JP4742773B2 - トナー濃度センサ - Google Patents

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本発明は、現像剤中のトナー濃度を測定するトナー濃度センサに関する。
例えば、電子写真方式の複写機では、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を、トナーとキャリアからなる現像剤(2成分現像剤)を用いて現像する。この際、現像剤中のキャリアは減少しないが、トナーは静電潜像に付着して消費されるので、現像剤中のキャリアに対するトナーの比率(以下、トナー濃度)が低下する。したがって、安定した画像濃度を得るためには、現像剤中のトナー濃度を監視し、トナー濃度が低下した場合に新たなトナーを補給する必要がある。このため、現像剤の収容器にはトナー濃度センサが取り付けられている。また、補給されたトナーによって収容器内における現像剤中のトナー濃度が部分的に異なってしまうことがないよう、収容器内では現像剤を攪拌する必要がある。
特許文献1には、同文献1の図6に示すように、トナー濃度検知センサ7の検知面7aと現像剤収容部のケーシング8の内壁との間に凹部Dが生じると、この凹部Dに現像剤が滞留し、攪拌している現像剤中のトナー濃度を正確に検知できなくなってしまうので、同文献1の図2に示すように、トナー濃度検知センサ7の検知面7aをケーシング8の内壁よりも突出させたり、同文献1の図4に示すように、突出させた検知面7aの周囲の内壁を検知面7aの高さに近づくよう盛り上げることが記載されている。
また、特許文献2には、トナーセンサ50を現像剤槽52に取り付けるための部品点数や作業工数を減らすため、トナーセンサ50と現像剤槽52の双方に爪を設け、互いの爪を係合させることでトナーセンサ50を現像剤槽52に固定することや、トナーセンサ50にボス2を設ける一方、現像剤槽52に孔11を設け、ボス2を孔11に嵌着させることでトナーセンサ50を現像剤槽52に固定することが記載されている。
また、図4は、従来のトナー濃度センサ7について示す図である。図4(a)に示すようにトナー濃度センサ7の筐体70は、上側の筐体70Aと下側の筐体70Bから構成されており、図示を省略しているが筐体70の内部には、トナー濃度測定用の回路基板や、現像剤の透磁率を検出するためのコイルが収容されている。なお、コイルについては、下側の筐体70Bから突き出た円柱状のヘッド部70Bの内部に収容されている。
また、同図(a)に示すように、上側の筐体70Aには、図中奥側に位置するため図示していない2ヶ所を含む計4ヶ所に爪71が設けられている。一方、下側の筐体70Bには、上側の筐体70Aに設けられた計4ヶ所の爪71に対向する位置に、爪71を嵌め込むための嵌込部72が設けられている。そして、上側の筐体70Aに設けられた爪71を下側の筐体70Bに設けられた嵌込部72に嵌め込むことで、接着剤やネジ等を用いることなく、上側の筐体70Aと下側の筐体70Bを嵌着させることができ、図4(b)に示すようなトナー濃度センサ7の筐体70を組み立てることができる。
なお、同図(b)に示すように、トナー濃度センサ7は、トナー濃度測定用の回路基板を内蔵する板状のベース部70ABと、現像剤の透磁率を検出するためのコイルを内蔵する円柱状のヘッド部70Bから構成されることになる。また、同図(b)において図中左端には、ベース部70ABよりも厚さの薄い肉薄部70Bが設けられている。この肉薄部70Bは、トナー濃度センサ7を現像剤収容器の外壁に固定する際に使用される。また、ヘッド部70Bは、現像剤収容器の壁を貫通する孔に差し込まれ、その先端に位置する円形のセンサ面70Bが、現像剤収容器内で攪拌されている現像剤に接する。さらに、同図(b)において、ベース部70ABの下側の面、すなわちヘッド部70Bが突き出ている面が、トナー濃度センサ7を現像剤収容器に取り付ける際に、現像剤収容器の外壁と対向する取付面70Bとなる。
特開平9−305015号公報 特開平9−319206号公報
ところで、特許文献1に記載された技術では、トナー濃度検知センサ7の検知面7aを現像剤収容部のケーシング8の内壁よりも必ず突出させるようにしたので、検知面7aの手前に窪み(凹部D)が生じることがない。よって、現像剤収容部で攪拌されている現像剤が窪みに滞留してしまうことはないが、逆に、検知面7aが内壁よりも突出しているので、現像剤収容部内における現像剤の流れを乱してしまうことになる。現像剤の透磁率は、検知面7aの手前に存在する現像剤の量や密度に応じて変化するため、現像剤の流れを乱してしまうとトナー濃度を正確に測定できない場合がある。
また、特許文献2に記載された技術では、トナーセンサ50と現像剤槽52の双方に、係合用の爪を設けたり、ボス2や孔11を設けることで、トナーセンサ50を取り付けるための部品点数や作業工数を減らしているが、ネジ止めの場合と比較してトナーセンサ50を現像剤槽52側に付勢する力が弱くなってしまうため、以下に述べるような問題が生じる。
すなわち、図4(a)に示した上側の筐体70Aと下側の筐体70Bを嵌着させた場合、トナー濃度センサ7の取付面70Bが平坦な状態を維持できず、例えば、図5(a)に示すように取付面70Bの両端が図中下側に歪んでしまうことがある。これは、下側の筐体70Bにおいて嵌込部72の部分が、側面を切り欠いたことで断面がコの字状でなく平板状になってしまい、厚みも薄いことから、剛性が弱くなってしまったためである。このため、爪71を嵌込部72に嵌め込んだことによって、取付面70Bの両端が歪んでしまうのである。
したがって、このように取付面70Bが歪んだトナー濃度センサ7を現像剤収容器に取り付けた場合、ネジ止めの場合のようにトナー濃度センサ7を現像剤収容器側に付勢する力が強くないと、図5(b)に示すように、現像剤収容器90の外壁とトナー濃度センサ7の取付面70Bとの間には、ヘッド部70Bの近辺に隙間が生じてしまい、現像剤収容器90の壁を貫通する孔91の内側で、センサ面70Bが内壁まで到達できず窪みが生じてしまう。よって、この窪みの部分に現像剤が滞留してしまい、現像剤収容器90内で攪拌されている現像剤中のトナー濃度を正確に測定することができなくなってしまう。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、トナー濃度センサを正確な位置に簡単に取り付けられるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明は、現像剤を収容する収容器の外壁に取り付けられ、前記収容器内で攪拌されている現像剤中のトナー濃度を測定する透磁率型のトナー濃度センサであって、当該トナー濃度センサを前記収容器に取り付ける場合に前記外壁と対向する略長方形の取付面を有するとともに、トナー濃度測定用の回路基板を内蔵する板状のベース部材と、現像剤の透磁率を検出するためのコイルを内蔵しており、当該トナー濃度センサを前記収容器に取り付ける場合に前記外壁に設けられた孔に差し込まれる、前記取付面から突き出た柱状のヘッド部とを備え、前記取付面は、前記ヘッド部が突き出ている方向に凸となるよう当該取付面の長手方向に沿って湾曲していることを特徴としている。
本発明によれば、トナー濃度センサを正確な位置に簡単に取り付けられるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[A.第1実施形態]
図1は、本実施形態に係るトナー濃度センサ1と、このトナー濃度センサ1を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。図1(a)はトナー濃度センサ1の側面図であり、同図(a)に示すようにトナー濃度センサ1は、トナー濃度測定用の回路基板11を内蔵する板状のベース部10Aと、現像剤の透磁率を検出するためのコイル12を内蔵する円柱状のヘッド部10Bによって構成されている。なお、図中、ベース部10Aの左端には肉薄部10Aが設けられている。この肉薄部10Aは、トナー濃度センサ1を現像剤収容器の外壁に固定する際に使用される。また、ヘッド部10Bは、現像剤収容器の壁を貫通する孔に差し込まれ、その先端に位置する円形のセンサ面10Bが、現像剤収容器内で攪拌されている現像剤に接する。
また、同図(a)において、ベース部10Aの下側の面、すなわちヘッド部10Bが突き出ている面が、トナー濃度センサ1を現像剤収容器に取り付ける際に、現像剤収容器の外壁と対向する取付面10Aとなる。図1(b)は取付面10Aの平面図であり、同図(b)に示すように取付面10Aの形状は略長方形である。また、この取付面10Aは、図1(a)に示したように、図中下側に凸となるよう、トナー濃度センサ1の長手方向に沿って緩やかに湾曲している。
一方、図1(c)および図1(d)は、トナー濃度センサ1を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。同図(c)において、現像剤収容器90の外壁には、現像剤収容器90内まで貫通する孔91と、トナー濃度センサ1を背後から現像剤収容器90側に付勢するとともに固定するL字状の固定部材92,93が設けられている。なお、図示を省略しているが、孔11の内面には、ヘッド部10Bとの隙間から現像剤が外部に漏れ出すことを防ぐため、ウレタン等の封止材が取り付けられている。また、透磁率型のトナー濃度センサ1を用いているので、固定部材92,93の材質は、透磁率の測定に影響を及ぼすことのないプラスチックやゴム等を用いることが望ましい。
また、トナー濃度センサ1を現像剤収容器90の外壁に取り付ける際には、図1(d)に示すように、まず、トナー濃度センサ1を点線で示す位置に持ってきて、ヘッド部10Bを孔91に差し込む。この後、ヘッド部10Bを中心にトナー濃度センサ1を矢印の方向に回転させて、ベース部10Aを、L字状の固定部材92,93の受け部と現像剤収容器90の外壁との間に押し込んで固定する。これにより肉薄部10Aが固定部材92によって固定され、ベース部10Aの他方の端が固定部材93によって固定される。
また、図示を省略しているが、トナー濃度センサ1のベース部10Aにおいて、肉薄部10Aと反対側の端部には、トナー濃度センサ1の測定結果を現像装置の制御部に出力するためのコネクタが設けられており、トナー濃度センサ1を現像剤収容器90に取り付ける際には、このコネクタにケーブルを差し込む必要がある。また、現像剤収容器90は、円筒型等、その外壁が平面であることは少ないが、トナー濃度センサ1の取付位置については、フラットになるよう外壁が形成されている。あるいはトナー濃度センサ1の取付位置をフラットにするためのベース部材が外壁に組み付けられている。
このようにして現像剤収容器90の外壁に取り付けられたトナー濃度センサ1は、図1(c)に示すように、取付面10Aが弓のように湾曲しており、かつ、固定部材92,93によって両方の端部を背後から現像剤収容器90側に付勢しているので、トナー濃度センサ1を現像剤収容器90側にしっかりと押さえ付けることができる。つまり、ネジ止めを行わなくても、トナー濃度センサ1を現像剤収容器90側に付勢する十分な力を得ることができるから、図1(c)に示すように、孔91に差し込まれたヘッド部10Bのセンサ面10Bと、現像剤収容器90の内壁の高さを揃えることができる。よって、現像剤収容器90内で攪拌されている現像剤の流れを乱すことがなく、トナー濃度を正確に測定することができる。また、図1(d)を用いて説明したように、現像剤収容器90の外壁にトナー濃度センサ1を簡単に取り付けることができる。
[B.第2実施形態]
次に第2実施形態について説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と共通する部分については説明を簡略化するとともに同じ符号を使用するものとする。
図2は、本実施形態に係るトナー濃度センサ2と、このトナー濃度センサ2を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。図2(a)に示すようにトナー濃度センサ2の筐体20は、上側の筐体20Aと下側の筐体20Bから構成されており、図示を省略しているが筐体20の内部には、トナー濃度測定用の回路基板や、現像剤の透磁率を検出するためのコイルが収容されている。なお、コイルについては、下側の筐体20Bから突き出た円柱状のヘッド部20Bの内部に収容されている。また、同図(a)に示すように、下側の筐体20Bには、図中奥側に位置するため図示していない2ヶ所を含む計4ヶ所に爪21が設けられている。一方、上側の筐体20Aには、下側の筐体20Bに設けられた計4ヶ所の爪21に対向する位置に、爪21を嵌め込むための嵌込部22が設けられている。
そして、下側の筐体20Bに設けられた爪21を上側の筐体20Aに設けられた嵌込部22に嵌め込むことで、接着剤やネジ等を用いることなく、上側の筐体20Aと下側の筐体20Bを嵌着させることができ、図2(b)に示すようなトナー濃度センサ2の筐体20を組み立てることができる。なお、同図(b)に示すように、トナー濃度センサ2は、トナー濃度測定用の回路基板を内蔵する板状のベース部20ABと、現像剤の透磁率を検出するためのコイルを内蔵する円柱状のヘッド部20Bから構成されることになる。また、同図(b)において、図中左端には、ベース部20ABよりも厚さの薄い肉薄部20Bが設けられている。この肉薄部20Bは、トナー濃度センサ2を現像剤収容器90の外壁に固定する際に使用される。
また、ヘッド部20Bは、現像剤収容器90の壁を貫通する孔91に差し込まれ、その先端に位置する円形のセンサ面20Bが、現像剤収容器90内で攪拌されている現像剤に接する。さらに、同図(b)において、ベース部20ABの下側の面、すなわちヘッド部20Bが突き出ている面が、トナー濃度センサ2を現像剤収容器90に取り付ける際に、現像剤収容器90の外壁と対向する取付面20Bとなる。この取付面20Bの形状は略長方形である。
なお、現像剤収容器90の外壁に設けられている孔91およびL字状の固定部材92,93については、上述した第1実施形態と同じであるので説明を省略する。また、トナー濃度センサ2を現像剤収容器90に取り付ける手順についても、第1実施形態において図1(d)を参照して説明した手順と同じである。
この本実施形態に係るトナー濃度センサ2は、上側の筐体20Aと下側の筐体20Bを嵌着させるための嵌込部22を、下側の筐体20Bに設けるのではなく、上側の筐体20Aに設けている。したがって、上側の筐体20Aと下側の筐体20Bを嵌着させた場合に筐体20が歪むことがあっても、剛性が弱いのは嵌込部22の部分であるから、上側の筐体20Aの両端が図2(c)に示すように図中上側に歪んでしまうだけである。つまり、トナー濃度センサ2の取付面20Bはフラットなままであり、また、トナー濃度センサ2は、固定部材92,93によって背後から現像剤収容器90側に付勢される。
したがって、トナー濃度センサ2の取付面20Bと現像剤収容器90の外壁との間に隙間が生じることはないから、図2(c)に示すように、孔91に差し込まれたヘッド部20Bのセンサ面20Bと、現像剤収容器90の内壁の高さを揃えることができる。よって、現像剤収容器90内で攪拌されている現像剤の流れを乱すことがなく、トナー濃度を正確に測定することができる。また、現像剤収容器90の外壁にトナー濃度センサ2を簡単に取り付けることができる。
[C.第3実施形態]
次に第3実施形態について説明する。
図3は、本実施形態に係るトナー濃度センサ3と、このトナー濃度センサ3を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。この図3(a)および図3(b)に示すトナー濃度センサ3が、図4(a)および図4(b)に示した従来のトナー濃度センサ7と異なるのは、本実施形態におけるトナー濃度センサ3では、上側の筐体30Aと下側の筐体30Bを嵌着させるための爪31と嵌込部32が、トナー濃度センサ3の中央部に計2ヶ所設けられているのに対し、従来のトナー濃度センサ7では、爪71と嵌込部72が計4ヶ所に設けられている点である。なお、上側の筐体に爪が設けられている一方、下側の筐体に嵌込部が設けられている点では、本実施形態におけるトナー濃度センサ3と従来のトナー濃度センサ7は共通している。また、トナー濃度センサ3を現像剤収容器90に取り付ける手順については第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
本実施形態におけるトナー濃度センサ3では、従来同様、下側の筐体30Bに嵌込部32を設けているので、上側の筐体30Aと下側の筐体30Bを嵌着させた場合、嵌込部32の部分、すなわち取付面30Bの中央部分が歪んでしまい、図中上側に湾曲してしまう。したがって、このようなトナー濃度センサ3を現像剤収容器90に取り付けた場合、トナー濃度センサ3の取付面30Bと現像剤収容器90の外壁との間に隙間が生じ、孔91の内側でセンサ面30Bが内壁まで到達できず窪みが生じてしまう恐れがある。
このため、本実施形態では、図3(c)に示すように、現像剤収容器90の外壁に設けられたL字状の固定部材92,93のうち、固定部材93の位置を嵌込部32の近傍にすることで、現像剤収容器90の外壁とトナー濃度センサ3の取付面30Bとの間に隙間が生じることを防いでいる。このような構成であっても、トナー濃度センサ3のセンサ面30Bと、現像剤収容器90の内壁の高さを揃えることができるから、現像剤収容器90内で攪拌されている現像剤の流れを乱すことがなく、トナー濃度を正確に測定することができる。また、現像剤収容器90の外壁にトナー濃度センサ3を簡単に取り付けることができる。
なお、固定部材93の設置位置は、嵌込部32の近傍であると、現像剤収容器90の外壁とトナー濃度センサ3の取付面30Bとの間に生じる隙間を解消する上で効果的である。しかしながら、基本的には、トナー濃度センサ3のセンサ面30Bと、現像剤収容器90の内壁の高さを揃えること、すなわち、ヘッド部30Bの近傍における隙間をなくすことが重要であるので、固定部材93の設置位置を嵌込部32よりも孔91に近い位置とすることが望ましい。
また、現像剤収容器90を備える電子写真方式の現像装置(例えば複写機やプリンタ)の構成は、以下の通りである。すなわち、現像装置では、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を現像剤収容器90内の現像剤を使用して現像する。この現像の際には、現像ローラを用いて感光体ドラム上の静電潜像に現像剤中のトナーを付着させる。現像されたトナー像は記録用紙に転写・定着されて出力される。また、現像装置の制御部は、トナー濃度センサ1,2,3の測定結果に基づいて現像剤収容器90内における現像剤中のトナー濃度を監視し、トナー濃度が予め定められた許容値よりも低下した場合には、補給用のトナーを収容するトナー収容器から新たなトナーを現像剤収容器90内に補給する。また、補給されたトナーによって現像剤収容器90内における現像剤中のトナー濃度が部分的に異なってしまうことがないよう、現像剤収容器90内ではオーガー等によって現像剤が攪拌されている。
第1実施形態に係るトナー濃度センサ1と、このトナー濃度センサ1を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。 第2実施形態に係るトナー濃度センサ2と、このトナー濃度センサ2を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。 第3実施形態に係るトナー濃度センサ3と、このトナー濃度センサ3を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。 従来のトナー濃度センサ7について示す図である。 取付面70Bが歪んだトナー濃度センサ7と、このトナー濃度センサ7を現像剤収容器90の外壁に取り付けた場合について示す図である。
符号の説明
1,2,3,7…トナー濃度センサ、11…回路基板、12…コイル、20,30,70…筐体、20A,30A,70A…上側の筐体、20B,30B,70B…下側の筐体、10A,20AB,30AB,70AB…ベース部、10B,20B,30B,70B…ヘッド部、10A,20B,30B,70B…肉薄部、10B,20B,30B,70B…センサ面、10A,20B,30B,70B…取付面、21,31,71…爪、22,32,72…嵌込部、90…現像剤収容器、91…孔、92,93…固定部材。

Claims (1)

  1. 現像剤を収容する収容器の外壁に取り付けられ、前記収容器内で攪拌されている現像剤中のトナー濃度を測定する透磁率型のトナー濃度センサであって、
    当該トナー濃度センサを前記収容器に取り付ける場合に前記外壁と対向する略長方形の取付面を有するとともに、トナー濃度測定用の回路基板を内蔵する板状のベース部材と、
    現像剤の透磁率を検出するためのコイルを内蔵しており、当該トナー濃度センサを前記収容器に取り付ける場合に前記外壁に設けられた孔に差し込まれる、前記取付面から突き出た柱状のヘッド部とを備え、
    前記取付面は、前記ヘッド部が突き出ている方向に凸となるよう当該取付面の長手方向に沿って湾曲している
    ことを特徴とするトナー濃度センサ。
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