JP4698278B2 - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、現像剤を用いて電子写真方式により現像を行う現像装置に係り、特に、現像領域外への現像剤の飛散を防止する現像装置、およびこれを備えた画像形成装置に関する。
コピー機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉末の現像剤(以下、トナーという)が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって可視化し、そのトナー像を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。
図8は、現像装置21を用いた従来の画像形成装置(例えばプリンタ)100である。この画像形成装置100は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部(レーザスキャンユニット)43、現像装置21、トナー貯留部44、転写部45、クリーニング部46、シート収容部51、搬送部52、定着部53、および排紙部54から構成されている。
感光体ドラム41は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部42により、表面を帯電させるようになっている。そして、後述する画像書込部43からのレーザビームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a−Si)等が使用されている。
帯電部(帯電チャージャー)42は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム41の表面を帯電させるものである。例えば帯電部42は、細いワイヤー等を有しており、これを電極として、高電圧を印加されることで放電するようになっている。画像書込部(LSU)43は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム41に照射させ、その感光体ドラム41に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
現像装置21は、感光体ドラム41の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像装置21に収容されているトナーとしては、例えばトナー成分とキャリヤとから構成される2成分現像剤や、トナー成分のみから構成される1成分現像剤が挙げられる。また、現像装置21の詳細については後述する。
トナー貯留部(ホッパー)44は、現像装置21内部のトナーが不足するようになれば、その現像装置21にトナーを供給するとともに、トナーを貯留しておくものである。転写部45は、感光体ドラム41表面に形成されたトナー像を乱さずに搬送部52を搬送されてくるシートに移行させるものである。
クリーニング部46は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム41の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものである。例えば、感光体ドラム41の長手方向に線接触するブレード材等が挙げられる。シート収容部51は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、搬送部52にシートを送り出すものである。
搬送部52は、シート収容部51から排紙部54までのシートの通路であり、定着部53は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。排紙部54は、定着部53を経たシート、すなわち永久像が印刷されたシートを収容するものである。
そして、予め入力された画像データに基づいて、LSU43が感光体ドラム41上にレーザビーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像をその感光体ドラム41表面に形成させる。その後、現像装置21が、静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成させるとともに)、転写部45が、シートにそのトナー像を転写させる。次に、定着部53が、そのトナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とさせるようになっている。
図9は、2成分現像剤を用いる現像装置21の概略斜視図であり、図10(a)は側面断面図、図10(b)は上方からの概略平面図である。なお、図9及び図10(b)は、便宜上、蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図10(b)では第1攪拌スクリュー7(後述)を重点的に表現している。図9、図10に示すように、現像装置21は、ケーシング(筐体)5、カバー(筐体)6、第1攪拌スクリュー(回転搬送部)7、第2攪拌スクリュー(回転搬送部)8、現像ローラ(現像剤担持体)11、規制ブレード(規制部材)12、及びトナー量を検知するTセンサ(検知手段)13を含む構成である。
ケーシング5は、トナーを貯留するものであり、第1貯留室15と第2貯留室16とが、ケーシング5と一体形成された仕切り板9によって分けられることで形成される。そして、この第1貯留室15には第1攪拌スクリュー7、第2貯留室16には第2攪拌スクリュー8が配設されている。カバー6は、ケーシング5に収容されたトナー等が外部に漏れないように封止するものである。
第1攪拌スクリュー7は、第1貯留室15に貯留されているトナー等を攪拌させながらP方向へと搬送して、第2貯留室16に導くものであり、第2攪拌スクリュー8は、第2貯留室16に搬送されてきたトナー等を攪拌させながらQ方向へと搬送して、現像ローラ11に供給するものである。図10(b)に示すように、ケーシング5の長手方向の両端部においては仕切り板9は存在せず、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8間でのトナーの受け渡しが可能となっている。なお、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8は、それぞれ支軸(軸)7a、8aを中心とし、その周囲に螺旋羽7b、8bを設けた構成になっており、互いに平行な状態でケーシング5に回転可能に軸支されている。
現像ローラ11は、感光体ドラム41(図8参照)の回転に応じて回転することで、その感光体ドラム41の感光層にトナーを供給するものである。現像ローラ11の内部には複数の磁極を有する永久磁石から成る磁界発生部材14が固定されている。この磁界発生部材14の磁力により現像ローラ11の表面にトナーを付着(担持)させてトナー薄層を形成する。現像ローラ11は、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8と平行な状態で、ケーシング5に回転可能に軸支されている。第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8、及び現像ローラ11は、図示しない駆動手段により回転駆動される。
規制ブレード12は、現像ローラ11と所定の間隔を隔てて配置され、感光体ドラム41に供給するトナー量を規制する規制部17を形成する。規制ブレード12の材質としては、磁性体或いは非磁性体のSUS(ステンレス)等が用いられる。なお、非磁性体の規制ブレード12に永久磁石を装着して磁性を付与しても良い。
Tセンサ13は、ケーシング5内に貯留されるトナー量(またはトナー濃度等)を検知するものであり、例えば圧電センサや磁気センサ等が用いられる。圧電センサは、外部から衝撃や振動等が加わると、その大きさに比例した電圧が発生するという圧電素子の性質を利用し、衝撃や振動を電気信号として取り出すもので、小型、軽量、高感度という特長を有する。Tセンサ13は、第2攪拌スクリュー8に対面する第2貯留室16の底面に設けられている。
このTセンサ13の検知面は、第1貯留室15及び第2貯留室16に充分にトナーが貯留されているとき、そのトナー等によって一定の圧をかけられることで、トナー等が充分に貯留されているものと検知する。一方、充分なトナー量が第1貯留室15、第2貯留室16に貯留されていないとき、検知面13aは、トナー等によって一定以上の圧をかけられることはない。このとき、Tセンサ13は、トナー量が充分に足りていないと検知するようになっている。
図11を用いて現像ローラ11上のトナー量の規制方法を詳細に説明する。図11に示すように、磁界発生部材14は、N極14a、14cと、S極14b、14d、14eから成る5つの磁極14a〜14eを有している。規制ブレード12には磁界発生部材14のN極14aが対向するため、規制ブレード12として非磁性体或いはS極の磁性体を用いることにより、規制部17に引き合う方向(矢印B方向)の磁界が発生する。
この磁界により、規制ブレード12と現像ローラ11との間にトナーがブラシ状に起立する、いわゆる磁気ブラシが形成される。そして、現像ローラ11が矢印A方向に回転して磁気ブラシが感光体ドラム41に対向する位置に移動すると、S極14bにより磁界が付与されるため、磁気ブラシは感光体ドラム41表面に接触してトナー像を形成する。
さらに現像ローラ11が矢印A方向に回転すると、今度はN極14cにより引き合う磁界が付与されて、トナー像の形成に使われなかったトナーが現像装置21内に回収され、さらにS極14dにより反発する磁界が付与されるため、トナーは現像装置21内で現像ローラ11から離脱する。そして、第2攪拌スクリュー8により攪拌、搬送された後、S極14eの磁界により再び現像ローラ11上に付着する。即ち、規制部17の間隔だけでなく、規制部17に発生する磁界によって現像ローラ11へのトナー付着を厳密に制御している。
このような画像形成装置においては、現像ローラ11の端部からトナーが漏出するという問題があった。この漏出を防止するため、鉄などの磁性シール(磁性部材)を用いる方法がある。例えば特許文献1には、磁性粒子を含んだ現像剤を収容した現像容器と、現像容器に回動自在に担持され、内部に磁石を有することにより表面に現像剤を担持し、搬送する現像剤担持体とを有する現像装置において、現像剤担持体の両端部の周面に沿って磁性部材を配し、磁性部材と現像剤担持体内部に配置された磁石とにより、その空隙部磁力線に沿って現像剤の磁気ブラシを形成し、磁性シール部分の磁力を均一化し、それによって現像剤の外部への漏出を防ぐ技術が開示されている。
特開平10−48946号公報
しかしながら、規制ブレード又は磁性シールの寸法誤差や組み付け誤差などにより、規制ブレードと磁性シールとの当たりが不十分であると、規制ブレードと磁性シールとの隙間から現像剤が漏出してしまうという問題がある。現像剤が漏出すると装置内が汚れたり、漏出した現像剤が飛散して感光体ドラムに付着し、シートが汚れたりする。
本発明は、現像剤担持体の端部からの現像剤の漏出を防止した現像装置を提供することを目的とする。また、その現像装置を備えた画像形成装置を提供することも目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、磁性を帯びた現像剤を貯留する筐体と、該筐体から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対向配置され感光体ドラム上へ供給する現像剤量を規制する規制部材と、前記現像剤担持体の内部に配置され複数の磁極を有する磁界発生部材と、前記現像剤担持体の担持表面に所定の間隙を有して対向するとともに、前記規制部材に当接する当接部を有する磁性部材とを備え、前記現像剤担持体の担持表面と前記磁性部材との間に、前記現像剤の磁気ブラシを形成する現像装置において、前記当接部は、前記磁性部材の端面の前記現像剤担持体側の端部に形成され、前記規制部材の側面に当接することを特徴とする。
また本発明の第2の構成は、上記構成の現像装置において、前記当接部は、前記磁性部材の端面の前記現像剤担持体側の端部であり、前記磁性部材の端面と前記当接部と前記規制部材の側面とで第1の角度が形成されることを特徴とする。
また本発明の第3の構成は、上記構成の現像装置において、前記第1の角度をつけるため、前記磁性部材の端面又は前記規制部材の側面を斜めに形成することを特徴とする。
また本発明の第4の構成は、上記構成の現像装置において、前記第1の角度をつけるため、前記磁性部材又は前記規制部材の取り付け角度をずらすことを特徴とする。
なお、前記第1の角度は30°以下であることが望ましい。
また本発明の第5の構成は、上記構成の現像装置において、前記当接部と前記規制部材の側面とが第2の角度を有し、前記当接部の端部が前記規制部材の側面に当接することを特徴とする。
また本発明の第6の構成は、上記構成の現像装置において、前記第2の角度をつけるため、前記磁性部材の端面又は前記規制部材の側面を斜めに形成することを特徴とする。
また本発明の第7の構成は、上記構成の現像装置において、前記第2の角度をつけるため、前記磁性部材の取り付け角度をずらすことを特徴とする。
なお、前記第2の角度は2°以下であることが望ましい。
また本発明の第8の構成は、上記構成の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置とする。
本発明の第1の構成によれば、磁性部材の当接部が規制部材の側面に当接することにより、磁性部材を確実に規制部材の側面に当接させることができるので、現像剤担持体の端部からの現像剤の漏出を防止することができる。
本発明の第2の構成によれば、磁性部材の端面と当接部と規制部材の側面とで第1の角度が形成されることにより、磁性部材の現像剤担持体側の端部のみを規制部材に当接させることができる。
本発明の第3の構成によれば、磁性部材の端面又は規制部材の側面を斜めに形成することにより、第1の角度を容易に設けることができる。
本発明の第4の構成によれば、磁性部材又は規制部材の取り付け角度をずらすことにより、第1の角度を容易に設けることができる。
本発明の第5の構成によれば、当接部と規制部材の側面とが第2の角度を有し、当接部の端部が規制部材の側面に当接することにより、磁性部材の当接部の端部を確実に規制部材の側面に当接させることができるので、現像剤担持体の端部からの現像剤の漏出を防止することができる。
本発明の第6の構成によれば、磁性部材の端面又は規制部材の側面を斜めに形成することにより、第2の角度を容易に設けることができる。
本発明の第7の構成によれば、磁性部材の取り付け角度をずらすことにより、第2の角度を容易に設けることができる。
本発明の第8の構成によれば、画像形成装置に搭載された現像装置における現像剤の漏出を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。なお、従来例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
〈第1実施形態〉
図1は、本発明の第1実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図であり、図2は、図1の現像ローラの端部周辺を感光体ドラム41側から見た図である。本実施形態においては、磁性シール18と磁石19とが設けられている。
磁性シール18は、C字形状をしており、その端面18aは現像ローラ11側が突出するように斜めに形成されている。この磁性シール18は、現像ローラ11の担持表面に所定の間隙を有して対向するとともに、端面18aの現像ローラ11側の端部である当接部18bが規制ブレード(規制部材)12の側面12aに当接している。当接部18bが規制ブレード12に当接することにより、端面18aと側面12aの間の隙間からトナーが漏出することを抑制できる。もし、端面18aの現像ローラ11とは反対側の端部が規制ブレード12の側面12aに当接するようにした場合は、端面18aと側面12aの間の隙間にトナーが入り込んで漏出してしまう。
ここで、磁性シール18の端面18aと規制ブレード12の側面12aとは第1の角度θ1をなしている。この第1の角度θ1は、0°<θ1≦30°であることが好ましい。更に好ましくはθ1=10°である。θ1>0°とすることで、磁性シール18の当接部18bを確実に規制ブレード12の側面12に当接させることができる。一方、θ1≦30°とすることで、磁性シール18の端面18aと規制ブレード12の側面12aの間の隙間からトナーが漏出することを抑制できる。換言すれば、θ1>30°とすると、磁性シール18の端面18aと規制ブレード12の側面12aの間の隙間からトナーが漏出しやすくなる。そしてθ1=10°のとき、上記の当接とトナー漏出の抑制とを効率よく両立させることができる。
なお、上記のように端面18aを斜めに形成する代わりに規制ブレード12の側面12aを現像ローラ11側が突出するように斜めに形成してもよい。更に、端面18aを斜めに形成することに加えて規制ブレード12の側面12aを斜めに形成してもよい。
磁石19は、磁性シール18と同内径のC字形状をしており、磁性シール18の内側側面に磁性シール18の形状に沿って固定され、磁性シール18による磁気ブラシを補助している。従って、磁性シール18により充分な磁気ブラシが得られる場合は、磁石19はなくてもよい。
次に、図2を参照して現像装置21の各寸法の一例を挙げる。現像ローラ11の直径Dが25mm、規制ブレード12の縦方向の幅Eが25mm、現像ローラ11と磁性シール18間の距離Fが0.3mm、磁性シール18の横方向の幅Gが4mm、磁石19の横方向の幅Hが1.0mm、磁石19から突出している磁界発生部材14の長さIが0.5mmである。これらの寸法の部材を用いることにより最適な磁気ブラシの効果が得られ、トナーの漏出を防止できる。
〈第2実施形態〉
図3は、第2実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図である。本実施形態においては、磁性シール18’と磁石19とが設けられている。第1実施形態では磁性シール18又は/及び規制ブレード12を斜めに形成していたが、本実施形態では磁性シール18’又は/及び規制ブレード12の取り付け角度をずらしている点で異なる。
磁性シール18’は、C字形状をしており、その端面18a’は垂直に形成されている。この磁性シール18’は、現像ローラ11の担持表面に所定の間隙を有して対向するとともに、端面18a’の現像ローラ11側の端部である当接部18b’が規制ブレード(規制部材)12の側面12aに当接している。
ここで、磁性シール18’の端面18a’と規制ブレード12の側面12aとは第1の角度θ1をなしている。この第1の角度θ1は第1実施形態と同様である。図3では、第1の角度θ1を形成するために、規制ブレード12の取り付け角度をずらしている。なお、上記のように規制ブレード12をずらす代わりに磁性シール18’の取り付け角度をずらしてもよい。更に、規制ブレード12の取り付け角度をずらすことに加えて磁性シール18’の取り付け角度をずらしてもよい。このように、本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
〈第3実施形態〉
図4は、第3実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図である。本実施形態においては、磁性シール20と磁石19とが設けられている。第1実施形態では磁性シール18又は/及び規制ブレード12を斜めに形成していたが、本実施形態では磁性シール20に突起(当接部)20bを設けている点で異なる。この突起20bは磁性シール20の端面20aの現像ローラ11側の端部に形成され、突起20bが規制ブレード12の側面12aに当接している。このように、本実施形態によっても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお図4においては、突起20bは断面が槍状としたが、突起20bの形状には特に限定はなく、例えば、図5に示すように突起(当接部)20b’の断面を三角形状としたり、図6に示すように突起(当接部)20b”の断面を半円形状としてもよい。
〈第4実施形態〉
図7は、第4実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の上面図である。本実施形態においては、磁性シール18”と磁石19とが設けられている。この磁性シール18”は第1又は第2実施形態の磁性シール18、18’の端面18a、18a’を更に規制ブレード12の長手方向に斜めに形成したものである。これにより、磁性シール18”の端面18a”の現像ローラ11側の端部である当接部18b”と規制ブレード12の側面12aとが第2の角度θ2を有し、当接部18b”の端部18c”が規制ブレード12の側面12aに当接する。つまり、磁性シール18”は、端部18c”だけで規制ブレード12に接することになる。なお、第3実施形態の磁性シール20、20’、20”の突起20b、20b’、20b”を更に規制ブレード12の長手方向に斜めに形成しても同様である。
ここで、第2の角度θ2は、0°<θ2≦2°であることが好ましい。これにより、上記の当接とトナー漏出の抑制とを効率よく両立させることができる。θ2>0°とすることで、磁性シール18”の端部18c”だけで規制ブレード12に接することになるので、確実に規制ブレード12の側面12に当接させることができる。一方、θ2≦2°とすることで、磁性シール18”の端面18aと規制ブレード12の側面12aの間の隙間からトナーが漏出することを抑制できる。換言すれば、θ2>2°とすると、磁性シール18の端面18aと規制ブレード12の側面12aの間の隙間からトナーが漏出しやすくなる。
なお、図7のように端面18a”を斜めに形成する代わりに規制ブレード12の側面12aを斜めに形成してもよい。更に、端面18a”を斜めに形成することに加えて規制ブレード12の側面12aを斜めに形成してもよい。また、図7のように端面18a”を斜めに形成する代わりに磁性シール18”を規制ブレード12に対して斜めに取り付けてもよい。
なお、本発明において規制ブレード12には磁石を装着して磁性を付与してもよい。また、本発明の画像形成装置は、第1〜第4実施形態の現像装置21を従来の図8などの画像形成装置に搭載することで得ることができる。
本発明の現像装置は、現像剤を用いて電子写真方式により現像を行う現像装置に利用でき、そしてこの現像装置は、コピー機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を用いる画像形成装置に搭載することができる。
本発明の第1実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図である。 図1の現像ローラの端部周辺を感光体ドラム側から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の断面拡大図である。 本発明の第4実施形態に係る現像装置の現像ローラ周辺の上面図である。 従来の現像装置を用いた画像形成装置の側面図である。 従来の2成分現像剤を用いる現像装置の概略斜視図である。 (a)は図9の側面断面図、(b)は図9の上方からの概略平面図である。 図10(a)の部分拡大図である。
符号の説明
5 ケーシング(筐体)
6 カバー(筐体)
11 現像ローラ(現像剤担持体)
12 規制ブレード(規制部材)
14 磁界発生部材
18 磁性シール(磁性部材)
21 現像装置

Claims (7)

  1. 磁性を帯びた現像剤を貯留する筐体と、該筐体から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対向配置され感光体ドラム上へ供給する現像剤量を規制する規制部材と、前記現像剤担持体の内部に配置され複数の磁極を有する磁界発生部材と、前記現像剤担持体の担持表面に所定の間隙を有して対向するとともに、前記規制部材に当接する当接部を有する磁性部材とを備え、
    前記現像剤担持体の担持表面と前記磁性部材との間に、前記現像剤の磁気ブラシを形成する現像装置において、
    前記当接部は、前記磁性部材の端面を前記現像剤担持体側が突出するように斜めに形成した先端部であり、前記規制部材の側面に当接し、
    前記現像剤担持体の軸方向に見て、前記磁性部材の斜めに形成された端面と前記規制部材の側面とは第1の角度をなすことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1の角度をつけるため、前記磁性部材又は前記規制部材の取り付け角度をずらすことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 前記第1の角度が30°以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の現像装置。
  4. 前記規制部材の前記磁性部材側の側面の短手方向に見て、前記当接部が前記規制部材の中央側となるように、前記磁性部材の端面の先端部を前記規制部材の長手方向に斜めに形成し、前記先端部と前記規制部材の前記磁性部材側の側面とが第2の角度をなすことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の現像装置。
  5. 前記第2の角度をつけるため、前記磁性部材の取り付け角度をずらすことを特徴とする請求項4記載の現像装置。
  6. 前記第2の角度が2°以下であることを特徴とする請求項4又は5記載の現像装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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