JP6384797B2 - 電力変換装置および電力変換システム - Google Patents

電力変換装置および電力変換システム Download PDF

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Description

本発明は、一般に電力変換装置および電力変換システムに関し、より詳細には直流電源から供給される直流電力を電力変換して電気負荷に出力する電力変換装置、およびこれを用いた電力変換システムに関する。
従来、車両に搭載されたバッテリから家屋に電力を供給する電力変換装置が提供されている(例えば日本国特許番号4781425参照)。この種の電力変換装置は、バッテリの出力を系統電源に連系させ電気負荷に電力を供給する電力変換部を備える。
電力変換部の電力変換効率は、出力電力値の大きさによって変動し、出力電力値が比較的小さい領域では電力変換効率が低かった。従来の電力変換装置は、電気負荷の消費電力値に関わらず電力変換部から電力を出力させるため、電気負荷の消費電力値が低い場合に電力変換効率が低下する可能性があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、電力変換効率の向上を図った電力変換装置、およびこれを用いた電力変換システムを提供することにある。
本発明の電力変換装置(10)は、複数の変換ユニット(11)、予測部(12)および制御部(13)を備える。複数の変換ユニット(11)は、第1の電路(30)と第2の電路(40)との間に設けられ、前記第1の電路(30)を介して直流電源(31)から供給される直流電力を所定の電力に変換し前記第2の電路(40)を介してその変換した電力を電気負荷(5)に出力するように構成される。予測部(12)は、所定期間(T1)における前記電気負荷(5)の消費電力値のうち最も低い値を最低電力値として予測するように構成される。制御部(13)は、前記所定期間(T1)において、前記複数の変換ユニット(11)のうち、前記最低電力値を出力するために必要な最少数の変換ユニット(11)で構成される電力変換部(110)を稼働させることで、前記電力変換部(110)を構成する前記最少数の変換ユニット(11)の出力電力を合わせた電力を前記電気負荷(5)に供給させるように構成される。また、前記制御部(13)は、前記電力変換部(110)を構成する前記最少数の変換ユニット(11)を、前記複数の変換ユニット(11)の中の最少数の何れかに順に切り替えるように構成されている。
本発明の電力変換システムは、上記の電力変換装置(10)と、前記電気負荷(5)の消費電力値を前記電力変換装置(10)に出力するように構成される値出力部(21)とを備える。
以上説明したように、本発明では、電力変換効率の向上を図ることができるという効果がある。
図面は本教示に従って一又は複数の実施例を示すが、限定するものではなく例に過ぎない。図面において、同様の符号は同じか類似の要素を指す。
実施形態1における電力変換装置、電力変換システムのブロック構成図である。 実施形態1における電力変換特性のグラフ図である。 実施形態1における電力変換装置が行う処理のフローチャート図である。 実施形態1における電力変換装置が行う処理のフローチャート図である。 実施形態1における電気負荷の消費電力値の変動を示すグラフ図である。 実施形態1における電気負荷の消費電力値の変動を示すグラフ図である。 実施形態1における電気負荷の消費電力値の変動を示すグラフ図である。 実施形態2における電力変換装置、電力変換システムのブロック構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1に、本実施形態の電力変換装置10と、それを備える電力変換システム1のブロック構成図を示す。本実施形態の電力変換装置10は、車両3に搭載された蓄電池31の直流電力を、電力変換し、系統電源6と連系しながら電気負荷5にその電力変換で得られる電力を供給するように構成されるV2H(Vehicle to Home)システムに用いられる。一般にこの種の電力変換装置10は、電気料金が比較的安い深夜電力を用いて蓄電池31を充電し、深夜よりも電気料金が高い日中などに蓄電池31を放電させることで電気料金の低下を図る。
本実施形態の電力変換装置10は、複数の変換ユニット11、予測部12および制御部13を備える。複数の変換ユニット11は、第1の電路30と第2の電路40との間に設けられ、第1の電路30を介して蓄電池31(直流電源)から供給される直流電力を所定の電力に変換し第2の電路40を介してその変換した電力を電気負荷5に出力するように構成される。電気負荷5は、ゼロよりも大きい可変の消費電力で動作することになることが望ましい。第1の例において、電気負荷5が複数の電気機器を含む場合、複数の電気機器の少なくとも一部(例えば冷蔵庫など)が常時ないしは通常動作することが望ましい。この第1の例では、電気負荷5は、ゼロよりも大きい可変の消費電力で動作し得る。第2の例において、電気負荷5が1つの電気機器を含む場合、その1つの電気機器は、当該電気機器の消費電力が第1の消費電力とその第1の消費電力よりも小さくゼロよりも大きい第2の消費電力との間で変化する機能を有することが望ましい。その機能例は、通常運転モードと待機モードの切替機能、および通常運転モードと省エネ運転モードの切替機能などを含む。この第2の例でも、電気負荷5は、ゼロよりも大きい可変の消費電力で動作し得る。
予測部12は、所定の期間T1における電気負荷5の消費電力値のうち最も低い値を最低電力値W1として予測するように構成される。つまり、予測部12は、所定の期間T1における電気負荷5の最低消費電力値を求め、その最低消費電力値を予測値としての最低電力値W1に使用するように構成される。制御部13は、所定の期間T1において、複数の変換ユニット11のうち、最低電力値W1を出力するために必要な最少数X1の変換ユニット11で構成される電力変換部110を稼働させる(一方で、残りの変換ユニット11を不作動にする)ことで、電力変換部110の出力電力(最少数X1の変換ユニット11の出力電力を合わせた電力)を電気負荷5に供給させるように構成される。また、制御部13は、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えるように構成されている。
このように、本実施形態の電力変換装置10は、電力変換部110の出力電力(最少数X1の変換ユニット11の出力電力を合わせた電力)を電気負荷5に供給させるので、電力変換効率が比較的高い領域で電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を稼働させることができ、蓄電池31の電力を有効活用することができる。
また、制御部13は、上記電力変換部110としての現在の電力変換部110を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかで構成される異なる電力変換部110に、その異なる電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)がその現在の電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)と一致しないように、切り替えることが望ましい。この場合、現在の電力変換部110が複数の変換ユニット11のうちの2以上の変換ユニット11で構成される場合、制御部13は、現在の電力変換部110を異なる電力変換部110に、その異なる電力変換部110の一部がその現在の電力変換部110の一部と一致するように、切り替えることが望ましい。
また、制御部13は、所定の期間T1内において、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えることが望ましい。
また、制御部13は、所定の期間T1内において、複数の変換ユニット11それぞれの稼働時間が互いに均等となるように、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えることが望ましい。
また、電力変換システム1は、上記の電力変換装置10と、電気負荷5の消費電力値を電力変換装置10に出力するように構成される値出力部21とを備える。
以下に、本実施形態の電力変換装置10と、それを備えた電力変換システム1の構成について詳細に説明する。
複数の変換ユニット11のそれぞれは、第1の電路30を介して、例えば電気自動車(Electric Vehicle)に搭載された蓄電池31(直流電源)に電気的に接続され、第2の電路40を介して家の中に設けられた分電盤4に電気的に接続されている。つまり、各変換ユニット11は、第1の電路30を介して直流電源と電気的に接続される電源側端子と、第2の電路40(および分電盤4)を介して電気負荷5の側に電気的に接続される負荷側端子とを有している。図1の例では、複数の変換ユニット11の複数の電源側端子(詳しくは正極端子)は、互いに電気的に接続されている一方、複数の変換ユニット11の複数の負荷側端子は、個別にセレクタ16に電気的に接続されている。そして、各変換ユニット11は、蓄電池31から供給される直流電力を交流電力に変換し、系統電源6(商用電源)と連系しながら、分電盤4を介して電気負荷5にその交流電力を出力(供給)するように構成される。本実施形態では、複数の変換ユニット11の各々は、複数の変換ユニット11の一部が電気負荷5の可変の消費電力における下限の消費電力を供給できる出力電力値の上限を持つ。複数の変換ユニット11の一部が1個の変換ユニット11である場合、複数の変換ユニット11の各出力電力の上限は、電気負荷5の可変の消費電力における下限の消費電力よりも大きい。複数の変換ユニット11の一部がn個(2またはそれ以上)の変換ユニット11である場合、n−1個の変換ユニット11の出力電力の上限は、電気負荷5の可変の消費電力における下限の消費電力よりも小さく、n個の変換ユニット11の出力電力の上限は、電気負荷5の可変の消費電力における下限の消費電力よりも大きい。例えば、電力変換装置10は、6つの変換ユニット11を備えており、各変換ユニット11の出力電力値の上限は2kWである。なお、各変換ユニット11の出力電力値の上限は2kWに限定しない。また、各変換ユニット11を区別する場合、変換ユニット111,112,…,116という。なお、各変換ユニット11は、双方向の電力変換が可能であり、系統電源6から供給される電力(例えば交流電力)を直流電力に変換し、その直流電力を蓄電池31に供給することで、蓄電池31を充電することもできる。
また、電力変換部110は、制御部13によって選択された1乃至複数の変換ユニット11で動的に構成される。なお、図1に示す例では、変換ユニット111,112の負荷側端子がセレクタ16および第2の電路40などを介して電気負荷5に電気的に接続されることにより(図1の実線参照)、変換ユニット111,112で電力変換部110が構成されている。詳しくは、制御部13は、所定の期間T1において、複数の変換ユニット11のうち、最低電力値W1を出力するために必要な最少数X1を求め、セレクタ16を通じて最少数X1の変換ユニット11で構成される電力変換部110に切り替え、電力変換部110を電気負荷5の側に接続する。このように、電力変換装置10は、電力変換部110の出力電力を受けるように構成されるセレクタ16を備えている。セレクタ16は、電力変換部110を構成する1乃至複数の変換ユニット11の出力電力を足し合わせ、第2の電路40を介して電気負荷5に電力を出力する。図1において、電力変換部110を構成しない変換ユニット111の破線の各々は、セレクタ16の内部スイッチによりセレクタ16に実質的に接続されていないことを示す。換言すると、電力変換部110を構成する変換ユニット111の各々は、セレクタ16の内部スイッチによりセレクタ16に実質的に接続され、セレクタ16の内部で共通の出力端子に接続される。
ここで、変換ユニット11の電力変換効率(入力電力に対する出力電力の割合)は、出力電力の大きさによって変動する。図2に、出力電力値に対する電力変換効率特性のグラフ図を示す。なお、図2中の実線L1は、本実施形態の変換ユニット11の電力変換特性であり、図2中の破線L2は、出力電力値の上限が6kWの変換ユニットの電力変換特性である。図2に示すように、電力変換効率は、出力電力値が比較的大きい領域では比較的高い値を維持しているのに対し、出力電力値が比較的小さい領域では出力電力値が小さくなるにつれて電力変換効率が低下する。また、出力電力値の上限が6kWの変換ユニットは、上限が2kWである本実施形態の変換ユニット11に比べて、出力電力値が比較的小さい領域における電力変換効率が低い。例えば、出力電力値が1000Wである場合において、上限が6kWの変換ユニットの電力変換効率X2は、上限が2kWである本実施形態の変換ユニット11の電力変換効率X1よりも低い値となる。
本実施形態の電力変換装置10は、変換ユニット11の出力電力値の上限である2kWよりも大きい電力を電気負荷5に供給する場合、複数の変換ユニット11で電力変換部110を構成する。これにより、電力変換部110を構成する複数の変換ユニット11の出力電力が合わされるので、2kWよりも大きい電力を電気負荷5に供給することができる。
電力変換装置10は、屋内に設けられたHEMS(Home Energy Management System)のコントローラ2と通信する通信インターフェースで構成された第1の通信部14を備えている。コントローラ2は、値出力部21および通信部22を備えている。通信部22は、電力変換装置10の第1の通信部14と通信する通信インターフェースで構成されている。なお、通信部22と第1の通信部14との通信方式は限定せず、通信部22と第1の通信部14とが有線接続された構成であってもよいし、無線接続された構成であってもよい。また、分電盤4には、電気負荷5の消費電力値を計測する電力計測部41が設けられている。値出力部21は、電力計測部41が計測した消費電力値を、通信部22を用いて電力変換装置10に出力するように構成される。
予測部12は、電気負荷5の消費電力値を取得し、予測によって所定の期間T1における電気負荷5の消費電力値のうち最も低い値を最低電力値W1として求める。最低電力値W1は、主に電気負荷5の待機電力値によって決定され、電気負荷5の消費電力値における過去の履歴に基づいて予測することができる。予測部12は、例えば前日における電気負荷5の消費電力値の履歴、1週間前における電気負荷5の消費電力値の履歴などに基づいた予測によって、将来の期間T1における最低電力値W1を求める。そして、予測部12は、求めた最低電力値W1を制御部13に出力する。なお、期間T1は、1日の中の所定期間であり、本実施形態では1日のうち電気料金が夜間よりも高い日中等において蓄電池31の放電を許可する期間(例えば、7:30〜21:30)に設定されている。なお、期間T1は上記の期間に限定せず、深夜料金の時間が含まれていてもよいし、朝と夕方に分けられた期間であってもよい。
さらに、予測部12は、電気負荷5の消費電力値の過去の履歴に基づいた予測によって、期間T1に対する、電気負荷5の消費電力値が最低電力値W1である期間T2の比率R1を求め、その比率R1を制御部13に出力する。なお、電気負荷5が待機状態であっても消費電力値は多少増減するので、この影響を除外するために期間T2は、電気負荷5の消費電力値が最低電力値W1から、最低電力値W1よりも所定電力値(例えば100Wなど)大きい電力値までの範囲である期間とする。
制御部13は、予測部12が求めた最低電力値W1を出力するために必要な最少数X1の変換ユニット11を複数の変換ユニット11の中から選択する。そして、制御部13によって選択された最少数X1の変換ユニット11で電力変換部110が構成される。なお、図1に示す例では、最低電力値W1から求められる変換ユニット11の最少数X1は「2」であり、変換ユニット111,112で電力変換部110を構成している。そして、制御部13は、電力変換部110を稼働させ、電力変換部110の出力電力(最少数X1の変換ユニット11の出力電力を合わせた電力)を電気負荷5に供給させる。さらに、制御部13は、期間T1内において、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替える。例えば、制御部13は、電力変換部110(変換ユニット111,112)を、新たな電力変換部110としての変換ユニット113,114に切り替える。そして、制御部13は、その新たな電力変換部110の出力電力(変換ユニット113,114の出力電力を合わせた電力)を電気負荷5に供給させる。
また、コントローラ2は、ユーザが車両3の走行計画を入力することができる入力部23を備えている。走行計画とは、車両3の出発予定時刻、帰宅予定時刻、走行予定距離などの情報、すなわち、いつからいつまで、どれぐらいの距離を走行するかという走行予定情報を示している。ユーザは、車両3を使用する予定がある場合、入力部23を用いてコントローラ2に走行計画を入力する。そして、コントローラ2は、入力された走行計画を、通信部22を用いて電力変換装置10に出力する。制御部13は、第1の通信部14を介して走行計画を取得する。
さらに、本実施形態の電力変換装置10は、車両3と通信する通信インターフェースで構成された第2の通信部15を備え、車両3は、第2の通信部15と通信する通信インターフェースで構成された通信部32を備える。車両3は、蓄電池31の残容量値W2を、通信部32を用いて電力変換装置10に伝送する。そして、制御部13は、第2の通信部15を介して蓄電池31の残容量値W2を受信する。なお、通信部32と第2の通信部15との通信方式は限定せず、通信部32と第2の通信部15とが有線接続された構成であってもよいし、無線接続された構成であってもよい。
また、本実施形態の電力変換システム1は、上記の電力変換装置10と、値出力部21を備えるコントローラ2とで構成されている。
次に、図3および4に示すフローチャートを用いて、本実施形態の電力変換装置10が行う処理について説明する。
図3に示すように、電力変換装置10の稼働を開始させるための開始操作が行われると、電力変換装置10は、まず動作モードが設定されているか否かの確認を行う(S1)。なお、動作モードは、後述する「経済優先モード」および「通常モード」から選択される。そして、電力変換装置10は、設定された動作モードが「経済優先モード」であるか「通常モード」であるかの確認を行う(S2)。電力変換装置10は、「経済優先モード」が設定された場合、経済優先処理を実行し(S3)、「通常モード」が設定された場合、通常処理を実行する(S16)。
まず、図4に示すフローチャートを用いて、経済優先処理について説明する。制御部13は、現在の時刻が期間T1内であるか否かを確認する(S4)。そして、現在の時刻が期間T1に属する場合、制御部13は、最低電力値W1、比率R1、走行計画および蓄電池31の残容量値W2を取得する(S5)。一方、現在の時刻が期間T1に属していない場合、制御部13は電力変換部110を停止させ、蓄電池31の放電は行わない(S13)。
制御部13は、ステップS5において最低電力値W1、比率R1、走行計画および蓄電池31の残容量値W2を取得した後、蓄電池31の残容量値W2と容量閾値W3とを比較する(S6)。制御部13は、蓄電池31の残容量値W2が容量閾値W3以上である場合、走行計画の内容に基づいて蓄電池31の放電の可否を判断する(S7)。容量閾値W3は、蓄電池31の放電の可否を暫定的に示す閾値であり、本実施形態では、残容量値W2が容量閾値W3以上である場合、最終的な放電の可否が種々の設定に応じて判断される。例えば、走行計画がない場合、走行予定距離が短い場合、出発予定時刻までに蓄電池31を十分に充電できる場合など、蓄電池31を放電しても次回の車両3の走行に必要な電力を確保することができる場合、制御部13は、蓄電池31の放電を可能と判断する。そして、制御部13は、蓄電池31の放電を可能と判断した場合、比率R1と比率閾値R2とを比較する(S8)。一方、蓄電池31の残容量値W2が容量閾値W3未満である場合、または走行計画の内容に基づいて蓄電池31の放電が不可であると判断した場合、制御部13は電力変換部110を停止させ、蓄電池31の放電は行わない(S13)。
ステップS8において、制御部13は、比率R1が比率閾値R2以上である場合、最低電力値W1に基づいて変換ユニット11の最少数X1を求め、求めた最少数X1の変換ユニット11で電力変換部110を構成する(S9)。そして、制御部13は、電力変換部110を稼働させる(S10)。これにより、電力変換部110の出力電力(最少数X1の変換ユニット11の出力電力が合わされた電力)が電気負荷5に供給される。一方、ステップS8において、制御部13は、比率R1が比率閾値R2未満である場合、後述する「通常処理」を行う(S14)。
制御部13は、ステップS10において電力変換部110を稼働させた後、現在稼働中の1ないし複数の変換ユニット11が稼働を開始してからの経過時間T3と、時間閾値T4とを比較する(S11)。そして、制御部13は、経過時間T3が時間閾値T4に達するまで、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)の稼働を継続する。なお、時間閾値T4は、電力変換装置10が備える複数の変換ユニット11の個数をX2、電力変換部110を構成する変換ユニット11の個数をX1、蓄電池31の放電を許可する期間をT1とした場合、
T4=T1/(X2/X1)
で求められる。
例えば、期間T1が12時間、変換ユニット11の個数X2が6つ、最少数X1が2つである場合、時間閾値T4は、4時間となり、期間T1内において各変換ユニット11の稼働時間が互いに均等となる。なお、時間閾値T4は、上記とは異なる設定方法によって、期間T1内において各変換ユニット11の稼働時間が互いに均等となるように設定されていてもよい。また、時間閾値T4は、期間T1内において各変換ユニット11の稼働時間が必ずしも互いに均等となるように設定される必要はなく、例えば1時間、2時間など固定の期間であってもよい。また、時間閾値T4は、期間T1内において、同一の変換ユニット11が複数回稼働するように設定されていてもよい。
そして、制御部13は、経過時間T3が時間閾値T4に達すると、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに切り替えて新たな電力変換部110を構成し、新たな電力変換部110の出力電力(切り替え後の変換ユニット11の出力電力が合わされた電力)が電気負荷5に供給される(S12)。ここで、制御部13は、現在の電力変換部110を新たな電力変換部110に新たな電力変換部110が現在の電力変換部110と一致しないように切り替える。新たな電力変換部110が現在の電力変換部110と完全に一致しない例として、変換ユニット111,112で現在の電力変換部110を構成している場合、現在の電力変換部110が変換ユニット113,114に切り替えられ、その新たな電力変換部110の出力電力(変換ユニット113,114の出力電力が合わされた電力)が電気負荷5に供給される。
そして、電力変換装置10の稼働を終了させる終了操作が行われたか否かを確認する(S15、図3参照)。終了操作が行われた場合、電力変換装置10の稼働が終了する。一方、終了操作が行われていない場合、ステップS1に戻る。
次に、通常処理について説明する。
ステップS1において通常モードが選択された場合、またはステップS8において、比率R1が比率閾値R2未満である場合、通常処理が行われる(S14,S16)。上述したように経済優先処理では、最低電力値W1に基づいた最少数X1の変換ユニット11が稼働するのに対し、通常処理では、すべての変換ユニット11が稼働される。すなわち、本実施形態では、6つの変換ユニット11すべてが稼働され、6つの変換ユニット11の出力電力が合わされた電力が電気負荷5に供給される。
次に、図5〜7に示す電気負荷5の消費電力値における予測変動パターンのグラフ図を用いて、上述した「経済優先処理」および「通常処理」について説明する。なお、ここでは期間T1が7:30〜21:30(14時間)に設定されており、ステップS1において経済優先モードが設定され、蓄電池31の残容量値W2が容量閾値W3以上であり、かつ走行計画がない場合とする。また、比率閾値R2が25%に設定されているとする。
図5に示す例では、電気負荷5の消費電力値が最低電力値W1となる期間T2が7:30〜15:00までの7.5時間であるので、比率R1が53%(=7.5/14)となる。また、図6に示す例では、電気負荷5の消費電力値が最低電力値W1となる期間T2が10:00〜15:00までの5時間であるので、比率R1が35%(=5/14)となる。したがって、図5および6に示す例では、比率R1が比率閾値R2(25%)以上であるので、最少数X1の変換ユニット11で電力変換部110が構成される。そして、期間T1の間は電力変換部110の出力電力(最少数X1の変換ユニット11の出力電力が合わされた電力)が電気負荷5に供給される。さらに、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)は、期間T1内において、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えられる。
このように、本実施形態の電力変換装置10は、最低電力値W1を出力するために必要な最少数X1の変換ユニット11で構成される電力変換部110を稼働させる。したがって、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)は、電力変換効率が比較的高い領域で常に稼働することとなるので、電力変換効率の向上が図られ、蓄電池31の電力を有効活用することができる。また、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)は、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えられるので、各変換ユニット11の累積稼働時間が平均化され、電力変換装置10の長寿命化を図ることができる。
なお、本実施形態では、期間T1内は最少数X1の変換ユニット11のみを稼働させるように構成している。しかし、電気負荷5の消費電力値が最低電力値W1よりも大きい時間において、電力変換部110を構成する変換ユニット11の個数を増加してもよい。
一方、図7に示す例では、電気負荷5の消費電力値が最低電力値W1となる期間T2が9:00〜12:00までの3時間であるので、比率R1が21%(=3/14)となる。したがって、図7に示す例では、比率R1が比率閾値R2(25%)未満であるので、通常処理が行われ、期間T1の間はすべての変換ユニット11が稼働され、すべての変換ユニット11の出力電力が合わされた電力が電気負荷5に供給される。ここで、比率R1が比率閾値R2未満であるということは、例えばユーザの在宅時間が長く電気負荷5が使用されている期間が長いことを示している。このような場合は、電気負荷5の消費電力値が比較的大きくなるので、全ての変換ユニット11を稼働させた場合であっても、電力変換効率が比較的高い領域で稼働させることができ、さらに、電気負荷5への電力供給量も大きくなる。したがって、通常処理を行った場合であっても蓄電池31の電力を有効活用することができる。
なお、本実施形態では、2つの変換ユニット11で電力変換部110を構成する例を用いて説明したが、2つに限定せず、最少数X1が1つまたは3つ以上であってもよい。
また、本実施形態では、現在の電力変換部110が異なる電力変換部110に、その異なる電力変換部110がその現在の電力変換部110と一致しないように、切り替えられる。したがって、各変換ユニット11の連続稼働時間が短縮され、各変換ユニット11の温度上昇を抑制することができるので、各変換ユニット11の長寿命化を図ることができる。
また、現在の電力変換部110が複数の変換ユニット11で構成される場合、制御部13は、現在の電力変換部110を異なる電力変換部110に、その異なる電力変換部110の一部がその現在の電力変換部110の一部と一致するように、切り替える構成でもよい。例えば、最少数X1が「4」であり、変換ユニット111〜114で電力変換部110を構成している場合、制御部13は、その電力変換部110を変換ユニット113〜116に切り替えて異なる電力変換部110を構成する。このように構成することによって、変換ユニット11の切り替えタイミングにおいて、一部の変換ユニット11の稼働を継続させることができ、電気負荷5への電力供給が途切れることを防止することができる。
さらにまた、本実施形態では、期間T1内において電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えている。これにより、各変換ユニット11の連続稼働時間が短縮され、各変換ユニット11の温度上昇を抑制することができるので、各変換ユニット11の長寿命化を図ることができる。なお、各変換ユニット11の切り替えタイミングは、上記に限定せず、例えば、制御部13は、1日ごとに電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えるように構成してもよい。これにより、各変換ユニット11が停止している状態で各変換ユニット11を切り替えることができるので、各変換ユニット11の切り替えを容易に行うことができる。
さらに本実施形態では、期間T1内において複数の変換ユニット11それぞれの稼働時間が互いに均等となるように電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに順に切り替えている。これにより、各変換ユニット11の累積稼働時間が均等化されるので、電力変換装置10の長寿命化を図ることができる。
なお、本実施形態では、電気自動車に搭載された蓄電池31を直流電源として用いているが、燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle)に搭載された燃料電池を直流電源として用いてもよい。また、電力変換装置10は、V2Hシステムの使用に限定せず、定置型の蓄電池、燃料電池などを直流電源として用いてもよい。
(実施形態2)
本実施形態の電力変換装置10およびそれを備える電力変換システム1のブロック構成図を図8に示す。
本実施形態の電力変換装置10は、実施形態1の電力変換装置10の構成に加えて、温度検出部17を備えている。なお、実施形態1の電力変換装置10と同様の構成には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態1では、現在稼働中の変換ユニット11が稼働を開始してからの経過時間T3が、時間閾値T4以上となった場合に、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに切り替える(図4のステップS11,S12参照)。一方、本実施形態では、現在稼働中の変換ユニット11の温度が温度閾値以上となった場合に、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに切り替える。
温度検出部17は、変換ユニット11それぞれの温度を検出し、検出結果を制御部13に出力するように構成される。なお、温度検出部17は、各変換ユニット11の温度を直接測定する構成であってもよいし、各変換ユニット11の周囲温度を測定し、この周囲温度に基づいて各変換ユニット11の温度を算出する構成であってもよい。
制御部13は、電力変換部110を構成している最少数X1の変換ユニット11の温度と温度閾値とを比較する。そして、最少数X1の変換ユニット11の温度が温度閾値以上である場合に、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに切り替える。本実施形態では、制御部13は、ステップS10(図4参照)において電力変換部110を稼働させた後、現在稼働中の変換ユニット11の温度と温度閾値とを比較する。そして、制御部13は、稼働中の変換ユニット11の温度が温度閾値に達するまで、稼働中の電力変換部110を構成する変換ユニット11の稼働を継続する。稼働中の変換ユニット11の温度が温度閾値以上となった場合、制御部13は、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を、複数の変換ユニット11の中の最少数X1の何れかに切り替える。なお、経済優先処理における他の処理は、実施形態1で説明したステップS4〜S10、S12〜S14の処理と同一であるので説明を省略する。
このように、本実施形態では、制御部13は、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)の温度が温度閾値以上である場合、電力変換部110を別の電力変換部110に切り替える。これにより、電力変換部110を構成する変換ユニット11の出力電力が上限付近となる場合であっても、変換ユニット11が高温となる前に切り替えることができるので、各変換ユニット11の長寿命化を図ることができる。また、電力変換部110を構成する変換ユニット11の出力電力が低い場合は、変換ユニット11の温度が温度閾値に達するまでの時間が長くなるので、変換ユニット11の切り替え間隔も長くなり、各変換ユニット11の長寿命化を図ることができる。
また、電力変換部110を構成する変換ユニット11の出力電力が低い場合、変換ユニット11の連続稼働時間が経過しても変換ユニット11の温度が閾値温度に達しない可能性がある。そこで、制御部13は、変換ユニット11が稼働を開始してからの経過時間T3が時間閾値T4に達すると、変換ユニット11を切り替えるように構成してもよい。これにより、各変換ユニット11の連続稼働時間の長時間化が防止され、さらに各変換ユニット11の累積稼働時間も平均化され、電力変換装置10の長寿命化を図ることができる。
さらにまた、経過時間T3は、連続時間に限定せず、非連続の積算時間であってもよい。例えば、経過時間T3が時間閾値T4に達する前に期間T1が終了した場合、経過時間T3のカウントを一時停止する。そして、制御部13は、電力変換部110(最少数X1の変換ユニット11)を切り替えないで翌日に継続し、翌日に期間T1の開始時に経過時間T3のカウントを再開する。これにより、各変換ユニット11の切り替え回数が低減し、各変換ユニット11の長寿命化を図ることができる。
上記の最良の形態および/または他の実施例であると考えられるものについて説明したが、種々の改変がなされてもよく、本明細書で開示される主題は種々の形態および実施例で実施されてもよく、そしてそれらは多数のアプリケーションに適用されてもよいものであり、その最適の幾つかが本明細書に記載されている。以下の特許請求の範囲によって、本教示の真の範囲内に入る任意およびすべての修正および変形を請求するものである。

Claims (9)

  1. 第1の電路と第2の電路との間に設けられ、前記第1の電路を介して直流電源から供給される直流電力を所定の電力に変換し前記第2の電路を介してその変換した電力を電気負荷に出力するように構成される複数の変換ユニットと、
    所定期間における前記電気負荷の消費電力値のうち最も低い値を最低電力値として予測するように構成される予測部と、
    前記所定期間において、前記複数の変換ユニットのうち、前記最低電力値を出力するために必要な最少数の変換ユニットで構成される電力変換部を稼働させることで、前記電力変換部を構成する前記最少数の変換ユニットの出力電力を合わせた電力を前記電気負荷に供給させるように構成される制御部とを備え、
    前記制御部は、前記電力変換部を構成する前記最少数の変換ユニットを、前記複数の変換ユニットの中の最少数の何れかに順に切り替えるように構成されている
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記制御部は、前記電力変換部としての現在の電力変換部を、複数の変換ユニット11の中の最少数の何れかで構成される異なる電力変換部に、その異なる電力変換部がその現在の電力変換部と一致しないように、切り替える
    ことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記現在の電力変換部は、前記複数の変換ユニットのうちの2以上の変換ユニットで構成され、
    前記制御部は、前記現在の電力変換部を前記異なる電力変換部に、その異なる電力変換部の一部がその現在の電力変換部の一部と一致するように、切り替える
    ことを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  4. 前記制御部は、前記所定期間内において、前記電力変換部を、前記複数の変換ユニットの中の最少数の何れかに順に切り替える
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の電力変換装置。
  5. 前記制御部は、前記所定期間内において前記複数の変換ユニットそれぞれの稼働時間が互いに均等となるように前記電力変換部を、前記複数の変換ユニットの中の最少数の何れかに順に切り替える
    ことを特徴とする請求項4記載の電力変換装置。
  6. 前記制御部は、前記電力変換部を構成する前記変換ユニットの温度が温度閾値以上である場合、前記変換ユニットを、前記複数の変換ユニットの中の最少数の何れかに切り替える
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記電気負荷は、ゼロよりも大きい可変の消費電力で動作することになることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記複数の変換ユニットの各々は、前記複数の変換ユニットの一部が前記電気負荷の可変の消費電力における下限の消費電力を供給できる出力電力値の上限を持つことを特徴とする請求項7記載の電力変換装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか1項に記載の電力変換装置と、
    前記電気負荷の消費電力値を前記電力変換装置に出力するように構成される値出力部とを備える
    ことを特徴とする電力変換システム。
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