JP6387608B2 - パウチおよび注液補助パーツ - Google Patents
パウチおよび注液補助パーツ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6387608B2 JP6387608B2 JP2013249504A JP2013249504A JP6387608B2 JP 6387608 B2 JP6387608 B2 JP 6387608B2 JP 2013249504 A JP2013249504 A JP 2013249504A JP 2013249504 A JP2013249504 A JP 2013249504A JP 6387608 B2 JP6387608 B2 JP 6387608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- pouch
- spout
- liquid injection
- contents
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
平板部分は、シートとシールされる面積を確保しやすい。本パウチによれば、このような平板部分が、シートにヒートシールされているため、注液補助パーツおよびシートのシール強度が大きくなる。このため、注液補助パーツがシートから分離しにくい。
本パウチによれば、内容物が、穴を通過して注ぎ口の開口に向けて移動することができる。このため、注ぎ口に滞留している内容物が、パウチの外部にさらに送り出されやすくなる。このため、液残りを生じにくくする効果がより高められる。
図1を参照して、パウチ10の構成について説明する。
スタンディングパウチであるパウチ10は、第1シート11、第2シート12(図3参照)、および、ガゼットシート13の一部が互いにヒートシールされた構造を有している。各シート11〜13は、同一の層構造を有する積層シートである。なお、図1および図4〜図6に示されているドットは、ヒートシールされた部分を示している。
図2(a)に示されるとおり、注液補助パーツ100は、平板部分110および湾曲部分120を含む。平板部分110は、湾曲部分120と連続して形成されている。平板部分110は、好ましいシール強度が確保される面積を有している。
平板部分110が、収容空間21に配置されている。平板部分110が、第1シート11とヒートシールされている。湾曲部分120の先端が、注ぎ口31が開口する部分の近くに配置されている。なお、一例として、湾曲部分120の先端およびガイド線42の距離LCは、図1に示される隙間LAの長さよりも短い。
第1工程において、注液補助パーツ100の平板部分110が、単体の第1シート11にヒートシールされる。第2工程において、注液補助パーツ100が接着された第1シート11、単体の第2シート12、および、単体のガゼットシート13が、互いにヒートシールされる。第3工程において、ノッチ41およびガイド線42が形成される。第4工程において、内容物150の一例であるシャンプーが、シール予定部22から収容空間21に供給される。第5工程において、シール予定部22がヒートシールされる。第5工程が終了することにより、パウチ10の全体が密封され、内容物封入パウチ1が完成する。
図5に示されるとおり、内容物150が容器160に供給されるとき、切取部40が、使用者により突出部30から切り取られる。このため、注ぎ口31が開口する。
(1)注液補助パーツ100の湾曲部分120が、注ぎ口31を形成している第1シート11および第2シート12を互いに分離する。このため、注ぎ口31が閉塞されにくくなる。このため、内容物150が注ぎ口31を通過しやすい。また、使用者が内容物150を外部に送り出すために注ぎ口31を押しつぶす力を加えたとき、注液補助パーツ100の湾曲部分120が変形して注ぎ口31の通路の方向に伸張する。このため、注ぎ口31を形成している第1シート11および第2シート12が互いに接近し、注ぎ口31に滞留している内容物150がパウチ10の外部に押し出される。このため、液残りが生じにくくなる。
第2実施形態のパウチ10は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点において第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第2実施形態のパウチ10は、図1に示される注液補助パーツ100に代えて、図8に示される注液補助パーツ200を有する。なお、第2実施形態のパウチ10において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を省略する。
図8(a)に示されるとおり、注液補助パーツ200は、平板部分210および屈曲部分220を含む。平板部分210は、屈曲部分220と連続して形成されている。なお、注液補助パーツ200は、第1実施形態の注液補助パーツ100と同様の材料により形成されている。
(6)穴222が、注液補助パーツ200に形成されている。このため、内容物150が、穴222を通過して注ぎ口31の開口に向けて移動することができる。このため、注ぎ口31に滞留している内容物150が、パウチ10の外部にさらに送り出されやすくなる。このため、液残りを生じにくくする効果がより高められる。
第3実施形態のパウチ10は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点において第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第3実施形態のパウチ10は、図1に示される注液補助パーツ100に代えて、図9に示される注液補助パーツ300を有する。なお、第3実施形態のパウチ10において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を省略する。
図9(a)に示されるとおり、注液補助パーツ300は、平板部分310、第1屈曲部分320A、および、第2屈曲部分320Bを含む。平板部分310は、第1屈曲部分320Aと連続して形成されている。第1屈曲部分320Aと第2屈曲部分320Bとは一体的に成形されている。第1屈曲部分320Aと第2屈曲部分320Bとは並べて配置されている。なお、注液補助パーツ300は、第1実施形態の注液補助パーツ100と同様の材料により形成されている。
第4実施形態のパウチ10は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点において第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第4実施形態のパウチ10は、図1に示される注液補助パーツ100に代えて、図10に示される注液補助パーツ400を有する。なお、第4実施形態のパウチ10において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を省略する。
図10(a)および(b)に示されるとおり、注液補助パーツ400は、平板部分410、第1屈曲部分420A、および、第2屈曲部分420Bを含む。平板部分410は、第1屈曲部分420Aと連続して形成されている。第1屈曲部分420Aと第2屈曲部分420Bとは一体的に成形されている。第1屈曲部分420Aと第2屈曲部分420Bとは重ねて配置されている。なお、注液補助パーツ400は、第1実施形態の注液補助パーツ100と同様の材料により形成されている。
第5実施形態のパウチ10は、次の点において第1実施形態のパウチ10と相違し、その他の点において第1実施形態のパウチ10と同じ構成を有する。第5実施形態のパウチ10は、図1に示される注液補助パーツ100に代えて、図11に示される注液補助パーツ500を有する。なお、第5実施形態のパウチ10において、第1実施形態のパウチ10と共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を省略する。
図11(a)に示されるとおり、注液補助パーツ500は、平板部分510、湾曲部分520、および、筒530を含む。平板部分510は、湾曲部分520と連続して形成されている。筒530は、湾曲部分520の先端部分と連続して形成されている。筒530は、注ぎ口31を形成している各シート11,12とは接着されていない。穴531が、筒530に形成されている。なお、注液補助パーツ500は、第1実施形態の注液補助パーツ100と同様の材料により形成されている。
本パウチは、上記の第1実施形態〜第5実施形態とは別の実施形態を含む。以下、その他の実施形態としての上記実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、技術的に矛盾しない範囲において互いに組み合わせることができる。
・注液補助パーツ100が、平板部分110に代えて、曲面が形成された接着用部分を有する。この接着用部分が、第1シート11および第2シート12の少なくとも一方とヒートシールされる。
・平板部分110が、注液補助パーツ100から省略される。
・突出部30が、パウチ10から省略される。注ぎ口31に代わる別の注ぎ口が、収容部20の外縁の一部に形成される。切取部40に代わる別の切取部が、外縁の一部と連続して形成され、上記別の注ぎ口を閉塞する。ガイド線42が、外縁の一部、および、上記別の切取部の境界部分に形成される。上記別の切取部が、外縁の一部から切り取られることにより、上記別の注ぎ口が開放される。注液補助パーツ100が、収容空間21のうちの上記別の注ぎ口の近くに配置される。
・パウチ10が、スタンディングパウチの形態に代えて、平パウチの形態を有する。
Claims (7)
- 内容物を収容する収容部、および、前記収容部から突出する突出部が構成されるように第1シートと第2シートとがシールされたパウチであって、
前記収容部内の内容物を注ぎ出すために前記突出部内に形成された注ぎ口に設けられた注液補助パーツを備え、
前記注液補助パーツは、板状の物体に湾曲部分または屈曲部分が形成されたパーツであり、
前記湾曲部分または前記屈曲部分は、前記突出部を構成する前記第1シートの内面と前記第2シートの内面とが離れるように前記第1シートの内面および前記第2シートの内面のそれぞれと接触する部分を含み、前記注ぎ口が閉じるように前記第1シートおよび前記第2シートに力が加えられた場合に前記注ぎ口の開口から前記内容物を絞り出すことができるように前記注液補助パーツの形状が前記板状の物体の形状に近づくように、かつ、前記板状の物体の先端が前記開口に接近するように変形する
パウチ。 - 前記注液補助パーツは、前記湾曲部分または前記屈曲部分と繋がる平板部分をさらに含み、
前記平板部分は、前記第1シートおよび前記第2シートの一方に接着される
請求項1に記載のパウチ。 - 前記平板部分は、前記収容部を構成する前記第1シートおよび前記第2シートの一方に接着される
請求項2に記載のパウチ。 - 前記注ぎ口を閉塞するように前記突出部の先端部に設けられた切取部をさらに備え、
前記注液補助パーツの先端部分は、前記突出部と前記切取部との境界に形成されたガイド線の近くに配置される
請求項3に記載のパウチ。 - 内容物を収容する収容部が構成されるように第1シートと第2シートとがシールされたパウチであって、
前記収容部内の内容物を注ぎ出すために前記収容部の縁に形成された注ぎ口に設けられた注液補助パーツを備え、
前記注液補助パーツは、板状の物体に湾曲部分または屈曲部分が形成されたパーツであり、
前記湾曲部分または前記屈曲部分は、前記注ぎ口を構成する前記第1シートの内面と前記第2シートの内面とが離れるように前記第1シートの内面および前記第2シートの内面のそれぞれと接触する部分を含み、前記注ぎ口が閉じるように前記第1シートおよび前記第2シートに力が加えられた場合に前記注ぎ口の開口から前記内容物を絞り出すことができるように前記注液補助パーツの形状が前記板状の物体の形状に近づくように、かつ、前記板状の物体の先端が前記開口に接近するように変形する
パウチ。 - 前記湾曲部分または前記屈曲部分は山、谷、および、前記山と前記谷との間に形成された穴を含む
請求項1〜5のいずれか一項に記載のパウチ。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の注液補助パーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013249504A JP6387608B2 (ja) | 2013-12-02 | 2013-12-02 | パウチおよび注液補助パーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013249504A JP6387608B2 (ja) | 2013-12-02 | 2013-12-02 | パウチおよび注液補助パーツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015105139A JP2015105139A (ja) | 2015-06-08 |
JP6387608B2 true JP6387608B2 (ja) | 2018-09-12 |
Family
ID=53435501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013249504A Active JP6387608B2 (ja) | 2013-12-02 | 2013-12-02 | パウチおよび注液補助パーツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6387608B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6920870B2 (ja) * | 2017-04-24 | 2021-08-18 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6920869B2 (ja) * | 2017-04-24 | 2021-08-18 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1086959A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-07 | Fujimori Kogyo Kk | 詰替用液体収納容器 |
JP4057177B2 (ja) * | 1998-12-25 | 2008-03-05 | 藤森工業株式会社 | 包装袋 |
JP2003267404A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Toppan Printing Co Ltd | 注出口付包装容器 |
JP2006306405A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Toppan Printing Co Ltd | 注出機能付き袋状容器 |
WO2007089622A2 (en) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | The Procter & Gamble Company | Pouch for storing granules |
WO2011129437A1 (ja) * | 2010-04-15 | 2011-10-20 | Hino Tomoharu | 開閉具及びこれを備えた袋 |
-
2013
- 2013-12-02 JP JP2013249504A patent/JP6387608B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015105139A (ja) | 2015-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6817809B2 (ja) | シート材容器 | |
CN109641680B (zh) | 薄片材料容器 | |
CN109641681B (zh) | 薄片材料容器 | |
JP6822917B2 (ja) | シート材容器 | |
JP2018144885A (ja) | シート材容器 | |
WO2016093046A1 (ja) | 包装袋 | |
JP6387608B2 (ja) | パウチおよび注液補助パーツ | |
JP4617866B2 (ja) | 分岐型スタンディングパウチ | |
US20070122067A1 (en) | Pouch with widened seal for elongated diagonal cut | |
RU2594863C2 (ru) | Упаковочный контейнер и заготовка, используемая в изготовлении такого упаковочного контейнера | |
JP6481538B2 (ja) | 詰替え用包装袋 | |
JP5151324B2 (ja) | パウチ容器 | |
JP7047163B2 (ja) | 包装容器 | |
JP2009280215A (ja) | スパウトおよびスパウト付容器 | |
JP5261909B2 (ja) | 紙とフィルムの複合容器 | |
JP2018016317A (ja) | チューブ容器 | |
JP6569957B2 (ja) | 折り曲げ開封包装体 | |
JP6753162B2 (ja) | 包装袋 | |
JP6551686B2 (ja) | 折り曲げ開封包装体及び折り曲げ開封包装体の開封構造 | |
JP4514492B2 (ja) | パウチ | |
JP2015013682A (ja) | 詰め替え用包装袋 | |
JP6098869B2 (ja) | 注出口付き包装袋 | |
JP2018144887A (ja) | シート材容器 | |
JP5151325B2 (ja) | パウチ容器 | |
JP2009062049A (ja) | パウチ容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170725 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180502 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180717 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6387608 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |