JP4749145B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像剤量を検知する検知手段及び検知手段の検知面を清掃する清掃部材を備えた現像装置に関するものであり、特に検知手段の検知面の一部に、清掃部材によって清掃されない部分が存在する現像装置に関するものである。
コピー機、プリンタ、FAX等の画像形成装置が作成する画像の品質が維持されるためには、環境温度や環境湿度等に応じて、適宜現像剤を現像装置に補給し、現像剤量(または現像剤中のトナー濃度)が調整される必要がある。そのため、通常、現像装置には、現像剤量(またはトナー濃度)を測定する検知手段が設けられている。
しかしながら、トナーを含む現像剤が、検知手段の測定箇所(例えば検知面)に付着してしまうと、現像装置内部の正確なトナー量が測定できなくなる。そこで、現像装置内部における攪拌スクリュー(アジテーター)に清掃部材を設け、そのアジテーターの回転に応じて、検知面を清掃する現像装置が種々提案されている。
例えば特許文献1には、アジテーターの支持部材にワイパー(清掃部材)を設け、アジテーターの支持部材の回転に伴って、ワイパーがセンサの検知面を摺擦して、当該検知面を清掃する現像装置が提案されている。また、特許文献2には、アジテーターの支持部材にバネ部材(清掃部材)を設け、アジテーターの支持部材の回転に伴って、バネ部材がセンサの検知面を清掃し、更に、バネ部材の回転軌道上に軌道変更部を設けることにより、センサ近傍の現像剤の滞留だまりを分散させることができる現像装置が提案されている。
ところで、近年画像形成装置は小型化される傾向にあり、それに伴い画像形成装置に組み込まれる現像装置についても小型化が必要となっている。現像装置の筐体を小さくするためには、筐体内に備えられるアジテーターの外径を細くする必要があるが、このような場合には、前記したようなアジテーターの支持部材に設けられる清掃部材も、アジテーターの外径に合わせて短くする必要がある。
ところが、現状では検知手段として使用されるセンサの小型化がなされておらず、図8に示すように、現像装置100を小型化すると、アジテーター101に設けられた清掃部材102が回転することによって清掃することができる範囲(図8において1点鎖線で示す範囲)から、センサの検知面103の一部分がはみ出し、清掃部材によって清掃されない非清掃部分が存在するようになる。このような非清掃部分に現像剤が付着した場合には、清掃することができず付着した状態のままとなり、センサの誤検知が生じることがあった。
特開2000−250301号公報(段落〔0044〕、第4図) 特開2005−242147号公報(段落〔0040〕、第2図)
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の現像装置では、このように清掃部材によって検知手段の検知面の全面を清掃できない場合についてはなんら言及されておらず、このような場合に生じるセンサの誤検知を防止する方法が提案されていない。
本発明においては上述の事情に鑑み、清掃部材によって検知手段の検知面の全面を清掃できない場合においても、センサの誤検知を効果的に防止する現像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、現像剤を貯留する筐体と、該筐体内の側面に設けられ現像剤量を検知する検知手段と、前記筐体内の現像剤を攪拌輸送する回転搬送部材と、該回転搬送部材に設けられ該回転搬送部材の回転に伴って回転し、前記検知手段の検知面を摺擦して清掃する清掃部材とを備え、前記検知手段の検知面の一部に、前記清掃部材によって清掃されない非清掃部分が存在する現像装置において、前記検知手段は、前記非清掃部分が前記清掃部材の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に位置するように配置されていることを特徴としている。
また本発明は、現像剤を貯留する筐体と、該筐体内の側面に設けられ現像剤量を検知する検知手段と、前記筐体内の現像剤を攪拌輸送する回転搬送部材と、該回転搬送部材に設けられ該回転搬送部材の回転に伴って回転し、前記検知手段の検知面を摺擦して清掃する清掃部材とを備え、前記検知手段の検知面の一部に、前記清掃部材によって清掃されない非清掃部分が存在する現像装置において、前記非清掃部分を検知防止部材によって覆うことを特徴としている。
また本発明は、上記の非清掃部分を検知防止部材によって覆う構成の現像装置において、前記検知手段は、前記非清掃部分が前記清掃部材の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に位置するように配置されていることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記検知防止部材は樹脂等から形成されるフィルム状部材から構成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記検知防止部材が前記筐体に一体形成されていることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記検知手段は、圧電素子であることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、検知手段の非清掃部分が、前記清掃部材の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に位置するように検知手段を配置することにより、検知手段の検知面の下方では清掃部材によって現像剤が攪拌されるため、現像剤の流動性が悪くなった場合でも現像剤が非清掃部分付近に高く堆積することはなく、非清掃部分に現像剤が付着することはない。従って、検知面の非清掃部分に現像剤が付着し続けることによって起こる誤検知を防止することができる。
本発明の第2の構成によれば、本実施形態においては、検知手段の非清掃部分を検知防止部材によって覆うことにより、検知手段の検知面が清掃部材の回転軌道範囲内の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置されておらず、流動性が悪くなり高く堆積した現像剤が検知面の非清掃部分に付着するような場合であっても、検知防止部材によって現像剤が付着することを防止するため、非清掃部分に現像剤が付着し続けることによって起こる誤検知を防止することができる。
本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の現像装置において、検知手段の非清掃部分が、前記清掃部材の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に位置するように検知手段を配置することにより、検知手段の検知面の下方では清掃部材によって現像剤が攪拌されるため、現像剤の流動性が悪くなった場合でも現像剤が非清掃部分付近に高く堆積することはなく、非清掃部分に現像剤が付着することはない。また、非清掃部分に付着するような場合であっても、検知防止部材によって現像剤が付着することを防止するため、より確実に誤検知を防止することができる。
本発明の第4の構成によれば、上記第2又は第3の構成の現像装置において、検知防止部材を樹脂等から形成されるフィルム状部材から構成することにより、検知防止部材の取り付けは検知手段の検知面に貼付するのみでよく、検知防止部材の取り付け作業が容易であり、また、フィルム状であるため筐体の側面からの突出量は非常に薄く、現像剤の搬送の邪魔にならない。
本発明の第5の構成によれば、上記第2又は第3の構成の現像装置において、検知防止部材を現像装置の筐体に一体形成することにより、組み立て時の部品点数を減らすことができ、また、検知手段を筐体に取り付けると同時に、検知面の清掃されない部分が検知防止部材によって覆われるため、現像装置の組み立て作業が容易になる。
本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成の現像装置において、検知手段を圧電素子とすることにより、現像剤の存在をより正確に検知可能となり、現像装置内の現像剤量を一層安定化することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明に係る現像装置5が備えられた画像形成装置(例えばプリンタ)1である。この画像形成装置1は、感光体ドラム2、帯電部3、画像書込部(レーザスキャンユニット)4、現像装置5、トナー貯留部6、転写部7、クリーニング部8、シート収容部9、搬送路10、定着部11、及び排紙部12から構成されている。
感光体ドラム2は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部3によって、表面が一様に帯電されるようになっている。そして、画像書込部4からのレーザビームを受けた表面に帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a―Si)等が好ましい。
帯電部(帯電チャージャー)3は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム2の表面を帯電させるものである。例えば帯電部3は、細いワイヤー等を有しており、これを電極として、高電圧を印加されることで放電するようになっている。画像書込部(LSU)4は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム2に照射させ、その感光体ドラム2に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
現像装置5は、感光体ドラム2の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像装置5に収容されている現像剤としては、例えばトナーとキャリアとから構成される2成分現像剤や、トナーのみから構成される1成分現像剤が挙げられる。また、現像装置5の詳細については後述する。
トナー貯留部(ホッパー)6は、現像装置5内部の現像剤が不足するようになれば、その現像装置5に現像剤を供給するとともに、現像剤を貯留しておくものである。転写部7は、感光体ドラム2表面に形成したトナー像を乱さずに搬送路10を搬送されてくるシートに移行させるものである。クリーニング部8は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム2の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものであり、例えば、感光体ドラム2の長手方向に線接触するブレード材等が挙げられる。
シート収容部9は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、搬送路10にシートを送り出すものである。搬送路10は、シート収容部9から排紙部12までのシートの通路のことである。定着部11は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。排紙部12は、定着部11を経たシート、すなわち永久像が印刷され装置外部に排出されたシートを収容するものである。
そして、このような画像形成装置1では、画像データに基づいて、LSU4が、感光体ドラム2にレーザビーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像をその感光体ドラム2表面に形成させる。その後、現像装置5が、静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成するとともに)、転写部7が、シートにそのトナー像を転写する。次に、定着部11が、そのトナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とするようになっている。
次に、本発明に係る現像装置5の構成について説明する。図2(a)は、本発明の第1実施形態に係る現像装置5の概略斜視図であり、図2(b)は概略側面図である。図3は従来の現像装置の概略側面図である。なお説明の便宜上、図2(a)は蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図2(b)及び図3では、第1攪拌スクリュー13の螺旋羽13bを除外し、カバー5bとケーシング5aとが解離している状態を表現している。
これらの図に示すように、現像装置5は、ケーシング(筐体)5a、カバー(筐体)5b、第1攪拌スクリュー(回転搬送部材)13、第2攪拌スクリュー(回転搬送部材)14、現像ローラ15、規制ブレード16、清掃部材17及びトナー量検知センサ(以下、Tセンサという)18を含む構成である。
ケーシング5aは、現像剤を貯留するものであり、上記の第1攪拌スクリュー13等を収容している。また、ケーシング5a内には仕切り板19によって分けられた、第1貯留室20と第2貯留室21とが形成されており、第1貯留室20には第1攪拌スクリュー13が、第2貯留室21には第2攪拌スクリュー14がそれぞれ配設されている。カバー5bは、ケーシング5aに収容された現像剤が外部に漏れないように封止するものであり、ケーシング5a及びカバー5bが一体となって現像装置5の筐体を構成する。
第1攪拌スクリュー13及び第2攪拌スクリュー14は、それぞれ支軸13a,14aを中心とし、そのまわりに螺旋羽13b,14bを設けた構成になっており、互いに平行な状態でケーシング5aに回転可能に軸支されている。また、第1攪拌スクリュー13及び第2攪拌スクリュー14には、図示しない駆動手段が接続されており、この駆動手段によって回転駆動される。
現像ローラ15は第1攪拌スクリュー13及び第2攪拌スクリュー14と平行な状態で、ケーシング5aに回転可能に軸支されており、図示しない駆動手段が接続されている。そして、現像ローラ15が、感光体ドラム2(図1参照)の回転に応じて回転することにより、感光体ドラム2の感光層に現像剤を供給する。
なお、磁性方式の現像剤を用いる現像装置の場合、現像ローラ15として、内面に永久磁石から成る磁界発生部材(図示せず)が固定されたマグネットローラが使用される。この磁界発生部材の磁力により現像ローラ15の表面にトナーを付着(担持)させてトナー薄層を形成する。一方、非磁性方式の現像剤を用いる現像装置の場合は、現像ローラ15としてゴムローラ等が使用される。
規制ブレード16は、感光体ドラム2に供給するトナー量を規制するものであり、磁性方式の現像剤を用いる現像装置の場合、例えばSUS430等の磁性体のSUS(ステンレス)が用いられる。そして、規制ブレード16の先端に対向して設けられた磁界発生部材により現像ローラ15と規制ブレード16との間に磁界を発生させ、規制ブレード16と現像ローラ15との間隔だけでなく、磁界の強さによって現像ローラ15へのトナー付着量を厳密に規制している。これにより、数十ミクロンのトナー薄層の形成が可能となる。
清掃部材17は、弾性を有する1本の金属製の線材(ばね部材)を用いて一体形成される巻きばね部17a及び摺接部17bから構成されており、巻きばね部17aに、第1攪拌スクリュー13の支軸13aを貫通させることにより、第1攪拌スクリュー13に取り付けられる。摺接部17bは、後述するTセンサ18の検知面18aに直接滑るように接する(摺接する)ものであり、巻きばね部17aの端部を接線方向に延ばし、支軸13aからケーシング5aに干渉しないように、螺旋羽13bと同程度の長さのピン状に形成されている。
また、巻きばね部17aの伸縮方向に対してケーシング5aの側壁と螺旋羽13bとが位置するようになるので、巻きばね部17aの長さを側壁から螺旋羽13bまでの距離より長く形成しておけば、側壁及び螺旋羽13bによって巻きばね部17aが挟持されることになり、摺接部17bは巻きばね部17aの付勢力により側壁に向かって押進され、摺接部17bは検知面18aを摺接できるように、ケーシング5aの側壁に近接して配置される。
Tセンサ18は、例えば圧電素子からなるセンサ(圧電センサ)であり、ケーシング5a内の現像剤量(またはトナー濃度)を検知するものである。圧電センサは、検知面に圧力が加わったことを電気信号として取り出すもので、小型、軽量、高感度という特長を有する。
このTセンサ18は第1貯留室20と第2貯留室21との連通付近のケーシング5aの側面に、検知面18aがケーシング5aの内側に向くように設けられている。ここで、現像装置5のように、ケーシング5a内の現像剤を第1攪拌スクリュー13及び第2攪拌スクリュー14によって循環させる構成では、検知面18aは第1攪拌スクリュー13と第2攪拌スクリュー14の間に配置させるのがよい。こうすることにより、検知面18aが循環されるトナーを確実に検知することができる。
また、第1攪拌スクリュー13又は第2攪拌スクリュー14によって搬送される現像剤が、検知面18aに向かって搬送されるようにTセンサ18を配置してしまうと、検知面18aに過大な圧がかかってしまうため、第1攪拌スクリュー13及び第2攪拌スクリュー14による現像剤の搬送方向を考慮し、検知面18aから遠ざかる方向へとトナーが搬送されるように、Tセンサ18を配置するのがよい。
更に、本実施形態の現像装置5では、Tセンサ18の検知面18aが、清掃部材17の回転軌道範囲(図2(b)において1点鎖線で示す範囲)の幅方向内側に、すなわち、清掃部材17の回転軌道範囲の両端である破線AとBとの間に、且つ回転軌道範囲の上方に検知面18aが位置するように設けられている。
本実施形態の現像装置5のセンサ18の誤検知防止について説明すると、図示しない駆動手段により、第1攪拌スクリュー13及び第2攪拌スクリュー14が回転駆動することによって、第1攪拌スクリュー13は、第1貯留室20に貯留されている現像剤を攪拌しながら、矢印P方向へと搬送して第2貯留室21に導き、第2攪拌スクリュー14は、第2貯留室21に搬送されてきた現像剤を攪拌しながら、矢印Q方向へと搬送して現像ローラ15に供給する。
この時、第1貯留室20及び第2貯留室21に充分に現像剤が貯留されていると、Tセンサ18の検知面18aは、その現像剤が接触することによって一定の圧をかけられることで、現像剤が充分に貯留されているものと検知する。一方、充分な現像剤量が第1貯留室20、第2貯留室21に貯留されていないとき、Tセンサ18は、現像剤によって圧をかけられることはない。かかる場合、Tセンサ18は、現像剤量が充分に足りていないと検知するようになっている。
Tセンサ18により現像剤が充分に貯留されているものと検知された場合は、検知信号を画像形成装置に設けられたCPU等の制御手段に送信し、制御手段はトナー貯留部6(図1参照)から現像装置5内への現像剤の供給を停止させる。そして現像装置5内の現像剤量が減少し、現像剤が検知面18aに接触しなくなると、制御手段はトナー貯留部6より現像剤の供給を再開するようになる。
ここで、現像剤の流動性が良い場合には、上記のように現像剤は問題なく搬送されるが、使用時の温湿度や現像剤の表面処理剤の剥がれによって、現像剤の流動性が極端に悪くなる場合がある。かかる場合には、現像剤はケーシング5a内の端部等に滞留しやすくなり、特に第1攪拌スクリュー13と第2攪拌スクリュー14との隙間には現像剤が滞留しやすく、高く堆積してしまうことがある。
このように現像剤が堆積するような位置に、センサ18の検知面18aが配置されていると、図3に示すように、堆積した現像剤Tがセンサ18の検知面18aに接触することとなる。ここで、堆積した現像剤Tが接触している部分が清掃部材17によって清掃されない部分S(以下、非清掃部分という)である場合には、堆積した現像剤Tが除去されず、センサ18の検知面18aに接触し続けることとなり、充分な現像剤量が第1貯留室20、第2貯留室21に貯留されていないときであっても、センサ18は現像剤が充分に貯留されていると誤検知してしまう。
しかし本実施形態では、前述したようにセンサ18の検知面18aは清掃部材17の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置されることにより、非清掃部分Sが清掃部材17の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に位置することとなる。これにより、センサ18の検知面18aの下方では、清掃部材17によって現像剤が攪拌されるため、現像剤の流動性が悪くなった場合でも高く堆積することはなく、検知面18aの非清掃部分Sに現像剤が付着することはない。従って、非清掃部分Sに現像剤が付着し続けることによって起こる、センサ18の誤検知を防止することができる。
図4(a)は、本発明の第2実施形態に係る現像装置5の概略斜視図であり、図4(b)は概略側面図である。なお、図4(a)は便宜上、蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図4(b)は第1攪拌スクリュー13の螺旋羽13bを除外し、カバー5bとケーシング5aとが解離している状態を表現している。また、第1実施形態の図2と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、現像装置5のケーシング5a内において、検知面18aに樹脂等から形成されるフィルム状の検知防止部材22が貼付されている。この検知防止部材22は清掃部材17の回転軌道範囲に合わせて切除されており、検知面18aの非清掃部分のみを覆い隠すように構成されている。
これにより、図3に示すように、センサ18の検知面18aが清掃部材17の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置されておらず、流動性が悪くなり高く堆積した現像剤Tが検知面18aの非清掃部分に付着するような場合であっても、検知防止部材22によって現像剤が付着することが防止されるため、堆積した現像剤Tが検知面18aの非清掃部分に接触し続けることによって起こる、センサ18の誤検知を防止することができる。
図5(a)は、本発明の第3実施形態に係る現像装置5の概略斜視図であり、図5(b)は概略側面図である。なお、図5(a)は便宜上、蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図5(b)は第1攪拌スクリュー13の螺旋羽13bを除外し、カバー5bとケーシング5aとが解離している状態を表現している。また、第1実施形態の図2と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、現像装置5のケーシング5aの側面において、センサ18が配置される部分に検知防止部5cが一体成形されている。検知防止部5cは清掃部材17の回転軌道範囲に合わせて切除されており、検知面18aの非清掃部分のみを覆い隠すように構成されている。
これにより、第2実施形態と同様に、センサ18の検知面18aが清掃部材17の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置されておらず、流動性が悪くなり高く堆積した現像剤Tが検知面18aの非清掃部分に接触する位置にあるような場合であっても、検知防止部5cによって現像剤が付着することが防止されるため、堆積した現像剤Tが検知面18aの清掃できない部分に接触し続けることによって起こる、センサ18の誤検知を防止することができる。さらに、第1実施形態に比べてセンサ18の配置位置が限定されないため、現像装置の設計の自由度が大きくなる。
なお、上記第2及び第3実施形態に係る現像装置5においては、図6及び図7に示すように、センサ18の検知面18aを上記第1実施形態に係る現像装置5と同様に、清掃部材17の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置することも可能である。図6及び図7は第2又は第3実施形態に係る現像装置5において、センサ18の検知面18aを清掃部材17の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置した状態を示す概略側面図である。
このようにセンサ18の検知面18aの非清掃部分が、清掃部材17の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に位置するように配置し、更に、非清掃部分を検知防止部材22又は検知防止部5cによって覆い隠すことにより、検知面18aの下方では清掃部材17によって現像剤が攪拌されるため、現像剤の流動性が悪くなった場合でも現像剤が非清掃部分付近に高く堆積することはなく、非清掃部分に現像剤が付着することはない。また、非清掃部分に付着するような場合であっても、検知防止部材22又は検知防止部5cによって現像剤が付着することを防止するため、より確実に誤検知を防止することができる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の説明では、圧電センサを用いて説明しているが、本発明の現像装置5に用いられるセンサは、圧電センサに限定されるものではない。例えば、磁気式のセンサであっても構わない。また、清掃部材はばね部材を用いて説明しているが、攪拌スクリューの支持部材に取り付けられ、その回転に応じてセンサ検知面を清掃する清掃部材であれば、その構成部材は特に限定されるものではない。さらに、本発明の現像装置5に使用される現像剤も特に限定されるものではなく、1成分の現像剤であっても2成分の現像剤であっても良く、さらに磁性方式でも非磁性方式でも構わない。
本発明は、現像剤量を検知する検知手段及び検知手段の検知面を清掃する清掃部材を備えた現像装置に関するものであり、特に検知手段の検知面の一部分が、清掃部材によって清掃されない現像装置に利用することができる。
は、本発明に係る現像装置が備えられた画像形成装置の概略構成図である。 は、本発明の第1実施形態に係る現像装置を示しており、(a)は概略斜視図であり、(b)は概略側面図である。 は、従来の現像装置におけるセンサの誤検知を説明する概略側面図である。 は、本発明の第2実施形態に係る現像装置を示しており、(a)は概略斜視図であり、(b)は概略側面図である。 は、本発明の第3実施形態に係る現像装置を示しており、(a)は概略斜視図であり、(b)は概略側面図である。 は、本発明の第2実施形態に係る現像装置において、センサの検知面を清掃部材の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置した状態を示す概略側面図である。 は、本発明の第3実施形態に係る現像装置において、センサの検知面を清掃部材の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に配置した状態を示す概略側面図である。 は、従来の現像装置の概略側面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
5 現像装置
5a ケーシング
5b カバー
5c 検知防止部
13 第1攪拌スクリュー
14 第2攪拌スクリュー
13a,14a 支軸
13b,14b 螺旋羽
15 現像ローラ
16 規制ブレード
17 清掃部材
17a 巻きばね部
17b 摺接部
18 Tセンサ
18a 検知面
19 仕切り板
20 第1貯留室
21 第2貯留室
22 検知防止部材
T 現像剤

Claims (4)

  1. 現像剤を貯留する筐体と、該筐体内の側面に設けられ現像剤量を検知する検知手段と、
    前記筐体内の現像剤を攪拌輸送する回転搬送部材と、該回転搬送部材に設けられ該回転搬送部材の回転に伴って回転し、前記検知手段の検知面を摺擦して清掃する清掃部材とを備え、
    前記検知手段の検知面の一部に、前記清掃部材によって清掃されない非清掃部分が存在する現像装置において、
    前記非清掃部分を検知防止部材によって覆うことを特徴とする現像装置。
  2. 前記検知手段は、前記非清掃部分が前記清掃部材の回転軌道範囲の幅方向内側で且つ回転軌道範囲の上方に位置するように配置されていることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  3. 前記検知防止部材は樹脂等から形成されるフィルム状部材から構成されることを特徴とする請求項又は請求項に記載の現像装置。
  4. 前記検知防止部材が前記筐体に一体形成されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の現像装置。
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