JP2006276727A - 現像剤残量検出装置ならびにこれを備えた画像形成装置、および現像剤残量検出制御方法 - Google Patents

現像剤残量検出装置ならびにこれを備えた画像形成装置、および現像剤残量検出制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像器の個体差や経年変化および現像剤の特性の違い等にかかわらず、現像剤の残量を適正かつ容易に検出すること。
【解決手段】 感光体111に形成された静電潜像を現像する現像器112に、予め計量して投入した所定量の現像剤を、電流検知器406により、ボトルモータ403の駆動電流の電流値に換算して検知し、検知した電流値を現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値としてデータ用EEPROM316に記憶する。静電潜像の現像時に電流検知器406が検知した電流値とデータ用EEPROM316に記憶されている基準値とを比較して現像器112内の現像剤残量の過不足をエンジン制御基板302のCPU315で判断する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電子写真方式または静電記録方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ、および複合機等の現像剤の残量を検出する現像剤残量検出装置ならびにこれを備えた画像形成装置、および現像剤残量検出制御方法に関する。
電子写真技術を用いた画像形成装置においては、帯電器によって帯電された像担持体としての感光体の表面に、露光手段による画像露光によって画像情報に応じた静電潜像が形成される。
感光体の表面に形成された静電潜像は、所定の現像バイアスが印加された現像器から供給される現像剤によって顕像化(トナー像化)される。
感光体上に顕像化されたトナー像は、コピー用紙やOHPシートなどの記録紙上に、転写装置により転写され定着装置により定着される。
この種の画像形成装置においては、感光体の表面に形成された静電潜像をトナー像化することにより現像剤が随時消費されるため、現像器や現像剤補給器に収容されている現像剤残量の不足の有無を検出して、トナーエンドをオペレータに報知する必要がある。
現像剤の残量を検出する現像剤残量検出装置としては、光学方式、音および振動方式、電流量測定方式、静電容量検出方式、フロート方式、駆動負荷検出方式、回転数カウント方式などの現像剤残量検出装置が知られている。
これらの現像剤残量検出装置のうち、回転数カウント方式および電流量測定方式以外の装置は、現像剤容器内で粉体からなる現像剤の偏りが発生するため安定した残量検出が難しい。
回転数カウント方式の現像剤残量検出装置では、例えば、現像剤を搬送する現像剤搬送部材の現像剤残量に応じた負荷抵抗の変化を、現像剤搬送部材の回転に同期して出力されるエンコーダのパルス波の間隔変化により測定して、現像剤容器内の現像剤量を検出している(例えば、特許文献1参照)。
一方、電流量測定方式の現像剤残量検出装置では、例えば、摩擦帯電されて現像ローラに付着しているトナー量を現像ローラシャフトに流れる電流量により検出し、この検出結果と予め設定した現像剤不足と判断する基準値とを比較して現像剤容器内の現像剤量を検出している(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−84850号公報 特開平7−13427号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2記載の現像剤残量検出装置では、以下のような問題が生じる。
現像器は、出荷時のような未使用の状態であっても、部品の加工精度や組み立て精度の誤差による個体差(バラつき)を有している。
また、現像器は、構成部品の磨耗などの経年変化によって、現像剤搬送手段や現像剤攪拌手段の回転時の負荷抵抗、およびトナーの摩擦帯電により現像ローラシャフトに流れる電流量が徐々に変化してしまう。
このため、現像剤搬送手段や現像剤攪拌手段の回転数や電流量に基づいて現像剤残量を検出する現像剤残量検出装置では、現像器の個体差や経年変化の違いによって、現像剤残量が不足していると判断する検出値が現像器毎で異なった値になってしまう。
従って、このような現像剤残量検出装置を搭載した現像器では、予め設定された現像剤不足と判断するための基準値と、現像剤不足とする検出値とに差(バラつき)が生じ、現像剤の正確な残量検出が行えずに誤動作(誤報知)を起こす場合が多いという問題点があった。
例えば、従来の現像剤残量検出装置では、同量の現像剤が収容されている現像器をセットしても、現像器の現像ローラや攪拌スクリューを交換しただけで現像剤残量の検出結果が異なって、現像剤が所定量以上収容されているにもかかわらず、現像剤不足と判断してしまうことがあった。
また、従来の現像剤残量検出装置では、例えば、カラー画像形成装置のように、互いに特性が異なるイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色の現像剤が使用されている場合、検出したパルス波の間隔や電流値が現像剤毎で異なるため、各現像剤の残量を正確に検出することが困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、現像器の個体差や経年変化および現像剤の特性の違い等にかかわらず、現像剤の残量を適正かつ容易に検出することができる現像剤残量検出装置ならびにこれを備えた画像形成装置、および現像剤残量検出制御方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の現像剤残量検出装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出手段と、予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出手段が検出した検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、現像器の個体差や経年変化および現像剤の特性の違い等にかかわらず、現像剤の残量を適正かつ容易に検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一の構成または機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る現像剤残量検出装置を搭載するのに適したモノクロ画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、モノクロ画像を形成するための画像形成ユニット110、定着装置120、給紙ユニット130、自動原稿給紙装置(ADF)140などを備えている。
画像形成ユニット110は、感光体111、現像器112、転写ローラ113を備えている。
現像器112は、現像ローラ(マグネットローラ)114、現像剤攪拌手段および現像剤搬送手段を兼ねた攪拌スクリュー115などを備えている。
現像器112の近傍には、現像器112に補給するための現像剤(トナー)が収容された現像剤補給器としてのトナーボトル116が装着されている。
トナーボトル116に収容されているトナーは、トナー補給指令に基づいて、図示しない現像剤供給手段によりトナー補給チューブを通して現像器112に適時補給される。
定着装置120は、互いに圧接回転する定着ローラ121と加圧ローラ122を備えている。
給紙ユニット130は、装置本体101の下部に配設されている。本例の給紙ユニット130は、4種類の用紙Pを個別に収容する4つの用紙カセット131を備えている。
用紙カセット131内に積層して収容された用紙Pは、図示しないピックアップローラおよび分離ローラにより1枚ずつ分離して給紙される。
図1において、画像形成ユニット110の感光体111は、図示しない駆動系により所定のタイミングで所定方向に回転され、図示しない帯電ローラにより表面が所定の電位に帯電される。
帯電された感光体111の表面は、図示しないレーザスキャンユニットから照射されるレーザ光により露光される。これにより、感光体111の表面に、静電潜像が形成される。
感光体111の表面に形成された静電潜像は、現像器112の現像剤攪拌手段としての攪拌スクリュー115により攪拌され現像ローラ114により供給される薄層状のトナーによって現像され、トナー像として顕像化される。
感光体111の表面に形成されたトナー像は、給紙ユニット130から給紙されて搬送ローラ102およびレジストローラ103により搬送される用紙P上に、転写ローラ113により転写される。
トナー像が転写された用紙Pは、定着装置120によりトナー像が定着された後、排紙ローラ104により装置本体101の胴部に設けられた排紙トレイ105上に排紙される。
図2は、本発明の実施の形態に係る現像剤残量検出装置を搭載するのに適したカラー画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。
図2に示すように、画像形成装置200は、フルカラー画像を形成するための画像形成ユニット210Y,210M,210C,210K、レーザスキャンユニット(LSU)220、中間転写ユニット230、トナー補給ユニット240、定着装置250、給紙ユニット260、自動原稿給紙装置(ADF)270などを備えている。
各画像形成ユニット210Y,210M,210C,210Kは、感光体211、現像器212、一次転写ローラ213などを備えており、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色のトナー像を感光体211に形成する。
レーザスキャンユニット220は、4色に色分解された各レーザ光を、図示しないポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー、結像レンズなどを通して、各画像形成ユニット210Y,210M,210C,210Kの感光体211に照射する。
中間転写ユニット230は、中間転写ベルト231、駆動ローラ232、従動ローラ233を備えている。
中間転写ベルト231は、駆動ローラ232および従動ローラ233により回転自在に懸架され、駆動ローラ232により駆動されて反時計方向に回転する。
トナー補給ユニット240は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが個別に収容されたトナーボトル241Y,241M,241C,241Kを備えている。
トナー補給ユニット240は、トナー補給指令に基づいて、トナーボトル241Y,241M,241C,241Kに収容されているトナーを、図示しない現像剤供給手段によりトナー補給チューブを通して各画像形成ユニット210Y,210M,210C,210Kの各現像器212に適時補給する。
各現像器212は、マグネットローラからなる現像ローラ214、現像剤攪拌手段としての攪拌スクリュー(不図示)などを備えている。
定着装置250は、互いに圧接回転する定着ローラ251と加圧ローラ252を備えている。
給紙ユニット260は、装置本体201の下部に配設されている。本例の給紙ユニット260は、4種類の用紙Pを個別に収容する4つの用紙カセット261を備えている。
用紙カセット261内に積層して収容された用紙Pは、図示しないピックアップローラおよび分離ローラにより1枚ずつ分離して給紙される。
図2において、各画像形成ユニット210Y,210M,210C,210Kの感光体211は、図示しない駆動系により所定のタイミングで所定方向に回転され、図示しない帯電ローラにより表面が所定の電位に順次帯電される。
帯電された各感光体211の表面は、レーザスキャンユニット220から照射される各レーザ光により順次露光される。これにより、各感光体211の表面に、各色の静電潜像が形成される。
各感光体211の表面に形成された各色の静電潜像は、各現像器212の現像ローラ214により供給される薄層状のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーによって順次現像され、4色のトナー像としてそれぞれ顕像化される。
各感光体211の表面に形成された4色のトナー像は、回転する中間転写ベルト231の外周面上に、一次転写ローラ213により順次重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト231上にフルカラー画像が形成される。
中間転写ベルト231上に一次転写されたフルカラー画像は、給紙ユニット260から給紙されて搬送ローラ202およびレジストローラ203により搬送される用紙P上に、二次転写ローラ204により一括転写(二次転写)される。
フルカラー画像が二次転写された用紙Pは、定着装置250によりフルカラー画像が定着された後、排紙ローラ205により装置本体201の胴部に設けられた排紙トレイ206上に排紙される。
次に、上述したような画像形成装置の動作を制御する一般的な制御装置について説明する。図3は、画像形成装置の動作を制御する制御装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御装置300は、システムコントロール基板301、エンジン制御基板302、パネル基板303を備えている。
システムコントロール基板301は、読取り制御部304、画像処理部305、印字制御部306、DRAM307、データ用FROM308、DRAM309、プログラムFROM310、CPU311を備えている。
エンジン制御基板302は、メカ制御部(ASIC)312、SRAM313、プログラムFROM314、CPU315、データ用EEPROM316、ドライバ317、入力フィルタ318、D/Aコンバータ319、A/Dコンバータ320を備えている。
パネル基板303は、パネルCPU321を備えている。
図3において、システムコントロール基板301の読取り制御部304は、原稿を読み取る読取り部(CCD)322を制御し、読取り部322が読み取った画像情報を画像処理部305に送る。
画像処理部305は、読取り制御部304から入力された画像情報をDRAM307に保存し、DRAM307に保存した画像情報を所定のタイミングで読み出して印字制御部306に送る。
印字制御部306は、書込み部(LSU)323を制御し、画像処理部305から入力された画像情報を印字データ信号に変換して書込み部323に送る。
書込み部323は、印字制御部306から入力される印字データ信号に基づいて、画像形成装置の感光体に静電潜像を書き込む。
システムコントロール基板301のCPU311は、エンジン制御基板302のCPU315およびパネル基板303のパネルCPU321との間で制御信号をやり取りする。
エンジン制御基板302のCPU315およびメカ制御部312には、入力フィルタ318を介して、画像形成装置のセンサ、SW(スイッチ)、ロータリーエンコーダなどの検知機器324の出力信号が入力される。
これらの出力信号およびシステムコントロール基板301のCPU311の指令に基づいて、エンジン制御基板302のCPU315およびメカ制御部312は、ドライバ317を介して、画像形成装置のモータ、クラッチ、ソレノイドなどの原動機器325を制御する。
なお、この種の画像形成装置は、現像剤のトナー濃度を検出するための現像剤濃度センサ326を備えている。現像剤濃度センサ326は、エンジン制御基板302のCPU315によりD/Aコンバータ319を介して制御され、A/Dコンバータ320を介してエンジン制御基板302のCPU315に検出信号を送る。
パネル基板303のパネルCPU321は、表示部(LCD)327および入力キー328を制御し、システムコントロール基板301のCPU311から入力される文字情報を表示部(LCD)327に表示する。
また、パネル基板303のパネルCPU321は、入力キー328により入力された入力情報をシステムコントロール基板301のCPU311に送る。
ところで、この種の画像形成装置においては、感光体の表面に形成された静電潜像をトナー像化することにより現像剤が随時消費されるため、現像剤残量検出装置を用いて現像器や現像剤補給器に収容されている現像剤残量の不足の有無を検出するようにしている。
しかしながら、従来の現像剤残量検出装置は、前述したように、現像器の個体差や経年変化の違いによって、現像剤残量が不足していると判断する検出値が現像器毎で異なった値になってしまうという問題がある。
そこで、本発明の現像剤残量検出装置では、以下の実施の形態に示す構成とする。なお、ここでは、図1に示したモノクロ画像を形成するための画像形成ユニット110のトナーボトル116内に収容されている現像剤の残量を検出する現像剤残量検出装置を例にとって説明することとする。
(実施の形態1)
図4は、本発明の実施の形態1に係る現像剤残量検出装置の構成を説明するためのブロック図である。
図4において、画像形成ユニット110の現像器112には、キャリアとトナーからなる二成分現像剤が収容されている。なお、現像剤としては、例えば磁性トナーなどの一成分現像剤であってもよい。
現像剤として二成分現像剤を用いた場合は、後述するように、画像形成によりトナーのみが消費されることになるが、ここではトナー消費量と現像剤消費量とを同義であるものとする。
現像器112内の現像剤は、攪拌スクリュー115の回転により攪拌されて帯電する。攪拌スクリュー115は、攪拌モータ401の駆動により所定方向に回転される。攪拌モータ401は、エンジン制御基板302のCPU315の指令により、ドライバ(トランジスタ)317を介して駆動される。
現像剤攪拌手段としての攪拌スクリュー115は、現像剤を搬送する現像剤搬送手段としても機能し、攪拌した現像剤を現像ローラ114に搬送する。
現像ローラ114に搬送された現像剤は、薄層化されて感光体111の表面に形成された静電潜像をトナー像化する。
このようにして感光体111上の静電潜像がトナー像化されることにより、現像器112内の現像剤中のトナーが消費され、現像剤のトナー濃度が徐々に低下する。
現像器112内の現像剤のトナー濃度は、現像剤濃度センサ326により常時検出されている。
現像剤濃度センサ326が検出したトナー濃度検出値は、オペアンプ402およびA/Dコンバータ320を介してエンジン制御基板302のCPU315に送られ、データ用EEPROM316に予め記憶されている基準トナー濃度値と比較される。
エンジン制御基板302のCPU315は、現像剤濃度センサ326が検出したトナー濃度検出値が基準トナー濃度値を下回っていると判断した場合に、トナー補給指令を出し、ドライバ317を介してボトルモータ(DCモータ)403を駆動する。
ボトルモータ(DCモータ)403が駆動されると、駆動ギヤ404およびボトルギヤ405を介して、画像形成ユニット110のトナーボトル116内のトナー搬送スクリュー(不図示)が所定方向に回転される。
これにより、トナーボトル116に収容されているトナーが現像器112内に補給され、現像器112内の現像剤のトナー濃度が上昇する。そして、現像剤濃度センサ326が検出したトナー濃度検出値が基準トナー濃度値を上回ると、エンジン制御基板302のCPU315からトナー補給停止指令が出されてボトルモータ403の駆動が停止される。
このようにして、トナーボトル116に収容されているトナーの現像器112への補給が繰り返されると、トナーボトル116内のトナー残量(現像剤残量)が徐々に低下していく。
ここで、従来の一般的な画像形成装置においては、トナーボトル116内のトナー残量が、印字枚数に換算して100枚程度になった時点をトナーエンドとし、オペレータもしくはサービスマンによるトナーボトル116の交換を促すメッセージを表示部327(図3参照)に表示するようにしている。
しかしながら、上述のように、残り印字枚数が100枚程度になった時点をトナーエンドとしてトナーボトル116の交換を促したのでは、使用頻度が極めて高いユーザの場合、画像形成途中で印字動作が中断されてしまうおそれがある。
また、従来の画像形成装置においては、現像器の個体差や経年変化の違いによって、現像剤残量検出手段により現像剤残量が不足していると判断する検出値が現像器毎で異なった値になってしまうため、トナーエンドとなった時点のトナーボトル116内のトナー残量にかなりのバラつきが生じてしまう。
特に、レンタル方式の画像形成装置では、トナーボトル116の交換をサービスマンに依存している場合が多く、この場合にはトナーボトル116の交換時期を誤ると大きな損失を招くおそれがある。
このようなことから、この種の画像形成装置においては、トナーボトル116内のトナー残量を正確に検出して、トナーボトル116の交換時期を的確に掌握できるものであることが求められている。
そこで、本例の現像剤残量検出装置400においては、図4に示すように、ボトルモータ403とドライバ317との間に電流検知器406を配置し、電流検知器406によりボトルモータ403の駆動電流の電流値を検知するように構成する。
そして、画像形成装置の出荷前に工場調整プログラムを実行する。この工場調整プログラムは、エンジン制御基板302のプログラムFROM314に予め書き込まれている。
図5は、本発明の実施の形態1における工場調整プログラムによる動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、工場調整を開始する場合には、まず、トナー収容量が100%のトナーボトル116(100%充填ボトル)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST501)。
次いで、この100%充填ボトルを装着した状態で、ボトルモータ403を駆動してトナー補給動作を実行する。
そして、この100%充填ボトルを用いた場合のトナー補給動作時におけるボトルモータ403の駆動電流の電流値を電流検知器406で検知し、検知した電流値を、オペアンプ407、A/Dコンバータ320、CPU315を通してデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST502)。
次に、トナー収容量が80%のトナーボトル116(80%充填ボトル)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST503)。そして、ボトルモータ403を駆動して80%充填ボトルのトナー補給動作を実行し、電流検知器406で検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST504)。
次に、トナー収容量が60%のトナーボトル116(60%充填ボトル)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST505)。そして、ボトルモータ403を駆動して60%充填ボトルのトナー補給動作を実行し、電流検知器406で検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST506)。
次に、トナー収容量が40%のトナーボトル116(40%充填ボトル)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST507)。そして、ボトルモータ403を駆動して40%充填ボトルのトナー補給動作を実行し、電流検知器406で検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST508)。
次に、トナー収容量が20%のトナーボトル116(20%充填ボトル)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST509)。そして、ボトルモータ403を駆動して20%充填ボトルのトナー補給動作を実行し、電流検知器406で検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST510)。
最後に、トナー収容量が0%のトナーボトル116(0%充填ボトル)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST511)。そして、ボトルモータ403を駆動して0%充填ボトルのトナー補給動作を実行し、電流検知器406で検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値をデータ用EEPROM316に記憶し(ステップST512)、工場調整を完了する。
このようにして電流検知器406で検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値は、実際に出荷される画像形成装置を使用して測定しているので、個体差を有する現像器毎の固有の電流値となる。
従って、電流検知器406で検知してデータ用EEPROM316に記憶させた電流値と、トナーボトル116内に実際に収容されている現像剤量とは、現像器毎において極めて正確に対応した値となる。
そこで、本例の現像剤残量検出装置400においては、電流検知器406で検知してデータ用EEPROM316に記憶させた電流値を、トナーボトル116内の現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値とする。
次に、データ用EEPROM316に記憶させた電流値を基準値としてトナーボトル116内の現像剤残量の不足の有無を判断する際の動作について説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る現像剤残量検出装置において電流値を基準値として現像剤残量の不足の有無を判断する際の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、工場調整を終えた画像形成装置のユーザによる使用が開始され、ステップST601に示すコピー動作が実行されると、現像剤濃度センサ326により現像器112内の現像剤の濃度低下の有無が判断される(ステップST602)。
ここで、現像器112内の現像剤の濃度低下が無いと判断された場合(ステップST602で「No」の場合)には、ステップST601に戻ってコピー動作が続行される。
一方、現像器112内の現像剤の濃度低下があると判断された場合(ステップST602で「Yes」の場合)には、ボトルモータ403が駆動されてトナーボトル116に収容されているトナーが現像器112内に補給される。
そして、ボトルモータ403が駆動されることによって、電流検知器406によりボトルモータ403の駆動電流の電流値が測定される(ステップST603)。
次いで、電流検知器406が検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値と、工場調整においてデータ用EEPROM316に記憶された基準値1(ここでは、20%充填ボトル装着時の電流値とする)とが比較され、電流値が基準値1以上であるか否か判断される(ステップST604)。
ここで、トナーボトル116内のトナーを現像器112に搬送するトナー搬送スクリューの回転時の負荷抵抗、つまりボトルモータ403の駆動抵抗は、トナーボトル116内のトナー収容量が多いほど大きくなる。
また、ボトルモータ403の駆動電流の電流値は、図7に示すように、ボトルモータ403の駆動抵抗、つまりトナーボトル116内のトナー収容量(現像剤量)に比例した値となる。
従って、電流検知器406が検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値が基準値1以上であると判断された場合(ステップST604で「Yes」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準とする20%充填ボトルの現像剤量以上であるので、ステップST601に戻ってコピー動作が続行される。
一方、電流検知器406が検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値が基準値1未満であると判断された場合(ステップST604で「No」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準とする20%充填ボトルの現像剤量未満であるので、表示部327(図3参照)に現像剤不足の警告が表示される(ステップST605)。
なお、ここでは、基準値1を20%充填ボトル装着時の電流値としたが、この基準値1は、ユーザの使用頻度やサービスマンによるメンテナンスサイクルなどに応じて適宜設定変更することができる。
そして、表示部327に現像剤不足の警告が表示された場合には、電流検知器406が検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値と、工場調整においてデータ用EEPROM316に記憶された基準値2(ここでは、0%充填ボトル装着時の電流値とする)とが比較され、電流値が基準値2以上であるか否か判断される(ステップST606)。
ここで、電流検知器406が検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値が基準値2以上であると判断された場合(ステップST606で「Yes」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準とする0%充填ボトルの現像剤量以上であるので、ステップST601に戻ってコピー動作が続行される。
一方、電流検知器406が検知したボトルモータ403の駆動電流の電流値が基準値2未満であると判断された場合(ステップST606で「No」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準値2としての0%充填ボトルの現像剤量未満であるので、表示部327に現像剤無しの警告が表示される(ステップST607)。
なお、ここでは、基準値2を0%充填ボトル装着時の電流値としたが、ユーザの使用頻度やサービスマンによるメンテナンスサイクルなどに応じて、例えば5%充填ボトルや10%充填ボトルなどの装着時の電流値を基準値2として設定するようにしてもよい。
次いで、表示部327に現像剤無しの警告が表示された場合には、新しいトナーボトル116に交換されたか否か判断される(ステップST608)。
ここで、トナーボトル116が新しいものに交換されなかった場合(ステップST608で「No」の場合)には、現像剤濃度センサ326により現像器112内の現像剤の濃度低下の有無が判断される(ステップST609)。
そして、ステップST609で「No」となり、現像器112内の現像剤の濃度低下が無いと判断された場合には、ステップST607に戻って表示部327に現像剤無しの警告が表示され、ステップST608でトナーボトル116の交換の有無が再度判断される。
一方、ステップST609で「Yes」となり、現像器112内の現像剤の濃度低下があると判断された場合には、表示部327に現像剤無しの警告が表示され、画像形成装置のコピー動作が停止される(ステップST610)。
そして、画像形成装置のコピー動作が停止されると、再び、新しいトナーボトル116に交換されたか否か判断される(ステップST611)。
ここで、トナーボトル116が新しいものに交換されなかった場合(ステップST611で「No」の場合)には、ステップST610に戻って、表示部327に現像剤無しの警告が表示され、画像形成装置のコピー動作が停止される。
一方、トナーボトル116が新しいものに交換された場合(ステップST611で「Yes」の場合)には、ボトルモータ403が駆動されて新しいトナーボトル116内のトナー補給動作が実行され、電流検知器406によりボトルモータ403の駆動電流の電流値が測定される(ステップST612)。
そして、ステップST612において測定された電流値により、交換された新しいトナーボトル116内の現像剤量が計算され(ステップST613)、ステップST601に戻ってコピー動作が続行される。
ところで、ステップST607において現像剤無しの表示が出されたトナーボトル116内の現像剤残量は、必ずしも一定量になるとは限らない。これは、前述したように、現像器112などの経年変化により、電流検知器406により検知されるボトルモータ403の駆動電流の電流値が僅かずつ変化してしまうことによる。
そこで、ステップST608において、トナーボトル116を新しいものに交換した場合(ステップST608で「Yes」の場合)には、現像剤無しの判断が下された使用済みのトナーボトル116内の現像剤残量を測定し、測定した現像剤残量を補正値として入力する(ステップST614)。なお、この補正値の入力は、入力ミスや設定ミスなどを回避するためにトナーボトル116の交換時にサービスマンが行うことが好ましい。
そして、ステップST614において入力された補正値に基づいて、図7に示した電流値と現像剤量との関係から求められる現像剤の残量近似式により、データ用EEPROM316に記憶されている基準値を補正する(ステップST615)。これにより、電流検知器406により検知されるボトルモータ403の駆動電流の電流値を、現像器112などの経年変化を考慮した値とすることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る現像剤残量検出装置について説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る現像剤残量検出装置の構成を説明するためのブロック図である。
図8に示すように、本例の現像剤残量検出装置800においては、実施の形態1に係る現像剤残量検出装置400と同様、現像剤濃度センサ326が検出したトナー濃度検出値が基準トナー濃度値を下回っていると判断した場合に、エンジン制御基板302のCPU315がトナー補給指令を出し、ドライバ317を介してボトルモータ403が駆動される。
ボトルモータ403が駆動されると、駆動ギヤ404およびボトルギヤ405を介して、画像形成ユニット110のトナーボトル116内のトナー搬送スクリュー(不図示)が所定方向に回転される。
これにより、トナーボトル116に収容されているトナーが現像器112内に補給され、現像器112内の現像剤のトナー濃度が上昇する。そして、現像剤濃度センサ326が検出したトナー濃度検出値が基準トナー濃度値を上回ると、エンジン制御基板302のCPU315からトナー補給停止指令が出されてボトルモータ403の駆動が停止される。
本例の現像剤残量検出装置800は、ボトルモータ403の駆動軸に配設したスリット板801と、スリット板801のスリットを検知してパルスを出力する光透過型センサ802とからなるロータリーエンコーダ803により、ボトルモータ403の回転数を検知するように構成されている。
そして、本例の現像剤残量検出装置800においては、実施の形態1に係る現像剤残量検出装置400と同様、画像形成装置の出荷前に工場調整プログラムを実行する。この工場調整プログラムは、エンジン制御基板302のプログラムFROM314に予め書き込まれている。
図9は、本発明の実施の形態2における工場調整プログラムによる動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、工場調整を開始する場合には、まず、基準1ボトル(例えば、トナー収容量が100%のトナーボトル116)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST901)。
次いで、この基準1ボトルを装着した状態で、ボトルモータ403を駆動してトナー補給動作を実行する。
そして、この基準1ボトルを用いた場合のトナー補給動作時におけるボトルモータ403の回転数をロータリーエンコーダ803で検知し、検知した回転数を、入力フィルタ318、メカ制御部312、CPU315を通してデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST902)。
次に、基準2ボトル(例えば、トナー収容量が80%のトナーボトル116)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST903)。そして、ボトルモータ403を駆動して基準2ボトルのトナー補給動作を実行し、ロータリーエンコーダ803で検知したボトルモータ403の回転数をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST904)。
次に、基準3ボトル(例えば、トナー収容量が60%のトナーボトル116)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST905)。そして、ボトルモータ403を駆動して基準3ボトルのトナー補給動作を実行し、ロータリーエンコーダ803で検知したボトルモータ403の回転数をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST906)。
次に、基準4ボトル(例えば、トナー収容量が40%のトナーボトル116)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST907)。そして、ボトルモータ403を駆動して基準4ボトルのトナー補給動作を実行し、ロータリーエンコーダ803で検知したボトルモータ403の回転数をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST908)。
次に、基準5ボトル(例えば、トナー収容量が20%のトナーボトル116)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST909)。そして、ボトルモータ403を駆動して基準5ボトルのトナー補給動作を実行し、ロータリーエンコーダ803で検知したボトルモータ403の回転数をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST910)。
次に、空ボトル(トナー収容量が0%のトナーボトル116)を画像形成ユニット110に装着する(ステップST911)。そして、ボトルモータ403を駆動して空ボトルのトナー補給動作を実行し、ロータリーエンコーダ803で検知したボトルモータ403の回転数をデータ用EEPROM316に記憶する(ステップST912)。
最後に、図11に示すボトルモータ403の回転数とトナーボトル116内の現像剤量との関係から求められる現像剤の残量近似式を計算する(ステップST913)。
このようにしてロータリーエンコーダ803で検知したボトルモータ403の回転数は、実際に出荷される画像形成装置を使用して測定しているので、個体差を有する現像器毎の固有の回転数となる。
従って、ロータリーエンコーダ803で検知してデータ用EEPROM316に記憶させた回転数と、トナーボトル116内に実際に収容されている現像剤量とは、現像器毎において極めて正確に対応した値となる。
そこで、本例の現像剤残量検出装置800においては、ロータリーエンコーダ803で検知してデータ用EEPROM316に記憶させた回転数を、トナーボトル116内の現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値とする。
次に、データ用EEPROM316に記憶させた回転数を基準値としてトナーボトル116内の現像剤残量の不足の有無を判断する際の動作について説明する。図10は、本発明の実施の形態2に係る現像剤残量検出装置において回転数を基準値として現像剤残量の不足の有無を判断する際の動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、工場調整を終えた画像形成装置のユーザによる使用が開始され、ステップST1001に示すコピー動作が実行されると、現像剤濃度センサ326により現像器112内の現像剤の濃度低下の有無が判断される(ステップST1002)。
ここで、現像器112内の現像剤の濃度低下が無いと判断された場合(ステップST1002で「No」の場合)には、ステップST1001に戻ってコピー動作が続行される。
一方、現像器112内の現像剤の濃度低下があると判断された場合(ステップST1002で「Yes」の場合)には、ボトルモータ403が駆動されてトナーボトル116に収容されているトナーが現像器112内に補給される。
そして、ボトルモータ403が駆動されることによって、ロータリーエンコーダ803によりボトルモータ403の回転数が測定される(ステップST1003)。
次いで、ロータリーエンコーダ803が検知したボトルモータ403の回転数と、工場調整においてデータ用EEPROM316に記憶された基準値1(ここでは、基準5ボトルである20%充填ボトル装着時の回転数とする)とが比較され、回転数が基準値1以上であるか否か判断される(ステップST1004)。
ここで、ボトルモータ403の回転数は、図11に示すように、ボトルモータ403の駆動抵抗、つまりトナーボトル116内のトナー収容量(現像剤量)に反比例した値となる。
従って、ロータリーエンコーダ803が検知したボトルモータ403の回転数が基準値1未満であると判断された場合(ステップST1004で「No」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準とする基準5ボトル(20%充填ボトル)の現像剤量以上であるので、ステップST1001に戻ってコピー動作が続行される。
一方、ロータリーエンコーダ803が検知したボトルモータ403の回転数が基準値1以上であると判断された場合(ステップST1004で「Yes」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準とする基準5ボトル(20%充填ボトル)の現像剤量未満であるので、表示部327(図3参照)に現像剤不足の警告が表示される(ステップST1005)。
なお、ここでは、基準値1を基準5ボトル(20%充填ボトル)装着時の回転数としたが、この基準値1は、ユーザの使用頻度やサービスマンによるメンテナンスサイクルなどに応じて適宜設定変更することができる。
そして、表示部327に現像剤不足の警告が表示された場合には、ロータリーエンコーダ803が検知したボトルモータ403の回転数と、工場調整においてデータ用EEPROM316に記憶された基準値2(ここでは、空ボトルである0%充填ボトル装着時の回転数とする)とが比較され、回転数が基準値2以上であるか否か判断される(ステップST1006)。
ここで、ロータリーエンコーダ803が検知したボトルモータ403の回転数が基準値2未満であると判断された場合(ステップST1006で「No」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準とする0%充填ボトルの現像剤量以上であるので、ステップST1001に戻ってコピー動作が続行される。
一方、ロータリーエンコーダ803が検知したボトルモータ403の回転数が基準値2以上であると判断された場合(ステップST1006で「Yes」の場合)には、トナーボトル116内の現像剤残量が基準値2としての0%充填ボトルの現像剤量未満であるので、表示部327に現像剤無しの警告が表示される(ステップST1007)。
なお、ここでは、基準値2を0%充填ボトル装着時の電流値としたが、ユーザの使用頻度やサービスマンによるメンテナンスサイクルなどに応じて、例えば5%充填ボトルや10%充填ボトルなどの装着時の回転数を基準値2として設定するようにしてもよい。
次いで、表示部327に現像剤無しの警告が表示された場合には、新しいトナーボトル116に交換されたか否か判断される(ステップST1008)。
ここで、トナーボトル116が新しいものに交換されなかった場合(ステップST1008で「No」の場合)には、現像剤濃度センサ326により現像器112内の現像剤の濃度低下の有無が判断される(ステップST1009)。
そして、ステップST1009で「No」となり、現像器112内の現像剤の濃度低下が無いと判断された場合には、ステップST1007に戻って表示部327に現像剤無しの警告が表示され、ステップST1008でトナーボトル116の交換の有無が再度判断される。
一方、ステップST1009で「Yes」となり、現像器112内の現像剤の濃度低下があると判断された場合には、表示部327に現像剤無しの警告が表示され、画像形成装置のコピー動作が停止される(ステップST1010)。
そして、画像形成装置のコピー動作が停止されると、再び、新しいトナーボトル116に交換されたか否か判断される(ステップST1011)。
ここで、トナーボトル116が新しいものに交換されなかった場合(ステップST1011で「No」の場合)には、ステップST1010に戻って、表示部327に現像剤無しの警告が表示され、画像形成装置のコピー動作が停止される。
一方、トナーボトル116が新しいものに交換された場合(ステップST1011で「Yes」の場合)には、ボトルモータ403が駆動されて新しいトナーボトル116内のトナー補給動作が実行され、ロータリーエンコーダ803によりボトルモータ403の回転数が測定される(ステップST1012)。
そして、ステップST1012において測定された回転数により、交換された新しいトナーボトル116内の現像剤量が計算され(ステップST1013)、ステップST1001に戻ってコピー動作が続行される。
ところで、ロータリーエンコーダ803により検知されるボトルモータ403の回転数は、現像器112などの経年変化により僅かずつ変化してしまうため、ステップST1007において現像剤無しの表示が出されたトナーボトル116内の現像剤残量は必ずしも一定量になるとは限らない。
そこで、ステップST1008において、トナーボトル116を新しいものに交換した場合(ステップST1008で「Yes」の場合)には、現像剤無しの判断が下された使用済みのトナーボトル116内の現像剤残量を測定し、測定した現像剤残量を補正値として入力する(ステップST1014)。なお、この補正値の入力は、入力ミスや設定ミスなどを回避するためにトナーボトル116の交換時にサービスマンが行うことが好ましい。
そして、ステップST1014において入力された補正値に基づいて、図11に示した回転数と現像剤量との関係から求められる現像剤の残量近似式により、データ用EEPROM316に記憶されている基準値を補正する(ステップST1015)。これにより、ロータリーエンコーダ803により検知されるボトルモータ403の回転数を、現像器112などの経年変化を考慮した値とすることができる。
上述のように、本例の現像剤残量検出装置400,800においては、現像器112の個体差や経年変化および現像剤の特性の違い等による電流値や回転数の変化を予め見込んで基準値を設定しているので、トナーボトル116内の現像剤の残量を適正かつ容易に検出することができる。
なお、ここでは、トナーボトル116内の現像剤の残量を検出する場合について説明したが、現像器112の攪拌スクリュー115を駆動する攪拌モータ401の駆動電流の電流値または回転数を検知して基準値と比較することにより、現像器112内の現像剤の残量を検出することもできる。
本発明の第1の態様に係る現像剤残量検出装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出手段と、予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出手段が検出した検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め計量した現像剤を投入した現像器を画像形成装置(実機)にセットして、実際に動作させる。この際に現像器内剤残量検出手段によって検出された検出値を基準値として記憶手段に記憶させる。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された検出値と記憶手段に記憶されている基準値とを比較して現像剤残量の判別を行う。従って、この構成によれば、現像剤特性のバラつきや、現像器の個体差および経年変化などによるバラつきが含まれた実機にて現像剤の残量の基準値が決定されるので、バラつきの無い正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第2の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第1の態様において、予め計量して前記現像器内に投入した複数の所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出手段によって検出した際の複数の検出値から前記現像器内の現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出し、前記基準式により得られる値を前記基準値とする構成を採る。
この構成によれば、予め計量した異なる量の現像剤を投入した現像器を複数準備し、各現像器の現像剤残量を現像器内剤残量検出手段によってそれぞれ測定し、その実測結果から現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出する。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された検出値と前記基準式を比較して現像剤残量を判断する。従って、この構成によれば、複数の基準値を測定して基準式を算出するので、前記第1の態様に比べ、更に正確にバラつきを含めた残現像剤量を推測することができ、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第3の態様に係る現像剤残量検出装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出手段と、予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出手段が検出した前記検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、前記制御手段により前記現像器内の前記現像剤残量が不足していると判断された場合に前記現像器内に実際に残っている現像剤残量分の残量値を入力する入力手段と、前記記憶手段に記憶されている前記基準値に対して前記入力手段により入力した前記残量値を差し引く補正を行って前記基準値を新たな基準値に書き換える基準値更新手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量を検出して判断する際の基準値の設定にあたり、現像剤無しの判定が出されたときに、現像器内に実際に残っている現像剤残量を入力し、それまで使用してきた基準値に対して実際との誤差を補正して、新たな基準値として用いるようにしている。従って、この構成によれば、現像剤無しか否か判断する基準値を、測定結果の実際のズレ分だけ補正することができるので、経年変化などの影響を受けずに、常に正確な現像器内の現像剤残量の検出を、新たな手段の追加をせず、簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第4の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第1の態様から第3のいずれかの態様において、前記現像器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤攪拌手段の駆動電流値を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された現像剤攪拌手段の駆動電流値と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第5の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第1の態様から第3のいずれかの態様において、前記現像器内の現像剤を搬送するための現像剤搬送手段を備え、前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤搬送手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤搬送手段の駆動電流値を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された現像剤搬送手段の駆動電流値と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第6の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第1の態様から第3のいずれかの態様において、前記現像器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段の回転速度に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤攪拌手段の回転速度(回転数)を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された現像剤攪拌手段の回転速度(回転数)と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第7の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第1の態様から第3のいずれかの態様において、前記現像器内の現像剤を搬送するための現像剤搬送手段を備え、前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤搬送手段の回転速度に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤搬送手段の回転速度(回転数)を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された現像剤搬送手段の回転速度(回転数)と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第8の態様に係る現像剤残量検出装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器に現像剤を補給する現像剤補給器内の現像剤残量を検出する補給器内剤残量検出手段と、予め計量して前記現像剤補給器内に投入した所定量の現像剤を前記補給器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、前記静電潜像の現像時に前記補給器内剤残量検出手段が検出した検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像剤補給器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め計量した現像剤を投入した現像剤補給器を画像形成装置(実機)にセットして、実際に動作させる。この際に補給器内剤残量検出手段によって検出された検出値を基準値として記憶手段に記憶させる。その上で、画像形成時に補給器内剤残量検出手段により検出された検出値と記憶手段に記憶されている基準値とを比較して現像剤残量の判別を行う。従って、この構成によれば、現像剤特性のバラつきや、現像剤補給器の個体差および経年変化などによるバラつきが含まれた実機にて現像剤の残量の基準値が決定されるので、バラつきの無い正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第9の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第8の態様において、予め計量して前記現像剤補給器内に投入した複数の所定量の現像剤を前記補給器内剤残量検出手段によって検出した際の複数の検出値から前記現像剤補給器内の現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出し、前記基準式により得られる値を前記基準値とする構成を採る。
この構成によれば、予め計量した異なる量の現像剤を投入した現像剤補給器を複数準備し、各現像剤補給器の現像剤残量を補給器内剤残量検出手段によってそれぞれ測定し、その実測結果から現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出する。その上で、画像形成時に補給器内剤残量検出手段により検出された検出値と前記基準式を比較して現像剤残量を判断する。従って、この構成によれば、複数の基準値を測定して基準式を算出するので、前記第8の態様に比べ、更に正確にバラつきを含めた残現像剤量を推測することができ、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第10の態様に係る現像剤残量検出装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器に現像剤を補給する現像剤補給器内の現像剤残量を検出する補給器内剤残量検出手段と、予め計量して前記現像剤補給器内に投入した所定量の現像剤を前記補給器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、前記静電潜像の現像時に前記補給器内剤残量検出手段が検出した検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像剤補給器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、前記制御手段により前記現像剤補給器内の前記現像剤残量が不足していると判断された場合に前記現像剤補給器内に実際に残っている現像剤残量分の残量値を入力する入力手段と、前記記憶手段に記憶されている前記基準値に対して前記入力手段により入力した前記残量値を差し引く補正を行って前記基準値を新たな基準値に書き換える基準値更新手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量を検出して判断する際の基準値の設定にあたり、現像剤無しの判定が出されたときに、現像剤補給器内に実際に残っている現像剤残量を入力し、それまで使用してきた基準値に対して実際との誤差を補正して、新たな基準値として用いるようにしている。従って、この構成によれば、現像剤無しか否か判断する基準値を、測定結果の実際のズレ分だけ補正することができるので、経年変化などの影響を受けずに、常に正確な現像剤補給器内の現像剤残量の検出を、新たな手段の追加をせず、簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第11の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第8の態様から第10のいずれかの態様において、前記現像剤補給器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像剤補給器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤攪拌手段の駆動電流値を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に補給器内剤残量検出手段により検出された現像剤攪拌手段の駆動電流値と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像剤補給器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第12の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第8の態様から第10のいずれかの態様において、前記現像剤補給器内の現像剤を供給するための現像剤供給手段を備え、前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤供給手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像剤補給器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤搬送手段の駆動電流値を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に補給器内剤残量検出手段により検出された現像剤供給手段の駆動電流値と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像剤補給器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第13の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第8の態様から第10のいずれかの態様において、前記現像剤補給器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段の回転速度に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像剤補給器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤攪拌手段の回転速度(回転数)を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に補給器内剤残量検出手段により検出された現像剤攪拌手段の回転速度(回転数)と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像剤補給器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第14の態様に係る現像剤残量検出装置は、前記第8の態様から第10のいずれかの態様において、前記現像剤補給器内の現像剤を供給するための現像剤供給手段を備え、前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤供給手段の回転速度に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する構成を採る。
この構成によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め規定量の現像剤の入った現像剤補給器で現像剤の残量検出を実際に行い、その際の現像剤供給手段の回転速度(回転数)を基準値として記憶手段に記憶させている。その上で、画像形成時に補給器内剤残量検出手段により検出された現像剤供給手段の回転速度(回転数)と前記基準値を比較して現像剤残量の判別に利用している。従って、この構成によれば、現像剤残量を検出するための特別なセンサや検出装置を新たに追加すること無く正確に現像剤補給器内の現像剤残量の判定が行えるので、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第15の態様に係る画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された前記静電潜像を現像する現像手段と、前記現像手段に収容されている現像剤の残量を検出する現像剤残量検出手段とを有し、前記現像剤残量検出手段として、前記第1の態様から前記第15の態様のいずれかにおける現像剤残量検出装置を用いる構成を採る。
この構成によれば、前記現像剤残量検出手段として、前記第1の態様から前記第15の態様のいずれかにおける現像剤残量検出装置を用いているので、バラつきの無い現像剤残量検出を適正に行うことができ、現像剤の交換および補給タイミングを正確に把握することができる。
本発明の第16の態様に係る現像剤残量検出制御方法は、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出ステップと、予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出ステップで検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶ステップと、前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出ステップで検出した検出値と前記記憶ステップで記憶された前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御ステップと、を具備する構成を採る。
この方法によれば、現像剤残量検出の基準値の決定において、予め計量した現像剤を投入した現像器を画像形成装置(実機)にセットして、実際に動作させる。この際に現像器内剤残量検出手段によって検出された検出値を基準値として記憶手段に記憶させる。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された検出値と記憶手段に記憶されている基準値とを比較して現像剤残量の判別を行う。従って、この構成によれば、現像剤特性のバラつきや、現像器の個体差および経年変化などによるバラつきが含まれた実機にて現像剤の残量の基準値が決定されるので、バラつきの無い正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第17の態様に係る現像剤残量検出制御方法は、前記第16の態様において、予め計量して前記現像器内に投入した複数の所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出ステップで検出した際の複数の検出値から前記現像器内の現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出し、前記基準式により得られる値を前記基準値とする構成を採る。
この方法によれば、予め計量した異なる量の現像剤を投入した現像器を複数準備し、各現像器の現像剤残量を現像器内剤残量検出手段によってそれぞれ測定し、その実測結果から現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出する。その上で、画像形成時に現像器内剤残量検出手段により検出された検出値と前記基準式を比較して現像剤残量を判断する。従って、この構成によれば、複数の基準値を測定して基準式を算出するので、前記第16の態様に比べ、更に正確にバラつきを含めた残現像剤量を推測することができ、それぞれの実機に合せた正確な現像剤残量検出を、新たな手段の追加をせずに簡単かつ適正に行うことができる。
本発明の第18の態様に係る現像剤残量検出制御方法は、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出ステップと、予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出ステップで検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶ステップと、前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出ステップで検出した前記検出値と前記記憶ステップで記憶された前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御ステップと、前記制御ステップで前記現像器内の前記現像剤残量が不足していると判断された場合に前記現像器内に実際に残っている現像剤残量分の残量値を入力する入力ステップと、前記記憶ステップで記憶された前記基準値に対して前記入力ステップで入力した前記残量値を差し引く補正を行って前記基準値を新たな基準値に書き換える基準値更新ステップと、を具備する構成を採る。
この方法によれば、現像剤残量を検出して判断する際の基準値の設定にあたり、現像剤無しの判定が出されたときに、現像器内に実際に残っている現像剤残量を入力し、それまで使用してきた基準値に対して実際との誤差を補正して、新たな基準値として用いるようにしている。従って、この構成によれば、現像剤無しか否か判断する基準値を、測定結果の実際のズレ分だけ補正することができるので、経年変化などの影響を受けずに、常に正確な現像器内の現像剤残量の検出を、新たな手段の追加をせず、簡単かつ適正に行うことができる。
本発明に係る現像剤残量検出装置は、現像器の個体差や経年変化および現像剤の特性の違い等にかかわらず、現像剤の残量を適正かつ容易に検出することができるので、電子写真方式または静電記録方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ、および複合機等の現像剤残量検出装置として有用である。
本発明の実施の形態に係る現像剤残量検出装置を搭載するのに適したモノクロ画像形成装置の全体構成を示す概略構成図 本発明の実施の形態に係る現像剤残量検出装置を搭載するのに適したカラー画像形成装置の全体構成を示す概略構成図 画像形成装置の動作を制御する制御装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る現像剤残量検出装置の構成を説明するためのブロック図 本発明の実施の形態1における工場調整プログラムによる動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る現像剤残量検出装置において電流値を基準値として現像剤残量の不足の有無を判断する際の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるボトルモータの駆動電流の電流値とトナーボトル内の現像剤量との関係を示すグラフ 本発明の実施の形態2に係る現像剤残量検出装置の構成を説明するためのブロック図 本発明の実施の形態2における工場調整プログラムによる動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る現像剤残量検出装置において回転数を基準値として現像剤残量の不足の有無を判断する際の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるボトルモータの回転数とトナーボトル内の現像剤量との関係を示すグラフ
符号の説明
100,200 画像形成装置
110,210Y,210M,210C,210K 画像形成ユニット
111,211 感光体
112,212 現像器
113 転写ローラ
114,214 現像ローラ
115 攪拌スクリュー115
116,241Y,241M,241C,241K トナーボトル
213 一次転写ローラ
220 レーザスキャンユニット
230 中間転写ユニット
240 トナー補給ユニット
120,250 定着装置
130,260 給紙ユニット
140,270 自動原稿給紙装置(ADF)
204 二次転写ローラ
300 制御装置
301 システムコントロール基板
302 エンジン制御基板
303 パネル基板
304 読取り制御部
305 画像処理部
306 印字制御部
307 DRAM
308 データ用FROM
309 DRAM
310 プログラムFROM
311,315 CPU
312 メカ制御部(ASIC)
313 SRAM
314 プログラムFROM
316 データ用EEPROM
317 ドライバ
318 入力フィルタ
319 D/Aコンバータ
320 A/Dコンバータ
326 現像剤濃度センサ
401 攪拌モータ
402 オペアンプ
403 ボトルモータ(DCモータ)
406 電流検知器
803 ロータリーエンコーダ

Claims (18)

  1. 像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出手段と、
    予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、
    前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出手段が検出した検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、を具備する現像剤残量検出装置。
  2. 予め計量して前記現像器内に投入した複数の所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出手段によって検出した際の複数の検出値から前記現像器内の現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出し、前記基準式により得られる値を前記基準値とする請求項1記載の現像剤残量検出装置。
  3. 像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出手段と、
    予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、
    前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出手段が検出した前記検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、
    前記制御手段により前記現像器内の前記現像剤残量が不足していると判断された場合に前記現像器内に実際に残っている現像剤残量分の残量値を入力する入力手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記基準値に対して前記入力手段により入力した前記残量値を差し引く補正を行って前記基準値を新たな基準値に書き換える基準値更新手段と、を具備する現像剤残量検出装置。
  4. 前記現像器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、
    前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する請求項1から請求項3のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  5. 前記現像器内の現像剤を搬送するための現像剤搬送手段を備え、
    前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤搬送手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する請求項1から請求項3のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  6. 前記現像器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、
    前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段の回転速度に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する請求項1から請求項3のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  7. 前記現像器内の現像剤を搬送するための現像剤搬送手段を備え、
    前記現像器内剤残量検出手段は、前記現像剤搬送手段の回転速度に基づいて前記現像器内の現像剤残量を検出する請求項1から請求項3のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  8. 像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器に現像剤を補給する現像剤補給器内の現像剤残量を検出する補給器内剤残量検出手段と、
    予め計量して前記現像剤補給器内に投入した所定量の現像剤を前記補給器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、
    前記静電潜像の現像時に前記補給器内剤残量検出手段が検出した検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像剤補給器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、を具備する現像剤残量検出装置。
  9. 予め計量して前記現像剤補給器内に投入した複数の所定量の現像剤を前記補給器内剤残量検出手段によって検出した際の複数の検出値から前記現像剤補給器内の現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出し、前記基準式により得られる値を前記基準値とする請求項8記載の現像剤残量検出装置。
  10. 像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器に現像剤を補給する現像剤補給器内の現像剤残量を検出する補給器内剤残量検出手段と、
    予め計量して前記現像剤補給器内に投入した所定量の現像剤を前記補給器内剤残量検出手段によって検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶手段と、
    前記静電潜像の現像時に前記補給器内剤残量検出手段が検出した検出値と前記記憶手段に記憶されている前記基準値とを比較して前記現像剤補給器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御手段と、
    前記制御手段により前記現像剤補給器内の前記現像剤残量が不足していると判断された場合に前記現像剤補給器内に実際に残っている現像剤残量分の残量値を入力する入力手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記基準値に対して前記入力手段により入力した前記残量値を差し引く補正を行って前記基準値を新たな基準値に書き換える基準値更新手段と、を具備する現像剤残量検出装置。
  11. 前記現像剤補給器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、
    前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する請求項8から請求項10のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  12. 前記現像剤補給器内の現像剤を供給するための現像剤供給手段を備え、
    前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤供給手段を駆動した際の駆動電流値に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する請求項8から請求項10のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  13. 前記現像剤補給器内の現像剤を攪拌するための現像剤攪拌手段を備え、
    前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤攪拌手段の回転速度に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する請求項8から請求項10のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  14. 前記現像剤補給器内の現像剤を供給するための現像剤供給手段を備え、
    前記補給器内剤残量検出手段は、前記現像剤供給手段の回転速度に基づいて前記現像剤補給器内の現像剤残量を検出する請求項8から請求項10のいずれかに記載の現像剤残量検出装置。
  15. 静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された前記静電潜像を現像する現像手段と、前記現像手段に収容されている現像剤の残量を検出する現像剤残量検出手段とを有し、
    前記現像剤残量検出手段として、請求項1から請求項15のいずれかに記載の現像剤残量検出装置を用いる画像形成装置。
  16. 像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出ステップと、
    予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出ステップで検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶ステップと、
    前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出ステップで検出した検出値と前記記憶ステップで記憶された前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御ステップと、を具備する現像剤残量検出制御方法。
  17. 予め計量して前記現像器内に投入した複数の所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出ステップで検出した際の複数の検出値から前記現像器内の現像剤残量を線形的に判断する基準式を算出し、前記基準式により得られる値を前記基準値とする請求項16記載の現像剤残量検出制御方法。
  18. 像担持体に形成された静電潜像を現像する現像器内の現像剤残量を検出する現像器内剤残量検出ステップと、
    予め計量して前記現像器内に投入した所定量の現像剤を前記現像器内剤残量検出ステップで検出した際の検出値を前記現像剤残量の不足の有無を判断するための基準値として記憶する記憶ステップと、
    前記静電潜像の現像時に前記現像器内剤残量検出ステップで検出した前記検出値と前記記憶ステップで記憶された前記基準値とを比較して前記現像器内の前記現像剤残量の過不足を判断する制御ステップと、
    前記制御ステップで前記現像器内の前記現像剤残量が不足していると判断された場合に前記現像器内に実際に残っている現像剤残量分の残量値を入力する入力ステップと、
    前記記憶ステップで記憶された前記基準値に対して前記入力ステップで入力した前記残量値を差し引く補正を行って前記基準値を新たな基準値に書き換える基準値更新ステップと、を具備する現像剤残量検出制御方法。
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