JP6387942B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナーを用いて静電潜像の現像を行う現像装置と、この現像装置を含む画像形成装置に関する。
複合機、複写機、プリンター、ファクシミリのような画像形成装置には、磁性キャリアとトナーを含む現像剤(いわゆる二成分現像剤)を用いて印刷を行うものがある。このような画像形成装置の現像プロセスでは、トナーのみが消費される。そのため、印刷により現像剤中のトナー濃度が低下したとき、現像剤にトナーを追加する(補給する)必要がある。ここで、トナー濃度の測定にLC発振回路を用いたセンサーを用いることがある。現像剤中のトナー濃度に応じてLC発振回路が出力する信号の周波数が変化することに基づき現像剤中のトナー濃度が検知される。このようなLC発振回路を含む現像装置の一例が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、現像剤担持体と、現像剤収容槽と、LC発振回路を有するとともに、LC発振回路を構成するコイルのインダクタンスが現像剤収容槽中の現像剤のトナー濃度により影響される位置に配置されたトナー濃度検出装置を有し、コイルは、平板に形成された捲回状のプリントパターンによるものであり、捲回の中心部にプリントパターンのない中空領域を有する現像装置が記載されている。この構成により、検知感度の分布をプリントパターン中心部においておよそ平坦なものとし、検知領域内の現像剤の量の変動による検出結果への影響は小さくしようとする(特許文献1:請求項1、段落[0008]参照)。
特開2010−026031号公報
上述のように、磁性キャリアとトナーを含む現像剤を用いる画像形成装置では、コイルを用いたセンサーでトナー濃度(現像剤中のトナーの割合)を検知することがある。言い換えると、センサーは、トナーの消費による現像剤中の磁性キャリアの割合の上昇に伴う磁界変化を、コイルを用いて捉える。
このようなコイルを用いたセンサーでは、現像剤とコイルの距離が遠いほどトナー濃度の変化量に対するコイルのインダクタンスの変化量が少なくなり、センサー出力の変化量(周波数の変化幅)が小さくなる。つまり、現像剤とコイルの距離が遠いと正確にトナー濃度を検出しづらくなる。
従来、センサーのコイルは、現像装置のハウジングの外側に設置されている。ここで、現像装置の内部には回転体をはじめとして様々な部材が設けられ、現像装置には一定の強度を持たせる必要がある。また、強度的に弱いと、現像装置の破損によってトナーが機内にこぼれやすくなる。これらの事情により、ハウジングを一定以上薄くすることはできない。従来、ハウジングの厚みによって、センサーのコイルは、現像剤と離れた位置に設けられている。そのため、従来、コイルを用いたセンサーで検知されたトナー濃度は、正確性が十分ではないという問題がある。
尚、特許文献1記載の発明でも、センサーのコイルは、現像装置のハウジングの外側に設置されている。従って、特許文献1記載の技術では上記の問題を解決することはできず、検知されたトナー濃度は、正確性で問題がある。
本発明は、上記問題点を鑑み、センサーのコイルをできるだけ現像剤に近づけ、正確にトナー濃度を検知する。
本発明に係る現像装置は、ハウジングと、トナー濃度センサーと、絶縁フィルムを備える。前記ハウジングは、内部にトナーと磁性キャリアを含む現像剤を収容する。前記トナー濃度センサーは、発振回路と、前記発振回路の一部であって、コイルパターンが形成されたコイル基板を含む。前記ハウジングの外面よりも更に現像剤に近い位置に前記コイル基板を取り付けるために前記現像装置の底面を貫通させて前記ハウジングの内側を窪ませた前記取付部が設けられる。前記ハウジングは、前記取付部の下方であって、前記コイル基板の下面と接して落ちないように前記コイル基板を支持する段差部を有する。前記取付部の水平方向の面積は、前記コイル基板の平面の面積よりも広い。前記段差部は、前記ハウジングの前記底面の一部である。前記段差部は、前記ハウジングの前記底面の一部を前記取付部の内側方向に突出させた部分である。前記段差部は、矩形の前記取付部の各辺に設けられる。前記段差部は、上方からみて、ロ字状である。前記絶縁フィルムは、前記取付部に埋め込まれた前記コイル基板と現像剤の間に位置するとともに前記取付部を塞ぐように前記ハウジングの内側に設けられる。前記絶縁フィルムは、一方の面が粘着面であり、前記粘着面を下方として前記取付部を塞ぐようにハウジングの内側に貼り付けられる。前記コイル基板は、前記粘着面に貼り付けられる。前記コイル基板は、前記取付部に取り付けられる。前記コイル基板は、上面にコイルパターンが形成されている。
本発明の現像装置によれば、センサーのコイルをできるだけ現像剤に近づけることにより、センサー出力の変化量(周波数の変化幅)を大きくすることができる。そのため、従来よりも正確に現像剤中のトナー濃度を検知することができる。
実施形態に係るプリンターの一例を示す図である。 実施形態に係る各画像形成ユニットの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る各現像装置にトナーを補給する機構の一例を示す図である。 実施形態に係るトナー濃度センサーの一例を示す図である。 実施形態に係るLC発振回路の一例を示す図である。 実施形態に係る平面コイル基板のハウジングへの埋め込みを示す図である。 実施形態に係るトナー濃度検知の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る攪拌部材の動作の一例を示す図である。 実施形態に係る攪拌部材の回転角度を検知する構成の一例を示す図である。 絶縁フィルムを用いる場合の平面コイル基板の一例を示す図である。 絶縁フィルムを用いた平面コイル基板の取付の一例を示す図である。 絶縁フィルムを用いた平面コイル基板の取付の一例を示す図である。 絶縁フィルムを用いない場合の平面コイル基板の一例を示す図である。 絶縁フィルムを用いない平面コイル基板の取付の一例を示す図である。 絶縁フィルムを用いない平面コイル基板の取付の一例を示す図である。
以下、図1〜図15を用いて本発明の実施形態を説明する。以下の説明では現像装置1を含むプリンター100(画像形成装置に相当)を例に挙げて説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略)
次に、図1に基づき、実施形態に係るプリンター100の概略を説明する。図1は、実施形態に係るプリンター100の一例を示す図である。
プリンター100内に、主制御部2(制御基板)が設けられる。主制御部2は、プリンター100の動作を制御する。主制御部2は、CPU21や画像処理部22を含む。CPU21は、記憶部24に記憶されるプログラム、データに基づきプリンター100の各部の制御や各種の演算処理を行う。画像処理部22は、コンピューター200から送信され通信部23で受信した印刷設定や印刷内容を示すデータ(印刷用データ)に基づき、濃度変換や拡大、縮小、回転のような必要な画像処理を画像データに施す。
記憶部24は、ROM、HDDのような不揮発性の記憶装置と、RAMのような揮発性の記憶装置を組み合わせである。記憶部24は、プリンター100の制御用の各種のプログラムやデータ、設定データ、画像データのような各種データを記憶する。
プリンター100は、プリンター100の状態や各種メッセージや各種設定画面を表示する表示パネルや設定操作用の複数のハードキーを含む操作パネル3を含む。主制御部2は、操作パネル3の表示を制御する。また、主制御部2は、操作パネル3の設定操作内容を認識し、使用者の設定にあわせてプリンター100を制御する。
又、プリンター100は、印刷部4を含む。印刷部4は、給紙部4a、搬送部4b、画像形成部4c、中間転写部4d、定着部4eを含む。プリンター100には、給紙部4a、搬送部4b、画像形成部4c、中間転写部4d、定着部4eの動作を実際に制御するエンジン制御部40(制御部に相当)が設けられる。また、プリンター100内には、印刷部4に含まれる各種回転体を回転させるモーター4fが複数設けられる。
主制御部2は、印刷指示、印刷ジョブの内容、印刷に用いる画像データをエンジン制御部40に与える。エンジン制御部40は給紙部4a、搬送部4b、画像形成部4c、中間転写部4d、定着部4e、モーター4fの動作を制御し、給紙、用紙搬送、トナー像形成、転写、定着、トナー濃度認識、トナーの補給のような印刷関連処理を制御する。
エンジン制御部40は、印刷に用いる用紙を一枚ずつ給紙部4aに供給させる。エンジン制御部40は、供給された用紙を、画像形成部4c、中間転写部4d、定着部4eを経て排出トレイ(不図示)まで搬送部4bに搬送させる。エンジン制御部40は、搬送部4bより搬送される用紙に転写するトナー像を画像形成部4cに形成させる。プリンター100はカラー印刷対応であるので、画像形成部4cは、複数の画像形成ユニット41を含む。具体的に、ブラックのトナー像を形成する画像形成ユニット41Bkと、シアンのトナー像を形成する画像形成ユニット41Cと、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット41Yと、マゼンタのトナー像を形成する画像形成ユニット41Mがプリンター100内部に設けられる(図2参照)。
また、中間転写部4dは、各画像形成ユニット41で形成された各色のトナー像の1次転写を受ける中間転写ベルト43(図2参照)を含む。エンジン制御部40は、中間転写ベルト43を回転させ、中間転写ベルト43上に重畳されたトナー像の搬送される用紙への2次転写を中間転写部4dに行わせる。エンジン制御部40は、用紙に転写されたトナー像を定着部4eに定着させる。
(各画像形成ユニット41の構成)
次に、図2を用いて、実施形態に係る各画像形成ユニット41の構成の一例を説明する。図2は、実施形態に係る各画像形成ユニット41の構成の一例を示す図である。
上述のように、画像形成部4cは、4色分の画像形成ユニット41Bk、41Y、41C、41M(41Bk〜41M)を含む。また、各画像形成ユニット41に含まれる感光体ドラム44を露光する露光装置42も含む(図1参照)。
ここで、図2を用いて、各画像形成ユニット41Bk〜41Mを詳述する。尚、各画像形成ユニット41Bk〜41Mは形成するトナー像の色が異なるが、いずれも基本的に同様の構成である。そこで、以下ではブラック用の画像形成ユニット41Bkを例に挙げて説明する。他の画像形成ユニット41も同様に説明にできる。そのため、以下の説明では色を示すBk、Y、C、Mの符号は特に説明する場合を除き省略し、共通する部材には、画像形成ユニット41で共通の符号を付して説明する。
図2に示すように、各画像形成ユニット41は、感光体ドラム44、帯電装置45、現像装置1、クリーニング装置46、除電装置47を含む。
感光体ドラム44は、モーター4f(図1参照)の駆動力を受け、所定の周速度で回転駆動される。感光体ドラム44は、帯電、露光、現像のプロセスを経て周面にトナー像を担持する(像担持体)。帯電装置45は、感光体ドラム44の表面を一定の電位で帯電させる。露光装置42は、各画像形成ユニット41の下方に配される。露光装置42は、感光体ドラム44に向けレーザー光を出力する。露光装置42は、内部に、半導体レーザー装置(レーザーダイオード)、ポリゴンミラー、ポリゴンモーター、fθレンズ、ミラーのような光学系部材(不図示)を含む。露光装置42は、光学系部材を用いて、画像データをカラー色分解した画像信号に基づいた光信号(レーザー光、図2で破線で図示)を、帯電後の感光体ドラム44に照射し、感光体ドラム44の走査露光を行う。これにより、感光体ドラム44の周面に画像データに併せた静電潜像が形成される。
現像装置1は、ハウジング11の内部にトナーと磁性キャリアを含む現像剤(2成分現像剤)を収容する。言い換えると、現像剤は、現像装置1内部の現像槽12に溜められる。画像形成ユニット41Bkのものブラック、画像形成ユニット41Yのものイエロー、画像形成ユニット41Cのものはシアン、画像形成ユニット41Mのものはマゼンタの現像剤を収容する。各現像装置1は、それぞれ、対応する色のトナーを収容するトナーコンテナ48ー(図3参照)と接続される。トナーの消費に伴い、コンテナーからトナーの補給が現像装置1になされる。
現像装置1は、現像ローラー13、磁気ローラー14、攪拌部材15を含む。現像ローラー13は、感光体ドラム44と対向し、互いの軸線が平行とされる。又、現像ローラー13と対応する感光体ドラム44との間に、微小な隙間(ギャップ)が設けられる。印刷のとき、現像ローラー13の周面にはトナーの薄層が形成される。そして、現像ローラー13は帯電するトナーを担持する。また、感光体ドラム44に向けてトナーを飛翔させて静電潜像を現像するため、電圧が現像ローラー13に印加される。磁気ローラー14は、現像ローラー13と対向し、互いの軸線が平行とされる。現像ローラー13へのトナーの供給やトナーの回収、剥離のため、磁気ローラー14には、電圧が印加される。
現像ローラー13のローラー軸13aと磁気ローラー14のローラー軸14aは、支軸部材で固定して支持される。そして、ローラー軸13aには、軸線方向にのび、断面略矩形の磁石13bが取り付けられる。又、ローラー軸14aにも軸線方向にのび、断面略扇形の磁石14bが取り付けられる。又、現像ローラー13と磁気ローラー14は、それぞれ、磁石13b、磁石14bを覆う円筒状のスリーブ13c、14cを有する。スリーブ13c、14cはモーター4fの駆動を受け、不図示の駆動機構により回転する。
そして、磁石13bと磁石14bは、現像ローラー13と磁気ローラー14の対向位置(隙間が最も狭くなる位置)で異極が向かい合う。これにより、現像ローラー13と磁気ローラー14の隙間に、磁性キャリアによる磁気ブラシが形成される。磁気ブラシを担持したスリーブ14cの回転や磁気ローラー14への電圧印加で、トナーが現像ローラー13に供給され、現像ローラー13にトナーの薄層が形成される。又、磁気ブラシは、現像ローラー13表面に残るトナーを引き剥がして回収する。
また、現像装置1には、現像剤を攪拌する攪拌部材15が設けられる。攪拌部材15は、磁気ローラー14の下方に設けられる。攪拌部材15は、モーター4fの駆動を受けて回転する。攪拌部材15は、スクレーパー16を有し、現像剤を攪拌する。この攪拌によるキャリアとの摩擦によりトナーが帯電する。
また、すくい上げた現像剤を現像ローラー13と磁気ローラー14の軸線方向で分散させるための溝(不図示)がスクレーパー16に設けられる。これにより、補給されたトナーは現像ローラー13の軸線方向で分散される。そして、現像装置1内でのトナーの分布は均等となる。また、ハウジング11(現像槽12)の底面17に、トナー濃度センサー5の一部である平面コイル基板6(コイル基板に相当)が設けられる。なお、平面コイル基板6は、現像装置1のハウジング11の底面17以外の場所に設けてもよい。
クリーニング装置46は、感光体ドラム44の清掃を行う。クリーニング装置46は、感光体ドラム44の軸線方向に延び、感光体ドラム44の表面を擦って残トナー等を除去する。又、除電装置47は、感光体ドラム44に対し光を照射して除電を行う。
(トナー補給機構49)
次に、図3を用いて、各現像装置1にトナーを補給する機構を説明する。図3は、実施形態に係る各現像装置1にトナーを補給する機構の一例を示す図である。尚、図3では、トナーの流れを白抜き矢印で示している。
プリンター100内には、トナーの色ごとに、補給用のトナーを収容するトナーコンテナ48と、補給のためにトナーコンテナ48から現像装置1にトナーを送る補給機構49が設けられる。印刷に伴って磁性キャリアも少しずつ減る場合もあり、トナーコンテナ48にはトナーの他に微量の磁性キャリアを混ぜることもある。また、各現像装置1には、現像装置1内のトナー濃度(現像剤中のトナーの割合)を検知し、トナー濃度が規定値以上か否かを確認するためのトナー濃度センサー5が設けられる。
プリンター100には、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの計4つのトナーコンテナ48が取り付けられる。各トナーコンテナ48は、交換可能であって、空になると取り替えることができる。各補給機構49は、トナーをトナーコンテナ48から現像装置1に向けて送る搬送用スクリュー(不図示)や、搬送用スクリューを回転させるためのモーターやギアを含む(不図示)。補給機構49は、トナーコンテナ48(現像装置1)に対して1つ設けられる。トナー濃度センサー5は、各現像装置1内に1つ設けられる。
各トナー濃度センサー5の出力は、エンジン制御部40に入力される。エンジン制御部40は、主電源投入時、通常モードに復帰したとき、印刷実行中、印刷ジョブの開始前などに、各トナー濃度センサー5の出力に基づき、トナー濃度が規定値未満の現像装置1があるか否かを確認する。エンジン制御部40は、トナー濃度が規定値未満の現像装置1に対応する補給機構49を動作させる。そして、エンジン制御部40は、トナー濃度が規定値未満の現像装置1へのトナーの補給を行わせる。例えば、エンジン制御部40は、トナー濃度センサー5の出力に基づきトナーの量が規定値以上になったことが確認できたとき、補給機構49を停止させる。
(トナー濃度センサー5)
次に、図4、図5を用いて実施形態に係るトナー濃度センサー5を説明する。図4は、実施形態に係るトナー濃度センサー5の一例を示す図である。図5は、実施形態に係るLC発振回路50の一例を示す図である。
図4に示すように、トナー濃度センサー5は、LC発振回路50(発振回路に相当)を含む。LC発振回路50は、その一部として、コイルパターン61が形成された平面コイル基板6を含む。トナー濃度センサー5(LC発振回路50)の出力は、エンジン制御部40に入力される。エンジン制御部40は、LC発振回路50の周波数に基づき現像剤中のトナー濃度を検知する。
図5は、LC発振回路50の一例を示す。LC発振回路50は、平面コイル基板6、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第1コンデンサーC1、第2コンデンサーC2、第1インバーターINV1、第2インバーターINV2を含む。図5に示すLC発振回路50は、コルピッツ型発振回路の一種である。
図5に示すように、平面コイル基板6の一方の端子は第1コンデンサーC1の一端と第1インバーターINV1の入力端子と、第1抵抗R1の一端と接続される。平面コイル基板6の他方の端子は、第2コンデンサーC2の一端と第2抵抗R2の一端が接続される。第1コンデンサーC1の他端と、第2コンデンサーC2の他端はグランドと接続される。第1インバーターINV1の出力端子は、第1抵抗R1の他端と第2抵抗R2の他端と、第2インバーターINV2の入力端子が接続される。第2インバーターINV2の出力がエンジン制御部40に入力される。
負帰還回路の第2抵抗R2、第1コンデンサーC1、第2コンデンサーC2、平面コイル基板6によって位相が180度まわり、負帰還が正帰還となり発振する。発振周波数は、f=1/2π((LC)1/2)である。第2インバーターINV2には正弦波が入力される。第2インバーターINV2は、入力された正弦波を矩形波に変換する。
実施形態に係る平面コイル基板6は、複数層を有する。そして、各層に渦巻状のコイルパターン61(図10参照)が形成される。各層のコイルパターン61は、隣の層のコイルパターン61と接続される。これにより、平面コイル基板6内の導線(パターン)は巻重ねられた1本の導線とされる。
ここで、トナー濃度センサー5の平面コイル基板6は、現像装置1のハウジング11に取り付けられる(詳細は後述)。平面コイル基板6のインダクタンスは、現像剤中の磁性キャリアの濃度により変化する。トナーが消費され、現像剤中の磁性キャリアの割合(濃度)が上昇すると、平面コイル基板6周辺の透磁率が大きくなり、平面コイル基板6のインダクタンスが大きくなる。現像剤中の磁性キャリアの割合(濃度)が大きいほど、上記式の分母が大きくなるので、LC発振回路50(第2インバーターINV2)の出力信号の周波数は低くなる。一方、現像剤中の磁性キャリアの割合(濃度)が小さいほど、上記式の分母が小さくなるので、LC発振回路50(第2インバーターINV2)の出力信号の周波数は高くなる。
記憶部24は、LC発振回路50(トナー濃度センサー5)の出力信号の周波数に対するトナー濃度を定めた濃度測定用データD1を記憶する(図1参照)。エンジン制御部40は、LC発振回路50(トナー濃度センサー5)の出力信号の周波数を認識する。そして、エンジン制御部40は、濃度測定用データD1を参照し、認識した周波数に対応するトナー濃度を濃度測定用データD1から選択する。エンジン制御部40は、選択したトナー濃度を現在の現像剤のトナー濃度と認識する。エンジン制御部40は、認識したトナー濃度が規定量以下の色の現像装置1へのトナーを補給機構49に行わせる。
(平面コイル基板6のハウジング11への埋め込み)
次に、図6を用いて、実施形態に係る平面コイル基板6のハウジング11への埋め込みを説明する。図6は、実施形態に係る平面コイル基板6のハウジング11への埋め込みを模式的に示す図である。
実施形態に係る現像装置1は、ハウジング11の底面17に平面コイル基板6が取り付けられる。図6に示すように、平面コイル基板6の取付のため、コイル基板が入る取付部7(取付窪み、取付穴)がハウジング11に設けられる。つまり、取付部7は、ハウジング11の底面17を貫通する取付穴である。平面コイル基板6は、取付部7に入れられる。平面コイル基板6の取付の手法は様々であり、詳細は後述する。何れの手法でも、窪み(穴)を設けずにハウジング11に平面コイル基板6を取り付ける場合よりも更に現像剤に近い位置に平面コイル基板6を位置させる。
具体的に、図6に示すように、平面コイル基板6は、現像槽12(スクレーパー16、攪拌部材15)の下方の底面17に埋め込まれる。また、平面コイル基板6の上面、下面と現像装置1の底面17が平行となるように、平面コイル基板6は取付られる。言い換えると、平面コイル基板6の最も面積が広い面とハウジング11の底面17が平行となるように平面コイル基板6は取り付けられる。
(トナー濃度検知の流れ)
次に、図7〜図9を用いて、実施形態に係る現像装置1でのトナー濃度検知の流れの一例を説明する。図7は、実施形態に係る現像装置1でのトナー濃度検知の流れの一例を示すフローチャートである。図8は、実施形態に係る攪拌部材15の動作の一例を示す図である。図9は、攪拌部材15の回転角度を検知する構成の一例を示す図である。
図7のスタートは、トナー濃度センサー5を用いて、トナー濃度の検知を開始する時点である。トナー濃度の検知は、予め定められた検知期間に行われる。例えば、検知期間は、印刷ジョブ開始に伴い、攪拌部材15の回転を開始してから印刷ジョブの終了に伴い攪拌部材15の回転を停止するまでの間とできる。また、主電源ONや省電力モードからの復帰に伴う起動処理(プリンター100を印刷できる状態とするための起動処理)で、攪拌部材15の回転を開始してから起動処理完了に伴い攪拌部材15の回転を停止するまでの間とできる。なお、図7のフローチャートは、各色の現像装置1ごとに行われる。
トナー濃度の検知は、攪拌部材15を回転させる間に行うことができる。そして、図8は、平面コイル基板6の上方のスクレーパー16(羽)の回転角度を時計方向に90度ずつ変化させた場合の現像装置1内部(現像剤槽)のトナーの状態の一例を示している。具体的に、図8では、左から順に、平面コイル基板6の上方の攪拌部材15に設けられたスクレーパー16(羽)の回転角度が、225度、135度、45度、315度である状態を示している。言い換えると、そして、図8では、現像装置1の内部の現像剤を網点で図示している。
また、図8に示すように、現像装置1では、内部の壁に古い現像剤が固着すると、検知されるトナー濃度に誤差が生ずるため、スクレーパー16は現像装置1内部(現像剤槽)の底面を擦りとる。
ここで、トナー濃度センサー5(平面コイル基板6)で正確にトナー濃度を検知するには、センサー面(平面コイル基板6の平面)近くの現像剤を密な状態とすることが好ましい。スクレーパー16が現像剤を下から上に向けて掻き上げている状態(図8のスクレーパー16の回転角度が225度や135度の状態)では、平面コイル基板6の上面近傍の現像剤は少ない状態である。
一方、スクレーパー16が現像剤を下に向けて押しつけるような回転角度(図8のスクレーパー16の回転角度が45度や315度の状態)では、平面コイル基板6上面の現像剤の密度は高い。
そこで、エンジン制御部40は、攪拌部材15の回転角度が平面コイル基板6に向けて現像剤を押しつける角度として予め定められた検知角度範囲内での発振回路の周波数を確認し、現像剤中のトナー濃度を認識する。言い換えると、エンジン制御部40は、攪拌部材15(スクレーパー16)が一回転する期間のうち、攪拌部材15が平面コイル基板6に現像剤を押しつけるような回転角度の期間、トナー濃度センサー5の出力信号の周波数を確認する。
検知角度範囲は適宜定めることができる。検知角度範囲は、スクレーパー16が下向きに回転を始める角度(例えば、90度)から、スクレーパー16の端部が平面コイル基板6の上方(図8の例でいえば、平面コイル基板6の右側端部)にかかる回転角度までの範囲内で定められる。例えば、検知角度範囲は、スクレーパー16の回転角度が45度から315度にある範囲と定めることができる。
攪拌部材15の回転角度を検知するため、角度センサー8が現像装置1に設けられる(図9参照)。エンジン制御部40は、角度センサー8の出力に基づき、攪拌部材15の回転角度が検知角度範囲内にあるときのトナー濃度センサー5の出力信号の周波数を確認する。使用する角度センサー8に特に制限はない。本実施形態の現像装置1では、透過型光センサーが角度センサー8として用いられる。透過型光センサーの出力は、エンジン制御部40に入力される。透過型光センサーの発光部と受光部を遮光する突起15aが攪拌部材15の回転軸15bに取り付けられる。つまり、攪拌部材15の1周ごとに、突起15aは透過型光センサーの出力レベルを変化させる(High→Low、又は、Low→High)。そして、突起15aは、検知角度範囲が始まる角度で発光部と受光部を遮光するように設けられる。エンジン制御部40は、角度センサー8の出力に基づき、攪拌部材15の回転角度が検知角度範囲に入ったことを認識する。
そして、エンジン制御部40は、攪拌部材15の回転角度が検知角度範囲を外れるまでの間、トナー濃度センサー5の出力信号の周期(周波数)を確認する。エンジン制御部40は、角度センサー8の出力レベルの変化から予め定められた時間、トナー濃度センサー5の出力信号の周期(周波数)を確認するようにしてもよい。予め定められた時間は、攪拌部材15の仕様上の回転速度で、検知角度範囲の回転に要する時間とできる。また、エンジン制御部40は、角度センサー8の出力レベルの変化に基づき、攪拌部材15の1回転に要する時間を測ってもよい。この場合、エンジン制御部40は、角度センサー8の出力レベルの変化から計測した時間×(検知角度範囲/360)の間、トナー濃度センサー5の出力信号の周期(周波数)を確認するようにしてもよい。
図7に戻り、トナー濃度検知の流れを説明する。攪拌部材15の回転(スタート)に伴い、エンジン制御部40は、トナー濃度センサー5(発振回路)の出力信号の周波数を確認する(ステップ♯1)。具体的に、エンジン制御部40は、攪拌部材15の回転角度が検知角度範囲にあるとき(平面コイル基板6の上方の現像剤の密度が高い状態のとき)のトナー濃度センサー5(LC発振回路50)の出力信号(矩形波)の周期を確認する。そして、エンジン制御部40は、トナー濃度の認識に用いる周波数を定める(ステップ♯2)。この場合、エンジン制御部40は、攪拌部材15の回転角度が検知角度範囲にある間の各矩形波の周期の平均値を求め、平均値を用いて各矩形波の平均周波数を求める。
エンジン制御部40は、求めた平均周波数に基づき、トナー濃度を検知(認識)する(ステップ♯3)。具体的には、エンジン制御部40は、濃度測定用データD1を参照し、求めた平均周波数に対応するトナー濃度を濃度測定用データD1から求める。
そして、エンジン制御部40は、検知されたトナー濃度が規定値以上か否かを確認する(ステップ♯4)。既定値未満のとき(ステップ♯4のNo)、エンジン制御部40は、補給機構49に現像装置1へのトナーの補給を行わせる(ステップ♯5)。一方、規定値以上のとき(ステップ♯4のYes)、エンジン制御部40は、現像装置1へのトナー補給を補給機構49に行わせない(ステップ♯6)。トナー補給によってトナー濃度が規定値以上に回復したとき、ステップ♯4はYesとなり、エンジン制御部40は補給機構49を停止させる。
ステップ♯5及びステップ♯6の後、エンジン制御部40は、検知期間が終了したか否かを確認する(ステップ♯7)。検知期間が終了していないとき(ステップ♯7のNo)、フローは、ステップ♯1に戻る。一方、検知期間が終了しているとき(ステップ♯7のYes)、本フローは終了する(エンド)。なお、補給機構49が動作しているとき、エンジン制御部40は、補給機構49にトナー補給を終了させる。
(絶縁フィルム9を用いた平面コイル基板6の取付)
次に、図10〜図12を用いて、絶縁フィルム9を用いた平面コイル基板6の取付を説明する。図10は、絶縁フィルム9を用いる場合の平面コイル基板6の一例を示す図である。図11、図12は、絶縁フィルム9を用いた平面コイル基板6の取付の一例を示す図である。
平面コイル基板6を取り付けるため、取付部7がハウジング11(現像槽12)の底面17に設けられる。取付部7の水平方向の面積は、平面コイル基板6の平面(上面と下面)の面積と同じ、又は、平面コイル基板6の平面の面積よりも広い。また、図11、図12に示すように、取付部7はハウジング11を貫通している。貫通している窪み(取付穴)に平面コイル基板6が取り付けられる。
取付部7はハウジング11を貫通しているので、取付部7から現像槽12が漏れないように、絶縁フィルム9を用いることができる。絶縁フィルム9は、取付部7を塞ぐようにハウジング11の内側(現像槽12の底の面)に設けられる。図11、図12に示すように、絶縁フィルム9は、取付部7に埋め込まれた平面コイル基板6の上面と現像剤の間に位置する。そして、平面コイル基板6は、平面コイル基板6の上面と下面が現像装置1の底面17と平行になるように、取付部7に埋め込まれる。
絶縁フィルム9により、平面コイル基板6は、現像剤と直に接しない。つまり、電気的に絶縁される。そのため、図10の上方の図に示すように、平面コイル基板6の最上層(現像剤に対向する側)の上面にコイルパターン61を形成することができる。
図10の下方の図に示すように、平面コイル基板6は複数の層を有し、各層の上面にコイルパターン61が形成される。各層のコイルパターン61は、隣の層のコイルパターン61とviaにより接続される。これによりコイルを小型化することができる。
図11は、現像装置1の底面17に貫通する取付部7として取付穴を設け、取付部7の水平方向の面積と平面コイル基板6の平面(上面と下面)の面積を同じまたはほぼ同じ面積とした例を示している。そして、図11は、平面コイル基板6のコイルパターン61を設けた面を上側とし、取付部7に平面コイル基板6を嵌め込んだ例を示している。平面コイル基板6は取付部7にぴったり嵌め込まれる。これにより、薄膜(絶縁フィルム9)を一枚隔てた位置まで平面コイル基板6を現像剤に近づけることができる。
図12は、現像装置1の底面17に貫通する取付部7として取付穴を設け、取付部7の水平方向の面積を平面コイル基板6の平面(上面と下面)の面積よりも広くした例を示している。しかし、このままでは、平面コイル基板6が落下してしまう。そこで、図12では、取付部7の下方であって、コイル基板の下面と接して落ちないように平面コイル基板6を支持する段差部11aをハウジング11に設ける例を示している。
段差部11aは、ハウジング11の底面17の一部である。段差部11aは、ハウジング11の底面17の一部を取付部7の内側方向に突出させた部分である。段差部11aは矩形の取付部7の各辺に設けられる。上方からみて、段差部11aはロ字状となる。また、取付部7の部分のハウジング11の垂直断面は、略L字状となる。段差部11aの上面は平面コイル基板6の下面と接する。これにより、平面コイル基板6は、下方に落ちないように支持される。そして、平面コイル基板6は、絶縁フィルム9と段差部11aに挟み込まれる。これにより、薄膜(絶縁フィルム9)を一枚隔てた位置まで平面コイル基板6の位置を現像剤に近づけることができる。
製造工程としては、現像装置1(現像槽12)の内側から平面コイル基板6を段差部11aの上方にセットし、現像装置1(現像槽12)の内側から平面コイル基板6の上方に絶縁フィルム9を貼り付ける。より強固に平面コイル基板6を取り付けるため、平面コイル基板6と、取付部7の縦壁との間に接着剤を充填してもよい。
そして、絶縁フィルム9のうちハウジング11の外側(底面17側)の面は粘着面としてもよい。そして、取付部7を塞ぐようにハウジング11の内側から粘着面が貼り付けられる。そして、粘着面に更にコイル基板が貼り付けられる。これにより、落下しないように、平面コイル基板6を保持することができる。
(絶縁フィルム9を用いない平面コイル基板6の取付)
次に、図13〜図15を用いて、絶縁フィルム9を用いない平面コイル基板6の取付を説明する。図13は、絶縁フィルム9を用いない場合の平面コイル基板6の一例を示す図である。図14、図15は、絶縁フィルム9を用いない平面コイル基板6の取付の一例を示す図である。
絶縁フィルム9を用いない場合にも、平面コイル基板6を取り付けるための取付部7がハウジング11(現像槽12)の底面17に設けられる。また、取付部7の水平方向の面積は、平面コイル基板6の平面(上面と下面)の面積と同じ、又は、平面コイル基板6の平面の面積よりも広い。また、図14、図15に示すように、取付部7はハウジング11を貫通する。貫通している窪み(取付穴)に平面コイル基板6が取り付けられる。そして、平面コイル基板6は、平面コイル基板6の上面と下面が現像装置1の底面17(現像槽12の底の面)と平行になるように、取付部7に埋め込まれる。
絶縁フィルム9を用いない場合、平面コイル基板6は現像剤と接する。そのため、図13の上方の図に示すように、平面コイル基板6の上側(現像剤と接する側)の平面にコイルパターン61を形成しないようにする。絶縁フィルム9を用いない場合も、平面コイル基板6は複数の層を有し、最上位層を除く各層の上面にコイルパターン61が形成される(図13の下方の図参照)。また、各層のコイルパターン61は、隣の層のコイルパターン61とviaにより接続される。
図14は、現像装置1の底面17に貫通する取付穴を取付部7として設け、取付部7の水平方向の面積と平面コイル基板6の平面(上面と下面)の面積を同じ面積とする例を示している。そして、図14は、平面コイル基板6の平面のうち、パターンが形成されていない面を上側とし、取付部7に平面コイル基板6を嵌め込んだ例を示している。平面コイル基板6は、現像剤が漏れないように取付部7にぴったり嵌め込まれる。これにより、平面コイル基板6を現像剤に最大限近づけることができる。なお、平面コイル基板6の下側を接着剤で埋め、現像剤が漏れないようにしてもよい。
図15は、現像装置1の底面17に貫通する取付穴を取付部7として7を設け、取付部7の水平方向の面積を平面コイル基板6の平面(上面と下面)の面積よりも広くした例を示している。図12の例と同様に、図15では、取付部7の下方であって、コイル基板の下面と接して落ちないように平面コイル基板6を支持する段差部11aをハウジング11に設ける例を示している。
段差部11aは、図12で示したものと同様である。具体的に段差部11aは、ハウジング11の底面17の一部である。段差部11aは、矩形の取付部7の各辺に設けられる。上方からみて、段差部11aはロ字状となる。取付部7の部分のハウジング11の垂直断面は、略L字状となる。段差部11aの上面は平面コイル基板6の下面と接する。これにより、平面コイル基板6は、下方に落ちないように支持される。これにより、平面コイル基板6を現像剤に最大限近づけることができる。
製造工程としては、現像装置1(現像槽12)の内側から平面コイル基板6を段差部11aの上方にセットし、現像装置1(現像槽12)の内側から平面コイル基板6の上方に絶縁フィルム9を貼り付ける。絶縁フィルム9を設けない場合、現像剤の漏れを防ぐため、平面コイル基板6と取付部7の縦壁との間に接着剤のような隙間を埋める封止材を充填してもよい。
なお、絶縁フィルム9を用いない場合、平面コイル基板6の下面を粘着面としてもよい。そして、取付部7を塞ぐようにハウジング11の内側から平面コイル基板6を取付部7(段差部11aの上面)に貼り付けるようにしてもよい。
このようにして、実施形態に係る現像装置1は、内部にトナーと磁性キャリアを含む現像剤を収容するハウジング11と、発振回路(LC発振回路50)と、発振回路の一部であって、コイルパターン61が形成されたコイル基板(平面コイル基板6)を含むトナー濃度センサー5を含み、ハウジング11の外面よりも更に現像剤に近い位置にコイル基板7を取り付けるためにハウジング11の外面を窪ませた取付部7がハウジング11に設けられ、コイル基板は、取付部7に取り付けられる。
これにより、ハウジング11の外面よりも更に現像剤(磁性キャリア)に近い位置にコイル基板(平面コイル基板6)を取り付けることができる。つまり、コイル基板と現像剤の距離を従来よりも近づけることができる。その結果、トナー濃度の変化量に対するセンサー出力の周波数の変化量が従来よりも大きくなる。つまり、従来よりもセンサーの感度を高めて正確にトナー濃度を検知することができる。また、取付部7はコイル基板を嵌め入れることができる程度の大きさでよく、強度的に問題はない。
また、現像装置1に絶縁フィルム9を設けてもよい。この場合、取付部7はハウジング11を貫通している取付穴である。絶縁フィルム9は、取付部7に埋め込まれたコイル基板(平面コイル基板6)と現像剤の間に位置するとともに取付部7を塞ぐようにハウジング11の内側に設けられる。これにより、絶縁フィルム91枚隔てた位置まで現像剤とコイル基板を近づけることができる。従って、現像剤とコイル基板の距離を従来よりもはるかに近づけることができ、正確にトナー濃度を検知することができる。また、絶縁フィルム9によって現像剤が外部にこぼれることもない。
また、現像装置1の底面17に貫通する取付穴を取付部7として設けつつ現像装置1に絶縁フィルム9を設ける場合、絶縁フィルム9は、一方の面が粘着面であり、粘着面を下方として取付部7を塞ぐようにハウジング11の内側に貼り付けられる。コイル基板(平面コイル基板6)は、粘着面に貼り付けられる。コイル基板の上面にコイルパターン61を形成する。これにより、貼り付けるだけで、現像剤に極めて近い位置にコイル基板を容易に固定することができる。また、平面コイル基板6の上面にコイルパターン61を設け、コイルパターン61と現像剤の距離を非接触としつつ、最大限近づけることができる。
また、絶縁フィルム9を用いない場合、コイル基板(平面コイル基板6)は、上下方向で隣接する他層のコイルパターン61とviaにより接続されるコイルパターン61が形成された層を複数有し、また、上面にはコイルパターン61を形成しないようにする。これにより、コイル基板を取付部7として設けられた取付穴に嵌め込み、コイル基板と現像剤をできるだけ近づけることができる。また、viaを介して各層のコイルを接続することで、コイル基板表面をレジストで完全に覆うことができる。従って、現像剤とコイル基板の距離をできるだけ近づけて正確にトナー濃度を検知することができる。しかも、表面にはコイルパターン61を形成しないので、コイルパターン61と現像剤が直接接しない。
また、現像装置1の底面17にハウジング11を貫通する取付穴が取付部7として設けられ、ハウジング11には、取付部7の下方であって、コイル基板(平面コイル基板6)の下面と接して落ちないようにコイル基板を支持する段差部11aを形成してもよい。これにより、コイル基板の位置を容易に位置決めすることができる。また、ハウジング11の内側からコイル基板をセットすることにより、コイル基板が落下することがない。コイル基板自体が取付部7を塞ぐ役割を果たし、現像剤の外部への漏れも防ぐことができる。
また、現像装置1の一部として、発振回路(LC発振回路50)の周波数に基づき現像剤中のトナー濃度を検知する制御部(エンジン制御部40)と、現像剤を攪拌する攪拌部材15と、攪拌部材15の回転角度を検知するための角度センサー8を含ませてもよい。そして、制御部は、角度センサー8の出力に基づき、攪拌部材15の回転角度がコイル基板(平面コイル基板6)に向けて現像剤を押しつける角度として予め定められた検知角度範囲内での発振回路の周波数に基づき現像剤中のトナー濃度を検知する。これにより、攪拌部材15は、現像剤をコイル基板に押しつけるように回転するので、現像剤とコイル基板近傍の現像剤が多い状態をつくりだすことができる。しかも、コイル基板近傍の現像剤が密な状態での周波数に基づきトナー濃度を検知するので、従来よりも検知誤差を少なくすることができる。従って、従来よりも正確にトナー濃度を検知することができる。
また、画像形成装置(プリンター100)は、上述の現像装置1を含む。従来よりも正確にトナー濃度を検知することができるので、現像剤中のトナー濃度を適正に保つことができる画像形成装置を提供することができる。現像剤中のトナー濃度が適正な値で保たれるので、画質が高い水準で保たれる画像形成装置を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、磁性キャリアとトナーを含む2成分現像剤を用い、コイルを用いてトナー濃度を検知する現像装置や画像形成装置に利用可能である。
100画像形成装置(プリンター) 1 現像装置
11 ハウジング 11a 段差部
15 攪拌部材 40 エンジン制御部(制御部)
5 トナー濃度センサー 50 LC発振回路(発振回路)
6 平面コイル基板(コイル基板) 7 取付部
8 角度センサー 9 絶縁フィルム

Claims (4)

  1. 内部にトナーと磁性キャリアを含む現像剤を収容するハウジングと、
    発振回路と、前記発振回路の一部であって、コイルパターンが形成されたコイル基板を含むトナー濃度センサーと
    絶縁フィルムを含み、
    を含み、
    前記ハウジングの外面よりも更に現像剤に近い位置に前記コイル基板を取り付けるために前記現像装置の底面を貫通させて前記ハウジングの内側を窪ませた取付部が設けられ、
    前記ハウジングは、前記取付部の下方であって、前記コイル基板の下面と接して落ちないように前記コイル基板を支持する段差部を有し、
    前記取付部の水平方向の面積は、前記コイル基板の平面の面積よりも広く、
    前記段差部は、
    前記ハウジングの前記底面の一部であり、
    前記ハウジングの前記底面の一部を前記取付部の内側方向に突出させた部分であり、
    矩形の前記取付部の各辺に設けられ、
    上方からみて、ロ字状であり、
    前記絶縁フィルムは、
    前記取付部に埋め込まれた前記コイル基板と現像剤の間に位置するとともに前記取付部を塞ぐように前記ハウジングの内側に設けられ、
    一方の面が粘着面であり、前記粘着面を下方として前記取付部を塞ぐようにハウジングの内側に貼り付けられ、
    前記コイル基板は、
    前記粘着面に貼り付けられ、
    前記取付部に取り付けられ、
    上面にコイルパターンが形成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記取付部として前記現像装置の底面に前記ハウジングを貫通する取付穴が設けられ、
    前記コイル基板は、上下方向で隣接する他層のコイルパターンとviaにより接続されるコイルパターンが形成された層を複数有し、また、上面にはコイルパターンが形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記発振回路の周波数に基づき現像剤中のトナー濃度を検知する制御部と、
    現像剤を攪拌する攪拌部材と、
    前記攪拌部材の回転角度を検知するための角度センサーを含み、
    前記制御部は、前記角度センサーの出力に基づき、前記攪拌部材の回転角度が前記コイル基板に向けて現像剤を押しつける角度として予め定められた検知角度範囲内での前記発振回路の周波数に基づき現像剤中のトナー濃度を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 請求項1乃至の何れか1項に記載の現像装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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