JP6387694B2 - タンク - Google Patents

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Description

本発明は、液体消費部に液体を供給するタンクに関する。
従来より、液体貯留室に貯留された液体を消費する液体消費部を備えた液体消費装置の一例として、インクジェットプリンタ等が知られている。例えば特許文献1には、インクを収容するインクタンクと、液体導出部を通じてインクタンクから供給されたインクを噴出する液体噴出部とを備えるインクジェットプリンタが開示されている。また、特許文献1に記載のインクタンクは、液体容器の上面に設けられた注入口からインクを補充可能となっている。
特表2012−106363号公報
特許文献1に記載のインクタンクにおいて、インクタンクの底面より上方に液体導出部が配置されている。そのため、インクの液面が液体導出部の位置を下回ると、インクタンクから液体噴出部に至るインク流路に空気が混入する可能性がある。しかしながら、液体導出部とインクタンクの底面との間の空間に未だインクが収容されている状態において、インクの補充の必要性をユーザに認識させることは難しい。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、注入口を通じて液体を補充可能なタンクにおいて、流出口を通じて流出される液体に空気が混入することを抑制したタンクを提供することにある。
(1) 本発明に係るタンクは、液体消費部に液体を供給するための液体が貯留される。該タンクは、液体を貯留可能な液体貯留室を画定する壁であって、上記液体貯留室の上端を画定する上壁、上記液体貯留室の下端を画定する下壁、及び上記上壁及び上記下壁の間に立設され且つ上記液体貯留室内の液体が該タンクの外部から視認可能な立壁と、上記液体貯留室に液体を注入するために上記上壁又は上記立壁を貫通した注入口と、上記液体貯留室から液体を流出させる流出口とを備える。上記下壁は、上記立壁と接する上段壁と、上記立壁から離れた位置で且つ上記上段壁より下方に位置する下段壁と、上記上段壁及び上記下段壁を接続する接続壁とを含む。そして、上記流出口は、上記上段壁より下方に設けられている。
上記構成によれば、液体貯留室に貯留された液体の液面が上段壁の位置まで降下したことによって、立壁を通して液体貯留室内を視認するユーザに液体の補充の必要性を認識させることができる。また、下段壁及び接続壁で囲まれた空間には未だ液体が貯留されており且つ当該空間に流出口が設けられているので、流出口を通じて流出される液体に空気が混入することを抑制できる。
(2) 例えば、上記立壁は、鉛直方向に直交する第1方向における上記液体貯留室の一端を画定する。上記上段壁は、上記第1方向において上記立壁と接する。上記下段壁は、上記上段壁より上記第1方向の他端側に位置する。上記接続壁は、上記第1方向における上記上段壁及び上記下段壁の間において、上記上段壁及び上記下段壁を接続する。
(3) 例えば、該タンクは、鉛直方向及び上記第1方向に直交する第2方向における上記液体貯留室の一端及び他端を画定する一対の側壁と、上記液体貯留室を、上記第2方向に隣接する第1貯留室及び第2貯留室に区画する隔壁とを備える。また、上記流出口は、上記第1貯留室から液体を流出させる第1流出口と、上記第2貯留室から液体を流出させる第2流出口とを含む。
(4) 好ましくは、上記上壁、上記下壁、上記立壁、一対の上記側壁、及び上記隔壁は、樹脂材料によって一体成型されている。そして、上記第1方向における上記液体貯留室の他端は、上記上壁、上記下壁、一対の上記側壁、及び上記隔壁の上記第1方向の他端に溶着されたフィルムによって画定される。
上記構成によれば、タンクを成型する金型の構造を簡素化することができる。
(5) 好ましくは、上記上段壁は、上記第1貯留室を画定する第1上段壁と、上記第2貯留室を画定する第2上段壁とを含む。上記接続壁は、上記第1貯留室を画定する第1接続壁と、上記第1接続壁より上記立壁から遠い位置において上記第2貯留室を画定する第2接続壁とを含む。上記第1流出口は、上記第1方向における上記第1接続壁及び上記第2接続壁の間の位置において、上記隔壁に設けられている。そして、上記第2上段壁と上記第2接続壁とで囲まれた空間には、上記第1流出口から上記第2方向に延びて、上記第1貯留室から液体を流出させる液体流出路が形成されている。
上記構成によれば、タンク周りの空間を有効利用することができるので、例えば、タンクを大型化することなく液体貯留室を大容量化することができる。
(6) 好ましくは、上記立壁には、上記立壁の内面に接する上記上段壁の基端部の下端位置と同一又は鉛直方向の上方において水平方向に沿って延び、上記液体貯留室に貯留される液体の下限として維持すべき位置をユーザに指示する下限指示線が形成されている。
上記構成によれば、液体の補充の必要性をさらにユーザに認識させることができる。なお、液体貯留室は、下限指示線より下の位置(すなわち、下段壁及び接続壁で囲まれた空間)において液体を貯留可能に構成されている。しかしながら、液体貯留室内の液体が下限指示線を下回ると、流出口を通じて流出される液体に空気が混入する可能性が高まる。すなわち、下限指示線によって示される「液体貯留室に貯留される液体の下限として維持すべき位置」とは、例えば、流出口を通じて流出される液体に空気が混入することを抑制するために設定された位置である。換言すれば、下限指示線は、液体貯留室内の液体が当該位置を下回る前に注入口を通じて液体を補充することをユーザに促すための線である。
(7) 一例として、上記基端部は、水平方向に沿って延設されており、上記立壁を透過して上記タンクの外部から視認可能な上記下限指示線として機能する。
(8) 他の例として、上記下限指示線は、上記立壁の外面に描かれたものである。
(9) 好ましくは、上記立壁の外面には、上記液体貯留室に貯留される液体の下限として維持すべき位置を上記下限指示線が指示していることを報知する報知記号が形成されている。
上記構成によれば、立壁に設けられた下限指示線が何を示すのかをユーザに明確に認識させることができる。
(10) 好ましくは、上記立壁は、上記下限指示線を含む第1領域と、上記第1領域より上方で且つ上記第1領域より光透過率の低い第2領域とを含む。
上記構成によれば、下段壁及び接続壁で囲まれた空間に貯留された液体を、立壁を通じてユーザから見えにくくすることができる。
本発明によれば、立壁に接する上段壁と、立壁から離間し且つ上段壁より低い下段壁とで下壁を構成することにより、立壁を通して液体貯留室内を視認するユーザに液体の補充の必要性を認識させることができると共に、流出口を通じて流出される液体に空気が混入することを抑制できる。
図1は、複合機10の外観斜視図であって、(A)はカバー70が閉じた状態、(B)はカバー70が開いた状態を示す。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、キャリッジ23及びインクタンク100の配置を示す平面図である。 図4は、インクタンク100の前方斜視図である。 図5は、インクタンク100の後方斜視図である。 図6は、図4のVI−VIにおける断面図である。 図7は、図4のVII−VIIにおける断面斜視図である。 図8は、インクタンク100の右側面図である。 図9は、(A)が図8のIX(A)−IX(A)における断面図、(B)が図8のIX(B)−IX(B)における断面図である。 図10は、注入口112Bの位置におけるインク室111Bの横断面図である。 図11は、隔壁135B及び上限指示線138の位置関係を示す図であって、(A)はインク室111Bの位置におけるインクタンク100の正面図、(B)はインク室111Bの縦断面斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。すなわち、向きは方向の一成分である。上向き及び下向きは、各々が上下方向7の一成分であって、互いに逆向きである。左向き及び右向きは、各々が左右方向9の一成分であって、互いに逆向きである。前向き及び後ろ向きは、各々が前後方向8の一成分であって、互いに逆向きである。また、本実施形態では、上下方向7が鉛直方向に相当し、前後方向8及び左右方向9が水平方向に相当する。
さらに、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態であって、「使用状態」と表記することがある。)若しくは姿勢(図1の姿勢であって、「使用姿勢」と表記することがある。)を基準として上下方向7が定義され、複合機10の開口13が設けられている側を手前側(前面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(前面)から見て左右方向9が定義される。前後方向8は第1方向の一例であり、左右方向9は第2方向の一例である。
[複合機10の全体構成]
複合機10は、図1に示されるように、概ね直方体に形成されている。複合機10は、ケーシングの下部にインクジェット記録方式で用紙12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11を有している。プリンタ部11は、図2に示されるように、給送部15と、給送トレイ20と、排出トレイ21と、搬送ローラ部54と、記録部24と、排出ローラ部55と、プラテン42と、インクタンク100(タンクの一例)とを備えている。また、複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。複合機10は、液体吐出装置或いは液体消費装置の一例である。
[給送トレイ20、排出トレイ21]
給送トレイ20は、図1に示されるように、複合機10の前面で且つ左右方向9の中央部に形成された開口13を通じて前後方向8にユーザによって複合機10に対して挿抜される。給送トレイ20は、積層された複数の用紙12を支持可能である。排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に配置されており、給送トレイ20と共に挿抜される。排出トレイ21は、排出ローラ部55によって記録部24とプラテン42との間から排出された用紙12を支持する。
[給送部15]
給送部15は、給送トレイ20に支持された用紙12を搬送経路65へ給送する。給送部15は、図2に示されるように、給送ローラ25と、給送アーム26と、軸27とを備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端側に回転可能に支持されている。給送ローラ25は、搬送モータ(不図示)の逆転によって、用紙12を搬送向き16に搬送する向きに回転する。以下、給送ローラ25、搬送ローラ60、及び排出ローラ62が、用紙12を搬送向き16に搬送する向きに回転することを、「正回転」と表記する。給送アーム26は、プリンタ部11のフレームに支持された軸27に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給送トレイ20側へ回動付勢されている。
[搬送経路65]
搬送経路65は、図2に示されるように、その一部がプリンタ部11の内部において、所定間隔で対向する外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19によって形成される空間を指す。搬送経路65は、給送トレイ20の後端部からプリンタ部11の後方側に延びる経路である。また、搬送経路65は、プリンタ部11の後方側において下方から上方に延びつつUターンし、記録部24とプラテン42との間の空間を経て排出トレイ21に至る経路である。搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間における搬送経路65は、図2及び図3に示されるように、左右方向9における複合機10の概ね中央部に設けられており、且つ前後方向8に延びている。なお、搬送経路65内における用紙12の搬送向き16は、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
[搬送ローラ部54]
搬送ローラ部54は、図2に示されるように、記録部24より搬送向き16の上流側に配置されている。搬送ローラ部54は、互いに対向する搬送ローラ60及びピンチローラ61を有する。搬送ローラ60は、搬送モータによって駆動される。ピンチローラ61は、搬送ローラ60の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて搬送向き16に搬送される。
[排出ローラ部55]
排出ローラ部55は、図2に示されるように、記録部24より搬送向き16の下流側に配置されている。排出ローラ部55は、互いに対向する排出ローラ62及び拍車63を有する。排出ローラ62は、搬送モータによって駆動される。拍車63は、排出ローラ62の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する排出ローラ62及び拍車63に挟持されて搬送向き16に搬送される。
[記録部24]
記録部24は、図2に示されるように、搬送向き16における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。また、記録部24は、搬送経路65を挟んでプラテン42と上下方向7に対向配置されている。すなわち、記録部24は、搬送経路65より上下方向7の上方で、且つ搬送経路65に対面する位置に配置されている。記録部24は、キャリッジ23と、記録ヘッド39(ヘッド或いは液体消費部の一例)とを備えている。
キャリッジ23は、図3に示されるように、前後方向8に離間する位置において各々が左右方向9に延設されたガイドレール43、44に支持されている。ガイドレール43、44は、プリンタ部11のフレームに支持されている。キャリッジ23は、ガイドレール44に設けられた公知のベルト機構に連結されている。このベルト機構は、キャリッジモータ(不図示)によって駆動される。すなわち、ベルト機構に連結されたキャリッジ23は、キャリッジモータの駆動によって左右方向9に往復移動する。キャリッジ23の移動範囲は、図3の一点鎖線で示されるように、搬送経路65より左右方向9の右方及び左方にまで及ぶ。
また、キャリッジ23からは、インクタンク100及び記録ヘッド39を接続するインクチューブ32と、制御部(不図示)が実装された制御基板及び記録ヘッド39を電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル33とが延出されている。インクチューブ32は、インクタンク100に貯留されたインクを記録ヘッド39に供給する。より詳細には、各色(ブラック、マゼンタ、シアン、イエロー)のインクが流通する4本のインクチューブ32B、32M、32C、32Y(これらを総称して、「インクチューブ32」と表記することがある。)がインクタンク100から延出され、これらが束ねられた状態でキャリッジ23に接続されている。フレキシブルフラットケーブル33は、制御部から出力される制御信号を記録ヘッド39に伝達する。
記録ヘッド39は、図2に示されるように、キャリッジ23に搭載されている。記録ヘッド39の下面には、複数のノズル40が形成されている。複数のノズル40の先端は、記録ヘッド39及び記録ヘッド39を搭載するキャリッジ23の下面から露出されている。以下、ノズル40の先端が露出された面を「ノズル面」と表記することがある。記録ヘッド39は、ノズル40からインクを微小なインク滴として吐出する。キャリッジ23が移動する過程において、プラテン42に支持されている用紙12に向けて記録ヘッド39がインク滴を吐出する。これにより、用紙12に画像が記録される。
[プラテン42]
プラテン42は、図2及び図3に示されるように、搬送向き16における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。プラテン42は、上下方向7において記録部24に対向するようにして配置されており、搬送ローラ部54によって搬送される用紙12を下側から支持する。
[インクタンク100]
インクタンク100は、図1に示されるように、複合機10の内部に収容されている。インクタンク100は、複合機10から容易に取り外すことができないように、当該複合機10に固定されている。より詳細には、インクタンク100は、複合機10のケーシングの前面で且つ左右方向9の右端に形成された開口22を通じて、複合機10の内部に収容されている。開口22は、左右方向9において、開口13と隣接している。但し、インクタンク100の前面(後述する基壁101A及び傾斜壁101Bの一部)は、前後方向8における開口22より前方(より詳細には、開口22を画定するケーシングの前壁より前方)に位置する。
また、複合機10には、開口22よりも前方に位置するインクタンク100の前面を覆うことができる箱形状のカバー70が設けられている。カバー70は、開口22及びインクタンク100の前面を覆う被覆位置(図1(A)参照)と、開口22及びインクタンク100の前面を複合機10の外部に露出させる露出位置(図1(B)参照)との間を回動可能に、複合機10のケーシングによって支持されている。本実施形態におけるカバー70は、上下方向7の下端側において左右方向9に延びる回動軸周りに回動可能に、複合機10のケーシングによって支持されている。
インクタンク100は、図4及び図5に示されるように、概ね直方体の外形を呈する。インクタンク100は、前壁101と、右壁102と、左壁103と、上壁104と、下壁105とを有する。一方、インクタンク100の後面は開放されている。そして、右壁102、左壁103、上壁104、下壁105の後端面にフィルム106が溶着されることによって、インクタンク100の後面が封止される。すなわち、フィルム106は、インクタンク100の後壁を構成する。上記構成のインクタンク100は、例えば、樹脂材料を射出成型することによって一体成型される。例えば、後述するインクタンク100の内部形状は、インクタンク100の開放された後面から後ろ向きに引き抜かれる金型(不図示)によって規定される。
上壁104は、上下方向7におけるインク室111の上端を画定する。立壁の一例である前壁101、右壁102、及び左壁103は、上壁104及び下壁105の間において、上壁104及び下壁105と交差する向きに立設されている。また、各壁101〜105は、インク室111内のインクがインクタンク100の外部から視認可能な程度の透光性を少なくとも有している。インク室111の前端(第1方向におけるインク室111の一端の一例)を画定する前壁101は、下壁105から概ね上下方向7に延びる基壁101Aと、基壁101Aの上端に接続され且つ上下方向7及び前後方向8に対して傾斜された傾斜壁101Bとで構成されている。傾斜壁101Bは、基壁101Aに対して後方側に傾斜している。また、前壁101には、下限指示線141と、報知記号139、142とが形成されている。
上限指示線138は、注入口112を通じてインク室111に注入されるインクの上限となるべき位置をユーザに指示するための線である。上限指示線138は、左右方向9に沿って概ね直線的に延びている。なお、本明細書において「〜方向に沿って延びる」とは、当該方向と完全に一致していることに限定されず、ある程度のズレは許容される。報知記号139は、上限指示線138の役割を報知するための記号である。本実施形態の報知記号139は、頂点の1つが鉛直上方を向く正三角形である。但し、報知記号139の具体的な形状はこれに限定されない。例えば、「Full」や「100」等、インクの上限となるべき位置を上限指示線138が指示することをユーザが理解できればよい。
下限指示線141は、インク室111に貯留されるインクの液面の下限として維持すべき位置をユーザに指示するための線である。下限指示線141は、左右方向9に沿って概ね直線的に延びている。報知記号142は、下限指示線141の役割を報知するための記号である。本実施形態の報知記号142は、頂点の1つが鉛直下方を向く正三角形であって、例えば下限指示線141の上方に設けられている。但し、報知記号142の具体的な形状はこれに限定されない。例えば、「Empty」や「0」等、インク室111に貯留されるインクの液面の下限として維持すべき位置を下限指示線141が指示することをユーザが理解できればよい。
下壁105は、上下方向7におけるインク室111の下端を画定する。下壁105は、図7に示されるように、上段壁145と、下段壁146と、接続壁147とで構成される。上段壁145は、前壁101(より詳細には、基壁101A)の内面に接する。下段壁146は、フィルム106の内面に接する。下段壁146は、上段壁145より下方で且つ上段壁145より後方に位置する。すなわち、下段壁146は、基壁101Aから離れた位置に配置されている。接続壁147は、前後方向8における上段壁145及び下段壁146の間において、上段壁145及び下段壁146を接続する。具体的には、接続壁147は、その上端が上段壁145の後端に接続され、その下端が下段壁145の前端に接続されている。
前壁101に接する上段壁145Bの基端部148Bは、左右方向9に沿ってインク室111Bの全域に延びている。そして、上段壁145Bは、基端部148Bから水平方向、換言すれば前壁101の基壁101Aと直交する方向に延びている。また、基端部148Bは、前壁101を透過してインクタンク100の外部から視認可能となっている。そして、本実施形態の基端部148Bは、下限指示線141として機能する。すなわち、本実施形態において、上下方向7における基端部148B及び下限指示線141の位置は一致する。一方、報知記号142は、前壁101の外面に描かれている。「報知記号142を描く」とは、例えば、前壁101の外面に印刷すること、前壁101の外面にテープ等を貼付すること等を含む。
[インク室111]
インクタンク100の内部には、図5に示されるように、内部空間を区画する複数の隔壁107、108、109が設けられている。隔壁107、108、109は、各々が上下方向7及び前後方向8に延設されており、前壁101、上壁104、下壁105、及びフィルム106に接続されている。また、隔壁107〜109は、左右方向9に離間して設けられている。その結果、インクタンク100の内部空間は、左右方向9に隣接する4つのインク室111B、111M、111C、111Yに区画される。インク室111は、ノズル40から吐出されるインクを貯留する液体貯留室の一例である。右壁102はインク室111Bの右端を区画する側壁の一例であり、左壁103はインク室111Yの左端を区画する側壁の一例である。
インク室111Bは、前壁101、右壁102、上壁104、下壁105、フィルム106、及び隔壁107によって画定される空間である。インク室111Mは、前壁101、上壁104、下壁105、フィルム106、及び隔壁107、108によって画定される空間である。インク室111Cは、前壁101、上壁104、下壁105、フィルム106、及び隔壁108、109によって画定される空間である。インク室111Yは、前壁101、左壁103、上壁104、下壁105、フィルム106、及び隔壁109によって画定される空間である。
以下、インク室111B、111M、111C、111Yを総称して、「インク室111」と表記することがある。また、各インク室111に対応して4つ設けられた構成要素には、末尾のアルファベット(B、M、C、Y)のみが異なる参照番号を付し、これらを総称する場合に当該アルファベットを省略して表記することがある。
各インク室111には、異なる色のインクが貯留される。具体的には、インク室111Bにはブラックインクが貯留され、インク室111Cにはシアンインクが貯留され、インク室111Mにはマゼンタインクが貯留され、インク室111Yにはイエローインクが貯留される。各色インクは、液体の一例である。但し、インク室111の数及びインクの色は上記の例に限定されない。インク室111は、左右方向9に沿って配置されている。また、4つのインク室111B、111M、111C、111Yの中で、インク室111Bが最も右側に配置され、インク室111Yが最も左側に配置されている。さらに、インク室111Bは、他のインク室111M、111C、111Yより容積が大きい。
[注入口112]
インクタンク100の傾斜壁101Bには、各インク室111にインクを注入するための注入口112B、112M、112C、112Yが設けられている。注入口112は、傾斜壁101Bを厚み方向に貫通して、対応するインク室111をインクタンク100の外部に連通させる。傾斜壁101Bは、その内面がインク室111に面し、外面がインクタンク100の外部に面している。傾斜壁101Bは、外面が内面より上方に位置するように傾斜している。したがって、注入口112は、インク室111とインクタンク100の外部とを直接連通させる。すなわち、注入口112とインク室111との間には、注入口よりも断面積が小さく、且つ屈曲しているような流路は存在しない。また、注入口112は、傾斜壁101Bに代えて上壁104に設けられていてもよい。
傾斜壁101B及び傾斜壁101Bに設けられた注入口112は、図1(B)に示されるように、カバー70を露出位置に位置させることによって複合機10の外部に露出される。また、注入口112は、開口22より前方において傾斜壁101Bに設けられている。本実施形態において、注入口112を通じてインク室111にインクが注入される際のインクタンク100の姿勢(注入姿勢)は、複合機10が使用姿勢にあるときのインクタンク100の姿勢と一致する。すなわち、複合機10が使用姿勢にあるときに、注入口112を通じてインク室111にインクが注入される。
インクタンク100は、注入口112に対して着脱可能なキャップ113B、113M、113C、113Yを有する。図1(A)に示されるように、注入口112に取り付けられたキャップ113は、注入口112の周縁に密着して注入口112を閉塞させる。一方、図1(B)に示されるように、注入口112から取り外されたキャップ113は、注入口112を開放する。キャップ113は、カバー70を露出位置に位置させた状態で、注入口112に対して着脱される。また、キャップ113を注入口112から取り外すことによって、インク室111にインクが注入可能となる。
また、カバー70には、図1(A)に示されるように、その中央部を厚み方向に貫通する開口が設けられている。そして、インクタンク101の前壁101に設けられた上限指示線138、下限指示線141、及び報知記号139、142は、被覆位置のカバー70の開口を通じて、複合機10の外部から視認可能に露出されている。
[インク流出路114]
各インク室111には、図6〜図9に示されるように、インク流出路114B、114M、114C、114Y(液体流出路の一例)が接続されている。インク流出路114は、対応するインク室111に貯留されたインクをインクタンク100の外部に流出させる流路である。本実施形態におけるインク流出路114は、対応するインク室111からインクタンク100の右側面(すなわち、右壁102の外面)に至る流路である。また、後述する開口115は、インク室111からインクを流出させる流出口の一例である。
インク流出路114Yは、図7に示されるように、インク室111Yの右面を画定する隔壁109の下端付近に設けられた開口115Yを通じてインク室111Yに連通されている。開口115Yは、下段壁146Yと接続壁147Yとで囲まれた位置(より詳細には、上段壁145Yより下方で、且つ前後方向8における接続壁147Y、147Cの間)において、隔壁109に形成されている。また、インク流出路114Yは、図8に示されるように、右壁102に設けられた開口116Yを通じてインクタンク100の右側面に至る。より詳細には、インク流出路114Yは、図9(A)に示されるように、インク室111B、111M、111Cの前方側において開口115Yから左右方向9に沿って右方に延設され、右壁102を貫通して開口116Y(すなわち、インクタンク100の右側面)に至る。
インク流出路114Cは、図7に示されるように、インク室111Cの右面を画定する隔壁108の下端付近に設けられた開口115Cを通じてインク室111Cに連通されている。開口115Cは、下段壁146Cと接続壁147Cとで囲まれた位置(より詳細には、上段壁145Cより下方で、且つ前後方向8における接続壁147C、147Mの間)において、隔壁108に形成されている。また、インク流出路114Cは、図8に示されるように、右壁102に設けられた開口116Cを通じてインクタンク100の右側面に至る。より詳細には、インク流出路114Cは、図9(A)に示されるように、インク室111B、111Mの前方側において開口115Cから左右方向9に沿って右方に延設され、右壁102を貫通して開口116Cに至る。
インク流出路114Mは、図7に示されるように、インク室111Mの右面を画定する隔壁107の下端付近に設けられた開口115Mを通じてインク室111Mに連通されている。開口115Mは、下段壁146Mと接続壁147Mとで囲まれた位置(より詳細には、上段壁145Mより下方で、且つ前後方向8における接続壁147M、147Bの間)において、隔壁107に形成されている。また、インク流出路114Mは、図8に示されるように、右壁102に設けられた開口116Mを通じてインクタンク100の右側面に至る。より詳細には、インク流出路114Mは、図9(A)に示されるように、インク室111Bの前方側において開口115Mから左右方向9に沿って右方に延設され、右壁102を貫通して開口116Mに至る。
インク流出路114Bは、図7に示されるように、インク室111Bの右面及び底面を画定する右壁102及び下壁105の境界付近に設けられた開口115Bを通じてインク室111Bに連通されている。開口115Bは、下段壁146Bと接続壁147Bとで囲まれた位置(すなわち、上段壁145Bより下方で且つ接続壁147Bより後方)において、接続壁147Bに形成されている。開口115Bの上方には、開口115Bへのインクの流入向き(すなわち、上下方向7の下向き)に交差する隔壁110が設けられている。また、インク流出路114Bは、図8に示されるように、右壁102に設けられた開口116Bを通じてインクタンク100の右側面に至る。
インク流出路114Bは、図6に示されるように、開口115Mから前後方向8に沿って前方に延設され、インク流出路114M、114C、114Yより前方で右壁102を貫通して開口116Bに至る。また、前後方向8に延びるインク流出路114Bは、左右方向9に延びるインク流出路114M、114C、114Yと交差している。より詳細には、インク流出路114Bは、左右方向9に延びるインク流出路114M、114C、114Yの下方を前方に向かって延びている。
なお、図7に示されるように、左側に位置する接続壁147ほど前方に配置されている。すなわち、接続壁147Yは、接続壁147B、147M、147Cより前方に位置する。接続壁147Cは、接続壁147B、147Mより前方に位置する。接続壁147Mは、接続壁147Bより前方に位置する。そして、インク流出路115Yは、上段壁145B、145M、145Cと接続壁147B、147M、147Cとで囲まれた空間(すなわち、上段壁145B、145M、145Cより下方、接続壁147B、147M、147Cより前方、且つ接続壁147Yより後方)に設けられている。インク流出路115Cは、上段壁145B、145Mと接続壁147B、147Mとで囲まれた空間(すなわち、上段壁145B、145Mより下方、接続壁147B、147Mより前方、且つ接続壁147Cより前方)に設けられている。インク流出路115Mは、上段壁145Bと接続壁147Bとで囲まれた空間(すなわち、上段壁145Bより下方、接続壁147Bより前方、且つ接続壁147Mより前方)に設けられている。
[インク導出路117、戻り流路119]
インクタンク100の右側面には、図8に示されるように、インク導出路117B、117M、117C、117Yが設けられている。インク導出路117B、117M、117C、117Yは、一端が開口116B、116M、116C、116Yの位置で対応するインク流出路114B、114M、114C、114Yに接続され、他端が連結部118B、118M、118C、118Yに接続されている。インクタンク100の上壁104に突設された連結部118には、各色のインクに対応した4本のインクチューブ32B、32M、32C、32Y(図3参照)が連結される。すなわち、インク導出路117は、対応するインク流出路114を通じてインク室111から流出されたインクを、対応する連結部118に連結されたインクチューブ32を通じて記録ヘッド39に導く流路である。なお、各インク導出路117及び各インクチューブ32の容積は、概ね同一である。
また、インクタンク100の右側面には、図8及び図9(B)に示されるように、戻り流路119B、119M、119C、119Yが設けられている。戻り流路119B、119M、119C、119Yは、一端が開口116B、116M、116C、116Yの位置でインク流出路114B、114M、114C、114Yに接続され、他端が開口120B、120M、120C、120Yを通じて、対応するインク室111に連通されている。なお、開口116、120は、上下方向7において異なる位置に設けられている。より詳細には、開口120は、対応する開口116より上下方向7の上方に設けられている。
インクタンク100の右壁102には、図8に示されるように、複数の突壁121A〜121I(これらを総称して、「突壁121」と表記することがある。)が設けられている。突壁121は、右壁102の外面(右側面)から右方に突出し、且つ右壁102の外面に沿って延設されている。また、各突壁121の右側先端には、フィルム122が溶着されている。本実施形態における突壁121A〜121Iには、単一(共通)のフィルム122が溶着されている。インク導出路117及び戻り流路119は、隣接する突壁121A〜121Hとフィルム122とで区画される空間を指す。
インク導出路117Bを区画する突壁121A、121Bは、開口116Bを挟む位置から後方に延び、さらに上方に延びてインクタンク100の上端部に至る。インク導出路117Yを区画する突壁121C、121D、インク導出路117Cを区画する突壁121E、121F、及びインク導出路117Mを区画する突壁121G、121Hは、対応する開口116Y、116C、116Mを挟む位置から下方に延び、さらに開口116Y、116C、116Mの後方側を上方に延びてインクタンク100の上端部に至る。すなわち、インク導出路117Y、117C、117Mは、開口116Y、116C、116Mの下部(「上下方向7の中央より下方」を指す。)において対応するインク流出路114Y、114C、114Mに接続されている。さらに、各インク導出路117は、インクタンク100の内部において上下方向7及び左右方向9に延びる空間(図示省略)を通じて対応する連結部118に接続される。
戻り流路119Bを区画する突壁121A、121B、戻り流路119Yを区画する突壁121B、121C、戻り流路119Cを区画する突壁121D、121E、及び戻り流路119Mを区画する突壁121F、121Gは、対応する開口116を挟む位置から上方に延びる。すなわち、戻り流路119は、開口116の上部(「上下方向7の中央より上方」を指す。)において対応するインク流出路114に接続されている。そして、各戻り流路119Bは、図9(B)に示されるように、インクタンク100の内部を左右方向9の左方に延びて、開口120を通じて対応するインク室111に連通される。
[付加インク室123]
さらに、インクタンク100の右側面には、図8に示されるように、付加インク室123が設けられている。付加インク室123は、周方向に連続する突壁121H、121Iとフィルム122とで区画された空間である。付加インク室123は、右壁102を貫通する貫通孔123A、123Bによってインク室111Bに連通されている。貫通孔123Bは、貫通孔123Aより上下方向7の上方に設けられている。付加インク室123には、付加インク室123の下端を画定する突壁121Iの一部が貫通孔123Aの前方、後方、及び下方を囲むことによって被検出部124が形成されている。
[光学センサ125]
複合機10は、図4及び図8に示されるように、被検出部124を挟んで前後方向8に対面する発光部125A及び受光部125Bを有する光学センサ125を備える。発光部125Aは、突壁121Iを透過し且つブラックインクを透過しない光(例えば、可視光や赤外光)を、受光部125Bへ向けて出力する。受光部125Bは、発光部125Aから出力された光を受光したことに応じて、ハイレベル信号(「信号レベルが閾値以上の信号」を指す。)を、制御部へ出力する。一方、受光部125Bは、光を受光しないことに応じて、ローレベル信号(「信号レベルが閾値未満の信号」を指す。)を、制御部へ出力する。
[大気連通路126]
各インク室111には、図5に示されるように、大気連通路126B、126M、126C、126Yが接続されている。大気連通路126は、対応するインク室111を大気に連通させる。より詳細には、大気連通路126は、切欠き127を通じて対応するインク室111に連通され、開口132を通じてインクタンク100の外部に連通されている。大気連通路126は、インクタンク100の内部空間(不図示)を通って、切欠き127から開口132に至る通路である。大気連通路126は、インク室111とインクタンク100の外部との間で空気を流出入させる。
[隔壁135]
インク室111の内部には、図6及び図9に示されるように、前後方向8及び左右方向9に広がる隔壁135B、135M、135C、135Yが設けられている。隔壁135Bは、前壁101、右壁102、フィルム106、及び隔壁107に接続されている。隔壁135Mは、前壁101、フィルム106、及び隔壁107、108に接続されている。隔壁135Cは、前壁101、フィルム106、及び隔壁108、109に接続されている。隔壁135Yは、前壁101、左壁103、フィルム106、及び隔壁109に接続されている。隔壁135は、対応するインク室111の一部を上下方向7に隔てている。すなわち、隔壁135は、上壁104及び下壁105から離間しており、隔壁135の上下方向7の上方及び下方には空間が存在する。隔壁135B、135M、135C、135Yの形状は概ね共通するので、以下、図6及び図10を参照して、隔壁135Bについて詳しく説明する。
隔壁135Bは、図6に示されるように、注入口112より下方において、前壁101の内面から前壁101と交差する方向(すなわち、前後方向8の後向き)に延設されている。隔壁135Bは、基壁101A及び傾斜壁101Bの境界位置において前壁101に接している。本実施形態では、上下方向7における隔壁135Bの上端位置と基壁101A及び傾斜壁101Bの境界位置とが一致している。本実施形態の隔壁135Bは、概ね水平方向に延設されているが、隔壁135Bの向きはこれに限定されない。例えば、隔壁135は、前後方向8の後ろ向きに下り傾斜していてもよい。
また、隔壁135Bには、図10に示されるように、インク室111Bの隔壁135Bの上側の空間と下側の空間とを連通させる開口137Bが設けられている。開口137Bの面積(図10の例では、左右方向9の開口幅)は、前壁101から遠ざかる(すなわち、前後方向8の後方側)ほど大きくなっている。また、開口137Bの形状は、隔壁135Bに沿って前壁101から遠ざかる向きに対して対称である。本実施形態における開口137Bの形状は、頂角を前方に向けた二等辺三角形である。すなわち、隔壁135Bは、左右方向9の中央部における前後方向8の長さが相対的に短く、左右方向9の両端部における前後方向8の長さが相対的に長くなっている。
また、隔壁135Bには、図10に示されるように、インク室111Bの隔壁135Bの上側の空間と下側の空間とを連通させる開口137Bが設けられている。開口137Bの面積(図10の例では、左右方向9の開口幅)は、前壁101から遠ざかる(すなわち、前後方向8の後方側)ほど大きくなっている。また、開口137Bの形状は、隔壁135Bに沿って前壁101から遠ざかる向きに対して対称である。本実施形態における開口137Bの形状は、頂角を前方に向けた二等辺三角形である。すなわち、隔壁135Bは、左右方向9の中央部における前後方向8の長さが相対的に短く、左右方向9の両端部における前後方向8の長さが相対的に長くなっている。
基端部136Bは、図11(A)の破線で示されるように、左右方向9に沿ってインク室111Bの全域に延びている。また、基端部136Bは、前壁101を透過してインクタンク100の外部から視認可能となっている。そして、本実施形態の基端部136Bは、上限指示線138として機能する。すなわち、本実施形態において、上下方向7における基端部136B及び上限指示線138の位置は一致する。一方、報知記号139は、前壁101の外面に描かれている。前壁101の外面に報知記号139を描く方法は、例えば報知記号142と共通であってもよい。
また、本実施形態のインクタンク100において、上下方向7における基端部136Bの肉厚は、左右方向9の中央部において相対的に薄く、左右方向9の両端部において相対的に厚い。すなわち、射出成型で形成される隔壁135Bは、前後方向8の長さが短い左右方向9の中央部において上下方向7の肉厚が薄く、前後方向8の長さが長い左右方向9の両端部において上下方向7の肉厚が厚くなっている。
さらに、本実施形態のインクタンク100において、基端部136Bの位置に対応する前壁101の外面には、図11(B)に示されるように、左右方向9に沿って延びる溝140が形成されている。すなわち、隔壁135Bが形成された位置における前壁101の前後方向8の肉厚は、前壁101のその他の部分より薄くなっている。この溝140は、例えば、隔壁135Bに対応する前壁101の外面に射出成形時に生じる樹脂のヒケであってもよい。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、インク室111に貯留されたインクの液面が下限指示線141(すなわち、上段壁145)の位置まで降下したことによって、前壁101を通してインク室111内を視認するユーザにインクの補充の必要性を認識させることができる。但し、下段壁146及び接続壁147で囲まれた空間には未だインクが貯留されており且つ当該空間に開口115が設けられているので、インクの液面が下限指示線141の位置まで降下した状態で記録ヘッド39にインクを吐出させたとしても、開口115を通じてインク流出路114に流出されるインクに空気が混入することを抑制できる。
また、上記の実施形態によれば、各インク室111へのインクの補充の必要性をユーザに認識させることができるので、インク残量を検知する残量センサを各インク室111に設ける必要がなくなる。上記の実施形態では、消費量の最も多いブラックインクが貯留されるインク室111Bのインク残量を検知する付加インク室123及び光学センサ125のみが設けられている。また、記録ヘッド39が吐出したインク量を不図示の制御部によって色毎にカウントし、当該カウント値が閾値を上回ったことに応じて、インク残量が少ないことをユーザに報知してもよい。これにより、インク残量の確認をユーザに促すことができる。
また、上記の実施形態におけるインクタンク100は、後方側に位置する下段壁146を上段壁145より下方に配置し且つインクタンク100の内部形状(すなわち、下壁105の上面の形状)を画定する金型を後方に引き抜くことによって形成される。その結果、インクタンク100を成型する金型の構造を簡素化することができる。また、上段壁145と接続壁147とで囲まれた空間にインク流出路114を形成することにより、インクタンク100周りの空間を有効利用することができる。その結果、インクタンク100を大型化することなくインク室111を大容量化するか、インク室111を小さくすることなくインクタンク100を小型化することができる。
また、本実施形態では、前壁101を透過してインクタンク100の外部から視認可能な上段壁145の基端部148を下限指示線141として利用した例を説明した。これにより、下限指示線141を形成する独立した工程を設ける必要がないので、インクタンク100の製造工程を簡略化することができる。但し、下限指示線141を形成する方法は上記の例に限定されない。例えば前壁101の外面に下限指示線141を描いてもよい。前壁101に形成される下限指示線141の位置は、上段壁145の下端位置と同一又は鉛直方向の上方であればよい。前壁101の外面に下限指示線141を描く方法は、例えば報知記号139、142と共通であってもよい。
また、基壁101Aは、上下方向7に隣接する第1領域と第2領域とに区分されていてもよい。第2領域より下方に位置する第1領域は、下限指示線141を含む。第1領域より上方に位置する第2領域は、第1領域より光透過率が低い。第1領域及び第2領域の光透過率を異ならせる具体的な方法は特に限定されないが、例えば、第1領域における基壁101Aの肉厚を第2領域より薄くする、第2領域における基壁101Aの外面の表面粗さを第1領域より粗くする等が考えられる。これにより、下段壁146及び接続壁147で囲まれた空間に貯留されたインクを、前壁101を通じてユーザから見えにくくすることができる。
また、本実施形態によれば、隔壁135によってインク室111を上下方向7に隔てたので、インク室111内に気泡が発生した状態でインク室111内の液面が上昇したとしても、当該気泡が注入口112からあふれ出すことを抑制できる。また、複合機10の外部に露出される前壁101に上限指示線138及び報知記号139を形成したことにより、気泡が注入口112から溢れ出す可能性がある液面の位置をユーザに容易に認識させることができる。なお、上限指示線138を形成する方法は上記の例に限定されず、例えば前壁101の外面に上限指示線138を描いてもよい。前壁101に形成される上限指示線138の位置は、上下方向7において基端部136と重なる位置であって、且つ基端部136の上端位置と同一又は鉛直方向の下方であればよい。なお、図1(A)において、上限指示線138及び報知記号139は、カバー70によって隠されていてもよい。また、隔壁135は、省略可能である。
さらに、上記の実施形態では、インクを液体の一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、インクに代えて、印刷時にインクに先立って記録用紙に吐出される前処理液、或いは記録ヘッド39のノズル40の乾燥を防止するために記録ヘッド39のノズル40近傍に噴霧される水等を液体としてもよい。
100・・・インクタンク
101・・・前壁
101A・・・基壁
101B・・・傾斜壁
104・・・上壁
105・・・下壁
111・・・インク室
112・・・注入口
115・・・開口
138・・・下限指示線
139・・・報知記号
145・・・上段壁
146・・・下段壁
147・・・接続壁
148・・・基端部

Claims (10)

  1. 液体消費部に液体を供給するための液体が貯留されるタンクであって、
    液体を貯留可能な液体貯留室を画定する壁であって、上記液体貯留室の上端を画定する上壁、上記液体貯留室の下端を画定する下壁、及び上記上壁及び上記下壁の間に立設され且つ上記液体貯留室内の液体が該タンクの外部から視認可能な立壁と、
    上記液体貯留室に液体を注入するために上記上壁又は上記立壁を貫通した注入口と、
    上記液体貯留室から液体を流出させる流出口と、を備えており、
    上記下壁は、上記立壁と接する上段壁と、上記立壁から離れた位置で且つ上記上段壁より下方に位置する下段壁と、上記上段壁及び上記下段壁を接続する接続壁と、を含み、
    上記流出口は、上記上段壁より下方に設けられており、
    上記下段壁の面積は、上記上段壁の面積より大きいタンク。
  2. 上記立壁は、鉛直方向に直交する第1方向における上記液体貯留室の一端を画定し、
    上記上段壁は、上記第1方向において上記立壁と接し、
    上記下段壁は、上記上段壁より上記第1方向の他端側に位置し、
    上記接続壁は、上記第1方向における上記上段壁及び上記下段壁の間において、上記上段壁及び上記下段壁を接続する請求項1に記載のタンク。
  3. 該タンクは、
    鉛直方向及び上記第1方向に直交する第2方向における上記液体貯留室の一端及び他端を画定する一対の側壁と、
    上記液体貯留室を、上記第2方向に隣接する第1貯留室及び第2貯留室に区画する隔壁と、を備えており、
    上記流出口は、
    上記第1貯留室から液体を流出させる第1流出口と、
    上記第2貯留室から液体を流出させる第2流出口と、を含む請求項2に記載のタンク。
  4. 上記上壁、上記下壁、上記立壁、一対の上記側壁、及び上記隔壁は、樹脂材料によって一体成型され、
    上記第1方向における上記液体貯留室の他端は、上記上壁、上記下壁、一対の上記側壁、及び上記隔壁の上記第1方向の他端に溶着されたフィルムによって画定される請求項3に記載のタンク。
  5. 上記上段壁は、
    上記第1貯留室を画定する第1上段壁と、
    上記第2貯留室を画定する第2上段壁とを含み、
    上記接続壁は、
    上記第1貯留室を画定する第1接続壁と、
    上記第1接続壁より上記立壁から遠い位置において上記第2貯留室を画定する第2接続壁とを含み、
    上記第1流出口は、上記第1方向における上記第1接続壁及び上記第2接続壁の間の位置において、上記隔壁に設けられており、
    上記第2上段壁と上記第2接続壁とで囲まれた空間には、上記第1流出口から上記第2方向に延びて、上記第1貯留室から液体を流出させる液体流出路が形成されている請求項3又は4に記載のタンク。
  6. 上記立壁には、上記立壁の内面に接する上記上段壁の基端部の下端位置と同一又は鉛直方向の上方において水平方向に沿って延び、上記液体貯留室に貯留される液体の下限として維持すべき位置をユーザに指示する下限指示線が形成されている請求項1から5のいずれかに記載のタンク。
  7. 上記基端部は、水平方向に沿って延設されており、上記立壁を透過して上記タンクの外部から視認可能な上記下限指示線として機能する請求項6に記載のタンク。
  8. 上記下限指示線は、上記立壁の外面に描かれたものである請求項6に記載のタンク。
  9. 上記立壁の外面には、上記液体貯留室に貯留される液体の下限として維持すべき位置を上記下限指示線が指示していることを報知する報知記号が形成されている請求項6から8のいずれかに記載のタンク。
  10. 上記立壁は、
    上記下限指示線を含む第1領域と、
    上記第1領域より上方で且つ上記第1領域より光透過率の低い第2領域とを含む請求項6から9のいずれかに記載のタンク。
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