JP4596961B2 - トナー収納容器 - Google Patents

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本発明は、現像剤量を検知するセンサを備えた現像装置、トナーホッパー、トナーカートリッジ等のトナー収納容器に関するものであり、特に、検知精度を高めるために、トナー量の測定箇所(センサの検知面)を清掃する清掃部材に関するものである。
コピー機、プリンタ、FAX等の画像形成装置が作成する画像の品質が維持されるためには、環境温度や環境湿度等に応じて、適宜現像剤を現像装置に補給し、現像剤量(または現像剤中のトナー濃度)が調整される必要がある。そのため、通常、現像装置には、現像剤量(またはトナー濃度)を測定する検知センサが設けられている。
しかしながら、トナーを含む現像剤が、検知センサの測定箇所(例えば検知面)に付着してしまうと、現像装置内部の正確なトナー量が測定できなくなる。そこで、現像装置内部における攪拌スクリュー(アジテーター)に清掃部材を設け、そのアジテーターの回転に応じて、検知面を清掃する現像装置が種々提案されている。
例えば図15に示す特許文献1の現像装置121は、アジテーター107に一枚状のワイパー(清掃部材)101を設け、そのアジテーター107の回転に応じて、センサ113の検知面113aを清掃するようになっている。しかしながら、この現像装置121では、ワイパー101の平面部101dが、回転方向に対し垂直に(対向するように)位置するため、アジテーター107の回転に抵抗を与えてしまう。
そこで、特許文献2には、図16に示すように、アジテーター107の回転に与える抵抗を抑制するため、巻きばね部101a、固定部101b、及び先端が検知面113aから離れる方向に折り曲げられた摺接部101cから構成される清掃部材101を利用する現像装置121が開示されている。このような清掃部材101であれば、アジテーター107の回転に応じて、清掃部材101の摺接部101cが検知面113aを清掃できるとともに、アジテーター107の回転方向に対して、L字型の線状の摺接部101cしか垂直に位置しないため(対向しないため)、アジテーター107の回転に与える抵抗も抑制できる。
しかしながら、図16に示す現像装置121では、線状の摺接部101cを用いて検知面113aを清掃するため、流動性の劣化した現像剤がセンサ近傍にて滞留した場合、滞留した現像剤を良好に分散させることができなくなる。特に1成分現像式の場合、環境条件や使用期間によって現像剤中のトナーの流動性が変化し、検知面113a近傍に滞留(堆積)し易くなると、センサ113の誤検知を引き起こすという問題が生じ得る。
特開2000−250301号公報(段落〔0044〕、第3図、第4図参照) 実公平1−23148公報
本発明は、上記問題点に鑑み、現像剤のブリッジ形成を防止してトナー量検知センサの誤検知を簡便且つ効果的に防止するトナー収納容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、現像剤を貯留する筐体と、該筐体内の側面に設けられ現像剤量を検知する検知領域と、前記筐体内の現像剤を攪拌搬送する回転搬送部と、該回転搬送部の回転に伴い前記検知領域を清掃する清掃部材と、を備えたトナー収納容器において、前記清掃部材は、前記回転搬送部の回転軸に固定される固定部と、一端が前記固定部に固定され前記回転軸に対し略垂直に起立した線材から成る清掃部とを有し、前記清掃部は、前記回転搬送部の回転に伴い前記検知部に接触する第1清掃部と、該第1清掃部に対しねじれの位置に配置される第2清掃部とから成ることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記固定部は、前記回転搬送部の回転軸が挿入される巻きばね部と、該巻きばね部の一端を折り曲げて形成され前記回転軸に係止される係止部とから成り、前記清掃部は、前記巻きばね部の他端を接線方向に直線状に延ばして形成される第1清掃部と、該第1清掃部の先端を前記検知部と反対方向に略垂直に折り曲げ、さらにその先端を前記巻きばね部の方向に略垂直に折り曲げて形成される第2清掃部とから成ることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記第2清掃部は、前記第1清掃部に対し回転方向の上流側に位置することを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記第2清掃部の先端を前記第1清掃部の方向に略垂直に折り曲げて成る第3清掃部を設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記第3清掃部は、前記回転搬送部の回転に伴い、前記検知領域の端部よりも前記回転搬送部側を通過する位置に形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記筐体側面より突出する突起部が設けられており、前記第1清掃部は、前記回転搬送部の回転に伴い前記突起部の側面に接触し、湾曲及び復元を繰り返しながら回転することを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記検知領域は前記筐体側面より突出して設けられており、前記第1清掃部は、前記回転搬送部の回転に伴い前記検知部の側面に接触し、湾曲及び復元を繰り返しながら回転することを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記突起部又は前記検知領域の突出量は、前記第1清掃部の太さと同程度であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記検知領域は、検知手段の検知面であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のトナー収納容器において、前記検知手段は、圧電センサであることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、第1清掃部により検知領域上の現像剤を掻き落とすとともに、第2清掃部により検知領域からやや離れた位置に発生する現像剤のブリッジを効果的に崩すことができる。また、第1清掃部と第2清掃部とがねじれの位置にあることにより、第1清掃部と第2清掃部との間における現像剤のブリッジの発生を防止する。
また本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成のトナー収納容器において、回転搬送部の回転軸が挿入される巻きばね部と、巻きばね部の一端を折り曲げた係止部とで固定部を形成し、巻きばね部の他端を接線方向に直線状に延ばした第1清掃部と、第1清掃部の先端を略垂直に2回折り曲げた第2清掃部とで清掃部を形成することにより、1本の金属線材を用いて清掃部材を簡便に製造することができる。
また本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成のトナー収納容器において、第2清掃部が第1清掃部に対し回転方向の上流側に位置することにより、第2清掃部の先端に付着した異物等が外れやすくなる。
また本発明の第4の構成によれば、上記第2又は第3の構成のトナー収納容器において、第2清掃部の先端を第1清掃部の方向に略垂直に折り曲げて第3清掃部を形成することにより、検知領域からやや離れた位置に発生した現像剤のブリッジをより効果的に崩すことができる。
また本発明の第5の構成によれば、上記第4の構成のトナー収納容器において、第3清掃部を検知面の端部よりも回転搬送部側を通過する位置に形成することにより、検知領域の端部付近に付着した現像剤を効率良く掻き落とすことができる。
また本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成のトナー収納容器において、清掃部材の第1清掃部が、回転搬送部の回転に伴い筐体側面に設けられた突起部の側面に接触し、湾曲及び復元を繰り返しながら回転することにより、弾性力により突起部の側面から離脱する摺接部の勢いと振動で検知領域近傍に発生する現像剤のブリッジを効果的に崩すことができる。
また本発明の第7の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成のトナー収納容器において、清掃部材の第1清掃部が、回転搬送部の回転に伴い筐体側面から突出して設けられた検知領域の側面に接触し、湾曲及び復元を繰り返しながら回転するようにしたことにより、弾性力により検知部の側面から離脱する摺接部の勢いと振動で検知領域近傍に発生する現像剤のブリッジを効果的に崩すことができ、且つ筐体側面に突起部を設ける必要もなくなる。
また本発明の第8の構成によれば、上記第6又は第7のいずれかの構成のトナー収納容器において、突起部又は検知領域の突出量を第1清掃部の太さと同程度としたことにより、第1清掃部の突起部又は検知領域への係止を確実にして清掃部材による清掃効果を安定化するとともに、第1清掃部に過度の負荷が掛かることがないため清掃部材が破損するおそれがなくなる。
また本発明の第9の構成によれば、上記第1乃至第8のいずれかの構成のトナー収納容器において、検知領域を検知手段の検知面とすることにより、現像剤の存在を正確に検知可能となり、トナー収納容器内の現像剤量を安定化することができる。
また本発明の第10の構成によれば、上記第9の構成のトナー収納容器において、検知手段を圧電素子とすることにより、現像剤の存在をより正確に検知可能となり、現像装置内の現像剤量を一層安定化することができる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明のトナー収納容器である現像装置21を用いた画像形成装置(例えばプリンタ)69である。この画像形成装置69は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部(レーザスキャンユニット)43、現像装置21、トナー貯留部44、転写部45、クリーニング部46、シート収容部51、搬送部52、定着部53、及び排紙部54から構成されている。
感光体ドラム41は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部42により、表面を帯電させるようになっている。そして、画像書込部43からのレーザビームを受けた表面に帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a―Si)等が好ましい。
帯電部(帯電チャージャー)42は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム41の表面を帯電させるものである。例えば帯電部42は、細いワイヤー等を有しており、これを電極として、高電圧を印加されることで放電するようになっている。
画像書込部(LSU)43は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム41に照射させ、その感光体ドラム41に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
現像装置21は、感光体ドラム41の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像装置21に収容されている現像剤としては、例えばトナーとキャリアとから構成される2成分現像剤やトナーのみから構成される1成分現像剤が挙げられる。また、現像装置21の詳細については後述する。
トナー貯留部(ホッパー)44は、現像装置21内部の現像剤(以下、単にトナーという)が不足するようになれば、その現像装置21にトナーを供給するとともに、トナーを貯留しておくものである。
転写部45は、感光体ドラム41表面に形成したトナー像を乱さずに搬送部52を搬送されてくるシートに移行させるものである。
クリーニング部46は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム41の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものである。例えば、感光体ドラム41の長手方向に線接触するブレード材等が挙げられる。
シート収容部51は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、搬送部52にシートを送り出すものである。
搬送部52は、シート収容部51から排紙部54までのシートの通路のことである。定着部53は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。
排紙部54は、定着部53を経たシート、すなわち永久像が印刷され装置外部に排出されたシートを収容するものである。
そして、このような画像形成装置69では、画像データに基づいて、LSU43が感光体ドラム41にレーザビーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像をその感光体ドラム41表面に形成させる。その後、現像装置21が、静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成するとともに)、転写部45が、シートにそのトナー像を転写する。次に、定着部53が、そのトナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とするようになっている。
次に、現像装置21の構成について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る現像装置の概略斜視図であり、図3(a)は概略側面図、図3(b)は上方からの概略平面図である。なお、図2、図3(b)は、便宜上、蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図3(a)は後述する第1攪拌スクリュー7を重点的に表現している。
これらの図に示すように、現像装置21は、ケーシング(筐体)5、カバー(筐体)6、第1攪拌スクリュー(回転搬送部)7、第2攪拌スクリュー(回転搬送部)8、現像ローラ11、規制ブレード12、及びトナー量検知センサ(以下、Tセンサという)13を含む構成である。
ケーシング5は、トナーを貯留するものであり、また、上記の第1攪拌スクリュー7等を収容している。そして、このケーシング5内には、仕切り板9によって分けられた第1貯留室15と第2貯留室16とが形成されており、第1貯留室15には第1攪拌スクリュー7が、第2貯留室16には第2攪拌スクリュー8が配設されている。カバー6は、ケーシング5に収容されたトナーが外部に漏れないように封止するものである。ケーシング5及びカバー6は、一体となって現像装置21の筐体を構成する。なお、カバー6を示す図3(a)では、カバー6とケーシング5とが解離している状態を表現している。
第1攪拌スクリュー7は、第1貯留室15に貯留されているトナーを攪拌しながら、矢印P方向へと搬送して第2貯留室16に導くものであり、第2攪拌スクリュー8は、第2貯留室16に搬送されてきたトナーを攪拌しながら、矢印Q方向へと搬送して現像ローラ11に供給するものである。
なお、第1攪拌スクリュー7及び第2攪拌スクリュー8は、それぞれ支軸7a、8aを中心とし、そのまわりに螺旋羽7b、8bを設けた構成になっており、互いに平行な状態でケーシング5に回転可能に軸支されている。
現像ローラ11は、感光体ドラム41(図1参照)の回転に応じて回転することで、その感光体ドラム41の感光層にトナーを供給するものである。なお、磁性方式のトナーを用いる現像装置の場合、現像ローラ11として、内面に永久磁石から成る磁界発生部材(図示せず)が固定されたマグネットローラが使用される。この磁界発生部材の磁力により現像ローラ11の表面にトナーを付着(担持)させてトナー薄層を形成する。一方、非磁性方式のトナーを用いる現像装置の場合は、現像ローラ11としてゴムローラ等が使用される。
現像ローラ11は、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8と平行な状態で、ケーシング5に回転可能に軸支されている。第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8、及び現像ローラ11は、図示しない駆動手段により回転駆動される。
規制ブレード12は、感光体ドラム41に供給するトナー量を規制するものであり、磁性方式のトナーを用いる現像装置の場合、例えばSUS430等の磁性体のSUS(ステンレス)が用いられる。そして、規制ブレード12の先端に対向して設けられた磁界発生部材により現像ローラ11と規制ブレード12との間に磁界を発生させ、規制ブレード12と現像ローラ11との間隔だけでなく、磁界の強さによって現像ローラ11へのトナー付着量を厳密に規制している。これにより、数十ミクロンのトナー薄層の形成が可能となる。
Tセンサ13は、ケーシング5内に貯留されるトナー量(またはトナー濃度等)を検知するものであり、例えば圧電センサが用いられる。圧電センサは、外部から衝撃や振動が加わると、その大きさに比例した電圧が発生するという圧電素子の性質を利用し、衝撃や振動を電気信号として取り出すもので、小型、軽量、高感度という特長を有する。そして、このTセンサ13は、第1貯留室15と第2貯留室16との連通付近のケーシング5の側壁5aに設けられている。また、このTセンサ13は、後述する検知面13aが第1貯留室15及び第2貯留室16側、即ち内側に向くように設けられている。
このTセンサ13の検知面13aは、第1貯留室15及び第2貯留室16に充分に現像剤が貯留されているとき、その現像剤によって一定の圧をかけられることで、トナーが充分に貯留されているものと検知する。一方、充分なトナー量が第1貯留室15、第2貯留室16に貯留されていないとき、Tセンサ13はトナーによって一定以上の圧をかけられることはない。かかる場合、Tセンサ13はトナー量が充分に足りていないと検知するようになっている。
Tセンサ13によりトナーが充分に貯留されていると検知された場合は、検知信号を画像形成装置に設けられたCPU等の制御手段に送信し、制御手段はトナー貯留部44(図1参照)から現像装置21内へのトナーの供給を停止させる。そして現像装置21内のトナー量が減少し、トナーが検知面13aに接触しなくなると、制御手段はトナー貯留部44よりトナーの供給を再開する。
なお、上述の説明では、圧電センサを用いて説明しているが、本発明の現像装置21に用いられるセンサは、圧電センサに限定されるものではない。例えば、光学式のセンサや磁気式のセンサであっても構わない。また、本発明の現像装置21に使用されるトナーも特に限定されるものではなく、1成分のトナーであっても2成分のトナーであっても良く、さらに磁性方式でも非磁性方式でも構わない。
ここで、本発明の現像装置21の特徴的な構成について説明する。この現像装置21では、第1攪拌スクリュー7の支軸7aに、巻きばね部1aと、係止部1bと、第1清掃部1cとを備えた清掃部材1が設けられており、第1攪拌スクリュー7の回転に応じて清掃部材1も回転するため、第1清掃部1cによりTセンサ13の検知面13aを清掃する。第1清掃部1cの先端は、検知面13aと反対方向に1回、巻きばね部1a方向に1回の計2回直角に折り曲げられて、折曲部17及び第2清掃部18が形成されている。
本実施形態の現像装置に用いられる清掃部材1の構成を図4に示す。図4(a)は清掃部材1の斜視図、図4(b)、(c)は清掃部材1の側面図、図4(d)は清掃部材1を図4(b)の矢印A方向から見た平面図である。清掃部材1は、弾性を有する1本の金属製の線材(ばね材)を用いて一体形成される巻きばね部1a、係止部1b、及び第1清掃部1cから構成されている。巻きばね部1aは、清掃部材1を第1攪拌スクリュー7の支軸7a(図2参照)に取り付けるための部分であり、内部を支軸7aが貫通するようになっている。
係止部1bは、第1攪拌スクリュー7(図2参照)の回転力を清掃部材1に伝達するもので、巻きばね部1aの一端を接線方向に延ばし、さらに2回直角に折り曲げて形成され、先端が螺旋羽7b(図2参照)に係止するようになっている。即ち、巻きばね部1a及び係止部1bは、清掃部材1を支軸7aに固定する固定部を構成する。
第1清掃部1cは、Tセンサ13の検知面13aに直接滑るように接する(摺接する)ものであり、係止部1bの設けられていない巻きばね部1aの他端を接線方向に延ばし、支軸7aから検知面13aの全域(直径)を含む程度の長さのピン状に形成されている。
さらに、第1清掃部1cの先端を検知面13aと反対方向に略垂直に折り曲げて折曲部17が形成され、折曲部17の先端を巻きばね部1aの方向に略垂直に折り曲げて第2清掃部18が形成されている。この構成により、支軸7aの回転に伴い清掃部材1が図4(d)の矢印B方向に回転すると、第1清掃部1cが検知面13aに摺接するとともに第2清掃部18が検知面13aから折曲部17の長さだけ離れた位置を通過するため、第1清掃部1cにより検知面13a上の現像剤を掻き落とすとともに、第2清掃部18により検知面13aからやや離れた位置に発生するトナーのブリッジを効果的に崩すことができる。
また、図4(a)、(d)に示すように、第1清掃部1cと第2清掃部18とは互いに平行ではなく、ねじれの位置となっている。第1清掃部1cと第2清掃部18とを平行とした場合は、図5(a)に示すように第1清掃部1cと第2清掃部18との間隔が狭くなり、第1清掃部1c、折曲部17及び第2清掃部18で囲まれたコ字状部分Sにトナーがブリッジを形成する可能性がある。
この状態で清掃部材1が回転すると、コ字状部分Sが通過する範囲のトナーが一度に除去されてしまい、トナー量が十分であるにも係わらず、検知面13aに圧力が掛からずTセンサ13がトナー不足であると誤検知するおそれがある。一方、図5(b)のように第1清掃部1cと第2清掃部18とをねじれの位置とした場合は、第1清掃部1cと第2清掃部18との間隔が広くなるため、トナーのブリッジが形成されにくくなり、Tセンサ13の誤検知を防止することができる。
また、巻きばね部1aの伸縮方向に対してケーシング5の側壁5aと螺旋羽7b(図2参照)とが位置するので、巻きばね部1aの長さを側壁5aから螺旋羽7bまでの距離より長く形成しておけば、側壁5a及び螺旋羽7bによって巻きばね部1aが挟持されることになり、第1清掃部1cは巻きばね部1aの付勢力により側壁5aに向かって押進(押圧)される。その結果、第1清掃部1cは検知面13aを摺接できるように、ケーシング5の側壁5aに近接して配置される。
さらに本実施形態では、清掃部材1の回転方向を矢印B方向としているので、図4(d)に示すように、第2清掃部18は折曲部17に対し回転方向(矢印B方向)上流側に位置している。第2清掃部18が回転方向下流側となるようにしても良いが、清掃部材1の回転時にトナーの抵抗を受けて、第2清掃部18の先端に付着した異物等が外れにくくなるため、本実施形態のように第2清掃部18が回転方向上流側となるように配置する方が好ましい。
図6は、本発明の第2実施形態に係る現像装置の概略斜視図である。本実施形態においては、清掃部材1の第2清掃部18の先端をさらに第1清掃部1c方向に略垂直に折り曲げて第3清掃部19が形成されている。清掃部材1及び現像装置21の他の構成は図2と共通するため説明を省略する。
図7は、第2実施形態の現像装置におけるTセンサ13付近の拡大平面図である。本実施形態の構成においても第1実施形態と同様に、第1清掃部1cにより検知面13a上の現像剤を掻き落とすとともに、第2清掃部18により検知面13aからやや離れた位置に発生するトナーのブリッジを効果的に崩すことができる。また、第1清掃部1cと第2清掃部18とはねじれの位置にあるため、第1清掃部1cと第2清掃部18の間にトナーのブリッジが形成されにくくなり、Tセンサ13の誤検知を防止できる。また、第2清掃部18の先端から第1清掃部1c方向に突出する第3清掃部19を設けたので、折曲部17、第2清掃部18及び第3清掃部19を用いて検知面13a付近に発生するトナーのブリッジを効率良く崩すことができる。
図6に戻って、第2貯留室16を矢印Q方向へ搬送されたトナーの一部は前述のように現像ローラ11に供給されるが、大部分のトナーは仕切り板9と側壁5aとの隙間から第1貯留室15へ再搬送される。このとき、トナーは側壁5aに沿って押しつけられるように第1貯留室15へ移動する。
そのため、図7(b)に示すように、側壁5aの内面には第2貯留室16から第1貯留室15(図6参照)に向かって傾斜するようにトナーTが付着する。そこで、清掃部材1が回転したとき、Tセンサ13の第1攪拌スクリュー7側の端部13bよりも第1攪拌スクリュー7側を通過する位置に第3清掃部19を形成することにより、端部13b付近に付着したトナーTを効率良く掻き落とすことができ、さらに第3清掃部19の先端で検知面13aを傷つけるおそれもなくなる。
図8は、本発明の第3実施形態に係る現像装置の概略斜視図である。本実施形態においては、Tセンサ13を側壁5aから突出させることにより、第1清掃部1cがTセンサ13の側面に対して接触及び離脱を繰り返しながら弾性変形して検知面13aを清掃する構成としている。また、巻きばね部1aの巻き方向は第1実施形態と逆方向としている。清掃部材1及び現像装置21の他の構成については第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
本実施形態の現像装置において清掃部材1が検知面13aを清掃する様子を図9、図10を用いて説明する。図9は、図3(a)に基づく図面であり、清掃部材1の第1清掃部1c、第1攪拌スクリュー7の支軸7aを重点的に表現しており、図10は、図3(b)に基づく図面であり、巻きばね部1a、第1清掃部1c、支軸7aを重点的に表現している。いずれも係止部1b、螺旋羽7bは記載を省略している。
図9(a)、図10(a)では、第1清掃部1cが、検知面13aを清掃し終わって、再び支軸7aの回転に応じて回転している状態を示している。図9(b)、図10(b)では、図9(a)、図10(a)の状態からさらに第1清掃部1cが回転していき、Tセンサ13の検知面13aを清掃する直前の状態を示している。図に示すように、Tセンサ13は側壁5aから突出していることから、第1清掃部1cはTセンサ13の側面に当接する。
図9(c)、図10(c)では、第1清掃部1cがTセンサ13の側面に接触している状態を示している。第1清掃部1cはTセンサ13の側面で係止される一方、巻きばね部1a及び係止部1bは支軸7aと共に回転を続けるため、第1清掃部1cは弾性力に抗して湾曲する(図9(c)参照)。
さらに回転を継続していくと、図9(d)、図10(d)に示すように、第1清掃部1cは湾曲により蓄積された弾性力(復元力)によって、Tセンサ13の側面を乗り越えて勢いよく離脱するとともに、検知面13aに摺接した後、慣性力によりしばらくの間振動する。これにより、検知面13a付近にブリッジが発生している場合でも、第1清掃部1cの摺接及び振動によりブリッジした現像剤を崩すことができる。そして、再び図9(a)、図10(a)の状態に戻り、上記の動作を繰り返す。
以上のように、本発明の現像装置21では、現像剤を貯留するケーシング5に設けられたTセンサ13の検知面13aを、第1攪拌スクリュー7に設けた清掃部材1の第1清掃部1cによって清掃するようになっている。そして、特にTセンサ13がケーシング5の側壁5aから突出するように設けられ、清掃部材1の第1清掃部1cがTセンサ13の側面に引っ掛かり湾曲した後、弾性力により復元してTセンサ13の側面から勢いよく離脱するようになっている。
その結果、環境条件や使用期間によって現像剤の流動性が変化し、検知面13a近傍に滞留し易くなったとしても、第1清掃部1cが勢いよく摺接し、且つ振動することにより、現像剤のブリッジの発生を確実に防ぐことができる。また、第1清掃部1cが検知面13aに摺接している時間が短時間となるため、Tセンサ13の現像剤検知感度が向上する。したがって、Tセンサ13の誤検知を防止できることになる。
また、本実施形態においては、係止部1bから第1清掃部1cの方向(図4の矢印A方向)に見た巻きばね部1aの巻き方向は、第1攪拌スクリュー7の回転方向と同一方向とすることが好ましい。第1清掃部1cは巻きばね部1aの接線方向に延びているので、巻きばね部1aの巻き方向が回転方向と反対の場合は、図11(a)に示すように、第1清掃部1cの根元部分(巻きばね部1aに近い部分)から先にTセンサ13の側面に接触していく。そのため、第1清掃部1cの湾曲に比較的大きな力が必要となり、第1清掃部1cが十分に湾曲する前にTセンサ13の側面から離脱してしまう。
一方、巻きばね部1aの巻き方向を回転方向と同一方向にした場合は、図11(b)に示すように、第1清掃部1cの先端に近い部分から先にTセンサ13の側面に接触していくため、比較的小さな力で第1清掃部1cを湾曲させることができる。即ち、第1清掃部1cが十分に湾曲した後、復元力によりTセンサ13の側面から勢いよく離脱するため、第1清掃部1cの弾性を用いて検知面13a付近を効果的に清掃することができる。ここでは清掃部材1の回転方向を矢印B方向(反時計回り)としているので、巻きばね部1aの巻き方向を左巻き(反時計回り)にしている。
また、Tセンサ13の側壁5aからの突出量は、第1清掃部1cの太さと同程度としておくことが好ましい。突出量が第1清掃部1cの太さよりも小さくなると、第1清掃部1cが十分に湾曲するまでTセンサ13の側面に係止されず、検知面13aに勢いよく摺接するための復元力を蓄積できなくなる。一方、突出量が第1清掃部1cの太さよりも大きくなると、第1攪拌スクリュー7が回転しても第1清掃部1cがTセンサ13の側面から離脱できず、第1清掃部1c或いは巻きばね部1aに過度の負荷が掛かって清掃部材1が変形又は破損するおそれがある。清掃部材1は1本の線材を用いて一体形成されるため、Tセンサ13の突出量は清掃部材1を形成する線材の太さに応じて適宜設定すればよい。例えば上記の実施形態において、清掃部材1を直径0.5mmの線材を用いて形成する場合、Tセンサ13の突出量は0.5mm程度が最適となる。
なお、本実施形態ではTセンサ13を側壁5aから突出させ、第1清掃部1cがTセンサ13の側面に接触及び離脱する構成としているが、Tセンサ13を突出させる代わりに、図12のように側壁5aの内面に突起部20を設け、第1清掃部1cが突起部20の側面に接触及び離脱することにより弾性変形する構成としても良い。この場合、第1清掃部1cが湾曲した後、復元力により検知面13aを勢いよく通過するように、突起部20をTセンサ13の回転方向上流側の近傍に設けることが好ましい。また、突起部20の突出量についても第1清掃部1cの太さと同程度とすることが好ましい。
その他、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第3実施形態では清掃部材1の形状は第1実施形態と同様としたが、第2実施形態のように第3清掃部19を設けた清掃部材1を用いても良い。また、Tセンサ13の検知面13aを清掃可能であれば、清掃部材1を第2攪拌スクリュー8に取り付けても構わない。また、Tセンサ13の設置位置も特に限定されることはなく、ケーシング5内の現像剤量を正確に検知できるような位置であればよい。
また、上記各実施形態では、いずれも1本の金属線材を用いて清掃部材1を形成しているが、これに限定されるものではなく、例えば図13のように、支軸7aに外挿されビス22により固定される円筒状の固定部23と、固定部23から略垂直に起立する2本の金属線材により第1清掃部1c及び第2清掃部18を形成しても良い。このとき、第1清掃部1cを側壁5a側に撓ませるように取り付けておけば、第1清掃部1cを検知面13aに確実に摺接させることができる。
また上記各実施形態では、トナー収納容器の例として現像装置21のみを記載したが、本発明は現像装置21にトナーを供給するトナーホッパー44(図1参照)や、画像形成装置本体に着脱自在なトナーカートリッジにも同様に適用可能である。例えば磁性トナーを収容するトナーカートリッジに適用する場合は、図14に示すように、透磁率センサであるTセンサ13を装置本体69側に取り付けてトナーカートリッジ24の側壁24a越しに透磁率を測定することにより、トナーカートリッジ24内のトナー量を検知する構成としておき、側壁24aを挟んで検知面13aと対峙する側壁24a内側の検知領域25周辺に付着するトナーを清掃部材1で清掃すれば良い。
本発明は、現像剤を貯留する筐体と、該筐体内の側面に設けられ現像剤量を検知する検知領域と、筐体内の現像剤を攪拌搬送する回転搬送部と、該回転搬送部の回転に伴い検知領域を清掃する清掃部材とを備えたトナー収納容器において、清掃部材は、回転搬送部の回転軸に固定される固定部と、一端が固定部に固定され回転軸に対し略垂直に起立した線材から成る清掃部とを有し、清掃部は、回転搬送部の回転に伴い検知領域に接触する第1清掃部と、該第1清掃部に対しねじれの位置に配置される第2清掃部とから成ることとする。
これにより、第1清掃部により検知領域上の現像剤を掻き落とすとともに、第2清掃部により検知領域からやや離れた位置に発生した現像剤のブリッジを効果的に崩すことができるトナー収納容器を提供できる。また、第1清掃部と第2清掃部とがねじれの位置となるようにしたので、第1清掃部と第2清掃部との間における現像剤のブリッジの発生も防止する。
また、回転搬送部の回転軸が挿入される巻きばね部と、巻きばね部の一端を折り曲げた係止部とで固定部を形成し、巻きばね部の他端を接線方向に直線状に延ばして第1清掃部を形成するとともに、第1清掃部の先端を略垂直に2回折り曲げて第2清掃部を形成することにより、1本の線材を用いて清掃部材を簡便に製造することができる。
また、第2清掃部を第1清掃部に対し回転方向の上流側に位置させておけば、第2清掃部の先端に付着した異物等が外れやすくなる。また、第2清掃部の先端を第1清掃部の方向に略垂直に折り曲げて第3清掃部を形成したので、検知領域からやや離れた位置に発生した現像剤のブリッジをより効果的に崩すことができる。さらに、第3清掃部を検知領域の端部よりも回転搬送部側を通過する位置に形成しておけば、検知領域の端部付近に付着した現像剤を効率良く掻き落とすことができ、第3清掃部の先端で検知領域を傷つけるおそれもなくなる。
また、筐体側面に突起部を設け、第1清掃部が回転搬送部の回転に伴い突起部の側面に接触して湾曲及び復元を繰り返しながら回転することとしたので、現像剤が環境条件や使用期間の違いによって流動性を変化させ、検知領域近傍に滞留し易くなったとしても、突起部の側面で湾曲された後、弾性力により復元しながら回転する第1清掃部の勢いと振動で、検知領域近傍におけるブリッジの発生を効果的に防止する現像装置を提供する。また、第1清掃部が検知領域に摺接している時間が短時間となるため、検知感度が向上して誤検知を防止することができる。さらに、検知領域を筐体側面から突出させておけば、突起部を設けることなく同様の効果を得ることができる。
また、突起部又は検知領域の突出量を第1清掃部の太さと同程度としたので、第1清掃部の突起部又は検知領域への係止を確実にして清掃部材による清掃効果を安定化するとともに、第1清掃部に過度の負荷が掛かることがないため清掃部材が破損するおそれがなくなる。
は、本発明の現像装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。 は、本発明の第1実施形態に係る現像装置の概略斜視図である。 は、第1実施形態の現像装置の概略側面図(図3(a))、及び上方から見た概略平面図(図3(b))である。 は、第1実施形態の現像装置に用いられる清掃部材の斜視図(図4(a))、側面図(図4(b)、(c))、及び平面図(図4(d))である。 は、清掃部材の摺接部と第2折曲部との位置関係を示す説明図である。 は、本発明の第2実施形態に係る現像装置の概略斜視図である。 は、第2実施形態の現像装置におけるTセンサ付近の拡大平面図である。 は、本発明の第3実施形態に係る現像装置の概略斜視図である。 は、図3(a)に基づく図面であり、(a)は摺接部が検知面を清掃し終わって回転している状態、(b)はさらに摺接部が回転し、検知面を清掃する直前の状態、(c)は摺接部がTセンサの側面に接触して湾曲している状態、(d)は摺接部がTセンサの側面から離脱した状態を示す説明図である。 は、図3(b)に基づく図面であり、(a)は摺接部が検知面を清掃し終わって回転している状態、(b)はさらに摺接部が回転し、検知面を清掃する直前の状態、(c)は摺接部がTセンサの側面に接触して湾曲している状態、(d)は摺接部がTセンサの側面から離脱した状態を示す説明図である。 は、摺接部のTセンサの側面への接触状態と巻きばね部の巻き方向との関係を示す説明図である。 は、第3実施形態の現像装置の他の例を示す概略側面図である。 は、清掃部材の他の構成例を示す斜視図である。 は、本発明のトナーカートリッジを画像形成装置に装着した状態を示す平面断面図である。 は、従来の現像装置を示す概略平面図である。 は、従来の現像装置の他の一例を示す概略平面図である。
符号の説明
1 清掃部材
1a 巻きばね部(固定部)
1b 係止部(固定部)
1c 第1清掃部
5 ケーシング(筐体)
5a 側壁
6 カバー(筐体)
7 第1攪拌スクリュー(回転搬送部)
7a 支軸(回転搬送部)
8 第2攪拌スクリュー(回転搬送部)
8a 支軸(回転搬送部)
9 仕切り板
11 現像ローラ
12 規制ブレード
13 Tセンサ(検知手段)
13a 検知面(検知領域)
18 第2清掃部
19 第3清掃部
20 突起部
21 現像装置(トナー収納容器)
23 固定部
24 トナーカートリッジ(トナー収納容器)
25 検知領域
44 トナーホッパー(トナー収納容器)
69 画像形成装置

Claims (10)

  1. 現像剤を貯留する筐体と、該筐体内の側面に設けられ現像剤量を検知する検知領域と、前記筐体内の現像剤を攪拌搬送する回転搬送部と、該回転搬送部の回転に伴い前記検知領域を清掃する清掃部材と、を備えたトナー収納容器において、
    前記清掃部材は、前記回転搬送部の回転軸に固定される固定部と、一端が前記固定部に固定され前記回転軸に対し略垂直に起立した線材から成る清掃部とを有し、
    前記清掃部は、前記線材の他端を直線状に延ばして形成され、前記回転搬送部の回転に伴い前記検知部に接触する第1清掃部と、該第1清掃部の先端を前記検知部と反対方向に略垂直に折り曲げ、さらにその先端を前記巻きばね部の方向に略垂直に折り曲げて形成され、前記第1清掃部に対しねじれの位置に配置される第2清掃部とから成ることを特徴とするトナー収納容器。
  2. 前記固定部は、前記回転搬送部の回転軸が挿入される巻きばね部と、該巻きばね部の一端を折り曲げて形成され前記回転軸に係止される係止部とから成ることを特徴とする請求項1に記載のトナー収納容器。
  3. 前記第2清掃部は、前記第1清掃部に対し回転方向の上流側に位置することを特徴とする請求項2に記載のトナー収納容器。
  4. 前記第2清掃部の先端を前記第1清掃部の方向に略垂直に折り曲げて成る第3清掃部を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のトナー収納容器。
  5. 前記第3清掃部は、前記回転搬送部の回転に伴い、前記検知領域の端部よりも前記回転搬送部側を通過する位置に形成されることを特徴とする請求項4に記載のトナー収納容器。
  6. 前記筐体側面より突出する突起部が設けられており、前記第1清掃部は、前記回転搬送部の回転に伴い前記突起部の側面に接触し、湾曲及び復元を繰り返しながら回転することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のトナー収納容器。
  7. 前記検知領域は前記筐体側面より突出して設けられており、前記第1清掃部は、前記回転搬送部の回転に伴い前記検知領域の側面に接触し、湾曲及び復元を繰り返しながら回転することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のトナー収納容器。
  8. 前記突起部又は前記検知領域の突出量は、前記第1清掃部の太さと同程度であることを特徴とする請求項6又は請求項7のいずれかに記載のトナー収納容器。
  9. 前記検知領域は、検知手段の検知面であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のトナー収納容器。
  10. 前記検知手段は、圧電センサであることを特徴とする請求項9に記載のトナー収納容器。
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