JP4824446B2 - 濃度測定装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
回収された液体現像剤のトナー粒子濃度を測定する構成としては、特許文献1に記載のように、液体現像剤を貯留する貯留部と、貯留部の内面に対向する対向面を有する移動体と、前記内面および対向面を挟んで設けられた発光素子および受光素子とを備えるものがある。回収された液体現像剤は、貯留部の内面に対して対向面が近接することにより、内面および対向面間で薄膜状にされる。そして、この薄膜状の液体現像剤に光が透過され、その透過光量に基づいて液体現像剤のトナー粒子濃度が測定される。また、貯留部の内面および対向面間の液体現像剤は、当該内面に対して対向面を離反させて入れ替えられる。
この構成によれば、ローラの外周面および対向面間に介在する液体現像剤に、第1および第2の部材によって光を透過させてトナー粒子濃度を測定することができる。また、ローラ回転駆動手段によってローラを回転させることにより、弾性部材を対向面に摺接させて対向面を清掃することができる。これにより、対向面に付着しているトナー粒子や液体現像剤に混入した異物を清掃することができる。したがって、第1および第2の部材間に透過される光が、対向面に付着しているトナー粒子や異物によって遮られることがないので、トナー粒子濃度を精度よく測定することができる。
この構成によれば、清掃部材によってローラの外周面に付着しているトナー粒子や異物を清掃することができる。これにより、第1および第2の部材間に透過される光が、ローラの外周面に付着しているトナー粒子や異物によって遮られることがないので、トナー粒子濃度を精度よく測定することができる。
この構成によれば、ローラの回転に伴って、リブが清掃部材の先端を弾性部材の先端に導くので、清掃部材が弾性部材に引っ掛かることを防止することができる。
この構成によれば、ローラの断面における長軸方向の外周面が対向面と対向して、隙間が最小となったときに形成される薄膜状の液体現像剤に光を透過させてトナー粒子濃度を測定する。これにより、液体現像剤のトナー粒子濃度を精度よく測定することができる。
この構成によれば、隙間が概ね最大のときに弾性部材によって対向面の清掃が行われる。これにより、請求項4記載の発明のように、隙間が最小のときにトナー粒子濃度を測定する場合に、第1および第2の部材間に透過される光を弾性部材が遮ることなく、トナー粒子濃度を精度よく測定することができる。
この構成によれば、第1および第2の部材の一方が発した光を他方が受光することにより、トナー粒子濃度を測定することができる。
この構成によれば、発光素子が発した光を反射部材が反射し、この反射された光を受光素子が受光することにより、トナー粒子濃度を測定することができる。
この構成によれば、流通経路を流通する液体現像剤に光を透過させてトナー粒子濃度を測定することができる。また、流通経路内の流れにより、隙間に介在する液体現像剤を効率的に入れ替えることができる。
この構成によれば、前記濃度測定装置を用いることによって、液体現像装置から回収された液体現像剤のトナー粒子濃度を精度よく測定することができる。これにより、適正なトナー粒子濃度に精度よく調節された液体現像剤を液体現像装置に循環することができる。
図1は、本発明の一実施形態における画像形成装置としてのプリンタ1の要部構成を示す概略図である。
図1を参照して、プリンタ1は、絶縁性のキャリア液にトナー粒子を分散させた液体現像剤を用いた湿式画像形成装置であり、電子写真方式によりトナー画像を形成するための画像形成機構2を備えている。
静電潜像を現像するための液体現像装置6は、液体現像剤を貯留するための貯留タンク10と、貯留タンク10内の液体現像剤を感光体ドラム3の周面に供給するための複数のローラ11〜13とを備える。複数のローラ11〜13は、本実施形態では、貯留タンク10から液体現像剤を汲み取るピックアップローラ11と、感光体ドラム3の周面に液体現像剤を供給する現像ローラ12と、ピックアップローラ11が汲み取った液体現像剤を現像ローラ12の周面に塗布する塗布ローラ13とを含む。
濃度調節部16は、回収された液体現像剤を再び静電潜像の現像に用いるために適正なトナー粒子濃度に調節するためのものであり、回収された液体現像剤を貯留するための貯留部17と、回収された液体現像剤のトナー粒子濃度を測定するための濃度測定装置18と、流路19を介して貯留部17に連通されたキャリア液タンク21と、同じく流路20を介して貯留部17に連通された液体現像剤タンク22とを備えている。流路19,20には、それぞれバルブ23,24が介装されており、各バルブ23,24を開閉することにより、新しいキャリア液および新しい液体現像剤の貯留部17への供給をそれぞれ制御することができる。
図2は、濃度測定装置18の概略的な断面図であり、図3は、濃度測定装置18の測定動作における一状態を示す断面図である。また、図4は、濃度測定装置18の斜視図である。なお、図4において、貯留部17は、その一部分のみが図示されている。
回転ローラ27は、貯留部17内に配置されており、その少なくとも一部が液体現像剤に浸されている。また、回転ローラ27は、貯留部17の外壁32の近傍に配置されており、回転ローラ27の外周面30は、外壁32の内面33と対向している。回転ローラ27の外周面30と外壁32の内面33との間には、常に隙間34ができるようにされている。
受光素子29は、貯留部17の外部に配置されており、隙間34を挟んで発光素子28と対向している。受光素子29は、貯留部17の外部において固定されており、発光素子28および受光素子29間の距離は、常に一定となるようにされている。
図6を参照して、測定時間に対する受光素子29の受光量は、正弦曲線として表されている。すなわち、受光素子29の受光量は、隙間34に介在する液体現像剤の厚みに応じて変化しており、その厚みが薄くなるほど大きい受光量が得られている。したがって、図5に示すように、回転ローラ27の断面において、長軸方向X1に対応する一対の外周面39が外壁32の内面33とそれぞれ対向して、隙間34が最小(本実施形態では、0.1mm)となったときに、受光量のピーク値P1が得られている。濃度測定装置18は、発光素子28の発光量と、周期的に得られる受光量のピーク値P1との差に基づいてトナー粒子濃度を測定するようにされている。
また、前記の実施形態では、濃度測定装置18は、濃度調節部16に配置されている例について説明したが、濃度測定装置18は、回収流路15や循環流路26等の流路に設けられていてもよい。この場合、流路内の液体現像剤の流れによって、隙間34に介在する液体現像剤の入れ替えがさらに効率的に行われる。
6 液体現像装置
17 貯留部
18 濃度測定装置
27 回転ローラ(ローラ)
28 発光素子(第1の部材、濃度検知手段)
29 受光素子(第2の部材、濃度検知手段)
30 外周面
31 清掃ブレード(清掃部材)
33 内面(対向面)
34 隙間
37 ローラ回転駆動源(ローラ回転駆動手段)
41 弾性突起(弾性部材)
42 リブ
Y1 短軸方向
Claims (9)
- トナー粒子を含む液体現像剤中のトナー粒子濃度を測定する濃度測定装置において、
液体現像剤を貯留するための貯留部と、
前記貯留部内において、断面形状が中空の楕円状であるローラの外周面、および前記外周面に対向する対向面によって形成される隙間と、
前記ローラの外周面から突出する弾性部材と、
前記ローラを周方向に回転させることにより、前記弾性部材を対向面に摺接させて対向面を清掃するとともに、前記隙間を拡縮させることができるローラ回転駆動手段と、
前記ローラの内部に配置された第1の部材および前記隙間を挟んで第1の部材に対向する第2の部材を含み、第1および第2の部材間を透過する光量に基づいてトナー粒子濃度を検知する濃度検知手段とを備える、濃度測定装置。 - 前記ローラの外周面には、外周面を清掃するための清掃部材が当接されていることを特徴とする、請求項1記載の濃度測定装置。
- 前記ローラの外周面において、前記弾性部材の近傍にはリブが設けられ、前記リブは、ローラの回転に伴って前記清掃部材の先端を弾性部材の先端に導くことを特徴とする、請求項2記載の濃度測定装置。
- 前記濃度検知手段は、前記隙間が最小であるときの第1および第2の部材間の透過光量に基づきトナー粒子濃度を検知することを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の濃度測定装置。
- 前記弾性部材は、前記ローラの楕円状の断面における短軸方向に対応する位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の濃度測定装置。
- 前記第1および第2の部材の何れか一方は、光を発光するための発光素子を含み、他方は、発光素子の発した光を受光するための受光素子を含むことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の濃度測定装置。
- 前記第1および第2の部材の何れか一方は、光を反射するための反射部材を含み、他方は、前記反射部材に対して光を発光するための発光素子および反射部材によって反射された光を受光するための受光素子を含むことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の濃度測定装置。
- 前記貯留部は、液体現像剤の流通経路を含むことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の濃度測定装置。
- 電子写真方式により形成された静電潜像を液体現像剤によって現像する液体現像装置と、
請求項1〜8の何れか1項に記載の濃度測定装置とを備える、画像形成装置。
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