JP6387492B2 - シートテンション機構 - Google Patents

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Description

本発明は、帯状シートに加工を施す加工装置のシート搬送路に設置され、搬送されている帯状シートをバキュームで吸引してたるみが生じないようにするためのシートテンション機構に関する。
従来、この種のシートテンション機構として、帯状シートにプレス加工を施すプレス機や図柄を施す印刷機等におけるシート搬送路に設置したものがある(特許文献1〜3)。図5に示すように、このシートテンション機構503は、箱筒型のダクト531と、搬送される帯状シートSをダクト531上からダクト531内にU字状に垂れ下がるように吸引して帯状シートSにテンションを付与するバキューム532と、ダクト531内における帯状シートSの入口側内壁付近と出口側内壁付近とのそれぞれに配設する多数の案内ローラ533,534とを備え、案内ローラ533,534によってダクト531内のU字状の帯状シートSがダクト531の内壁面と接触しないようにしたものである。
特開2011−161617号公報 特開2007−62289号公報 特開平09−103995号公報
このようなシートテンション機構503では、通常、バキューム532の効率(真空度)を高めるためにダクト531内の気密性が高められている。この場合、図5中の拡大図に示すように、帯状シートSが複数の案内ローラ534と密に接触して略密封された状態となり、帯状シートSが隣り合った案内ローラ534間に引き込まれることがある。すると、特に帯状シートSの厚みが薄い場合(例えば、0.3mm以下)には、帯状シートSの搬送に伴って、帯状シートSの幅方向端部が折れたり、帯状シートSが全体的にしわ寄って折り癖が着いたり、帯状シートSが破断する等のように帯状シートSを損傷させるおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、帯状シートの厚みが薄いものであっても、損傷させることなくバキュームによるテンションを付与することができるシートテンション機構を提供することを目的とする。
本発明に係るシートテンション機構は、
帯状シートに加工を施す加工装置のシート搬送路に設置される箱筒型のダクトと、
搬送される帯状シートをダクト上からダクト内にU字状に垂れ下がるように吸引してテンションを付与するバキュームと、
ダクトの上端における帯状シートの入口部と出口部とのそれぞれに配設されて帯状シートをガイドする入口ローラ及び出口ローラとを備え、
入口ローラ及び出口ローラは、ダクト内のU字状の帯状シートとダクト内壁面との間にバキュームによる空気の通り道となるすき間が形成されるように、少なくとも一部分がダクト内壁面よりも内側に配置され
上記バキュームは、吸引力を発生させるファンを備え、
上記ダクト内には、帯状シートとファンとの間にダクト内の圧力を検知する圧力センサが設けられ、
上記ファンは、圧力センサにより検出されるダクトの内圧が一定値以下になるとファン回転数を低下させるように構成されている。
上記構成により、ダクト内にU字状に垂れ下がった帯状シートとダクト内壁面との間に形成されたすき間には、バキュームによる空気の流れが生じ、この空気の流れによって帯状シートがガイドされる。従って、ダクト内の帯状シートは、ダクト内の空間に存在してダクト内壁面に接触して密着することが抑止される。よって、帯状シートがダクト内壁面に擦れて傷ついたり、帯状シートの表面にゴミ等の異物が付着したり、帯状シートが破断したりする等の不具合が防止される。
また、ダクト内でU字状に垂れ下がった帯状シートが前後に膨らんで帯状シートとダクト内壁面との間のすき間が狭くなると、ダクトの内圧が低下する(負圧度が大となる)。例えば、U字状の帯状シートがダクト内壁面と接触又は接触寸前にまで前後に膨らんでダクトの内圧が一定値以下になるとバキュームのファン回転数を低下させる。これにより、バキュームによる吸引力が弱まってダクト内のU字状の帯状シートの膨らみが抑えられ、帯状シートがダクト内壁面から離される。従って、帯状シートとダクト内壁面との接触が防止される。
上記入口ローラ及び出口ローラは、円弧軌道を描くように多数配置した小径ローラにより構成されていることが望ましい。
この場合、帯状シートが入口ローラ上と出口ローラ上のそれぞれの位置で大きなR円弧を描くようにガイドされてダクト内に配置される。従って、ダクト内でU字状に垂れ下がった帯状シートがダクト内壁面に接近するように前後に膨らむことが抑えられる。よって、帯状シートとダクト内壁面との接触が防止される。また、入口ローラ及び出口ローラを構成する小径ローラでは、回転の慣性が小さいため、帯状シートの搬送スピードが速くても、シート搬送停止時に入口ローラ及び出口ローラの回転の慣性によってダクト内での帯状シートの送り込み、送り出しが過剰となり難い。従って、ダクト内でU字状に垂れ下がった帯状シートが激しく上下動してばたついてダクト内壁面と接触することが防止される。
上記ダクトは、U字状の帯状シートの対向する内壁面にエンボス形状が施されていることが望ましい。
この場合、エンボス形状の凹凸によってダクト内にU字状に垂れ下がった帯状シートとダクト内壁面との間にバキュームによる空気の通り道が確保される。よって、帯状シートとダクト内壁面との間でのバキュームの空気の流れによって、帯状シートがダクト内壁面から離され、帯状シートがダクト内壁面に密着することが防止される。
以上のように、本発明に係るシートテンション機構によれば、帯状シートの厚みが薄いものであってもダクト内で損傷することがなく且つ帯状シートの表面に異物が付着することもなくバキュームによりテンションを付与することができる。従って、高品質な帯状シート製品を提供することができる。
実施形態によるシートテンション機構が設置された打抜装置の構成を示す側面図である。 実施形態によるシートテンション機構が設置された打抜装置の構成を示す上面図である。 実施形態によるシートテンション機構の構成(図3(a))、ダクト内壁面のエンボス形状(図3(b)(c))を示す模式図である。 実施形態によるシートテンション機構においてバキュームのファン回転数制御を説明するための模式図である。 従来のシートテンション機構の構成を示す模式図である。
次に、実施形態として、本シートテンション機構3が帯状シートSをプレス加工する打抜装置(加工装置)1のシート搬送路に設定される場合について説明する。ただし、本発明に係るシートテンション機構3は、打抜装置1に限らず、例えば、レーザー、実装、ボンディング、切断、印刷、表面処理などのような帯状シートSに加工を施す様々な加工装置のシート搬送路に設置して搬送される帯状シートSにたるみが生じないようにテンションを付与するために使用することができる。
帯状シートSは、例えば、アルミや銅などの金属箔、PETやポリカーボネートなどの樹脂フィルム、金属とプラスチックの複合フィルムなどの様々な材質のものが使用される。帯状シートSの具体例として、例えば、太陽電池の電極や電池のセパレータ等に使用される金属箔フィルム、液晶用パネル等に使用される樹脂フィルム等が挙げられる。例えば、帯状シートSが厚さ0.5mm以下の薄物の場合に本発明の効果が有意義に発揮される。
なお、本明細書では、帯状シートSの搬送方向を前後方向とする。
図1、図2を参照して、打抜装置1は、ワインダー2によりリール21から連続的に繰り出す帯状シートSを間欠搬送手段5により間欠送りしてプレス機4でプレス加工し、このプレス加工により製品となった帯状シートSをリワインダー7のリール71に連続的に巻き取るようにした装置である。そして、本実施形態のシートテンション機構3は、打抜装置1においてワインダー2及びリワインダー7で連続搬送されるとともに間欠搬送手段5によりプレス機4に間欠搬送される帯状シートSのたるみ吸収部となるものであり、ワインダー2とプレス機4との間のシート搬送路に第1のシートテンション機構3Aが設置され、また、間欠搬送手段5とリワインダー7との間のシート搬送路に第2のシートテンション機構3Bが配設されている。
第1のシートテンション機構3Aは、箱筒型のダクト31と、ダクト31の下方に配設されてダクト31内の内部空気を下方へ吸引するバキューム32と、ダクト31の上端における帯状シートSの入口部と出口部とのそれぞれに配設されて帯状シートSを配置させる入口ローラ33及び出口ローラ34とを備える。
ダクト31は、直方体形状を有し、上面には帯状シートSを導入するための開口部311が設けられ、底面にはバキューム32で空気を吸引するための吸込口312が設けられている。また、ダクト31内には、帯状シートSのシート幅に応じてハンドル39により接近・離反自在に調節可能な一対のガイド板38が配設されている(図2参照)。そして、ワインダー2から繰り出される帯状シートSを前後の入口ローラ33と出口ローラ34との間に架け渡してダクト31の開口部311上に配置させ、一対のガイド板38を帯状シートSのシート幅に合わせるように移動調節してバキューム32を駆動すると、帯状シートSがダクト31の開口部311からダクト31内にU字状に垂れ下がった状態に配置される。このとき、U字状の帯状シートSは、バキューム32の吸引に伴って前後に膨らみ気味となることがある。なお、ダクト31の下部付近には、高さ検知手段となる複数のレーザ式センサ37が上下に複数配設され、これらレーザ式センサ37により帯状シートSのU字状の下端の高さ(下死点)が検知される。高さ検知手段としては、レーザ式センサ37以外に、赤外線センサ等の各種のセンサを使用することができる。
ところで、図3(a)に示すように、入口ローラ33及び出口ローラ34は、ダクト31の外側上方から下方のダクト31の開口部311におけるダクト内壁面313より内側(ダクト31内の前後方向中央側)に向けて円弧軌道を描くように複数個配置した小径ローラによって構成されている。これにより、帯状シートSは、入口ローラ33上、出口ローラ34上のそれぞれの位置にて、ダクト31の外側上方から下方のダクト31の開口部311におけるダクト内壁面313より内側に向けて大きなR円弧を描くようにガイドされてダクト31内に配置される。すると、ダクト31内では、U字状の帯状シートSがダクト31内の前後方向中央側に寄せられる傾向となる。従って、ダクト31内でU字状に垂れ下がった帯状シートSは、前後に大きく膨らむことが抑えられる。よって、帯状シートSとダクト内壁面313との接触が防止される。
なお、入口ローラ33と出口ローラ34のそれぞれは、複数個の小径ローラに代えて、図3(a)中に一点鎖線で示した大径ローラ(33)(34)で構成してもよい。大径ローラで入口ローラ33及び出口ローラ34を構成する場合は、ローラ面の一部分がダクト内壁面313より内側に配置されるようにし、帯状シートSがダクト31の外側上方から下方のダクト31の開口部311におけるダクト内壁面313より内側に向けて大きなR円弧を描いてガイドされてダクト31内に配置されるようにする。
ただし、入口ローラ33及び出口ローラ34を複数の小径ローラで構成すれば、大径ローラに比べ、回転の慣性が小さいため、帯状シートSの搬送スピードが速くても、間欠搬送停止時に入口ローラ33及び出口ローラ34の回転の慣性によってダクト31内での帯状シートSの送り込み、送り出しが過剰となり難い。従って、ダクト31内でU字状に垂れ下がった帯状シートSが激しく上下動してばたつくことが抑えられ、帯状シートSのダクト内壁面313への接触が防止される。
入口ローラ33及び出口ローラ34は、ダクト31の開口部311においてダクト内壁面313よりも内側に配置されることから、図3(a)に示すように、ダクト31内では、U字状に垂れ下がった帯状シートSとダクト内壁面313との間にバキューム32による空気の通り道となるすき間Gが形成される。そして、ダクト31の開口部311では、入口ローラ33及び出口ローラ34による密閉性が低くなっており、バキューム32の吸引によって開口部311における入口ローラ33及び出口ローラ34との間隙311aからダクト31内に空気が導入される。従って、バキューム32の吸引によってダクト31内においてU字状に垂れ下がった帯状シートSとダクト内壁面313とのすき間Gには、開口部311から吸込口312に至る空気の流れが形成される(図3(a)中の矢印)。この空気の流れによってU字状に垂れ下がった帯状シートSが前後に膨らんできても帯状シートSがダクト内壁面313に接触したり密着したりすることが抑止される。すなわち、U字状に垂れ下がった帯状シートSは、前後の垂下部分がすき間Gを流れる空気の流れに乗って極力下方へ略真っ直ぐ延びるようにガイドされる。また、U字状の帯状シートSが前後のどちらかの方向へ横揺れしたときは、前後両方のすき間Gでの空気の流れによってダクト31内の前後における内圧が略等しくなるように調圧されることから、横揺れしたU字状の帯状シートSが中央側に戻されることとなる。よって、帯状シートSとダクト内壁面313との接触が抑止されるので、帯状シートSがダクト内壁面313に擦れて傷ついたり、帯状シートSの表面にゴミ等の異物が付着したりすることが防止される。また、ダクト31内には、従来例のような複数の案内ローラ533,534を設けていないから、隣り合った案内ローラ533,534間に帯状シートSが吸い込まれて損傷するようなこともない。
中でも、帯状シートSの厚みが薄いもの(例えば、0.5mm以下)では、所望のテンションが加わるようにバキューム3で吸引するとU字状の帯状シートSが上下にばたつきやすく、また前後に膨らみやすい。この場合でも、すき間Gでの空気の流れによりU字状の帯状シートSが静寂となり、ばたつき、膨らみ等が抑えられ、ダクト内壁面313との接触も抑制される。よって、薄物の帯状シートS(例えば、総じて厚み0.5mm以下であるが、厚み0.05mm程度も含む。)であっても、損傷させることなく適切にテンションを加えることができる。
また、すき間GによりU字状の帯状シートSの前後への膨らみ代が確保されるため、ダクト31内に帯状シートSが突発的に多く導入されたときにU字状の帯状シートSの下部側からの膨らみが許容されるから、U字状の帯状シートSの下死点(下端の高さ)変化が最小限に止められる。従って、U字状の帯状シートSの上下のばたつきが抑えられ、帯状シートSのしわ寄り、破断等の損傷が防止される。
なお、すき間Gには、従来のように案内ローラ533,534を配設するとバキューム32による空気の通り道が塞がれ得るので、このような案内ローラ533,534をすき間Gに配設しないことが好ましいが、バキューム32の空気の流れを阻害しない限り、例えば、ダクト31上部に数個の案内ローラ533,534を配設することは可能である。また、すき間Gへの空気の取り込みをより確実にするためにダクト31の前後の側壁面に貫通孔を設けるようにしてもよい。
また、図3(b)(c)に示すように、ダクト31には、U字状に垂れ下がった帯状シートSが対向する前後のダクト内壁面313に多数の凸部を形成したエンボス形状313aが施されている。このエンボス形状313aの凸部によってもダクト31内にU字状に垂れ下がった帯状シートSとダクト内壁面313との間にバキューム32による空気の通り道が確保される。従って、U字状に垂れ下がった帯状シートSがバキューム32の吸引に伴って前後に膨らんできても、エンボス形状313aによってすき間Gでの空気の流れが確実に形成されるから、帯状シートSがダクト内壁面313に密着したりすることが防止される。よって、帯状シートSがダクト内壁面313に密着等して傷付けられたり破断したりする等の損傷が防止される。
バキューム32は、吸引力を発生させるファン32aを備える。ダクト31内には、下方位置にダクト31内の圧力を検知する圧力センサ35が設けられている。また、本打抜装置1は、圧力センサ35により検知されるダクト31の内圧が一定圧力値以下となるとファン32aの回転数を低下させるファン制御部36(図1参照)を備えている。なお、ファン制御部36は、シートテンション機構3に備えるものでもよい。
ところで、ダクト31内にU字状に垂れ下がった帯状シートSがバキューム32の吸引に伴って前後に膨らんできて帯状シートSとダクト内壁面313との間のすき間Gが狭くなると、ダクト31の内圧が低下する(負圧度が大となる)。この場合、ファン制御部36は、例えば、U字状の帯状シートSがダクト内壁面313と接触又は接触寸前にまで前後に膨らんで圧力センサ35の検出圧力値が一定圧力値以下になるとバキューム32のファン回転数を低下させる。これにより、ダクト31内の帯状シートSに作用する吸引力が弱まってU字状の帯状シートSの膨らみが抑えられ、帯状シートSがダクト内壁面313から離される。従って、帯状シートSとダクト内壁面313との接触が防止される。なお、圧力センサ35を設けず、ファン32aの電流値に基づいてダクト31の内圧を監視するようにしてもよい。この場合、ファン制御部36は、ファン電流値が一定電流値以上になると、ダクト31の内圧が低下したものと判断してバキューム32のファン回転数を低下させるようにする。
なお、第2のシートテンション機構3Bも、第1のシートテンション機構3Aと同様の構成を備えている。この第2のシートテンション機構3Bでは、プレス機4によりプレス加工された帯状シートSがバキューム32の駆動によりダクト31上からダクト31内にU字状に垂れ下がった状態に配置され、帯状シートSにたるみが生じないようにテンションが付与される。
以上より、本実施形態のシートテンション機構3によれば、帯状シートSの厚みが薄いものであってもダクト31内で損傷することがなく且つ帯状シートSの表面に異物が付着することもなくバキューム32によりテンションを付与することができる。従って、高品質な帯状シート製品を提供することができる。
再び、図1、図2を参照して、間欠搬送手段5は、プレス機4の出口側に配設されて帯状シートSをプレス機4に間欠送りするものであり、リニアモータ駆動の2台のクランプ機構付スライダー51,52を前後に配設したものからなる。各スライダー51,52は、シート送り方向に沿って配置する2列のレール55上の前後に設置され、各スライダー51,52の両端のそれぞれにクランプ機構53,54が設けられている。各スライダー51,52には、電磁コイルを備え、また、2列のレール55間に永久磁石56が設置されており、これによって、スライダー51,52の電磁コイルに励磁電流を印加することでスライダー51,52がレール55上を走行するリニアモータ駆動となっている。スライダー51,52に設けるクランプ機構53,54は、帯状シートSの幅方向端部をクランプする爪部と、この爪部をクランプ作動及びクランプ開放作動させる駆動源とを備える。そして、各スライダー51,52は、帯状シートSの幅方向の両端をクランプ機構53,54によりクランプして帯状シートSを間欠送りさせるように構成し、一方のスライダー51(又は52)が帯状シートSをクランプして間欠送りしている間に、他方のスライダー52(又は51)は帯状シートSのクランプを開放して原点位置まで復帰移動するように構成する。すなわち、2台のスライダー51,52は、同一のレール55上で同期して対向移動する。
このようにして、2台のクランプ機構付スライダー51,52を対向して移動させることにより、帯状シートSの幅方向の両端をクランプして帯状シートSを間欠送りさせるようにしても、プレス機4での高速プレス加工に追従して帯状シートSを高速送りすることができる。クランプ機構53,54は、帯状シートSの幅方向両端の一部をクランプするだけなので、帯状シートSとの接触面積が非常に少なく、それゆえに製品となる帯状シートSの表面への異物の付着を抑制することができる。さらに、2台のクランプ機構付スライダー51,52を同期して対向移動させることにより、各スライダー51,52の移動に伴って生じる振動が相殺されるので、打抜装置1がスライダー51,52の移動方向に揺れることもない。なお、この実施形態では、1台のスライダーの原点位置から前進限までの移動がプレス機4での1回のプレス加工に対応しているが、2台のスライダーの原点位置から前進限までの移動がプレス機4での1回のプレス加工に対応するようにしてもよい。
ワインダー2は、リール21を連続回転させるサーボモータ22と、リール21の巻径を検知する巻径検知手段となる超音波式センサ23とを備える。なお、巻径検知手段としては、上記超音波式センサ23以外に、レーザ式センサ、赤外線センサ等の各種のセンサを使用することもできる。また、本打抜装置1は、ワインダー2におけるリール21からの帯状シートSの連続的な繰り出し速度を制御する繰り出し制御部8を備える。この繰り出し制御部8は、プレス機4内への帯状シートSの送り速度に合せて、超音波式センサ23で検知されるリール21の巻径よりサーボモータ22の回転数を制御して帯状シートSを連続的に繰り出し、第1のシートテンション機構3Aでのレーザ式センサ37で検知される帯状シートSのU字状の下端の高さ変動が微小範囲内に保持されるように制御する。例えば、繰り出し制御部8は、ワインダー2からの帯状シートSの連続的な繰り出し速度が、間欠搬送手段5によりプレス機4内に帯状シートSを間欠送りする送り速度の平均値と一致するように、リール21の巻径に応じてリール21の回転数、すなわちサーボモータ22の回転数を制御する。さらには、第1のシートテンション機構3Aでのレーザ式センサ37で検知される帯状シートSのU字状の下端の高さ変動が微小範囲を超えると、この帯状シートSのU字状の下端の高さ変動が微小範囲内に収まるようにサーボモータ22の回転数を補正する。ここで、上記微小範囲は、一例として、80mm以下の落差の範囲に設定される。
このようにして、繰り出し制御部8により第1のシートテンション機構3Aでのダクト31内における帯状シートSのU字状の下端の高さ変動が微小範囲内に保持されるので、高速プレス加工を行うために帯状シートSを高速送りしても第1のシートテンション機構3Aでの帯状シートSのU字状下端の急上昇が防止される。これにより、シート送り停止時に帯状シートSの移動の慣性が大きくなるのを抑制することができる。従って、高速プレス加工を行うために帯状シートSを高速送りしても、シート送り量に誤差を生じさせることなくスムーズなシート送りを行うことができる。また、帯状シートSに大きなテンションが掛かって帯状シートSを破断させることもない。
このように、打抜装置1では、帯状シートSを高速送りしても、帯状シートSの送り誤差を生じさせることがなくスムーズなシート送りを行うことができる。しかも、帯状シートSの表面に異物を付着させたり帯状シートSを破断させることもない。従って、生産性を大幅に向上することができ、且つ高品質な帯状シートS製品を提供することができる。
なお、リワインダー7も、ワインダー2と同様の構成を備えており、また、本打抜装置1には、帯状シートSを連続的に巻き取るリワインダー7でのリール71の巻き取り速度を制御する巻き取り制御部9を備える。この巻き取り制御部9は、プレス機4内への帯状シートSの送り速度に合せて、巻径検知手段となる超音波式センサ73(上記巻径検知手段23と同様)で検知されるリール71の巻径よりサーボモータ72の回転数を制御してプレス加工された帯状シートSを連続的に巻き取り、第2のシートテンション機構3Bでのレーザ式センサ37で検知される帯状シートSのU字状の下端の高さ変動が微小範囲内に保持されるように制御する。例えば、巻き取り制御部9は、リワインダー7での帯状シートSの連続的な巻き取り速度が、間欠搬送手段5によりプレス機4内に帯状シートSを間欠送りする送り速度の平均値と一致するように、リール71の巻径に応じてリール71の回転数、すなわちサーボモータ72の回転数を制御する。さらには、第2のシートテンション機構3Bでのレーザ式センサ37で検知される帯状シートSのU字状の下端の高さ変動が微小範囲を超えると、この帯状シートSのU字状の下端の高さ変動が微小範囲内に収まるようにサーボモータ72の回転数を補正する。ここでの微小範囲も、上記同様に、一例として、80mm以下の落差の範囲に設定される。
これにより、高速プレス加工に対応して帯状シートSを高速送りしても第2のシートテンション機構3Bでの帯状シートSのU字状下端の急降下が防止され、帯状シートSのばたつきを防止することができる。従って、帯状シートSを高速送りしても、リワインダー7のリール71に帯状シートSを円滑に巻取ることができる。
プレス機4は、上型と下型とストリッパーからなる金型41と、上型を昇降させる昇降機構とを備え、この金型41によって帯状シートSに対して所定のプレス加工を行う。
プレス機4の入口部には、サーボモータ駆動される上下一対のバックテンションローラ42が設置され、この上下のバックテンションローラ42間に帯状シートSが配置される。バックテンションローラ42は、間欠搬送手段5のスライダー51,52による帯状シートSの間欠送りと同期して回転及び回転停止される。バックテンションローラ42が回転停止されることによっても、シート送り停止時に帯状シートSが慣性力で送り過ぎとなることを抑制している。
プレス機4の出口側には、帯状シートSの幅方向の両端をクランプ可能とするクランパー43が設けられている。このクランパー43は、シート送り停止時に帯状シートSの幅方向の両端をクランプする。これによっても、シート送り停止時に帯状シートSが慣性力で送り過ぎとなることを抑制している。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。例えば、間欠搬送手段5は、プレス機4の入口側に配設するようにしてもよい。
1 打抜装置(加工装置)
2 ワインダー
3 シートテンション機構
4 プレス機
5 間欠搬送手段
7 リワインダー
31 ダクト
32 バキューム
32a ファン
33 入口ローラ
34 出口ローラ
35 圧力センサ
36 ファン制御部
311 開口部
311a 間隙
312 吸込口
313 ダクト内壁面
313a エンボス形状
G すき間
S 帯状シート

Claims (3)

  1. 帯状シートに加工を施す加工装置のシート搬送路に設置される箱筒型のダクトと、
    搬送される帯状シートをダクト上からダクト内にU字状に垂れ下がるように吸引してテンションを付与するバキュームと、
    ダクトの上端における帯状シートの入口部と出口部とのそれぞれに配設されて帯状シートをガイドする入口ローラ及び出口ローラとを備え、
    入口ローラ及び出口ローラは、ダクト内のU字状の帯状シートとダクト内壁面との間にバキュームによる空気の通り道となるすき間が形成されるように、少なくとも一部分がダクト内壁面よりも内側に配置され
    上記バキュームは、吸引力を発生させるファンを備え、
    上記ダクト内には、帯状シートとファンとの間にダクト内の圧力を検知する圧力センサが設けられ、
    上記ファンは、圧力センサにより検出されるダクトの内圧が一定値以下になるとファン回転数を低下させるように構成されているシートテンション機構。
  2. 請求項1に記載のシートテンション機構において、
    上記入口ローラ及び出口ローラは、円弧軌道を描くように多数配置した小径ローラにより構成されているシートテンション機構。
  3. 請求項1又は2に記載のシートテンション機構において、
    上記ダクトは、U字状の帯状シートの対向する内壁面にエンボス形状が施されているシートテンション機構。
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