JP3284385B2 - 写真フィルムの間欠搬送方法 - Google Patents

写真フィルムの間欠搬送方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真用ロールフィルムの
長さを一定長に加工したり、記号等の情報記録を行うた
めの該フィルムの間欠搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】元巻ロールに巻かれている穿孔済み長尺
フィルムをそのパーフォレーションに噛合するスプロケ
ットで一定量間欠的に送り出し、所定の長さに切断する
フィルム定尺装置において、ダンサーローラ方式のアキ
ュームレータを定尺スプロケットの直前に設けたもの
は、従来、特開平1-183398号,特開昭58-107528号,同6
4-69444号,同59-135454号等の各公報に紹介されてい
る。
【0003】その一例として特開平1-183398号のもの
は、図8の側面図に示すように元巻ロールから送り出し
ローラ3及びそのニップローラによって繰り出されてく
るフィルム105は複数の固定ローラ113及び昇降台110に
固定されている複数のダンサーローラ112の間に順次巻
回され、ガイドローラ123を通って定尺スプロケット121
の歯にそのパーフォレーションをかけられて搬送され、
該定尺スプロケット121の所定の回転によって所定量の
フィルムが引き出され停止した上でカッタ31が作動して
24EX,36EX等の所定の仕様の長さに切断されて次の
巻取工程に送り出されてゆく。
【0004】ダンサーローラ112が多い程昇降台110の昇
降量は小さくなってゆくが、特に高速運転時には、昇降
台110の移動量も小さくて済むことは、張力変動が緩和
され、有利である。また、他の従来例に見られるように
ダンサーローラの数は1又はごく少数であり、目的によ
ってそれでも充分であった。
【0005】そして、このようなフィルム105は例えば
図9に示すような135タイプのロールフィルムに使われ
るパーフォレーション106が加工されたものでありそれ
が一般的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記写真フィ
ルム105はパーフォレーションがフィルムの両サイドに
加工されていて、従って、有効画面は必然的に制限され
て小さくなっている。それを改善するために米国特許4,
965,627号等で提案されているように図10の平面図に示
すようなパーフォレーションが片側だけでその数が少な
いもの例えば各画面に対して1つしか配置されてないも
のがある。そしてこのようにすれば、パーフォレーショ
ン間のスペースに感度や画面番号等の種々の情報が充分
記録可能であり効率的なフィルム規格とすることができ
る。
【0007】このようなフィルムを従来の装置に使われ
ているようなスプロケットにより搬送させた場合フィル
ムのパーフォレーション部近傍に感光材料特有のプレッ
シャーかぶりと呼ばれる故障が発生し易くなる。
【0008】これは、フィルムのパーフォレーションに
かかるスプロケットの歯数が激減するため、1つのパー
フォレーション当たり従来よりはるかに大きな力を受
け、フィルムのプレッシャーかぶりに対する限界応力を
超えるために発生するものである。
【0009】また、このようなプレッシャーかぶりの発
生は、近年、写真フィルムの薄肉化が進むにつれますま
すでやすくなる傾向にある。
【0010】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決し新しく登場する新しいタイプの写真フィルムに対し
てもパーフォレーション近傍にプレッシャーかぶり等の
発生することのない写真フィルムの間欠搬送方法を提供
することを課題目的にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a,b,c,d,e,f及びgの何れか1項によって達
成される。
【0012】(a)パーフォレーションを有する長尺の
写真フィルムを前記パーフォレーションにスプロケット
を噛合させて一定量送り出しその送り出し静止部分に所
定の加工を施すようにした写真フィルムの間欠搬送装置
において、前記パーフォレーションが前記スプロケット
に設けられた歯より受ける最大応力が多くとも3.2kg/m
m2を超えないように、該写真フィルムが搬送されるよう
にしたことを特徴とする写真フィルムの間欠搬送方法。
【0013】(b)パーフォレーションを有する長尺の
写真フィルムを前記パーフォレーションにスプロケット
を噛合させて一定量送り出しその送り出し静止部分に所
定の加工を施すようにした写真フィルムの間欠搬送装置
において、搬送される前記フィルムの前記スプロケット
より上流側で、前記フィルムを送り出しローラによって
ループ状に搬送させ、前記ループ状のフィルムの下方を
10〜40m3/分の風量で吸引させ該ループ状のフィルムの
張力を静止時200〜600グラム重(gf)に保つようにし
たことを特徴とする写真フィルムの間欠搬送方法。
【0014】(c)前記パーフォレーションは前記フィ
ルムの幅方向の片側のみに設けられていることを特徴と
するa項又はb項に記載の写真フィルムの間欠搬送方
法。
【0015】(d)前記パーフォレーションが前記スプ
ロケットの歯に噛合する数は3以上30以下であることを
特徴とするa項又はb項に記載の写真フィルムの間欠搬
送方法。
【0016】(e)前記スプロケットに前記写真フィル
ムを抱きつける角度が90°以上180°以下にしたことを
特徴とするa項又はb項に記載の写真フィルムの間欠搬
送方法。
【0017】(f)前記写真フィルムの厚さが50〜140
μmであることを特徴とするa,b,c,d及びe項の
何れか1項に記載の写真フィルムの間欠搬送方法。
【0018】(g)前記スプロケットの軸方向とほぼ平
行な面にゴムライニングを設けたことを特徴とするa,
b,c,d,e及びf項の何れか1項に記載の写真フィ
ルムの間欠搬送方法。
【0019】
【実施例】本発明の実施例をその作用と共に説明する。
【0020】間欠運動をするスプロケットホイールは、
できるだけ加速度αが大きくならないように運動曲線を
選定して速度変化をさせている。即ち、モータの回転速
度を制御することにより図4の線図に示すような速度曲
線をとることにより加速度αが所定の範囲になるように
してある。例えば、V0/aで表される加速度αの発生
に伴って写真フィルム(以後、単にフィルムということ
がある)の張力Tも同じく図4の線図に示すように大き
くなり、最大張力T0が発生する。
【0021】この最大張力T0は図3(a)の部分平面
図及び図3(b)の部分側面図に示すように各パーフォ
レーションとスプロケットの歯の接触面即ちW0×tの
面積で受けることになる。但しW0は接触する長さ、t
はフィルムの厚さである。そして、例えば、図2の斜視
図に示すように最大張力T0を5つのパーフォレーショ
ンで受ければ1パーフォレーション当たりT0/5の最
大張力を受ける。
【0022】一方、フィルムは厚さがtであり、ほぼヤ
ング率:400kg/mm2,ポアッソン比:0.4の物性を持
ち、この場合、接触面の圧力はT0/(5×W0×t)で
あるが、接触面のW0×tの面積部分は縦歪と横歪の比
が0.4の関係で変化するため、フィルムが受ける歪み
も、応力分布も、図5の平面図に示すように、幅方向及
び縦方向に変動した様相を示す。特に図5におけるAで
示す領域は乳剤面にプレッシャーかぶりを生じ、その時
内部応力の測定値は3.3kg/mm2であり、Bで示す領域
は、3.1kg/mm2の圧縮応力を示し、この領域Bはプレッ
シャーかぶりの発生はなかった。
【0023】このように、パーフォレーションの幅方向
近傍の乳剤面は、その応力を受けることによって一部プ
レッシャーかぶりを発生する。それはフィルムの感光度
にも関係し、感光度の高いフィルム例えばISO 400の
フィルムがISO 100のフィルムよりプレッシャーかぶ
りが発生し易くなっている。従って、プレッシャーの発
生し易いフィルムについて対策をたてるようにしておけ
ば安全である。そこで、本発明の実験ではISO 400,
ISO 100のフィルムについてテストしたが、最大応力
の発生域は図5に示した通りのパーフォレーションの両
サイドに近い領域であり、その最大応力がISO 100フ
ィルムに対しては3.2kg/mm2以下であるようにし、IS
O 400のフィルムに対しては2.8kg/mm2以下であるよう
にすれば、プレッシャーかぶりの発生はないがそれを超
えるとプレッシャーかぶりが発生することがわかった。
従って最大応力が多くとも3.2kg/mm2を超えないように
することが本発明の請求項1の発明である。
【0024】次に掲載する表1,表2は、定尺スプロケ
ットの直前のアキュームレータを従来方式のダンサーロ
ーラ方式にするとともに、図2の斜視図で示すように5
歯でパーフォレーションを受けさせ、フィルムの厚さt
と最大張力T0を変化させてフィルムのパーフォレーシ
ョン近傍で受ける最大応力を測定し、それとそのとき発
生するプレッシャーかぶりの有無の関係を表したもので
ある。
【0025】この表に使用したフィルムはISO 100の
フィルムである。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】これ等の表から、搬送中に定尺スプロケッ
トに対して発生する張力を小さくすることによりフィル
ムのパーフォレーション近傍にかかる最大応力を3.2kg
/mm2の限定値以下に下げれば少なくともプレッシャー
かぶりに耐える種類のフィルムを選定することによりプ
レッシャーかぶりを防止できることがわかる。
【0029】また、フィルム厚が薄くなることによりフ
ィルムが受ける前記最大応力が大きくなるのでプレッシ
ャーかぶりが発生してしまうことがわかる。従ってその
ようなときも最大張力を大幅に軽減することにより最大
応力を3.2kg/mm2以下に下げてプレッシャーかぶりは充
分防止できる。
【0030】そして、3.2kg/mm2の最大応力を発生する
場合のフィルム厚さtと最大張力T0(限界張力)との
関係は図7の線図に示される通りである。そしてその線
図の右側の斜線を施した領域がプレッシャーかぶりの発
生しない領域であり左側がプレッシャーがぶりが発生す
る領域である。そして、上記線図はその境界線である。
【0031】また図6のグラフに示すように、アキュー
ムレータとしてのループ状搬送部を風量10m3/分のブロ
ワーで吸引してやることにより、従来のダンサーローラ
方式に較べてはるかに低い最大張力値が得られるように
なり、更に加速度を20,30,40m/s2と変化させても従
来のダンサーローラ方式に較べて最大張力値の変化はは
るかにゆるいものなることがわかる。
【0032】このような方法を用いたものがこの後に説
明する請求項2の発明である。
【0033】請求項2の発明は、大きく影響する最大張
力T0を緩和させる手段として吸引ループ方式を定尺ス
プロケット21の上流側に設けたものであるがこれについ
て図1の側面図を用いて説明する。
【0034】本発明の写真フィルムの間欠搬送装置100
は、元巻のフィルムロール1の装填台101、ガイドロー
ラ2、フィルム送り出しローラ3、その圧着ローラ4、
フィルムのアキュームレータを構成するエアーボックス
11、その吸引装置12、フィルム5のパーフォレーション
6に噛合する歯22を外周部に有するスプロケット21、該
エアボックス11と該スプロケット21間のループ変動時の
たるみを吸引するための移動可能なガイドローラ23、固
定のガイドローラ24、固定の下刃32と作動する上刃31と
を有するカッター30から構成されている。
【0035】フィルム5は装填台101にある元巻のフィ
ルムロール1からガイドローラ2を経て送り出しローラ
3とその圧着ローラ4によって挟持され、エアボックス
11内に送り出され、更にガイドローラ24及びガイドロー
ラ23を経てスプロケット21により、所定長さ送り出され
て例えば先端がスプールに係止されて停止し、カッタ30
が作動して所定長さに切られれるようにしてある。定尺
されたフィルムは巻き取られて別位置へ移動すると共に
次のフィルムが再び同じ動作を繰り返して送り出される
ようにしてある。
【0036】ここでこのエアーボックス11におけるフィ
ルムのループ量は超音波センサ36によってフィルムのア
キューム量(ループ量)の情報をアナログ的に直接フィ
ルム送り出しローラ3にフィードバックしてその回転を
制御することによって行うようにしたものである。
【0037】また超音波センサ36のかわりに、光電セン
サ37A,37B,37Cを上から下に配置し、センサ37Cは
フィルムがこれ以上下に行かないようにフィルム送り出
しローラ3を停止するためのものであり、センサ37Bは
フィルム送り出しローラ3の回転指令用のものであり、
センサ37Aはフィルム5がこれ以上に行かないようにす
るための上限検知用のものである。センサ37Bの数を増
やして行くとアナログ制御に近付けることが可能にな
る。
【0038】また、センサ36と、センサ37A,37B,37
Cを併用させることも勿論可能である。
【0039】一方、エアボックス11内の空気はブロワー
21によって、吸引されエアボックス内にループを作って
いるフィルム5に適度の張力が与えられるようにしてあ
る。
【0040】この吸引風量は10〜40m3/分の容量を有す
るものであるが、風量が一定の10m3/分にして前記定尺
スプロケット21の加速度を20,30,40m/s2と変化させ
たとき、該加速度とループ状のフィルム張力T(g)の
最大張力T0(g)との関係線図を前述のように図6に
示す。また、同時に従来方式のダンサーローラ式のフィ
ルム張力T(g)の最大張力T0(g)との関係も同じ
図6の中に示す。ブロワーによる吸引式の方がはるかに
最大張力T0が小さく、また加速度の変化による最大張
力T0の変動も従来方式より格段に小さいことがわか
る。
【0041】請求項3,4は、請求項1又は2の実施態
様の1例である。
【0042】請求項5の実施例は定尺スプロケットへの
フィルムの抱き角が90°〜180°の任意の角度で設定し
易くするため、ガイドローラ23がアームによって任意の
所定位置に動かせるようにしたものである。しかし、18
0°も抱かせたり、請求項4のように30のパーフォレー
ションを噛合わせたりするとパーフォレーションピッチ
とスプロケット歯間ピッチが一致しにくくなる。一致し
なくなると逆にパーフォレーションが変形する程の大き
な力を受けプレッシャーかぶりを生ずる。しかし、正確
なピッチが保たれると、1パーフォレーション当たりの
受ける張力は小さくなるので望ましい。それ故、この場
合、請求項5のこのような構成にすれば使用するフィル
ムの感光度によって前記ガイドローラ23の位置を変えて
抱き角度調整をし、1パーフォレーション当たりの最大
応力を小さくすることが可能になる。
【0043】請求項6の実施例はフィルム厚さが50〜14
0μmのものであっても最大張力T0を減少させることに
よってプレッシャーかぶりの生じない最大応力範囲に押
え込むことを可能にしたものであり、前述の表1,表2
の結果や図6,図7の線図からも充分明らかである。
【0044】請求項7の実施例は、スプロケットにフィ
ルムが抱かれる面にゴムライニングを施し、フィルムが
すべりにくくしたものである。これによって同じ最大張
力を受けてもパーフォレーションがスプロケットの歯に
よって受ける張力はゴムライニグとフィルム間の摩擦力
に吸収されて、ゴムライニングがない場合よりも大きく
軽減される。これによって、パーフォレーション近傍の
フィルムが受ける最大応力も大きく軽減され、プレッシ
ャーかぶりの発生の可能性はなくなる。
【0045】
【発明の効果】本発明によりパーフォレーションを有す
る写真フィルムがスプロケットで間欠搬送されるときの
プレッシャーかぶりを生じないための最大張力の限界値
が解明でき、これにより張力軽減手段として、空気吸引
ループ式のアキュームレータやスプロケットのフィルム
巻き付け面へのゴムライニングや、スプロケットのフィ
ルムの巻き付け角の増大化等の手段が確立でき、更にフ
ィルムの薄厚化にも充分対応できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム間欠搬送方法を示す側面図。
【図2】定尺スプロケット部の斜視図。
【図3】(a)はスプロケット歯とパーフォレーション
の噛合状態を表す部分平面図。(b)はその部分側断面
図。
【図4】定尺スプロケットの周速度と時間との関係及び
フィルム張力と時間との関係を表す線図。
【図5】パーフォレーションがスプロケット歯により張
力を受けるときのフィルムの内部応力の分布を示す平面
図。
【図6】従来方式及び本発明の方式におけるフィルム最
大張力と加速度の関係線図。
【図7】プレッシャーかぶりを生ずる限界のフィルム最
大張力とフィルム厚の関係線図。
【図8】従来のダンサーローラ式アキュームレータをも
った間欠搬送装置の側面図。
【図9】両側パーフォレーションフィルムの概略平面
図。
【図10】片側パーフォレーションフィルムの概略平面
図。
【符号の説明】
1 フィルムロール 3 フィルム送り出しローラ 5 フィルム 6 パーフォレーション 11 エアーボックス 12 ブロワー 21 定尺スプロケット 22 歯 30 カッター
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−41132(JP,A) 特開 昭59−167443(JP,A) 特開 昭61−94955(JP,A) 実開 昭63−21650(JP,U) 実開 昭63−52854(JP,U) 特公 昭48−32546(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 20/22 B65H 23/188 G03C 1/00 G03C 1/765 G03C 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーフォレーションを有する長尺の写真
    フィルムを前記パーフォレーションにスプロケットを噛
    合させて一定量送り出しその送り出し静止部分に所定の
    加工を施すようにした写真フィルムの間欠搬送装置にお
    いて、前記パーフォレーションが前記スプロケットに設
    けられた歯より受ける最大応力が多くとも3.2kg/mm2
    超えないように、該写真フィルムが搬送されるようにし
    たことを特徴とする写真フィルムの間欠搬送方法。
  2. 【請求項2】 パーフォレーションを有する長尺の写真
    フィルムを前記パーフォレーションにスプロケットを噛
    合させて一定量送り出しその送り出し静止部分に所定の
    加工を施すようにした写真フィルムの間欠搬送装置にお
    いて、搬送される前記フィルムの前記スプロケットより
    上流側で、前記フィルムを送り出しローラによってルー
    プ状に搬送させ、前記ループ状のフィルムの下方を10〜
    40m3/分の風量で吸引させ該ループ状のフィルムの張力
    を静止時200〜600グラム重(gf)に保つようにしたこ
    とを特徴とする写真フィルムの間欠搬送方法。
  3. 【請求項3】 前記パーフォレーションは前記フィルム
    の幅方向の片側のみに設けられていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の写真フィルムの間欠搬送方法。
  4. 【請求項4】 前記パーフォレーションが前記スプロケ
    ットの歯に噛合する数は3以上30以下であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の写真フィルムの間欠搬送
    方法。
  5. 【請求項5】 前記スプロケットに前記写真フィルムを
    抱きつける角度が90°以上180°以下にしたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の写真フィルムの間欠搬送
    方法。
  6. 【請求項6】 前記写真フィルムの厚さが50〜140μmで
    あることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載
    の写真フィルムの間欠搬送方法。
  7. 【請求項7】 前記スプロケットの軸方向とほぼ平行な
    面にゴムライニングを設けたことを特徴とする請求項1
    〜6の何れか1項に記載の写真フィルムの間欠搬送方
    法。
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