JP6388247B2 - 運搬車の運転席 - Google Patents

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この発明は、車体の前端部に運転席、及び前後振替可能のハンドルを設けた乗用、歩行兼用の運搬車において、運転者が乗降し易くした運転席に関する。
車体前端部の運転席フロア上後側部に車体幅方向に亘って広幅のシートカバーを設け、このシートカバー中央部上面に運転席を搭載する技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2003−39967号公報
横幅方向の中央部位置に運転席を搭載するシートカバー、乃至シートベースの上面には、運転席のシートマット部が高く突出して装着されて、このシートマット上面に着座した姿勢での操作レバーの操作性を良くするために、シートマット部の真横位置のシートベース、乃至エンジンカバー上面に、クラッチレバーや、チェンジレバー、及びこれらのレバーガイド穴等を形成することが多い。
又、前記シートベース前側の運転フロアは、前側にハンドルポストを配置し、左右両側部には前輪上部を覆うフェンダーを配置し、又、シートマット部の下方にはエンジンルームを形成する等によって狭く制限される。そして、運転者がシートベース上のシートマット面に乗降するときは、運転フロア面上に一旦踏上って、立ちシートマット上面に着座したり、離席することとなるため、乗降動姿勢には窮屈であり、足腰の弱い高齢者の運転操作には適応し難い。
請求項に記載の発明は、車体1前部に左右一対の前輪19を備え、車体1前端部の運転フロア2中央部上に運転席3とハンドル4、ハンドルポスト5を配置して、このハンドル4の向きを前後方向に振替えて乗用、歩行兼用とする運搬車の運転席において、前記運転フロア2上面高さを前輪19の頂点の高さよりも低く構成し、運転席3の左右一側方に向け、フェンダー18上の外側端部に亘って広幅に延長形成するシートベース6を設け、このシートベース6にシートマット7を嵌合させて支持する所定の深さの凹形状シート受部8を形成し、このシート受部8に嵌合させるシートマット7上面部と略同高さ、且つ左右広幅平坦状のベンチパネル9を形成するとともに、シートベース6延長側の外側端部に回動ヒンジ12を設け、シートベース6延長側とは対向する側に操作レバー16類を集中配線させ、該シートベース6を、エンジンルーム10上側部を覆うエンジンカバー11として運転席3と一体的に、回動ヒンジ12周りに外側上方へ開閉回動可能に構成したことを特徴とする運搬車の運転席とする。
運搬車を乗用走行形態として運搬走行操作するときは、ハンドルポスト5上のハンドル4を後側運転席3側に向けて、運転者が運転席3に着座した状態で、この前側のハンドル4を把持操作して、前輪を操向しながらエンジンルーム10内に搭載のエンジンの駆動によって走行することができる。又、運搬車を歩行運行するときは、前記ハンドル4を前側へ振替え操作して、運転者は運転席3及びフロア2から降りた状態で、ハンドル4の前側位置から後側の運転席3の側へ対面した状態で、路面を歩行し、ハンドル4を把持操作しながら、前輪を操向して歩行操作することができる。
前記運転フロア2の中央部に設けた運転席3中央部のシートマット7上座面と、この左右一側方外側部に形成のシートベース6のベンチパネル9面とを、略同一高さ面に形成することによって、運転席3のシートマット7上面と、ベンチパネル9上面とが、左右横方向に亘って幅広く形成されたベンチ形態として、横端部を運転席フロア2の外側端後部に開放させて、運転者がこの運転フロア2の外側端部から乗降するときは、手、腕部や、胸部等の上部身体の一部をベンチパネル9上面から中央部のシートマット7面に支持案内させて、運転者は直接運転フロア2上に立ち上らなくても、横側のベンチパネル9上面にもたれた姿勢、乃至、臀部を滑らせながらの姿勢で、安全な乗降姿勢となり易く、迅速に乗降することができる。
前記シートベース6下側のエンジンルーム10内の点検、補修等のメンテナンスを行うときは、前記シートマット7をシート受部8に嵌合させたシートベース6を、この外側端部の回動ヒンジ12の周りに上方外側部へ向けて起立回動させて、エンジンルーム10の上側面を開放することができる。又、この開放回動状態のシートベース6を、前記回動ヒンジ12周りにエンジンルーム10上側部へ向けて回動することにより、エンジンルーム10上側面を閉鎖して、運転者の着座しうる形態とすることができる。このようにシートベース6は上側面にシートマット7や、バックレスト等を配置するが、運転フロア2上の左右横方向に沿うように開閉回動されるため、このシートベース6の前側にハンドル4が接近した状態にあっても、又、シートベース6の後側に荷台等が接近する形態にあっても、このソートベース6の開閉回動の邪魔になり難く、開閉回動操作を行い易くする。又、シートベース6は、操作レバー16類の配置されていない側で開閉回動される。
請求項に記載の発明は、前記左右のフェンダー18の一側方上面に亘って設けるシートベース6には、車体1の中央部位置にシート受部8を形成して、このシート受部8の左右一側部には、ベンチパネル9を幅広く形成し、他側部には、操作レバー16類を集中配置するものであるから、運転者は、シートマット7のベンチパネル9側から簡単、容易に乗降することができる。又、シートマット7の着座した姿勢で、操作レバー16を操作するときは、運転者の手の届き易い後側部位置にあるから、簡単、容易な操作を行うことができる。
しかも、これら車体1中央部のシート受部8と、この外側部のベンチパネル9は、左右いずれか一側方のフェンダー18上面に亘る横幅広いシートベース6として一体的に形成されるものであるから、構成が簡単であり、シートベース6と運転席3とを一体的に回動ヒンジ12周りに開閉回動する際にも操作レバー16類が邪魔にならず、開閉操作も簡単であり、広く開放することができる。
運搬車の側面図。 その平面図。 その正面図。 その一部作動状態を示す正面図。 運転フロア部の平面図。 その側面図。 その正面図。 ハンドル部の正面図。 操作パネル部の斜視図。 操作パネル部の斜視図。 ハンドル部の振替状態を示す側面図。 乗車運転時ハンドル部の側面図。 その走行クラッチレバー部、及びロックピン部の操作状態を示す側面図。 ハンドル、及び走行クラッチレバー部の操作状態を示す側面図。 ハンドルの振替位置を検出するハンドルセンサー部の側面図。 前後進レバー部の斜視図。
図面に基づいて、運搬車は、車体1の前部に左右一対の前輪19を操向可能に設け、後部に左右一対の後輪20を軸装して、前記前輪19間隔部のエンジンルーム10に搭載のエンジン21によって、これら後輪20、又は前輪19を連動駆動して走行する四輪走行形態の構成としている。車体1の後部上にはダンプシリンダーの伸縮によって、ダンプ軸23周りにダンプ回動可能の荷台24を設ける。車体1の前端部に、左右の前輪19間隔部から前側へ張出する運転フロア2を設け、このフロア2の前部中央部にハンドル4を有するハンドルポスト5を立設する。運転者が左右のハンドル4を把持して、ハンドルポスト5を上下方向の操向軸の周りに回動することにより、前記前輪19を操向することができる。
前記運転フロア2の中央部は、左右前輪19間の間隔部に亘って形成され、この左右両側端縁を前輪19の上周部を覆うフェンダー18の下端部に連結している。この左右前輪19間の間隔部後側部にエンジン21を搭載し、上周部をシートベース6で覆って、エンジンルーム10を形成する。このシートベース6は、両端部を左右両側部のフェンダー18上面に位置させ、横幅広く板金製に構成してある。前記シートベース6は、横幅方向の略中央部位置に運転席3を構成し、この運転席3の一側部には、略平坦面状のベンチパネル9を形成する。この他側部には低く段違いに形成のサイドベンチ15を構成する。このサイドベンチ15は、前記シートベース6と別形態に構成しているが、一体的に連結した形態とすることもできる。
シートベース6の中央部には、適宜深さのシート受部8を凹状形成して、所定厚さのシートマット7を嵌合させて取付支持する。このシートマット7の上面を一側のベンチパネル9上面と略同高さに形成して、運転者の着座面を形成する。このシートマット7の上面はベンチパネル9面よりも若干高く形成することも良好である。そして、このシートベース6の中央部位置に形成されるシート受部の外周縁部には、前記ベンチパネル9の他、これと反対側にサイドエッジ26を形成し、前側部にフロントエッジ27を形成し、後側部にリヤエッジ28を各々適宜幅に形成している。
前記シート受部8に嵌合支持させるシートマット7の後半部で左右両側部には、前後方向に沿って突条部13を形成する。この突条部13は、シートマット7面の左右側端部を上側へ適宜高さに山形状断面に膨出させて形成したもので、着座面からの臀部の滑り出しを阻止する。この突条部13は、シートマット7の左右両側端部に沿って、シートマット7の前後中間位置から後端部に亘って一直条形態に形成している。
又、前記シート受部8の外周部に沿うベンチパネル9部や、これとは反対側のサイドエッジ26部には、前後方向に沿ってループ状形態のハンドル14が設けられて、運転者が容易に把持することができる。又、このシート受部8の後側部のエッジ28部には、バックレスト29を設けて、運転者がもたれうる形態としている。又、前記ベンチパネル9の中央部には、エンジンルーム10側方の燃料タンク30部上に対向して開口31を形成している。この開口31部は、できるだけ後側部に形成して、開口31の前側のベンチパネル9面を広く形成する。
前記シートベース6の外周縁部には、下方適宜高さの周縁部を形成して、エンジンルーム10の外側上周部を閉鎖することができる。このシートベース6の外側端後側部を、エンジンルーム10の外側部に設けた回動ヒンジ12周りに、上下開閉回動可能に取付けて、運転者がこのシートベース6のサイドエッジ26部を持上げて、反対側の回転ヒンジ12上部側へ起立回動することにより、エンジンルーム10の上側部を広く開放することができる。
前記エンジンルーム10は、この左右フェンダー18間に亘ってエプロン17を形成して、前側のフロア2上側部の足元スペースとの間を仕切る。このエプロン17は、板金製、乃至樹脂板製として、前記シートベース6を閉鎖することにより、フロントエッジ27部の下端縁が、エプロン17の上面に接近重合して、エンジンルーム10の前側面部を密閉状に維持することができる。
前記シートベース6の左手側に形成のサイドベンチ15は、フェンダー18上側に低く段状に形成されて、このサイドベンチ15の後側部に操作レバー16を案内するレバーガイド32を設ける。この操作レバー16としては、車体1の走行方向を前、後進に切替えるチェンジレバー33と車輪の連動状態を二駆、四駆に切替える二駆、四駆切替レバー34、前記荷台24をダンプできるダンプレバー35等を有する。前記、チェンジレバー33は、前輪19、及び後輪20の伝動装置を前進走行側伝動に切替えたり、又後進走行側伝動に切替えて、伝動させるものである。又、二駆、四駆切替レバー34は、後輪20のみ伝動駆動して二駆走行したり、前輪19と後輪20を同時駆動して、四駆走行することができる。又、ダンプレバー35は、前記ダンプシリンダ22の油圧回路の切替弁を操作して、荷台24のダンプ作動を行わせるものである。このような操作レバー16を行うときは、シートマット7に着座した運転者が、左手を突条部13、及びハンドル14越しに横側後側部位置へ伸ばして、操作レバー16を選択把持しながら所定の操作を行うことができる。
前記フロア2の左足元側には、アクセルペダル36と、ブレーキペダル37を設け、左足元側には、クラッチペダル38を配置している。又、前記ハンドルポスト5の上端部には、U字ガイド39に案内させて前後回動する走行クラッチレバー40と、ガイド41に案内させて前後回動するブレーキレバー42を設ける。走行クラッチレバー40を前後方向へ回動操作することにより、伝動ベルトを張圧して、走行伝動状態に切替えたり、非伝動状態に切替えることができる。U字ガイド39の一側を低速L側とし、他側を高速H側としている。走行クラッチレバー40を後端部から下側の制動位置Bに案内すると、走行クラッチレバー40の回動に伴いブレーキレバー42がガイド41の後端部Cに向け回動し、ブレーキを効かせることができる。又、前記ブレーキレバー42がガイド41の前部に位置するときはブレーキ解除状態となるが、後端部Cに操作するとブレーキ制動(駐車ブレーキ)状態となる。
前記走行クラッチレバー40の操作によるテンションクラッチプーリ44,45がテンションアーム軸46周りに回動揺動可能に設けられ、エンジン21の出力軸47に装着したエンジンプーリEPと、走行伝動側の入力プーリ48との間に、掛け渡された低速Lベルト49と、高速Hベルト50の回転周面を押圧して、低速L、又は高速Hのベルトテンションクラッチを入り切り操作する形態としている。これらテンションクラッチプーリ44,45は、前記ハンドルポスト5上の走行クラッチレバー40の操作によって、レバー軸51上に配置のクラッチヨーク52,53、引きアーム54,55及びこれらに連結するワイヤー56,57を介して、各ベルト49,50を押圧して、クラッチを入り切り作動する形態である。又、前記テンションクラッチプーリ44,45のアームには、クラッチペタル38がワイヤー58を介して連動されて、前記ハンドル4側の走行クラッチレバー40が「入」状態にあっても、クラッチペダル38を踏み込むことによって、テンションクラッチプーリ44,45による伝動を切ることができる。
前記ハンドルポスト5の上端部に、二又状形態のハンドル4の中央部に形成されるハンドル軸62を、前後振替回動可能に設け、このハンドル支軸62の後側上部近傍位置にレバー軸51を配置している。これらハンドル支軸62とレバー軸51部とは、適宜間隔位置に接近されていて、ハンドル支軸62部とレバー軸51部との間に設けられる牽制機構61によって、このハンドル4を歩行運転位置fへ操作するときや、操作しているときは、走行クラッチレバー40を走行クラッチ切り位置へ作動したり、高速H位置への操作を不可能の状態に牽制して、安全な歩行運転を行うことができる。このレバー軸51の周りに左右一対のクラッチヨーク52,53を回動自在に支持し、この低速L側クラッチヨーク52の外側端部に、ブレーキレバー42とブレーキヨーク60を回動自在に設けて、スプリング59で外側へ張圧させている。前記走行クラッチレバー40の基部は、レバー軸51の周りに回動自在に嵌合支持されるメタルボス66に対して、左右方向へ回動自在に設けられて、この走行クラッチレバー40を左右両側部のクラッチヨーク52,53のいずれかに係合させて、前後方向へ回動操作できる。これら各クラッチヨーク52,53には、連係アーム67,68を介して、各テンションクラッチプーリ44,45のクラッチアーム69,70にワイヤー56,57連係している。又、前記ブレーキヨーク60は、連係アーム及び、ワイヤーを介して、前記ブレーキペダル37で制動するブレーキに連係して、歩行運転操作時には、このブレーキレバー42を操作することによって、走行ブレーキを効かせることができる。
前記レバー軸51周りに支持される高速H側のクラッチヨーク53に、牽制アーム63の上端部を連係し、この牽制アーム63の下端部に設けるガイドロール71を、前記ハンドル軸62に固定したプレートアーム64に形成の円弧状の案内穴65に嵌合連係させて、このハンドル4の位置によって高速H側クラッチヨーク53の操作位置を牽制する形態である。
そして、図11のように前記走行クラッチレバー40を高速H位置に操作して、高速H側のテンションクラッチプーリ45をクラッチ「入」の状態にしているときは、高速H側のクラッチヨーク53、及び牽制アーム63を後側へ引き寄せて、この牽制アーム63のガイドロール71を、案内穴65の後端縁に位置させて、係合状態にあるため、ハンドル4を前側へ回動して歩行運転位置へ操作すると、これら牽制アーム63や、クラッチヨーク53を介して、走行クラッチレバー40をクラッチ「切」位置へ回動する。(図11のB)又、前記ハンドル4が歩行運転位置fにあるときは、走行クラッチレバー40を高速H位置へ操作しても、牽制アーム63のガイドロール71が、歩行運転位置fにあるプレート64の案内穴65の後端縁に係合されていて、走行クラッチレバー40を前側高速H位置へ操作することができない。(図14のA)
又、このような走行クラッチレバー40をガイド39の後端部の切り位置Nから制動位置Bへ回動操作すると、レバー軸51周りに、ブレーキヨーク60や、ブレーキレバー42をガイド41の後端部C側へ回動して(図9)、ブレーキを動かすことができる。又、主として、図11,図13において、前記ハンドル軸支62部の下部には、ハンドル4の前後回動位置をロックするロックピン72を出没するためのロックレバー73を設け、運転者がレバー73操作で、ロックピン72を、ハンドル軸支62側のメタル74に配置形成のピン穴75に係合させることによって、ハンドル4を前側の歩行運転位置fや、後側の乗車運転位置r、乃至前後中間部の直立位置t等に固定することができる。尚、この直立位置tは運転者が乗り降りする際にハンドル4が邪魔にならないよう乗車運転位置rよりも前方へ起立回動させた位置に一時的に固定できるものであり、乗車後はハンドル4を乗車運転位置rに切替えて運転を行う。
又、主として図12において、前記ハンドルポスト5の内側部には、走行クラッチレバー40のクラッチ入り位置を検出するリミットスイッチ76を設け、このリミットスイッチ76がクラッチ入りを検出することによって、エンジン21を始動できないように構成している。又、主として図15において、前記ハンドル軸支62の外周部には、ハンドル4の前後振替位置をカム78の回転位置を検出するリミットスイッチ77からなるハンドルセンサを設け、このハンドル4が歩行運転位置fにあって、前記チェンジレバー33が前進二速F2位置に入ったときは、エンジン21を停止し、又は始動しないように作動するものである。
又、主として、図16において、前記チェンジレバー33のレバーガイド32には、レバー33の案内操作される前後方向のガイド穴79の外側(運転席3の位置する側とは反対側)縁に沿って、チェンジレバー33の変速操作位置を停止する凹部の後進R、前進一速F1、前進二速F2と、これら各凹部間の凸部NCとを交互に形成して、変速操作しうる形態としている。又、前記チェンジレバー33の基部には、このチェンジレバー33を回動ボス81のブラケット80に支持ピン82で左右方向へ揺動自在に支持して、スプリング83で外側へ張圧付勢している。又、この回動ボス81は、アーム84にプッシュプルワイヤー85を連係して、車体1後部に配置のミッションケース86の変速ギヤを連係操作するように構成している。又、前記回動ボス81の突起87に対向してリミットスイッチ88を設け、前記チェンジレバー33を二速位置F2に操作していて、かつ、前記、ハンドル4が歩行運転位置fにあるときは、前記エンジン21を停止し、又は始動しないように制御させる。チェンジレバー33の操作は、運転席3側に着座する運転者が、手を横側後方へ伸ばして、チェンジレバー33を把持して、スプリング83に抗して、各凹部からガイド穴79側へ引き出して、前後方向へ回動しながら、目的の凹部の前進一速F1,前進二速F2、又は後進R等の位置へ操作する。
1 車体
2 フロア
3 運転席
4 ハンドル
5 ハンドルポスト
6 シートベース
7 シートマット
8 シート受部
9 ベンチパネル
10 エンジンルーム
12 回動ヒンジ
13 突条部
14 ハンドル
15 サイドベンチ
16 操作レバー
17 エプロン
18 フェンダー

Claims (1)

  1. 車体(1)前部に左右一対の前輪(19)を備え、車体(1)前端部の運転フロア(2)中央部上に運転席(3)とハンドル(4)、ハンドルポスト(5)を配置して、このハンドル(4)の向きを前後方向に振替えて乗用、歩行兼用とする運搬車の運転席において、前記運転フロア(2)上面高さを前輪(19)の頂点高さよりも低く構成し、運転席(3)の左右一側方に向け、フェンダー(18)上の外側端部に亘って広幅に延長形成するシートベース(6)を設け、このシートベース(6)にシートマット(7)を嵌合させて支持する所定の深さの凹形状シート受部(8)を形成し、このシート受部(8)に嵌合させるシートマット(7)上面部と略同高さ、且つ左右広幅平坦状のベンチパネル(9)を形成するとともに、シートベース(6)延長側の外側端部に回動ヒンジ(12)を設け、シートベース(6)延長側とは対向する側に操作レバー(16)類を集中配線させ、該シートベース(6)を、エンジンルーム(10)上側部を覆うエンジンカバー(11)として運転席(3)と一体的に、回動ヒンジ(12)周りに外側上方へ開閉回動可能に構成したことを特徴とする運搬車の運転席。
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