JP2005242147A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 清掃部の回転軌道を変化させることで、その清掃部が攪拌できる剤(トナー等)の量を増加させ、センサー近傍の剤の滞留(堆積)だまりを分散させて、センサーの誤検知を防止する。
【解決手段】 トナー等の現像剤を貯留するケーシング5設けられたTセンサー13の検知面13aを、第1攪拌スクリュー7に設けた清掃部1によって清掃するようにするとともに、ケーシング5に軌道変更部2を設け、その軌道変更部2が、清掃部1と接触することで、第1攪拌スクリュー7の回転に応じて回転する清掃部1の軌道を、その第1攪拌スクリュー7の軸方向に沿って変化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、現像剤におけるトナーの量を検知するセンサーを備えた現像装置に関するものであり、特に、検知精度を高めるために、センサーの測定箇所(センサーの検知面)を清掃する清掃部に関するものである。
コピー機、プリンター、FAX等の画像形成装置が作成する画像(トナー像)の品質が維持されるためには、環境温度や環境湿度等に応じて、適宜トナーを現像装置に補給し、トナー濃度が調整される必要がある。そのため、通常、現像装置には、トナー量(またはトナー濃度)を測定する検知センサーが設けられている。
しかしながら、トナーを含む現像剤が、検知センサーの測定箇所(例えば検知面)に付着してしまうと、現像装置内部の正確なトナー量が測定できなくなる。そこで、現像装置内部における攪拌スクリュー(アジテーター)に清掃部を設け、そのアジテーターの回転に応じて、検知面を清掃する現像装置が種々提案されている。
例えば図12に示す特許文献1の現像装置121は、アジテーター107に一枚状のワイパー(清掃部)101を設け、そのアジテーター107の回転に応じて、検知面113aを清掃するようになっている。しかしながら、この現像装置121では、ワイパー101の平面部101d(101)が、回転方向に対し垂直に(対向するように)位置するため、アジテーター107の回転に抵抗を与えてしまう。
そこで、図13に示すように、アジテーター107の回転に与える抵抗を抑制させるため、バネ部材を清掃部101として利用する現像装置121が考えられている。このような清掃部101であれば、アジテーター107の回転に応じて、清掃部101の摺接部101cが検知面113aを清掃できるとともに、アジテーター107の回転方向に対して、1本線状の摺接部101c(清掃部101)しか垂直に位置しないため(対向しないため)、アジテーター107の回転に与える抵抗も抑制できる。
特開2000−250301号公報(段落〔0044〕、第3図、第4図参照)
しかしながら、図13に示す現像装置121では、摺接部101c(清掃部101)が1本線状であり、かつ同一軌道を回転するだけなので、狭小範囲においてしか回転できず、清掃部101の攪拌できるトナー量は極めて微量となる。そのため、トナー等が、環境条件や使用期間の違いによって流動性を変化させ、検知面113a近傍に滞留(堆積)し易くなると、センサー113の誤検知を引き起こすという問題が生じ得る。つまり、流動性の劣化したトナー等が、センサー近傍にて滞留した場合(センサー近傍で滞留だまりが発生した場合)、滞留だまりを分散させることができず、センサー113が誤検知を引き起こしやすくなる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、清掃部の回転軌道を変化させることで、その清掃部が攪拌できるトナー量を増加させ、センサー近傍のトナー等の滞留だまりを分散させ、センサーの誤検知を防止する現像装置を提供することにある。
本発明の現像装置は、剤を貯留する筐体に設けられた剤検知センサーの検知面を、上記剤を攪拌搬送させる回転搬送部に設けた清掃部によって清掃する現像装置であって、上記筐体には、軌道変更部が設けられており、その軌道変更部は、上記清掃部と接触することで、上記回転搬送部の回転に応じて回転する清掃部の軌道を、上記回転搬送部の軸方向に沿って変化させることを特徴としている。
これによると、清掃部が回転搬送部の軸方向に移動しながら回転することなる。そのため、清掃部が広範囲にわたって剤(トナー等)と接触できるようになり、清掃部と剤との接触量が増加することになる。したがって、清掃部が、剤検知センサーの検知面近傍のトナーを多量に攪拌できる。その結果、清掃部は、検知面を清掃することに加えて、検知面近傍での剤の滞留を防止できる。(例えばトナーの滞留だまりの発生を防止できる)。
また、本発明の現像装置では、上記軌道変更部において上記清掃部と接触する部分の法線が、上記回転搬送部の長手中心部に向かう方向に対して傾斜していることが好ましい。
これによると、清掃部の回転方向に対向して、例えば傾斜面が形成されることになる。そのため、清掃部は、その傾斜面上を移動するようになるので、スムーズに清掃部の軌道を変化させることができる。
また、本発明の現像装置では、上記清掃部が、弾性部材から構成されていることが好ましい。
これによると、軌道変更部によって、清掃部材の軌道が変化したとしても、清掃部材は弾性力によって、元(基本)の形状に戻ろう(復元しよう)とする。そのため、清掃部は、軌道変更部と接触するとき、回転搬送部の軸方向に沿って変化するとともに、軌道変更部から解離すれば、例えば検知面に向かって戻るように軌道を変化させ、その検知面を清掃することができる。
本発明は、清掃部の回転軌道を変化させることで、その清掃部が攪拌できる剤(トナー等)の量を増加させ、センサー近傍の剤の滞留だまりを分散させ、センサーの誤検知を防止できる。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図3は、本発明の現像装置21を用いた画像形成装置(例えばプリンター)69である。この画像形成装置69は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部(レーザースキャンユニット)43、現像装置21、トナー貯留部44、転写部45、クリーニング部46、シート収容部51、搬送部52、定着部53、および排紙部54から構成されている。
感光体ドラム41は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部42により、表面を帯電させるようになっている。そして、画像書込部43からのレーザービームを受けた表面に帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a―Si)等が好ましい。
帯電部(帯電チャージャー)42は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム41の表面を帯電させるものである。例えば帯電部42は、細いワイヤー等を有しており、これを電極として、高電圧を印加されることで放電するようになっている。
画像書込部(LSU)43は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザービーム)を感光体ドラム41に照射させ、その感光体ドラム41に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
現像装置21は、感光体ドラム41の静電潜像にトナー(剤)を付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像装置21に収容されている現像剤としては、例えばトナーとキャリアとから構成される2成分現像剤やトナーのみから構成される1成分現像剤が挙げられる。また、現像装置21の詳細については後述する。
トナー貯留部(ホッパー)44は、現像装置21内部のトナーが不足するようになれば、その現像装置21にトナーを供給するとともに、トナーを貯留しておくものである。
転写部45は、感光体ドラム41表面に形成したトナー像を乱さずに搬送部52を搬送してくるシートに移行させるものである。
クリーニング部46は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム41の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものである。例えば、感光体ドラム41の長手方向に線接触するブレード材等が挙げられる。
シート収容部51は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、搬送部52にシートを送り出すものである。
搬送部52は、シート収容部51から排紙部54までのシートの通路のことであり、定着部53は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。
排紙部54は、定着部53を経たシート、すなわち永久像が印刷されたシートを収容するものである。
そして、このような画像形成装置69では、画像データに基づいて、LSU43が、感光体ドラム41にレーザービーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像をその感光体ドラム41表面に形成させる。その後、現像装置21が、静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成させるとともに)、転写部45が、シートにそのトナー像を転写させる。次に、定着部53が、そのトナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とさせるようになっている。
ここで、現像装置21の構成について説明する。
図1は、本発明の現像装置21の概略斜視図であり、図2(a)は概略側面図、図2(b)は上方からの概略平面図である。なお、図1・図2(b)は、便宜上、蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図2(b)は第1攪拌スクリュー7(後述)を重点的に表現している。
これらの図に示すように、現像装置21は、ケーシング(筐体)5、カバー(筐体)6、第1攪拌スクリュー(回転搬送部)7、第2攪拌スクリュー(回転搬送部)8、現像ローラー11、規制ブレード12、およびトナー量検知センサー(Tセンサー)13を含む構成である。
ケーシング5は、トナー等を含む現像剤(剤)を貯留するものであり、また、上記の第1攪拌スクリュー7等を収容している。そして、このケーシング5では、第1貯留室15と第2貯留室16とが、仕切板9によって分けられることで形成されるようになっている。そして、この第1貯留室15には第1攪拌スクリュー7、第2貯留室16には第2攪拌スクリュー8が配設されるようになっている。なお、カバー6を示す図2(a)では、カバー6とケーシング5とが解離している状態を表現している。
カバー6は、ケーシング5に収容されたトナー等が外部に漏れないように封止するものである。
第1攪拌スクリュー7は、第1貯留室15に貯留されているトナー等を攪拌させながらP方向へと搬送して、第2貯留室16に導くものであり、第2攪拌スクリュー8は、第2貯留室16に搬送されてきたトナー等を攪拌させながらQ方向へと搬送して、現像ローラー11に供給するものである。
なお、第1攪拌スクリュー7・第2攪拌スクリュー8は、支軸(軸)7a(7)・8a(8)を中心とし、そのまわりに螺旋羽7b(7)・8b(8)を設けた構成になっており、互いに平行な状態で、ケーシング5に回転可能に軸止されている。
現像ローラー11は、感光体ドラム41の回転に応じて回転することで、その感光体ドラム41の感光層にトナーを供給するものである。なお、現像ローラー11は、第1攪拌スクリュー7・第2攪拌スクリュー8と、平行な状態で、ケーシング5に回転可能に軸止されている。
規制ブレード12は、感光体ドラム41に供給するトナー量を規制するものであり、具体的には、現像ローラー11に付着しているトナー等を掻き落とすことで、現像ローラー11に付着するトナー量を調整している。
Tセンサー(剤検知センサー)13は、例えば圧電素子からなるセンサー(圧電センサー)で、トナー量(またはトナー濃度等)を検知するものである。そして、このTセンサー13は、第1貯留室15と第2貯留室16との連通付近のケーシング5の側壁5aに設けられている。また、このTセンサー13は、検知面13a(後述)が第1貯留室15・第2貯留室16側、すなわち内側に向くように設けられるようになっている。
このTセンサー13の検知面13aは、第1貯留室15・第2貯留室16に充分にトナーが貯留されているとき、そのトナー等によって一定の圧をかけられることで、トナー等が充分に貯留されているものと検知する。しかしながら、充分なトナー量が第1貯留室15・第2貯留室16に貯留されていないとき、Tセンサー13は、トナー等によって一定以上の圧をかけられることはない。そこで、かかる場合、Tセンサー13は、トナー量が充分に足りていないと検知するようになっている。
なお、上述の説明では、圧電センサーを用いて説明しているが、本発明の現像装置21に用いられるセンサーは、圧電センサーに限定されるものではない。例えば、光学式のセンサーや磁気式のセンサーであっても構わない。また、本発明の現像装置21に使用される現像剤も特に限定されるものではなく、1成分の現像剤であっても2成分の現像剤であっても構わない。
ここで、本発明の現像装置21の特徴的な構成について説明する。この現像装置21では、第1攪拌スクリュー7の支軸7aに、Tセンサー13の検知面13aを清掃する清掃部(例えばバネ部材)1が設けられており、第1攪拌スクリュー7の回転に応じて、その清掃部1も回転するようになっている。その上、この清掃部1の回転軌道上に軌道変更部2(2a)が設けられており、その軌道変更部2aによって、清掃部1の回転軌道(回転軌道面V;後述)が変化するようになっている。
清掃部1は、コイルバネ部1a(1)と、固定部1b(1)と、摺接部1cとから構成されている。コイルバネ部1aは、清掃部1をTセンサー13近傍の第1攪拌スクリュー7の支軸7aに取り付けるためのもので、その支軸7aに挿入されるようになっている。固定部1bは、第1攪拌スクリュー7の回転力を清掃部1に伝達するもので、螺旋羽7bに係止するようになっている。摺接部1cは、Tセンサー13の検知面13aに直接滑るように接する(摺接する)ものであり、支軸7aからその検知面13aの全域(直径)を含む程度の長さを有する1本状で撓曲性のあるピンから構成されている。
さらに、摺接部1cの先端は、回転することによって、ケーシング5を傷つけないようにするため、検知面13aから内側に向いて湾曲していることが好ましい。また、このような湾曲部分が存在することで、清掃部1がトナー等を攪拌する量を増加させることにもなる。なお、この摺接部1cが回転することによって形成する軌道の面を回転軌道面Vとする(図2(a)参照)。
また、コイルバネ部1aの伸縮方向に対してケーシング5の側壁5aと螺旋羽7bとが位置するようになるので、コイルバネ部1aは、それら(側壁5a・螺旋羽7b)によって挟持されることになり、その結果、摺接部1cは側壁5aに向かって押進(押圧)するようになっている。そのため、摺接部1cは、軌道変更部2と接触しないときには、検知面13aを摺接できるような位置、すなわちケーシング5の側壁5aに近接するようになっている。
軌道変更部2(2a)は、Tセンサー13の位置するケーシング5の側壁5aに設けられており、その軌道変更部2aの一部が清掃部1の回転軌道に重なるようになっている。より具体的には、清掃部1の摺接部1cの回転軌道(回転軌道面V)と重なるように、軌道変更部2aが設けられている。
このように軌道変更部2aを設けると、清掃部1(摺接部1c)と接触するようになり、その清掃部1の回転軌道(回転軌道面V)が変化するようになる。なお、この図では、清掃部1の回転軌道(回転軌道面V)を第1攪拌スクリュー7の長手方向(軸方向)に沿って変化(移動)させるために(軸方向と同方向に変化させるために)、軌道変更部2aは、その長手方向と同方向にケーシング5の側壁5aから突出するように設けられている。
また、スムーズに回転軌道面Vを変化させるため、軌道変更部2aにおいて清掃部1と接触する部分(例えば接触する一面)の法線が、第1攪拌スクリュー7の長手中心部に向かう方向に対して傾斜するようになっている。例えば、摺接部1cの回転方向に対向する傾斜面(摺接部1cをケーシング5の側壁5aから解離させるような傾斜面)を有する軌道変更部2aが好ましい。
ここで、清掃部1が軌道変更部2aと接触し、回転軌道を変化する様子を図4・図5を用いて説明する。図4は、図2(a)に基づく図面であり、摺接部1c、第1攪拌スクリュー7の支軸7aを重点的に表現しており、図5は、図2(b)に基づく図面であり、コイルバネ部1a・摺接部1c、支軸7aを重点的に表現している。
図4(a)・図5(a)では、摺接部1cが、検知面13aを清掃し終わって、再び支軸7a(第1攪拌スクリュー7)の回転に応じて回転している状態を示している。図4(b)・図5(b)では、図4(a)・図5(a)の状態からさらに摺接部1cが回転していき、軌道変更部2aに接触する直前の状態を示している。
図4(c)・図5(c)では、摺接部1cが軌道変更部2aに接触している状態を示している。これらの図に示すように、軌道変更部2aは、摺接部1cの回転方向に対向する傾斜面を備えながら突出していることから、回転するにしたがって、摺接部1cは、検知面13aから支軸7aの長手方向(軸方向)に沿って解離する方向(X方向)へ移動するようになる(図5(c)参照)。
そして、そのまま回転していくと、図4(d)・図5(d)に示すように、摺接部1cは、軌道変更部2から解離するようになり、続いて回転することで、検知面13aを摺接するようになる。なぜなら、摺接部1cの弾性力、またはコイルバネ部1aの弾性力(回復力)によって、元の位置(検知面13aを摺接する位置)にまで回復移動(Y方向に移動)するためである。したがって、図5(c)に示すように、回転軌道面V(図2(a)参照)が、幅Wの間を往復移動することになる。
ところで、軌道変更部2の設置箇所は、上述のように、ケーシング(筐体)5の側壁5aに限定されることはない。例えば図6・図7に示すように、カバー(筐体)6に設けても構わない。なお、図6(a)は、概略側面図であり、図6(b)は、図6(a)の矢視A−A’からの概略平面図である。また、図7は、軌道変更部2(2b)の設けられたカバー6の概略斜視図である。
なお、図7(b)では、図7(a)・図6(b)では図示できない(隠れてしまう)、摺接部1cが直接接触する軌道変更部2bの箇所(一面)を符号33で表している。また、表摺接部1cの回転方向を矢印にて示し、矢視A−A’から確認できる軌道変更部2bの箇所(一面)を符号32で表している。
カバー6に設けられる軌道変更部2bも、上述のケーシング5の側壁5aに設けられた軌道変更部2a同様に、その軌道変更部2bの一部が清掃部1の回転軌道(回転軌道面V;図2(a)参照)に重なるようになっている。そうすると、軌道変更部2bは、清掃部1と接触するようになり、その清掃部1(摺接部1c)の回転軌道(回転軌道面V)が変化するようになる。
なお、軌道変更部2a同様、清掃部1の回転軌道(回転軌道面V)を第1攪拌スクリュー7の長手方向に沿って変化させるために、軌道変更部2bは、摺接部1cの回転方向に対向する傾斜面(摺接部1cをケーシング5の側壁5aから解離させるような傾斜面)を有することが好ましい。
ここで、清掃部1が軌道変更部2bと接触し、回転軌道を変化することを図8・図9を用いて説明する。図8は、図6(a)に基づく図面であり、摺接部1c、第1攪拌スクリュー7の支軸7aを重点的に表現しており、図9は、図6(b)に基づく図面であり、コイルバネ部1a・摺接部1c、支軸7aを重点的に表現している。
図8(a)・図9(a)では、摺接部1cが、軌道変更部2bから解離し、再び支軸7a(第1攪拌スクリュー7)の回転に応じて回転している状態を示している。図8(b)・図9(b)は、図8(a)・図9(a)の状態からさらに摺接部1cが回転していき、検知面13aに摺接することで、その検知面13aを清掃している状態を示している。
図8(c)・図9(c)は、摺接部1cが軌道変更部2bに接触している状態を示している。これらの図に示すように、軌道変更部2bは、摺接部1cの回転方向に対向する傾斜面を備えながらカバー6から突出していることから、回転するにしたがって、摺接部1cは、検知面13aから支軸7aの長手方向(軸方向)に沿って解離する方向(X方向)へ移動するようになる。
そして、そのまま回転していくと、図8(d)・図9(d)に示すように、摺接部1cは、軌道変更部2bから解離するようになる。その結果、上述同様、清掃部1の回復力(摺接部1cの弾性力、またはコイルバネ部1aの弾性力)によって、元の位置(検知面13aを摺接する位置)にまで回復移動(Y方向に移動)する。その結果、図9(c)に示すように、回転軌道面V(図2(a)参照)が、幅Wの間を往復移動することになる。
以上のように、本発明の現像装置21では、トナー等の現像剤を貯留するケーシング5に設けられたTセンサー13の検知面13aを、第1攪拌スクリュー7に設けた清掃部1によって清掃するようになっている。そして、特にケーシング5(またはカバー6)には、軌道変更部2が設けられ、その軌道変更部2が、清掃部1と接触することで、第1攪拌スクリュー7の回転に応じて回転する清掃部1の軌道を、その第1攪拌スクリュー7の軸方向に沿って変化させるようになっている。
このように、清掃部1の回転軌道が変化すると、検知面13aを清掃することに加えて、Tセンサー13近傍でのトナー等の滞留(堆積)を防止することになる。なぜなら、摺接部1cが、第1攪拌スクリュー7の軸方向に移動しながら回転することによって、摺接部1cが広範囲にわたってトナー等と接触できるようになり、摺接部1cとトナー等との接触量が増加していくためである。つまり、摺接部1cが、検知面13a近傍のトナー等を多量に攪拌できるためである。
その結果、トナー等が環境条件や使用期間の違いによって流動性を変化させ、検知面13a近傍に滞留し易くなったとしても、摺接部1cが検知面13a近傍にて、多量のトナー等を攪拌できるので、トナー等の滞留だまりの発生を防ぐことができる。したがって、Tセンサー13の誤検知を防止できることになる。
また、本発明の現像装置21では、軌道変更部2において清掃部1(摺接部1c)と接触する部分(例えば接触面)の法線が、第1攪拌スクリュー7の長手中心部に向かう方向に対して傾斜している。
このような傾斜を設けると、例えば摺接部1cの回転方向に対向する傾斜面(摺接部1cをケーシング5の側壁5aから解離させるような傾斜面)が形成されることになる。そのため、摺接部1cは、その傾斜面上を移動するようになるので、スムーズに回転軌道面Vを変化させることができる。
なお、上述の説明においては、軌道変更部2(2a・2b)の形状は、図1・図7に示すような形状に限定するものではなく、図10・図11のように、曲面を有する軌道変更部2であっても構わない。要するに、軌道変更部2の形状は、清掃部1を第1攪拌スクリュー7の軸方向に沿って(軸方向と同方向に)移動させることができるような形状であればよい。
なお、図10は、カバー6に設けた軌道変更部2bを示し、図11はケーシング5の側壁5aに設けた軌道変更部2aを示している。また、図11では、軌道変更部2aの法線を点線αと示している。
また、本発明の現像装置21では、清掃部1が、コイルバネ部1aや、撓曲性のある摺接部1c等の弾性部材から構成されている。
そのため、軌道変更部2によって、摺接部1cの軌道が変化したとしても、弾性力によって、その摺接部1cは元(基本)の形状に戻ろう(復元しよう)とする。そのため、摺接部1cは軌道変更部2と接触するときは、第1攪拌スクリュー7の軸方向と同方向に変化するとともに、軌道変更部2から解離すれば、検知面13aに向かって戻るように軌道を変化させ、その検知面13aを清掃することができる。
なお、上述のように、弾性部材で清掃部1を構成することが好ましいが、軌道変更部2と接触することによって、第1攪拌スクリュー7の軸方向に往復移動できるような清掃部1であれば、その構成部材は特に限定されるものではない。
また、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、ケーシング5とカバー6との両方に軌道変更部2を設けても構わないし、清掃部1を第2攪拌スクリュー8に取り付けても構わない。また、軌道変更部2の設置位置も特に限定されることなく、清掃部1を第1攪拌スクリュー7の軸方向に沿って(同方向に)移動できるような位置であればよい。
トナー量を制御するために、トナー量(またはトナー濃度)を検知するセンサーを備えた現像装置に有用である。
本発明の現像装置の概略斜視図である。 (a)は本発明の現像装置の概略側面図であり、(b)は上方からみた本発明の概略平面図である。 本発明の現像装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。 図2(a)に基づく図面であり、(a)は摺接部が検知面を清掃し終わって、回転している状態を示す説明図であり、(b)はさらに摺接部が回転し、軌道変更部に接触する直前の状態を示す説明図であり、(c)は摺接部が軌道変更部に接触している状態を示す説明図であり、(d)は摺接部が軌道変更部から解離する状態を示す説明図である。 図2(b)に基づく図面であり、(a)は摺接部が検知面を清掃し終わって、回転している状態を示す説明図であり、(b)はさらに摺接部が回転し、軌道変更部に接触する直前の状態を示す説明図であり、(c)は摺接部が軌道変更部に接触している状態を示す説明図であり、(d)は摺接部が軌道変更部から解離する状態を示す説明図である。 図2(a)の他の一例を示す概略側面図であり、(b)は(a)の矢視A−A’からの概略平面図である。 (a)は軌道変更部の設けられたカバーの概略斜視図である。(b)は(a)の軌道変更部のみの概略斜視図である。 図6(a)に基づく図面であり、(a)は摺接部が軌道変更部から解離した後、回転している状態を示す説明図であり、(b)は摺接部がさらに摺接部が回転し、検知面を清掃している状態を示す説明図であり、(c)は摺接部が軌道変更部に接触している状態を示す説明図であり、(d)は摺接部が軌道変更部から解離する状態を示す説明図である。 図6(b)に基づく図面であり、(a)は摺接部が軌道変更部から解離した後、回転している状態を示す説明図であり、(b)は摺接部がさらに摺接部が回転し、検知面を清掃している状態を示す説明図であり、(c)は摺接部が軌道変更部に接触している状態を示す説明図であり、(d)は摺接部が軌道変更部から解離する状態を示す説明図である。 図7(a)の他の一例を示す概略斜視図である。 図1の他の一例を示す概略斜視図である。 従来の現像装置を示す概略平面図である。 図12の他の一例を示す概略平面図である。
符号の説明
1 清掃部
1a コイルバネ部(清掃部)
1b 固定部(清掃部)
1c 摺接部(清掃部)
2 軌道変更部
2a 軌道変更部
2b 軌道変更部
5 ケーシング(筐体)
5a ケーシングの側壁
6 カバー(筐体)
7 第1攪拌スクリュー(回転搬送部)
7a 支軸(回転搬送部)
8 第2攪拌スクリュー(回転搬送部)
8a 支軸(回転搬送部)
13 Tセンサー(剤検知センサー)
13a 検知面
21 現像装置
69 画像形成装置
V 回転軌道面
α 法線

Claims (3)

  1. 剤を貯留する筐体に設けられた剤検知センサーの検知面を、上記剤を攪拌搬送させる回転搬送部に設けた清掃部によって清掃する現像装置において、
    上記筐体には、軌道変更部が設けられており、
    その軌道変更部は、上記清掃部と接触することで、上記回転搬送部の回転に応じて回転する清掃部の軌道を、上記回転搬送部の軸方向に沿って変化させることを特徴とする現像装置。
  2. 上記軌道変更部において上記清掃部と接触する部分の法線が、上記回転搬送部の長手中心部に向かう方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 上記清掃部が、弾性部材から構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
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