JP6385214B2 - 広角レンズ - Google Patents
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Description
から第6番目の第6レンズは、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けた正のパワーを有するプラスチックレンズであり、前記第3レンズと前記第4レンズとの間に絞りが配置され、前記第5レンズと前記第6レンズとは接合レンズを構成し、有効焦点距離をf0とし、前記第3レンズの焦点距離をf3とし、前記第5レンズの焦点距離をf5としたとき、
以下の条件1および条件2
条件1:6<f3/f0<12
条件2:−1.5<f5/f0<−1
の双方を満たすことを特徴とする。
合面の曲率半径の絶対値を比較的大きくすることができる。それ故、接合レンズを製造しやすい。
以下の条件3および条件4
条件3:ν3≦35
条件4:ν4≧50
の双方を満たすことが好ましい。かかる構成によれば、色収差を補正しやすいという利点がある。
以下の条件5
条件5:10<D/f0<15
を満たすことを特徴とする。本発明では、各レンズの形状および屈折力を適正化してある。また、絞りの後方に正のパワーを有する第4レンズを配置したため、広角であっても、倍率色収差、像面湾曲収差、歪曲収差、コマ収差、非点収差等の補正が可能である。また、絞りの後方に正のパワーを有する第4レンズを配置したため、結像面への入射角を小さく抑えることができる。それ故、高画素な撮像素子に対応することができる。さらに、第5群は、両凹の第5レンズと両凸の第6レンズとの接合レンズであるため、倍率色収差の補正に有利である。それ故、広角化に伴う倍率色収差の発生を抑制することができる。この場合でも、絞りと接合レンズとの間に第4レンズが介在するので、接合レンズを構成するプラスチックレンズの接合面の曲率半径の絶対値を比較的大きくすることができる。それ故、接合レンズを製造しやすい。また、条件5において、D/f0が10(下限)以下であると、広角化に不利である。また、D/f0が15(上限)以上であると、広角レンズが大型化する。それ故、条件5を満たせば、小型の広角レンズを構成するのに有利であ
る。
以下の条件6および条件7
条件6:ν5≦35
条件7:ν6≧40
の双方を満たすことが好ましい。かかる構成によれば、色収差を補正しやすいという利点がある。
、歪曲収差、コマ収差、非点収差等の補正が可能である。また、絞りの後方に正のパワーを有する第4レンズを配置したため、結像面への入射角を小さく抑えることができる。それ故、高画素な撮像素子に対応することができる。さらに、第5群は、両凹の第5レンズと両凸の第6レンズとの接合レンズであるため、倍率色収差の補正に有利である。それ故、広角化に伴う倍率色収差の発生を抑制することができる。この場合でも、絞りと接合レンズとの間に第4レンズが介在するので、接合レンズを構成するプラスチックレンズの接合面の曲率半径の絶対値を比較的大きくすることができる。それ故、接合レンズを製造しやすい。
図1は、本発明の実施の形態1に係る広角レンズの説明図であり、図1(a)、(b)、(c)は、レンズ構成を示す説明図、各面の物性等を示す説明図、および非球面係数を示す説明図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る広角レンズの収差を示す説明図であり、図2(a)、(b)、(c)は、倍率色収差の説明図、像面湾曲収差の説明図、および歪曲収差の説明図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る広角レンズの横収差を示す説明図であり、図3(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、光軸に対して成す角度が0°、24.14°、47.75°、71.55°、97.25°でのタンジェンシャル方向(Y方向)およびサジタル方向(X方向)での横収差を示してある。
曲率半径(Radius)
厚さ(Thickness)
屈折率Nd
アッベ数νd
焦点距離f
が示されている。図1(c)には、非球面の形状を下式(数1)で表した際の非球面係数A4、A6、A8、A10が示されている。
距離D(Total Track)は、13.938mmである。また、広角レンズ100のF値(Image Space)は、2.0であり、最大画角(Max. Field Angle)は208°であり、水平画角(Horizontal Field Angle)は195°である。
条件1:6<f3/f0<12
条件2:−1.5<f5/f0<−1
の双方を満たしている。
条件3:ν3≦35
条件4:ν4≧50
の双方を満たしている。このため、本形態では、色収差を補正しやすい。
条件5:10<D/f0<15
を満している。ここで、D/f0が10(下限)以下であると、広角化に不利である。また、D/f0が15(上限)以上であると、広角レンズ100が大型化する。それ故、条件5を満たせば、小型の広角レンズ100を構成するのに有利である。
条件6:ν5≦35
条件7:ν6≧40
の双方を満たしている。それ故、色収差を補正しやすい。
図4は、本発明の実施の形態2に係る広角レンズの説明図であり、図4(a)、(b)、(c)は、レンズ構成を示す説明図、各面の物性等を示す説明図、および非球面係数を示す説明図である。図5は、本発明の実施の形態2に係る広角レンズの収差を示す説明図であり、図5(a)、(b)、(c)は、倍率色収差の説明図、像面湾曲収差の説明図、および歪曲収差の説明図である。図6は、本発明の実施の形態2に係る広角レンズの横収差を示す説明図であり、図6(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、光軸に対して成す角度が0°、24.32°、47.26°、70.56°、97.23°でのタンジェンシャル方向(Y方向)およびサジタル方向(X方向)での横収差を示してある。
条件1:6<f3/f0<12
条件2:−1.5<f5/f0<−1
の双方を満たしている。従って、第2レンズ120を製造しやすく、かつ、色収差を補正しやすいという利点がある。
条件3:ν3≦35
条件4:ν4≧50
の双方を満たしている。このため、本形態では、色収差を補正しやすい。
条件5:10<D/f0<15
を満している。それ故、小型の広角レンズ100を構成するのに有利である。
条件6:ν5≦35
条件7:ν6≧40
の双方を満たしている。それ故、色収差を補正しやすい。
0が介在するので、接合レンズ170を構成するプラスチックレンズ(第5レンズ150および第6レンズ160)の接合面(第11面11)の曲率半径の絶対値を比較的大きくすることができる。それ故、接合レンズ170を製造しやすい。
図7は、本発明の実施の形態3に係る広角レンズの説明図であり、図7(a)、(b)、(c)は、レンズ構成を示す説明図、各面の物性等を示す説明図、および非球面係数を示す説明図である。図8は、本発明の実施の形態3に係る広角レンズの収差を示す説明図であり、図8(a)、(b)、(c)は、倍率色収差の説明図、像面湾曲収差の説明図、および歪曲収差の説明図である。図9は、本発明の実施の形態3に係る広角レンズの横収差を示す説明図であり、図9(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、光軸に対して成す角度が0°、20.23°、39.42°、67.71°、76.79°、96.34°でのタンジェンシャル方向(Y方向)およびサジタル方向(X方向)での横収差を示してある。
条件1:6<f3/f0<12
条件2:−1.5<f5/f0<−1
の双方を満たしている。従って、第2レンズ120を製造しやすく、かつ、色収差を補正しやすいという利点がある。
条件3:ν3≦35
条件4:ν4≧50
の双方を満たしている。このため、本形態では、色収差を補正しやすい。
条件5:10<D/f0<15
を満している。それ故、小型の広角レンズ100を構成するのに有利である。
条件6:ν5≦35
条件7:ν6≧40
の双方を満たしている。それ故、色収差を補正しやすい。
0が介在するので、接合レンズ170を構成するプラスチックレンズ(第5レンズ150および第6レンズ160)の接合面(第11面11)の曲率半径の絶対値を比較的大きくすることができる。それ故、接合レンズ170を製造しやすい。
図10は、本発明の実施の形態4に係る広角レンズの説明図であり、図10(a)、(b)、(c)は、レンズ構成を示す説明図、各面の物性等を示す説明図、および非球面係数を示す説明図である。図11は、本発明の実施の形態4に係る広角レンズの収差を示す説明図であり、図11(a)、(b)、(c)は、倍率色収差の説明図、像面湾曲収差の説明図、および歪曲収差の説明図である。図12は、本発明の実施の形態4に係る広角レンズの横収差を示す説明図であり、図12(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、光軸に対して成す角度が0°、19.93°、36.69°、53.86°、68.38°、93.11°でのタンジェンシャル方向(Y方向)およびサジタル方向(X方向)での横収差を示してある。
条件1:6<f3/f0<12
条件2:−1.5<f5/f0<−1
の双方を満たしている。従って、第2レンズ120を製造しやすく、かつ、色収差を補正しやすいという利点がある。
条件3:ν3≦35
条件4:ν4≧50
の双方を満たしている。このため、本形態では、色収差を補正しやすい。
条件5:10<D/f0<15
を満している。それ故、小型の広角レンズ100を構成するのに有利である。
条件6:ν5≦35
条件7:ν6≧40
の双方を満たしている。それ故、色収差を補正しやすい。
140が介在するので、接合レンズ170を構成するプラスチックレンズ(第5レンズ150および第6レンズ160)の接合面(第11面11)の曲率半径の絶対値を比較的大きくすることができる。それ故、接合レンズ170を製造しやすい。
上記実施の形態では、条件3として、第3レンズ130のアッベ数ν3を35以下が好ましいとしたが、30以下であれば、色収差をさらに補正することができる。また、条件4として、第4レンズ140のアッベ数ν4を50以上が好ましいとしたが、60以上であれば、色収差をさらに補正することができる。また、条件6として、第5レンズ150のアッベ数ν5を35以下が好ましいとしたが、30以下であれば、色収差をさらに補正することができる。
110・・第1レンズ
120・・第2レンズ
130・・第3レンズ
140・・第4レンズ
150・・第5レンズ
160・・第6レンズ
170・・接合レンズ
190・・絞り
Claims (8)
- 5群6枚のレンズ構成を有し、
物体側から第1番目の第1レンズは、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するレンズであり、
物体側から第2番目の第2レンズは、像側に凹面を向けた負のパワーを有するレンズであり、
物体側から第3番目の第3レンズは、像側に凸面を向けた正のパワーを有するレンズであり、
物体側から第4番目の第4レンズは、像側に凸面を向けた正のパワーを有するレンズであり、
物体側から第5番目の第5レンズは、物体側に凹面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、
物体側から第6番目の第6レンズは、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けた正のパワーを有するプラスチックレンズであり、
前記第3レンズと前記第4レンズとの間に絞りが配置され、
前記第5レンズと前記第6レンズとは接合レンズを構成し、
有効焦点距離をf0とし、前記第3レンズの焦点距離をf3とし、前記第5レンズの焦点距離をf5としたとき、
以下の条件1および条件2
条件1:6<f3/f0<12
条件2:−1.5<f5/f0<−1
の双方を満たすことを特徴とする広角レンズ。 - 前記第3レンズのアッベ数をν3とし、前記第4レンズのアッベ数をν4としたとき、
以下の条件3および条件4
条件3:ν3≦35
条件4:ν4≧50
の双方を満たすことを特徴とする請求項1に記載の広角レンズ。 - 前記第4レンズはガラスレンズからなることを特徴とする請求項2に記載の広角レンズ。
- 前記第1レンズの物体側の面から撮像素子までの物像間距離をDとしたとき、
以下の条件5
条件5:10<D/f0<15
を満たすことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の広角レンズ。 - 5群6枚のレンズ構成を有し、
物体側から第1番目の第1レンズは、物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するレンズであり、
物体側から第2番目の第2レンズは、像側に凹面を向けた負のパワーを有するレンズであり、
物体側から第3番目の第3レンズは、像側に凸面を向けた正のパワーを有するレンズであり、
物体側から第4番目の第4レンズは、像側に凸面を向けた正のパワーを有するレンズであり、
物体側から第5番目の第5レンズは、物体側に凹面を向け、像側に凹面を向けた負のパワーを有するプラスチックレンズであり、
物体側から第6番目の第6レンズは、物体側に凸面を向け、像側に凸面を向けた正のパワーを有するプラスチックレンズであり、
前記第3レンズと前記第4レンズとの間に絞りが配置され、
前記第5レンズと前記第6レンズとは接合レンズを構成し、
前記第1レンズの物体側の面から撮像素子までの物像間距離をDとしたとき、
以下の条件5
条件5:10<D/f0<15
を満たすことを特徴とする広角レンズ。 - 前記第5レンズは、物体側に凹面を向けていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の広角レンズ。
- 前記第5レンズのアッベ数をν5とし、前記第6レンズのアッベ数をν6としたとき、
以下の条件6および条件7
条件6:ν5≦35
条件7:ν6≧40
の双方を満たすことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の広角レンズ。 - 水平画角が130°以上であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の広角レンズ。
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