリンタP2と熱活性化装置P1との間の通信を実現するためには、両者が着脱手段その他によって一体化される必要は必ずしもなく、上記通信コネクタ間をケーブルなどを介して接続するだけでもよい。
【0061】
実施形態2で説明したプリンタP2に設けられているカッタユニット110は、実施形態1又は実施形態2で説明した熱活性化装置に設けることもできる。
【0062】
実施形態1で説明した熱活性化装置P1に設けられた引き込みローラ20、熱活性化ユニット40及び排出ローラ50の駆動系は、駆動源であるステッピングモータを共通にしているが、それぞれに独立したステッピングモータを設けることもできる。さらに、駆動源はステッピングモータ以外のDCモータなどであってもよい。また、実施形態2で説明したプリンタP2及び熱活性化装置P1の駆動系にも独立した2以上のステッピングモータを設けることができ、ステッピングモータ以外の駆動源を設けることもできる。さらには、プリンタP2の印字用プラテンローラ93が引き込みローラ100の機能を兼ね備える場合は、引き込みローラ100を省略することもできる。
【0063】
また、プリンタと熱活性化装置との間で通信可能とした構成では、次のような制御態様も考えられる。例えば、プリンタから熱活性化装置に対して、熱活性化動作の開始タイミング、熱活性化パターン、感熱性粘着シートのシート長、プリンタの印字速度やシート送り速度(ピッチ)などを含む制御情報を送信し、制御情報を受信した熱活性化装置のCPUに、受信した制御情報に基づいて複数の制御プログラムの中から最適な制御プログラムを選択させて、実行させる制御態様である。また、熱活性化装置がカッタユニットを有する場合は、上記制御情報中に感熱性粘着シートのカットタイミングを含めることもできる。さらには、プリンタ又は熱活性化装置のいずれか一方から他方を完全に制御可能とする態様も考えられる。
【0064】
本発明のプリンタには、プリンタ排出口から排紙された印字済みの感熱性粘着シートを熱活性化装置の挿入口まで案内可能な板材などの送り出し手段を設けることができる。また、本発明の熱活性化装置には、プリンタのプリンタ排出口から排紙された印字済みの感熱性粘着シートを該熱活性化装置の挿入口まで案内可能な板材などの引き受け手段を設けることができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明の感熱性粘着シート用熱活性化装置は、シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートが挿入される挿入口と、挿入口に挿入された感熱性粘着シートを搬送する搬送手段と、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる熱活性化手段と、感熱性粘着剤層が熱活性化された感熱性粘着シートを排出する排出手段と、を少なくとも有する。従って、別体のプリンタによって印字された感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を必要に応じて熱活性化させることが可能となる。また、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を先に熱活性化させてから印字可能層に任意の印字手段によって印字したり、手書きしたりすることが可能となる。さらには、感熱性粘着シートを先に対象物に貼り付けてから印字可能層に印字したり、手書きしたりすることも可能となる。
【0066】
シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタから排出された印字済みの感熱性粘着シートが挿入される挿入口を設ければ、別体のプリンタによって印字された感熱性粘着シートを連続的に、或いは随時に受け入れ、その感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を熱活性化させることが可能となる。
【0067】
シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタを着脱可能とするプリンタ着脱手段を設ければ、必要に応じてプリンタに接続し、そのプリンタによって印字された感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を熱活性化させることが可能となる。
【0068】
感熱性粘着シートを所望の長さに切断する切断手段を設ければ、感熱性粘着剤層が熱活性化される前に、又は熱活性化された後に、感熱性粘着シートを所望の長さに切断することが可能となる。従って、感熱性粘着シートの熱活性化と切断が一つの装置で実現される。例えば、繰り返し同一図柄を印字されたり、連続する図柄が印字されたりした長尺のシートを必要な分だけカットし、カットされた分だけ熱活性化させるといった使用態様も可能である。
【0069】
感熱性粘着シートの印字可能層に印字可能なプリンタと通信を行うプリンタ通信手段を設ければ、プリンタを制御したり、逆に、プリンタからの制御を受けたり、プリンタの動作状況に応じた制御を行ったりすることも可能である。
【0070】
本発明の感熱性粘着シート用プリンタは、シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの印字可能層に印字を行う印字手段と、感熱性粘着シートを印字手段に搬送する搬送手段と、印字済みの感熱性粘着シートを排出する排紙手段と、感熱性粘着シートの感熱性粘着剤層を熱活性化させる感熱性粘着シート用熱活性化装置を着脱可能とする熱活性化装置着脱手段とを少なくとも有する。従って、単独では通常のプリンタとして使用可能であり、熱活性化装置を接続すれば、熱活性化機構が一体に設けられた従来の感熱性粘着シート用プリンタとしても使用可能である。
【0071】
感熱性粘着シート用熱活性化装置と通信を行う熱活性化装置通信手段を設ければ、熱活性化装置を制御したり、逆に、熱活性化装置からの制御を受けたり、熱活性化装置の動作状況に応じた制御を行ったりすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の感熱性粘着シート用熱活性化装置の概略を示す構成図である。
【図2】図1に示す感熱性粘着シート用熱活性化装置の制御系及び駆動系のブロック図である。
【図3】図1に示す感熱性粘着シート用熱活性化装置の動作フローを示すチャート図である。
【図4】実施形態2の感熱性粘着シート用プリンタ及び感熱性粘着シート用熱活性化装置の概略を示す構成図である。
【図5】図4に示す感熱性粘着シート用プリンタの制御系及び駆動系のブロック図である。
【図6】図4に示す感熱性粘着シート用熱活性化装置の制御系及び駆動系のブロック図である。
【図7】図4に示す感熱性粘着シート用熱活性化装置の動作フローを示すチャート図である。
【図8】従来の感熱性粘着シート用プリンタの概略を示す構成図である。
【符号の説明】
P1 熱活性化装置
P2 プリンタ
A 感熱性粘着シート
1 挿入口
2 排出口
3 筐体
10 挿入検知センサ
20 引き込みローラ
30 通過検知センサ
40 熱活性化ユニット
50 排出ローラ
60 排出検知センサ
70 CPU
80 プリンタ挿入口
81 プリンタ排出口
82 プリンタ筐体
90 印字ユニット
100送り込みローラ
110カッタユニット
120送り出しローラ

Claims (26)

  1. シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートが挿入される挿入口と、
    前記挿入口に挿入された前記感熱性粘着シートを搬送する搬送手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる熱活性化手段と、
    前記感熱性粘着剤層が熱活性化された前記感熱性粘着シートを排出する排出手段と、
    を少なくとも有する感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  2. シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタから排出された印字済みの感熱性粘着シートが挿入される挿入口と、
    前記挿入口に挿入された前記感熱性粘着シートを搬送する搬送手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる熱活性化手段と、
    前記感熱性粘着剤層が熱活性化された前記感熱性粘着シートを排出する排出手段と、
    を少なくとも有する感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  3. シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタを着脱可能とするプリンタ着脱手段と、
    前記プリンタ着脱手段によって装着された前記プリンタから排出された印字済みの感熱性粘着シートが挿入される挿入口と、
    前記挿入口に挿入された前記感熱性粘着シートを搬送する搬送手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる熱活性化手段と、
    前記感熱性粘着剤層が熱活性化された前記感熱性粘着シートを排出する排出手段と、
    を少なくとも有する感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  4. シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタを着脱可能とするプリンタ着脱手段と、
    前記プリンタ着脱手段によって装着された前記プリンタから排出された印字済みの感熱性粘着シートが挿入される挿入口と、
    前記挿入口に挿入された前記感熱性粘着シートを搬送する搬送手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる熱活性化手段と、
    前記感熱性粘着剤層が熱活性化された前記感熱性粘着シートを排出する排出手段と、
    前記感熱性粘着シートを所望の長さに切断する切断手段と、
    を少なくとも有する感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  5. 前記挿入口に挿入された前記感熱性粘着シートを検知する挿入検知手段と、
    前記挿入検知手段によって前記感熱性粘着シートが検知されると、前記搬送手段が搬送動作を開始するように前記搬送手段を制御する制御手段と、
    をさらに有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置
  6. 前記搬送手段によって前記熱活性化手段へ搬送される前記感熱性粘着シートを検知する通過検知手段と、
    前記通過検知手段によって前記感熱性粘着シートが検知されると、前記熱活性化手段が熱活性化動作を開始するように前記熱活性化手段を制御する制御手段と、
    をさらに有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  7. 前記搬送手段によって前記熱活性化手段へ搬送される前記感熱性粘着シートを検知する通過検知手段と、
    前記通過検知手段によって前記感熱性粘着シートが検知されると、前記熱活性化手段が熱活性化動作を開始するように前記熱活性化手段を制御し、前記通過検知手段によって前記感熱性粘着シートが検知されなくなると、前記熱活性化手段が熱活性化動作を停止するように、前記熱活性化手段を制御する制御手段と、
    をさらに有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  8. 前記搬送手段によって前記熱活性化手段へ搬送される前記感熱性粘着シートを検知する通過検知手段と、
    前記通過検知手段によって前記感熱性粘着シートが検知されると、前記熱活性化手段が熱活性化動作を開始するように前記熱活性化手段を制御し、前記通過検知手段によって前記感熱性粘着シートが検知されなくなると、前記熱活性化手段が熱活性化動作を停止するように前記熱活性化手段を制御すると共に、前記排出手段が排出動作を開始するように前記排出手段を制御する制御手段と、
    をさらに有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  9. 前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着層が外部から指定された面積だけ熱活性化されるように前記熱活性化手段を制御する制御手段をさらに有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  10. シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートが挿入される挿入口と、
    前記挿入口に挿入された前記感熱性粘着シートを搬送する搬送手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を加熱して熱活性化させる熱活性化手段と、
    前記感熱性粘着剤層が熱活性化された前記感熱性粘着シートを排出する排出手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字可能なプリンタと通信を行うプリンタ通信手段と、
    を少なくとも有する感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  11. 前記プリンタから送信された制御信号が前記プリンタ通信手段によって受信されると、その制御信号に従って前記搬送手段、熱活性化手段及び排出手段の少なくとも一つを制御する制御手段をさらに有する請求項10記載の感熱性粘着シート用熱活性装置。
  12. 前記プリンタから送信された異常信号が前記プリンタ通信手段によって受信されると、前記搬送手段、熱活性化手段及び排出手段の少なくとも一つを停止させる制御手段をさらに有する請求項10記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  13. 前記プリンタから送信された排紙開始信号が前記プリンタ通信手段によって受信されると、前記搬送手段が搬送動作を開始するように、前記搬送手段を制御する制御手段をさらに有する請求項10記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  14. 前記プリンタから送信された熱活性化動作開始信号が前記プリンタ通信手段によって受信されると、前記熱活性化手段が熱活性化動作を開始するように、前記熱活性化手段を制御する制御手段をさらに有する請求項10記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  15. 前記プリンタから送信された熱活性化面積指定信号が前記プリンタ通信手段によって受信されると、前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着層が指定された面積だけ熱活性化されるように、前記熱活性化手段を制御する制御手段をさらに有する請求項10記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  16. 前記プリンタに対して印字開始を許可する印字許可信号を前記プリンタへ送信する制御手段をさらに有する請求項10記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  17. 前記プリンタを着脱可能とするプリンタ着脱手段をさらに有する請求項10記載の感熱性粘着シート用熱活性化装置。
  18. シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字を行う印字手段と、
    前記感熱性粘着シートを前記印字手段に搬送する搬送手段と、
    印字済みの前記感熱性粘着シートを排出する排紙手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を熱活性化させる感熱性粘着シート用熱活性化装置を着脱可能とする熱活性化装置着脱手段と、
    を少なくとも有する感熱性粘着シート用プリンタ。
  19. シート状基材の一方の面に印字可能層が形成され、他方の面に感熱性粘着剤層が形成された感熱性粘着シートの前記印字可能層に印字を行う印字手段と、
    前記感熱性粘着シートを前記印字手段に搬送する搬送手段と、
    印字済みの前記感熱性粘着シートを排出する排紙手段と、
    前記感熱性粘着シートの前記感熱性粘着剤層を熱活性化させる感熱性粘着シート用熱活性化装置と通信を行う熱活性化装置通信手段と、
    を少なくとも有する感熱性粘着シート用プリンタ。
  20. 前記感熱性粘着シート用熱活性化装置を着脱可能とする熱活性化装置着脱手段をさらに有する請求項18又は請求項19記載の感熱性粘着シート用プリンタ。
  21. 前記感熱性粘着シート用熱活性化装置へ制御信号を送信して、前記感熱性粘着シート用熱活性化装置を制御する制御手段をさらに有する請求項19記載の感熱性粘着シート用プリンタ。
  22. 前記感熱性粘着シート用熱活性化装置から送信された異常信号が受信されると、前記印字手段、搬送手段及び排紙手段の少なくとも一つを停止させる制御手段をさらに有する請求項19記載の感熱性粘着シート用プリンタ。
  23. 異常が発生すると、前記感熱性粘着シート用熱活性化装置へ異常信号を送信して前記感熱性粘着シート用熱活性化装置を停止させる制御手段をさらに有する請求項19記載の感熱性粘着シート用プリンタ。
  24. 前記感熱性粘着シート用熱活性化装置から送信された印字許可信号が受信されると、前記印字手段、搬送手段及び排紙手段の少なくとも一つを作動させる制御手段をさらに有する請求項19記載の感熱性粘着シート用プリンタ。
  25. 前記感熱性粘着シート用熱活性化装置に熱活性化動作の開始させる熱活性化動作開始信号を前記感熱性粘着シート用熱活性化装置へ送信する制御手段をさらに有する請求項19記載の感熱性粘着シート用プリンタ。
  26. 前記感熱性粘着シート用熱活性化装置に対して熱活性化面積を指定する熱活性化面積指定信号を前記感熱性粘着シート用熱活性化装置へ送信する制御手段をさらに有する請求項19記載の感熱性粘着シート用プリンタ。
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